JP2005054803A - 小型回転圧縮機 - Google Patents

小型回転圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005054803A
JP2005054803A JP2004230000A JP2004230000A JP2005054803A JP 2005054803 A JP2005054803 A JP 2005054803A JP 2004230000 A JP2004230000 A JP 2004230000A JP 2004230000 A JP2004230000 A JP 2004230000A JP 2005054803 A JP2005054803 A JP 2005054803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression chamber
rotor
rotary compressor
roller
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004230000A
Other languages
English (en)
Inventor
Nelik I Dreiman
アイ.ドレイマン ニリク
Rick L Bunch
エル.バンチ リック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tecumseh Products Co
Original Assignee
Tecumseh Products Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tecumseh Products Co filed Critical Tecumseh Products Co
Publication of JP2005054803A publication Critical patent/JP2005054803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/12Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
    • F04C29/124Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps
    • F04C29/126Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps of the non-return type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/30Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
    • F04C18/32Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having both the movement defined in group F04C18/02 and relative reciprocation between the co-operating members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C23/008Hermetic pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0042Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
    • F04C29/0085Prime movers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2201/00Metals
    • F05C2201/04Heavy metals
    • F05C2201/0433Iron group; Ferrous alloys, e.g. steel
    • F05C2201/0436Iron
    • F05C2201/0439Cast iron
    • F05C2201/0442Spheroidal graphite cast iron, e.g. nodular iron, ductile iron

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract


【課題】圧縮室が圧縮機を駆動するモータの回転子によって規定されている、静かでコンパクトな回転圧縮機を提供する。
【解決手段】固定子と回転子28とを備えるモータを有する小型の回転圧縮機であって、回転子28は圧縮室52を規定する半径方向内側に延びる一体に形成された羽根板54を備えている。ローラ50は前記羽根板54に係合して前記圧縮室52内の静止軸34上に偏心して配置され、前記回転子28の回転により回転可能に取り付けられている。回転子28の軸方向両端に位置するエンド・プレートが圧縮室を封止し、エンド・プレートの1つが、圧縮室と静止軸内に位置する通路との間の連通をもたらす流体吐出路の一部として、吐出弁機構および騒音消音室を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧縮室が圧縮機を駆動するモータの回転子によって規定されているコンパクトな設計の回転圧縮機に関する。
回転圧縮機は、通常、駆動軸によって接続されて連動するモータおよび圧縮機構を、ハウジング内に取り付けてなる。回転式の圧縮機構は、通常、軸の偏心部分に中心をもつように配置されたローラを備えている。ローラは、円柱状の圧縮室を規定するシリンダ・ブロック内に配置されている。羽根板が少なくとも1枚、ローラと周囲の圧縮室壁面との間を延びており、圧縮室を複数の圧縮ポケットへと分割している。ローラは、圧縮室内に偏心して位置しており、軸が回転すると、圧縮ポケットが徐々に狭くなっていき、圧縮ポケット内の冷媒あるいはその他の流体が圧縮される。圧縮室壁面またはローラの壁面のいずれかと接するよう、羽根板がばねによって付勢されることも多い。他の構成の回転圧縮機も、いくつか知られている。
本発明は、モータの回転子が、内側に圧縮室をも規定する1つの一体形成の部品を備え、さらに圧縮室内へと半径方向内側に延びる一体に形成された羽根板を備えている小型回転圧縮機を提供する。
本発明は、その一形態において、固定子と回転子とを有するモータを備えた流体を圧縮するための回転圧縮機からなる。回転子は、内側に圧縮室を規定する一体に形成された部品、および該圧縮室内で半径方向内側に延びる一体に形成された羽根板を備えている。ローラが、圧縮室内に偏心して配置され、回転可能に取り付けられている。羽根板がローラに係合しており、回転子の回転によってローラが回転し、圧縮室内の流体が圧縮される。
