JPS60243301A - スクロール流体機械及びその流体機械の組立て方法 - Google Patents

スクロール流体機械及びその流体機械の組立て方法

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JPS60243301A
JPS60243301A JP59101267A JP10126784A JPS60243301A JP S60243301 A JPS60243301 A JP S60243301A JP 59101267 A JP59101267 A JP 59101267A JP 10126784 A JP10126784 A JP 10126784A JP S60243301 A JPS60243301 A JP S60243301A
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scroll
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利之 中村
Masahiro Sugihara
正浩 杉原
Tsutomu Inaba
稲葉 努
Masahiko Oide
大井手 正彦
Tadashi Kimura
正 木村
Norihide Kobayashi
小林 教秀
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    • Y10T29/49236Fluid pump or compressor making
    • Y10T29/4924Scroll or peristaltic type

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、空気圧縮機、冷媒圧縮機などの圧縮機、ポン
プ、膨張機等に用いられるスクロール流体機械の隙間微
調整機構に関するものである。
〔従来技術〕
スクロール流体機械の名で知られる流体機械の原理は古
くから知られており圧縮機、ポンプ、膨張機など様々な
ものに応用が考えられてきている。
第1図は、スクロール流体機械の基本的な構成要素を示
すものであり、図において(1)は固定スクロール、(
2)は揺動スクロール、(1a)は吐出口、Pは圧縮室
、0は固定スクロール(1)上の定点、0′は揺動スク
ロール(2)上の定点である。固定スクロール(1)及
び、揺動スクロール(2)は、それぞれ後述する台板上
に巻き方向が反対で同一形状の渦巻側板(101)(2
01)が一体に形成され、第1図の如く互いに組み合わ
さっておりB点各部で渦巻側板(101)(201)は
互いにその軸方向側面を接している。この渦巻側板(1
01)(2’01)の形状は、従来から知られている如
く、インボリュート曲線等で形成されている。
次に本スクロール流体機械が圧縮機として作動する場合
の動作について説明する。第1図において、固定スクロ
ール(1)は空間に対して静止しており、揺動スクロー
ル(2)は、固定スクロール(1)と図の如く組み合わ
されて、その姿勢を空間に対して、変化させないで回転
運動を行ない、第1図0’ 、 90’。
180°、270° のように運動する。揺動スクロー
ル(2)の運動に伴い前記各点Bは中心に向って移動し
、固定スクロール渦巻側板(101)及び揺動スクロー
ル渦巻側板(201)の間に形成される三明状の圧縮室
(P)は順次その容積を減じこの圧縮室Pに取り込まれ
た気体は圧縮されて吐出口(1a)から吐出される。
この間第1図0〜σの踏離は一定に保持されており渦巻
側板(101)(201)の間隙を21厚みをtで表わ
せば、0σ””2 t となっている。2は渦巻側板(
101X201)のピッチに相当している。また第1図
において、揺動スクロール(2)を逆方向、すなわち0
0゜270’、 180°、90°のように回転させれ
ば、膨張機として作動することは言うまでもない。
この様な、作動原理によって作動するスクロール流体機
械の具体的な構成を第2図によって説明する。@2図は
スクロール流体機械を圧縮機として応用した場合の1つ
の従来例である。図中(1)は固定スクロール、(2)
は揺動スクロール、(1a)は吐出口、(P)は圧縮室
、(1b)は吸入口、(3)は主軸、(4)はフレーム
である。また(101)(201)は固定スクロール(
1)及び揺動スクロール(2)のそれぞれ渦巻側板であ
り、(102)(202)は固定スクロール(1)及び
揺動スクロ、−ル(2)のそれぞれ台板である。またA
は、渦巻側板(1(11)(201)の端面(tola
)(201a)と、これにそれぞれ当接する相手側台板
(202)(102)の底面(202a)(102a)
との間の軸方向隙間である。
ここで揺動スクロール(2)は台板(202)の渦巻側
板(201)が形成された面と反対の面をフレーム(4
)に支持された状態で固定スクロール(1)と第1図に
示したような状態で組合わされ、固定スクロール(1)
はフレーム(4)に固定される。主軸(3)が矢印のよ
うに回転すると、これに連結した揺動スクロール(2)
が運動を始める。ここで、揺動スクロール(2)は、図
示しない自転防圧装置により自転しない公転運動を行な
う。その結果、吸入口(1b)より被圧縮流体が吸引さ
れ、第1図に示した作動原理により圧縮され、吐出口(
1a)より吐出される。
このような流体機械において、径方向シールすなわち、
隙間Aを通って渦巻径方向への漏れはその漏れ線長さが
