JPS60238380A - 耐火性シ−リング材 - Google Patents
耐火性シ−リング材Info
- Publication number
- JPS60238380A JPS60238380A JP9361284A JP9361284A JPS60238380A JP S60238380 A JPS60238380 A JP S60238380A JP 9361284 A JP9361284 A JP 9361284A JP 9361284 A JP9361284 A JP 9361284A JP S60238380 A JPS60238380 A JP S60238380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicone resin
- fire
- flame retardant
- potassium titanate
- inorganic
- Prior art date
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- Sealing Material Composition (AREA)
- Fireproofing Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、土木、建築、車輌、船舶、コンテナー等にお
いて、防風、防塵、防音、防水等の目的で使用される耐
火性シーリング材に関するもので、プライマーを処理を
施すだけで目地としての良好なる密着性が得られ、しか
も高度の耐火・耐炎性能をはじめ、防水性、耐候性、耐
久性、耐寒性、耐オゾン性に優れた性質を有するシーリ
ング材を提供するものである。
いて、防風、防塵、防音、防水等の目的で使用される耐
火性シーリング材に関するもので、プライマーを処理を
施すだけで目地としての良好なる密着性が得られ、しか
も高度の耐火・耐炎性能をはじめ、防水性、耐候性、耐
久性、耐寒性、耐オゾン性に優れた性質を有するシーリ
ング材を提供するものである。
土木、建築、車輌、船舶、コンテナーなどの接続箇所に
防風、防塵、防音、防水性等を付与する目的で使用され
るシーリング材としてはブチル系、アクリル系、シリコ
ーン系等の油性コーキング材やエマルジョンコーキング
材等が使用されているが、これらのシーリング材は、特
に近年高層建築物等において要求されている耐火・耐炎
性において十分に満足され得るものではないのが実情で
ある。
防風、防塵、防音、防水性等を付与する目的で使用され
るシーリング材としてはブチル系、アクリル系、シリコ
ーン系等の油性コーキング材やエマルジョンコーキング
材等が使用されているが、これらのシーリング材は、特
に近年高層建築物等において要求されている耐火・耐炎
性において十分に満足され得るものではないのが実情で
ある。
本発明は、繊維状チタン酸カリウムと吸熱分解型無機化
自書よシなる無機質難燃剤とを必須の添加成分として含
有するシリコーン樹脂組成物からなるシーリング材とす
ることにより、目地としての密着性が良好で、しかも耐
火・耐炎性、防水性、耐候性、耐久性、耐寒性、耐オゾ
ン性等に優れた性質を奏する新規なシーリング材を提供
し得たものである。
自書よシなる無機質難燃剤とを必須の添加成分として含
有するシリコーン樹脂組成物からなるシーリング材とす
ることにより、目地としての密着性が良好で、しかも耐
火・耐炎性、防水性、耐候性、耐久性、耐寒性、耐オゾ
ン性等に優れた性質を奏する新規なシーリング材を提供
し得たものである。
以下、本発明の耐火性シーリング材を構成するシリコー
ン樹脂組成物について説明する。
ン樹脂組成物について説明する。
本発明の耐火性シーリング材を構成するシリコーン樹脂
組成物は、シリコーン樹脂と、繊維状チタン酸カリウム
と、吸熱分解型無機化合物よりなる無機質難燃剤とを必
須の成分とし、これに所望に応じてその他の無機質充填
材や硬化剤、硬化促進剤1着色剤等を含有するペースト
状組成物である。
組成物は、シリコーン樹脂と、繊維状チタン酸カリウム
と、吸熱分解型無機化合物よりなる無機質難燃剤とを必
須の成分とし、これに所望に応じてその他の無機質充填