一体に形成された回転子の部品は、さらに、複数の永久磁石が取り付けられる半径方向外側表面を備えていてもよい。さらに、ローラが、内部にブッシュが取り付けられる切り欠きを規定しており、ブッシュが、半径方向に延びる溝を規定しており、この溝内に羽根板が摺動可能に配置されていてもよい。ローラが静止軸上に取り付けられ、この軸が、内部に圧縮室と連通する通路を規定していてもよい。
さらに、圧縮機が、圧縮室の軸方向の両端に配置された第1および第2のエンド・プレートを備えていてもよい。エンド・プレートの少なくとも1つが、前記軸の内部の通路と前記圧縮室との間の連通をもたらす流体通路を規定していてもよい。前記軸は、エンド・プレートの1つを貫通して延びている。いくつかの実施の形態においては、前記軸がエンド・プレートのうちの1つのみを貫通して延びており、もう一方のエンド・プレートが、静止している支持構造体に回転可能に取り付けられていてもよい。固定子は、回転子、回転子内に位置する圧縮室、ならびに第1および第2のエンド・プレートを囲んでいる。
圧縮室の端部に位置するエンド・プレートのうちの1つが、圧縮室と連通している吐出弁用空洞、および吐出弁用空洞に配置されて吐出弁用空洞を通過する圧縮室からの流体流を制御する吐出弁部材を有する流体吐出路を規定していてもよい。さらに、エンド・プレートが、流体吐出路と連通した騒音消音室を規定していてもよい。
本発明は、別の形態においては、ハウジングおよびハウジング内に取り付けられたモータを備える流体を圧縮するための回転圧縮機からなる。モータは、固定子および回転子を有し、固定子が回転子を囲んでいる。回転子が回転軸を規定するとともに、内側に圧縮室を規定する一体に形成された部品、および圧縮室内で半径方向内側に延びる一体に形成された羽根板を備えている。回転子の軸方向両端がそれぞれ第1および第2の回転子端面を規定している。第1のエンド・プレートが、第1の回転子端面に固定され、第2のエンド・プレートが、第2の回転子端面に固定されている。静止軸が、ハウジング内に取り付けられ、エンド・プレートの少なくとも1つを貫通して延び、少なくとも部分的に圧縮室内に配置されている。ローラが、前記軸上に偏心かつ回転可能に取り付けられ、回転子の回転軸から離間した軸を中心として回転可能である。羽根板がローラに係合し、回転子の回転がローラを回転させて圧縮室内の流体を圧縮する。
本発明の利点は、比較的信頼性が高く、振動および騒音が少ない小型の回転圧縮機を提供できる点にある。
ここで図面、とくに図1を参照すると、小型回転圧縮機10が示されている。圧縮機10は、基部14および本体部分16からなる気密封止のハウジング12を有しており、基部14および本体部分16が、溶接やろう付けなどによって位置18で気密に封止されている。基部14の寸法は、円筒形の本体部分16の直径よりも大きくされており、圧縮機10の取り付けのため穴22を有するフランジ20をもたらしている。圧縮機10は、ほぼ水平に配置されているものとして描かれているが、本発明による圧縮機は、垂直配置とすることも可能である。
圧縮機10は、固定子26および回転子28を有する電動モータ24を備えており、回転子28が、例えば冷却システムにおいて冷媒を低圧からより高圧へと圧縮するために設けられた圧縮機構30の一部を規定している。固定子26はコイル組立体32を備えており、堅固に取り付けられて回転子28を囲んでいる。回転子28を貫いて延びる静止軸34が、一端36において、溶接やろう付けなどによってハウジング12の本体部分16の中心に形成された穴38へと固定されている(図1および2)。図示の実施の形態においては、軸34が溶接部40によってハウジング12に固定されている。
図3および4を参照すると、複数のポケット41が、回転子28の半径方向外側の表面に形成されており、例えば接着剤を利用するなど、任意の適切な方法によって、永久磁石42が取り付けられている。回転子28は、固定子26の積層体44に囲まれており(図1)、圧縮機10の動作時、固定子26が回転電磁場を作り出して、永久磁石42を有する回転子28を回転駆動する。回転子28は、さらに、内側に圧縮室52を規定している。図示の実施の形態においては、回転子28は、鋼や粉末金属、ダクタイル鋳鉄などの塊状の金属材料から、一般的な円環状のリング形状へと一体で形成されている。回転子は、放電加工(EDM)など、任意の適切な方法で製造することができる。塊状の一体の部品を用いて回転子28を形成することにより、内側の圧縮室52のための内張りが不要になるとともに、以下で詳細を説明するローラ50と係合するよう、圧縮室52内で半径方向内側に向かって延びる一体の羽根板54を、回転子に一体に備えることができる。
静止軸34は、鋼や粉末金属、ダクタイル鋳鉄などの任意の適当な金属材料から、例えば機械加工など、任意の通常の方法によって製造することができる。図1を参照すると、偏心部分48が軸34上に一体に形成され、回転子28によって規定された圧縮室52内に位置している。さらに、ローラ50が圧縮機構30の一部を構成しており、偏心部分48に回転可能に取り付けられている。図3および4を参照すると、羽根板54が回転子28と一体に形成され、圧縮室52を規定する回転子28の半径方向内側の表面から、半径方向内側に向かって延びている。羽根板54がローラ50と係合し、ローラ50と協力して、圧縮室52を容積可変の三日月形状の圧縮ポケット56に分割している。
図3および4を参照すると、回転子28のシリンダ・ブロック部46から半径方向内側へと延びる羽根板54とローラ50との間の相対摺動移動を可能にするため、ローラ50に、ローラ50の外周の近傍においてローラ50を長手方向に貫通して延びる円柱形の穴58が設けられており、この穴58によって、ローラ50の半径方向外側表面に開口が規定されている。案内ブッシュ60が穴58内に取り付けられ、案内ブッシュ60には、長手方向に延びる溝62が形成されており、回転子28が回転しローラ50が偏心部分48上で回転して羽根板54付近の圧縮室壁面に接近および離間するとき、羽根板54が溝62内を摺動しつつ往復するよう、羽根板54を摺動可能に収容している。ブッシュ60も、回転子24およびローラ50が回転するときに、羽根板54の穴58に対する角度位置の変化を許容すべく、穴58内で回転してもよい。同様に、穴58の半径方向外側の開口も、圧縮機の動作の際に羽根板54のこの相対角移動を可能にするため、充分大きくされている。図示の実施の形態においては、ブッシュ60は2部品からなるブッシュであるが、溝62内における羽根板54の往復動に干渉しないように充分薄い材料の接続板がすき間130の部分を通ってブッシュの2つの片割れをつないで延びている1部品からなるブッシュを使用する別の実施の形態も可能である。
