JPS60233142A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

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JPS60233142A
JPS60233142A JP8934684A JP8934684A JPS60233142A JP S60233142 A JPS60233142 A JP S60233142A JP 8934684 A JP8934684 A JP 8934684A JP 8934684 A JP8934684 A JP 8934684A JP S60233142 A JPS60233142 A JP S60233142A
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Japan
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copolymer
weight
aromatic vinyl
styrene
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Application number
JP8934684A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kinomura
木野村 博
Hiroshi Akatsuka
赤塚 弘
Kazuki Iwai
一樹 岩井
Shinichi Kimura
木村 慎一
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JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、塩化ビニル系樹脂組成物に関するものである
更に詳しくは、特定の組成・範囲から成る共役ジエン−
芳香族ビニル系共重合体の存在下にビニ(1) ル系単量体をグラフト重合したグラフト共重合体と塩化
ビニル系樹脂とを混合して得られる透明性。
耐衝撃性に優れた塩化ビニル系樹脂組成物に関するもの
である。
「従来の技術」 従来、共役ジエン系ゴム質共重合体の存在下にスチレン
、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、等のビニル
単量体をグラフト重合した。
グラフト共重合体は、耐衝撃性や透明性に優れた塩化ビ
ニル系樹脂を得るだめの良好な改質材として用いられ、
かかる組成物はブローがトル、シート、及びフィルム等
に広く使用されている。
しかしながら、これらの改質材は透明性と耐衝撃性が両
立することがなく、透明性が優れれば耐衝撃性が劣シ耐
衝撃性が優れれば透明性が劣るといった欠点を有してお
シ、その解決に今まで多大の努力が払われている。
「発明・が解決しようとする問題点」 しかし、上記のように塩化ビニル樹脂の透明性には不充
分な点があシ、また耐衝撃性にも改良の(9’+ 余地があった。
本発明者等は該問題点を解決すべく種々検討を重ねた結
果□1.共役ジエン系ゴム質共i合“休すなわち共役ジ
エン−芳香族ビニル系共重合体中の芳香族ビニル化合物
の平均結合量及び重合転化率の推移に伴う芳香族ビニル
化合物の実質結合量の変動中のシャープさが、最終目的
物である塩化ビニル系樹脂組成物の透明性および耐衝撃
性に密接な関係があることを見出し、透明性および耐衝
撃性に優れた塩化ビニル系樹脂組成物の提供を目的とし
て本発明を完成した。
「問題点を解決する為の手段」 本発明は平均結合芳香族ビニル化合物含量が17〜35
重量%であシ、かつ重合転化率の推移に伴う結合芳香族
ビニル化合物含量の変動中が、平均結合芳香族ビニル化
合物含蓄に対して80〜150重量%の範囲内である共
役ジエン−芳香族ビニル系共重合体(A30〜75重量
部の存在下に、ビニル系単量体25〜70重量部をグラ
フト重合させて得られるグラフト共重合体(B)3〜4
0重量部と、塩化ビニル系樹脂97〜60重量部とを混
合することを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物“であ
る。
本発明にかかる共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体(
4)は、該共重合体中?芳香族ビニル化合物の平均結合
tが17〜35重量%好ま“しくは20〜30重量%で
