JPS60237117A - デイ−ゼルエンジン部品の触媒化方法 - Google Patents
デイ−ゼルエンジン部品の触媒化方法Info
- Publication number
- JPS60237117A JPS60237117A JP9012284A JP9012284A JPS60237117A JP S60237117 A JPS60237117 A JP S60237117A JP 9012284 A JP9012284 A JP 9012284A JP 9012284 A JP9012284 A JP 9012284A JP S60237117 A JPS60237117 A JP S60237117A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine parts
- catalyst
- diesel engine
- promoter
- support material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はディーゼルエンジン部品の触媒化方法、特にそ
の際の助触媒の添加方法に係る。
の際の助触媒の添加方法に係る。
従来技術
ディーゼルエンジンの始動性、低騒音化、排ガスの低公
害化のために、副室、グロープラグ等のディーゼルエン
ジン部品を触媒化したものが提案されている。この触媒
化は、エンジン部品の表面にアルミナ、ジルコニア等の
無機酸化物からなる触媒担体を溶射し、溶射層に白金、
ロジウム等の触媒を担持して行なう。その際、触媒とと
もに触媒活性を向上させるためにランタン、セリウム等
の助触媒を添加する技術が知られている。しかし、助触
媒の添加は含浸法によるため、触媒担体は溶射前で吸水
率28%程度、溶射後で15%程度であり、含浸法で含
浸できる助触媒の量は多くなく、多量に含浸するために
は浸漬、乾燥および焼成の操作を何回も繰り返す必要が
あり、不便である。
害化のために、副室、グロープラグ等のディーゼルエン
ジン部品を触媒化したものが提案されている。この触媒
化は、エンジン部品の表面にアルミナ、ジルコニア等の
無機酸化物からなる触媒担体を溶射し、溶射層に白金、
ロジウム等の触媒を担持して行なう。その際、触媒とと
もに触媒活性を向上させるためにランタン、セリウム等
の助触媒を添加する技術が知られている。しかし、助触
媒の添加は含浸法によるため、触媒担体は溶射前で吸水
率28%程度、溶射後で15%程度であり、含浸法で含
浸できる助触媒の量は多くなく、多量に含浸するために
は浸漬、乾燥および焼成の操作を何回も繰り返す必要が
あり、不便である。
発明の目的
本発明は、以上の如き従来技術に鑑み、ディーゼルエン
ジン部品を触媒化するに当って、助触媒をより多量に、
より短時間に、より簡単に添加できるようにすることを
目的とする。
ジン部品を触媒化するに当って、助触媒をより多量に、
より短時間に、より簡単に添加できるようにすることを
目的とする。
発明の構成
上記目的を達成するために、本発明では、助触媒を溶射
前の溶射材料に添加して(通常、粉末状態)、触媒担体
材料とともにエンジン部品の表面に溶射する。
前の溶射材料に添加して(通常、粉末状態)、触媒担体
材料とともにエンジン部品の表面に溶射する。
これによって、助触媒は含浸法によるよりもより多量に
かつより短時間に添加される。しかも、この方法によれ
ば、助触媒としての活性も向上することが見い出された
。助触媒の活性が向上するのは、溶射の際高温で酸化さ
れる為に格子欠陥等を生じやすい状態となるからである
と考えられる。
かつより短時間に添加される。しかも、この方法によれ
ば、助触媒としての活性も向上することが見い出された
。助触媒の活性が向上するのは、溶射の際高温で酸化さ
れる為に格子欠陥等を生じやすい状態となるからである
と考えられる。
触媒化されるエンジン部品としては、エンジン副室、グ
ロープラグ、ピストン頂面、排気ポート、バルブ等があ
る。触媒担体はジルコニア、シリカ、アルミナ、カルシ
ア等の無機酸化物単体あるいはその複合物が用いられる
。触媒は白金、パラジウム、ロジウム等の貴金属が普通
である。触媒助剤としてはアルカリ土類金属、希土類金
属が用いられ、ランタン、セリウム、バリウム6、ニオ
