JPH06154459A - ミシン - Google Patents
ミシンInfo
- Publication number
- JPH06154459A JPH06154459A JP31024492A JP31024492A JPH06154459A JP H06154459 A JPH06154459 A JP H06154459A JP 31024492 A JP31024492 A JP 31024492A JP 31024492 A JP31024492 A JP 31024492A JP H06154459 A JPH06154459 A JP H06154459A
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- JP
- Japan
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- upper shaft
- balancer
- needle bar
- sewing machine
- gravity
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉛直方向加振力を低減すると共に、水平方向
加振力を発生させず、更に上軸周りの慣性偶力をも発生
させないことにより、ミシンの振動を低減することを目
的とする。 【構成】 上軸10が回転すると針棒クランクを介して
針棒18が上下に往復運動すると同時に、正バランサ3
0が上軸10と等速でかつ正回転し、逆バランサ36が
上軸10と等速でかつ逆回転する。両バランサ30、3
6は、回転中心から偏心した位置に重心を持ち、針棒1
8が最下点にあるときそれぞれの回転中心の真上に重心
が位置するように固定されている。両バランサ30、3
6の重心から等距離の平面内に針棒18の軸心を配設し
たことにより、両バランサ30、36の遠心力と針棒1
8の慣性力が互いに打ち消し合い、鉛直方向加振力が低
減される共に、水平方向加振力が発生せず、更に上軸周
りの慣性偶力も発生しない。
加振力を発生させず、更に上軸周りの慣性偶力をも発生
させないことにより、ミシンの振動を低減することを目
的とする。 【構成】 上軸10が回転すると針棒クランクを介して
針棒18が上下に往復運動すると同時に、正バランサ3
0が上軸10と等速でかつ正回転し、逆バランサ36が
上軸10と等速でかつ逆回転する。両バランサ30、3
6は、回転中心から偏心した位置に重心を持ち、針棒1
8が最下点にあるときそれぞれの回転中心の真上に重心
が位置するように固定されている。両バランサ30、3
6の重心から等距離の平面内に針棒18の軸心を配設し
たことにより、両バランサ30、36の遠心力と針棒1
8の慣性力が互いに打ち消し合い、鉛直方向加振力が低
減される共に、水平方向加振力が発生せず、更に上軸周
りの慣性偶力も発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、針棒の上下運動に伴っ
て発生する振動を低減したミシンに関するものである。
て発生する振動を低減したミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のミシンにおいては、図3
に示すように、針棒170の上下運動に伴って発生する
慣性力を打ち消すために、上軸174の軸心から偏心し
たところに重心が位置する針棒クランク172の遠心力
を利用したものが知られている。この遠心力は、針棒1
70が最上点あるいは最下点にある時には鉛直方向のみ
に働き、針棒170の慣性力を打ち消すが、針棒170
が最上点と最下点の途中にある時には水平方向にも働
く。このため、ミシン本体に作用し振動を引き起こす力
(加振力)の鉛直方向及び水平方向の成分が最小になる
ように針棒クランク172の偏心質量を決めたとして
も、その力は十分に小さくならない。
に示すように、針棒170の上下運動に伴って発生する
慣性力を打ち消すために、上軸174の軸心から偏心し
たところに重心が位置する針棒クランク172の遠心力
を利用したものが知られている。この遠心力は、針棒1
70が最上点あるいは最下点にある時には鉛直方向のみ
に働き、針棒170の慣性力を打ち消すが、針棒170
が最上点と最下点の途中にある時には水平方向にも働
く。このため、ミシン本体に作用し振動を引き起こす力
(加振力)の鉛直方向及び水平方向の成分が最小になる
ように針棒クランク172の偏心質量を決めたとして
も、その力は十分に小さくならない。
【0003】また、ミシン本体に作用する加振力を低減
