JPS60243477A - 紙の乾燥装置における多段熱風ドライヤ - Google Patents

紙の乾燥装置における多段熱風ドライヤ

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JPS60243477A
JPS60243477A JP7969884A JP7969884A JPS60243477A JP S60243477 A JPS60243477 A JP S60243477A JP 7969884 A JP7969884 A JP 7969884A JP 7969884 A JP7969884 A JP 7969884A JP S60243477 A JPS60243477 A JP S60243477A
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Japan
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dryer
hot air
paper
zone
supply
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広明 久野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はオハリドライヤ、抄紙機用ドライヤ、一般の熱
風乾燥機等に応用できる熱風ドライヤに関するものであ
る。
(従来技術) コート紙を中心とした紙の乾燥機には、熱風式ドライヤ
が用いられている。第1図に従来の熱風式ドライヤの概
要を示す。ドライヤは本体12A、ブロワIOA、ヒー
タIIAから構成されている。
また熱風の流れは、ブロワIOAからヒータIIAに入
り、一定温度に加熱してライン5Aからドライヤ本体1
2Aに入り、ノズル13Aより湿紙1八に吹きつけて乾
燥させる。本体12Aからの乾燥廃ガスは、ライン3A
からのライン4Aを通してブロワIOAで循環する。こ
の場合熱風の湿度を一定にするため、フレッシュエアを
ライン7Aから入れ、ライン8Aから系外へ一部排出す
る。また紙の乾燥システムでは、第2図に示す様に熱風
ドライヤ12Aを多段に組合せ、M紙IAを乾燥紙2A
として出す。
今熱風ドライヤの給排率ηを次式で定義したとき、 η−(循環ラインから系外へ抜出す熱風量)/(循環熱
風量) 従来の熱風ドライヤは、第2図に示すドライヤ群はいづ
れも、一定の給排率あるいは制御をすることなく、運転
がされている。給排率を小さく (例えばη−0近傍)
すれば、エネルギーロスはダクト、熱風ドライヤ本体か
らの放熱のみで小さくなるが、紙は乾燥しにくくなる。
なぜならば、乾燥は熱風中の湿度と紙表面の蒸気圧が駆
動力になるからである。そこでηを大きくすると、系外
に逃がす熱風量が増えることになり、エネルギーロスが
増大する。故に従来のドライヤはη−0,1〜0.15
で運転されているのが通常である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、エネルギーロスが少なく、乾燥特性が従来と
遜色のない乾燥システムを開発し、前記従来の欠点を解
消できると共に、熱効率のよい熱風ドライヤを提供せん
とするものである。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は、多段の熱風ドライヤにおいて、各ドラ
イヤ出口に低温検出器を設置し、これに基いて熱風給排
率を制御すると共に、予熱ゾーンのドライヤは、給排率
の低い領域(η−0,05以下)で慎重ゾーンの設定温
度になるよう出口紙面温度を検出して、排気制御弁の開
度を調整し、慎重ゾーンのドライヤは、熱効率が最大と
なる給排率0.05〜0.15の範囲で、排気制御弁の
開度を調整し、減率ゾーンのドライヤは、給排率0.0
5以下でドライヤ出側紙面温度を検出し、排気制御弁の
開度を調整するようにした構成を有するものである。
(作用) さて前記構成において、紙の乾燥特性を把握し、紙の予
熱を担当するドライヤではηが小さく (例えばη−0
,05) 、慎重域を担当するドライヤでは、ηが大き
く (例えばη−0,1〜0.15) 、減率域を担当
するドライヤでは、ηが小さく (例えばη−0,05
)なる様に、紙面温度を検出し、排気制御弁の開度を調
整できる様にしてなるものである。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面について説明すると、第3図
は本発明の熱風ドライヤの1実施例を示す。
第3図は塗上紙の熱風乾燥の例で、熱風ドライヤは符合
]〜6で構成されている。また各ドライヤごと(例えば
1.6)、あるいは2基のドライヤ(例えば2.3)ご
とに1つの熱風循環ラインを構成している。この循環ラ
インにはブロワ1. Oa−IOCが1台1、ヒータ1
1a〜11Cが各1台が設けられている。
また循環ラインの排出ガスラインにコントロール弁12
a〜12Cがあり、各ドライヤ出口に非接触式温度計、
例えば赤外線温度計13a〜13cがあって、その出力
を演算制御装置142〜14cに導いて、コントロール
弁12a〜12c4こそれぞれ0〜100%の開度を指
示する出力信号を送る構造となっている。その他、給紙
り−Jし20から塗工用原紙15が送り出され、塗工装
置22で塗工され、ドライヤ1〜6で乾燥されて巻取り
リール21で巻取られる構造となっている。なお、ドラ
イヤ4.5にも同様な熱風循環ラインが設けられている
次に以上の如く構成された実施例について作用を説明す
ると、紙の乾燥特性は第4図に示す様に、予熱、慎重、
減率過程がある。予熱ゾーンに相当するドライヤ1では
、温度計133で検出した低温に基いて、演算制御装置
14aからコントロール弁12aに、給排率ηをコント
ロールする開度設定信号く望ましくはη−0,01〜0
