JPS6023429A - 磁性セルロ−ス系材料の製造法 - Google Patents
磁性セルロ−ス系材料の製造法Info
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- JPS6023429A JPS6023429A JP13026183A JP13026183A JPS6023429A JP S6023429 A JPS6023429 A JP S6023429A JP 13026183 A JP13026183 A JP 13026183A JP 13026183 A JP13026183 A JP 13026183A JP S6023429 A JPS6023429 A JP S6023429A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁性セルロース系°材料およびその製造法に
関するものである。セルロース系材料へ磁性全付与する
方法として、従来は、粉末磁性材料を一旦製造し、(1
1これをバインダーとしての合成樹脂溶液中に分散せし
めて磁性塗布数とし、セルロース系材料へ塗布する方法
が行なわれている5また、(2)粉末磁性材料を適当な
分散剤と一緒に分散液とし、セルロース系材料スラリー
と良く混合した後、適当な定着剤を加え、セルロース系
材料へ定着させて磁性を付与する方法も考えられる。
関するものである。セルロース系材料へ磁性全付与する
方法として、従来は、粉末磁性材料を一旦製造し、(1
1これをバインダーとしての合成樹脂溶液中に分散せし
めて磁性塗布数とし、セルロース系材料へ塗布する方法
が行なわれている5また、(2)粉末磁性材料を適当な
分散剤と一緒に分散液とし、セルロース系材料スラリー
と良く混合した後、適当な定着剤を加え、セルロース系
材料へ定着させて磁性を付与する方法も考えられる。
この方法の中、(1)の塗布方法は、塗布液を調製する
に当って、磁性材料粒子を合成樹脂中に均質に分散させ
るための操作に長時間を袈し、また、均質な磁性塗膜を
得るため、数回の塗布工程が必要とされる。この場合、
セルロース材料の表層のみ磁性金層することになる。
に当って、磁性材料粒子を合成樹脂中に均質に分散させ
るための操作に長時間を袈し、また、均質な磁性塗膜を
得るため、数回の塗布工程が必要とされる。この場合、
セルロース材料の表層のみ磁性金層することになる。
一方、(2)の定着方法は、磁性材料とセルロース弄、
材料との化学親和性の不足、材料間に比重の差が大きい
等の問題点があり、定着操作が複雑である。
材料との化学親和性の不足、材料間に比重の差が大きい
等の問題点があり、定着操作が複雑である。
この方法では、セルロース系材料全体に磁性全付与する
場合に限られ、また磁性粒子がセルロース系材料と密着
しにくいため、摩擦によって脱落する危険がある。
場合に限られ、また磁性粒子がセルロース系材料と密着
しにくいため、摩擦によって脱落する危険がある。
本発明の目的とするところは、上述したような技術で得
られる磁性セルロース系材料の欠点を改善し、しかもセ
ルロース材料の持つ親水性で多孔質等の特性を活か17
、簡単な操作で磁性効果の高いセルロース材料を得よう
とするものである。
られる磁性セルロース系材料の欠点を改善し、しかもセ
ルロース材料の持つ親水性で多孔質等の特性を活か17
、簡単な操作で磁性効果の高いセルロース材料を得よう
とするものである。
すなわち、(1)合成樹脂系や天然系のバインダーを使
用せず、(2)セルロース系材料と磁性材料とを良く密
N−aせ、+31表面または全体へ自由に磁性を付与す
