JPS60233054A - アジリン誘導体およびその製造法 - Google Patents

アジリン誘導体およびその製造法

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JPS60233054A
JPS60233054A JP8889284A JP8889284A JPS60233054A JP S60233054 A JPS60233054 A JP S60233054A JP 8889284 A JP8889284 A JP 8889284A JP 8889284 A JP8889284 A JP 8889284A JP S60233054 A JPS60233054 A JP S60233054A
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JP
Japan
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group
lower alkyl
methyl ester
acid methyl
carboxylic acid
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JP8889284A
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English (en)
Inventor
Jun Uno
宇野 準
Shunsuke Naruto
成戸 俊介
Toyokichi Yoshida
吉田 豊吉
Shozo Ueda
上田 昇三
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Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下記一般式 (式中、R1は水素原子、低級アルキル基、アリール基
、またはアラルキル基を意味し、R2は低級アルキル基
、シクロアルキル基、アラルキル基。
低級アルキルオキシ基、アリールオキシ基、低級アルキ
ルチオ基、またはアリールチオ基を意味し、R3は水素
原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルキルオ
キシ基、低級アルキルチオ基、アミ7基、まだはニトロ
基を意味し、R4は水素原子、低級アルキル基、アラル
キル基。
またはアシル基を意味する。) で表わされる新規アジリン誘導体、およびその新規製造
法に関する。
□゛ 本明細書において用いる用語、即ち低級アルキル
基とは、炭素原子1ないし6個を有する直鎖または分岐
鎖状のもの(例えばメチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基等)を意味し、アリール基とは、フェニ
ル基まだは置換フェニル基(例えばトリル基、p−メト
キシフェニル基、p−ニトロフェニル基等)を意味し、
アラルキル基とは、置換または無置換のフェニルアルキ
ル基(例えばベンジル基。
フェネチル基等)を意味し、ハロゲン原子とは、フッ素
、塩素、臭素、ヨウ素を意味し、アシル基とは、アセチ
ル基、ベンゾイル基等を意味し、そして強塩基とは、活
性水素を引き抜く能力のある塩基剤(例えば水素化ナト
リウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート
、カリウムメチラート、カリウムエチラート、カリウム
t−ブチラード、リチウムジイソプロピルアミド等)を
意味する。
一般に、アジリン類、よシ正確には2H−アジリン類は
、3員環内に二重結合を含むため非常に反応性に富み請
求核試薬や電子試薬の攻撃を受けやすく、またシクロ付
加反応、熱化学反応、あるいは光化学反応が容易に進行
するため、種々の複素環合成などの製造原料として有用
である。またアジリン類の二重結合を還元すればアジリ
ジン類が得られ、このものもまたよく知られているよう
に合成化学上価値ある化合物である。
しかしながら、これまでアジリン類の合成法としては、 A、R,Katritzky & A、J 、Boul
ton編” Advancesin Heterocy
clic Chemistry”(AcademicP
ress )、第13巻、45頁(1971)D、Ba
rton & W、D、Ol lis編llCompr
ehensiveOrganic Chemistry
” (Pergamon Press )。
第4巻、567頁(1979) A、Hassner編”The Chemistry 
of HeterocyclicCompounds 
” (John Wiley & 5ons )、第4
2巻第1部、215頁(1983) 等に記載されているように、ネーバー(Neber )
転位反応の中間体として得る方法、ビニルアジド類の熱
反応または光化学反応によって得る方法、あるいは光誘
起によるインオキサゾール−オキサゾール転位反応の中
間体として得る方法など、比較的限られた方法しか知ら
れていない。これらのうち、実際上利用価値のあるのは
、ビニルアジド類からアジリンを得る方法であるが、こ
の方法においても、特殊な反応条件や反応装置が必要で
あることや、爆発性を有するビニルアジドを扱わねばな
らないこと等の欠点がある。
本発明者らは、アジリン類の製法について鋭意研究の結
果、従来の方法とは全く異った方法、即ち1゜2−ベン
ズイソオキサゾール誘導体に強塩基を反応せしめること
によシ、アジリン誘導体が容易にかつ好収率で得られる
こと、およびその生成物が医薬としても有用であること
