JP2002144438A - 防火用熱膨張ウレタンシートの製造方法及び防火用熱膨張ウレタンシート - Google Patents

防火用熱膨張ウレタンシートの製造方法及び防火用熱膨張ウレタンシート

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JP2002144438A
JP2002144438A JP2000349894A JP2000349894A JP2002144438A JP 2002144438 A JP2002144438 A JP 2002144438A JP 2000349894 A JP2000349894 A JP 2000349894A JP 2000349894 A JP2000349894 A JP 2000349894A JP 2002144438 A JP2002144438 A JP 2002144438A
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weight
urethane sheet
heat
thermal expansion
foam
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Tamaki Kamanaka
環 鎌中
Mikiya Takashima
幹也 高嶋
Kenichi Yanagisawa
健一 柳沢
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Toyo Quality One Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、軽量かつ可撓性を有し、貫通部材又
は貫通孔壁と貫通孔部材との間隙への施工時の取扱性に
優れた防火用熱膨張ウレタンシートの製造方法及び防火
用熱膨張ウレタンシートを得ることを課題とする。 【解決手段】少なくとも、ポリオール、有機イソシアネ
ート、発泡剤、熱膨張性グラファイト、触媒、整泡剤、
難燃剤を攪拌混合・発泡して得られる、熱膨張性グラフ
ァイトの含有率が3〜35重量%であるウレタンフォー
ムを加熱圧縮成形することを特徴とする防火用熱膨張ウ
レタンシートの製造方法及び防火用熱膨張ウレタンシー
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防火用熱膨張ウレ
タンシートの製造方法及び防火よう熱膨張ウレタンシー
トに関する。詳しくは、本発明は、建築物の壁、床、天
井などに通っている貫通孔の孔壁とその中を貫通する電
線ケーブル、給排水管などの貫通部材との間に配設さ
れ、火災発生時にはその炎熱又は火炎等を受けて膨張す
ることにより貫通孔を塞ぎ、延焼を防ぐ材料として使用
される防火用熱膨張ウレタンシートの製造方法及び防火
用熱膨張ウレタンシートに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、建築基準法などにおいて、
建築物の貫通孔の孔壁と貫通部材の間隙は不燃材料で埋
め戻すことになっており、この法令に基づき従来よりさ
まざまな延焼防止構造が提案されている。
【0003】その代表的なものがロックウールやセメン
トモルタル、耐火パテなどの不燃材料を上述した間隙に
充填したものである。しかし、不燃材料がロックウール
の場合、ガラス細片が作業者の肌に付着したり、周囲に
飛散して環境を悪化させる。また、その施工には相当の
時間を要する。更に、その自重により沈みこんでしまう
ため、隙間なく充填するのは困難である。
【0004】一方、セメントモルタルや耐火パテにおい
ても、その硬化・乾燥収縮により亀裂が発生し、防火機
能を確保できないという問題がある。これらの技術にお
いてはその作業性の悪さ及び増設や引き換え時の施工が
難しいこと、充填状況の確認を行なえないこと、また施
工の良否により防火特性が大幅に変わってしまうという
最大の難点を持っている。
【0005】ところで、上述のような欠点を解消するた
