JPS6024853Y2 - 雨戸付き出窓 - Google Patents
雨戸付き出窓Info
- Publication number
- JPS6024853Y2 JPS6024853Y2 JP14723780U JP14723780U JPS6024853Y2 JP S6024853 Y2 JPS6024853 Y2 JP S6024853Y2 JP 14723780 U JP14723780 U JP 14723780U JP 14723780 U JP14723780 U JP 14723780U JP S6024853 Y2 JPS6024853 Y2 JP S6024853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- window
- bay window
- door
- front window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Grates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は雨戸付き出窓の改良に関する。
即ち従来考えられた雨戸付き出窓は第9図のように建屋
Aから突出する出窓本体Bの袖部外に雨戸の専用戸袋C
を張り出して設け、雨戸をこの戸袋Cから出窓本体Bの
前面窓部に引き出す構造のもので、戸袋Cの重量を出窓
本体Bによって負担するのみでは強度上問題を生じるた
め戸袋Cを建屋外壁りに固定している。
Aから突出する出窓本体Bの袖部外に雨戸の専用戸袋C
を張り出して設け、雨戸をこの戸袋Cから出窓本体Bの
前面窓部に引き出す構造のもので、戸袋Cの重量を出窓
本体Bによって負担するのみでは強度上問題を生じるた
め戸袋Cを建屋外壁りに固定している。
それ故戸袋Cと建屋外壁りとの連結構造が必要で出窓構
造が複雑化し且つ出窓の取付は作業が煩雑化すると共に
、建屋外壁りを傷めることとなっている。
造が複雑化し且つ出窓の取付は作業が煩雑化すると共に
、建屋外壁りを傷めることとなっている。
又、戸袋Cを建屋外壁りに固定する関係上該戸袋Cを建
屋外壁りに至る大型物とせねばならず、外観の意匠的美
感に劣り、戸袋内部のスペース処理が問題となっていた
。
屋外壁りに至る大型物とせねばならず、外観の意匠的美
感に劣り、戸袋内部のスペース処理が問題となっていた
。
更に室内から戸袋Cまでの距離が長く雨戸の引き出し、
押しこみ操作が不便となっていた。
押しこみ操作が不便となっていた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、その一実施
例を第1図乃至第6図の図面に基づき説明すると、出窓
本体1には平面視において中央部から両袖部にかけて突
出量が漸次減少する凸曲状(弓形状)の前面窓部2が形
成され、左右両側の方立3,3と、前面窓部2の凸曲形
状に合わせて弯曲せしめた上下の横枠4,5とを連結し
て前面窓部2の窓枠が構成され、この窓枠3.4.5内
に、同じ曲率に湾曲した固定障子6と引戸障子7.7と
網戸8,8を嵌装して上記前面窓部2が構成されている
。
例を第1図乃至第6図の図面に基づき説明すると、出窓
本体1には平面視において中央部から両袖部にかけて突
出量が漸次減少する凸曲状(弓形状)の前面窓部2が形
成され、左右両側の方立3,3と、前面窓部2の凸曲形
状に合わせて弯曲せしめた上下の横枠4,5とを連結し
て前面窓部2の窓枠が構成され、この窓枠3.4.5内
に、同じ曲率に湾曲した固定障子6と引戸障子7.7と
網戸8,8を嵌装して上記前面窓部2が構成されている
。
尚、上下の横枠4,5と立方3との連結による窓枠組立
てのために第6図に示すように方立3内に長尺連結ボル
ト9を挿通させて、該連結ボルト9の上下端を上下横枠
4,5に透孔10,10を通して突入させ、北路の突入
端部をナツト11,11で着している。
てのために第6図に示すように方立3内に長尺連結ボル
ト9を挿通させて、該連結ボルト9の上下端を上下横枠
4,5に透孔10,10を通して突入させ、北路の突入
端部をナツト11,11で着している。
また上下の横枠4,5には、第4図に示すように各々屋
根板17及び外板18がビスa、 b等により固着され
ると共に画板17.18のそれぞれの裏側に補強骨枠2
1,23が溶接等により固着され、各補強骨組21.2
3と建屋16とをそれぞれ支持金物20.22で連結し
て出窓本体1を支持している。
根板17及び外板18がビスa、 b等により固着され
ると共に画板17.18のそれぞれの裏側に補強骨枠2
1,23が溶接等により固着され、各補強骨組21.2
3と建屋16とをそれぞれ支持金物20.22で連結し
て出窓本体1を支持している。
そして天井側に天板12が、床面側に地板13が、また