ることができ、(41保磁力、磁束密度の高い磁性セル
ロース系材料fc4ようとするものである。
用せず、(2)セルロース系材料と磁性材料とを良く密
N−aせ、+31表面または全体へ自由に磁性を付与す
ることができ、(41保磁力、磁束密度の高い磁性セル
ロース系材料fc4ようとするものである。
本発明者らは、セルロース系材料、より好ましくは予め
活性化処理したセルロース系材料へ、金属錯塩溶液を含
浸ぢせた後析出処理を施せば、目的の磁性セルロース系
材料が得られることを見出し、本発明を達成した。
活性化処理したセルロース系材料へ、金属錯塩溶液を含
浸ぢせた後析出処理を施せば、目的の磁性セルロース系
材料が得られることを見出し、本発明を達成した。
すなわち、本発明の第一の発明は、セルロース系材料へ
磁性を有する金籾または/および金属化合物を析出させ
た磁性セルロース系材料である。
磁性を有する金籾または/および金属化合物を析出させ
た磁性セルロース系材料である。
また第2の発明は、セルロース系材料、好ましくは予め
活性化処理したセルロース系材料へ、金属錯塩溶液を含
浸させたものから、磁性を有する金属または/および金
属化合物を析出させることによシ、磁性を付与すること
を特徴とする磁性セルロース系材料の製造法である。
活性化処理したセルロース系材料へ、金属錯塩溶液を含
浸させたものから、磁性を有する金属または/および金
属化合物を析出させることによシ、磁性を付与すること
を特徴とする磁性セルロース系材料の製造法である。
この材料は、磁性を有することは勿論であるが、金属ま
たは金属化合物自体に比べて遥かに低比重で、良好な成
形性にも富む。更に他材料と複合化させることにより、
種々の軽量の磁性材料が得られるものと期待される。
たは金属化合物自体に比べて遥かに低比重で、良好な成
形性にも富む。更に他材料と複合化させることにより、
種々の軽量の磁性材料が得られるものと期待される。
本発明において、金属錯塩としては、コバルト、ニッケ
ル、鉄、マンガン、クロム、ススナトの錯塩、またはこ
れらの混成錯塩が好ましく、これら錯塩溶液から磁性を
有する金属、金属化合物のセルロース材料への析出処理
としては、還元処理、熱処理、硫化処理のいずれか、も
しくはこれらの組合せがあり、例えばコバルト、コバル
ト−ニッケル、コバルト−鉄、コバルト−マンガン、コ
パル)−10ム、コバルト−スズ、硫化コバルト、硫化
コバルト−硫化鉄、硫化鉄等をセルロース制料に析出さ
せる。
ル、鉄、マンガン、クロム、ススナトの錯塩、またはこ
れらの混成錯塩が好ましく、これら錯塩溶液から磁性を
有する金属、金属化合物のセルロース材料への析出処理
としては、還元処理、熱処理、硫化処理のいずれか、も
しくはこれらの組合せがあり、例えばコバルト、コバル
ト−ニッケル、コバルト−鉄、コバルト−マンガン、コ
パル)−10ム、コバルト−スズ、硫化コバルト、硫化
コバルト−硫化鉄、硫化鉄等をセルロース制料に析出さ
せる。
セルロー八料としては、純粋セルロース系からリグノセ
ルロース系に亘る広範な材料が利用でき、その形状は、
ノート状、フィルム状、繊維状、粉末状、固形状などい
かなるものでも良く、シート状のものとしては、紙、ボ
ード、板、綿布等、フィルム状のものとしては、セロフ
ァン、セルロースアセテートフィルム等、繊維状のもの
としては、亦白パルプから未漂白バルブに至るまでの各
種木質系バルブ、木綿、再生セルロース綿等、粉末状の
ものとしては、微結晶セルロース、木粉、セルロース類
似多糖類(例えばデンプン)また固形状のものとしては
、所望の任意の形状のもの等が挙げられる。