めに延焼防止塗料・延焼防止シートのようなものが開発
されてきている。具体的には、建築物の貫通孔を貫通す
るケーブル、配管などの貫通部材や鉄骨に直接塗布して
火炎時の熱による変形防止として使用したり、延焼防止
塗料または耐火性塗料を基材テープに塗布したものやゴ
ムやプラスチックへ熱膨張性グラファイトを単純に練り
こんだ延焼防止シートなどが知られている。しかし、こ
れらのシートは非発泡品の為、重量や硬さの問題からく
る貫通部材への巻きつけ施工時の取扱い性や炎熱又は火
炎による膨張時に膨張層が崩れてしまい、結果的に火炎
を遮断し延焼を防止することができないなどの問題点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこうした事情
を考慮してなされたもので、少なくとも、ポリオール、
有機イソシアネート、発泡剤、熱膨張性グラファイト、
触媒、整泡剤、難燃剤を攪拌混合・発泡して得られる、
熱膨張性グラファイトの含有率が3〜35重量%である
ウレタンフォームを加熱圧縮成形することにより、軽量
かつ可撓性を有し、貫通部材又は貫通孔壁と貫通孔部材
との間隙への施工時の取扱性に優れた防火用熱膨張ウレ
タンシートの製造方法及び防火用熱膨張ウレタンシート
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、可撓性の
代表格であるポリウレタンフォームを用いて、上述した
目的を有する防火用熱膨張シートを完成させるために鋭
意研究を行い、本発明を完成させるに至った。
【0008】周知のように、ポリウレタンフォームは可
燃性であり、この可燃性フォームを難燃化する技術は多
く開発されている。本出願人も特許第891214号、
特許第911520号や特開平6−49167において
難燃化されたポリウレタンフォームを提供している。ま
た、特開平2−105811においては、熱膨張性グラ
ファイトを混合したウレタンフォームが提供されてい
る。
【0009】しかし、これらのウレタンフォームはいず
れも難燃性には優れているものの体積膨張率が低く、た
とえ本願目的用途のような防火用熱膨張シートに使用し
たとしても貫通孔部材と貫通孔壁との間隙を塞ぐことが
できず、火災時の火炎の延焼をも遮断しえるようなもの
ではなかった。本発明はこうした背景から生まれたもの
である。
【0010】これら従来のウレタンフォームを火炎の延
焼をも遮断するような防火性能を有する膨張率の高いウ
レタンフォームとするために、単純にポリオール100
重量部に対する熱膨張性グラファイト配合量を倍量、例
えば50重量部以上と多量に添加してフォームを発泡形
成させようとしても、上記のような配合系では非常な高
粘度となり、通常の発泡機では攪拌もままならず、また
多量のグラファイトが発泡をも阻害するため、フォーム
の形成そのものが困難となってしまう。
【0011】そこで、通常の発泡機でも攪拌可能な配合
系、即ち熱膨張性グラファイト配合量をポリオール10
0重量部に対して50重量部以下でウレタンフォームを
混合発泡成形し、熱膨張性グラファイトの含有率が3〜
35重量%であるウレタンフォームを得て、その後密度
が90〜750kg/mとなるように加熱圧縮加工成
形することにより防火用熱膨張ウレタンシートを得る。
【0012】本願技術の特徴はこの加熱加圧成形により
ウレタンシート中の熱膨張性グラファイトの分散密度を
上げることもさる事ながら、加熱加圧成形することによ
り、火災時の炎熱または火炎を受けた際の熱膨張性グラ
ファイトの膨張を適度に抑制し形状を保持し得るシート
体とすることができるところに大きな利点がある。
【0013】この利点の作用については、詳細は分から
ないが、次のような理由によると考えられる。加熱加圧
成形によりウレタンフォームのセルがつぶされた際、部
分的に融着しその加熱加圧成形を終え、冷却された時に
仮止めされたような部分がウレタンシート内にできる。
その仮止めされたような部分は、炎熱または火炎を直接
受けることにより熱膨張性グラファイトが膨張していく
のに伴い徐々に外れていき、プレスによる歪方向への復