材や硬化剤、硬化促進剤1着色剤等を含有するペースト
状組成物である。
本考案の耐火性シーリング材を構成するシリコーン樹脂
組成物中のシリコーン樹脂としては、一般的には、水素
原子、ビニル基、アリル基。
組成物中のシリコーン樹脂としては、一般的には、水素
原子、ビニル基、アリル基。
アリール基、ヒドロキシル基、炭素数1〜4のアルコキ
シル基、アミノ基、メルカプト基などの置換基が少なく
とも1個以上含まれているたとえばポリジメチルシロキ
サン系シリコーン樹脂、ポリジフェニルシロキサン系シ
リコーン樹脂、ポリメチルフェニルシロキサン系シリコ
ーン樹脂およびこれらを他の樹脂で変性したエポキシ変
性シリコーン樹脂、ポリエステル変性シリコーン樹脂、
脂肪酸変性シリコーン樹脂、アルキッド変性シリコーン
樹脂、アミノ樹脂変性シリコーン樹脂などのオルガノポ
リシロキサン系シリコーン樹脂をはじめ、ポリアクリル
オキシアルキルアルコキシシラン系シリコーン樹脂やポ
リビニル系シリコーン樹脂などが加熱硬化型樹脂あるい
は後述の触媒を利用した常温硬化型樹脂として使用され
る。
シル基、アミノ基、メルカプト基などの置換基が少なく
とも1個以上含まれているたとえばポリジメチルシロキ
サン系シリコーン樹脂、ポリジフェニルシロキサン系シ
リコーン樹脂、ポリメチルフェニルシロキサン系シリコ
ーン樹脂およびこれらを他の樹脂で変性したエポキシ変
性シリコーン樹脂、ポリエステル変性シリコーン樹脂、
脂肪酸変性シリコーン樹脂、アルキッド変性シリコーン
樹脂、アミノ樹脂変性シリコーン樹脂などのオルガノポ
リシロキサン系シリコーン樹脂をはじめ、ポリアクリル
オキシアルキルアルコキシシラン系シリコーン樹脂やポ
リビニル系シリコーン樹脂などが加熱硬化型樹脂あるい
は後述の触媒を利用した常温硬化型樹脂として使用され
る。
シリコーン樹脂組成物中の添加成分たる繊維状チタン酸
カリウムは、本発明の耐火性シーリング材に十分な耐熱
、耐火特性と補強効果とを与えるものである。この繊維
状チタン酸カリウムは、その成分が一般式に20−mT
iO2・nH2O(式中mは8以下の正の整数、nは0
または4以下の正の整数を表わす)で示される一般に繊
維径0.1〜0.7μm、繊維長10〜50μmのウィ
スカーであシ、酸化チタンと炭酸カリウムとを原料とし
て焼成法、水熱法、フラックス法等で製造されるもので
ある。繊維状チタン酸カリウムは、前記のものをそのま
ま使用することも出来るが、これによるより優れた補強
効果を発現させるためには、繊維状チタン酸カリウムに
対して0.05〜1.0重量%程度のシランカップリン
グ剤、例えばγ・アミノプロピルトリエトキシシラン、
γ・グリシドキシグロビルトリメトキシシラン等のシラ
ンカップリング剤で繊維表面が処理されているものを利
用するのが好ましい。
カリウムは、本発明の耐火性シーリング材に十分な耐熱
、耐火特性と補強効果とを与えるものである。この繊維
状チタン酸カリウムは、その成分が一般式に20−mT
iO2・nH2O(式中mは8以下の正の整数、nは0
または4以下の正の整数を表わす)で示される一般に繊
維径0.1〜0.7μm、繊維長10〜50μmのウィ
スカーであシ、酸化チタンと炭酸カリウムとを原料とし
て焼成法、水熱法、フラックス法等で製造されるもので
ある。繊維状チタン酸カリウムは、前記のものをそのま
ま使用することも出来るが、これによるより優れた補強
効果を発現させるためには、繊維状チタン酸カリウムに
対して0.05〜1.0重量%程度のシランカップリン
グ剤、例えばγ・アミノプロピルトリエトキシシラン、
γ・グリシドキシグロビルトリメトキシシラン等のシラ
ンカップリング剤で繊維表面が処理されているものを利
用するのが好ましい。
シリコーン樹脂組成物中のもう一方の添加成分たる吸熱
分解型無機化合物よシなる無機質難燃剤は、本発明の耐
火性シーリング材に十分な難燃特性を付与するもので、
例えば焼石膏、明ばん、炭酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化アルミニウム、ノ1イドロタルサイト系ケ
イ酸アルミニウムなどの結晶水放出型、炭酸ガス放出型
9分解吸熱型および相転換型等からなる吸熱分解型無機
化合物よシなる無機質難燃剤が使用される。