案内ブッシュ60は、適切な低摩擦特性を有する材料から作られる。図示の実施の形態では、ブッシュ60は、デュポン社から市販されているベスペル SP−21を用いて作られており、溝62内における羽根板54の摺動運動およびローラ50の穴58内におけるブッシュ60の相対往復動によって生じる摩擦損失の低減を図っている。良好な低摩擦係数を有する材料からなるブッシュ60を使用することにより、運動しつつ接触しているローラ50、羽根板54および案内ブッシュ60の表面の磨耗の低減が図られ、圧縮機の寿命および信頼性が向上する。
上述のとおり、羽根板54を回転子28のシリンダ・ブロック部46と一体に形成し、この一体形成の羽根板にブッシュ60を組み合わせて用いることにより、羽根板をローラに向かって押し付けるための羽根板ばねが不要になる。さらに、ばねで付勢した羽根板にかえて、羽根板54を摺動可能に収容するブッシュ60を用いることにより、圧縮機の動作の際に羽根板によって引き起こされる摩擦抵抗を低減することが可能である。羽根板54によって引き起こされる摩擦損失が従来に比べて少なくなるため、摩擦による動力損失が最小化される。さらに、ブッシュ60内に摺動可能に収容された一体形成の羽根板を用いることにより、圧縮機の運転中、比較的高圧の圧縮ポケットから比較的低圧の圧縮ポケットへと羽根板54によって形成される障壁を越えて漏れる冷媒蒸気を、低減することができる。摩擦損失の低減および冷媒漏れの低減により、圧縮機の効率的かつ信頼性の高い運転が可能になる。さらに、一体式の羽根板54の使用により、圧縮機10の製造に必要な部品を少なくすることができ、圧縮機10が簡潔になり、低コストでの生産が可能となる。
図1、5および6を参照すると、圧縮機構30は、さらに、インナ・プレート64を備えており、該インナ・プレート64が回転子28の上側の軸方向端面66に隣接して圧縮室52の一部を規定し、圧縮室52を封じている。図5および6に示すとおり、インナ・プレート64には複数の流体通路が形成され、以下に詳述する吐出路の一部を規定している。インナ・プレート64は、軸34が貫通して延びる中心穴68を備えている。同様に軸34が貫通して延びる中心穴72を備えるアウタ・プレート70が、インナ・プレート64の反対側の面に隣接して配置されている。プレート64および70の協働により、第1のエンド・プレート組立体が規定されている。図示の実施の形態では、第1のエンド・プレートを規定するために2枚のプレート、すなわちプレート64、70を使用しているが、第1のエンド・プレートは、2部品からなる構成に限られない。第2のエンド・プレート74が、回転子28の下側の軸方向端面76に隣接して配置され、圧縮室52の一部を規定し、圧縮室52を封じている。円柱形の突起78が、プレート74の下側表面から外向きに延びており、突き出し部材80に受け入れられている。第2のプレート74は、部材80によって規定される静止支持座へと、ベアリング88を介して回転可能に取り付けられている。さらに、部材80と第2のプレート74との間には、スラスト・ベアリング89が配置されている。第1のエンド・プレート、すなわちインナ・プレート64およびアウタ・プレート70、ならびに回転子28および第2のプレート74は、圧縮室52を規定すべく一体に固定されている。図示の実施の形態においては、複数本のボルトが、アウタ・プレート70、インナ・プレート64、回転子28、および第2のエンド・プレート74の貫通孔を通って延びており、これらの部品を相互に固定している。他の実施の形態においては、溶接など、これらの部品を一体に固定する他の手法を用いることもできる。
圧縮機構30は、アウタ・プレート70およびインナ・プレート64ならびにローラ50の内径によって規定された開口内へとそれぞれ圧入された複数のベアリング82、84および86によって、軸34に回転可能に取り付けられている。ベアリング88が、突起78へと圧入されており、突起78を突き出し部材80内に回転可能に支持することによって、第2のエンド・プレート74を回転可能に支持している。圧縮機が動作し回転子28が回転するとき、静止軸34を中心として回転駆動される圧縮機構30を、ベアリング82、84、86および88が回転可能に支持する。図1、3および4に最もよく示されているように、圧縮室52を包囲する回転子24ならびに第1および第2のエンド・プレートを回転可能に支持しているベアリング82、84および88は、回転軸24a上に中心があり、ローラ50を回転可能に支持しているベアリング86は、軸34の偏心部分48によって規定されるローラ軸50a上に中心がある。軸24aと軸50aが間隔を空けて離れているため、ローラ50が、圧縮室52を規定している回転子24の半径方向内周面との間に接触線または接触領域を形成し、回転子24およびローラ50がそれぞれ自身の軸を中心として回転するとき、この接触線または接触領域が、回転子24の半径方向内周面上を徐々に移動する。回転子24および圧縮室52ならびにローラ50の、軸34および軸24aならびに50aに対する相対回転が、この技術分野において公知の回転圧縮機に通常の方法で、冷媒を圧縮するための圧縮ポケットを規定する。
ベアリング82、84、86、88および89は、ベスペル SP−21など、静止摩擦係数および動摩擦係数が比較的小さいポリアミド材料から形成することができる。他にポリアミドが備える有利な特徴としては、比較的幅広い温度範囲にわたって、熱的安定性を示すという点がある。例えば、ポリアミドのブッシュは、1平方インチ当り約300,000ポンド・フィートの軸受圧力、および華氏740度の接触温度に耐える能力がある。ブッシュの性能を最適化し、過熱を防止するため、ブッシュ82、84、86および88において、長さの内径に対する比は、3:2よりも大きくないほうが好ましい。
前述の圧縮機10は、ブッシュ60ならびにベアリング82、84、86および88を使用しており、これらは潤滑を必要としない。このように、前記実施の形態は自己潤滑性のブッシュおよびベアリングを備えているが、例えばニードル・ベアリングやボール・ベアリング、ならびにこれらベアリングに潤滑油を供給するための通常の油だめおよびポンプなど、別のブッシュおよびベアリングを使用する別の実施の形態も可能である。