、重合転化率の推移に伴う芳香族ビニルの実質結合量の
変動中が最終生成重合体中の芳香族ビニル化合物の平均
結合蓋に対して80〜150重量%好ましくは80〜1
40重量−更に好ましくは85〜130重量%、特に好
ましくは85〜120重量%の範囲内であるような共役
ジエン−芳香族ビニル系共重合体に)である。
該共役ジエンー芳香族ビニル系共重合体(4)中の芳香
族ビニル化合物の平均結合量が17重量−未満の場合は
最終組成物の透明性が低下し、逆に35重量%を超える
と最終組成物の耐衝撃性が劣る。
又、重合転化率の推移に伴う各重合転化率における生成
重合体中の芳香族化合物の実質結合量の変動中が最終生
成重合体中の芳香族ビニル化合物の平均結合量に対して
80〜150重!優の範囲をはずれると最終組成物の透
明性が低下するし、150重蓋チを超えると最終組成物
の透明性が低下するとともに耐衝撃性も低下する。
冬、該共役ジエンー芳香族ビニル系共重合体(4)の好
ましい重合体粒子の平均粒径は0.15μ以下である。
重合体粒子の平均粒径が0.15μを超え否と、グラフ
ト重合の際、凝塊物が生成し最終組成物の成型品にフィ
ッシュアイが生じるし、又透明性も低下する。
本発明に使用される芳香族ビニル化合物としてハ、ソチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、m−
メチルスチレン、0−メチルスチレン、p −t@rt
−ブチルスチレン、ジメチルスチレン、ビニルナフタレ
ン等が使用できるが、このうちスチレンが好ましい。ま
た共役ジエンとしては、ブタジェン、インプレン、ピペ
リレンなどが使用できるが、このうちシタジエンが好ま
しい。
(5) 向、該共役ツエンー芳香族ビニル系共重合体(4)は、
ジビニルベンゼン、ジメタクリレート類等の架橋性単量
体で架橋されたものであってもよいが、これら架橋性単
量体の使用蓋は2重量−以下が好ましい。
2重量%を超えて添加すると最終組成物の耐衝撃性が劣
る。
該共役ジエンー芳香族ビニル系共重合体に)の重合方法
としては、重合体中の芳香族ビニル化合物の平均結合量
及び重合転化率の推移に伴う芳香族ビニル化合物の実質
結合量が本発明の範囲内であれば広く知られている重合
方法が可能である。
例えば全共役ジエン単量体中の優位量の共役ジエンと全
量の芳香族ビニル化合物とを全使用単量体の合計量に対
し重合転化率20%程度まで予め重合させた後、残シ劣
位量の共役ジエンを連続的添加して重合を完結させる方
法が好ましい。
或いは、優位波の共役ジエンと全量の芳香族ビニル化合
物とを全使用単量体の合計量に対し重合転化率20チ程
度まで予じめ重合させた後、残シ(6) 劣位量の共役ジエンを分割して段階的に重合せしめる多
段重合法、或いは共役ジエンと芳香族ビニル化合物の全
量は連続的に添加して重合させる方法等が好ましい。
そして、これら重合において共役ジエン及び芳香族ビニ
ル化合物の反応系への添加は、共重合体中の実質結合芳
香族ビニル化合物含量の変動中が前述の範囲に納るよう
に行々われることはもちろんである。
該共役ジエンー芳香族ビニル系共重合体(4)の重合に
際しては、一般に使用されている乳化剤、電解質2重合
調節剤、開始剤1等が用いられる。
例えば乳化剤としては、脂肪酸のアルカリ金属塩、脂肪
酸硫酸エステルのアルカリ金属塩等が挙げられる。
電解質としては、硫酸、リン酸、塩酸の各アルカリ金属
塩が挙げられる。又、重合調節剤としては、メルカプト
類、テルペン類、ハロダン化物、等が必要に応じて添加
できる。
重合開始剤としては、パーオキサイド、過硫酸塩、或い
はパーオキサイドと還元剤の組合せによるレドックス触
媒等が好適に使用できる。
本発明にかかるグラフト共重合体(B)は、共役ジエン
−芳香族ビニル系共重合体(A)30〜75重量部、好
ましくは40〜65重量部の存在下にビニル系単量体2
5〜70重量部好ましくは35〜60重量部をグラフト
重合して得られる。
共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体(4)が30重を
部未満であると(グラフト重合単量体が70重量部を超
えると)、最終組成物の耐衝撃性が低下し好ましくない
逆に共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体(A)が75
重合部を超えると(グラフト重合単量体が25重量部未
満であると)グラフト量の不足にょシ、相溶性が低下し
て最終組成物の透明性が低下する。
