JPS6024362A - 金属帯板用連続めつき装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 平方向に治っためっき層を任意の厚さで連続的に形成さ
せる装置に関し、特に銅フーノの一方の表面の一部には
んだ層を形成する場合に利用して好適である。

電気的スイッチの一部品として使われる銅製の板ばねや
接点等は、銅フープ（銅帯板材）から適当な加工機によ
って製造されるのが一妙′的である。このような小部品
にはんだ層を形成する必要がある場合、従来ではＢ［定
の形状に切断やプレス成形したものを溶融はんだ処理槽
内に浸漬したシ或、いは電解めっきによってめっき層金
形成している。しかし、めっき層を一部分にのみ形成し
なければならないような場合、上述した方法ではあらか
じめめっき眉を形成したくない部分をテープ等でマスキ
ングしておく必要がある。このため、従来では小部品を
一つ一つ取シ扱わなければならず、作業性が非常に悪く
てその取シ扱いのためのスペースを必要とする。

しかも、マスキング全行なう場合ｉｃ＆：ｊ、めんどう
な作業工程が増加することになって生産性が一層悪化し
、製造コストが大幅に増大する結果となる。

そこで、銅フープの状態のままあらかじめはんだ層全形
成しておくことが実用化されて来ており、その一つに特
公昭５５−４１８６３号公報に開示された技術が知られ
ている。これは、その概念を表す第１図に示すように、
駆動回転するディスク１の下部をはんだ榴２内に貯留さ
れた溶融はんだ３に浸漬し、鋼フープ４の一部がディス
クｌの外周面に形成した環状の湯５を通るように銅フー
プ４を走行させたものである。

従って、この方法では銅フープ４の表裏両面の一部に毛
細管現象を利用したはんだ層６を連続的に形成すること
が可能でちゃ、これを所定の加工装置に通して小部品に
成形することにより、作業能率等を従来のものより大幅
に向上させることができる。

ところが、はんだ層６の厚みは銅フープ４と溝５と間の
隙間によってほは決定されてしまうことがこの方法の特
徴なため、はんだ層６の厚みを鋼フープ４の厚みに関係
なく一定に保持しておきたい場合には、溝５の幅の異な
る複数のディスク１を用意するが、或いは溝５の幅葡任
意に変えられる機構を具えたディスク１を用意しなけれ
ばならず、装置が高価と々シ易い。しかも、はんだ層６
を銅フープ４の一方の表面の一部にだけ形成したいよう
な場合には、溶融はんだ３の一部が無駄に使われてし壕
い、特に、鋼フープ４の幅方向中央部にのみはんだ層６
を形成することが根本的に不可能である等の欠点がある
。

本発明はこのような観点から、金属帯仮相の一方の表面
の幅方向中央部にのみでも任意の厚さの外観の良好なは
んだ層を連続的に形成し得るコンパクトで安価な装置を
提供することを目的とする。

この目的金荘成する本発明の金属帯板用連続めっき装置
にがかる朽成は、溶融金Ｍが貯留されためつき処理槽と
、下部がこのめっき処理槽の前記溶融金属中に浸ａさノ
゛Ｌ且つ、駆動回転ツーるンｑ゛布ロールと、この塗布
ロールの外周面に当接し得る金弯帯板材と、走行するこ
の金属帯板胴を挾んで前記塗布ロールと対向し且つこの
対向方向に変位可能であると共に前記珍布目−ルと共働
して当該金属帯板材を挟圧する押え部材と　゛からなる
ものである。

以下、本発明による金属帯板用連続めつき装置を第２図
に示すような鋼フープ１１の一方の表面の幅方向中央部
にはんだ層１２を形成する場合に応用した一実施例につ
いて第３図及び第４図を参ＪｌＣＩ　Ｌながら詳細に説
Ｅ！Ｊ−１する。なお、本実施例では銅フープ１１には
んだ層１２を形成するようにしたが、比較的低融点の金
属であればはんだに限らず種々のもの金銅以外の合札帯
板材にめっきすることができる。

