JPS60233633A - 複写機の露光装置 - Google Patents
複写機の露光装置Info
- Publication number
- JPS60233633A JPS60233633A JP8921684A JP8921684A JPS60233633A JP S60233633 A JPS60233633 A JP S60233633A JP 8921684 A JP8921684 A JP 8921684A JP 8921684 A JP8921684 A JP 8921684A JP S60233633 A JPS60233633 A JP S60233633A
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- JP
- Japan
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- light source
- platen
- flash light
- housing
- light
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、複写機の露光装置に係り、特に、−のフラ
ッシュ光源によって所謂全面露光方式を採用したタイプ
の露光装置の改良に関する。
ッシュ光源によって所謂全面露光方式を採用したタイプ
の露光装置の改良に関する。
従来この種の複写機の露光装置としては例えば特開昭5
5−115058号公報に示されるものがある。これは
、第1図及び第2図に示されるように、略ボックス状の
キャビティ(1)を画成するハウジング(2)を有し、
このハウジング(2)の内壁を白色の拡散反射物質でコ
ーティングして尚該ハウジング(2)の内壁面を高反射
面(3)として形成する一方、上記ハウジング(2)の
頂部(2a)には開口を開設して、当該開口に原、稿等
の被複写物00)が載置されるプラテンガラス(4)を
嵌挿し、また、上記ハウジング(2)の側周部(2b)
の内壁面一側には−の例えばフラッシュキセノンランプ
等のフラッシュ光源(5)をブラケット(6)を介して
設置し、更に、上記ハウジング(2)の底部(2c)略
中夫にはレンズ取付孔を開設して、当該レンズ取付孔に
結像レンズ(7)をレンズケース(8)を介して嵌挿し
たものである。
5−115058号公報に示されるものがある。これは
、第1図及び第2図に示されるように、略ボックス状の
キャビティ(1)を画成するハウジング(2)を有し、
このハウジング(2)の内壁を白色の拡散反射物質でコ
ーティングして尚該ハウジング(2)の内壁面を高反射
面(3)として形成する一方、上記ハウジング(2)の
頂部(2a)には開口を開設して、当該開口に原、稿等
の被複写物00)が載置されるプラテンガラス(4)を
嵌挿し、また、上記ハウジング(2)の側周部(2b)
の内壁面一側には−の例えばフラッシュキセノンランプ
等のフラッシュ光源(5)をブラケット(6)を介して
設置し、更に、上記ハウジング(2)の底部(2c)略
中夫にはレンズ取付孔を開設して、当該レンズ取付孔に
結像レンズ(7)をレンズケース(8)を介して嵌挿し
たものである。
このようなタイプにおいて、上記フラッシュ光源(5)
からの直射光が直接プラテンガラス(4)に向かうと、
プラテンガラス(4)面各部の光量分布か不均一になり
易くなってしまうばかりか、操作者の目に支障をきたす
虞れが生ずることから、通常上記フラッシュ光源(5)
上方には尚該フラッシュ光源(5)を覆うランプシェー
ド01)が設置され、上記フラッシュ光源(5)からプ
ラテンガラス(4)に向かう直射光を遮断するようにし
ている。才た、上記フラッシュ光源(5)からの光はキ
ャビティ(1)内で多重反射した後、プラテンガラス(
4)に向かうことになるが、フラッシュ光源(5)がハ
ウジング(2)の側周部(2b)の−側に偏って配置さ
れることから、第2図に仮想線で示すように、フラッシ
ュ光源(5)から略直下に向かう光は、ハウジング(2
)の底部(2c)で反射された後、直ちにプラテンガラ
ス(4)のフラッシュ光源(5)に近接した部位に到達
してしまう。この場合、上記光路長は他に比べて短いも
