JPS6023425Y2 - 戸当り - Google Patents

戸当り

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JPS6023425Y2
JPS6023425Y2 JP2484183U JP2484183U JPS6023425Y2 JP S6023425 Y2 JPS6023425 Y2 JP S6023425Y2 JP 2484183 U JP2484183 U JP 2484183U JP 2484183 U JP2484183 U JP 2484183U JP S6023425 Y2 JPS6023425 Y2 JP S6023425Y2
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JP
Japan
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holding cylinder
pair
screws
retaining
pedestal
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Application number
JP2484183U
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English (en)
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JPS59111278U (ja
Inventor
利治 大西
Original Assignee
大松工業株式会社
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Publication date
Application filed by 大松工業株式会社 filed Critical 大松工業株式会社
Priority to JP2484183U priority Critical patent/JPS6023425Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は緩衝体を壁用と床用に方向変換して、自由に使
い分は設置できる兼用型の戸当りに係り、特にその戸当
りの組立作業を著しく容易に正しく行なえるようにする
と共に、その取扱い施工上の方向変換作用を円滑化させ
乍らも、−但変換した後には例えば壁面や床面の清掃用
具や、開閉扉などが強く衝当しても、不慮にガタッキな
どが生じない安定・堅牢な固定ロック状態を保持できる
よう改良したものである。
以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構成を説明
すると、これを表わした第1〜11図において、Aは建
物の床面F又は壁面Wに取付は固定される脚柱であり、
これは第5図から明らかなように、その化粧上ステンレ
スパイプの鞘管1が被着された軸棒2と、その先端部へ
一体的にかしめ付けられたU字型の受は止め座3と、同
じく基端部にかしめ付けられた倒立受皿型の座板4とか
ら戊っている。
5はその軸棒の中心に穿設された取付は用のネジ孔、6
は受は止め座3における基板、7,7は同じく基板6か
ら直角状に起立した左右一対の耳片であり、これにはビ
ス挿通用の円形バカ孔8,8が各々開口されている。
Bは緩衝体Cの保持筒であって、ステンレス鋼板に対す
るプレス加工により、全体として有底円筒型に絞られて
いると共に、その円周面一部には上記耳片7,7と対応
する左右一対の扁平ストレート面9,9が加工されてい
る。
緩衝体Cは言うまでもなくゴムや、合成樹脂などの弾性
材から戒り、保持筒Bの先端開口からその施蓋状に挿着
されている。
保持筒Bはそのストレート面9,9において、脚柱Aの
受は止め座3に受は止められ、そのストレート面9,9
が耳片7,7と平行して正しく臨む如く、該耳片7,7
により挾まれた組立形態を呈する。
10.10はストレート面9゜9の形成により、保持筒
Bにおける円周面との境界に付与された左右一対の段部
、11は保持筒Bの基端底面、12.12はストレート
面9,9に開口された保持筒スライド用のガイド長孔で
あり、保持筒Bの筒芯方向に沿って細長く延びている。
13,13はそのガイド長孔12,12の長手中心線上
に並列位置する如く、保持筒Bの円周面に開口された一
対の円形な係止環受は入れ孔である。
又、Dは緩衝体Cの挿着に先立って、保持筒Bに内蔵さ
れた台座であり、そのストレート面9゜9に対応する左
右一対の回動防止用脚片14,14を備えた全体的なコ
字型や、その他の角型駒状に形成されている。
ここに、台座りの角型とした理由はこれを断面円形な保
持筒B内において、可及的に回動しないよう定める点に
あり、又その両脚片14,14を橋絡板15により連続
一体化した所以は、後述する両枢支ビスに共通する台座
りとして働かせることにある。
16.16はその脚片14,14に開口された一対のビ
ス受は入れ用ネジ孔であり、上記脚柱Aのバカ孔8,8
並びに保持筒Bのスライドガイド長孔12,12と対応
する。
そして、そのバカ孔8,8からスライドガイド長孔12
,12を経て、この台座りのネジ孔16.16に一対の
保持筒回動用枢支ビス17,17が挿脱自在に螺入締結
されることにより、保持筒Bが脚柱Aへ組立てられてい
る。
従って、そのビス17.17を緩めるならば、脚柱Aに
対し保持筒Bをガイド長孔12,12に沿ってスライド
