JPS60246506A - 導電ペ−スト - Google Patents
導電ペ−ストInfo
- Publication number
- JPS60246506A JPS60246506A JP10201784A JP10201784A JPS60246506A JP S60246506 A JPS60246506 A JP S60246506A JP 10201784 A JP10201784 A JP 10201784A JP 10201784 A JP10201784 A JP 10201784A JP S60246506 A JPS60246506 A JP S60246506A
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- thermal expansion
- resistivity
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は導電ペーストに関し、特に・ぐリスク、圧電体
、セラミ,クコンデンサなどのセラミ。
、セラミ,クコンデンサなどのセラミ。
ク電子部品の外部又は内部電極用として用いられる導電
ぜ一ストに関する。
ぜ一ストに関する。
近年、バリスタをはじめとするセラミック電子部品は、
積層構造とすることにより大容量化を図る傾向にあり、
これに伴ってその内部電極等の面積が増大している。こ
のため、セラミ。
積層構造とすることにより大容量化を図る傾向にあり、
これに伴ってその内部電極等の面積が増大している。こ
のため、セラミ。
ク電子部品の価格(d電極の材料コストで決定されると
いっても過言ではない。
いっても過言ではない。
ところで、従来、セラミック電子部品の電極に用いられ
る導電ペーストとしては Pd. Ag 。
る導電ペーストとしては Pd. Ag 。
Pd−Ag 、Ptなどの貴金属粉末を導電相とし、こ
れにバインダ、溶剤、ガラスフリ,トなどを混合したも
のが使用されている。こうした導電波−ストは10 ’
(Ω・cn+)オーダの抵抗率を有し、焼き付は時及び
使用時に酸化性雰囲気に強いという特長がある。
れにバインダ、溶剤、ガラスフリ,トなどを混合したも
のが使用されている。こうした導電波−ストは10 ’
(Ω・cn+)オーダの抵抗率を有し、焼き付は時及び
使用時に酸化性雰囲気に強いという特長がある。
しかし、大容量化を目的とした積層コンプ′/サ、積層
圧電体、積層バリスタ等の積層セラミック電子部品の内
部電極として用いた場合には、導電ペーストの熱膨張係
数がセラミツクスのそれと大きく異なるため、割れや反
りが生じ易いという欠点がある。また、導電被−ストを
構成する導電体は高価な貴金属のみよりなるため、大容
量化に伴う内部電極面積の増加によシ積層セラミック電
子部品のコストが著しく高騰するという欠点がある。
圧電体、積層バリスタ等の積層セラミック電子部品の内
部電極として用いた場合には、導電ペーストの熱膨張係
数がセラミツクスのそれと大きく異なるため、割れや反
りが生じ易いという欠点がある。また、導電被−ストを
構成する導電体は高価な貴金属のみよりなるため、大容
量化に伴う内部電極面積の増加によシ積層セラミック電
子部品のコストが著しく高騰するという欠点がある。
本発明は上記欠点を解消するためになされたものであり
、低い抵抗率を持ち、酸化性雰囲気に強く、熱膨張係数
が小さくセラミック磁気との接合性が良好で、しかも安
価な導電に一ストを提供し、ようとするものである。
、低い抵抗率を持ち、酸化性雰囲気に強く、熱膨張係数
が小さくセラミック磁気との接合性が良好で、しかも安
価な導電に一ストを提供し、ようとするものである。
本発明者らは導電性に優れた酸化物を種々検討した結果
、Labor、 5rCoO,系固溶体を導電体として
用い、これをペースト化することにより低い抵抗率を持
ち、熱膨張係数が小さく、酸化性雰囲気に強く、シかも
安価な導電ペーストが得られることを見出し、た。
、Labor、 5rCoO,系固溶体を導電体として
用い、これをペースト化することにより低い抵抗率を持
ち、熱膨張係数が小さく、酸化性雰囲気に強く、シかも
安価な導電ペーストが得られることを見出し、た。
すなわち本願第1の発明の導電イーストは、(La、−
xSrx) Coo3(但し、02≦X≦06)にて表
わされる導電性酸化物粉末を導電体として含有すること
を特徴とするものである。
xSrx) Coo3(但し、02≦X≦06)にて表
わされる導電性酸化物粉末を導電体として含有すること
を特徴とするものである。
本願第1の発明において、Xの範囲を0.2〜0.6の
範囲に限定したのけ、この範囲を逸脱すると、熱膨張係
数は小さいものの抵抗率が大きくなるためである。
範囲に限定したのけ、この範囲を逸脱すると、熱膨張係
数は小さいものの抵抗率が大きくなるためである。
また、本願第2の発明の導電被−ストは、20重量%以
上の(La1−X5rx) Coo、(但し、02くx
<0.6)にて表わされる導電性酸化物粉末(本願第1
の発明に用いられるもの)と、80重量%以下のAg、
PtもしくはPd又はこれらの合金のうち1種又は2種
以上との混合粉末を導電体として含有することを特徴と
するものである。
上の(La1−X5rx) Coo、(但し、02くx
<0.6)にて表わされる導電性酸化物粉末(本願第1
