JPS6023850B2 - 気体中の硫化カルボニルを除去する方法 - Google Patents
気体中の硫化カルボニルを除去する方法Info
- Publication number
- JPS6023850B2 JPS6023850B2 JP51114241A JP11424176A JPS6023850B2 JP S6023850 B2 JPS6023850 B2 JP S6023850B2 JP 51114241 A JP51114241 A JP 51114241A JP 11424176 A JP11424176 A JP 11424176A JP S6023850 B2 JPS6023850 B2 JP S6023850B2
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- gas
- activated carbon
- carbonyl sulfide
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- sulfide
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は気体中の硫化カルボニルを除去する方法に関す
る。
る。
石油精製、石油化学、紙パルプ、ビスコースレーョン、
食品、医薬などの化学工場、し尿処理場、下水処理場等
においては、硫化水素、硫化カルボニルなどのィオウ化
合物を含有する排ガスの発生がさげられない。
食品、医薬などの化学工場、し尿処理場、下水処理場等
においては、硫化水素、硫化カルボニルなどのィオウ化
合物を含有する排ガスの発生がさげられない。
硫化水素はそれ自体強に悪臭を呈し、硫化カルボニルは
水と反応して容易に硫化水素に変るためこれらのィオウ
化合物を除去することが望まれている。このため、活性
炭等を使用する種々の排ガス処理法が試みられているが
、いずれも十分であるとはいいがたい。本発明者らは、
このような事情に鑑み、種々研究した結果、活性炭を高
温下にアンモニアと接触させて得られる活性炭が硫化カ
ルボニルを非常に効率よく気体中から除去することを見
いだした。
水と反応して容易に硫化水素に変るためこれらのィオウ
化合物を除去することが望まれている。このため、活性
炭等を使用する種々の排ガス処理法が試みられているが
、いずれも十分であるとはいいがたい。本発明者らは、
このような事情に鑑み、種々研究した結果、活性炭を高
温下にアンモニアと接触させて得られる活性炭が硫化カ
ルボニルを非常に効率よく気体中から除去することを見
いだした。
本発明はこの新知見を基としてなされたものである。す
なわち本発明は、アンモニアガスの存在下３００〜１３
０００Ｃで処理した活性炭（以下特殊処理活性炭という
）に硫化カルボニルを含有する気体を接触させることを
特徴とする気体中の硫化カルボニルを除去する方法であ
る。
なわち本発明は、アンモニアガスの存在下３００〜１３
０００Ｃで処理した活性炭（以下特殊処理活性炭という
）に硫化カルボニルを含有する気体を接触させることを
特徴とする気体中の硫化カルボニルを除去する方法であ
る。
本方法において使用される特殊処理活性炭は、活性炭を
３０ｏ〜１３００００、好ましくは５０００ 〜９５０
ｑｏに加熱し、これにアンモニアガスを接触させること
により得られる。
３０ｏ〜１３００００、好ましくは５０００ 〜９５０
ｑｏに加熱し、これにアンモニアガスを接触させること
により得られる。
ここで使用される活性炭は木炭、コークス、ャシガラな
どを原料として通常の方法により賦活されたものであれ
ば、いかなるものでもよく、その表面積は、２００〜２
０００め／夕のものを用いることができる。アンモニア
ガスの活性炭に対する接触割合は、活性炭１のこ対して
１ミリモル以上が好ましく特に１０ミリモル以上が好ま
しい。接触時間は通常３分間以上である。この場合、ア
ンモニアガスは、窒素、炭酸ガス、燃焼排ガスなどの不
活性ガスをキャリャ−として混合使用するのがよく、混
合ガス中のアンモニアガス濃度は、ｌｖｏｌ％以上が好
ましく、特に５ｖ（）１％以上が好ましい。さらに活性
炭とアンモニアガスを接触させるに際し、あらかじめ活
性炭を酸化剤で酸化処理するか、あるいは活性炭に少量
の硫酸、硝酸、硫酸アンモン、硝酸アンモンを吸着また
は含浸させておくとより優れた特殊処理活性炭を得るこ
とができる。
どを原料として通常の方法により賦活されたものであれ
ば、いかなるものでもよく、その表面積は、２００〜２
０００め／夕のものを用いることができる。アンモニア
ガスの活性炭に対する接触割合は、活性炭１のこ対して
１ミリモル以上が好ましく特に１０ミリモル以上が好ま
しい。接触時間は通常３分間以上である。この場合、ア
ンモニアガスは、窒素、炭酸ガス、燃焼排ガスなどの不
活性ガスをキャリャ−として混合使用するのがよく、混
合ガス中のアンモニアガス濃度は、ｌｖｏｌ％以上が好
ましく、特に５ｖ（）１％以上が好ましい。さらに活性
炭とアンモニアガスを接触させるに際し、あらかじめ活
性炭を酸化剤で酸化処理するか、あるいは活性炭に少量
の硫酸、硝酸、硫酸アンモン、硝酸アンモンを吸着また
は含浸させておくとより優れた特殊処理活性炭を得るこ
とができる。
本発明の方法は、上記で得られた特殊処理活性炭と硫化
カルボニルを含有する気体とを接触させることにより行
なわれる。
カルボニルを含有する気体とを接触させることにより行
なわれる。
この場合の接触温度はｏｏ 〜２５０ｏｏ、好ましくは
１０〜１５０ｏｏである。また接触時間は通常１／１０
〜２現段、程度、好ましくは１′５〜ＩＱ秒程度である
。特殊処理活性炭は、固定床、移動床、または流動床、
スラリ一方式、バッチ式の接触燈梓法などの公知の手段
により、硫化カルボニル含有気体と接触させて硫化カル
ポニルを除去することができる。本発明の方法において
は、硫化カルボニルは特殊処理活性炭によって酸素によ
る酸化反応が促進され、元素ィオウまたは硫酸に効率よ
く変換される。
１０〜１５０ｏｏである。また接触時間は通常１／１０
〜２現段、程度、好ましくは１′５〜ＩＱ秒程度である
。特殊処理活性炭は、固定床、移動床、または流動床、