藺巻の長手方向長さに相当するためその流体取り込み容
積に比して相対的に大きく、機械の効率に与える影響は
大きい。この径方向をシールする方法としては、隙間A
を微少にして、例えば、吸入口(1b)より被圧縮流体
とともに油を吸引させ、微少隙間Aに油膜を形成させて
被圧縮流体の漏れを防止する手段が考えられるが、この
ような微少隙間を均一に設けるためには、固定スクロー
ル(1)、揺動スクロール(2)、フレーム(4)など
各部の寸法精度が高く要求され、場合によっては組立時
に報部品の選択嵌合をしなければならないなど、工作性
、組立性に問題があった。また、運転時、吐出口(1a
)近傍は圧縮された流体により高温になるが、その結果
微少隙間A以上に局部的に熱膨張すると、逃げがないた
め焼き付きが生ずる。
従って、熱膨張量を想定してあらかじめその分A面全体
を均一にその隙間を大きくとらねばならないが、このよ
うにすると、効果的な油膜を形成するのに必要な最適隙
間以上になり結果として漏れが大きくシールの効果をな
さない場合が多かった。
一方、こういった非接触シール以外に、渦巻側板(10
1)(201)の端面に、渦巻長手方向に沿って溝を形
成し、この溝にシール材を嵌入して、接触シールによっ
て漏れを防止する方法が考えられている。
このようなシール方法としては、古くは1905年の米
国特許第801182号に示されており、また最近のも
のとしでは、特開昭51−117304号等に開示され
ている。
一例として特開昭51−117804号に示されたもの
を第8図〜第5図によって説明する。すなわち第8図は
固定スクロール(1)台板底面(102a)と揺動スク
ロール(2)渦巻側面端面(261a)との間のA部近
傍の部分断面図であって、渦巻側板(201)の端面(
201a)の渦巻長手方向に沿って開口する断面矩形の
溝(5)を形成し、この溝(5)内に溝(5)と同形状
のシ−ル材β1)を嵌入している。ここで、溝(5)側
面(5b)とシール材缶荀側面(51b)との間には渦
巻長手方向に沿って隙間(501)、溝(5)底面(5
d)とシール材部υ下面(51d)との間にはやはり渦
巻長手方向に沿って隙間(502)が設けられるように
溝(6)及びシール材(6)の寸法は規定され、その結
果、渦巻側板(201)の端面(2oia)と台板底面
(102a)の間に隙間Aが介在しても、渦巻側板(2
01)によって仕切られた高圧側圧縮室p Hと低圧側
圧縮室PI、の間のシールは、高圧側圧縮室P)Iより
実線矢印で示されるように隙間(501)。
(502)にガスが流入して、結果として、矢印Fのよ
うに力が負荷されるため、シール材(6)は合板底面(
102a)及び溝(5)側面(5c)にそれぞれシール
材(51)の上面(51a)及び側面(51c)が押し
付けられシール材(51)が合板底面(102a)及び
溝側面(5c)に密着してガスの漏れは防止される。
このようなシール方法においては、渦巻側板端面と合板
底面の間の隙間Aを通って渦巻径方向への漏れに対する
シールは効果的に行なえるが、渦巻側板(101)(2
01)同士によって点Bで仕切られた各圧縮室2間にお
いては隙間(501)(502)を通って渦巻長手方向
に漏れやすい欠点を有している。
すなわち第4図は、渦巻側板(101)(201)の接
点B近傍を上面より見た部分断面図、第5図は、同じく
部分断面斜視図であるが、高圧側圧縮室PHより実線矢
印で示すように、ガスが隙間(501) 、 (502
)を通って下流側の低圧側圧縮室PLへ漏れる状態を示
している。このように、この形式のシール方法は径方向
へのシールは効果的に行なうが、その手段として、溝(
5)とシール材(6)の間に隙間(501)(502)
を設けねばならないため、その結果として、渦巻長手方
向の漏れは必然的におこり、圧縮効率すなわち性能の低
下はまぬがれない。特に工作精度による隙間(501)
(502)の寸法のパラつきは隙間(501)(502
)を通過する漏れの増大やシール材i5υの追従性自体
の低下による径方向への漏れの増大を生ずる可能性をも
っている。
更に、シール材(5Ilの上面(51a)は、ガスによ
って □台板底面(102a)に押し付けられて摺動す
るため、この部分の摺動ロスや、摩耗も無視できない。
このように従来のシール方法は、工作精度が性能におよ
ぼす影響や、信頼性の点等で問題があった。
〔発明の概要〕
この発明は、上述した欠点を除去すべくなされたもので
あり、構造が簡単であり、組立性が容易で、しかも工作
精度や運転中の熱変形なども許容でき、運転中の漏れを
効果的に防止して高効率で信頼性の高いスクロール流体
機械の組立微調整機構を提供することを目的としている
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を第6図〜第17図によって
説明する第6図はスクロール圧縮機を全密閉形冷媒圧縮
機に応用した場合の具体的な一実施例である。
図中(1)は固定スクロール、(2)は揺動スクロール
、(1a)は固定スクロール(1)の中央部に穿設され
た吐出口、(1b)は固定スクロール(1)の周壁部(
108)に形成された吸入口、(P)は圧縮室である。
又固定スクロール(1)は円板状の台板(102)とこ
の°台板(102)に一体に形成された渦巻状#板(1
01)とで構成され、揺動スクロール(2)も同様に円
板状の合板(202)に一体に形成された渦巻状側板(
201)とで形成され、両スクロール(1) (2)が