し振動を防止する機構として、実開昭60−19277
4号公報に記載された振動防止機構が知られている。こ
の公報記載の振動防止機構においては、図4に示すよう
に、上軸174がミシンフレーム176に回動自在に支
持され、この上軸174には針棒クランク172が上軸
174と共に回動するように固定されている。また、こ
の針棒クランク172には、コネクティングロッド17
8の一端が回動自在に支持されており、更に、このコネ
クティングロッド178の他端には針棒170が連結さ
れ、その針棒170はミシンフレーム170に対して上
下運動自在に支持されている。この際、針棒クランク1
72の重心G1は上軸174の軸心C1から偏心してお
り、針棒170が最下点に位置するとき針棒クランク1
72の重心G1が軸心C1の真上に位置するように定め
られている。
し振動を防止する機構として、実開昭60−19277
4号公報に記載された振動防止機構が知られている。こ
の公報記載の振動防止機構においては、図4に示すよう
に、上軸174がミシンフレーム176に回動自在に支
持され、この上軸174には針棒クランク172が上軸
174と共に回動するように固定されている。また、こ
の針棒クランク172には、コネクティングロッド17
8の一端が回動自在に支持されており、更に、このコネ
クティングロッド178の他端には針棒170が連結さ
れ、その針棒170はミシンフレーム170に対して上
下運動自在に支持されている。この際、針棒クランク1
72の重心G1は上軸174の軸心C1から偏心してお
り、針棒170が最下点に位置するとき針棒クランク1
72の重心G1が軸心C1の真上に位置するように定め
られている。
【0004】更に、上軸174の上方にはバランサ軸1
80がミシンフレーム176に回転自在に支持されてい
る。この上軸174が回転することにより相互に噛み合
った同歯数の歯車182a、182bを介してバランサ
軸180が回転し、バランサ軸180に固定されたバラ
ンサ184も回転する。なお、針棒170が最下点に位
置するときバランサ184の重心G4がバランサ軸18
0の軸心C4の真上に位置するように定められている。
80がミシンフレーム176に回転自在に支持されてい
る。この上軸174が回転することにより相互に噛み合
った同歯数の歯車182a、182bを介してバランサ
軸180が回転し、バランサ軸180に固定されたバラ
ンサ184も回転する。なお、針棒170が最下点に位
置するときバランサ184の重心G4がバランサ軸18
0の軸心C4の真上に位置するように定められている。
【0005】次に、図4および図5を参照して上軸機構
に作用する力を説明する。
に作用する力を説明する。
【0006】G1は針棒クランク172の重心、G2は
針棒170と針棒抱き171とコネクティングロッド1
78の合成重心であり、針棒クランク172の質量をM
1、針棒等の総和質量をM2、上軸174の軸心C1と
G1との距離をL1、針棒クランク172のコネクティ
ングロッド178を支持する点から上軸174の軸心C
1までの距離をL2、コネクティングロッド178の支
持点間の距離をL3、クランク比をλ(=L2/L3)
とする。また、バランサ184の質量をM4、バランサ
軸180の軸心C4とバランサの重心G4との距離をL
4とする。
針棒170と針棒抱き171とコネクティングロッド1
78の合成重心であり、針棒クランク172の質量をM
1、針棒等の総和質量をM2、上軸174の軸心C1と
G1との距離をL1、針棒クランク172のコネクティ
ングロッド178を支持する点から上軸174の軸心C
1までの距離をL2、コネクティングロッド178の支
持点間の距離をL3、クランク比をλ(=L2/L3)
とする。また、バランサ184の質量をM4、バランサ
軸180の軸心C4とバランサの重心G4との距離をL
4とする。
【0007】以上の構成を有するミシンの上軸174が
回転角速度ωで回転した場合に、ミシンフレーム176
を介してミシン本体に作用する水平方向及び鉛直方向の
加振力Fx、Fyは、次式で表せる。
回転角速度ωで回転した場合に、ミシンフレーム176
を介してミシン本体に作用する水平方向及び鉛直方向の
加振力Fx、Fyは、次式で表せる。
【0008】
【数1】
【0009】
【数2】
【0010】ここで、M4 L4=M1 L1、M2 L
2=2M1 L1とすれば、次式となる。
2=2M1 L1とすれば、次式となる。
【0011】
【数3】
【0012】
【数4】
【0013】これらの式より、バランサ184を用いな
い場合に比べて水平方向加振力Fxは理論上0にできる
ことがわかる。なお、クランク比λが小さいほど鉛直方