壁側には側板14及び外板19(第2図)がそれぞれ取
付けられ、これら各板12,13.14で囲繞される部
分が出窓内空間部15である。
壁側には側板14及び外板19(第2図)がそれぞれ取
付けられ、これら各板12,13.14で囲繞される部
分が出窓内空間部15である。
このように構成された出窓本体1の前面窓部2では窓枠
3.4.5のうち上下の横枠4,5にこれら横枠4,5
と一体成形により、あるいは別部材を連結することによ
って平面視弓状に突出する雨戸用レール24.25が設
けられ、この雨戸用レール24,25レ一ル溝幅より厚
みの狭い幅の横断面直線状、即ち通常の平板状の雨戸2
8が複数側底め込まれており、さらに各雨戸用レール2
4.25(Z)両端部は、第2図に示すように出窓本体
1の袖部から漸次建屋外壁16aに近接するように延長
され、この上下の雨戸用レール延長部24a、25aに
戸袋26が形成される。
3.4.5のうち上下の横枠4,5にこれら横枠4,5
と一体成形により、あるいは別部材を連結することによ
って平面視弓状に突出する雨戸用レール24.25が設
けられ、この雨戸用レール24,25レ一ル溝幅より厚
みの狭い幅の横断面直線状、即ち通常の平板状の雨戸2
8が複数側底め込まれており、さらに各雨戸用レール2
4.25(Z)両端部は、第2図に示すように出窓本体
1の袖部から漸次建屋外壁16aに近接するように延長
され、この上下の雨戸用レール延長部24a、25aに
戸袋26が形成される。
この戸袋26では雨戸用レール延長部24a。
25aに第5図の如くL字状の継板27が接続されて該
戸袋26の幅を拡幅して複数枚(図面では2枚)の雨戸
28の収納に備えている。
戸袋26の幅を拡幅して複数枚(図面では2枚)の雨戸
28の収納に備えている。
又、雨戸用レール延長部24a、25aの端部同士は竪
枠29で連結するが、この竪枠29の内面には雨戸ガイ
ド面29aを設けて、戸袋26に押しこまれた雨戸28
が該雨戸ガイド面29aに接当する時に該雨戸28を雨
戸ガイド面29aに沿って戸袋26の内奥方向(建屋側
)に滑らせるように構成している。
枠29で連結するが、この竪枠29の内面には雨戸ガイ
ド面29aを設けて、戸袋26に押しこまれた雨戸28
が該雨戸ガイド面29aに接当する時に該雨戸28を雨
戸ガイド面29aに沿って戸袋26の内奥方向(建屋側
)に滑らせるように構成している。
又、戸袋26の上下には屋根板17および外板18を延
出して、雨戸用レール延長部24a、25aを第4図の
a点、b点に示す同じ構造で支持している。
出して、雨戸用レール延長部24a、25aを第4図の
a点、b点に示す同じ構造で支持している。
更に戸袋26内では方立3の上下2箇所に略コ字状の係
止駒30,30が設けられる。
止駒30,30が設けられる。
かく構成された雨戸付き出窓では、雨戸28・・・を雨
戸用レール24.25に嵌装した状態で前面窓部2の窓
障子7,1を開けて室内側から手を出し、戸袋26から
雨戸28・・・を引き出したり、収納したりする。
戸用レール24.25に嵌装した状態で前面窓部2の窓
障子7,1を開けて室内側から手を出し、戸袋26から
雨戸28・・・を引き出したり、収納したりする。
特に雨戸28を収納する時、雨戸28を戸袋26内に押
し入れると該雨戸28が雨戸ガイド面29aに接当する
ことにより戸袋26の内奥に滑走して押しこまれ、次に
雨戸28の端を係止駒30,30に係止させることによ
り該雨戸28が戸袋26の内奥に完全収納される。
し入れると該雨戸28が雨戸ガイド面29aに接当する
ことにより戸袋26の内奥に滑走して押しこまれ、次に
雨戸28の端を係止駒30,30に係止させることによ
り該雨戸28が戸袋26の内奥に完全収納される。
この完全収納状態では係止駒30によって雨戸28が外
側に倒れることを阻止されているので、次の雨戸28を
戸袋26内に押しこむ際の邪魔とならず、従って第3図
のように2枚の雨戸28.28が戸袋26に良好に収納
される。
側に倒れることを阻止されているので、次の雨戸28を
戸袋26内に押しこむ際の邪魔とならず、従って第3図
のように2枚の雨戸28.28が戸袋26に良好に収納
される。
尚、第3図および第4図に示す31はシール材であって
、このシール材31によって建屋16と出窓本体1基部
との間のシールが完全になされている。
、このシール材31によって建屋16と出窓本体1基部
との間のシールが完全になされている。
第7図は本考案の他の実施例を示し、該実施例は出窓本
体1aの前面窓部2aを前面窓部中央方立32を頂点と
する平面視三角状の突出窓部とし、雨戸用レール24.
25を該前面窓部2aの突出形状に合わせて配設してい
る。
体1aの前面窓部2aを前面窓部中央方立32を頂点と
する平面視三角状の突出窓部とし、雨戸用レール24.