該グラフト重合に供するビニル系単量体としては、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル。
メタクリル酸グロビル、メタクリル酸ブチル、等に代表
されるメタクリル酸アルキルエステル単量体、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル等に代
表されるアクリル酸アルキルエステル単量体、スチレン
、cL−メチルスチレン・p−メチルスチレン等に代表
される芳香族ビニル単量体、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル等に代表されるシアン化ビュル単縦体等が
挙げられる。
又、グラフト重合に供する単量体の好ましい組成として
は、メタクリル酸アルキルエステル30〜70重量%、
芳香族ビニル30〜70重量%、アクリル酸アルキルエ
ステル0〜30重i%、シアン化ビニル単量体0〜30
重!−%である。
メタクリル酸アルキルエステル単量体が30重量%未満
であると最終組成物の透明性が劣シ、逆に70重量%を
超えると最終組成物の耐衝撃性。
透明性が劣る。
′ 芳香族ビニル単量体が30M量−未満であると最終
組成物の透明性、耐衝撃性が劣シ、逆に70重量%を超
えると最終組成物の透明性が劣る。
アクリル酸アルキルエステル単蓋体が30重量(9) 一未満の場合は、最終組成物の加工性が向上するが30
重量%を超えると最終組成物の透明性が低下する。
又、シアン化ビニル単量体が30重量%未満の場合は、
塩化ビニル系樹脂との相溶性が向上して透明性に優れる
が30重重量優を超えると最終組成物の成型品が赤褐色
に着色し好ましくない。
向、必要に応じてノビニルベンゼン、ジメタクレート類
等の架橋性単報体を添加してもさしつかえないが2重量
−以下が好ましい。2重量%を超えると最終組成物の耐
衝撃が低下する。該グラフト重合の方法としては、種々
のグラフト重合方法が可能である。
例えば共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体(4)の存
在下に先ずメタクリル酸アルキルエステル単量体を添加
してグラフト重合せしめた後、次いで芳香族ビニル単量
体を添加しグラフト重合を完結させる方法。
或いは、先ず少址のメタクリル酸アルキルエステル単量
体を含む、芳香族ビニル単量体を添加しく10) てグラフト重合せしめた後、次いで残りのメタクリル酸
アルキルエステル単址体を添加しグラフト重合を完結さ
せるグラフト重合方法等が好適に使用できる。
又、グラフト共重合体(B)の製造に際して耐衝撃性の
向上を目的に重合体粒子の粒径肥大を行ってもよいが平
均粒径は0,25μ以下が好ましい。平均粒径が0.2
5μを超えると最終組成物の透明性が低下する。重合体
粒子の肥大の方法としては、例えばグラフト重合開始す
る前に塩酸、硫酸、リン酸、ギ酸、酢酸、等酸の添加、
或いはこれらの酸と、塩化カリウム、硫酸カリウム、リ
ン酸カリウム、等の電解質を併用して添加する等で前も
ってグラ、フト共重合体囚の粒径肥大を行ってもよいし
、又グラフト重合に先だって塩化カリウム、硫酸カリウ
ム、リン酸カリウム等の電解質、或いはホルムアルデヒ
ドスルホキシレート塩等を添加し、メタクリル酸アルキ
ルエステル単量体をグラフト重合させる際に粒径肥大を
行ってもよい。
尚、グラフト共重合体(B)の重合に際しては前記のグ
ラフト共重合体に)の製造の際に使用される乳化剤2重
合調節剤、開始剤、等を用いることができる。
又、グラフト共重合体(B)に酸化防止剤、例えば2.
6−ジ−ターシャリブチル−4メチルフエノール等を添
加した後、凝固・乾燥を経て粉末を得る。
かくして得られたグラフト共重合体(B)は、塩化ビニ
ル系樹脂と所望の耐衝撃性強度、或いは、透明性に応じ
て混合すればよいが、本発明を効果的に達成する為には
グラフト共重合体(B)が3〜40重量部、好ましくは
5〜30重量部、更に好ましくは5〜25重量部と塩化
ビニル系樹脂97〜60重蓋部、好ましくは95〜70
重量部、更に好ましくは95〜75重量部混合する。該
グラフト共重合体(匂が3重量部未満では、添加効果が
見られず耐衝撃性が劣る。
逆に40重量部を超えると、塩化ビニル系樹脂の優れた
特性が失われるし経済的でない・該塩化ビニル系樹脂は
、ぼす塩化ビニル、もしくは70重量−以上の塩化ビニ
ル単量体と臭化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、