向加振力Fyは小さくなる。
い場合に比べて水平方向加振力Fxは理論上0にできる
ことがわかる。なお、クランク比λが小さいほど鉛直方
向加振力Fyは小さくなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなミシンは、図5に示すように、θ=90゜のと
き、バランサ184の遠心力と針棒クランク172の遠
心力の水平方向の総和は0になるが、両者によって上軸
周りに回転させようとする力(慣性偶力)Mzが発生す
る。
ようなミシンは、図5に示すように、θ=90゜のと
き、バランサ184の遠心力と針棒クランク172の遠
心力の水平方向の総和は0になるが、両者によって上軸
周りに回転させようとする力(慣性偶力)Mzが発生す
る。
【0015】
【数5】
【0016】ここで、L6は、上軸174の軸心C1と
バランサ184の軸心C4との距離である。この慣性偶
力によってミシンフレーム176が加振され振動が発生
する。
バランサ184の軸心C4との距離である。この慣性偶
力によってミシンフレーム176が加振され振動が発生
する。
【0017】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、鉛直方向加振力を低減すると共
に、水平方向加振力を発生させず、更に上軸周りの慣性
偶力をも発生させないことにより、ミシンの振動を低減
することを目的とする。
になされたものであり、鉛直方向加振力を低減すると共
に、水平方向加振力を発生させず、更に上軸周りの慣性
偶力をも発生させないことにより、ミシンの振動を低減
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のミシンは、上軸の回転により針棒が上下に
往復運動するものであり、更に、前記上軸と等速でかつ
正回転する正バランサと、前記上軸と等速でかつ逆回転
する逆バランサとを備え、前記正バランサの重心と前記
逆バランサの重心から等距離の平面内に前記針棒の軸心
が配設されている。
に、本発明のミシンは、上軸の回転により針棒が上下に
往復運動するものであり、更に、前記上軸と等速でかつ
正回転する正バランサと、前記上軸と等速でかつ逆回転
する逆バランサとを備え、前記正バランサの重心と前記
逆バランサの重心から等距離の平面内に前記針棒の軸心
が配設されている。
【0019】
【作用】上記の構成を有する本発明のミシンにおいて
は、上軸が回転すると針棒が上下に往復運動すると同時
に、正バランサが上軸と等速でかつ正回転し、逆バラン
サが上軸と等速でかつ逆回転する。両バランサの重心か
ら等距離の平面内に針棒の軸心が配設されたことによ
り、両バランサの遠心力と針棒の慣性力が互いに打ち消
し合い、水平方向加振力のみならず上軸周りの慣性偶力
をも発生することなく、鉛直方向加振力が低減される。
は、上軸が回転すると針棒が上下に往復運動すると同時
に、正バランサが上軸と等速でかつ正回転し、逆バラン
サが上軸と等速でかつ逆回転する。両バランサの重心か
ら等距離の平面内に針棒の軸心が配設されたことによ
り、両バランサの遠心力と針棒の慣性力が互いに打ち消
し合い、水平方向加振力のみならず上軸周りの慣性偶力
をも発生することなく、鉛直方向加振力が低減される。
【0020】
【実施例】以下、本発明のミシンを具体化した実施例を
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の上軸機構の斜視図であ
る。
る。
【0022】上軸10がミシンフレーム38に回動自在
に取り付けられている。この上軸10の左端部には、針
棒クランク12が固定されており、針棒クランク12に
はコネクティングロッド14の一端が回動自在に取り付
けられ、コネクティングロッド14の他端には針棒抱き
16が回動自在に取り付けられ、針棒抱き16には針棒
18が固定されている。針棒18はミシンフレーム38
に対して上下動自在に支持されており、この機構により
上軸10の回転に伴って針棒18が上下に往復運動す
る。
に取り付けられている。この上軸10の左端部には、針
棒クランク12が固定されており、針棒クランク12に
はコネクティングロッド14の一端が回動自在に取り付
けられ、コネクティングロッド14の他端には針棒抱き
16が回動自在に取り付けられ、針棒抱き16には針棒
18が固定されている。針棒18はミシンフレーム38
に対して上下動自在に支持されており、この機構により
上軸10の回転に伴って針棒18が上下に往復運動す
る。
【0023】更に、上軸10と平行になるよう、正バラ
