JPS60245852A - エンジンのバランス機構 - Google Patents
エンジンのバランス機構Info
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- JPS60245852A JPS60245852A JP59099302A JP9930284A JPS60245852A JP S60245852 A JPS60245852 A JP S60245852A JP 59099302 A JP59099302 A JP 59099302A JP 9930284 A JP9930284 A JP 9930284A JP S60245852 A JPS60245852 A JP S60245852A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- primary balancer
- center
- balancer
- cylinder
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0002—Cylinder arrangements
- F02F7/0019—Cylinders and crankshaft not in one plane (deaxation)
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/22—Compensation of inertia forces
- F16F15/26—Compensation of inertia forces of crankshaft systems using solid masses, other than the ordinary pistons, moving with the system, i.e. masses connected through a kinematic mechanism or gear system
- F16F15/264—Rotating balancer shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2173—Cranks and wrist pins
- Y10T74/2183—Counterbalanced
- Y10T74/2184—Vibration dampers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はls1次バラ/サーを有するエンジンのバラン
ス機構に関する。
ス機構に関する。
(従来技術)
l軸1次バランサーを有する従来エンジンでは、萬1図
に示すよう罠シリンダlの中心MACoがクランク軸8
の回転中心01と交わっている。2は1軸1次バランサ
ーであって、クランク軸8と平行例配置されると共に、
1対のギヤを介してクランク軸8に連動連結してお)、
クランク軸8と同速度でかつ逆方向に回転する。
に示すよう罠シリンダlの中心MACoがクランク軸8
の回転中心01と交わっている。2は1軸1次バランサ
ーであって、クランク軸8と平行例配置されると共に、
1対のギヤを介してクランク軸8に連動連結してお)、
クランク軸8と同速度でかつ逆方向に回転する。
ところが第1図のように1軸1次バランサー2を備えて
いる場合には、クランク軸回シのモーメントが高くなシ
、クランク軸と直角な平面内での回転振動が大きくなる
という不具合が生じる。
いる場合には、クランク軸回シのモーメントが高くなシ
、クランク軸と直角な平面内での回転振動が大きくなる
という不具合が生じる。
(発明の目的)
本発明の目的は、シリンダ中心線を1次バランサー側へ
偏心させることにょシ、1軸1次バランサーによ)生じ
るクランク軸回シのモーメントを低下させ、クランク軸
と直角な平面内における回転振動を低減させようとする
ことである。
偏心させることにょシ、1軸1次バランサーによ)生じ
るクランク軸回シのモーメントを低下させ、クランク軸
と直角な平面内における回転振動を低減させようとする
ことである。
(発明の構成)
本発明によるバランス機構は、クランク軸と同速でかつ
逆方向に回転するl軸1次バランサーを、クランク軸と