圧縮機10の組み立ては、まず圧縮機構30を組み立てると好都合である。最初に、案内ブッシュ60を圧入したローラ50を、羽根板54が溝62に係合し回転子28が第2のエンド・プレート74に当接して位置するよう、圧縮空間52に配置する。ブッシュ86が、ローラ50の円柱形の開口58内に圧入され、軸34がブッシュ86に挿入されて、ローラ50と軸34が回転自在に係合する。次いで、それぞれベアリング82および84を組み込んだインナ・プレート64およびアウタ・プレート70を、軸34上に配置し、固定具を使用してこれら圧縮室の各部品を一体に固定する。さらに、軸34に圧縮キット89(図1および2)を取り付け、ハウジング12および固定子26に対する圧縮機構30の相対位置を固定する。圧縮キット89は、圧縮機構30を突き出し部材80に向かって軸方向に付勢する。圧縮キット89は図2に示されており、ベアリング82の上側の表面に面する鋼製ワッシャ92に圧力を加えるため、波形ばね90を備えている。波形ばね90の反対側には、固定リング96が配置されており、固定リング96の半径方向内周の部位97が、軸34に形成された円周溝99に係合している。適切な波形ばねは、イリノイ州レイク・チューリッヒのスメイリー・スチール・リング社から市販されている。次いで、組み立てた圧縮機構30を、軸34の端部36が開口38を貫通するよう、ハウジング本体部分16内に取り付ける。軸34は、ハウジング12の本体部分16に、溶接部40によって固定される。さらに、ハウジング本体部分16には、導入口98が配置されており、該導入口98を通じての吸入圧力の冷媒がモータ内の空洞100へと入る。固定子26は、ハウジング本体部分16内へと焼き嵌めされており、やはりハウジング本体部分16に取り付けられた端子組立体104へと、ワイヤ102を介して電気的に接続されている。圧縮機構30は、ハウジング本体部分16内において、回転子28が固定子26と整列するように配置されている。続いて、組み立てられた圧縮機構およびハウジング本体部が、突起78へと取り付けたベアリング88が突き出し部80へと収容される状態で、ハウジング基部14へと取り付けられる。次いで、ハウジング本体部分16が、継ぎ目18においてハウジング基部14へと溶接される。圧縮室52を回転子24内に配置し、回転子24、圧縮室52ならびにエンド・プレート64、70および74を、固定子26で包囲することにより、組み上げられた圧縮機10全体の軸方向の長さを、比較的小さく抑えることができ、配置の自由度の高いコンパクトな全体設計の圧縮機をもたらすことができる。
本発明によってもたらされるコンパクトな構成により、圧縮機の軸方向の長さを、固定子26の軸方向の長さとほぼ同じにまで減らすことができる。
圧縮機の動作時、端子組立体104を介して固定子26へと供給された電流によって磁束が形成され、回転子28の回転を生じさせる。回転子28の回転が、回転子28と一体に形成されローラ50と係合している羽根板54を介し、ローラ50を駆動軸34を中心として回転させる。図3および4を参照すると、回転子28およびローラ50が回転すると、羽根板54がブッシュ60の溝62内を摺動し、圧縮室52内に規定される三日月形の圧縮ポケット56が、吐出ポート140に近づくにつれて徐々に小さくなる。吐出ポート140を通過した後、圧縮ポケット56は大きくなり、冷媒が吸入ポート(図示されていない)を通って圧縮ポケット56内に引き込まれる。
冷媒は、図1、5および6に最もよく示されている経路を通って流れる。経路の一部分は、インナ・プレート64に位置する複数の通路によって規定され、圧縮機構30による冷媒流体の吸入および吐出を可能にしている。比較的低圧の冷媒蒸気、すなわち吸入圧力冷媒が、導入口98を通ってモータ内の空洞100に導入される。したがって、圧縮機10は、モータ内の空洞100が吸入圧力冷媒で満たされる低圧側圧縮機である。吸入圧力冷媒は、圧縮された冷媒よりも低い温度であり、モータの冷却を促進する。しかしながら、本発明は低圧側圧縮機には限られず、他の実施の形態として、モータ内の空洞が吐出圧力の冷媒で満たされる高圧側圧縮機の設計など、種々の構成を用いることができる。
図示の実施の形態では、冷媒は吸入口(図示されていない)を通ってインナ・プレート64に入り、圧縮室52内に規定されている比較的大きい圧縮ポケットに56に導入される。吸入口は、回転子28およびローラ50の軸34を中心とする360度の全回転にわたって、吐出弁106と吸入口とが別々の圧縮ポケット56に連通しているように、インナ・プレート64内に配置されている。冷媒が圧縮ポケット56に引き込まれた後、回転子28およびローラ50が軸34を中心として回転することによって、圧縮ポケットの寸法が次第に減少し、圧縮ポケット内の冷媒蒸気の圧縮が生じ、圧縮ポケットが吐出弁機構106と連通し、かつ圧縮ポケット内の圧力が吐出弁機構106を開くのに充分高くなったとき、圧縮された冷媒が、図1、5および6を参照すると最もよくわかるとおり、吐出ポート140およびプレート64に形成された吐出弁用空洞12内に配置された吐出弁機構106を通過して、圧縮室52から吐出される。
吐出弁機構は、圧縮室52と連通する吐出ポート140を規定する弁座本体142、および、該本体142によって規定される弁座と係合するようにばね146によって付勢されて吐出ポートを封じる球状の弁部材144を備えている。固定リング148が、ばね146を弁座本体142内に固定している。吐出ポート140と連通している吐出ポケット56内の流体の圧力が、ばね146の付勢力に打ち勝つために必要な圧力を超えると、弁が押し開かれて、冷媒が吐出ポート140を通って圧縮室52から吐出されることになる。次いで、吐出された冷媒は、吐出用空洞112を通って流体通路110へと導かれる。流体通路110は、吐出消音器108を構成する環状の溝までの通路を規定している。図1に最もよく見て取れるように、吐出消音器108ならびに通路110および120は、インナ・プレート64に凹所を設け、アウタ・プレート70をインナ・プレート64に気密に組み合わせることによって規定されている。消音器108は、2つの分岐116および118(図5)を有し、両者とも、軸34上の円周溝122(図1)と常時連通している溝120へと続いている。続いて、溝122が、軸34に形成された1つ以上の半径方向の溝124に連通している。図1に最もよく見て取れるように、半径方向の溝124が、吐出された冷媒を、軸34を長手方向に貫通して吐出用フィッティング128に向かって延びる通路126へと導く。圧縮された冷媒が、吐出用フィッティング128を通って圧縮機10から、冷却システムやヒート・ポンプ・システムなど圧縮流体を利用するシステムへと吐出される。
吐出消音器通路108の構成は、騒音および流速の抑制に役立っている。吐出ポートおよび通路110よりも大きな断面積を与えることにより、通路108は吐出される流体の流速を減じ、騒音の低減を図っている。さらに、図示の圧縮機の動作時においては、圧縮された冷媒蒸気が、各圧縮ポケット56が弁106を開くために必要な圧力に達したときに弁106から吐出され、吐出が基本的に周期的である。この弁106を通じての周期的な蒸気の吐出は、吐出された蒸気に圧力波を生じさせる可能性がある。吐出流を2つの別々の通路、すなわち分岐116および118に分け、次いで圧縮流体が半径方向に延びる溝120へと入る前に合流させることにより、2つの別々の通路内に存在する圧力波が出会い、それらの位相が一致していない場合、少なくとも互いを弱めあうように干渉し、圧力波の振幅および振動ならびに引き起こされる騒音が低減される。分岐116および118の長さをそれぞれ変えることにより、もっとも強い干渉を受ける圧力波の波長を変化させることができる。図示の実施の形態においては、通路120が通路110と正反対に位置し、分岐116および118が同じ長さを有しているが、他の実施の形態においては、選択した波長を有する圧力波の相殺的干渉を強めるため、分岐116および118が異なる長さを有するように通路120を配置しても好都合である。図5における破線は、通路108と溝122との間の連通をもたらすための通路について、他の配置例120aを示しており、異なる長さの分岐が規定されている。前述のとおり、通路108は通過する吐出冷媒の速度を低減すること、および吐出冷媒によって伝えられる圧力波の相殺的干渉を促進することの両者によって、騒音消音室として機能する。