アクリル酸。
メタクリル酸、エチレン等共重合可能な単歓体30重J
lqIb未満との共重合体、或いは、後塩素化ポリ塩化
ビニル等が使用可能である。グラフト共重合体と塩化ビ
ニル系樹脂との混合は、粉末状で、例えばすがンプレン
ダー・ヘンシェルミキサー等で混合され、公知の混練機
例えば1.ミキシングロール、バンバリーミキサ−押出
機、によって混合でき、また成を加工することができる
向、必要とあれば混合に際して常用の安定剤。
顔料、充填剤、可塑剤、滑剤、加工・助剤、等を添加す
ることもさしつかえない。
「実施例」 次に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発
明はその要旨を越えない限シこれらの実施例に制約され
るものではない。以下の実施例。
比較例において、部は重量部、チは重、量チを意味する
実施例−1 (1)1.3ブタジェン−スチレン系共重合体■1.3
ブタジ工ン56部、スチレン24部、ステ(13) アリン酸カリウム5部、硫酸カリウム0.5部、過硫酸
カリウム0.5部及び脱イオン水150部の混合物を窒
素置換を行なったオートクレーブ中に仕込み攪拌しなが
ら50℃で重合した。
重合転化率が20%に達し九ら、1.31”クジエフ2
0部を20時間か′けて連続的に添加して重合を継続し
重合転化率95%で重合を終結させた。
最終平均結合ス、チレン量及び重合転化率の推移に伴う
平均結合スチレン量の推移及びその間に生成したポリマ
ーの実質結合スチレン量(以下実質結合スチレンと称す
)は表−1に示す値でめった。
又、重合体粒子の平均粒径は0.1μであった。
拳 (14) (2)1.3ブタジェン−スチレン系グラフト共重合体
(B)の製造 窒素置換したフラスコ中に前述(1)で製造した重合体
ラテックス固型分として60部と硫酸カリ910.2部
、及び脱イオン水150部(コ9ムラテックス中の水分
を含む)を仕込み昇温。内温が80℃に達したらキュメ
ンハイドロパーオキサイド0.1部と、メタクリル酸メ
チル22部との混合液とホルムアルデヒドスルホキシレ
ートナトリウム0.05部を脱イオン水10部に溶解し
た溶液を4時間かけて連続滴下し更に1時間保持して重
合を完結させた。
次いでキュメンハイドロパ−オキサイド0.1部とスチ
レン18部との混合液とホルムアルデヒドスルホキシレ
ートナトリウム0,05部を脱イオン水10部に溶解し
た溶液を4時間かけて連続滴下し更に1時間保持して重
合を完結させた。
重合転化率は97チで重合体粒子の平均粒径は0.2μ
であった。次いでブチル化ヒドロキシトルエンを1部添
加した後0.2%硫酸水溶液で凝固さく16) せ温水で洗浄し乾燥を経て白色粒末を得た。
(3)評 価 平均重合度700の塩化ビニル樹脂100部と前記(2
)で製造した。1,3ブタジェン−スチレン系グラフト
共重合体(B) 10部とジオクチルスズメルカプタイ
ド系安定剤3部とモンタン酸ブチレングリコールエステ
ル1部との混合物をヘンシェルミキサーに仕込み120
℃まで攪拌昇温した後冷却した混合物を165℃のロー
ルで6分間混練した後170℃の加熱プレスで20分間
加圧成型して試料を作製し物性評価に供した。
耐衝撃性はASTM D −256−56によるアイゾ
ツト衝撃強度を測定し評価した。透明性は厚み2簡のシ
ートを用いてASTM−D−1003−61による全光
線透過率を測定し評価した。
実施例−1の結果は、アイゾツト衝撃強度25kg〜へ
全光線透過率88%で、透明性、耐衝撃性が極めて優れ
ていた。
実施例−2 (1)1.3ブタジェン−スチレン系共重剖掴の製造C
17) 1.3ブタジ工ン50部、スチレン30部、ステアリン
酸カリウム5部、硫酸、カリ9ムO15部1.過硫酸カ
リウム0.5部及び牌イオン水150部の混合物を窒素
置換を行なったオートゲレープ中に仕込み攪拌しながら
50℃で重合した。
重合転化率が20優に達したら、1.3ブタジ工ン20
部を20時−かけて連続的に添加して、重合を継続し重
合転化率95チで重合を終結させた。
最終平均結合スチ°レン量は28.5%で重責転化率の
推移に伴う実質結合スチレン量の最低量、は27、0 
’IA最高鷲は31.’0%で最終平均結合スチレン菫
に対する割合は95〜109チであった。又、重合体粒
子の平均粒径は0609μであった。
(2) 1.3ブタジェン−スチレン系グラフト共重合
体(B)の製造 実施例−2の(1)で製造した1、3シタ、ジエン−ス