互いにかみ合わさって台板(102)(202)と渦巻
状側板(101)(201)とで囲まれた圧縮室(P)
が形成されている。この圧縮室炉)は複数個形成され、
そのうち最も圧力が高い中央部の圧力室が吐出口(1a
)に連通するように構成されている。
上記渦巻状側板(101)、 (201)の各端面(1
01a)、(201a)にはそれぞれ渦巻長手方向に沿
って、しかも渦巻方向内端部及び外端部を残して、ガイ
ド部である溝(5)がそれぞれに形成され、これら各溝
(5)には微調整用エレメント(6)がそれぞれ嵌合さ
れている。
このエレメント(6)は溝(5)にガイドされ溝(5)
に前記エレメント(6)の両側面が渦巻長手方向に完全
に密着状態となるように圧入されている。
又、(3)は主軸、(301)は渦巻状側板(101)
、 (201)が摩耗してもこれら両側板(101) 
、 (201)の側面が常時B部で接触するように揺動
スクロール(2)に押付は力を与える偏心ブツシュ、(
イ)は外周部面形状が固定スクロール(1)とほぼ同じ
で、しかも最大外径が固定スクロール(1)と同じであ
る上部フレーム、(2)は外周部面形状が固定スクロー
ル(1)とほぼ同じでしかも最大外径が上部フレームθ
Qより大きな下部フレーム、(401)はオルダム継手
、(402)は圧縮室(P)の圧力及び揺動スクロール
(2)の自重を受ける環状の上部スラスト軸受、(4,
11)は主軸(3)の自重と主軸(3)にかかる他のス
ラスト荷重を受ける環状の下部スラスト軸受、(708
)は主軸(3)のラジアル荷重をその上部で受ける上部
主軸受でこの実施例では軸受メタルを使用している。(
412)は主軸(3)のラジアル荷重をその中間部で受
ける下部主軸受で、この実施例では軸受メタルを使用し
ている。
揺動スクロール(2)の台板(202)の背面(202
b)中心部には軸心が台板(202)の背面(202b
)に対して垂直で主軸(3)の軸心に対して垂直で主軸
(3)の軸心に対して平行な軸(208)が一体に形成
されており、又、主軸(3)の上端面には主軸(3)の
軸心(回転中心)に平行な軸心を有する偏心穴(3a)
が形成されていてこの偏心穴(3a)に回転自在に偏心
ブツシュ(801)が嵌入されている。この偏心ブツシ
ュ(801)はその外周に対して偏心し、軸心が主軸(
3)の軸心と平行な偏心穴(801a)を有しており、
この偏心穴(801a)には上記軸(208)が回転自
在に嵌入されている。
主軸(3)は、上部フレームに)に配設された上部主軸
受(408)、下部フレーム■に配設された下部スラス
ト軸受(411)及び下部主軸受(412)によって支
承されており上部フレームに)、下部フレーム(ロ)は
いんろう嵌合部などにより上部主軸受(403)、下部
主軸受(412)が互いに同心になるよう組合わさって
いる。
また、上部主軸受(408)と上部スラスト軸受(40
2)とは同心であり上部主軸受(408)軸心と、上部
スラスト軸受(402)の軸受面(402a)とが垂直
であるので、主軸(3)はその軸心が上部スラスト軸受
(402)の軸心に対して同心となり、また上部スラス
ト軸受(402)の軸受面(402a) に対して垂直
に維持される。また、揺動スクロール(2)はその合板
(202)の背面(202b)で上記上部スラスト軸受
(402)軸受面(402a)により支承されているの
で、揺動スクロール(2)の合板(202)は主軸(3
)に対して垂直な姿勢に維持される。
オルダム継手(401)は、揺動スクロール(2)の自
転を防止し、揺動スクロール(2)が主軸(3)の軸心
の周りに公転運動のみをするようにするための継手手段
であり、揺動スクロール(2)の合板(202)と、上
部フレーム(至)との間に配設されている。
上記各部機構部品が上記のような相対関係に組立てられ
た後、固定スクロール(1)及び揺動スクロール(2)
の台溝(5)に各微調整用エレメント(6)が台溝(5
)より大きく突出した状態で装着され上部フレーム顛、
下部フレームOη、固定スクロール(1)とは固定スク
ロール(1)の周壁部(108)と上部フレーム■とを
貫通し先端のねじ部(42a)が下部フレーム(ロ)の
みに螺合する複数個のボルドーによって共締めされる。
この状態を第7図に示す。ここで、固定スクロール(1
)は周壁部(108)の下面(108a)で、上部フレ
ーム(至)の外周部上面に形成された取付面(40a)
に固定されるが、上部フレーム■の取付面(40a)は
、上部スラスト軸受(402)の軸受面(402a)と
平行であり、揺動スクロール(2)の合板(202)の
背面(202b)と、これと反対の面である底面(20
2a)及び、渦巻側板(201)の端面(201a)は
、それぞれ平行であり、更に固定スクロール(1)の周
壁部下面(108a)と、渦巻側板(101)の端面(
101a)は同一面上にあり、上記端面nota)と、
台板(102)の底面(102a)は平行であるので、
固定スクロール(1)の渦巻側板端面(101a)と揺
動スクロール(2)の合板底面(202a)及び、揺動
スクロール(2)の渦巻側板端面(201a)と固定ス
クロール(1)の台板底面(102a)の間はそれぞれ
平行に維持される。そのため、前記各エレメント(6)
はそれぞれ固定スクロール(1)の台板底面(102a
) 、揺動スクロール(2)の合板底面(202a)に
よって押圧され均一に前記溝(5)内に圧入される。そ
して、上記固定スクロール(1)が上記フレーム←1を