25を該前面窓部2aの突出形状に合わせて配設してい
る。
第8図は隅出窓に本考案を実施した例を示し、出窓本体
1bを建屋16のコーナ部に取付け、その前面窓部2b
を中空方立33を頂点とする平面視三角状の突出窓部と
している。
1bを建屋16のコーナ部に取付け、その前面窓部2b
を中空方立33を頂点とする平面視三角状の突出窓部と
している。
以上詳述したように本考案は、出窓本体の前面窓部の外
側上下部に該窓部と一体又は一体的に連設した雨戸用レ
ールを設け、此等雨戸用レールの両端部を前面窓部袖部
から延設し、この延設部に雨戸収納部を片持状態に形成
してなるものであるから極めて軽量且つ簡素な構造とな
り、且つ建屋外壁によって戸袋の重量を負担させる必要
がないから出窓の取付は作業が簡単である。
側上下部に該窓部と一体又は一体的に連設した雨戸用レ
ールを設け、此等雨戸用レールの両端部を前面窓部袖部
から延設し、この延設部に雨戸収納部を片持状態に形成
してなるものであるから極めて軽量且つ簡素な構造とな
り、且つ建屋外壁によって戸袋の重量を負担させる必要
がないから出窓の取付は作業が簡単である。
また雨戸を装備する出窓本体はその前面窓部を中央部か
ら両袖部にかけて突出量が漸次減少する略山形または弓
形状に形状され且つこの前面窓部に配した雨戸用レール
がさらに前面窓部袖部から漸次建屋外壁に近接するよう
に形成されているから、出窓特有の室外側突出量が多く
ても室内側から簡単に雨戸収納部に手を入れることがで
きて雨戸の開閉操作が容易となり、更には雨戸収納部が
必要以上に大型になることなく、雨戸を収納するのに適
した大きさのスペースに形成するとかできる。
ら両袖部にかけて突出量が漸次減少する略山形または弓
形状に形状され且つこの前面窓部に配した雨戸用レール
がさらに前面窓部袖部から漸次建屋外壁に近接するよう
に形成されているから、出窓特有の室外側突出量が多く
ても室内側から簡単に雨戸収納部に手を入れることがで
きて雨戸の開閉操作が容易となり、更には雨戸収納部が
必要以上に大型になることなく、雨戸を収納するのに適
した大きさのスペースに形成するとかできる。
更にまた出窓本体の前面窓部から雨戸収納部にかけて漸
次平面略弓形または山形に形成されるから外観上極めて
体栽の良い出窓になる。
次平面略弓形または山形に形成されるから外観上極めて
体栽の良い出窓になる。
図面は本考案にかかる雨戸付き出窓を示すもので、第1
図イ9口は雨戸の開閉状態を示す正面図、第2図は横断
面概略構成図、第3図は第2の要部を示す拡大図、第4
図は縦断側面図、第5図は第3図■−V線矢視切断図、
第6図は第3図■−■線矢視切断図、第7図および第8
図は応用例を示す概略平面図、第9図は従来の雨戸付き
出窓の一例を示す図である。 1、 1 a、 1 b=出窓本体、29 2a9
2b・・・・・・前面窓部、3. 4.5・・・・・・
窓枠、16a・・・・・・建屋外壁、24.25・・・
・・・雨戸用レール、24a、25a・・・・・・雨戸
用レール延設部、26・・・・・・雨戸収納部(戸袋)
。
図イ9口は雨戸の開閉状態を示す正面図、第2図は横断
面概略構成図、第3図は第2の要部を示す拡大図、第4
図は縦断側面図、第5図は第3図■−V線矢視切断図、
第6図は第3図■−■線矢視切断図、第7図および第8
図は応用例を示す概略平面図、第9図は従来の雨戸付き
出窓の一例を示す図である。 1、 1 a、 1 b=出窓本体、29 2a9
2b・・・・・・前面窓部、3. 4.5・・・・・・
窓枠、16a・・・・・・建屋外壁、24.25・・・
・・・雨戸用レール、24a、25a・・・・・・雨戸
用レール延設部、26・・・・・・雨戸収納部(戸袋)
。
Claims (1)
- 出窓本体の前面窓部がその中央部から両袖部にかけて突
出量が漸次減少する平面略山形または弓形状に形成され
、その前面窓部外側上下部に該窓部と一体又は一体的に
連設する雨戸用レールが設けられ、此等雨戸用レールの
両端部がさらに上記前面窓部袖部から漸次建屋外壁に近
接するように延設され、この延設部に雨戸収納部が形成
されてなる雨戸付き出窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14723780U JPS6024853Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 雨戸付き出窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14723780U JPS6024853Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 雨戸付き出窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5768886U JPS5768886U (ja) | 1982-04-24 |
JPS6024853Y2 true JPS6024853Y2 (ja) | 1985-07-25 |
Family
ID=29506764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14723780U Expired JPS6024853Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 雨戸付き出窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024853Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59132882U (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-05 | 株式会社丸八産業 | 弓形出窓 |
-
1980
- 1980-10-15 JP JP14723780U patent/JPS6024853Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5768886U (ja) | 1982-04-24 |
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