平行に備え、シリンダの中心線をクランク軸の回転中心
に対して1次バランサー側へ偏心させたことを特徴とし
ている。
逆方向に回転するl軸1次バランサーを、クランク軸と
平行に備え、シリンダの中心線をクランク軸の回転中心
に対して1次バランサー側へ偏心させたことを特徴とし
ている。
(実施例)
第2図において、10はピストン、11はシリンダ、1
2はクランク軸、18はコンロッドであシ、コンロッド
IBの大端部はクランクビン15に嵌合し、クランクビ
ン15はクランクウェブ16を介してクランク軸12に
連結している。クランクウェブ16にはカウンタバラン
サー17が形成されている。カウンタバランサー17の
重心C1はクランクビン15に対して1800の位相差
で位置している。
2はクランク軸、18はコンロッドであシ、コンロッド
IBの大端部はクランクビン15に嵌合し、クランクビ
ン15はクランクウェブ16を介してクランク軸12に
連結している。クランクウェブ16にはカウンタバラン
サー17が形成されている。カウンタバランサー17の
重心C1はクランクビン15に対して1800の位相差
で位置している。
111111次バランサー20はクランク軸12と平行
に配置されておシ、1対のギヤ(図示せず)によ)クラ
ンク軸12に連動連結し、クランク軸12と同速度でか
つ逆方向へ回転する。即ちクランク軸12は矢印A、方
向へ回転し、1次バランサー20は矢印A2方向へ回転
する。また1次バランサー20の回転中心02とクラン
ク軸12の回転中心Chk結ぶ線はシリンダ11の中心
線Coに対して直角である。
に配置されておシ、1対のギヤ(図示せず)によ)クラ
ンク軸12に連動連結し、クランク軸12と同速度でか
つ逆方向へ回転する。即ちクランク軸12は矢印A、方
向へ回転し、1次バランサー20は矢印A2方向へ回転
する。また1次バランサー20の回転中心02とクラン
ク軸12の回転中心Chk結ぶ線はシリンダ11の中心
線Coに対して直角である。
シリンダ中心11A Coはクランク軸12の回転中心
01に対して、1次バランサー20側へ偏心量Eだけ偏
心している。
01に対して、1次バランサー20側へ偏心量Eだけ偏
心している。
1次バランサー20の重心C2は、カウンタバランサー
17の重心C1と対称な位相に位置している。
17の重心C1と対称な位相に位置している。
例えばクランク軸回転中心01と1次バランサー20の
回転中心02とを結ぶ線上垂直2等分する対称面に対し
て、1次バランサー20の重心C2とカウンタバランサ
ー17の重心C1が互いに対称位相に配置されているこ
とになる。
回転中心02とを結ぶ線上垂直2等分する対称面に対し
て、1次バランサー20の重心C2とカウンタバランサ
ー17の重心C1が互いに対称位相に配置されているこ
とになる。
(作用)
第2図において、ピストン10の往復運動によシ、クラ
ンク軸12は角速度Wで矢印A、方向へ回転し、1次バ
ランサー20は角速度Wで矢印A!方向へ回転する。こ
れらエンジン内部の各質点の移動によジエンジン全体は
重心を中心にクランク軸と直角な平面内で回転振動を起
こす。エンジンの重心は時間とともに移動し、解析が複
雑になるため、ここではクランク軸回シの回転起振力’
izMZとし、これによシ回転振動の説明を行う。なお
実際には、ピストン側圧等も回転振動に影響するが、以
下に述べるM、Zには含まれていない。
ンク軸12は角速度Wで矢印A、方向へ回転し、1次バ
ランサー20は角速度Wで矢印A!方向へ回転する。こ
れらエンジン内部の各質点の移動によジエンジン全体は
重心を中心にクランク軸と直角な平面内で回転振動を起
こす。エンジンの重心は時間とともに移動し、解析が複
雑になるため、ここではクランク軸回シの回転起振力’
izMZとし、これによシ回転振動の説明を行う。なお
実際には、ピストン側圧等も回転振動に影響するが、以
下に述べるM、Zには含まれていない。
第3図において、1次バランサー20の回転によりクラ
ンク軸回シの慣性モーメントMzaが生じるが、シリン
ダ中心1jtcoが1次バランサー20側へ偏心してい
るので、ピストン10の往復重量WRεcKよるクラン
ク軸回シのモーメントMが上記モーメン)Mzai打ち