させるとかでき、同じくそのビス17.17の廻りに首
振る如く回動(緩衝体の指向方向変換)させることがで
きることになり、逆にビス17,17を締め上げるなら
ば、対応し合っている脚柱Aの耳片7,7と保持筒Bの
ストレート面9,9並びに台座りの脚片14,14の三
者が、互いに密着することになること自明と言える。
その場合、ビス17,17の回動操作は、保持筒B内の
角型駒状台座りを両ビス17.17に共通な1個の固定
ナツトとして働かせつつ、これを円滑に行なうことがで
きる。
更に、18は緩衝体Cの抜は止め用ネジ杆であり、緩衝
体Cの中心に開口された段付き貫通孔19内へ挿脱自由
に挿入され、且つ台座りにおける橋絡板15の中心に開
口されたネジ孔20へ串差し状に螺合締結されている。
これによれば、保持筒B内において台座りが不正に振れ
動くことを、更に一層完全に抑制できることになる。
従って、その場合にネジ杆18の長さを上記保持筒スラ
イド用ガイド長孔12,12の開口長さや、緩衝体Cの
大きさ又は挿着法さなどとの関係を考慮して長く定める
ならば、そのような長いネジ杆18を外部から工具類で
回動操作し、その先端を保持筒Bの基端底面11に衝当
させて押すことにより、その保持筒Bをガイド長孔12
,12に沿いスライドさせることも可能となる。
もつとも、そのネジ杆18によるスライド作用は、上記
ビス17゜17を緩めておくことにより初めて可能であ
り、これを締め上げればスライド不能に固定されるので
、その保持筒Bの脚柱Aに対する組立とそのスライド作
用にとって、そのネジ杆18はあくまでも二義的なもの
と言える。
そのため、これに代えて第10図のように、緩衝体Cを
抜は止めするに当り、その緩衝体Cに左右一対の凹溝2
1,21を設け、これにU字型に曲成された係止環22
の切り離し両端部を、保持筒Bの上記受は入れ孔13,
13から挿入係止させても良い。
第6〜9図に示した同様な凹溝21.21は緩衝体Cの
基端部において、その長手方向の基端部側が開放された
円弧開口形態を呈しており、そのため上記ネジ杆1Bに
より先端側への抜は止めを図る必要があるわけである。
尚、何れの形態にあっても、その保持筒B内へ緩衝体C
を挿着するに当り、その挿入位置決めを保持筒Bの上記
段部10,10か、又は緩衝体Cの円周面途中に形成さ
れた段部23によって行なうことができる。
上記の構成において、本考案の戸当りを床用と壁用に使
い分けるべく、その緩衝体Cの方向性を変換するに当っ
ては、上記枢支ビス17,17と台座りのネジ孔16,
16との締結を緩めて、保持MBをそのスライドガイド
長孔12.12に沿い、第11図のように脚柱Aにおけ
る受は止め座3の基板6から一定距離りだけ持ち上げる
如く離し乍ら、その枢支ビス17.17の廻りに保持筒
Bを90度回動させ、その操作子を離して後に、上記ビ
ス17.17を完全に締め上げれば良い。
そうすれば、保持筒Bはその扁平ストレート面9゜9に
おいて、脚柱Aの耳片7,7並びに台座りの脚片14,
14と対面し合っているため、そのスライドと回動の作
用が極めて円滑に行なわれることになると共に、同じ理
由からビス17.17を締め上げた時には互いに完全密
着し、その固定ロック状態の不慮な弛緩やガタッキなど
を生ずるおそれがない。
図示実施例のように、ネジ杆18によって更にその保持
筒Bを突っ張り押圧するならば、ますます堅牢な固定ロ
ック状態になる。
床用としての使用形態では第1〜3図から明白なように
、保持筒Bの円周面が受は止め座3の基板6と、又壁用
としての使用形態では第4図から示唆されるように、保
持筒Bの底面11が同じく基板6と各々実質上当接し、
その受は止め座3内に受は止められており、その意味で
も上記効果の達成に寄与する。
以上のように、本考案は兼用型戸当りの組立構造として
、緩衝体Cの保持筒Bを鋼板から有底円筒型に定め、そ
の円周面一部に一対の扁平ストレート面9,9を加工形
成する一方、脚柱Aの先端部にU字型の受は止め座3を
固着一体化し、その一対の耳片7,7により保持筒Bを
そのストレート面9,9において挾み、その耳片7,7
のビス挿通用バカ孔8,8から、ストレート面9,9に
開口された保持筒スライド用ガイド長孔12,12を通
じて、保持筒B内に挿入する一対の保持筒回動用枢支ビ
ス17,17を、先に保持筒Bへ内蔵させた角型刺状台
座りのネジ孔16.16に螺合締結しであるため、その
ビス17.17を緩めて、保持筒Bを脚柱Aに対してス
ライドと、そのビス廻りに方向変換でき、その変換後の
床使用形態と車使用形態を、ビス17.17の締め上げ
により固定ロックできるほか、次の諸効果を達成するこ
とができる。
即ち、緩衝体Cの保持筒BがU字型の受は止め座3内に
受は止め支承されているので、例えば床使用形態におけ
る保持筒Bの不測な落下方向に向かう回動やガタッキな
どを生じ難く、その組立作業もこれによって容易に正し
く行なうことができる。
そのような受は止めを行なう場合に、その保持筒Bが断
面円形の単なる円筒状であるとすれば、その脚柱Aに対
する組立上やその使用中に保持筒Bが回動しやすく、従
って枢支ビス17,17を簡易にネジ孔16.16へ螺
入し難くなる処、本考案ではその保持筒Bの円周面一部
に扁平ストレート面9,9の一対が形成されており、そ
のストレート面9,9において受は止め座3の耳片7,
7により保持筒Bが挾まれていると共に、その位置に臨
んでスライドガイド長孔12,12とバカ孔8,8とが
対応的に配設されており、しかもそのストレート面9,
9により回動し難い状態として、その保持筒Bに角形刺