分解型無機化合物よシなる無機質難燃剤は、本発明の耐
火性シーリング材に十分な難燃特性を付与するもので、
例えば焼石膏、明ばん、炭酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化アルミニウム、ノ1イドロタルサイト系ケ
イ酸アルミニウムなどの結晶水放出型、炭酸ガス放出型
9分解吸熱型および相転換型等からなる吸熱分解型無機
化合物よシなる無機質難燃剤が使用される。
シリコーン樹脂組成物中には、前記必須の成分のほかに
、所望に応じて無機質充填剤、前記吸熱分解型無機化合
物よシなる無機質難燃剤以外の難燃剤、硬化剤、硬化促
進剤2着色剤等が適宜添加、含有せしめられているもの
であり。
、所望に応じて無機質充填剤、前記吸熱分解型無機化合
物よシなる無機質難燃剤以外の難燃剤、硬化剤、硬化促
進剤2着色剤等が適宜添加、含有せしめられているもの
であり。
無機質充填剤としては、例えば酸化チタン、マイカ、ア
ルミナ、タルク、ガラス繊維粉末、岩綿微細繊維、シリ
カ粉末、クレイ等の各種無機物が挙げられる。また、よ
シ優れた防炎特性を具備するシリコーン樹脂組成物だら
しめるだめに配合される前記吸熱分解型無機化合物よシ
なる無機質難燃剤以外の難燃剤としては1例えばリン酸
エステル型、有機ノ・ロゲン化合物型、ホスファゼン化
合物型などの有機難燃剤やアンチモン化合物等の無機質
難燃剤等が利用される。
ルミナ、タルク、ガラス繊維粉末、岩綿微細繊維、シリ
カ粉末、クレイ等の各種無機物が挙げられる。また、よ
シ優れた防炎特性を具備するシリコーン樹脂組成物だら
しめるだめに配合される前記吸熱分解型無機化合物よシ
なる無機質難燃剤以外の難燃剤としては1例えばリン酸
エステル型、有機ノ・ロゲン化合物型、ホスファゼン化
合物型などの有機難燃剤やアンチモン化合物等の無機質
難燃剤等が利用される。
硬化剤や硬化促進剤は当業者間に周知のものが使用され
、例えば金属カルボン酸塩、有機スズ化合物、チタンキ
レート化合物、三級アミン化合物、過酸化物および白金
系触媒などが利用される。
、例えば金属カルボン酸塩、有機スズ化合物、チタンキ
レート化合物、三級アミン化合物、過酸化物および白金
系触媒などが利用される。
本発明の耐火性シーリング材たるシリコーン樹脂組成物
は、前記の通シ繊維状チタン酸カリウムと吸熱分解型無
機化合物よりなる無機質難燃剤とを必須の添加成分とし
て含有するシリコーン樹脂組成物であるが、該組成物中
における繊維状チタン酸カリウムの量は、シリコーン樹
脂による撥水作用と、繊維状チタン酸カリウムによる防
炎作用及び補強作用とがバランスして発現されるように
、シリコーン樹脂100重量部に対して繊維状チタン酸
カリウム5〜400重置部程度を含有するものが好まし
く、また無機質充填剤を併用する場合には、繊維状チタ
ン酸カリウムの10〜90重量%を無機質充填剤で置き
換えて併用するのが好ましい。また、もう一方の必須の
添加成分たる吸熱分解型無機化合物よりなる無機質難燃
剤の量は、該難燃剤による十分な難燃性能が発現される
ように、シリコーン樹脂100重量部に対し吸熱分解型
無機化合物よシなる無機質難燃剤20〜300重量部程
度を置部することが好ましく、またそれ以外の難燃剤を
併用する場合には、前記吸熱分解型無機化合物よりなる
無機質難燃剤の10〜50重量%をそれ以外の難燃剤が
置き換えて併用するのが好ましい。
は、前記の通シ繊維状チタン酸カリウムと吸熱分解型無
機化合物よりなる無機質難燃剤とを必須の添加成分とし
て含有するシリコーン樹脂組成物であるが、該組成物中
における繊維状チタン酸カリウムの量は、シリコーン樹
脂による撥水作用と、繊維状チタン酸カリウムによる防
炎作用及び補強作用とがバランスして発現されるように
、シリコーン樹脂100重量部に対して繊維状チタン酸
カリウム5〜400重置部程度を含有するものが好まし
く、また無機質充填剤を併用する場合には、繊維状チタ
ン酸カリウムの10〜90重量%を無機質充填剤で置き
換えて併用するのが好ましい。また、もう一方の必須の
添加成分たる吸熱分解型無機化合物よりなる無機質難燃
剤の量は、該難燃剤による十分な難燃性能が発現される