ブ、サマリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロン
チウムなどがある。これらはいずれも慣用のものでよく
、特に限定されない。助触媒の添加法、溶射法も特に限
定されない。
ロープラグ、ピストン頂面、排気ポート、バルブ等があ
る。触媒担体はジルコニア、シリカ、アルミナ、カルシ
ア等の無機酸化物単体あるいはその複合物が用いられる
。触媒は白金、パラジウム、ロジウム等の貴金属が普通
である。触媒助剤としてはアルカリ土類金属、希土類金
属が用いられ、ランタン、セリウム、バリウム6、ニオ
ブ、サマリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロン
チウムなどがある。これらはいずれも慣用のものでよく
、特に限定されない。助触媒の添加法、溶射法も特に限
定されない。
本発明の1態様として、触媒助剤としてランタンとセリ
ウムの1:4〜4:1の混合物を酸化物担体の4〜40
重量%添加すると好ましい。
ウムの1:4〜4:1の混合物を酸化物担体の4〜40
重量%添加すると好ましい。
発明の実施例
大隻桝土
グロープラグのヒータ一部表面を下地層としてNi −
Cr−AIを厚さ50ρ■にプラズマ溶射した。
Cr−AIを厚さ50ρ■にプラズマ溶射した。
その上に、予めランタンとセリウムをその合計量がジル
コニア(酸化カルシウム5重量%含有)のダラム当り0
.17グラムになるように混合した溶射粉末材料をプラ
ズマ溶射し、厚さ50μmの触媒担体層を形成した。こ
のとき、セリウム(Ce)とランタン(La)の重量比
(Ce/La比)が170 。
コニア(酸化カルシウム5重量%含有)のダラム当り0
.17グラムになるように混合した溶射粉末材料をプラ
ズマ溶射し、厚さ50μmの触媒担体層を形成した。こ
のとき、セリウム(Ce)とランタン(La)の重量比
(Ce/La比)が170 。
4/1 、 2/1 、 1/1 、 1/2 、 1
/4 、 0/1の7種類のものを作った。それから、
グロープラグをジニトロジアミン白金溶液および塩化ロ
ジウム溶液に含浸し、約150℃で2時間程度乾燥して
、白金16mg/g(酸化物)、ロジウム16mg/g
(酸化物)を担持させた。
/4 、 0/1の7種類のものを作った。それから、
グロープラグをジニトロジアミン白金溶液および塩化ロ
ジウム溶液に含浸し、約150℃で2時間程度乾燥して
、白金16mg/g(酸化物)、ロジウム16mg/g
(酸化物)を担持させた。
爽族炎1
実施例1と同様にしてグロープラグのヒータ一部を触媒
化した。但し、助触媒としてランタンおよびセリウムの
代りに同量のバリウムを用い、溶射前に溶射材料に添加
した。
化した。但し、助触媒としてランタンおよびセリウムの
代りに同量のバリウムを用い、溶射前に溶射材料に添加
した。
共較廻上
を
実施例1と同様にして、グロープラグのヒータ一部にN
i −Cr−AI下地層を溶射した後、ランタンおよび
セリウムを添加しないジルコニア(5%CaO含有)を
50μmの厚さに溶射した。それから、グロープラグを
ランタンおよびセリウムの混合溶液に浸漬し、乾燥し、
焼成(700℃2h)する工程を2回繰り返して(この
工程は約20時間を要した)、実施例1と同量の助触媒
添加量とした。ただし、Ce/La比は2/1 、 1
/1 、 1/2の3種類とした。それから、実施例1
と同様にして白金およびロジウムを担持した。
i −Cr−AI下地層を溶射した後、ランタンおよび
セリウムを添加しないジルコニア(5%CaO含有)を
50μmの厚さに溶射した。それから、グロープラグを
ランタンおよびセリウムの混合溶液に浸漬し、乾燥し、
焼成(700℃2h)する工程を2回繰り返して(この
工程は約20時間を要した)、実施例1と同量の助触媒
添加量とした。ただし、Ce/La比は2/1 、 1
/1 、 1/2の3種類とした。それから、実施例1
と同様にして白金およびロジウムを担持した。
ル較桝叉
比較例1と同様に、溶射後にBa溶液に浸漬し、乾燥、
焼成してから接触を担持した。
焼成してから接触を担持した。
叉鬼菫久二作皿跋腋
実施例1.2および比較例1.2で触媒化したグロープ
ラグを装着した副室式ディーゼルエンジン(排気量2.