を見出し本発明を完成した。
本発明方法によれば、下記一般式 (式中、R;は低級アルキル基、アリール基、またはア
ラルキル基を意味し、R2は低級アルキル基。
シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルキルオキシ
基、アリールオキシ基、低級アルキルチオ基、またはア
リールチオ基を意味し、R3は水素原子、ハロゲン原子
、低級アルキル基、低級アルキルオキシ基、低級アルキ
ルチオ基、アミノ基、またはニトロ基を意味する。)で
表わされる1、2−ベンズインオキサゾール誘導体に強
塩基を作用せしめることによって、目的とする下記一般
式 (式中、R1、R2、およびR3は前掲と同じものを意
味する。) で表わされるアジリン誘導体が容易にかっ好収率で得ら
れる。
また本発明の他の方法によれば、下記一般式(式中、R
1は低級アルキル基、アリール基、またはアラルキル基
を意味し、Rsは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
ル基、低級アルキルオキシ基、低級アルキルチオ基、ア
ミン基、またはニトロ基を意味する。) で表わされる1、2−ベンズイソオキサゾール類に、下
記一般式 %式%() (式中、R′2は低級アルキル基またはアラルキル基を
意味し、Xはハロゲン原子を意味する。)で表わされる
アルキルハライドを、強塩基の存在下反応せしめること
によって、目的とする下記一般式(式中、R’s 、 
RS 、およびR3は前掲と同じものを意味し、R4は
水素原子、または前記R2と同じものを意味する。) で表わされるアジリン類が容易にかっ好収率で得られる
前記化合物〔■〕から化合物(1)への環変換反応は、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミドの如き不活性溶媒中、l描量
以上の強塩基の存在下、−10〜100℃、好ましくは
0〜80℃において、原料化合物(II)を数分ないし
数十時間、通常は20〜60分間攪拌することにより実
施される。
一方、前記化合物[IV)から化合物(Vl)への環変
換反応は、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミドの如き不活性溶媒
中、2当量以上の強塩基および1当量または2当量以上
の化合物(V)の存在下に、−10〜100”C1好ま
しく0〜80℃において、原料化合物(IV)を数分な
いし数十時間、通常は20〜60分間攪拌することによ
シ実施される。化合物(IV)と化合物(V)の反応に
おいて、それぞれの1当量を、強塩基2当量の存在下に
反応せしめれば、化合物〔■〕に相当する化合物を中間
体として経由し、R−が水素原子である化合物(Vl)
を得ることができる。また、2当量の強塩基の存在下に
化合物(IV)の1当量と化合物〔■〕の1当量とをま
ず反応せしめた後、続いて化合物(V)を1当量反応せ
しめることにより、己がR′2と同一である式(Vl)
の化合物を得ることができる。さらにまた、化合物〔■
〕1当量に2当量以上の強塩基の存在下に2当量以上の
化合物(V)を反応せしめれば、R2とR4が同一であ
る式(Vl)の化合物が得られる場合もある。
尚・R4が低級アルキル基、アラルキル基、またはアシ
ル基である式〔1〕の化合物は、前記の方法で得られた
式(1)の化合物を、塩基性条件下に常法によジアルキ
ル化またはアラルキル化することによって、また中性な
いし塩基性条件下に常法によりアシル化することによっ
て得られる。
R1が水素原子である式〔1〕の化合物は、R1が低級
アルキル基である化合物〔1〕を常法により加水分解す
ることによって得られる。
以上のようにして製造される本発明の化合物〔1〕は、
いずれも新規化合物であシ、鎮痙作用を有するほか、抗
狭心作用、中枢作用を有するものもあシ、医薬として使
用が期待される。さらにまた、本発明の化合物から種々
の誘導体、例えばアジリジン誘導の化合物の中にも優れ
た鎮痙作用を有するものがあるので本発明の化合物は医
薬品の中間原料としても価値あるものである。
次に実施例および参考例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。
実施例1 3−(2−ヒドロキシフェニル)=2−メチル−2H−
アシリン−2−カルボン酸メチルエステルα−メチル−
1,2−ベンズイソオキサゾール−3−酢酸メチルエス
テル1.5yを無水ジメチルホルムアミド151nlに
溶かし、水冷下に50チ水素化ナトリウム0.41yを
少量ずつ加え、室温で1時間攪拌する。
トルエン50tnlと水3Mを加え、濃塩酸で中和した
後、トルエン層を分ける。水洗し、乾燥後、トルエンを
留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィで分
離精製し、油状の3−(2−ヒドロキシフエニ/l/ 
) −2−メチル−2H−アジリン−2−カルボン酸メ
チルエステル0.72pを得る。
MS m/z : 205 (M+) IRv、”1Ill: 3250,1750.1720
 cm ”’H−NMR(CDCI 3)δ: 1.6
2(3H,s)、3.70(3H,s)。
6.4(LH,bs) 実施例2 2−ベンジル−3−(2−ヒドロキシフェニル)−2H
−アシリン−2−カルボン酸メチルエステル(1) α
−ベンジル−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−酢
酸メチルエステル1.5yを無水ジメチルホルムアミド
10−に溶かし、水冷下に50%水素化ナトリウム0.