ように、シリコーン樹脂100重量部に対し吸熱分解型
無機化合物よシなる無機質難燃剤20〜300重量部程
度を置部することが好ましく、またそれ以外の難燃剤を
併用する場合には、前記吸熱分解型無機化合物よりなる
無機質難燃剤の10〜50重量%をそれ以外の難燃剤が
置き換えて併用するのが好ましい。
本発明の耐火性シーリング材は、前記シリコーン樹脂組
成物中の各成分が均一に溶解あるいは分散せしめられる
ような溶剤、例えばキシレン、ナフサ、ガソリン、ある
いはベンゼン等の石油系溶剤を使用したシリコーン樹脂
フェスの型態でも利用されるものである。
成物中の各成分が均一に溶解あるいは分散せしめられる
ような溶剤、例えばキシレン、ナフサ、ガソリン、ある
いはベンゼン等の石油系溶剤を使用したシリコーン樹脂
フェスの型態でも利用されるものである。
本発明の耐火性シーリング材は以上の通シの構成から成
るものであシ、プライマー処理を施すだけで目地として
の良好なる密着性が発現され、しかも高度の耐火・耐熱
性をはじめ、防水性、耐候性、耐久性、耐寒性、耐オゾ
ン性等に対して優れた性質を奏するものである。
るものであシ、プライマー処理を施すだけで目地として
の良好なる密着性が発現され、しかも高度の耐火・耐熱
性をはじめ、防水性、耐候性、耐久性、耐寒性、耐オゾ
ン性等に対して優れた性質を奏するものである。
以下、本発明の耐火性シーリング材たるシリコーン樹脂
組成物の具体的な構成について、その製造実施例を以っ
て説明する。
組成物の具体的な構成について、その製造実施例を以っ
て説明する。
実施例
下記(1)〜(5)からなる混合組成物を攪拌、混合し
て、略均−な高粘稠の分散液からなるシリコーン樹脂フ
ェス〔粘度3000 C,1°、(25℃)〕を得た。
て、略均−な高粘稠の分散液からなるシリコーン樹脂フ
ェス〔粘度3000 C,1°、(25℃)〕を得た。
(1) シリコーン樹脂 ・・・・・ ・・・・ 39
0重量部(2)繊維状チタン酸カリウム・・・・・・
137重量部(3)水酸化アルミニウム・・・・・・・
・・・・・ 610重量部(吸熱分解型の無機質難燃剤
) (4)着色剤 ・・・・・・・・・・・・・・ 26重
、置部(5) キシレン ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ 137重量部前記シリコーン樹脂フェス1
300重量部に三級アミン化合物と白金系触媒とからな
るシリコーン樹脂用硬化剤及び硬化促進剤65重量部を
添加し、施工用の本発明の耐火性シーリング材たるシリ
コーン樹脂組成物を得た。
0重量部(2)繊維状チタン酸カリウム・・・・・・
137重量部(3)水酸化アルミニウム・・・・・・・
・・・・・ 610重量部(吸熱分解型の無機質難燃剤
) (4)着色剤 ・・・・・・・・・・・・・・ 26重
、置部(5) キシレン ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ 137重量部前記シリコーン樹脂フェス1
300重量部に三級アミン化合物と白金系触媒とからな
るシリコーン樹脂用硬化剤及び硬化促進剤65重量部を
添加し、施工用の本発明の耐火性シーリング材たるシリ
コーン樹脂組成物を得た。
実験1〜3
前記実施例で得られた耐火性シーリング材たるシリコー
ン樹脂組成物の耐火試験を、JIS−A−1304に準
拠して作製した小型鋭直耐火試験炉で実施しだ。
ン樹脂組成物の耐火試験を、JIS−A−1304に準
拠して作製した小型鋭直耐火試験炉で実施しだ。
尚、耐火試験は、第1図に示されるように。
縦10001++111.横5QQ+o+、厚さ601
11111の二枚の耐火用石綿セメント押出板1,2を
、両者の間に121+III+の間隙部(S)を存して
配置し、間隙部(S)の裏面に縦100削、横100罷
、厚さ10圏の3枚の杉板3,3.3を上、下方向3箇
所(5)、 (B); (C)に接当し、次いで符号4
で表示される位置に、第2次防火用シール材を前記間隙
部(S)の約半分相当に充填した後、前記本発明の実施
例品たるシリコーン樹脂組成物を第1次シール材5とし
てコーキング材ンで充填し、24時間経過後に、第1次
シール材5表面から火焔を当て、建築基準法施工令弟1