介してフレーム(ロ)にボルト(6)により共締めされ
た状態において上記固定スクロール(1)の渦巻側板端
面(101a)と揺動スクロール(2)の台板底面(2
02a)及び揺動スクロール(2)の渦巻側板端面(2
01a)と固定スクロール(1)の合板底面(102a
)の間には均一に微少隙間Aが形成されるので、この微
少隙間Aだけ各m(5)より均一に突出した状態になる
まで前記各エレメント(6)を前記台溝(5)内に押し
込まれたところで止まる。その結果各渦巻側端面(10
1a)(201a)と相手方の各台板底面(202aX
102a)の間は上記各エレメント(6)を介して実質
隙間がなくなる。
次に第6図において主軸(3)を回転さゼるモータの支
持は、モータのロータ閥が、主軸(3)に焼嵌めなどに
よって固定され、上記ロータ翰と適当なエア・ギャップ
を確保調整しなからモータのステータfflが下部フレ
ーム0υにボルト等によって固着されている。
上記各機構部品を上記のような相対関係に組立てた機構
部品■、即ち固定スクロール(1)、揺動スクロール(
2)、上部フレーム(イ)、下部フレームθυ、主軸(
3)、ロータ四、ステータヴ1等々の組立品は密閉容器
であるシェル(9)に収納されている。ここでシェル(
9)は上ぶた(901)、中間円筒部(902)、底ぶ
た(903)に三分割され、機構部分C9は、下部フ1
ノ−ム0])外周部において中間円筒部(902)に焼
嵌めあるいはスポット溶接などにより固定され、上ぶた
(9C1)、底ぶた(908)は前記中間円筒部(90
2)両端面において図のように中間円筒部(902)外
周部をおおうように嵌め合わされ、これら嵌め合わせ部
を溶接密封している。(904)はシェル中間円筒部の
周壁に溶接等により接続され、シェル(9)内部空間(
9a)に開口する吸入管、(905)はシェル上ぶた(
901)の中央部を貫通してこの中央部に気密に接続さ
れ、更に固定スクロール(1)の吐出口(1a)に連通
ずるように延長された吐出管、(906)はシェル上ぶ
た(901)に溶接され、図示しないリード線によって
、モータステータウυと電気的に接続された密封端子、
(907)はシェル(9)の底部に溜められた潤滑油で
ある。ここで主軸(3)の下端部は、潤滑油(907)
に浸漬している。また前記吐出管(905)と吐出口(
1a)の接合部はOリング等によりシールされている。
主軸(3)には、主軸(3)下端部より上端部に形成さ
れた偏心穴(8a)まで貫通した偏心給油孔(8b)が
形成され、軸受各部へ給油されるようになっている。
このように構成されたスクロール圧縮機の動作を次に説
明する。密封端子(906)を通じて、モータステータ
ff11に通電すると、モータロータff(1はトルク
を発注して、主軸(3)と共に回転する。主軸(3)が
回転を始めると、主軸(3)の偏心穴(8a)に嵌入さ
れた偏心ブツシュ(801)を介して、揺動スクロール
(2)の軸(208)に主’A (3)の回転力が伝え
られ、揺動スクロール(2)はオルグム継手(401)
にガイドされて自転することなく主軸(3)の軸心を中
心とする公転運動を行ない、第1図に示す上述したよう
な圧縮作用が圧縮室Pで行なわれる。
この際渦巻状側板(101)、 (201)の端面(1
01a)、(201a)と、これらに対面する合板(2
02)、 (102)の底面(202a)。
(102a)の間の微少隙間Aを埋めるように溝(5)
に嵌入されたエレメント(6)が台板底面(202a)
、(1(+2a)の方向へ実質隙間がない状態で均一に
上記端面(101a)。
(201a)より突出17ているので上記微少隙間Aを
通して渦巻径方向すなわち相対的に高圧の圧縮室から低
圧の圧縮室への圧縮冷媒ガスの漏れが生じるのを防圧す
る。更に渦巻状側板(101)、 (201)の側面同
志は、揺動スクロール(2)が偏心回転運動することに
よって生じる遠心力などを利用して偏心ブッi/ ユ(
801)を揺動スフo −# (2) 0) ah (
208)のibに揺動させ、主軸(3)の軸心に対する
揺動スクロール(2)の偏心量を可変にすることにより
渦巻状側板(Lot)(201)の側面同士がB部で当
接させられ上記相対的に高圧の圧縮室から低圧の圧縮室
への圧縮冷媒の漏れが渦巻状側板(101)、 (20
1)の側面間を通じて渦巻方向に生じるのが防止される
。このようにして圧縮時の漏れはほとんど防止され、圧
縮効率の高い運転を行なうことを可能とする。
次に冷媒ガスの流れについて説明する。蒸発器(図示せ
ず)からの吸入冷媒ガスは吸入管(904)よりシェル
内空間(9a)に流入して、モータロータフω、モータ
ステータウ1)等を冷却すると共に、図示しない下部フ
レーム■外周部に設けられた吸入通路を通過して吸入口
(1b)より吸入されて圧縮室Pに取り込まれ、圧縮さ
れた後、高圧冷媒ガスとなって、吐出口(1a)を経て
、吐出管(905)よりシェル(9)外へ排出され凝縮
器(図示せず)に至る。
次に給油系について説明する。シェル、(9ンの下部に
溜められた潤滑油(9Q7)は、主軸(3)の回転によ
って生じる遠心ポンプ作用により偏心給油孔(8b)を
経由して、偏心穴(8a)に汲み上げられ偏心ブツシュ
(801)に給油される。主軸(3)、偏心ブツシュ(
801)に設けられた油水、油溝(図示せず)などより
、上部スラスト軸受(402)、下部スラスト軸受(4
11)、上部主軸受(408)、下部主軸受(412)
、更にはオルダム継手(401)を潤滑した後、一部は