図3および4を参照すると、ローラ50の半径方向の溝62には、羽根板54の先端132と、該先端132と対向するローラ50の表面との間に、小さな空間130が位置している。羽根板54が溝62内を往復するとき、空間130の体積が交互に小さくなり、また大きくなる。空間130が良好に密封され、かつ出口が設けられていない場合、空間130内の蒸気が、羽根板54がさらに溝62内へと移動するときに圧縮され、羽根板54が溝62内を半径方向外側へと移動する際に膨張し、空間130内の気体にいかなる利益も生まない仕事を加えることになり、圧縮機10の効率を低下させてしまう。空間130が、羽根板54の反対側に位置する圧縮ポケット56に対し良好に封じられていないのであれば、羽根板54が溝62内を半径方向外側へと移動する際、比較的高圧にある隣接の圧縮ポケットからの蒸気が空間130へと引き込まれ、次いで、続いて羽根板54がさらに溝62内へと移動する際、比較的低圧にある隣接の圧縮ポケットへと吐き出され、蒸気の再膨張、体積効率の低下、および不愉快な騒音の増加につながりかねない。
羽根板54と溝62の相互作用によって引き起こされるこの効率低下および逆流を防止するため、ブッシュ60が羽根板54の両面に係合するとともに、連通路134(図1、5および6)が、空間130を吐出消音器通路108へと接続するようインナ・プレート64に形成されている。これにより、羽根板54がさらに溝62内へと移動するとき、空間130内の蒸気を通路108へと導くことができ、羽根板54が溝62内を半径方向外側へと移動するとき、吐出圧力にある蒸気を、通路134を通して空間130へと導くことができる。
以上、本発明を、或る一例の設計を有するものとして説明したが、ここに開示した技術的思想および技術的範囲を外れることなく、本発明にさらに変更を加えることが可能である。すなわち、本出願は、本発明の一般的原理を利用する本発明のあらゆる変形、利用および適用を対象とするものである。
添付の図面と関連しつつ行なう本発明の一実施の形態に関する以下の説明を参照することにより、本発明の前記の特徴および目的、さらなる特徴および目的、ならびにそれらを実現するための手法がより明白になるとともに、本発明そのものをよりよく理解することができるであろう。
本発明による小型回転圧縮機の断面図である。 図1の指定部分の部分拡大図である。 図1の圧縮機の圧縮機構の断面図であり、第1の状態を示した図である。 図1の圧縮機の圧縮機構の断面図であり、第2の状態を示した図である。 圧縮機のインナ・プレートの上面図である。 図5のインナ・プレートの線6−6に沿った断面図である。
それぞれの図において、同一の参照符号は同一の部品を表わしている。ここでの例示においては、本発明の一実施の形態を一形態について示しているが、以下に開示する実施の形態は、すべてを網羅するものではなく、本発明の技術的範囲をここで開示する形態そのもののみに限定するものでもない。

Claims (20)

  1. 流体を圧縮するための回転圧縮機であって、
    固定子および回転子を有し、該回転子が、内側に圧縮室を規定する一体に形成された部品、および該圧縮室内で半径方向内側に延びる一体に形成された羽根板を備えているモータ、ならびに
    前記圧縮室内に偏心して配置され、回転可能に取り付けられているローラ
    からなり、
    前記羽根板が前記ローラに係合し、前記回転子の回転が前記ローラを回転させて前記圧縮室内の流体を圧縮する回転圧縮機。
  2. 前記一体に形成された部品が、複数の永久磁石が取り付けられている半径方向外側表面を有している請求項1に記載の回転圧縮機。
  3. 前記ローラが、内部にブッシュが取り付けられる切り欠きを規定しており、該ブッシュが半径方向に延びる溝を規定しており、該溝内に前記羽根板が摺動可能に配置されている請求項1に記載の回転圧縮機。
  4. さらに第1および第2のエンド・プレートを備え、該第1および第2のエンド・プレートが、前記圧縮室の軸方向の両端に配置されている請求項1に記載の回転圧縮機。
  5. 前記ローラが静止軸上に取り付けられ、該軸が、内部に前記圧縮室と連通する通路を規定している請求項1に記載の回転圧縮機。
  6. 前記エンド・プレートの少なくとも1つが、前記軸の内部の通路と前記圧縮室との間の連通をもたらす流体通路を規定している請求項5に記載の回転圧縮機。
  7. さらに第1および第2のエンド・プレートを前記圧縮室の軸方向の両端に配置して備え、前記ローラが静止軸上に取り付けられ、該軸が前記エンド・プレートの少なくとも1つを貫通して延びている請求項1に記載の回転圧縮機。
  8. 前記軸が、前記第1のエンド・プレートのみを貫通して延びており、前記第2のエンド・プレートが、静止している支持構造体に回転可能に取り付けられている請求項7に記載の回転圧縮機。
  9. さらに第1および第2のエンド・プレートを前記圧縮室の軸方向の両端に配置して備え、前記固定子が、前記回転子、前記回転子内に位置する前記圧縮室、ならびに前記第1および前記第2のエンド・プレートを囲んでいる請求項1に記載の回転圧縮機。
  10. さらに第1および第2のエンド・プレートを前記圧縮室の軸方向の両端に配置して備え、該エンド・プレートの少なくとも1つが、前記圧縮室と連通している吐出弁用空洞を有する流体吐出路を規定しており、該少なくとも1つのエンド・プレートが、前記吐出弁用空洞に配置されて該吐出弁用空洞を通過する前記圧縮室からの流体流を制御する吐出弁部材を備えている請求項1に記載の回転圧縮機。
  11. 前記エンド・プレートが、前記流体吐出路と連通した騒音消音室をさらに規定している請求項10に記載の回転圧縮機。
  12. 流体を圧縮するための回転圧縮機であって、
    ハウジング、
    該ハウジング内に配置されたモータであって、固定子および回転子を有し、該固定子が該回転子を囲んでおり、該回転子が回転軸を規定するとともに、内側に圧縮室を規定する一体に形成された部品、および該圧縮室内で半径方向内側に延びる一体に形成された羽根板を備えており、該回転子の軸方向両端がそれぞれ第1および第2の回転子端面を規定しているモータ、
    該第1の回転子端面に固定された第1のエンド・プレート、
    該第2の回転子端面に固定された第2のエンド・プレート、