07条第1号の規定に基く加熱標準曲線に沿って30〜
60分間加熱したときの第2次シール材4の裏面温度を
。
11111の二枚の耐火用石綿セメント押出板1,2を
、両者の間に121+III+の間隙部(S)を存して
配置し、間隙部(S)の裏面に縦100削、横100罷
、厚さ10圏の3枚の杉板3,3.3を上、下方向3箇
所(5)、 (B); (C)に接当し、次いで符号4
で表示される位置に、第2次防火用シール材を前記間隙
部(S)の約半分相当に充填した後、前記本発明の実施
例品たるシリコーン樹脂組成物を第1次シール材5とし
てコーキング材ンで充填し、24時間経過後に、第1次
シール材5表面から火焔を当て、建築基準法施工令弟1
07条第1号の規定に基く加熱標準曲線に沿って30〜
60分間加熱したときの第2次シール材4の裏面温度を
。
前記杉板3の接当位置にて測定することによって実施し
た。
た。
得られた測定温度を第2表に示す。
尚、第2表における実験1〜3の第2次シール材は以下
の第1表に示す通りのものであシ、実験番号2における
第2次シール材は、ガラス繊維不織布をU字状に折曲し
た状態で折曲部が第1次シール材側に接当するように使
用したものである。
の第1表に示す通りのものであシ、実験番号2における
第2次シール材は、ガラス繊維不織布をU字状に折曲し
た状態で折曲部が第1次シール材側に接当するように使
用したものである。
第 1 表
次に、前記実験と同郷の手順を使用し、第1次シール材
や第2次シール材を換えて比較のだめの実験4〜6の耐
火試験を実施し、前記実験1〜3の結果と併せ第2表に
示す。
や第2次シール材を換えて比較のだめの実験4〜6の耐
火試験を実施し、前記実験1〜3の結果と併せ第2表に
示す。
実験4
前記実験1において、第1次シール材として市販のブチ
ルコーキング材を利用した。
ルコーキング材を利用した。
実験5
前記実験4において、第2次シール材として石綿発泡体
〔ニチアス株製:リトフレックスに−20:30X30
X1000 (mm))を利用した。
〔ニチアス株製:リトフレックスに−20:30X30
X1000 (mm))を利用した。
実験6
前記実験1において、第1次シール材として市販の2液
性シリコーンシーリング材を利用した。
性シリコーンシーリング材を利用した。
第 2 表
前記実験1〜3の耐火試験後の第1次シール材は、燃焼
による残渣がすべてそのまま癒状となシ、目地を密閉し
たままで、試験中を通して火焔を通さない状態であった
。
による残渣がすべてそのまま癒状となシ、目地を密閉し
たままで、試験中を通して火焔を通さない状態であった
。
実験4及び5の耐火試験後の第1次シール材は、各所に
クラックが細かく入シ、試験中における火焔の強い勢い
でその一部分が飛散し、クラック部分が肉薄になってい
た。
クラックが細かく入シ、試験中における火焔の強い勢い
でその一部分が飛散し、クラック部分が肉薄になってい
た。
実験6の耐火試験後の第1次シール材は、焼滅、飛散し
、試験中の火焔が直接第2次シール材を直撃し、裏面の
杉板が燃焼、落下したため。
、試験中の火焔が直接第2次シール材を直撃し、裏面の
杉板が燃焼、落下したため。
裏面温度の測定が不可能であった。
次に、参考のために、前記実験1,4.6で利用した各
第1次シール材の耐雨水性を、3X25X100(mm
)の試料の吸水率及び撥水性にて試験した結果を第3表
に示す。
第1次シール材の耐雨水性を、3X25X100(mm
)の試料の吸水率及び撥水性にて試験した結果を第3表
に示す。
尚、吸水率(チ)は、試料を水面下100鰭の位置に2
4時間静止させた後、これを濾紙上に軽く押し付け、表
面に付着している水分をすばやく拭い取シ、次式によっ
てめたものである。
4時間静止させた後、これを濾紙上に軽く押し付け、表
面に付着している水分をすばやく拭い取シ、次式によっ
てめたものである。
W2−W。
吸水率(wt、% ) −−x 1o 。
W+
W2: 軽く脱水した後の試料の重量
W!: 水槽に入れる前の試料の重量
また、撥水性(度)は、協和科学株制の接触角計CA−
Dを使用して測定した各試料の表面と水との接触角であ
る。
Dを使用して測定した各試料の表面と水との接触角であ
る。
第 3 表