の発明に用いられるもの)と、80重量%以下のAg、
PtもしくはPd又はこれらの合金のうち1種又は2種
以上との混合粉末を導電体として含有することを特徴と
するものである。
本願第2の発明において、貴金属粉末の添加率を80重
量%以下としたのは、80重量%を超えると、抵抗率は
低下するものの熱膨張係数を増大させるうえに高価とな
るためである。
量%以下としたのは、80重量%を超えると、抵抗率は
低下するものの熱膨張係数を増大させるうえに高価とな
るためである。
以下、本発明の詳細な説明する。
実施例1〜5及び比較例1〜7
実施例1〜5及び比較例1〜6については、La2O3
、5rCO,及びCo COsを仮焼後に下記第1表に
示す組成となるように秤量、調合し、が−ルミルで均一
に混合した後、乾燥してアルミナルツボに入れ約110
0℃、3時間、大気中で仮焼し、更にゼールミルで粉砕
、混合した後、再び約1100℃、3時間、大気中で仮
焼した。つづいて、が−ルミルで粉砕、混合し、下記第
1表に示す組成の導電性酸化物粉末を得た。
、5rCO,及びCo COsを仮焼後に下記第1表に
示す組成となるように秤量、調合し、が−ルミルで均一
に混合した後、乾燥してアルミナルツボに入れ約110
0℃、3時間、大気中で仮焼し、更にゼールミルで粉砕
、混合した後、再び約1100℃、3時間、大気中で仮
焼した。つづいて、が−ルミルで粉砕、混合し、下記第
1表に示す組成の導電性酸化物粉末を得た。
得られた導電性酸化物粉末にテレピネオール、酢酸エチ
ル及びガラスフリットを加えて導電ペーストを作製した
。これらの導電ペーストをそれぞれスクリーンを用いて
アルミナ基板−ヒに印刷し、100℃で30分間予備乾
燥した後、大気中、700〜1000℃で30分間焼成
して導体層を形成した。
ル及びガラスフリットを加えて導電ペーストを作製した
。これらの導電ペーストをそれぞれスクリーンを用いて
アルミナ基板−ヒに印刷し、100℃で30分間予備乾
燥した後、大気中、700〜1000℃で30分間焼成
して導体層を形成した。
これら導体層についての直流四端子法で測定した抵抗率
及び熱膨張係数を下記第1表に示す。
及び熱膨張係数を下記第1表に示す。
なお、比較例7は従来のAgを導体とする〈−ストの測
定結果である。
定結果である。
実施例6〜13
下記第2表に示すように60重量%の貴金属粉末と40
重量%の(Lad−xSrx ) Coos粉末とを混
合し、テレピネオール、酢酸エチル及びガラスフリット
を加えて導電イーストを作製した後、上記と同様にして
アルミナ基板上に導体層を形成した。これら導体層につ
いての抵抗率及び熱膨張係数を下記第2表に示す。
重量%の(Lad−xSrx ) Coos粉末とを混
合し、テレピネオール、酢酸エチル及びガラスフリット
を加えて導電イーストを作製した後、上記と同様にして
アルミナ基板上に導体層を形成した。これら導体層につ
いての抵抗率及び熱膨張係数を下記第2表に示す。
実施例14〜16
下記第3表に示すようにAg粉末と(LI’0.5Sr
O,5)Co Os粉末とを配合率を変化させて混合し
、テレピネオール、酢酸エチル及びガラス7リノトを加
えて導電ペーストを作製した後、上記と同様にしてアル
ミナ基板上に導体層を形成した。これら導体層について
の抵抗率及び熱膨張係数を下記第3表に示す。
O,5)Co Os粉末とを配合率を変化させて混合し
、テレピネオール、酢酸エチル及びガラス7リノトを加
えて導電ペーストを作製した後、上記と同様にしてアル
ミナ基板上に導体層を形成した。これら導体層について
の抵抗率及び熱膨張係数を下記第3表に示す。
上記第1表から明らかなように導電性酸化物末(La1
−XSrX)CoO3を導体とする導電ベースは、x
= 0.51ではXの増加と共に抵抗率が少し、!=0
.5で最小となり、以後Xの増加ともに抵抗率が増加す
る。実施例1〜5は折率が10 (Ω・crR)オーダ
ーの低い値となるのにし、比較例1〜6はXが0.2〜
06の範囲をずれているので抵抗率が上昇し実用的では
な。また、熱膨張係数はアルミナ基板の熱膨張数(3〜
7X10/’C)とほぼ同等となってる。なお、比較例
7は従来の銀を導体とする電ペーストであり、抵抗率は
10 Ω・備と極め低いが、熱膨張係数が大きく割れや
反りが生ることがある。
−XSrX)CoO3を導体とする導電ベースは、x
= 0.51ではXの増加と共に抵抗率が少し、!=0
.5で最小となり、以後Xの増加ともに抵抗率が増加す
る。実施例1〜5は折率が10 (Ω・crR)オーダ
ーの低い値となるのにし、比較例1〜6はXが0.2〜
06の範囲をずれているので抵抗率が上昇し実用的では
な。また、熱膨張係数はアルミナ基板の熱膨張数(3〜
7X10/’C)とほぼ同等となってる。なお、比較例
7は従来の銀を導体とする電ペーストであり、抵抗率は
10 Ω・備と極め低いが、熱膨張係数が大きく割れや
反りが生ることがある。
また、上記第2表から明らかなように貴金属末と(La
1−XSrX)C003粉末の混合粉末を導とする導電
ペーストも10””5(Ω・α)オーダーあいは10−
4オーダーの低い抵抗率とアルミナのセラミック磁器と
同程度の熱膨張係数を有る。なお、実施例6〜10にお
いて (La4.−xSrX)Co03のXの値と導電に一ス
トの抵抗率との関係は実施例1〜5の場合と同様にx−