ンサ軸26がミシンフレーム38に回動自在に取り付け
られ、上軸10に固定された上軸プーリ20、ベルト2
2、バランサ軸プーリ24を介して、上軸10の回転が
正バランサ軸26に伝えられる。上軸プーリ20とバラ
ンサ軸プーリ24の直径は等しいため、正バランサ軸2
6は上軸10と等速でかつ同じ方向に回転する。この正
バランサ軸26には軸心C4から偏心した位置に重心G
4を持つ正バランサ30が固定されている。
ンサ軸26がミシンフレーム38に回動自在に取り付け
られ、上軸10に固定された上軸プーリ20、ベルト2
2、バランサ軸プーリ24を介して、上軸10の回転が
正バランサ軸26に伝えられる。上軸プーリ20とバラ
ンサ軸プーリ24の直径は等しいため、正バランサ軸2
6は上軸10と等速でかつ同じ方向に回転する。この正
バランサ軸26には軸心C4から偏心した位置に重心G
4を持つ正バランサ30が固定されている。
【0024】また、正バランサ軸26と平行になるよ
う、逆バランサ軸32がミシンフレーム38に回動自在
に取り付けられ、正バランサ軸26に固定された歯車2
8と、逆バランサ軸32に固定された歯車34が噛み合
うことにより、正バランサ軸26の回転が逆バランサ軸
32に伝えられる。両歯車28、34の歯数は同じであ
るため、逆バランサ軸32は上軸10と等速でかつ逆方
向に回転する。この逆バランサ軸26には軸心C5から
偏心した位置に重心G5を持つ逆バランサ36が固定さ
れている。
う、逆バランサ軸32がミシンフレーム38に回動自在
に取り付けられ、正バランサ軸26に固定された歯車2
8と、逆バランサ軸32に固定された歯車34が噛み合
うことにより、正バランサ軸26の回転が逆バランサ軸
32に伝えられる。両歯車28、34の歯数は同じであ
るため、逆バランサ軸32は上軸10と等速でかつ逆方
向に回転する。この逆バランサ軸26には軸心C5から
偏心した位置に重心G5を持つ逆バランサ36が固定さ
れている。
【0025】なお、両バランサ30、36は、針棒18
が最下点にあるときそれぞれの回転中心C4、C5の真
上に重心G4、G5が位置するように固定されている。
更に、両バランサの重心G4、G5から等距離の平面と
針棒18の軸心が一致するように両バランサ30、36
が配設されている。
が最下点にあるときそれぞれの回転中心C4、C5の真
上に重心G4、G5が位置するように固定されている。
更に、両バランサの重心G4、G5から等距離の平面と
針棒18の軸心が一致するように両バランサ30、36
が配設されている。
【0026】次に、図2を参照して上軸機構に作用する
力を説明する。
力を説明する。
【0027】G2は針棒18と針棒抱き16とコネクテ
ィングロッド14の合成重心、G4は正バランサ30の
重心、G5は逆バランサ36の重心である。針棒等の総
和質量をM2、正バランサ30の質量をM4、逆バラン
サ36の質量をM5、正バランサ軸26の軸心C4とG
4との距離をL4、逆バランサ軸32の軸心C5とG5
との距離をL5、針棒クランク12のコネクティングロ
ッド14を支持する点から上軸10の軸心C1までの距
離をL2、コネクティングロッド178の支持点間の距
離をL3、クランク比をλ(=L2/L3)とする。ま
た、上軸10の軸心C1と正バランサ軸26の軸心C4
との鉛直及び水平方向の距離をL7、L8とする。
ィングロッド14の合成重心、G4は正バランサ30の
重心、G5は逆バランサ36の重心である。針棒等の総
和質量をM2、正バランサ30の質量をM4、逆バラン
サ36の質量をM5、正バランサ軸26の軸心C4とG
4との距離をL4、逆バランサ軸32の軸心C5とG5
との距離をL5、針棒クランク12のコネクティングロ
ッド14を支持する点から上軸10の軸心C1までの距
離をL2、コネクティングロッド178の支持点間の距
離をL3、クランク比をλ(=L2/L3)とする。ま
た、上軸10の軸心C1と正バランサ軸26の軸心C4
との鉛直及び水平方向の距離をL7、L8とする。
【0028】以上の構成を有するミシンの上軸10が回
転角速度ωで回転した場合に、ミシンフレーム38を介
してミシン本体に作用する水平方向及び鉛直方向の加振
力Fx、Fyと、上軸周りの慣性偶力Mzは、次式で表
せる。
転角速度ωで回転した場合に、ミシンフレーム38を介
してミシン本体に作用する水平方向及び鉛直方向の加振
力Fx、Fyと、上軸周りの慣性偶力Mzは、次式で表
せる。
【0029】
【数6】
【0030】
【数7】
【0031】
【数8】
【0032】ここで、M4=M5、L4=L5、M2
L2=2M4 L4とすれば、次式となる。