、圧縮室Pへ吸入冷媒ガスとともに吸入され、圧縮部の
シール及び潤滑に使用され吐出管(905)より排出さ
れ、凝縮器、蒸発器(図示せず)を通過して再び吸入管
(904)よりシェル(9)内へ戻ってくるが、大半は
上部フレームに)、下部フレーム0のにそれぞれ設けら
れた返油孔(40b)、 (41a)を経て、シェル(
9)下部に流下し戻される。
第8図は主軸(3)の偏心穴(8a)に挿入される偏心
ブツシュ(801)の構成を詳細に示す図で、(a)は
上面図、(b)は側面断面図、(C)は下面図である。
(801b)は偏心ブツシュ外周面であり、OBoはそ
の中心である。(801a)は偏心ブツシュ内周面であ
り、OB+はその中心である。中心OB置よ中心On。
に対してεだけ偏心している。
(801C)は下端が偏心ブツシュ下端面に開口し、上
端部は偏心ブツシュ上端面に開口しないように閉じた状
態に形成された縦方向に延在する油溝で、上記内周面(
801a)に連接している。(801d)は上記油溝(
801c)と外周面部(801b)とを連通ずるための
油孔、(801e)は上記外周面部(801b)に設け
られた切り欠き部で、上記油孔(801d )の径方向
外端がこの切り欠き部に開口している。(801f )
は偏心ブツシュ(801)の肉厚部において偏心ブツシ
ュ下端面に穿設されたまわり止め用穴である。なお、偏
心ブツシュ(801)はアルミ合金、鉛青銅などの軸受
材によって作られる。
第9図は、このような偏心ブツシュ(801)を主軸(
3)へ装着する際の組立順序を説明するための斜視図で
ある。第8図において、先ず主軸(3)の偏心穴(3a
)底部のピン六e])に、平面形状がC形のほぼ筒状を
なすスプリングピン(2)を嵌合した後、このスプリン
グピン(2)に偏心ブツシュ(801)下部のまわり止
め用穴(801f)が合うように、偏心ブツシュ(80
1)を偏心穴(8a)に嵌入する。まわり止め用穴(8
01f)にスプリングピン(2)が嵌入し偏心ブツシュ
(301)の下端面が偏心穴(3a)の底面に当接した
状態でスナップリングΦを偏心穴(3a)側面円周方向
に形成されたスナップリング溝(ロ)に嵌める。ヌナツ
プリング峙は細いピアノ線などの弾性線状をC形に形成
したものである。
第10図は偏心ブツシュ(801)を主軸(3)に組込
んだ状態を示す図であり、この第9図において、へは主
軸(3)の軸心即ち回転中心で、この中心08と上記偏
心ブツシュ内周面(aola)の中心OBiとを結ぶ直
線と上記中心OBiと上記偏心ブツシュ外周面(801
b)の中心とを結ぶ直線とがほぼ直角をなす位置に上記
中心Onoが位置するように、スプリングピン(至)の
位置は決定されている。まわり止め穴(801f)の径
はスプリングビン翰の径より大きくとられ、偏心ブツシ
ュ(801)が周方向にある程度動き得るようにしであ
る。また、偏心ブツシュ(801)の油孔(801d)
と主軸(3)の大径部半径方向に穿設された油孔(3C
)とが、偏心ブツシュ(801)の回動によっても常に
連通ナス)へ17−翔hヶへrA111P)け固右面に
所定長さ形成されている。上記油圧(8C)は更に主軸
(3)大径部外周面軸方向に設けられた油溝(8d)に
連通している。
揺動スクロール(2)の揺動軸(208)は、偏心ブツ
シュ(801)内に揺動軸(208)外周面が内周面(
801a)と摺動可能なように嵌入されるので、上記偏
心ブツシュ内周面(301a)の中心OB+は揺動中心
すなわち揺動スクロール(2)の重心と一致している。
従って矢印W方向に主軸(3)が回転すると、上記主軸
(3)の回転中心08と上記偏心ブツシュ内周面(80
1a)の中心OB+とを結ぶ直線上に矢印G方向に遠心
力が発生し、偏心ブツシュ(801)は上記偏心ブツシ
ュ外周面(801b)の中心OBoを中心に矢印M方向
にモーメントが生ずる。従って、もし固定スクロール(
1)と揺動スクロール(2)の渦巻側板(101)、 
(201)の間に隙間がある場合、これら両側板(10
1) (201)が互いに接するまで揺動スクロール(
2)が移動するように、偏心ブツシュ(801)は上記
偏心ブツシュ外周面(801b)の中心OBoを中心に
矢印M方向に回転する。
第11図により上記中心位置の変化を説明する。
すなわち、偏心ブツシュ外周面(801b)の中心OB
を中心にして偏心ブツシュ(301)は矢印M方向に回
転し、偏心ブツシュ内周面(801a)の中心OBiは
渦巻側板(101) 、 (201)が互いに接する点
OB、’まで移動する。すなわち揺動スクロール(2)
の公転半径は可フ;−Rより080B、’= R’まで
変化する。また逆に工作精度により公転半径がRより小
さい場合は矢印Mと反対方向に偏心ブツシュは回転する
。これは液パツクや、両渦巻側板(101X201)間
への異動かみ込みなどの場合にも生ずる。
このように偏心ブツシュ(5)は工作精度のバラツキを
吸収し、組立性を容易にして、しかも圧縮時に両渦巻側
板(101)(201)間を通じて渦巻方向へ圧縮冷媒
ガスが漏れるのを防止して圧縮効率を向上させ、また液
バツクや異物のかみ込みに対しても耐力があり信頼性の
向上にも役立つものである。
次に本発明の詳細かつ具体的な説明を行なう。
第12図は、前記エレメント(6〕を揺動スクロール(
2)の渦巻側板(201)の端面(201a)に開口し
、渦巻長手方向に沿って形成された溝(5)に圧入する
状態を示す組立時の斜視図である。溝(5)は渦巻側板