05で抵抗率が最小となっている。
1−XSrX)C003粉末の混合粉末を導とする導電
ペーストも10””5(Ω・α)オーダーあいは10−
4オーダーの低い抵抗率とアルミナのセラミック磁器と
同程度の熱膨張係数を有る。なお、実施例6〜10にお
いて (La4.−xSrX)Co03のXの値と導電に一ス
トの抵抗率との関係は実施例1〜5の場合と同様にx−
05で抵抗率が最小となっている。
更に、上記第3表から明らかなようにAgと(Lao、
5Sro、s )Codsとの配合率を変えた場合、熱
膨張係数は酸化物量の増加とともに減少し、セラミンク
磁器の熱膨張係数に近つく。この場合、貴金属(Ag)
粉末の配合率が80重量%を超えると、熱膨張係数が大
きくなり割れや反りが生じることがある。
5Sro、s )Codsとの配合率を変えた場合、熱
膨張係数は酸化物量の増加とともに減少し、セラミンク
磁器の熱膨張係数に近つく。この場合、貴金属(Ag)
粉末の配合率が80重量%を超えると、熱膨張係数が大
きくなり割れや反りが生じることがある。
なお、実施例9の導電ベース1をコンデンサ用B a
T i Os及びPZT系圧電ブザーにスクリーン印刷
した後、120℃で30分間乾燥し、更に大気中800
℃で30分間焼き付けて導体層を形成したところ、割れ
や反りもなく十分匁接着強度を示していることが確認さ
れた。
T i Os及びPZT系圧電ブザーにスクリーン印刷
した後、120℃で30分間乾燥し、更に大気中800
℃で30分間焼き付けて導体層を形成したところ、割れ
や反りもなく十分匁接着強度を示していることが確認さ
れた。
以上詳述した如く本発明によれば、抵抗率が小さく、セ
ラミック磁器との接合性が良好で、しかも安価であり、
特に積層タイプのセラミック電子部品の電極用として工
業的価値が極めて大きい導電ペーストを提供できるもの
である。
ラミック磁器との接合性が良好で、しかも安価であり、
特に積層タイプのセラミック電子部品の電極用として工
業的価値が極めて大きい導電ペーストを提供できるもの
である。
Claims (2)
- (1) (La、−XSrx) CaO2(但し、02
≦x<0.6)にて表わされる導電性酸化物粉末を導電
体として含有することを特徴とする導電波−スト。 - (2)20重fAl 1以上の(La1−xSrx)C
oos(但し、0.2<x≦0.6)にて表わされる導
電性酸化物粉末と、80重量%以下のAg 、 Ptも
しくはpt又はこわらの合金のうち1種又は2種以上と
の混合粉末を導電体として含有することを特徴とする導
電に一スト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201784A JPS60246506A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 導電ペ−スト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201784A JPS60246506A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 導電ペ−スト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60246506A true JPS60246506A (ja) | 1985-12-06 |
Family
ID=14315982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10201784A Pending JPS60246506A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 導電ペ−スト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60246506A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312422U (ja) * | 1989-06-22 | 1991-02-07 | ||
JP2014123610A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Noritake Co Ltd | 太陽電池用導電性ペースト組成物 |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP10201784A patent/JPS60246506A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312422U (ja) * | 1989-06-22 | 1991-02-07 | ||
JPH0749785Y2 (ja) * | 1989-06-22 | 1995-11-13 | 日本電気株式会社 | 積層セラミックコンデンサ |
JP2014123610A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Noritake Co Ltd | 太陽電池用導電性ペースト組成物 |
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