    前記ハウジング内に取り付けられるとともに、前記エンド・プレートの少なくとも1つを貫通して延び、少なくとも部分的に前記圧縮室内に配置されている静止駆動軸、および
    前記駆動軸上に回転可能に取り付けられ、前記回転子の回転軸から離れた軸を中心として回転可能なローラ
    からなり、
    前記羽根板が前記ローラに係合し、前記回転子の回転が前記ローラを回転させて前記圧縮室内の流体を圧縮する回転圧縮機。
  13. 前記一体に形成された部品が、複数の永久磁石が取り付けられている半径方向外側表面を有している請求項12に記載の回転圧縮機。
  14. 前記ローラが、内部にブッシュが取り付けられる切り欠きを規定しており、該ブッシュが半径方向に延びる溝を規定しており、該溝内に前記羽根板が摺動可能に配置されている請求項12に記載の回転圧縮機。
  15. 前記軸が、内部に前記圧縮室と連通する通路を規定している請求項12に記載の回転圧縮機。
  16. 前記エンド・プレートの少なくとも1つが、前記軸の内部の通路と前記圧縮室との間の連通をもたらす流体通路を規定している請求項15に記載の回転圧縮機。
  17. 前記軸が、前記第1のエンド・プレートのみを貫通して延びており、前記第2のエンド・プレートが、静止している支持構造体に回転可能に取り付けられている請求項12に記載の回転圧縮機。
  18. 前記固定子が、前記回転子ならびに前記第1および第2のエンド・プレート内に位置する前記圧縮室を囲んでいる請求項12に記載の回転圧縮機。
  19. 前記第1のエンド・プレートが、前記圧縮室と連通している吐出弁用空洞を有する流体吐出路を規定しており、該第1のエンド・プレートが、前記吐出弁用空洞に配置されて該吐出弁用空洞を通過する前記圧縮室からの流体流を制御する吐出弁部材を備えている請求項12に記載の回転圧縮機。
  20. 前記第1のエンド・プレートが、前記流体吐出路と連通した騒音消音室をさらに規定している請求項19に記載の回転圧縮機。

JP2004230000A 2003-08-07 2004-08-06 小型回転圧縮機 Pending JP2005054803A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/636,353 US20050031465A1 (en) 2003-08-07 2003-08-07 Compact rotary compressor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005054803A true JP2005054803A (ja) 2005-03-03

Family

ID=34116409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004230000A Pending JP2005054803A (ja) 2003-08-07 2004-08-06 小型回転圧縮機

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20050031465A1 (ja)
JP (1) JP2005054803A (ja)
CA (1) CA2476741A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7549851B2 (en) 2004-05-11 2009-06-23 Daikin Industries, Ltd. Rotary fluid machine having a pair of rotation mechanisms and a partition plate disposed between the rotation mechanisms
JP2018096269A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 株式会社マーレ フィルターシステムズ 電動ポンプ

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2005236313B8 (en) * 2004-04-23 2009-03-12 Daikin Industries, Ltd. Rotary fluid machine
EP1640615B1 (en) * 2004-05-14 2015-07-29 Daikin Industries, Ltd. Rotary compressor
CA2532045C (en) * 2005-01-18 2009-09-01 Tecumseh Products Company Rotary compressor having a discharge valve
KR101491157B1 (ko) * 2008-07-22 2015-02-09 엘지전자 주식회사 압축기
US8636480B2 (en) * 2008-07-22 2014-01-28 Lg Electronics Inc. Compressor
WO2010010996A2 (en) * 2008-07-22 2010-01-28 Lg Electronics, Inc. Compressor
CN102472278B (zh) * 2009-08-10 2015-06-03 Lg电子株式会社 压缩机
US9039390B2 (en) 2009-08-10 2015-05-26 Lg Electronics Inc. Compressor
KR101767063B1 (ko) 2010-12-29 2017-08-10 엘지전자 주식회사 밀폐형 압축기
KR101795506B1 (ko) 2010-12-29 2017-11-10 엘지전자 주식회사 밀폐형 압축기
KR101708310B1 (ko) 2010-12-29 2017-02-20 엘지전자 주식회사 밀폐형 압축기
KR101767062B1 (ko) * 2010-12-29 2017-08-10 엘지전자 주식회사 밀폐형 압축기 및 그의 제조방법
KR101801676B1 (ko) 2010-12-29 2017-11-27 엘지전자 주식회사 밀폐형 압축기
CN102900671B (zh) * 2012-09-13 2015-07-08 珠海格力电器股份有限公司 一种转子压缩的永磁同步压缩机
CN102996399B (zh) * 2012-12-29 2016-03-02 齐力制冷系统(深圳)有限公司 一种超薄压缩机
KR102225785B1 (ko) * 2013-03-14 2021-03-11 알리손 트랜스미션, 인크. 하이브리드 차량용 전기 펌프
DE102014205711B4 (de) * 2014-03-27 2016-03-24 Magna Powertrain Hückeswagen GmbH Vakuumpumpe und Verfahren zum Betrieb der Vakuumpumpe