のであるため、プラテンガラス(4)のフラッシュ光源
(5)に近接した部位の光量が必然的に多くなってし才
い、その分、当該部位か他の部位より大きな照度をもつ
ブライトスポットになり、コピー画質を損う原因になっ
てしまう。このようなブライトスポットの発生を回避す
るために、従来にあっては、上記フラッシュ光源(5)
の下方にブロッカ02)が設置されている。
からの直射光が直接プラテンガラス(4)に向かうと、
プラテンガラス(4)面各部の光量分布か不均一になり
易くなってしまうばかりか、操作者の目に支障をきたす
虞れが生ずることから、通常上記フラッシュ光源(5)
上方には尚該フラッシュ光源(5)を覆うランプシェー
ド01)が設置され、上記フラッシュ光源(5)からプ
ラテンガラス(4)に向かう直射光を遮断するようにし
ている。才た、上記フラッシュ光源(5)からの光はキ
ャビティ(1)内で多重反射した後、プラテンガラス(
4)に向かうことになるが、フラッシュ光源(5)がハ
ウジング(2)の側周部(2b)の−側に偏って配置さ
れることから、第2図に仮想線で示すように、フラッシ
ュ光源(5)から略直下に向かう光は、ハウジング(2
)の底部(2c)で反射された後、直ちにプラテンガラ
ス(4)のフラッシュ光源(5)に近接した部位に到達
してしまう。この場合、上記光路長は他に比べて短いも
のであるため、プラテンガラス(4)のフラッシュ光源
(5)に近接した部位の光量が必然的に多くなってし才
い、その分、当該部位か他の部位より大きな照度をもつ
ブライトスポットになり、コピー画質を損う原因になっ
てしまう。このようなブライトスポットの発生を回避す
るために、従来にあっては、上記フラッシュ光源(5)
の下方にブロッカ02)が設置されている。
このブロッカ02)は、例えば第1図乃至第3図に示す
ように、アルミニウム等の金属によって構成され、上記
フラッシュ光源(5)に対向して水平配置される底板部
03)と、この底板部(13)のハウジンク(2)寄り
縁を除く周縁に立設され且つハウジング(2)の壁面と
の間において上記フラッシュ光源(5)を囲繞する側板
部04)とを備えている。この場合、上記フラッシュ光
源(5)から略直下に向かう光は上記ブロッカ021の
底板部(13)で遮断されることになり、しかも、底板
部(13)で反射された光がプラテンガラス(4)に向
かおうとしても、プラテンガラス(4)に向かう光は上
記側板部(14)で有効に遮断されることから、上記プ
ラテンガラス(4)面にブライトスポットが形成される
という事態は有効に回避されるのである。尚、第1図及
び第3図中、符号05)はブロッカ0渇の側板部041
の一部に設けられた光通過用の切欠である。
ように、アルミニウム等の金属によって構成され、上記
フラッシュ光源(5)に対向して水平配置される底板部
03)と、この底板部(13)のハウジンク(2)寄り
縁を除く周縁に立設され且つハウジング(2)の壁面と
の間において上記フラッシュ光源(5)を囲繞する側板
部04)とを備えている。この場合、上記フラッシュ光
源(5)から略直下に向かう光は上記ブロッカ021の
底板部(13)で遮断されることになり、しかも、底板
部(13)で反射された光がプラテンガラス(4)に向
かおうとしても、プラテンガラス(4)に向かう光は上
記側板部(14)で有効に遮断されることから、上記プ
ラテンガラス(4)面にブライトスポットが形成される
という事態は有効に回避されるのである。尚、第1図及
び第3図中、符号05)はブロッカ0渇の側板部041
の一部に設けられた光通過用の切欠である。
従って、このような従来における複写機の露光装置によ
れば、露光時において、上記フラッシュ光源(5)が発
光すると、上記フラッシュ光源(5)からの光は、ラン
プシェード(11)とブロッカ02)との隙間(18)
からキャビティ(1)内に照射され、該キャピテイ+1
1内で多重反射した後、上記プラテンカラス(4)に到
達する。このとき、ランプシェード(11)とブロッカ
(12)の働きによって、上記プラテンカラス(4)面
における光量分布は略均−なものとなり、略均−な照度
でプラテンガラス(4)上の被複写物00)全面が同時
に照明される。この結果、上記照明された被複写物(1