(201)の端面(201a)に開口し、しかも渦巻方
向内端部(201b)及び外端部(201c)を残して
渦巻長手方向に沿って形成され、この溝(5)を埋める
ようにひも状のエレメント(6)を溝(5)開口面に垂
直に圧入する。ここでは揺動スクロール(2)の例を示
すが、固定スクロール(1)についても同様に実施され
ることは言うまでもない。以下揺動スクロール(2)に
限って説明していく。
第13図は、このような状態における局部断面図であり
、上記溝(5)及びエレメント(6)はここでは断面矩
形の形状をとっている。ここでエレメント(6)の巾寸
法りは、溝の巾寸法びと実質同等以上の寸法を有してお
り、またエレメント(6)の厚み寸法Hは、溝(5)の
深さ寸法H′と実質量等か、それよりも小さい値と、ン
つでいる。D)D’である場合は、エレメント(6)は
巾方向に弾性変形ないし塑性変形しやすい材質でなけれ
ばならず、従って、ニレメン □ト(6)としては、そ
のような性質を有するものが使用される。ある程度の弾
塑性可撓性がありかつ自己潤滑性のある四ふっ化エチレ
ン樹脂等は最適でる。
第14図はこのようなエレメント(6)を溝(5)内に
挿入した状態を示す局部断面図であり、エレメント(6
)は弾性変形(塑性変形しても良い)して両側面(6b
)、(6c)が溝(5)の両側面(5b)、(5c)と
密着した状態で渦巻側板端面(201a)より突出した
状態、従ってエレメント(6)の下面(6d)と、溝(
5)の底面(5d)の間に空[(502)がある状態で
止まっている。この空隙(50りの軸方向寸法をδとす
る。
第15図は、このような揺動スクロール(2)に、第6
図で説明したような組立法で固定スクロールをかぶせて
、固定した状態を示す局部断面図である。
固定スクロール(1)の合板底面(102a)によって
上述した渦巻側板端面(2o1a)より突出したエレメ
ント(6)は、溝(5)内へ矢印のように下向に押し込
まれ、上記台板底面(102a) と渦巻側板端面(2
01a)の間に第6図にて上述した設定された微少隙間
Aができる位置まで押し込まれたところで止まる。この
時、上記空隙(501)の軸方向寸法δ′は、δ′くδ
 となるのは言うまでもない。ここで上記寸法δ′は、
圧縮機が運転中特に渦巻中心側が高温となるため、中心
側板が軸方向に熱膨張によって局部的に伸び、微少隙間
Aの寸法が局部的に縮まったとしても、相手側台板底面
によってエレメント(6)が局部的に縮まったとしても
、相手側台板底面によってエレメント(6)が更に溝(
5ン内下方へ軸方向に押されて移動し、この熱膨張によ
る寸法変化を吸収できるように逃げ部として設定されて
いる。
もしエレメント(6)に軸方向に弾性力が働き、従って
第15図の状態においてエレメント(6)の上面(6a
つが台板底面(102a)に、対して弾性力による押付
けが過大に作用する場合は第16図に示すように合板(
102)を矢印方向に戻してエレメント(6)の上面(
6a)と合板底面(10,1ea)の間に所定の微少隙
間A′があくようにオフセットすれば良い。
上記オフセットの一方法を第17図に示す。すなわち第
6図で説明した組立方法によって組立だ後ボルトに)を
はずして固定スクロール(1)を上部フレーム(至)よ
り取り固定スクロール(1)周壁部底面(108a)と
上部フレームに)の取り付は面(40a)の間に厚みが
均一でその寸法がA′である環状のシムを挾み込んだ状
態で再びボルト(ロ)を締めつけることによりシムの厚
さA′だけ固定スクロール(1)、揺動スクロール(2
)の各エレメント(6)の上面(6a)とこれに対応す
る台板底面(202a)(102a)の間に微少隙間A
′が均一に形成される。
第18図において、このようなオフセット組立方法の他
の例について説明する。固定スクロール(1)及び揺動
スクロール(2)の渦巻側板(101)(201)端面
(101a)(201a)の溝(5)には、あらかじめ
エレメント(6)を所定の微少隙間A以上に突出させて
おく。このような状態で、上部フレーム勿をその下面(
40b)が合うように堅固な平面(12a)を有する台
(2)上に置き、上部フレームに)上面に固定された上
部スラスト軸受(402)の軸受面(402a)上に厚
みが均一でその寸法がA′である上記上部スラスト軸受
(402)とばぼ同径の内外径を有する環状のシム勾を
敷く、そしてこの上に揺動スクロール(2)をその台板
背面(202b)と、上記スラスト軸受(402)で、
上記シム00を挾み込むようにしてのせる。このように
して、上記揺動スクロール(2)の渦巻側板(201)
と固定スクロール(1)の渦巻状側板(101)が互い
にかみ合うようにし°C固定スクロール(1)をかぶせ
る。次にこのような状態で、上記固定スクロール(1)
の上面(102b)平板(2)を介してプレスアーム(
2)によって台輪の平面(6)に対して垂直に押し付け
る。その結果固定スクロール(1)、揺動スクロール(
2)の各エレメント(6)は、それぞれの溝(5)内に
相手方の台板底面(2028X102a)によって圧入
され所定隙間Aよりシム0Qの厚みにを引いた寸法すな
わちA″だけ均一に谷溝(5)より突出した状態で止ま
る。その後シムa0を取り除いて、再び第6図で説明し
た組立方法により組立てると上記各エレメント(6)の
上面(6a)とそれと対応する相手方の台板底面(10
2a)(202a)の間には均一に微少隙間Xが形成で
きる。
以上のように組立において、各スクロールの渦巻側板端