元及びウレタンフォームのセル骨格の伸び保持力により
適度に保持されながら膨張層を形成していく。このと
き、熱膨張性グラファイトの膨張力がウレタンシートの
セル骨格そのものの保持力を超えると形状を保持しきれ
ずに、膨張層は崩れてしまう。ここで、90kg/m
未満では火炎の延焼をも遮断しうるほどの膨張率が得ら
れず、750kg/mを超えて加熱加圧成形してしま
うと、熱膨張性グラファイトが膨張していく空隙がな
く、またウレタンフォームからは程遠く硬化した樹脂板
のようになって施工性が低下してしまうので、好ましく
は90〜700kg/mであり、450℃以上の加熱
で3倍以上の体積膨張率を示すのは100〜750kg
/mである。
【0014】また、この加熱加圧成形によりウレタンシ
ート中の熱膨張性グラファイトの分散密度を大幅に向上
させることができることも本発明の特徴であるが、本発
明において熱膨張性グラファイトの分散密度とは例えば
以下のようにして計算する。
【0015】ウレタンフォームが製造される際に配合さ
れる原料のうち、その合計重量より発泡剤の分の重量の
みを除いたものが全てウレタンフォームを構成している
と考えれば、ウレタンフォーム中の熱膨張性グラファイ
トの占める割合、即ち分散密度は、 ウレタンフォーム密度×{熱膨張性グラファイト重量部
/(全配合原料合計重量部−発泡剤重量部)} より算出される。よって、例えば、実施例1において、 全配合原料合計重量部=188.45 発泡剤(水)重量部=2.5 熱膨張性グラファイト重量部=25 ウレタンフォーム密度=50kg/m なので、熱膨張性グラファイトの分散密度は、 50×{25/(188.45−2.5)}=6.7k
g/m となる。
【0016】例えば、このフォーム密度50kg/
、分散密度6.7kg/mのウレタンフォーム
を、0.05m×1m×2m=0.1mにカットした
とき、このウレタンフォーム中には、6.7kg/m
×0.1m=0.67kgの熱膨張グラファイトが含
まれていることになる。
【0017】このウレタンフォームのカット品を1/1
0に加熱加圧成形したとき、サンプルは、0.005×
1×2=0.01mとなり、熱膨張性グラファイトの
重量は変わらないので、 0.67kg/0.01m=67kg/m となり、熱膨張性グラファイトの分散密度は大幅に向上
する。
【0018】また、この膨張層を更に長期にわたって保
持し効果的に延焼を防止するために難燃剤に縮合リン酸
エステル系難燃剤を使用することができる。熱膨張した
グラファイトの表面を覆うように溶け出しその膨張層を
一層強固に保持させることができる。
【0019】上述の技術により、熱膨張性グラファイト
の含有率が3〜35重量%であるウレタンフォームを得
て、その後密度が90〜750kg/mとなるように
加熱圧縮加工成形することにより防火用熱膨張ウレタン
シートを得ることができる。また、このようにして得ら
れたウレタンシートは軽量でかつ可撓性に優れているた
め、貫通部材へ直接巻き付けることができ、既存の防火
用シートに比べ施工性に優れている。
【0020】即ち、本願第1の発明は、少なくとも、ポ
リオール、有機イソシアネート、発泡剤、熱膨張性グラ
ファイト、触媒、整泡剤、難燃剤を攪拌混合・発泡して
得られる、熱膨張性グラファイトの含有率が3〜35重
量%であるウレタンフォームを加熱圧縮成形することを
特徴とする防火用熱膨張ウレタンシートの製造方法であ
る。ここで、熱膨張性グラファイトの含有率がウレタン
フォームの3重量%未満では膨張率が不足して防火の機
能として不十分であり、35重量%を越えると原料系の
粘性が上り攪拌しにくくなり、フォームの形成そのもの
も困難となる。
【0021】本願第2の発明は、前述した方法により得
られる密度が90〜750kg/m であることを特徴
とする防火用熱膨張ウレタンシートである。この際、こ
のシートは、450℃以上の温度で3倍以上の体積膨張
率を示すことが必要である。ここで、前記「温度」と
は、火災の場合の炎等による雰囲気温度を示し、3倍以