01全体の原像が略均−な照度をもって上記結像レンズ
(7)を介して所定の感光面(9)に投影されることに
なり、その分、該投影像に基づくコピー画質はある程度
確保される。
れば、露光時において、上記フラッシュ光源(5)が発
光すると、上記フラッシュ光源(5)からの光は、ラン
プシェード(11)とブロッカ02)との隙間(18)
からキャビティ(1)内に照射され、該キャピテイ+1
1内で多重反射した後、上記プラテンカラス(4)に到
達する。このとき、ランプシェード(11)とブロッカ
(12)の働きによって、上記プラテンカラス(4)面
における光量分布は略均−なものとなり、略均−な照度
でプラテンガラス(4)上の被複写物00)全面が同時
に照明される。この結果、上記照明された被複写物(1
01全体の原像が略均−な照度をもって上記結像レンズ
(7)を介して所定の感光面(9)に投影されることに
なり、その分、該投影像に基づくコピー画質はある程度
確保される。
然しなから、このような従来における複写機の露光装置
にあっては、上記ブロッカ02)は上記フラッシュ光源
(5)を囲繞して設置されていることから、フラッシュ
光源(5)から略直下に向かう光はランプシェード01
)とブロッカ02)との空間内にこもってしまい、プラ
テンカラス(4)面での照明光として働いていない。こ
のため、フラッシュ光源(5)からの照射光量の一部が
無駄になってしまうばかりか、尚該照射光量の損失分だ
け消費電力の大きいフラッシュ光源(5)を使用しなけ
ればならす、その分、コストか嵩むという不具合が生し
てし韮う。
にあっては、上記ブロッカ02)は上記フラッシュ光源
(5)を囲繞して設置されていることから、フラッシュ
光源(5)から略直下に向かう光はランプシェード01
)とブロッカ02)との空間内にこもってしまい、プラ
テンカラス(4)面での照明光として働いていない。こ
のため、フラッシュ光源(5)からの照射光量の一部が
無駄になってしまうばかりか、尚該照射光量の損失分だ
け消費電力の大きいフラッシュ光源(5)を使用しなけ
ればならす、その分、コストか嵩むという不具合が生し
てし韮う。
この発明は以上の観点に立って為されたものであって、
その目的とするところは、−のフラッシュ光源からの照
射光量を無駄なく有効に利用し、プラテン面での照度を
略均−に確保するようにした複写機の露光装置を提供す
ることにある。
その目的とするところは、−のフラッシュ光源からの照
射光量を無駄なく有効に利用し、プラテン面での照度を
略均−に確保するようにした複写機の露光装置を提供す
ることにある。
そして、この発明の基本的構成は、従来用いられていた
ブロッカに代えて、−のフラッシュ光源の下方に、当該
フラッシュ光源から略直下に向かう光をフラッシュ光源
に対向するハウジングの側周部内壁面に向けて拡散反射
させるリフレクタを設置し、更に、上記フラッシュ光源
に対向するハウジングの側周部内壁面を、当該内壁面で
反射される光をプラテン側に向ける傾斜面として形成し
たものであり、これにより、フラッシュ光源に近接した
側のプラテン面においてブライトスポットが形成される
事態を抑えると共に、フラッシュ光源から離れた側のプ
ラテン面において不足しがちな照射光量を増加するよう
にし、もって、プラテン面各部の照射光量を略均−に確
保するようにしたものである。
ブロッカに代えて、−のフラッシュ光源の下方に、当該
フラッシュ光源から略直下に向かう光をフラッシュ光源
に対向するハウジングの側周部内壁面に向けて拡散反射
させるリフレクタを設置し、更に、上記フラッシュ光源
に対向するハウジングの側周部内壁面を、当該内壁面で
反射される光をプラテン側に向ける傾斜面として形成し
たものであり、これにより、フラッシュ光源に近接した
側のプラテン面においてブライトスポットが形成される
事態を抑えると共に、フラッシュ光源から離れた側のプ
ラテン面において不足しがちな照射光量を増加するよう
にし、もって、プラテン面各部の照射光量を略均−に確
保するようにしたものである。
、〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。
な説明する。
第4図及び第5図に示す実施例において、露光装置は、