面にアジヤスティングエレメント(6)とこれを挿入す
る溝(5)からなる軸方向隙間微調整機構を設けたこと
により各渦巻側板端面とそれに対応する台板底面との間
は、上記エレメント(6)を介して実質隙間を無くした
状態あるいは工作精度のパラつきを排除した必要最小限
の微少隙間に容易にセットすることができ、圧縮時にお
ける渦巻半径方向の冷媒ガスの漏れを押えることができ
る。更に、エレメント(6)と溝(5)の当接する側面
(6b) (6c)及び(5b)(5c)は実質隙間が
ないので、この部分を通して渦巻下流側への漏れも生じ
ない。
またエレメント(6)は溝(5)内に圧入などにより固
定されているので、本質的に台板底面に対するエレメン
ト(6)の上面(6a)の押し付けは発生せず、従って
、正常に運転されている場合、エレメント(6)の上面
(6a)の摩耗は生じない。更に上記押し付は力が台板
底面に発生しないということはここでの摩擦抵抗は無く
、従って前記偏心ブツシュ(801)の作動をスムーズ
に行なうことができる。すなわち偏心ブツシュ(801
)の揺動運動によって、これに嵌入した揺動スクロール
(2)は、その軸心が主軸(3)の細心に対して移動す
る。そして、この揺動運動は坪Wb 7h rI−11
71Q)自If ZTl 着、1’、+l ’IE +
yレーyq フN−−J’ ?ところが、固定スクロー
ル(1)及び揺動スクロール(2)の渦巻側板端面(1
01a)、(201a)に過大な力が作用するとこの部
分の摩擦抵抗とともに、揺動スクロール(2)のスラス
ト方向の力を支承する上部スラスト軸受(402)にも
過大な力が負荷され、結果として、これら摺動部の摩擦
抵抗は、上述した遠心力などによる偏心ブツシュ(80
1)の揺回動にともなって揺動スクロール(2)の渦巻
側板(201)の側面が固定スクロール(1)の渦巻側
板(101)の側面に押し付けられる方向に揺動スクロ
ール(2)が移動しようとするのを妨げる様に働き、上
記側板間の適切な接触が行なわれず、これらの部分から
の漏れが増大し、性能劣化をまねく、更に負荷が増大す
ると前記上部スラスト軸受(402)などの焼付きが発
生する。
本発明では、上述したように、エレメント(6)上面(
6a)の台板各部底面(102a)(202a)への押
し付けが本質的に発生しないので上部スラスト軸受(4
02)への負担はかからず、従って偏心ブツシュ(80
1)の作動をスムースに行なうことができ、それに伴う
渦巻4111 i (101) (201)4111面
“間の’y−JL/ b 軸111 fly +i” 
F’r fr Aことができる。
更に圧接時における渦巻中心側の局部的な熱膨張差によ
る隙間Aの減少により台板底面によるエレメント(6)
への局部的な押付けが発生してもエレメント(6)の溝
(5)への局部的な移動により吸収でき、これにともな
う焼付事故なども防止できる。
次に、第19図〜第32図において、本発明の他の実施
例を説明する。本実施例では揺動スクロール(2)に対
する例を示すが、固定スクロールにも同様に実施する。
第19図は、エレメント(6)を溝(5)に装着する際
、挿入を容易にさせるために、エレメント(6)の両側
面(6r3)(6c)下端部及び溝(5)の両側面(5
b) (5c)上端部に、渦巻長手方向に沿ってテーバ
部α4を設けたものである。
第20図は、同じくエレメント(6)の断面において両
側面(6b) (6c)を外方へ凸になるように太鼓状
にふくらませることにより溝(5)への挿入を容易にし
ている。
第21図は、エレメント(6)下面(6d)に渦巻長手
方向に沿って凹部(ハ)を設けて、溝(5)への挿入を
楽にするとともにエレメント(6)のもつ弾性力をより
効果的にその側面部(6b) (6c)の溝(5)の対
応する側面(5b) (5cJに対して圧着させるとと
もに挿入を楽にしている。
第22図は同じく、エレメント(6)に渦巻長手方向に
沿って中空部αGを設けたものである。
第23図〜第27図は、エレメント(6)に弾性体αη
を介在させて、弾性体α力の弾性力によりエレメント(
6)の側面部(6b) (6c)の溝(5)の側面部(
5b) (5c)に対して圧着性を更に効果的に行った
ものである。
すなわち第23図は、エレメント(6)下面(6d)に
渦巻長手方向に沿って凹部OQを設けて、この凹部(ト
)内に渦巻長手方向に沿って断面円形の弾性体αηを介
在さゼたものである。
第24図は、エレメント(6)の−側面(6c)と、こ
れに対応する溝(5)の側面(5c)間に渦巻長手方向
に沿って、弾性体αηを介在させたものである。
第25図は、エレメント(6)内部に弾性体αηを渦巻
長手方向に沿って包含させたものであり、図では弾性体
αηは断面円形になっている。
更に、第26図は、エレメント(6)下面(6d)に渦
巻長手方向に沿って凹部QQを設けてこの凹部aGに密
着させて、断面くの字状の金属性のバネa〜を介在させ
たものである。
第27図はエレメント(6)の下面(6d)に渦巻長手
方向に沿って弾性体αのを介在させたもので、図ではエ
レメント(6)と弾性体αηの軸方向の厚みはほぼ同一
寸法となっており、溝(5)側面(5b) (5C)に
シール材(6)、弾性体a”irの各側面(6b)(6
c)、 (17b)(17c)が接するような構成とな
っているが、これは、エレメント(6)の溝(5)から
の脱落を防止するためのもので、エレメント(6)と弾
性体Oηの密着が良好のものであるなら、弾性体αηの