消すように生じ、それによりクランク軸回シの回転起振
力Mzは大幅に減少する。即ちクランク軸12回シの回
転振動は減少する。なお第3図のWHOtは回転重量、
Wcoはカウンタバランサー17の釣合重量、WT3工
は1次バランサー20の釣合重量である。
ンク軸回シの慣性モーメントMzaが生じるが、シリン
ダ中心1jtcoが1次バランサー20側へ偏心してい
るので、ピストン10の往復重量WRεcKよるクラン
ク軸回シのモーメントMが上記モーメン)Mzai打ち
消すように生じ、それによりクランク軸回シの回転起振
力Mzは大幅に減少する。即ちクランク軸12回シの回
転振動は減少する。なお第3図のWHOtは回転重量、
Wcoはカウンタバランサー17の釣合重量、WT3工
は1次バランサー20の釣合重量である。
シリンダ中心線coヲクランク軸回転中心o1から偏心
させない場合、即ち第1図の従来例のような場合のクラ
ンク軸回シの回転起振力は、第3図の1次バランサー2
0によるクランク軸回シ慣性モーメン)Mzaと等しく
なる。上記従来例の回転起振力MZaと、シリンダ中心
線coヲ偏心させた場合のクランク軸回シ回転起心力M
zb k式で表わすと次のようになる。
させない場合、即ち第1図の従来例のような場合のクラ
ンク軸回シの回転起振力は、第3図の1次バランサー2
0によるクランク軸回シ慣性モーメン)Mzaと等しく
なる。上記従来例の回転起振力MZaと、シリンダ中心
線coヲ偏心させた場合のクランク軸回シ回転起心力M
zb k式で表わすと次のようになる。
Mza= W13:)−XRWQO8&/(gX(Y+
+Rf3tSinθ)W13iXRW Sl]’M7/
QX(XI+R′F31cosθ)Mzb = Mza
−M −Mza−WF?臼CXBJ(−COBθ+(λcos
2θ+5in(7(λS立θ−ε)3+εS1nθ)/
(1−(λsi n#−e )2戸) 7g、 x E
WRBC・・・往復重量、Wt<or・・・回転重量、
W町・・・1次バランサー釣合重量、R・・・クランク
半径、Rbi・・・1次バランサー重心半径、L・・・
コンロット長、λ・・・連桿比(R/L)、ε・・・偏
心比(E/L )、θ・・・クランク角、δ・・オーバ
ーバランス率、g・・重力加速度、x、、y、、、、・
クランク軸回転中心を原点とした場合の1次バランサー
のX、Y座標上記2式を比較すると、 l Mza l maX 、> l Mzb l ma
Xとなる。即ち第3図のバランス機構によると、りラン
ク軸回)回転起振力Mzbが従来例Mzaに比べて小さ
くなることが上記計算式により立証される。
+Rf3tSinθ)W13iXRW Sl]’M7/
QX(XI+R′F31cosθ)Mzb = Mza
−M −Mza−WF?臼CXBJ(−COBθ+(λcos
2θ+5in(7(λS立θ−ε)3+εS1nθ)/
(1−(λsi n#−e )2戸) 7g、 x E
WRBC・・・往復重量、Wt<or・・・回転重量、
W町・・・1次バランサー釣合重量、R・・・クランク
半径、Rbi・・・1次バランサー重心半径、L・・・
コンロット長、λ・・・連桿比(R/L)、ε・・・偏
心比(E/L )、θ・・・クランク角、δ・・オーバ
ーバランス率、g・・重力加速度、x、、y、、、、・
クランク軸回転中心を原点とした場合の1次バランサー
のX、Y座標上記2式を比較すると、 l Mza l maX 、> l Mzb l ma
Xとなる。即ち第3図のバランス機構によると、りラン
ク軸回)回転起振力Mzbが従来例Mzaに比べて小さ
くなることが上記計算式により立証される。
第4図は従来例の回転起振力Mza (破線〕と第3図
のバランス機構による回転起振力Mzb(実線)全比較
したグラフである。横軸はクランク角θ、縦軸はクラン
ク軸回シ回転起振方MZである。なお第4図のMZal
Mzbのグラフは、前述のMza。
のバランス機構による回転起振力Mzb(実線)全比較
したグラフである。横軸はクランク角θ、縦軸はクラン
ク軸回シ回転起振方MZである。なお第4図のMZal
Mzbのグラフは、前述のMza。
Mzbの式に次の具体的な数値を代入した例である。
WBf=0.155kg、R=:d6mri、R′[3
工=18mm、L=11111m 。
工=18mm、L=11111m 。