従来と同様に、略ボックス状のキャビティ(1)を画成
しイ且つ内壁面が高反射面(3)として形成されるハウ
ジング(2)と、このハウジング(2)の頂部(2a)
に設けられたプラテンガラス(4)と、上記/’%ウジ
ンレン2)の側周部(2b)内壁面−側に設置されるフ
ラッシュ光源(5)と、このフラッシュ光源(5)から
上記プラテンガラス(4)へ向かう直射光を遮断するよ
うに上記フラッシュ光源(5)の上方を覆うランプシェ
ードαυと、上記ハウジング(2)の底部(2C)略中
夫に設けられる結像レンズ(7)とを備えている。
従来と同様に、略ボックス状のキャビティ(1)を画成
しイ且つ内壁面が高反射面(3)として形成されるハウ
ジング(2)と、このハウジング(2)の頂部(2a)
に設けられたプラテンガラス(4)と、上記/’%ウジ
ンレン2)の側周部(2b)内壁面−側に設置されるフ
ラッシュ光源(5)と、このフラッシュ光源(5)から
上記プラテンガラス(4)へ向かう直射光を遮断するよ
うに上記フラッシュ光源(5)の上方を覆うランプシェ
ードαυと、上記ハウジング(2)の底部(2C)略中
夫に設けられる結像レンズ(7)とを備えている。
この実施例において、上記フラッシュ光源(5)の下方
にはりフレフタ(社)が設置されており、このリフレク
タ(イ)は、光沢アルミニウムや任意の金属材料゛の表
面にアルミニウムを蒸着したもの等により成形され、上
記フラッシュ光源(5)の長さ寸法に略等しい板状部材
として構成されている。そして、上記リフレクタ(20
)は、上記フラッシュ光源(5)に対向する曲面状の反
射面■pを有し、この反射面&])により、上記フラッ
シュ光源(5)から略直下に向かう光をハウジング(2
)の側周部(2b)のうち上記フラッシュ光源(5)に
対向する対向壁部(A)に向けて拡散反射させるもので
ある。尚、第4図及び第5図中、符号に)はりフレフタ
(4)の取付片、(イ)はりフレフタ−例を取付けるた
めの止具である。
にはりフレフタ(社)が設置されており、このリフレク
タ(イ)は、光沢アルミニウムや任意の金属材料゛の表
面にアルミニウムを蒸着したもの等により成形され、上
記フラッシュ光源(5)の長さ寸法に略等しい板状部材
として構成されている。そして、上記リフレクタ(20
)は、上記フラッシュ光源(5)に対向する曲面状の反
射面■pを有し、この反射面&])により、上記フラッ
シュ光源(5)から略直下に向かう光をハウジング(2
)の側周部(2b)のうち上記フラッシュ光源(5)に
対向する対向壁部(A)に向けて拡散反射させるもので
ある。尚、第4図及び第5図中、符号に)はりフレフタ
(4)の取付片、(イ)はりフレフタ−例を取付けるた
めの止具である。
また、上記対向壁部(蜀は、他の側周部(2b)と異ナ
リ、ハ)レンズ(2)の底部(2C)と所望の鈍角角度
(ψ)をもって傾斜配置されており、尚該対向壁部(A
)の内壁面は、当該内壁面で反射される光をプラテンガ
ラス(4)側に向ける傾斜面(ハ)として形成されてい
る。
リ、ハ)レンズ(2)の底部(2C)と所望の鈍角角度
(ψ)をもって傾斜配置されており、尚該対向壁部(A
)の内壁面は、当該内壁面で反射される光をプラテンガ
ラス(4)側に向ける傾斜面(ハ)として形成されてい
る。
更−に、この実施例においては、上記結像レンズ(7)
の感光面(9)側には、結像レンズ(7)への入射角(
θ)に応じてcos’θの逆数として得られる透過率を
もつフィルタ(ト)が配置され、該フィルタ□□□は例
えばレンズケース(8)に取付けられている。
の感光面(9)側には、結像レンズ(7)への入射角(
θ)に応じてcos’θの逆数として得られる透過率を
もつフィルタ(ト)が配置され、該フィルタ□□□は例
えばレンズケース(8)に取付けられている。
従って、この実施例に係る露光装置によれば、露光嘲に
おいて上記フラッシュ光源(5)が発光すると、上記フ
ラッシュ光源(5)からのある光は、ランプシェードα
Dとリフレクタ(20)との隙間(9)から直接キャビ
ティ(1)内に照射され、ハウジング(2)の側周部(
2b)及び底部(2c)に向かう。この場合において、
ハウジング(2)の対向壁部(A)に向かう光は、矢印
aira2 で示すように、傾斜面(ハ)で反射した後