ルロース系に亘る広範な材料が利用でき、その形状は、
ノート状、フィルム状、繊維状、粉末状、固形状などい
かなるものでも良く、シート状のものとしては、紙、ボ
ード、板、綿布等、フィルム状のものとしては、セロフ
ァン、セルロースアセテートフィルム等、繊維状のもの
としては、亦白パルプから未漂白バルブに至るまでの各
種木質系バルブ、木綿、再生セルロース綿等、粉末状の
ものとしては、微結晶セルロース、木粉、セルロース類
似多糖類(例えばデンプン)また固形状のものとしては
、所望の任意の形状のもの等が挙げられる。
これらセルロース系材料をその1ま、より好ましくは予
め活性化処理した後、金属錯塩溶液による処理に供する
。この場合の活性化処理方法としては、各種酸化薬剤や
、コロナ放電処理等の酸化処理によって、拐料ヘアルデ
ヒド基等の還元性官能基を増加させる方法がある。また
は、アルデヒド基を有するグリオキザール、ジアルデヒ
ドデンプンおよびホルムアルデヒド樹脂化合物等の還元
性物質を付着させる。または、還元力を有する金属イオ
ン、例えば第一錫イオンを吸着させる。また、金属塩酸
化剤、例えば塩化パラジウム、酢酸パラジウム等を作用
させるか、または予め還元性の金属イオンを吸着させた
のち作用させて、還元された該金属を析出の核として材
料へ生成させる等が挙げられる。
め活性化処理した後、金属錯塩溶液による処理に供する
。この場合の活性化処理方法としては、各種酸化薬剤や
、コロナ放電処理等の酸化処理によって、拐料ヘアルデ
ヒド基等の還元性官能基を増加させる方法がある。また
は、アルデヒド基を有するグリオキザール、ジアルデヒ
ドデンプンおよびホルムアルデヒド樹脂化合物等の還元
性物質を付着させる。または、還元力を有する金属イオ
ン、例えば第一錫イオンを吸着させる。また、金属塩酸
化剤、例えば塩化パラジウム、酢酸パラジウム等を作用
させるか、または予め還元性の金属イオンを吸着させた
のち作用させて、還元された該金属を析出の核として材
料へ生成させる等が挙げられる。
金属錯塩溶液を調製するに当って、金属との錯塩形成に
必要な配位子としては、脂肪族カルボン酸およびその塩
類、芳香族カルボン酸およびその塩類、アルデヒド、各
種スルホン酸およびその塩類、アンモニア、アミン沖お
よびその誘導体、アミノカルボン酸等が利用できる。
必要な配位子としては、脂肪族カルボン酸およびその塩
類、芳香族カルボン酸およびその塩類、アルデヒド、各
種スルホン酸およびその塩類、アンモニア、アミン沖お
よびその誘導体、アミノカルボン酸等が利用できる。
1だ、必要に応じて界面活性剤を添加する。
このようにして得られた金属錯塩溶液中へ、セルロース
系材料、より好1しくけ活性化処理されたセルロース系
材料を浸漬し、成るものは、例えハ、コバルト単独、コ
バルト−ニッケル、コバル)−鉄、コバルト−マンガン
、コバルト−クロム、コバルト−スズ等の錯塩の場合は
、ヒドラジン、次亜リン酸ナトリウム、水素化ホウ素ナ
トリウム等の還元剤を、浸漬の前1だは後に加え、加熱
すると椙料へ磁性を南する金属、金属化合物が析出して
来る。
系材料、より好1しくけ活性化処理されたセルロース系
材料を浸漬し、成るものは、例えハ、コバルト単独、コ
バルト−ニッケル、コバル)−鉄、コバルト−マンガン
、コバルト−クロム、コバルト−スズ等の錯塩の場合は
、ヒドラジン、次亜リン酸ナトリウム、水素化ホウ素ナ
トリウム等の還元剤を、浸漬の前1だは後に加え、加熱
すると椙料へ磁性を南する金属、金属化合物が析出して
来る。
また、成るものは、例えば、コバルト、鉄、コバルト−
鉄の錯塩の場合は、溶液中に硫化水素ガスを吹き込んだ