上面(17a)にエレメント(6)を薄く、たとえばコ
ーティングしたようなものでも良い。
第28図では、溝(5)の両側面(5b) (5c)を
テーバ状にしたものであり、このような溝(5)にエレ
メント(6)を挿入すれば、エレメント(6)は下方に
押し込めようとするほど押しつけ力を大きくしなければ
ならないので、形状、寸法を適切なものに設定すること
により必要以上に陥没することはない。図においてはエ
レメント(6)はその下面(6d)に四部OQを形成し
ているが、これは挿入を楽にするものであり両側n「を
テーバ状にしてもよい。
第29図は渦巻側板(201)端面(201a)にガイ
ド部として溝ではなく突起θ場を渦巻長手方向に形成し
た場合の例を示す。この場合はエレメント(6)下面(
6d)に上記突起01に対応した形状の溝06が長手方
向に設けられ、上記突起α9に溝αG内側面(16b)
(16c)と突起両側面(19b)(19c)にて圧入
されている。この場合においても圧入後の多少の軸方向
の自由度をもたせるためエレメント(6)下面(6d)
と渦巻側板端面(201a) 、溝OSS内面面6a)
と突起上段部(1,9a)の間にそれぞれ隙間(502
)(50f′)がある。
第80図〜第81図はエレメント(6)の必要以上の陥
没を防止するため溝(5)底面(5d)とエレメント(
6)下面(6d)の局に塑性変形のしやすい材質(4)
を介在させたものであり、すなわち、第80図に示すよ
うな動板状の可塑性材斡をV字状に曲げた形状のもの(
これは例えば鉛のようなもので良い。〕を、第31図に
示すように、溝(5)底面C3d)とエレメント(6)
下面(6d)の間に渦巻長手方向に沿って介在させる。
このようにして第32図矢印のように、エレメント(6
)上面(6a)より押し付ければ可塑性材翰は、塑性変
形して適当′な形状でエレメント(6)を下面より支え
る。このようにして、エレメント(6)の側面(6b)
(6C)の弾性力による支持以外に溝底面(5d)より
も支えられるため、エレメント(6)はより安定して溝
(5)内に固定される。
〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、スクロール流
体機械において、スクロールの渦巻状の側板端面に設け
たガイド部に、均等に微調整用エレメントを圧入するこ
とにより、上記微調整用エレメントを介して固定スクロ
ール及び、揺動スクロールの各渦巻状側板端面と台板底
面の間の軸方向隙間の微調整を行なうことができ、固定
スクロール、揺動スクロール等の工作精度のバラツキを
排除し、実質隙間のない、あるいは必要最小限の微少隙
間に調整でき、かつ微調整エレメントと台板の間には押
付は力が発生しないので摩擦抵抗や摩耗がなく更にエレ
メントと溝の間は実質隙間がないので渦巻下流側への漏
れもなく、構造が簡単で組立の容易な隙間微調整機構を
有するスクロール流体機械を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクロール流体機械の作動原理図、第2図は従
来例の断面図、第3図〜第5図は他の従来例の局部断面
図、第6図はこの発明の一実施例によるシール・微調整
組立機構を備えたスクロール圧縮機の断面図、第7図は
同組立図、第8図〜第11図は偏心ブツシュの構成と作
動を説明する部分詳細要因、第12図は本実施例を揺動
スクロールに採用した場合の組立斜視図、第13図〜第
15図は更に詳細な部分要図、第15図〜第18図は他
の組立方法を説明する部分要図、第19図〜第32図は
本発明の他の実施例を説明する部分要図である。 図中、(1)は固定スクロール、(2)は揺動スクロー
ル、(101) (201)は渦巻状側板、(5)は溝
、(6)は微調整用エレメント、Q力は弾性体、(ホ)
は可塑性材である。 代理人 大岩増雄 第1 図 第2図 ζ=〕又7 第3図 Jl。 JO( 第4−1:’M 第8図 101゜ JOf! 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 り 第14図 第15図 第76図 第17図 第18図 番 4ρノ −1 第19図 第21図 第22[て 第2Jj刺 第24図 / /7 / 第25図 第26174 f〆′ 第27図 第1頁の続き 0発 明 者 木 村 正 @発明者小林 教秀 和歌山市手乎6丁目5番66号 三菱電機株式会社和歌
山製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)夫々インボリュートなどの渦巻側板を台板面に突
    設して形成された固定スクロール及び揺動スクロールを
    互いに組合わせ、揺動スクロールを旋回させて、流体を
    移送、圧縮ないし膨張させるように構成したスクロール
    流体機械において、上記両スクロールの各渦巻側板とそ
    れぞれ同形状の渦巻形状を有する一対の微調整用エレメ
    ントと、これを渦巻軸方向に圧入嵌合するガイド部を上
    記両スク゛ロールの渦巻側板の端面に設け、上記各微調
    整用ニレ′メントがそれに対応する上記各ガイド部にお
    いて圧入嵌合時渦巻軸方向に移動し、上記各微調整用エ
    レメントを介して上記各渦巻側板端面とこれに対応する
    台板底面の間の隙間を微調整できるようにした隙間微調
    整機構を有するスクロール流体機械。
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