スラリ一方式、バッチ式の接触燈梓法などの公知の手段
により、硫化カルボニル含有気体と接触させて硫化カル
ポニルを除去することができる。本発明の方法において
は、硫化カルボニルは特殊処理活性炭によって酸素によ
る酸化反応が促進され、元素ィオウまたは硫酸に効率よ
く変換される。
これらの生成物は最初の硫化カルボニルに比べて活性炭
に保持されやすく、従って特殊処理活性炭による硫化カ
ルボニルの除去能力は、大幅に向上する。硫化カルボニ
ルの酸化ガスとしては、一般に処理ガス中の酸素（また
は空気）が利用されるが、酸素を全く含まない場合は適
宜の方法で酸素を導入すればよい。
に保持されやすく、従って特殊処理活性炭による硫化カ
ルボニルの除去能力は、大幅に向上する。硫化カルボニ
ルの酸化ガスとしては、一般に処理ガス中の酸素（また
は空気）が利用されるが、酸素を全く含まない場合は適
宜の方法で酸素を導入すればよい。
またオゾン、過酸化水素などの酸化剤を用いれば、さら
に効果的であり、また処理ガス中にィオゥ酸化物、窒素
酸化物などが共存する場合には、これらが酸化ガスとし
て働き、ィオワ酸化物、窒素酸化物などの同時除去も可
能である。本発明で使用される特殊処理活性炭は、きわ
めて安定である。
に効果的であり、また処理ガス中にィオゥ酸化物、窒素
酸化物などが共存する場合には、これらが酸化ガスとし
て働き、ィオワ酸化物、窒素酸化物などの同時除去も可
能である。本発明で使用される特殊処理活性炭は、きわ
めて安定である。
従って、硫化カルボニルを飽和吸着し、その除去能力が
低下した場合は、公知の再生方法、および本発明者らが
先に特許出願（椿開昭５０一１３１８４７および５１一
４９１９５）した再生方法などで容易に再生でき、再生
繰返いこよる硫化カルポニルの除去能力の低下は、非常
に少ないのも本発明の特徴である。以下に実施例を記載
して本発明をより具体的に説明する。
低下した場合は、公知の再生方法、および本発明者らが
先に特許出願（椿開昭５０一１３１８４７および５１一
４９１９５）した再生方法などで容易に再生でき、再生
繰返いこよる硫化カルポニルの除去能力の低下は、非常
に少ないのも本発明の特徴である。以下に実施例を記載
して本発明をより具体的に説明する。
実施例 １
ＢＥＴ表面積１２００〆／夕の粒状活性炭５０舷を４．
０伽◇の石英ガラス管に充填し、７００ｏｏの温度でＮ
Ｈ３一２仇ｏｌ％含有のＮ２ガスを３０分間流通した後
、同じ温度でＮ２ガスをさらに３０分間流通し、Ｎ２ガ
ス気流中で室温まで冷却して特殊処理活性炭■を得る。
０伽◇の石英ガラス管に充填し、７００ｏｏの温度でＮ
Ｈ３一２仇ｏｌ％含有のＮ２ガスを３０分間流通した後
、同じ温度でＮ２ガスをさらに３０分間流通し、Ｎ２ガ
ス気流中で室温まで冷却して特殊処理活性炭■を得る。
上記と同様にしてＮＨ３一２びｏｌ％含有のＮ２ガスの
代りにＮ２ガスを使用して、対称試料■′を得る。この
ようにして得られた活性炭■および■′各３５の‘を２
．８伽◇のカラムに充填しＣＯＳ−４００の肌含有のＣ
０２ガスを２０午○および９５ｑ○の各温度で線流速（
２０午Ｃ換算）０．７狐／ｓｅｃで流通し、ＣＯＳの除
去実験を行なった。
代りにＮ２ガスを使用して、対称試料■′を得る。この
ようにして得られた活性炭■および■′各３５の‘を２
．８伽◇のカラムに充填しＣＯＳ−４００の肌含有のＣ
０２ガスを２０午○および９５ｑ○の各温度で線流速（
２０午Ｃ換算）０．７狐／ｓｅｃで流通し、ＣＯＳの除
去実験を行なった。
各温度における各活性炭のＣＯＳ除去率とガス流通時間
との関係は第１表の通りである。第１表
との関係は第１表の通りである。第１表
Claims (1)
- １ アンモニアガスの存在下３００〜１３００℃で処理
した活性炭に硫化カルボニルを含有する気体を接触させ
ることを特徴とする気体中の硫化カルボニルを除去する
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51114241A JPS6023850B2 (ja) | 1976-09-21 | 1976-09-21 | 気体中の硫化カルボニルを除去する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51114241A JPS6023850B2 (ja) | 1976-09-21 | 1976-09-21 | 気体中の硫化カルボニルを除去する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5339257A JPS5339257A (en) | 1978-04-11 |
| JPS6023850B2 true JPS6023850B2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=14632796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51114241A Expired JPS6023850B2 (ja) | 1976-09-21 | 1976-09-21 | 気体中の硫化カルボニルを除去する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023850B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0185758U (ja) * | 1987-11-26 | 1989-06-07 |
-
1976
- 1976-09-21 JP JP51114241A patent/JPS6023850B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0185758U (ja) * | 1987-11-26 | 1989-06-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5339257A (en) | 1978-04-11 |
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