り、硫化アンモニウム、多硫化アンモニウム、硫化ナト
リウム、チオ尿素、チオグリコール酸等を添力1」シ、
加熱すると磁性を有する金属硫化物が析出してくる。
鉄の錯塩の場合は、溶液中に硫化水素ガスを吹き込んだ
り、硫化アンモニウム、多硫化アンモニウム、硫化ナト
リウム、チオ尿素、チオグリコール酸等を添力1」シ、
加熱すると磁性を有する金属硫化物が析出してくる。
また、同様に金属錯塩溶tを、セルロース系材料に含ま
た状態で、加熱しながら水素等の還元性ガスに接触させ
るか、硫化水素ガス等の硫化ガスに接触させると、磁性
金層する金属、金属化合物が析出してくる。
た状態で、加熱しながら水素等の還元性ガスに接触させ
るか、硫化水素ガス等の硫化ガスに接触させると、磁性
金層する金属、金属化合物が析出してくる。
このような析出処理のいずれか、もしくは、これらの組
合せで、セルロース系材料へ析出させた金属または金属
化合物は、材料とよく密着しており、水洗等によって脱
落しないので、この材料を利用する上で好ましくない物
質は水洗等で除去できる。水洗後転・課すると、耐候性
、耐摩擦性も秀れた、磁性セルロース系材料が得られる
。
合せで、セルロース系材料へ析出させた金属または金属
化合物は、材料とよく密着しており、水洗等によって脱
落しないので、この材料を利用する上で好ましくない物
質は水洗等で除去できる。水洗後転・課すると、耐候性
、耐摩擦性も秀れた、磁性セルロース系材料が得られる
。
セルロース系材料に対する金属または/および金属化合
物の析出量は、X量比で1〜数百チに変えることができ
る。一定の磁性効果を得るために必要な析出量は、材料
によって異なる。例えば、保磁力200エルステツド〔
Oe〕を得るために、木材パルプの場合、約25〜50
チの析出率、紙の場合、約15〜30%の析出率、フィ
ルム状のセロファンの場合、約10〜25%の析出率が
必要である。
物の析出量は、X量比で1〜数百チに変えることができ
る。一定の磁性効果を得るために必要な析出量は、材料
によって異なる。例えば、保磁力200エルステツド〔
Oe〕を得るために、木材パルプの場合、約25〜50
チの析出率、紙の場合、約15〜30%の析出率、フィ
ルム状のセロファンの場合、約10〜25%の析出率が
必要である。
次に実施例によって、本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1
針葉樹漂白パルプを、塩化パラジウム帆001mot/
lおよび塩化第一錫0.05 mot/l の塩酸酸性
水溶液で活性化処理した。このパルプe2%濃度スラリ
ーとし、これに塩化ニッケル、クエン酸、水酸化ナトリ
ウム、次亜リン酸ナトリウムで調製したニッケル錯塩水
溶液を、ニッケルイオン濃度が0.1 mat/Lとな
るように、所定量加え、60℃に加温すると、バルブへ
ニッケルが析出してくる。
lおよび塩化第一錫0.05 mot/l の塩酸酸性
水溶液で活性化処理した。このパルプe2%濃度スラリ
ーとし、これに塩化ニッケル、クエン酸、水酸化ナトリ
ウム、次亜リン酸ナトリウムで調製したニッケル錯塩水
溶液を、ニッケルイオン濃度が0.1 mat/Lとな
るように、所定量加え、60℃に加温すると、バルブへ
ニッケルが析出してくる。
このニッケル析出パルプを水洗後、常法どおり抄紙し、
未配向のまま磁気特性を測定した。第1表に結果を示す
。
未配向のまま磁気特性を測定した。第1表に結果を示す
。
一方、同様に活性化処理したバルブの2チ濃度スラリー
に、塩化コバルト、クエン酸、水酸化す、トリウム、次
亜リン酸ナトリウムで調製したコバルト錯塩水溶液を、