上の膨張率を有していないシートでは火災時の火炎を遮
断し延焼を防止できない。また、前記体積膨張率は、使
用部位の間隙の大きさにより任意に選定して使用する。
【0022】本発明による防火用熱膨張ウレタンシート
によれば、軽量でかつ可撓性を有しているので、施工性
に優れ、直接あるいは粘着加工された状態で貫通孔部材
へ巻き付けたり、目地材として使用したり、壁等の構造
体の空間に入れて充填させるなど様々な用途展開が可能
である。即ち、実際の使用目的に合わせて圧縮率を変
え、夫々の目的に対応した体積膨張率やシート厚みを持
つ熱膨張ウレタンシートを容易に提供することができる
ことは本発明の大きな利点である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る防火用熱膨張
ウレタンシートの製造方法及び防火用熱膨張ウレタンシ
ートついて更に詳しく説明する。本発明において、原料
成分としては、従来公知の原料を選択でき、発泡工程に
はワンショット法又はプレポリマー法のどちらを用いて
もよい。
【0024】(a)ポリオール類 本発明に使用されるポリオールとしては、通常軟質ウレ
タンフォームの製造されるものを使用でき、2以上の末
端ヒドロキシル基を有する化合物であり、ポリエーテル
ポリオール、ポリエステルポリオール、これら2種の共
重合物であるポリエーテルポリステルポリオール、ポリ
オール中でアクリロニトリルもしくはスチレンあるいは
両者の混合物を重合させて得られるいわゆるポリマーポ
リオールなどのポリオールなどが使用できる。ここで、
前記ポリオールは単独若しくは複数個混合して使用する
ことができる。
【0025】(b)有機イソシアネート 本発明において使用されるポリイソシアネートとして
は、公知のポリイソシアネートが使用できる。一般に
は、トリレンジイソシアネートが使用されるが、その異
性体即ち2,4−体と2,6−体の混合比が80:20
あるいは65:35(重量比)のものが低価格であり、
また実用性の点で好ましい。トリレンジイソシアネート
は、精製され純品あるいは粗製のものあるいはその混合
物が使用できる。
【0026】また、反応性を高めるためTDIと他のポ
リイソシアネートとの混合物が使用されるが、このTD
Iに混合される他のポリイソシアネートとしては例えば
ジフェニルメタンジイソシアネートの純品又は粗製物あ
るいはその混合物、ジフェニルジイソシアネート、クロ
ロフェニル−2,4−ジイソシアネート、p―フェニレ
ンジイソシアネート、キシリレンイソシアネート及びポ
リメチレンポリフェニレンイソシアネートが用いられ
る。
【0027】本発明において、上記ポリオールなどの活
性水素を有する化合物の全量に対するポリイソシアネー
トの使用量即ちイソシアネート指数(NCOインデック
ス)は、80〜130の範囲であるが、熱膨張性グラフ
ァイトの膨張を適度に抑制する樹脂強度をもたせるに
は、90〜115の範囲が好ましい。ここで、前記ポリ
イソシアネートは単独若しくは複数個混合して用いても
よい。
【0028】(c)発泡剤 発泡剤としては、一般に軟質ウレタンフォームに使用さ
れる公知の発泡剤である水あるいは低沸点を有する揮発
性液体が用いられる。低沸点を有する揮発性液体とは、
例えばトリクロロモノフルオロメタン、ジブロモフルオ
ロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロテトラ
フルオロメタン、モノクロロジフルオロメタン、トリフ
ルオロエチルブロミド、ジクロロメタンが挙げられる。
これらの発泡剤は単独あるいは複数個混合して使用する
ことができる。
【0029】(d)熱膨張性グラファイト 熱膨張性グラファイトは、従来公知公用のものを使用で
きるが、通常グラファイトの層間に存在する硫酸の他に
遊離硫酸を含有するため酸性を呈し、これがためにポリ
ウレタンフォームを形成する際、触媒を失活させ反応性
を低下させる。その結果、所望の反応時間で反応が進行
しなかったり、また得られたフォームの特性、例えば気
泡の成形具合、圧縮強度などの機械強度が低下する。