L2=2M4 L4とすれば、次式となる。
【0033】
【数9】
【0034】
【数10】
【0035】
【数11】
【0036】これらの式より、クランク比λを小さくす
ることで鉛直方向加振力Fyが低減すると共に、水平方
向加振力Fxが発生せず、更に上軸周りの慣性偶力Mz
も発生しないことがわかる。
ることで鉛直方向加振力Fyが低減すると共に、水平方
向加振力Fxが発生せず、更に上軸周りの慣性偶力Mz
も発生しないことがわかる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のミシンによれば、鉛直方向加振力が低減すると
共に、水平方向加振力が発生せず、更に上軸周りの慣性
偶力も発生しないので、振動が低減され、静かで正確な
縫製が可能となる。
本発明のミシンによれば、鉛直方向加振力が低減すると
共に、水平方向加振力が発生せず、更に上軸周りの慣性
偶力も発生しないので、振動が低減され、静かで正確な
縫製が可能となる。
【図1】本発明の上軸機構の斜視図である。
【図2】本発明の上軸機構の力学的モデルの説明図であ
る。
る。
【図3】従来ミシンの上軸機構の斜視図である。
【図4】従来ミシンの上軸機構の斜視図である。
【図5】従来ミシンの上軸機構の力学的モデルの説明図
である。
である。
10 上軸 16 針棒 30 正バランサ 36 逆バランサ
Claims (1)
- 【請求項1】 上軸の回転により針棒が上下に往復運動
するミシンにおいて、前記上軸と等速でかつ正回転する
正バランサと、前記上軸と等速でかつ逆回転する逆バラ
ンサとを備え、前記正バランサの重心と前記逆バランサ
の重心から等距離の平面内に前記針棒の軸心を配設した
ことを特徴とするミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31024492A JPH06154459A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31024492A JPH06154459A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | ミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06154459A true JPH06154459A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18002916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31024492A Pending JPH06154459A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | ミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06154459A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003033593A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-02-04 | Juki Corp | 多針ミシン |
US7549361B2 (en) | 2002-12-20 | 2009-06-23 | Shima Seiki Manufacturing Limited | Vibration damping apparatus for reciprocating drive and cutting head |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP31024492A patent/JPH06154459A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003033593A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-02-04 | Juki Corp | 多針ミシン |
US7549361B2 (en) | 2002-12-20 | 2009-06-23 | Shima Seiki Manufacturing Limited | Vibration damping apparatus for reciprocating drive and cutting head |
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