状の台座りが内蔵されているため、その長孔12,12
とバカ孔8.8並びにネジ孔16.16の三者を自ずと
正確に合致連通させることができ、ビス17.17を簡
易・円滑に螺入することが可能となり、組立作業性に優
れる。
又、その保持筒Bのガイド長孔12,12に沿うスライ
ドと、そのビス17.17廻りの回動作用についても、
保持筒Bがそのストレート面9゜9において、脚柱Aの
耳片7,7並びに台座りの脚片14,14と正しく対面
しているので、その作用は言わば互いに面接触する関係
において営なまれることとなり、従い非常に円滑である
と共に、その作用後の方向変換状態ではビス17,17
の締め上げを介して相互完全に密着し合うこととなり、
上記受は止めの形態とも相俟って、保持筒Bをガタッキ
などのない安定・堅牢に固定ロックすることができるの
である。
その保持筒Bが鋼板からプレス加工されていることは、
その化粧効果に優れたものの量産に有効と言うことがで
きる。
更に、台座りは角型刺状として有底円筒型の保持筒Bに
内蔵されており、その脚片14,14に別個独立な一対
のビス17,17が螺入され、そのネジ孔16.16と
の締結位置は上記ストレート面9,9の形成位置に対応
しているため、その台座りを両ビス17.17に共通な
1個の固定ナツトとして機能させて、その連れ廻りを抑
制しつつ、両ビス17.17を支障なく円滑に回動操作
できるのであり、その意味からも保持筒Bの組立作業が
高能率化される。
その台座りによって、組立剛性をも増強できること勿論
である。
この点、保持筒Bはその化粧上の目的から概して薄肉化
され、そのためにビス挿通用のネジ孔を刻設することは
一般的に困難であり、その組立強度にも劣る。
そのため、従来では保持筒内に詰め物を充填して中実剛
性化し、その詰め物にネジ孔を開口させて、一対のビス
を螺入するか、又はその一対の各別なビスに代えて、1
本の長いボルトなどを保持筒へ横断貫通させているけれ
ども、本考案では一対のビス17.17を使いつつも上
記の通り、このような問題点を解消できるのである。
台座りの大きさ次第によっては、スライドガイド長孔1
2,12を遮蔽でき、保持筒B内に対する塵埃などの侵
入防止をも図ることが可能となり、何れにしても実用上
優れた考案と言えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る戸当りの天使用形態を示す側面図
、第2,3図は第1図の正面図と背面図、第4図は同じ
く車使用形態の側面図、第5図は脚柱のみの断面正面図
、第6図は第1図のX−X線に沿う拡大断面図、第7,
8図は第6図のY−Y線並びにZ−2線の各断面図、第
9図は第6図に対応する保持筒のスライド操作を例示す
る拡大断面図、第10図は同じく第6図に対応する変形
列の拡大断面図、第11図は保持筒の方向変換作用を示
す側面図である。 A・・・・・・脚柱、B・・・・・・保持筒、C・・・
・・・緩衝体、D・・・・・・台座、3・・・・・・受
は止め座、7,7・・・・・・耳片、8、訃・・・・・
バカ孔、9,9・・・・・・扁平ストレート面、12,
12・・・・・・スライドガイド長孔、14゜14・・
・・・・脚片、16,16・・・・・・ネジ孔、17,
17・・・・・・枢支ビス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 緩衝体Cの保持筒Bを鋼板から有底円筒型とし、そ
    の円周面一部に一対の扁平ストレート面9.9を加工形
    成する一方、脚柱Aの先端部にU字型の受は止め座3を
    固着一体化し、その一対の耳片7,7により保持筒Bを
    そのストレート面9,9において挾むと共に、その耳片
    7゜7のビス挿通用バカ孔8,8からストレート面9.
    9に開口された保持筒スライド用ガイド長孔12,12
    を通じて、保持筒B内に挿入する一対の保持筒回動用枢
    支ビス17,17を、先に保持筒Bへ内蔵させた角型駒
    状台座りのネジ孔16.16に螺合締結したことを特徴
    とする戸当り。 2 台座りを、保持筒Bの扁平ストレート面9゜9と対
    応する一対の脚片14,14を備えたコ字型に形成する
    と共に、その脚片14,14にネジ孔16.16を開口
    させたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲・第1
    項記載の戸当り。
JP2484183U 1983-02-21 1983-02-21 戸当り Expired JPS6023425Y2 (ja)

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JP2484183U JPS6023425Y2 (ja) 1983-02-21 1983-02-21 戸当り

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Publication Number Publication Date
JPS59111278U JPS59111278U (ja) 1984-07-27
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JP2484183U Expired JPS6023425Y2 (ja) 1983-02-21 1983-02-21 戸当り

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