CN106999043A (zh) * 2014-08-22 2017-08-01 细胞保护装置股份有限公司 并入用于执行远程缺血调节的系统的医疗仪器
EP3078858A1 (en) * 2015-04-07 2016-10-12 WABCO Europe BVBA Compact, highly integrated, oil lubricated electric vacuum compressor
CN105986999B (zh) * 2016-07-08 2018-04-10 加西贝拉压缩机有限公司 一种缸体联动旋转式气体压缩机
US11111921B2 (en) * 2017-02-06 2021-09-07 Emerson Climate Technologies, Inc. Co-rotating compressor
US10215174B2 (en) 2017-02-06 2019-02-26 Emerson Climate Technologies, Inc. Co-rotating compressor with multiple compression mechanisms
US10995754B2 (en) 2017-02-06 2021-05-04 Emerson Climate Technologies, Inc. Co-rotating compressor
JP2019065771A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社豊田自動織機 ベーン型圧縮機
CN107701448A (zh) * 2017-10-20 2018-02-16 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 一种压缩机及具有其的空调器
CN111799917B (zh) * 2019-04-09 2023-04-28 博泽沃尔兹堡汽车零部件有限公司 具有马达壳体的电动马达
WO2021097297A1 (en) 2019-11-15 2021-05-20 Emerson Climate Technologies, Inc Co-rotating scroll compressor
US11990819B2 (en) 2020-11-24 2024-05-21 Bosch Rexroth Corporation Electric and hydraulic machine
CN113270971B (zh) * 2021-04-20 2022-05-17 淮阴工学院 一种外转子液压马达发电机
US11624366B1 (en) 2021-11-05 2023-04-11 Emerson Climate Technologies, Inc. Co-rotating scroll compressor having first and second Oldham couplings
US11732713B2 (en) 2021-11-05 2023-08-22 Emerson Climate Technologies, Inc. Co-rotating scroll compressor having synchronization mechanism

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US557903A (en) * 1896-04-07 Self-closing buckle
US126885A (en) * 1872-05-21 Improvement in mountings for show-cards
US1777932A (en) * 1928-12-18 1930-10-07 John L Dunnock Rotary gasoline engine
US1882220A (en) * 1929-01-23 1932-10-11 Arthur J Kercher Refrigerator system and apparatus
US1964415A (en) * 1930-07-31 1934-06-26 Frigidaire Corp Motor-compressor unit
US1986272A (en) * 1932-12-12 1935-01-01 Lee Maurice William Rotary compressor
US2143399A (en) * 1935-05-06 1939-01-10 Abercrombie Pump Company Pump valve
US2122462A (en) * 1936-10-12 1938-07-05 Guy C Fricke Refrigerant compression unit
US2324434A (en) * 1940-03-29 1943-07-13 William E Shore Refrigerant compressor
US2415011A (en) * 1942-09-18 1947-01-28 Borg Warner Motor compressor assembly
US2420124A (en) * 1944-11-27 1947-05-06 Coulson Charles Chilton Motor-compressor unit
US2440593A (en) * 1946-10-23 1948-04-27 Harry B Miller Radial vane pump mechanism
US2898032A (en) * 1955-09-29 1959-08-04 Bbc Brown Boveri & Cie Sealed motor-compressor unit
GB1266872A (ja) * 1968-07-01 1972-03-15
US3845784A (en) * 1969-04-22 1974-11-05 Byron Jackson Inc Float valve for drill strings
US3697203A (en) * 1970-06-22 1972-10-10 James L Butler Rotary engine
US4172465A (en) * 1977-11-07 1979-10-30 Conbraco Industries, Inc. Check valve
DE2938276A1 (de) * 1979-09-21 1981-04-09 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Fluegelzellenverdichter
JPS5746085A (en) * 1980-09-03 1982-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Closed type rotary compressor