本実施例の概略構造を表す第３図及びその■−ＩＶ矢視
断面を表す第４図に示すように、スタンド１３に回転自
在に巻回収納されｆｔｃ銅フープ１１は、これを所定の
形状に切断やプレス加工等全行なう図示しない加工機６
；１ｊに設けられた一対の駆動ピンチローラ１４によっ
て挟圧把持され、第３図中、右方向へとスタンド１３か
ら繰シ出されるようになっている。なお、本実施例では
連続的に加工も行なうようになっているが、はんだ層１
２を銅フーｆ１１に形成した時点で図示しないドラム等
に一時的に巻き取っておくようにすることも当然可能で
ある。スタンド１３と駆動ピンチローラ１４との間には
、溶融状態のはんだ１５を貯留したはんだ処理槽１６が
配賀され、このはんだ処理槽１６は外部に対して連蔽さ
れた作画容器１７内に収納された状態となっている。保
強容器１７には、下部かばんだ処理槽１６内のはんだ１
５に浸漬する塗布ロール１８の回転軸１９が回転自在に
支持されておシ、この回転軸１９には保；ｉφ容器１７
の外に［ｂＩ設された駆動モータ２０が連結され、この
１駆動モータ２０の作動によって塗布ロール１８が回転
するようになっている。はんだ処理槽１６の直下には、
このはんだ処理槽１６内のはんだ１５を溶融状態に保持
するヒータ２１が設けられており、塗布ロール１８の回
転に伴いはんた１５の粘性によってはんだ１５の薄膜が
塗布ロール１８の表面全体に形成される。塗布ロール１
８の厚みは鋼フープ１１の幅よシ狭く設定されておシ、
保獲答器１７を貫通する銅フープ１１の下側の面の中央
部が塗布ロール１８の外周面に当接するように銅フープ
１１と塗布ロール１８との相対位置が決められている。

なお、本実施例では塗布ロール１８の幅を銅フープ１１
の幅よシ小さく設定したが、目的によって任意の幅にす
ることが可能であシ、又、接触位置を銅フープ１１の幅
方向いずれか一方側にずらすこともできる。更に、複数
の塗布ロール１８を相互に隔てて平行に配置し、複数条
のはんだ層１２を必要に応じて銅フープ１１の一方の表
面に形成することが可能である。塗布ロール１８の直上
には、銅フープ１１を塗布ロール１８の外周面に押圧す
る押えローラ（押え部月）２２が回転自在に保護容器１
７内に取シ付けられておシ、図示しない昇降装置によシ
塗布ロール１８に対して接近離反移動自在となって銅フ
ープ１１が通過する部分の隙間全任意に変更できるよう
になっている。つま多、この押えローラ２２を設けたこ
とで銅フープ１１に対するはんだ１５の付着性が改善さ
れると共に形成されるはんだ層１２の表面外ｋ　ｋ平滑
に美しく仕上けることかでき、押えローラ２２と塗布ロ
ール１８との間隔を変えることではんだ層１２の厚みを
任意に制作１１することが可能となる。なお、本実施例
では押え部材として銅フープ１１０走行に伴って転動す
る押えローラ２２を使用したが、単に銅フープ１１に摺
接するブロック状のものを用いるようにしても良い。又
、この押えローラ２２０幅は塗布ロール１８の幅板上必
要であることは当然である。一方、保護容器１７にはこ
の保護容器１７内ケ非酸化性雰囲気に保持するための還
元性ガスや不活性ガス等の給気管２３と排気管２４とが
接続している。なお、これら押えローラ２２や給気管２
３や排気管２４は必すしも設けなくて良く、又、図中の
符号で２５は銅フープ１１０走行を案内するガイドロー
ラである。本実施例において前記駆動モータ２０や駆動
ピンチローラ１４の図示しない駆動源は、出力を任意に
変更できるようになってお９、このため塗布ロール１８
の回転速度及び銅フープ１１の走行速度が任意に制御可
能となっている。従ッテ、塗布ロール１８の回転速度と
銅フープ１１の走行速度と全制御することで両者の相対
速度を変え、はんだ層１２の厚みを任意に調節すること
も可能である。

この装置を用い、厚さＯ１２ミリメートルで幅が３５ミ
リメートルの銅フープ１１の表面中央部に１５ミリメー
トル幅のはんだ層１２を形成するに際し、はんだ処理僧
１６内の譚５度を３５０℃に保持して他の種々の条件を
変えた結果を表この表からも明らかなように、押えロー
ラ荀使用したことによシはんだ層の外観を非凡に良好に
仕上けることが判明した。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の金桃帯板用めっき装置の概略を表す作業
概念図、第２図は本発明の対象となった製品の−４）＋
４の破断状態における外観？ｒ−表す斜視図、第３図は
その製造システムの一実施例の概略を表す作業概念図、
第４図はそのＰＪ　−ＩＶ矢視断面図でめシ、図中の符
号で １１は鋼フープ、 １２ははんだ層、 １４は躯動ピンチローラ、 １５ははんだ、 １６ははんだ処理槽、 １８は塗布ロール、 ２０は駆動モータ、 ２１はヒータである。 特許出願人　住友電気工業株式会社 代理人　弁理士　光　石　士　部（他１名）第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 溶融金属が貯留されためつき処理槽と、下部がこのめっ
   き処理槽の前記溶融金属中に浸漬され且つ駆動回転する
   塗布ロールと、この筐布ロールの外周面に肖接し得る金
   属帯板材と、走行するこの金属帯板材を挾んで前記塗布
   ロールと対向し且つこの対向方向に変位可能であると共
   に前記塗布ロールと共働して当該金塊帯板材を挟圧する
   押え部材とからなる金属帯板用連続めっき装置。