コバルトイオン濃度が帆1moj/jとなるように所定
量加え、80℃に加温すると、バルブへコバルトが析出
してくる。このバルブを水洗後、常法どおυ抄紙し、同
様に未配向のまま磁気特性を測定した。第1表に結果を
示す。
に、塩化コバルト、クエン酸、水酸化す、トリウム、次
亜リン酸ナトリウムで調製したコバルト錯塩水溶液を、
コバルトイオン濃度が帆1moj/jとなるように所定
量加え、80℃に加温すると、バルブへコバルトが析出
してくる。このバルブを水洗後、常法どおυ抄紙し、同
様に未配向のまま磁気特性を測定した。第1表に結果を
示す。
第1表
磁気特性測定器:電子磁気工業(株〕製振動試料型直流
磁化特性自動記録装置 磁気測定条件:最大磁場1ooo o。
磁化特性自動記録装置 磁気測定条件:最大磁場1ooo o。
Ho:保磁力(Oe)
σr:残留磁束密度(emu/す
σ8:飽和磁束密度(emu/幻
第1表に示すように、コバルト析出パルプは磁気特性に
すぐれ、ニッケルは、僅がではあるが磁性効果を示した
。
すぐれ、ニッケルは、僅がではあるが磁性効果を示した
。
−実施例2
針葉樹未漂白バルブ金、フリーネス450−に叩解した
後、常法どお9抄紙した。この紙を、酢酸パラジウム0
.001 moVt水溶液中に5分間浸漬し、バラジウ
を紙ioo y当り 0.002 mot析出の核とし
て付着させ、活性化処理した。この処理紙を、硫酸コバ
ルト、クエン酸ナトリウム、硫酸アンモニウムおよび少
量の界面活性剤を添カロして調製したコバルトイオン濃
度0.1 mot/Lのコバルト錯塩水溶液中に浸漬し
た。この浴液中へ、次亜リン酸ナトリウムを加え、pH
9,5になるようにアンモニアを加えた後、80″Cに
加温すると、紙へコバルトが析出してくる。このコバル
ト析出紙を、水洗後乾燥し、未配向のまま磁気特性を測
定した。
後、常法どお9抄紙した。この紙を、酢酸パラジウム0
.001 moVt水溶液中に5分間浸漬し、バラジウ
を紙ioo y当り 0.002 mot析出の核とし
て付着させ、活性化処理した。この処理紙を、硫酸コバ
ルト、クエン酸ナトリウム、硫酸アンモニウムおよび少
量の界面活性剤を添カロして調製したコバルトイオン濃
度0.1 mot/Lのコバルト錯塩水溶液中に浸漬し
た。この浴液中へ、次亜リン酸ナトリウムを加え、pH
9,5になるようにアンモニアを加えた後、80″Cに
加温すると、紙へコバルトが析出してくる。このコバル
ト析出紙を、水洗後乾燥し、未配向のまま磁気特性を測
定した。
コバルト析出率が低重量に対して、35%のときの値は
次の通9であった。
次の通9であった。
保磁力(He)= 300 (:Oe)飽和磁束密度(
σ−”= 7.59 (emu/73残留磁束密朋(σ
r) =4−59 (emu/f)実施例3 ブナ木粉(80メツシユバス)ヲ、塩化パラジウム0.
001 mob/L水溶液中に、数分間浸漬し、活性化
処理する。この処理木粉を水洗後、硫酸コバルト0.0
7 mob/L 、 硫酸第一鉄0 、03 mot/
l、クエン酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、アンモニ
ア、次亜リン酸ナトリウムからなる錯塩水溶液中に浸漬
し、80℃に加温して5分間保持すると木粉へコバルト
・鉄合金が析出してくる。木粉重量に対して、コバルト
・鉄合金析出率が50チのとき、磁気特性は、次に示す
通りであった。
σ−”= 7.59 (emu/73残留磁束密朋(σ
r) =4−59 (emu/f)実施例3 ブナ木粉(80メツシユバス)ヲ、塩化パラジウム0.