直ちにプラテンガラス(4)面に到達する。このとき、
プラテンガラス(4)面に至る光路長を見てみると、フ
ラッシュ光源(5)から離れた部位へ向かう光(矢印a
1で示す)の光路長がフラッシュ光源(5)に近接した
部位へ向かう光(矢印a2で示す)のものより短くなる
ことから、プラテンガラス(4)面における照射光量は
フラッシュ光源(5)から離れるにつれて増加する。こ
のため、プラテンガラス(4)面上においてプラテンガ
ラス(4)のフラッシュ光源(5)寄り一側縁を原点X
oとして矢印方向にX座標を設定し、原点Xoからプラ
テンガラス(4)の他側縁X□に至るプラテンガラス(
4)面各部の照度なLとすれば、プラテンガラス(4)
面における照度分布は第6図(alで示すように与えら
れる。また、ハウジン1(2)の対向壁部(A)に隣接
する側周部(2b)に向かう光は、矢印bで示すように
、先ず側周部(2b)で反射した後、キャビティ(11
内で多重反射してプラテンガラス(4)面に到達する。
おいて上記フラッシュ光源(5)が発光すると、上記フ
ラッシュ光源(5)からのある光は、ランプシェードα
Dとリフレクタ(20)との隙間(9)から直接キャビ
ティ(1)内に照射され、ハウジング(2)の側周部(
2b)及び底部(2c)に向かう。この場合において、
ハウジング(2)の対向壁部(A)に向かう光は、矢印
aira2 で示すように、傾斜面(ハ)で反射した後
直ちにプラテンガラス(4)面に到達する。このとき、
プラテンガラス(4)面に至る光路長を見てみると、フ
ラッシュ光源(5)から離れた部位へ向かう光(矢印a
1で示す)の光路長がフラッシュ光源(5)に近接した
部位へ向かう光(矢印a2で示す)のものより短くなる
ことから、プラテンガラス(4)面における照射光量は
フラッシュ光源(5)から離れるにつれて増加する。こ
のため、プラテンガラス(4)面上においてプラテンガ
ラス(4)のフラッシュ光源(5)寄り一側縁を原点X
oとして矢印方向にX座標を設定し、原点Xoからプラ
テンガラス(4)の他側縁X□に至るプラテンガラス(
4)面各部の照度なLとすれば、プラテンガラス(4)
面における照度分布は第6図(alで示すように与えら
れる。また、ハウジン1(2)の対向壁部(A)に隣接
する側周部(2b)に向かう光は、矢印bで示すように
、先ず側周部(2b)で反射した後、キャビティ(11
内で多重反射してプラテンガラス(4)面に到達する。
このとき、プラテンガラス(4)面各部に至る光路長は
略均−になることから、プラテンガラス(4)面各部の
照射光量は略均−となり、プラテンガラス(4)面にお
ける照度分布は第6図(blで示すように与えられる。
略均−になることから、プラテンガラス(4)面各部の
照射光量は略均−となり、プラテンガラス(4)面にお
ける照度分布は第6図(blで示すように与えられる。
更に、ハウジング(2)の底部(2c)に向かう光は、
矢印el、 c2で示すように、底部(2c)で反射し
た後、直接若しくはキャビティ(1)内で多重反射して
プラテンガラス(4)面に到達する。このとき、プラテ
ンガラス(4)面に至る光路長を見てみると、フラッシ
ュ光源(5)に近接した部位へ向かう光(矢印C1で示
す)の光路長がフラッシュ光源(5)から離れた部位へ
向かう光(矢印C2で示す)のものより短くなることか
ら、プラテンガラス(4)面における照射光量はフラッ
シュ光源(5)に接近するにつれて増加する。このため
、プラテンガラス(4)面における照度分布は第6図(
e)で示すように与えられるが、この場合における照度
差ΔLcは、光路長の関係から第6図(a)における照
度差ΔLaよりも大きなものになっている。一方、露光
時において、フラッシュ光源(5)から略直下に向かう
光は、矢印dで示すように、上記リフレクタ(イ)で拡
散反射してキャビティ(1)内に照射され、上記傾斜面
(ハ)で反射した後直ちにプラテンガラス(4)面に到
達する。このとき、上記フラッシュ光源(5)から略直
下に向かう光が極めて短い光路長でプラテンガラス(4
)のフラッシュ光源(5)に近接した部位に到達するこ
とはないので、プラテンガラス(4)面上においてブラ
イトスポットが形成されるという事態は回避され、上記