4 J )をJIS−2号軽油を用いて全負荷(軸トル
ク15kg−m)、回転数340Orpmで50時間連
続運転した。
ラグを装着した副室式ディーゼルエンジン(排気量2.
4 J )をJIS−2号軽油を用いて全負荷(軸トル
ク15kg−m)、回転数340Orpmで50時間連
続運転した。
次いで、グロープラグを所定の温度に加熱して、その表
面に軽油(JIS−2号)を1μl噴射し、発生する二
酸化炭素の量をガスクロマトグラフィーで分析した。そ
して、二酸化炭素が1体積%発生するとき(理論的発生
量の80%)のグロープラグの温度を比較した。第1図
はその評価グラフである。
面に軽油(JIS−2号)を1μl噴射し、発生する二
酸化炭素の量をガスクロマトグラフィーで分析した。そ
して、二酸化炭素が1体積%発生するとき(理論的発生
量の80%)のグロープラグの温度を比較した。第1図
はその評価グラフである。
グラフから、実施例と比較例を較べた場合、セリウムと
ランタンが同量のとき、実施例の方が触媒活性が向上し
ていることがわかる。Ce/La比としては4/1〜1
/4の場合に好ましい結果が得られている。
ランタンが同量のとき、実施例の方が触媒活性が向上し
ていることがわかる。Ce/La比としては4/1〜1
/4の場合に好ましい結果が得られている。
発明の効果
本発明により、ディーゼルエンジン部品を触媒化する際
に、助触媒を簡単により多く添加することができ、かつ
助触媒活性も向上させることができる。
に、助触媒を簡単により多く添加することができ、かつ
助触媒活性も向上させることができる。
第1図は触媒化ディーゼルエンジンの性能試験結果を示
すグラフであろう
すグラフであろう
Claims (1)
- ディーゼルエンジン部品の表面に、予め助触媒を添加し
た触媒担体材料を溶射する工程と、形成された触媒担体
層に触媒を担持する工程とからなるディーゼルエンジン
部品の触媒化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012284A JPS60237117A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | デイ−ゼルエンジン部品の触媒化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012284A JPS60237117A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | デイ−ゼルエンジン部品の触媒化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60237117A true JPS60237117A (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=13989701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9012284A Pending JPS60237117A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | デイ−ゼルエンジン部品の触媒化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60237117A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0602799A1 (en) * | 1992-12-16 | 1994-06-22 | Ford Motor Company Limited | Redox catalysis of NOx in internal combustion engines |
EP1056938A1 (en) * | 1998-02-20 | 2000-12-06 | John J. Kracklauer | Method for providing and maintaining catalytically active surface in internal combustion engine |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP9012284A patent/JPS60237117A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0602799A1 (en) * | 1992-12-16 | 1994-06-22 | Ford Motor Company Limited | Redox catalysis of NOx in internal combustion engines |
EP1056938A1 (en) * | 1998-02-20 | 2000-12-06 | John J. Kracklauer | Method for providing and maintaining catalytically active surface in internal combustion engine |
US6523503B1 (en) * | 1998-02-20 | 2003-02-25 | John J. Kracklauer | Method for providing and maintaining catalytically active surface internal combustion engine |
EP1056938A4 (en) * | 1998-02-20 | 2004-02-25 | John J Kracklauer | METHOD FOR PROVIDING AND RECEIVING A CATALYTICALLY ACTIVE SURFACE FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES |
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