【0030】この問題は、失活する触媒量に見合った触
媒を新たに追加することにより解決することがある程度
可能である。しかしながら、前記の触媒を追加する方法
では、ウレタン発泡システムの配合組成を変更すること
になり、作業工程が増加するため好ましくない。このた
め、上記熱膨張性グラファイトをアルカリ金属の水酸化
物など、塩基性物質により中和されたものを使用するの
が好ましい。
【0031】(e)重合触媒 触媒としては、この分野で常用している公知のものが使
用可能である。具体的には、ジブチル錫ラウレート、ジ
オクチル酸錫、オクチル亜鉛などの有機金属化合物系触
媒やトリエチルアミン、トリエチレンジアミン、N―メ
チルモルホリン、ジメチルアミノメチルフェノールなど
のアミン系触媒が挙げられる。また、反応性を調整する
ために樹脂溶液の混合後特定の時間に達してから触媒能
を発揮する遅延活性触媒も使用することができる。これ
らの触媒は単独で用いても併用してもよい。触媒の使用
量は、特に限定されず広範囲に変えることができるが、
通常ポリウレタンフォーム製造時に使用するポリオール
100重量部に対して0.1〜5.0重量部が好まし
く、特に0.5〜3.0重量部が好ましい。
【0032】(f)整泡剤 発泡体の気泡を均一にするための整泡剤としては、ポリ
ウレタンフォームの発泡剤に使用される公知のシリコー
ン系整泡剤があり、例えばポリジアルキルシロキサン、
またはポリシロキサン−ポリアルキレンオキサイドブロ
ック共重合体から選択されるが、本発明の目的を損なわ
ない限りのその種類及び使用量については制限はない。
ポリシロキサン−ポリアルキレンオキサイドブロック共
重合体を主体とする単独あるいは併用したシリコーン整
泡剤を用いる方が気泡をより均一にしやすいので好まし
い。また、その使用量は、ポリオール100重量部に対
して0.5〜5.0重量部、特に0.5〜2.0重量部
が好ましい。ここで、前記整泡剤は単独あるいはあるい
は複数個混合して使用してもよい。
【0033】(g)難燃剤 本発明における難燃剤としては、トリス(2−クロロエ
チル)フォスフェート、トリス(2,3−ジブロモプロ
ピル)フォスフェート等のリン酸エステル系難燃剤を用
いたときがもっとも好ましく、本発明における膨張層の
形状保持効果が最大限発揮される。また、その他にも、
難燃助剤として、従来公知の難燃剤の他、尿素、チオ尿
素、メラミンなどの有機質粉末あるいは金属水酸化物、
三酸化アンチモンなどの無機質粉末を併用してもよい。
ここで、前記難燃剤は単独若しくは複数個混合して用い
てもよい。
【0034】(h)その他の成分 また、その他の添加剤として、公知の顔料、帯電防止
剤、有機無機フィラー等、通常ウレタンフォームの発泡
時に配合されるものを必要に応じて用いることができ
る。
【0035】本発明においては、上記した原料を攪拌混
合・発泡させてウレタンフォームを得る。このとき、熱
膨張性グラファイトはポリオール100重量部に対して
10〜50重量部、好ましくは15〜30重量部とす
る。縮合リン酸エステル系難燃剤は、ポリオール100
重量部に対して5〜40重量部が好ましい。ここで、熱
膨張性グラファイトの配合割合がポリオール100重量
部に対して10重量部未満の場合、膨張効果が十分でな
く、また50重量部を超えると、粘度が著しく上昇し、
攪拌混合が困難となる。また、縮合リン酸エステル系難
燃剤の添加量がポリオール100重量部に対して5重量
部未満では、十分な難燃効果と膨張層形状保持性能が期
待できず、延焼防止材として使用できない。一方、前記
難燃剤の添加量が40重量部を超えると、フォーム形成
に支障をきたし、また膨張層形状保持性能効果も大きく
変わらない。前記難燃剤の添加量は、8〜30重量部が
より好ましい。
【0036】上記のようにして得られたウレタンフォー
ムは、炎熱又は火炎により膨張し縮合リン酸エステルと
相俟って優れた難燃性及び形状保持能を有しているもの
の膨張率が低く、本発明の貫通孔や建築構造物の空間へ
充填しても貫通孔壁との間隙を塞ぐことができず、火炎