001 mob/L水溶液中に、数分間浸漬し、活性化
処理する。この処理木粉を水洗後、硫酸コバルト0.0
7 mob/L 、 硫酸第一鉄0 、03 mot/
l、クエン酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、アンモニ
ア、次亜リン酸ナトリウムからなる錯塩水溶液中に浸漬
し、80℃に加温して5分間保持すると木粉へコバルト
・鉄合金が析出してくる。木粉重量に対して、コバルト
・鉄合金析出率が50チのとき、磁気特性は、次に示す
通りであった。
保磁力(tie) = 410 (Oe)飽和磁束密度
(σt+ ) = 10 、41 (emu/f )残
留磁束密度(σr) ==、 6−55 〔emu/f
〕実施例4 市販のセロファン(23μ厚さ)を、塩化パラジウム0
−001 mot/を水溶液中に、5分間浸漬し、活性
化処理した。この処理セロファンを、硫酸コバルト0.
05 moL/L 、硫酸マンガン0.05 mot/
l、クエン酸、硫酸アンモニウム、アンモニア、次亜リ
ン酸ナトリウムよりなる錯塩水溶液中に浸漬し、80℃
に加温して2分間保持すると、セロファンにコバルト・
マンガン合金が析出してくる。コバルト・マンガン合金
析出率が20 %のとき、磁気特性は、次に示す通りで
あった。
(σt+ ) = 10 、41 (emu/f )残
留磁束密度(σr) ==、 6−55 〔emu/f
〕実施例4 市販のセロファン(23μ厚さ)を、塩化パラジウム0
−001 mot/を水溶液中に、5分間浸漬し、活性
化処理した。この処理セロファンを、硫酸コバルト0.
05 moL/L 、硫酸マンガン0.05 mot/
l、クエン酸、硫酸アンモニウム、アンモニア、次亜リ
ン酸ナトリウムよりなる錯塩水溶液中に浸漬し、80℃
に加温して2分間保持すると、セロファンにコバルト・
マンガン合金が析出してくる。コバルト・マンガン合金
析出率が20 %のとき、磁気特性は、次に示す通りで
あった。
保磁力(He) = 200 [:Oe]飽和磁束密度
(σs) = 4.90 (emu/f〕残留磁束密度
(σr)=2.75〔emtl/2〕実施例5 針葉樹漂白バルブを、0.5チ過ヨウ素酸水溶液中に5
分間浸漬し、活性化処理した。この処理パルプを水洗し
た後、硫酸第一鉄、ロツセル塩、アンモニアよりなる錯
塩水溶液中に懸濁させ、20分間ffl拌を続ける。そ
の後、このスラリー中へ硫化水素ガスを吹込込むと、鉄
イオンは、硫化鉄としてはI?!全量バルブへ析出(析
出率20%)して、バルブは、黒色を帯びる。このパル
プを水洗後、常法どおり抄紙し、磁気特性を測定した。
(σs) = 4.90 (emu/f〕残留磁束密度
(σr)=2.75〔emtl/2〕実施例5 針葉樹漂白バルブを、0.5チ過ヨウ素酸水溶液中に5
分間浸漬し、活性化処理した。この処理パルプを水洗し
た後、硫酸第一鉄、ロツセル塩、アンモニアよりなる錯
塩水溶液中に懸濁させ、20分間ffl拌を続ける。そ
の後、このスラリー中へ硫化水素ガスを吹込込むと、鉄
イオンは、硫化鉄としてはI?!全量バルブへ析出(析
出率20%)して、バルブは、黒色を帯びる。このパル
プを水洗後、常法どおり抄紙し、磁気特性を測定した。
結果は、次に示す通りであった、
保磁力(、Hc)= 40 [:Oe)飽和磁束′#度
(σ8) = 0.80 Cemu/f)残留磁束密度
(σr) = 0.33 (emu/r)特許出願人
中越パルプ工業株式会社 ほか1名手続補正書(自発) 昭和59年10月lz日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 特願昭58−130261号 2、発明の名称 磁性セルロース系材料およびその製造法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 東京都中央区銀座2丁目10番6号 中越パルプ工業株式会社(ほか1名) 4、代理人 東京都港区六本木7丁目17−12 507号室明細書
の「特許請求の範囲」および[発明の詳細別紙のとおシ
’ 59・1n ン゛ ’IS+ − 別紙 1.特許請求の範囲を次のとおシ訂正する。
(σ8) = 0.80 Cemu/f)残留磁束密度
(σr) = 0.33 (emu/r)特許出願人
中越パルプ工業株式会社 ほか1名手続補正書(自発) 昭和59年10月lz日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 特願昭58−130261号 2、発明の名称 磁性セルロース系材料およびその製造法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 東京都中央区銀座2丁目10番6号 中越パルプ工業株式会社(ほか1名) 4、代理人 東京都港区六本木7丁目17−12 507号室明細書
の「特許請求の範囲」および[発明の詳細別紙のとおシ
’ 59・1n ン゛ ’IS+ − 別紙 1.特許請求の範囲を次のとおシ訂正する。
「(1)セルロース系材料へ、磁性を有する金属または