チレン系共重合体(A)60部の存在下でメタクリル酸
メチル25部、スチレン15部以外は実施例−1の(2
)と同様な方法で製造した。
重合転化率は98チで重合体粒子の平均粒径は0.21
μであった。
(3)評 価 実施例−1の(3)と同様な方法でアイゾツト衝撃強度
と全光線透過率を測定した。
アイゾツト衝撃強度22 ki1cm/cm 、全光線
透過率89%で透明性、耐衝撃性が極めて優れていた。
実施例−3 (1)1.3ブタジェン−スチレン系共重合体(4)の
製造1.3ブタジ工ン46部、スチレン24部、ステア
リン酸カリウム5部、硫酸カリウム0.5部、過硫酸カ
リウム0.5部及び脱イオン水150部の混合物を窒素
置換したオートゲレープ中に仕込み攪拌しながら重合し
た。
重合転化率が30チに達したら1,3ブタジ工ン13部
、重合転化率が60優に達したら1,3ブタジ工ン7部
、重合転化率が8<)%に達したら1,3ブタジ工ン6
部、重合転化率90チに達したら1.3ブタジ工ン4部
をそれぞれ添加して重合を継続し重合転化率95チで重
合を終結させた。
最終平均結合スチレン量は22.5 %で重合転化率の
推移に伴う実質結合スチレン量の最低量は20チ最高量
は26チで最終平均結合スチレン量にぢする割合は89
〜11696であった。又、重合体粒子の平均粒径は0
.1μであうまた。
(2)1.3ブタジェン−スチレン、系メ、ラフト共重
合体(B)の製造 、。
実施例−3の(1)で製造した1、、3ブタジェン−ス
チレン系共重合体(4)60部の存在下で実施例−1の
(2)と同様な方法で製造した。
重合、転化率は97チで重合体粒子の平均粒径は0.2
μであった。 、 。
(3)評2 価 、 一実施1例−1の(3)と同様な方法で−アイゾット衝
撃強度と全光線透過率、を測定し次。 。
アイゾツト衝撃強度261部cm/cm ;全光線透過
率87 %、で透、明、性、耐衝撃性が極2めて優れて
いた。
比、、較例−1 (1)1,3シタツエン−スチレン共重傘体囚の製造1
.3ブタジ工ン70部、スチレン30部、ステ。
アj、リン酸カリウム5部、硫酸カリウム0.5部、過
(20) 硫酸カリウム0.5部及び脱イオン水150部の混合物
を窒素置換を行ったオートゲレープ中に仕込み攪拌しな
がら50℃で重合した。
重合転化率95チで重合を終結させた。
最終平均結合スチレン蓋は27.6 %で重合転化率の
推移に伴う実質結合スチレン量の最低量は□21.0%
最高量は48.0%で最終平均結合スチレン蓋に対する
割合は76〜174%であった。又重合体粒子の平均粒
径は0.09μであった。
(2)1.3ブタジェン−スチレン系グラフト共重合体
(旬の製造 比較例−2の(1)で製造した1、3シタジエン−スチ
レン系共重合体(A) 60部の存在下で実施例−2の
(2)と同様な方法で製造した。
重合転化率は98%で重合体粒子の平均粒径は0.19
’μであった。
(3)評 5価 実施例−1の(3)と同様な方法でアイゾツト衝撃強度
と全光線透過率を測定した。アイゾツト衝撃強度15ゆ
〜層、全光線透過率81チで、耐衝撃(21) 性及び透明性が低くかった。
比較例−2 (111,3ブタジェン−スチレン系共重合体(B)の
製造1.3シタジ工ン76部、スチレン24部以外は比
較例−1の(1)と同様な方法で製造した。
最終平均結合スチレン量は21.9 %で重合転化率の
推移に伴う実質結合スチレン値の最低量は16%最高量
は38チで最終平均結合スチレン量に対する割合は73
〜174チであった。又、重合体粒子の平均粒径は0.
1μであった。
(2)1.3ブタジェン−スチレン系グラフト共重合体
(B)の製造 比較例−2の(1)で製造した1、3ブタジェン−スチ
レン共重合体(A) 60部の存在下で実施例−1の(
2)と同様な方法で製造した。
重合転化率は97%で重合体粒子の平均粒径は0.2μ
であった。
(3)評価 実施例−1の(3)と同様な方法でアイゾツト衝撃強度
と全光線透過率を測定した。アイゾツト衝撃強度2’ 
4 ki?ffi/m 、全光線透過率79弾で、透明
性が低くかった。
比較例−3 (111,3ブタジェン−スチレン系共重合体(A)の
製造初めに仕込む1,3ブタジ工ン65部、スチレン1
5部以外は、実施例−1の(1)と同様な方法で製造し
た。
最終平均結合スチレン址は13.9%で重合転化率の推
移に伴う、実質結合スチレン址の最低量は12%最高址
は17%で最終平均結合スチレンnに対する割合は86
〜122%であった。又、重合体粒子の半均粒径は0.