プラテンガラス(4)面における照射光量は、プラテン
ガラス(4)面に至る光路長の関係からして、フラッシ
ュ光源(5)から離れるにつれて増加する。このため、
プラテンガラス(4)面における照度分布は第6図(d
)で示すように与えられる。
矢印el、 c2で示すように、底部(2c)で反射し
た後、直接若しくはキャビティ(1)内で多重反射して
プラテンガラス(4)面に到達する。このとき、プラテ
ンガラス(4)面に至る光路長を見てみると、フラッシ
ュ光源(5)に近接した部位へ向かう光(矢印C1で示
す)の光路長がフラッシュ光源(5)から離れた部位へ
向かう光(矢印C2で示す)のものより短くなることか
ら、プラテンガラス(4)面における照射光量はフラッ
シュ光源(5)に接近するにつれて増加する。このため
、プラテンガラス(4)面における照度分布は第6図(
e)で示すように与えられるが、この場合における照度
差ΔLcは、光路長の関係から第6図(a)における照
度差ΔLaよりも大きなものになっている。一方、露光
時において、フラッシュ光源(5)から略直下に向かう
光は、矢印dで示すように、上記リフレクタ(イ)で拡
散反射してキャビティ(1)内に照射され、上記傾斜面
(ハ)で反射した後直ちにプラテンガラス(4)面に到
達する。このとき、上記フラッシュ光源(5)から略直
下に向かう光が極めて短い光路長でプラテンガラス(4
)のフラッシュ光源(5)に近接した部位に到達するこ
とはないので、プラテンガラス(4)面上においてブラ
イトスポットが形成されるという事態は回避され、上記
プラテンガラス(4)面における照射光量は、プラテン
ガラス(4)面に至る光路長の関係からして、フラッシ
ュ光源(5)から離れるにつれて増加する。このため、
プラテンガラス(4)面における照度分布は第6図(d
)で示すように与えられる。
それ故、フラッシュ光源(5)からの照射光全体に基づ
くプラテンガラス(4)面における照度分布は、第6図
(al乃至(d)に示すものを重合したものとして与え
られるか、第6図(d)における照度差ΔLdf予めΔ
L0−ΔLaに略等しくなるように設定しておけば、第
6図(e)に示すように略均−なものとして得られるこ
とになる。この結果、プラテンガラス(47上の被複写
物αC全面が略均−な照度で照明されることになる。
くプラテンガラス(4)面における照度分布は、第6図
(al乃至(d)に示すものを重合したものとして与え
られるか、第6図(d)における照度差ΔLdf予めΔ
L0−ΔLaに略等しくなるように設定しておけば、第
6図(e)に示すように略均−なものとして得られるこ
とになる。この結果、プラテンガラス(47上の被複写
物αC全面が略均−な照度で照明されることになる。
また、この実施例においては、上記被複写物0α全体の
原像が略均−な照度をもって結像レンズ(7)を介して
投影されたとしても、結像レンズ(7)の特性からして
、入射角(θ)に応じて投影される像の光量はcos’
θだけ低下してしまうことになるが、該低下した光量は
フィルタ(ト)によって補正されることから、フィルタ
(至)を通過した段階において被複写物α〔全体の投影
像は略均下な照度に保たれ、感光面(9)上に投影され
る。それ故、感光面(9)上の投影像に基づくコピー画
質が損われるという懸念は全くない。
原像が略均−な照度をもって結像レンズ(7)を介して
投影されたとしても、結像レンズ(7)の特性からして
、入射角(θ)に応じて投影される像の光量はcos’
θだけ低下してしまうことになるが、該低下した光量は
フィルタ(ト)によって補正されることから、フィルタ
(至)を通過した段階において被複写物α〔全体の投影
像は略均下な照度に保たれ、感光面(9)上に投影され
る。それ故、感光面(9)上の投影像に基づくコピー画
質が損われるという懸念は全くない。
尚、リフレクタ■の具体的構成については、必ずしも実
施例で示したものに限定されるものではなく、フラッシ
ュ光源(5)から略画下に向かう光を対向壁部(Nに向
けて拡散反射させ得るものであれば適宜設計変更して差
支えない。また、上記実施例では、対向壁部(A)を傾
斜配置して当該対向壁部(A)の内壁面を傾斜面(ハ)
としているが、これに限られるものではなく、対向壁部