.05)を出す。
この場合ηを小さくしすぎると(例えばη=0.01以
下)、低温は第4図に示すとおり、斜線部に過剰の熱エ
ネルギーを与えたことになる。一方ηを大きくする(例
えばη−0,15)と、非常に低温で水分は蒸発するが
、熱エネルギーを大量に系外に出すので、熱ロスが増大
する。従って最も熱効率を高めるためには、恒率乾燥に
おけろ低温と同程度の低温になる様ηを小さくするのが
良い。
次に慎重域を担当するドライヤ、例えば第3図ではドラ
イヤ2.3であるが、ηを望ましくは0.1〜0.15
程度にコントロールする様、コントロール弁12bの開
度を設定する。また慎重域では、低温を高くする程、熱
風中の水分濃度を低くする程、水分の蒸発に対する駆動
力が増大する。しかし紙温と熱風中の水分は、次式で示
す様に、熱風中の水分濃度(−水蒸気分圧Pa)を決め
ると紙’/L T Sは決まってしまう。
q=UA (TG−TS) 但し qは熱風が紙に与えた熱量、 Uは紙と熱風との熱伝達率、 Aは伝熱面積、 TGは熱風温度、 TSは低温、 hDは物質移動係数、 Lrは蒸発潜熱、 Rはガス定数である。
一方熱風中の水分1度は、ηを大きくすると小さくなる
。従って熱効率としては、台5図に示す関係が得られる
。熱効率の最も良いときのηは、運転条件で異なるが、
一般にη−0,05〜0.15が最も効果が高い。
よって予しめ運転条件が分っていれば、熱効率最大とな
る低温は計算できるので、この温度(例えばη−0,1
、U=80Kcal/ldh”cでは低温約50℃)を
、第3図の温度計13bが指示する様排気弁12bの開
度をコントロールすればよい。
さて次に減率域を受けもつドライヤ6においては、水分
蒸発は、紙の厚み方向の水分拡散が律速となるため、給
排率ηをいくら大きくしても、もはや蒸発を促進しない
。従って紙の水分濃度は、低温と密接に関係してくるた
め、第6図に示す様に紙面温度と含水率は、減率域では
バラツキの小さい一様の関係が見られるので、ドライヤ
の出口側の紙面温度を温度計13cで監視しておけば、
製品(紙)の水分濃度はほぼ一定値を示す様になる。
この場合ドライヤ6の出側の温度は、給排率η−0,0
5以下(熱風の系外への熱損失が小さくなる)でコント
ロールし、ηを上げても(熱ロス増大)製品含水率は殆
ど変化しないことになる。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されており、予熱
ゾーン、慎重ゾーン、減率ゾーンに見合って各ドライヤ
の熱風給排率ηを、予熱ゾーンのドライヤはη−0,0
5以下で慎重ゾーンの設定温度になる様、ドライヤ出口
の紙面温度をコントロールし、慎重ゾーンのドライヤは
、η−0,05〜0.15の範囲で熱効率最大になる紙
面温度で制御し、減率ゾーンのドライヤはη−0,05
122下で、予しめ設定水分となる紙面温度で制御する
。従って本発明によると、省エネドライヤが達成できる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱風ドライヤのシステム図、第2図は第
1図のドライヤを多段に組合せた状態を示す説明図、第
3図は本発明の実施例を示す熱風ドライヤのシステム図
、第4図は紙の乾燥特性線図、第5図は熱効率を示す線
図、第6図は紙水分と紙面温度との関係を示す線図であ
る。 図の主要部分の説明 1〜6− ドライヤ 10a 〜10c −=ブロワ 11a〜11C−ヒータ 12a〜12C−コントロール弁 13a〜13c−非接触式温度計 14a〜14c −演算制御装置 15−塗工用原紙 20−給紙リール 特許出願人 三菱重工業株式会社 ドライヤ・長さ 第5図 0.0!:) O,+5 。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多段の熱風ドライヤにおいて、各ドライヤ出口に紙温検
    出器を設置し、これに基いて熱風給排率を制御すると共
    に、予熱ゾーンのドライヤは、給排率の低い領域(η−
    0,05以下)で慎重ゾーンの設定温度になるよう出口
    紙面温度を検出して、排気制御弁の開度を調整し、慎重
    ゾーンのドライヤは、熱効率が最大となる給排率0.0
    5〜0.15の範囲で、排気制御弁の開度を調整し、減
    率ゾーンのドライヤは、給排率0.05以下でドライヤ
    出側紙面温度を検出し、排気制御弁の開度を調整するこ
    とを特徴とする熱風ドライヤ。
JP7969884A 1984-04-20 1984-04-20 紙の乾燥装置における多段熱風ドライヤ Granted JPS60243477A (ja)

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JP7969884A JPS60243477A (ja) 1984-04-20 1984-04-20 紙の乾燥装置における多段熱風ドライヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01247165A (ja) * 1988-03-30 1989-10-03 Dainippon Printing Co Ltd オフセット輪転機用乾燥装置
JP2016186371A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 株式会社Screenホールディングス 乾燥装置、塗膜形成システム、乾燥方法および塗膜形成方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162174A (ja) * 1984-02-02 1985-08-23 橋本電機工業株式会社 ベニヤドライヤ−に於ける排気制御方法及び装置

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