09μであった。
(2)1.3ブタジェン−スチレン系グラフト共重合体
(B)の製造 比較例−3の(1)で製造した1、3ブタジェン−スチ
レン系共重合体(4)60部の存在下でメタクリル酸メ
チル18部、スチレン22部以外は実施例−1の(2)
と同様な方法で製造した。
(3)評価 実施例−1の(3)と同様な方法でアイゾツト衝撃強度
と、全光線透過率を測定した。アイゾツト衝撃性は26
 kgcm/cmで全光線透過率は75チで透明性が極
めて低くかった。
比較例−4 (IN、3ブタジェン−スチレン系共重合体(A)の製
造初めに仕込む1.3ブタジ工ン40部、スチレン40
部以外は実施例−1の(])と同様な方法で製造した。
最終平均結合スチレン蓋は38.3%で重合転化率の推
移に伴う実質結合スチレン量の最低量は37%最高電は
40チで最終平均結合スチレン量に対する割合は97〜
104%であった。又、重合体粒子の半均粒径は0.0
9μであった。
(2)1.3ブタゾ工ンースチレン系グラフト共重合体
(B)の製造 比較例−3の(1)で製造した1、3fタジ工ンースチ
レン系共重合体(4)60部の存在下でメタクリル酸メ
チル30部、スチレン10部以外は実施例−1の(2)
と同様な方法で!0造した。
(3)評 価 実施例−1の(3)と同様な方法でアイゾツト衝撃強度
と全光線透過率を測定した。アイゾツト衝撃強度は8 
kgcm/cm 、全光線透過率は87チで耐衝撃性が
極めて低くかった。
比較例−5 (IN、3シタツエン−スチレン系共重合体(4)の製
造1.3ブタジ工ン62部、スチレン23部、ステアリ
ン酸カリウム5部、硫酸カリウム0.5部、過硫酸カリ
ウム0.5部及び脱イオン水150部の混合物を窒素置
換を行なったオートクレーブ中に仕込み攪拌しながら5
0℃で12時間重合を行なった。重合転化率88チであ
った。該重合系内へ、1.3ブタジ工ン15部を添加し
更に7時間重合させ重合転化率は95チに達した。
得られたラテックスの平均結合スチレン1は22.2%
、結合スチレンの変動中65〜159%、平均粒子径0
.09μであり、結合スチレンの変動中が本発明の範囲
外のラテックスである。
(2)1.3ブタジェン−スチレン系グ517ト共重合
体(B)の製造 比較例−5の(1)で製造したラテックスを用いて実施
例−1の(2)と同様の方法でグラフト共重合体(B)
を得た、重合転化率は98−重合体粒子の平均粒径は0
.2μであった。
(3)評 価 実施例−1の(3)と同様の方法で評価を行なった。
アイゾツト衝撃強度 22 (v−cI/cm)全光線
透過率 82(チ) 実施例−1と比較して耐衝撃強度、透明性とも低い。
以上、実施例−1〜3、比較例−1〜4の結果を表−2
にまとめた。
表−2からみてわかるごとく本発明の範囲内であれば耐
衝撃性及び透明性Q両者に優れていることがわかる・ しかし本発明の範凹からはずれると耐衝撃性及び透明性
の両者、或いはいずれか一方が低下するといった欠点を
有している。
「発明の効果」 以上から明らかな如く、本発明によフて得られ仝塩化ビ
ニル系横詰組成物は、塩化ビニル系樹脂の優れた特性を
失うことなく、優れた耐衝撃性と優れた透明性を兼ねそ
なえた組、酸物である。
この特徴ゆえにブローがトル、透明シート、等の成製材
料として好適で、その利用価値は極めて大である。
(28)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平均結合芳香族ビニル化合物含量が17〜35重量%で
    オシ、かつ重合転化率の推移に伴う結合芳香族ビニル化
    合物含量の変動中が、平均結合芳香族ビニル化合物含量
    に対して80〜150重量%の範囲内である共役ジエン
    −芳香族ビニル系共重合体囚30〜75重量部の存在下
    に、ビニル系単量体25〜70重量部をグラフト重合さ
    せて得られるグラフト共重合体(B)3〜40重量部と
    、塩化ビニル系樹脂97〜60重量部とを混合すること
    を特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。
JP8934684A 1984-05-07 1984-05-07 塩化ビニル系樹脂組成物 Pending JPS60233142A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999003925A1 (fr) * 1997-07-14 1999-01-28 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Composition de resine de chlorure de vinyl chloree

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999003925A1 (fr) * 1997-07-14 1999-01-28 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Composition de resine de chlorure de vinyl chloree

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