)、=0.805 、 E==12ma、 δ−0,5
、g=9.8 m/ 2sea % X、=Omm、Yl = 7 Qmm、Wpsc= 0
1&g、Wgot=OJ865kgまた不発EAを応用
したエンジンを試作し、回転振動全測定すると、従来の
エンジンに比べ13〜45%の振動低減が見られた。回
転振動は第5図に示すように自由振動台上で/横方向の
振動加速度を測定し、回転振動成分のみを算出した値と
、回転中心からの距離との比により評価した。結果を第
6図に示す。第6図において実線のグラフは本発明全適
用した場合のグラフ、点線のグラフは従来例である。な
お実験条件は以下のとうりである。
、g=9.8 m/ 2sea % X、=Omm、Yl = 7 Qmm、Wpsc= 0
1&g、Wgot=OJ865kgまた不発EAを応用
したエンジンを試作し、回転振動全測定すると、従来の
エンジンに比べ13〜45%の振動低減が見られた。回
転振動は第5図に示すように自由振動台上で/横方向の
振動加速度を測定し、回転振動成分のみを算出した値と
、回転中心からの距離との比により評価した。結果を第
6図に示す。第6図において実線のグラフは本発明全適
用した場合のグラフ、点線のグラフは従来例である。な
お実験条件は以下のとうりである。
(別の実施例)
第7図に示す実施例は、カウンタバランサー重心C1の
位置ヲ、クランクビン15に対して180’の位相差の
位置B1がら回転方向A1の後方側へ適量dθずらし、
また1次バランサー重心c2の位置を、クランクビン1
5に対して180’の位相差の位置B1に対称位相の位
置B2がら回転方向A2の後方側へ適量dθtずらして
いる。
位置ヲ、クランクビン15に対して180’の位相差の
位置B1がら回転方向A1の後方側へ適量dθずらし、
また1次バランサー重心c2の位置を、クランクビン1
5に対して180’の位相差の位置B1に対称位相の位
置B2がら回転方向A2の後方側へ適量dθtずらして
いる。
シリンダ中心線COはクランク軸回転中心01から1次
バランサー20側へ偏心量Eだけ偏心している。なお第
7図において、第3図に対応する部品あるいは重量表示
等VCは第3図と同じ番号あるいは記号?付している。
バランサー20側へ偏心量Eだけ偏心している。なお第
7図において、第3図に対応する部品あるいは重量表示
等VCは第3図と同じ番号あるいは記号?付している。
(作用)
シリンダ中心線Cok1次バランサー20側へ偏心させ
ていることによシ、第3図で説明した場合と同様にクラ
ンク軸回)回転起振力Mzは大幅に減少する。
ていることによシ、第3図で説明した場合と同様にクラ
ンク軸回)回転起振力Mzは大幅に減少する。
前記第3図の構造では、シリンダ中心線Coの偏心によ
る上、下死点のずれによシ、慣性力の位相がずれ、それ
によ91次慣性力が残り、シリンダ中心線方向起振力F
Xにまだ問題が残る。
る上、下死点のずれによシ、慣性力の位相がずれ、それ
によ91次慣性力が残り、シリンダ中心線方向起振力F
Xにまだ問題が残る。
第3図の構造に対して第7図の構造では、カウンタバラ
ンサー重心C1及び1次バランサー重心C2をそれぞれ
回転方向後方側へずらしているので、シリンダ中心線方
向起振力FXは第3図のものよシ大幅に減少する。即ち
第1図の場合と同程度のシリンダ中心線方向起振力にま
で低゛下させることができる。
ンサー重心C1及び1次バランサー重心C2をそれぞれ
回転方向後方側へずらしているので、シリンダ中心線方
向起振力FXは第3図のものよシ大幅に減少する。即ち
第1図の場合と同程度のシリンダ中心線方向起振力にま
で低゛下させることができる。
第7図の構造によるシリンダ中心線方向起振力FXbと
、第1図の構造によるシリンダ中心線方向起振力FXa
k式で表わすと次のようになる。
、第1図の構造によるシリンダ中心線方向起振力FXa
k式で表わすと次のようになる。
+δwrec)xRw2Cos(θシθ)/針δ馳EO
XRW’ 008 (f)−<01ン君Fxa = W
KE c x Rw 2cos O/g+ vtlFO
i;X Rw2 cos/g−(盈Ot+δV/pac
)XRw2cosθ/g−δW、a4cXRw2Cos