時の火炎を遮断し得るようなものではなかったので延焼
防止用途には不十分であった。そこで、本ウレタンフォ
ームを更に圧縮加工成形することによってそのウレタン
シート中の熱膨張性グラファイトの分散密度を大幅に向
上し得、防火用熱膨張ウレタンシートとして初めて有用
に使用しうるものとなる。
【0037】上述した技術により、少なくとも、ポリオ
ール、有機イソシアネート、発泡剤、熱膨張性グラファ
イト、触媒、整泡剤、難燃剤を攪拌混合・発泡して得ら
れる、熱膨張性グラファイトの含有率が3〜35重量%
であるウレタンフォームを得て、その後密度が90〜7
50kg/mとなるように加熱圧縮加工成形すること
により防火用熱膨張ウレタンシートを得ることができ
る。また、加熱加圧成形したものであっても軽量かつ可
撓性を有しているため、貫通孔部材へ直接巻き付ける等
の施工性に非常に優れている。更に、実際の使用目的に
合せて圧縮成形条件を変え、夫々の使用目的に対応した
体積膨張率やシート厚みを持つ防火用熱膨張ウレタンシ
ートを容易に得ることができる。このようにして得られ
る防火用熱膨張ウレタンシートは、火炎を遮断し延焼を
防止するのに十分な体積膨張率と崩れにくい膨張層を有
している。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例について述べる。 (実施例1) 分子量4500、OH価36のポリエーテルポリオール(商品名:V−4701 、三菱化成ダウ社製) 100重量部 縮合リン酸エステル(商品名:UF−504、大八化学社製) 20重量部 熱膨張性グラファイト(商品名:SS−3N、住友ケミカル社製) 25重量部 水 2.5重量部 ジエタノールアミン(三井化学社製) 1.5重量部 トリエチレンジアミン(東ソー社製) 0.1重量部 ジブチルチンジラウレート(商品名:ネオスタンU−28、日東化成社製) 0.35重量部 シリコーン油(商品名:SRX−274C、東レ社製) 1.5重量部 トリレンジイソシアネート(商品名:T−80、三井化学社製)37.5重量部 上記原料のうち、予めポリエーテルポリオールに、縮合
リン酸エステル及び熱膨張性グラファイトを十分混合攪
拌し、これに残りの配合原料を混合攪拌し、ワンショッ
ト法にてフォームを成形した。
【0039】得られたウレタンフォームは、密度50k
g/m,熱膨張性グラファイトの分散密度6.7kg
/mで均一な気泡を有し、引張り強さは98kPa、
圧縮残留歪みは8%であった。
【0040】このウレタンフォームを5mm×50mm
×50mmにカットし、450℃の炉にて30分加熱し
たところ、体積膨張率は1.8倍であり、十分な膨張率
は得られなかったが、20mm×50mm×50mmの
カット品を200℃で1分間1/4に加熱加圧成形した
5mm品,密度200kg/m(熱膨張性グラファイ
トの分散密度26.8kg/m)を用い、同条件で加
熱したところ、体積膨張率は5.5倍となり、膨張層の
形状特性も良好であった。
【0041】また、25mm×50mm×50mmにカ
ットした同じウレタンフォームを200℃で1分間1/
10に加熱加圧成形した2.5mm品,密度500kg
/m (熱膨張性グラファイトの分散密度67.0kg
/m)を用いて同条件で加熱したところ、体積膨張率
は10.7倍となり、膨張層の形状保持性も良好であっ
た。
【0042】 (実施例2) 分子量3000、OH価56のポリエーテルポリオール(商品名:MN−305 0K、三井化学社製) 100重量部 縮合リン酸エステル(商品名:UF−504、大八化学社製) 15重量部 熱膨張性グラファイト(商品名:SS−3N、住友ケミカル社製) 28重量部 水 4.5重量部 トリエチレンジアミン(東ソー社製) 0.1重量部 ジエタノールアミン(三井化学社製) 0.2重量部 ジブチルチンジラウレート(商品名:ネオスタンU−28、日東化成社製) 0.3重量部 シリコーン油(商品名:SRX−274C、東レ社製) 1.4重量部 トリレンジイソシアネート(商品名:T−80、三井化学社製)59.0重量部 上記原料を実施例1と同様に攪拌混合し発泡成形したと
