JPS6023721Y2 - 自動電気抵抗探傷装置 - Google Patents

自動電気抵抗探傷装置

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JPS6023721Y2
JPS6023721Y2 JP1976165444U JP16544476U JPS6023721Y2 JP S6023721 Y2 JPS6023721 Y2 JP S6023721Y2 JP 1976165444 U JP1976165444 U JP 1976165444U JP 16544476 U JP16544476 U JP 16544476U JP S6023721 Y2 JPS6023721 Y2 JP S6023721Y2
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JP
Japan
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probe
flexible shaft
flaw detection
attached
axis
Prior art date
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Expired
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JP1976165444U
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English (en)
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JPS5382391U (ja
Inventor
恒久 平松
武生 大道
勝四郎 和田
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は細管等の探傷検査に用いられる自動電気抵抗
探傷装置に関する。
従来、熱交換器の細管類の探傷検査は主に手探傷(管外
側からの探傷)に頼っており、管内面から自動的に探傷
することは、殆ど行なわれていない。
探傷装置も探触子を直接挿入可能な細管だけにしか適用
できず、実用性に乏しい欠点がある。
そこで実用的な自動電気抵抗探傷装置の開発が望まれて
いるが、これはとくに、RWR型原子炉等の蒸気発生器
(S/G)の伝熱管探傷検査に要求されるものである。
このような探傷現場では、作業雰囲気が放射能で汚染さ
れているため、探傷を遠隔から自動的に行ない、被曝量
を低減する必要があるためである。
この考案は上記の要求に応える自動電気抵抗探傷装置を
提供するもので、その構成上の特徴とするところは、フ
レキシブルシャフトの先端に取付けられ、周面に設けた
探触針を被検面に接触させせる探触子と、被検体内に前
記探触子を案内するZ軸、θ軸方向に標準欠陥を有した
ガイドパイプをその旋回アームに取付けた歩行機構を有
するロボットと、前記ガイドパイプにレバー、ばね、ロ
ックピンで構成されたアタッチメントによす着脱自在と
した前記フレキシブルシャフトを内蔵し、前記ロボット
と駆動箱とを連結するガイドチューブとを具備し、前記
駆動箱は前記フレキシブルシャフトの後端が軸受けを介
して取付けられた移動ブロックと、この移動ブロックに
ポールナツトを介して螺合され、Z軸駆動源により回転
するボールネジと、前記フレキシブルシャフトの後端と
連結され、θ軸駆動源により回転するスプライン軸とか
らなり、前記フレキシブルシャフトを往復自在及び回転
自在となるように保持し得る構成としたことにある。
かかる本発明によれば、従来では手探傷で直接突管に装
置して探傷していたのに対し、遠隔自動探傷で原子カプ
ラント等の放射能による被曝を防止でき、しかもその現
象を記録化できる等の効果を有する。
以下、図面を参照しながら、S/Gの伝熱管探傷検査に
適用される一実施例に基づいて、この考案を詳細に説明
する。
第1図および第2図において、1はS/G本体、2は管
板、3は伝熱細管を示す。
4は探触子5を案内するための歩行ロボットである。
この歩行ロボット4は、図示はしないが4本の足があっ
て、2本を一対として交互に動かすことにより、管板2
から垂下した状態で歩行し、移動する。
6は旋回可能なアームで、先端に探触子5を細管3に案
内するガイドパイプ7を有スる。
8はフレキシブルシャフト9の案内用ガイドチューブ1
0をガイドパイプ7に接続するアタッチメントである。
ガイドチューブ10の他端は駆動箱11に連結され、フ
レキシブルシャフト9の先端に取りつけられた探触子5
の送別および旋回を行なう。
第3図に第1図A部の詳細を示す。
ガイドパイプ7は歩行ロボットの旋回アーム6にナツト
12,13で固定される。
アタッチメント8はロックビン14によって前記ガイド
パイプ7に固定される。
前記ロックピン14はレバー15に連結しており、バネ
16により常時、前記ガイドパイプ7側に押されている
またアタッチメント8には軸受ホルダー17がネジによ
って締結され、軸受18,19が保持される。
ホルダー17の終端に挿入されたスリーブ20は2分割
されており、セットビス21を締め込むことによって、