(Atの内壁面をキャビティ内に膨出して傾斜面として
も差支えない。更に、露光装置を構成する他部品につい
ても、適宜設計変更できることは勿論である。
施例で示したものに限定されるものではなく、フラッシ
ュ光源(5)から略画下に向かう光を対向壁部(Nに向
けて拡散反射させ得るものであれば適宜設計変更して差
支えない。また、上記実施例では、対向壁部(A)を傾
斜配置して当該対向壁部(A)の内壁面を傾斜面(ハ)
としているが、これに限られるものではなく、対向壁部
(Atの内壁面をキャビティ内に膨出して傾斜面として
も差支えない。更に、露光装置を構成する他部品につい
ても、適宜設計変更できることは勿論である。
以上説明してきたように、この発明に係る複写機の露光
装置によれば、フラッシュ光源からの光を直接若しくは
リフレクタを介してキャビティ内に無駄なく照射してい
るので、フラッシュ光源からの照射光量をプラテン面で
の照射光として無駄なく有効に利用することができるほ
か、フラッシュ光源における照射光量の損失がなくなる
ことから、フラッシュ光源の消費電力を必要最小限に抑
えることが可能となり、その分、フラッシュ光源のコス
トを低減させることもできる。また、この発明によれば
、フラッシュ光源に近接した側のプラテン面においてブ
ライトスポットが形成される事態を抑え、しかもフラッ
シュ光源から離れた側のプラテン面において不足しがち
な照射光量を増加するようにしたので、プラテン面各部
な略均−に照射することが可能となり、その分、プラテ
ン面での照度分布な略均−に確保することができる。
装置によれば、フラッシュ光源からの光を直接若しくは
リフレクタを介してキャビティ内に無駄なく照射してい
るので、フラッシュ光源からの照射光量をプラテン面で
の照射光として無駄なく有効に利用することができるほ
か、フラッシュ光源における照射光量の損失がなくなる
ことから、フラッシュ光源の消費電力を必要最小限に抑
えることが可能となり、その分、フラッシュ光源のコス
トを低減させることもできる。また、この発明によれば
、フラッシュ光源に近接した側のプラテン面においてブ
ライトスポットが形成される事態を抑え、しかもフラッ
シュ光源から離れた側のプラテン面において不足しがち
な照射光量を増加するようにしたので、プラテン面各部
な略均−に照射することが可能となり、その分、プラテ
ン面での照度分布な略均−に確保することができる。
第1図は従来における複写機の露光装置の一例を示す一
部破断斜視図、第2図は第1図中H−■線断面図、第8
図はブロッカの具体例を示す拡大斜視図、第4図はこの
発明に係る複写機の露光装置の一実施例を示す第2図と
同様な断面図、第5図はりフレフタの具体例を示す要部
斜視図、第6図(a)乃至(e)はフラッシュ光源から
の各照射光によるプラテン面での照度分布を示す説明図
である。 符号説明 (1)・・・・・・キャビティ (2)・・・・・・ハ
ウジング(2a)・・・・・・頂部 (2b)・・・・
・・側周部(2c)・・・・・・底部 (3)・・・・
・・高反射面(4)・・・・・・プラテンガラス(プラ
テン)(5)・・・・・・フラッシュ光源 (7)・・
・・・・結像レンズ(9)・・・・・・感光面 0〔・
・・・・・被複写物(Ill・・・・・・ランプシェー
ド (社)・・・・・・リフレクタに)・・・・−傾斜
面 (Al・・・・・・対向壁部 特許出願人 富士ゼロックス株式会社 代理人 弁理土中村智廣 同 同 成瀬勝夫 第1図 第2図 ソ 第3図 −一」 ℃ Φ
部破断斜視図、第2図は第1図中H−■線断面図、第8
図はブロッカの具体例を示す拡大斜視図、第4図はこの
発明に係る複写機の露光装置の一実施例を示す第2図と
同様な断面図、第5図はりフレフタの具体例を示す要部
斜視図、第6図(a)乃至(e)はフラッシュ光源から
の各照射光によるプラテン面での照度分布を示す説明図
である。 符号説明 (1)・・・・・・キャビティ (2)・・・・・・ハ
ウジング(2a)・・・・・・頂部 (2b)・・・・
・・側周部(2c)・・・・・・底部 (3)・・・・
・・高反射面(4)・・・・・・プラテンガラス(プラ
テン)(5)・・・・・・フラッシュ光源 (7)・・
・・・・結像レンズ(9)・・・・・・感光面 0〔・