ころ、密度30kg/m、引張り強さ100kPa、
圧縮残留歪み8%、熱膨張性グラファイトの分散密度
4.1kg/mの軟質ウレタンフォームを得た。
【0043】このウレタンフォームを5mm×50mm
×50mmにカットし、800℃のバーナーで15分加
熱したところ、体積膨張率は1.5倍であり、同フォー
ムを50mm×50mm×50mmにカットした後、2
00℃で1分間熱プレスして1/10に圧縮成形し、厚
さ5mm品,密度300kg/m(熱膨張性グラファ
イトの分散密度41kg/m)にした。この熱プレス
成形品を800℃のバーナーで15分加熱したところ、
膨張率は6.3倍となった。
【0044】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、少
なくとも、ポリオール、有機イソシアネート、発泡剤、
熱膨張性グラファイト、触媒、整泡剤、難燃剤を攪拌混
合・発泡して得られる、熱膨張性グラファイトの含有率
が3〜35重量%であるウレタンフォームを加熱圧縮成
形することにより、軽量かつ可撓性を有し、貫通部材又
は貫通孔壁と貫通部材との間隙への施工時の取扱性に優
れ、火炎を遮断し延焼を防止するのに十分な体積膨張率
と崩れにくい膨張層を有する防火用熱膨張ウレタンシー
トの製造方法及び防火用熱膨張ウレタンシートを提供で
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/521 C08K 5/521 C08L 75/04 C08L 75/04 E04B 1/94 E04B 1/94 U //(C08G 18/32 (C08G 18/32 101:00) 101:00) B29K 75:00 B29K 75:00 B29L 7:00 B29L 7:00 (72)発明者 柳沢 健一 埼玉県川越市下小坂328−2 株式会社東 洋クオリティワン川越工場研究所内 Fターム(参考) 2E001 DE04 FA03 FA11 FA14 GA24 GA82 HD03 JA00 JD01 JD02 4F212 AA31 AB02 AG01 AG20 UA09 UA15 UB01 UG02 UW06 UW21 UW23 UW26 4J002 CK021 CK031 CK041 CP032 CP182 DA026 EW057 FD130 FD137 FD202 GL00 GQ01 4J034 BA02 BA03 CA04 CB03 CC08 CC09 DA01 DB04 DF01 DG01 HA07 HA11 HC12 HC52 HC61 HC71 HC73 KA01 KB02 KB05 KC08 KC17 KD12 KE03 MA02 NA02 QC01 QC08 RA10 RA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、ポリオール、有機イソシア
    ネート、発泡剤、熱膨張性グラファイト、触媒、整泡
    剤、難燃剤を攪拌混合・発泡して得られる、熱膨張性グ
    ラファイトの含有率が3〜35重量%であるウレタンフ
    ォームを加熱圧縮成形することを特徴とする防火用熱膨
    張ウレタンシートの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記難燃剤としてリン酸エステル系難燃
    剤を形状保持剤として用いることを特徴とする請求項1
    記載の防火用熱膨張ウレタンシートの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1若しくは2記載の方法により得
    られる密度が90〜750kg/mであることを特徴
    とする防火用熱膨張ウレタンシート。
  4. 【請求項4】 450℃以上の温度で3倍以上の体積膨
    張率を示すことを特徴とする請求項3記載の防火用熱膨
    張ウレタンシート。
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