/および金属硫化物を析出させた磁性セルロース系材料
。
/および金属硫化物を析出させた磁性セルロース系材料
。
(2)セルロース系材料、好ましくは予め活性化処理し
たセルロース系材料へ、金属錯塩溶液を含浸させたもの
から、磁性を有する金属まfcは/および金属硫化物を
析出させることによシ、磁性を付与することを特徴とす
る磁性セルロース系材料の製造法。」2、明細書第1頁
下から2行 「(1)これを」を1これケ」に訂正する。
たセルロース系材料へ、金属錯塩溶液を含浸させたもの
から、磁性を有する金属まfcは/および金属硫化物を
析出させることによシ、磁性を付与することを特徴とす
る磁性セルロース系材料の製造法。」2、明細書第1頁
下から2行 「(1)これを」を1これケ」に訂正する。
3、同第2頁1〜5行
「また、(2)粉末・・・・・・・・・考えられる。」
を全文削除する。
を全文削除する。
4、同第2頁6行
「の中、(1)の塗布方法」を削除する。
5、同第2頁下から9〜3行
「一方、(2)の・・・・・・・・・危険がある。」を
全文削除する。
全文削除する。
6、同第3頁下から6〜5行、末行、第4頁4行、11
行、第7頁下から8行、下から4行および第8頁3行 「金属化合物」を「金属硫化物」に訂正する。
行、第7頁下から8行、下から4行および第8頁3行 「金属化合物」を「金属硫化物」に訂正する。
7、同第7頁2行
「、金属化合物」を削除する。
(以上)
229
Claims (2)
- (1) セルロース系材料へ、磁性を有する金属または
/および金属化合物を析出させた磁性セルロース系材料
。 - (2) セルロース系材料、好ましくは予め活性化処理
したセルロース系材料へ、金属錯塩溶液を含浸させたも
のから、磁性を有する金属または/および金属化合物を
析出させることにより、磁性を付与することを特徴とす
る磁性セルロース系材料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13026183A JPS6023429A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 磁性セルロ−ス系材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13026183A JPS6023429A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 磁性セルロ−ス系材料の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6023429A true JPS6023429A (ja) | 1985-02-06 |
JPS624414B2 JPS624414B2 (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=15030033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13026183A Granted JPS6023429A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 磁性セルロ−ス系材料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023429A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010526158A (ja) * | 2007-03-29 | 2010-07-29 | スヴェトリー・テクノロジーズ・アーベー | 磁性ナノ粒子セルロース材料 |
JP2020007694A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 機能性多孔質素材及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-07-19 JP JP13026183A patent/JPS6023429A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010526158A (ja) * | 2007-03-29 | 2010-07-29 | スヴェトリー・テクノロジーズ・アーベー | 磁性ナノ粒子セルロース材料 |
US8785623B2 (en) | 2007-03-29 | 2014-07-22 | Cellutech Ab | Magnetic nanoparticle cellulose material |
JP2020007694A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 機能性多孔質素材及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS624414B2 (ja) | 1987-01-30 |
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