4/g上記2式を比較すると IFXblmax”−IFXa)maxとなる。なお上
式における位相調整角dθ、dol、およびオーバーバ
ランス率δば、FXO式をフーリエ展開し、2枚以上を
無視した近似式を用いFXa=FXb 、 FYa=F
Yb=Oとおくことによ請求めることができる。
XRW’ 008 (f)−<01ン君Fxa = W
KE c x Rw 2cos O/g+ vtlFO
i;X Rw2 cos/g−(盈Ot+δV/pac
)XRw2cosθ/g−δW、a4cXRw2Cos
4/g上記2式を比較すると IFXblmax”−IFXa)maxとなる。なお上
式における位相調整角dθ、dol、およびオーバーバ
ランス率δば、FXO式をフーリエ展開し、2枚以上を
無視した近似式を用いFXa=FXb 、 FYa=F
Yb=Oとおくことによ請求めることができる。
第8図はシリンダ中心線方向起振力FXの比較グラフで
ある。FXa(破線)は第1図の構造による起振力、F
Xb(実線)は第7図の構造によるシリンダ中心線方向
起振力、FXc(仮想線)は第3図の構造によるシリン
ダ中心線方向起振力である。
ある。FXa(破線)は第1図の構造による起振力、F
Xb(実線)は第7図の構造によるシリンダ中心線方向
起振力、FXc(仮想線)は第3図の構造によるシリン
ダ中心線方向起振力である。
即ち第3図の構造によると、l FXCl maXが大
きくなるという問題がまだ残るが、第7図の構造では1
FXb l maxの増加を防止できているのである。
きくなるという問題がまだ残るが、第7図の構造では1
FXb l maxの増加を防止できているのである。
第8図のグラフのFXbは、カウンタバランサーの位相
調整角dθを2°にと)、1次バランサーの位相調整角
dθtを6.6°にとった例である。
調整角dθを2°にと)、1次バランサーの位相調整角
dθtを6.6°にとった例である。
なお上記両調整角dθ、ctBtはエンジンの大きさ等
によっても異々るが、少なくとも第7図に示すように、
挟角範囲al内に収める。挟角範囲α□とは、上死点に
おけるコンロッド中心線L1の延長線と、クランク軸回
転中心O1k通多シリンダ中、a”wtcoと平行な線
L2との間で形成される範囲α1である。なおオーバー
バランス率δは、dθ、のtの値によシ最適な値に設定
し、バランスさせる。
によっても異々るが、少なくとも第7図に示すように、
挟角範囲al内に収める。挟角範囲α□とは、上死点に
おけるコンロッド中心線L1の延長線と、クランク軸回
転中心O1k通多シリンダ中、a”wtcoと平行な線
L2との間で形成される範囲α1である。なおオーバー
バランス率δは、dθ、のtの値によシ最適な値に設定
し、バランスさせる。
(発明の効果)
クランク軸と同速でかつ逆方向に回転する1軸1次バラ
ンサーをクランク軸と平行に備え、シリンダーの中心線
をクランク軸の回転中心に対シて1次バジンサー側へ偏
心させているので、1軸1次バランサーにより生じるク
ランク軸回りのモーメンI・に対し、偏心したピストン
等の往復慣性力によシ生じるクランク釉回シ逆方向のモ
ーメントが打ち消すように作用する。従ってクランク軸
回9同転起振力は大幅に減少1−、クランク軸回シの回
転振動が低減する。このため特に低負荷時の振動が著し
く減少する。
ンサーをクランク軸と平行に備え、シリンダーの中心線
をクランク軸の回転中心に対シて1次バジンサー側へ偏
心させているので、1軸1次バランサーにより生じるク
ランク軸回りのモーメンI・に対し、偏心したピストン
等の往復慣性力によシ生じるクランク釉回シ逆方向のモ
ーメントが打ち消すように作用する。従ってクランク軸
回9同転起振力は大幅に減少1−、クランク軸回シの回
転振動が低減する。このため特に低負荷時の振動が著し
く減少する。
シリンダ中心線を偏心させることによシ、1次バランサ
ーを2軸備える仁となく、回転振動を低減することがで
きる。部ち特に1次バランサー全2軸備える必要がない
ので、エンジンのコンパクト性を保つことができる。
ーを2軸備える仁となく、回転振動を低減することがで
きる。部ち特に1次バランサー全2軸備える必要がない
ので、エンジンのコンパクト性を保つことができる。
第1図は従来エンジンの縦断面略図、第2図は木兄F!