低摩擦係数を有するガイドチューブ10を固定している
フレキシブルシャフト9の先端には探触子5が取付けら
れる。
この探触子5には探触針22,23が4本ずつ組み込ま
れ、板バネ24(探触針22については図示せず)の反
力によって各々被検面に密着する。
探触子5の本体は2分割されており、板バネ25によっ
て常に被検面側に押しつけられる構造となっており、先
端に振れ止め用ボール26を取付けている。
また板バネ25には、フレキシブルチューブ27内を通
った送別ワイヤ28が取付けられる。
第5図、第6図に第1図B部の詳細を示す。
軸受ホルダ29にはスリーブ30、軸受31゜32が組
み込まれ、ガイドチューブ10と駆動箱11の結合およ
びフレキシブルシャフト9の保持を行なっている。
フレキシブルシャフト9の終端はガイド軸33で保持さ
れた移動ブロック34に軸受35を介して取りつけられ
る。
移動ブロック34には、また、スプラインナツト35a
が軸受36を介して取りつけられ、歯車37.38によ
ってフレキシブルシャフト9と連結されている。
39はポールナツトで、ボールネジ40と連結されてい
る。
ボールネジ40はカップリング41によって、ネジ駆動
モータ(Z軸モータ)42と減速機43を介して結合さ
れる。
44はスプライン軸であり、θ軸駆動モータ45の減速
機46と歯車47,48は歯車49とも連結しており、
θ軸検出器50が駆動される。
同様に歯車51はZ軸検出器52との連結用である。
エアピストン53にはフレキシブルチューブ27内の送
別ワイヤ28が取りつけられ、バネ54で常時ワイヤ2
δをゆるめている。
フレキシブルチューブ27は2分軸スリーブ55によっ
てシリンダ56に固定される。
57は空気供給口、58は座屈止め板で、ガイド軸33
に往復動可能な状態で保持される。
これらの座屈止め板58は、長さの異なるワイヤ59.
60,61を介して移動ブロック34に連結される。
なお、62はガイド軸受である。つぎに作用の説明に入
る。
Z 軸駆動モータ42によってボールネジ40が回転す
れば、移動ブロック34は往復移動し、フレキシブルシ
ャフト9が動いて、探触子5はガイドパイプ7より伝熱
管3に挿入される。
θ軸駆動モータ45によりスプライン軸44が回転すれ
ばミスプラインナツト35 a、 歯車37.38によ
って、フレキシブルシャフト9が回転する。
以上により、探触子5はZ軸、θ軸の回転を行ない、伝
熱管必要部の探傷を行なうことができる。
2.θの零点はガイドパイプ7に設けたZ軸、θ軸方向
の標準欠陥63.64の信号位置とする。
探触子5の探触針22は板バネ25によって、伝熱細管
に密着し、かつ、各々の探触針は独立して板バネにより
保持されるので、伝熱管3の変化に応じて探触針が移動
し、常に安定した波形が得られる。
送別ワイヤ28は、フレキシブルチューブ27内を通っ
てシリンダ56に導かれるので、空気供給口57より空
気圧をかけると引張られ、板バネ25は内側に変形する
これにより、探触針22は管壁より離れ、伝熱管への挿
入・引出し時の探触針22のひっかかり等のトラブルを
避けることができる。
アタッチメント8は、レバー15をX方向に引くことに
より着脱できる。
すなわち、レバー15を引くと、ロックピン14がはず
れ、はなせばバネ16の反力で戻りナツト13に嵌合さ
せる。
座屈止め板58は探触子5を送別するに必要なスラスト
力で座屈しない距離に設置され、ワイヤでその位置が規
制されるので、フレキシブルシャフト9の座屈なしに送
別できる。
この考案は上述した構成と作用を有するので、S/Gは
じめ各種熱交換器の探傷において、下記の実用的に顕著
な効果を奏することができる。
(1)長尺細管の自動探傷が可能である。
また操作を全遠隔で行なうことができる。
(2)氷室壁等との干渉がなく、探傷範囲が広い。
探触子がフレキシブルシャフトでつながれており、測定
位置が氷室壁近くになっても、フレキシブルに追従する
ため、水案内全域にわたり測定できることになり、探傷
可能範囲が広くなる。
(3) アタッチメントの装着が簡単である。
探触子を有するフレキシブルシャフトを案内するガイド
チューブを歩行ロボットに装着する場合、レバー15、
ばね16及びロックピン14で構成されるアタッチメン
トを用い、該レバー15を操作することによって簡単に
着脱できる。
(4) 標準欠陥を位置決め用として使用すれば表示
と実移動量との誤差が少なくなる。
ガイドパイプに設けられたZ軸、θ軸方向の2つの標準
欠陥63,64を探触子の位置決め用の基準位置として
用いることによって、探傷位置の表示とそこまでの実移
動量との誤差が少なくなる。
即ち、ガイドパイプの標準欠陥は、常に一定位置(測定
箇所が変っても)であり、探傷位置との距離も近いので
誤差を最小限にすることができる。
(5)駆動部を外部に配することにより、駆動量の重量
、形状制限がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例装置の、使用法を示す一部
切欠斜視図、第2図はその側面断面図である。 第3図は第1図A部の拡大断面図、第4図は第3図IV
−IV線に沿う拡大断面図である。 第5図は第1図B部の拡大側断面図、第6図はその横断