第1図は実験1〜6で実施した耐火試験の平面図、第2
図はその縮小背面図である。 1.2:耐火用石綿セメント押出板、3:杉板、4:第
2次シール材、” 5 :第1次シール材。 (AJ、 (B)、 (C) :裏面温度測定位置。 第1図 第2図
図はその縮小背面図である。 1.2:耐火用石綿セメント押出板、3:杉板、4:第
2次シール材、” 5 :第1次シール材。 (AJ、 (B)、 (C) :裏面温度測定位置。 第1図 第2図
Claims (1)
- 繊維状チタン酸カリウムと吸熱分解型無機化合物よシな
る無機質難燃剤とを必須の添加成分として含有するシリ
コーン樹脂組成物からなることを特徴とする耐火性シー
リング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9361284A JPS60238380A (ja) | 1984-05-10 | 1984-05-10 | 耐火性シ−リング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9361284A JPS60238380A (ja) | 1984-05-10 | 1984-05-10 | 耐火性シ−リング材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60238380A true JPS60238380A (ja) | 1985-11-27 |
JPH0475271B2 JPH0475271B2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=14087148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9361284A Granted JPS60238380A (ja) | 1984-05-10 | 1984-05-10 | 耐火性シ−リング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60238380A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010003278A1 (zh) * | 2008-07-10 | 2010-01-14 | 天津市凯华绝缘材料有限公司 | 电子元器件用阻燃封装材料 |
CN111662068A (zh) * | 2020-06-12 | 2020-09-15 | 上海嗣高新材料科技有限公司 | 一种轻量化防火胶泥及其制备方法 |
WO2023127308A1 (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-06 | 内山工業株式会社 | シール材用シリコーンゴム組成物、シール材および電池 |
-
1984
- 1984-05-10 JP JP9361284A patent/JPS60238380A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010003278A1 (zh) * | 2008-07-10 | 2010-01-14 | 天津市凯华绝缘材料有限公司 | 电子元器件用阻燃封装材料 |
CN111662068A (zh) * | 2020-06-12 | 2020-09-15 | 上海嗣高新材料科技有限公司 | 一种轻量化防火胶泥及其制备方法 |
WO2023127308A1 (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-06 | 内山工業株式会社 | シール材用シリコーンゴム組成物、シール材および電池 |
JP2023098256A (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-10 | 内山工業株式会社 | 電池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0475271B2 (ja) | 1992-11-30 |
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