Aを適用したエンジンの縦断面略図、第8図は第2図の
力関係図、第4図はクランク軸回多回転起振力の変化を
示すグラフ、第5図は回転振動の測定方法を示す概略説
明図、第6図はその結果を示すグラフ、第7図は別の実
施例の力関係図、第8図はシリンダ中心線方向起振力の
変化を示すグラフである。11・・・シリンダ、 12
・・・クランク軸、20・−・1@1次バランサー、c
o・・・シリンダ中心線、01・・・クランク軸回転中
心 特許出願人 川#重工業株式会社 第7図 第8図 手続補正書く自発) 昭和60年1月31日 昭和59年 特 許 願 第99302号2、発明の名
称 エンジンのバランス機構 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 任 所 神戸市中央区東用崎町3丁目1番1号名 称
(097)川崎重工業株式会社代表者 長谷用 謙浩 4、代理人 住所 大阪市北区東天満2丁目9番4号千代田ビル東館
10階 (〒530) 6、補正の対象 明りIl書、図面 7、補正の内容 (1)明細客第6頁8行の式: %式% ] と補正する。 即ち「ω2」を「W2」とする補正である。−(2)図
面中東1図を添附図面の通り補正する′。 (但し1軸1次バランザ−2に中心線を加える補正であ
る。) 8、添附書類の目録 図面 1通 以上 第1図
Aを適用したエンジンの縦断面略図、第8図は第2図の
力関係図、第4図はクランク軸回多回転起振力の変化を
示すグラフ、第5図は回転振動の測定方法を示す概略説
明図、第6図はその結果を示すグラフ、第7図は別の実
施例の力関係図、第8図はシリンダ中心線方向起振力の
変化を示すグラフである。11・・・シリンダ、 12
・・・クランク軸、20・−・1@1次バランサー、c
o・・・シリンダ中心線、01・・・クランク軸回転中
心 特許出願人 川#重工業株式会社 第7図 第8図 手続補正書く自発) 昭和60年1月31日 昭和59年 特 許 願 第99302号2、発明の名
称 エンジンのバランス機構 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 任 所 神戸市中央区東用崎町3丁目1番1号名 称
(097)川崎重工業株式会社代表者 長谷用 謙浩 4、代理人 住所 大阪市北区東天満2丁目9番4号千代田ビル東館
10階 (〒530) 6、補正の対象 明りIl書、図面 7、補正の内容 (1)明細客第6頁8行の式: %式% ] と補正する。 即ち「ω2」を「W2」とする補正である。−(2)図
面中東1図を添附図面の通り補正する′。 (但し1軸1次バランザ−2に中心線を加える補正であ
る。) 8、添附書類の目録 図面 1通 以上 第1図
Claims (2)
- (1) クランク軸と同速でかつ逆方向に回転する1軸
1次バランサーを、クランク軸と平行に備え、シリンダ
の中心線をクランク軸の回転中心に対して1次バランサ
ー側へ偏心させたことを特徴とするエンジンのバランス
機構。 - (2) クランクウェブに設けられるカウンタバランサ
ーの重心を、クラ5ンクピンに対して180°の位相差
の位置から回転方向後方側へずらし、1次バランサーの
重心金、クランクビンに対して180゜の位相差の上記
位置に対称位相の位置から、1次バランサーの回転方向
後方側へずらしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載のエンジンのバランス機構。
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JP59099302A JPS60245852A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | エンジンのバランス機構 |
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