面図である。 第7図は第5図■−■線に沿う断面図、第8図は第6図
■−■線に沿う断面図である。 第9図は第3図IX−IX線に沿う断面図である。 1・・・・・・S/G本体、2・・・・・・管板、3・
・・・・・伝熱管、4・・・・・・歩行ロボット、5・
・・・・・探触子、6・・・・・・アーム、7・・・・
・・ガイドパイプ、訃・・・・・アタッチメント、9・
・・・・・フレキシブルシャフト、10・・・・・・ガ
イドチューブ、11・・・・・・駆動箱、14・・・・
・・ロックピン、15・・・・・・レバー、16・・・
・・・バネ、17・・・・・・軸受ホルダー、18.1
9・・・・・・軸受、22,23・・・・・・探触針、
24.25・・・・・・板バネ、27・・・・・・フレ
キシブルチューブ、28・・・・・・送別ワイヤ、29
・・・・・・軸受ホルダー 30・・・・・・スリーブ
、31,32・・・・・・軸受、33・・・・・・ガイ
ド軸、34・・・・・・移動ブロック、35a・・・・
・・スプラインナツト、37,3訃・・・・・歯車、3
9・・・・・・ポールナツト、40・・・・・・ボール
ネジ、42・・・・・・2軸モータ、44・・・スプラ
イン軸、45・・・・・・θ軸駆動モータ、53・・・
・・・エアピストン、54・・・・・・バネ、55・・
・・・・2分軸スリーブ、56・・・・・・シリンダ、
57・・・・・・空気供給口、58・・・・・・座屈止
め板、59,60.61・・・・・・ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレキシブルシャフトの先端に取付けられ、局面に設け
    た探触針を被検面に接触させる探触子と、被検体内に前
    記探触子を案内するZ軸、θ軸方向に標準欠陥を有した
    ガイドパイプをその旋回アームに取付けた歩行機構を有
    するロボットと、前記ガイドパイプにレバー、ばね、ロ
    ックピンで構成されたアタッチメントにより着脱自在と
    した前記フレキシブルシャフトを内蔵腰前記ロボットと
    駆動箱とを連結するガイドチューブとを具備し、前記駆
    動箱は前記フレキシブルシャフトの後端が軸受けを介し
    て取付けられた移動ブロックと、この移動ブ冶ツクにポ
    ールナツトを介して螺合され、Z軸駆動源により回転す
    るボールネジと、前記フレキシブルシャフトの後端と連
    結され、θ軸駆動源により回転するスプライン軸とから
    なり、前記フレキシブルシャフトを往復自在及び回転自
    在となるように保持し得る構成としたことを特徴とする
    自動電気抵抗探傷装置。
JP1976165444U 1976-12-10 1976-12-10 自動電気抵抗探傷装置 Expired JPS6023721Y2 (ja)

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JP1976165444U JPS6023721Y2 (ja) 1976-12-10 1976-12-10 自動電気抵抗探傷装置

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JPS5382391U JPS5382391U (ja) 1978-07-07
JPS6023721Y2 true JPS6023721Y2 (ja) 1985-07-15

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JP1976165444U Expired JPS6023721Y2 (ja) 1976-12-10 1976-12-10 自動電気抵抗探傷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337337A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Fujitsu Ltd プローブ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4526146Y1 (ja) * 1968-11-07 1970-10-12
JPS5157489A (en) * 1974-11-15 1976-05-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Jidokensasochino kontorooruhoho

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4526146Y1 (ja) * 1968-11-07 1970-10-12
JPS5157489A (en) * 1974-11-15 1976-05-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Jidokensasochino kontorooruhoho

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JPS5382391U (ja) 1978-07-07

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