・・・・・被複写物(Ill・・・・・・ランプシェー
ド (社)・・・・・・リフレクタに)・・・・−傾斜
面 (Al・・・・・・対向壁部 特許出願人 富士ゼロックス株式会社 代理人 弁理土中村智廣 同 同 成瀬勝夫 第1図 第2図 ソ 第3図 −一」 ℃ Φ
Claims (1)
- 略ボックス状のキャビティを画成し且つ内壁面が高反射
面として形成されるハウジングと、このハウジングの頂
部に開設した開口に装着されて被複写物の載置面を構成
し且つ透過性材料で形成されたプラテンと、上記ハウジ
ングの側周部内壁面−側に設置される−のフラッシュ光
源と、このフラッシュ光源から上記プラテンへ向かう直
射光を遮断するように上記フラッシュ光源の上方に設置
されるランプシェードと、上記ハウジングの底部略中央
に開設した孔に装着される結像レンズとを備え、上記フ
ラッシュ光源からの光を上記キャビナイ内で反射させて
上記プラテン上の被複写物全面を同時に照明し、照明さ
れた被複写物の原像を上記結像レンズを介して所定の感
光面に投影するようにした複写機の露光装置において、
上記フラッシュ光源の下方には、尚該フラッシュ光源か
ら略直下に向かう光をフラッシュ光源に対向するハウジ
ングの側周部内壁面に向けて拡散反射させるリフレクタ
を設置すると共に、上記フラッシュ光源に対向するハウ
ジングの側周部内壁面を、当該内壁面で反射される光を
プラテン側に向ける傾斜面として形成したことを特徴と
する複写機の露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8921684A JPS60233633A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 複写機の露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8921684A JPS60233633A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 複写機の露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60233633A true JPS60233633A (ja) | 1985-11-20 |
Family
ID=13964520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8921684A Pending JPS60233633A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 複写機の露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60233633A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529899A (en) * | 1978-08-02 | 1980-03-03 | Eastman Kodak Co | Illuminating device for use in photograph printer |
JPS55115058A (en) * | 1979-02-26 | 1980-09-04 | Xerox Corp | Illuminator for copier |
-
1984
- 1984-05-07 JP JP8921684A patent/JPS60233633A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529899A (en) * | 1978-08-02 | 1980-03-03 | Eastman Kodak Co | Illuminating device for use in photograph printer |
JPS55115058A (en) * | 1979-02-26 | 1980-09-04 | Xerox Corp | Illuminator for copier |
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