US4673343A (en) * 1984-04-13 1987-06-16 Moore Jesse C Rotary vane pump
US4773836A (en) * 1984-04-13 1988-09-27 J. C. Moore Research Inc. Rotary vane pump
JP2595017B2 (ja) * 1988-02-29 1997-03-26 サンデン株式会社 密閉形スクロール圧縮機
US4900237A (en) * 1988-11-02 1990-02-13 Carrier Corporation Rolling rotor motor balancing means
US4892467A (en) * 1988-12-12 1990-01-09 Carrier Corporation Balanced rolling rotor motor compressor
GB8926477D0 (en) * 1989-11-23 1990-01-10 Lucas Ind Plc Fuel pumping apparatus
US5181843A (en) * 1992-01-14 1993-01-26 Autocam Corporation Internally constrained vane compressor
US5733112A (en) * 1993-12-08 1998-03-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Rotary compressor having a roller mounted eccentrically in a cylindrical chamber of a rotatable cylinder
JP3622216B2 (ja) * 1993-12-24 2005-02-23 ダイキン工業株式会社 揺動型ロータリー圧縮機
JPH07310676A (ja) * 1994-05-12 1995-11-28 Nippondenso Co Ltd スクロール型圧縮機
JP3596110B2 (ja) * 1995-09-28 2004-12-02 ダイキン工業株式会社 スイング圧縮機
DE19731557A1 (de) * 1997-07-23 1999-01-28 Mann & Hummel Filter Ventil
JP2943104B2 (ja) * 1997-11-17 1999-08-30 佐藤 威 回転ピストン構造の容積形ピストン機構
US6024548A (en) * 1997-12-08 2000-02-15 Carrier Corporation Motor bearing lubrication in rotary compressors
US6068022A (en) * 1999-08-25 2000-05-30 Schrader-Bridgeport International, Inc. Jet pump with improved control valve and pressure relief valve therefore
JP3490950B2 (ja) * 2000-03-15 2004-01-26 三洋電機株式会社 2シリンダ型2段圧縮式ロータリーコンプレッサ
DE10015139A1 (de) * 2000-03-29 2001-10-11 Voith Turbo Kg Motorpumpenaggregat

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7549851B2 (en) 2004-05-11 2009-06-23 Daikin Industries, Ltd. Rotary fluid machine having a pair of rotation mechanisms and a partition plate disposed between the rotation mechanisms
JP2018096269A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 株式会社マーレ フィルターシステムズ 電動ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
US20050031465A1 (en) 2005-02-10
CA2476741A1 (en) 2005-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005054803A (ja) 小型回転圧縮機
KR101452512B1 (ko) 압축기
CA2636319C (en) Compact rotary compressor with carbon dioxide as working fluid
KR101767063B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101708310B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101801676B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101795506B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101573938B1 (ko) 압축기
KR101563368B1 (ko) 압축기
JPH1162859A (ja) 横置き型スクロールコンプレッサ
KR101563005B1 (ko) 압축기
KR101557506B1 (ko) 압축기
KR101567086B1 (ko) 압축기
US8636480B2 (en) Compressor
KR101707968B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101801675B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101718035B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101708309B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101718036B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101727496B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR101557505B1 (ko) 압축기

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071211