28yを少量ずつ加える。室温で30分攪拌後、トルエ
ンと水を加え、5%塩酸で中和する。
トルエン層を水洗し、無水硫酸す) IJウムで乾燥し
た後、トルエンを留去する。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィで分離精製して、2−ベンジル−3−(
2−ヒドロキシフェニル)−2H−7ジIJンー2−カ
ルボン酸メチルエステル1.33 yを得る。
mp ’107−109℃(エーテル−ヘキサンよシ再
結晶)IRvKBr: 3200,1760.1739
 cm−1(2) α−ベンジル−1,2−ベンズイソ
オキサゾール−3−酢酸メチルエステル140■を無水
テトラヒドロンラン4−に溶かし、水冷下にカリウム1
−ブチラード62■を加える。以下(1)と同様に処理
して、を得る。水晶は(1)で得た化合物と一致した。
(3) (2)において、無水テトラヒドロフランに蓄
えて無水ジオキサン4−を用いて同様に反応、処理し、
2−ベンジル−3−(2−ヒドロキシフェニル)−2H
−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル105〜を
得る。
実施例3 2−シクロヘキシル−3−(2−ヒドロキシフェニル)
−2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル α−シクロヘキシル−1,2−ベンズインオキサゾール
−3−酢酸メチルエステル0.9yを無水ジメチルスル
ホキシド10mffに溶かし、水冷下に50%水素化ナ
トリウム0.19pを少量ずつ加える。
室温で30分攪拌した後、水とクロロホルムを加え、水
層を塩化アンモニウムで飽和する。クロロホルム層を分
け、水洗し、乾燥する。クロロホルムを留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィで分離精製し得られ
た粗結晶をエーテ)Kキサン混液から再結晶して、2−
シクロヘキシル−3−(2−ヒドロキシフェニル)−2
H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル0.78
yを得る。
mp 125 127℃ IRv : 3250,1760,1725 Cm ”
aX 13C−NMR(CDCI3) δ: 172.84(
s :オフレゾナンス下での測定、以下同じ’)、16
1゜21(s)、 158.73(s)。
135、zs(a)、 131.o6(d)、 1zo
、71(d)、 xx7.o7(d)。
109.60(s)、 52.45(q)、 41.4
3(s)、 36.76(d)、 30.72(t)。
29.00(t)、 26.13(t)、 25.9べ
t)、 25.98(t)実施例4 2−シクロヘキシル−3−(2−ヒドロキシ−5−クロ
ロフェニル”)−2H−アジリン−2−カルボン酸メチ
ルエステル α−シクロヘキシル−5−クロロ−1,2−ベンズイソ
オキサゾール−3−酢酸メチルエステル2.2yを無水
ジメチルホルムアミド20mgに溶かし、水冷下に50
%水素化ナトリウム0.34yを少量ずつ加える。
室温で30分攪拌した後、実施例3と同様に処理して、
2−シクロヘキシル−3−(2−ヒドロキシ−5−クロ
ロフェニル)−2H−アシリン−2−カルボン酸メチル
エステル1.8yを得る。
mp 155−157℃l酸−cy−ルエステルーエー
テルよシ再結晶) IRp : 3320,1760,1705 Cm ”
実施例5 3−(2−ヒドロキシフェニル)−2−メトキシ−2H
−アシリン−2−カルボン酸メチルエステルα−メトキ
シ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−4h酸メチ
ルエステル3.0yを無水ジメチルポルムアミド20d
に溶かし、60℃で50%水素化ナトリウム543■を
少量ずつ加え、80’Cで20分間攪拌する。
以下実施例1と同様に処理して、油状の3−(2,−ヒ
ドロキシフェニル)−2−メトキシ−2H−アジリン−
2−カルボン酸メチルエステル1.1yを得る。
MS m/z : 221(M”) IR1) : 3250,1740−1720 cm 
’’H−NMR(CDCI s )δ: 3.47(3
H,s ) 、3.75(3H,s)実施例6 3− (2−?: トロキシフェニル)−2−−yエニ
ルオキシ−2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエス
テル ゛−α−フェニルオキシー1,2−ベンズイソオキサゾ
ール−3−酢酸メチルエステル1.0yを無水ジメチル
ホルムアミド7rnlに溶かし、50%水素化ナトリウ
ム141fngを加えて、80℃で20分間攪拌する。
以下実施例1と同様に処理して、油状の3−(2−ヒド
ロキシフェニル)−2−フェニルオキシ−2H−アジリ
ン−2−カルボン酸メチルエステル0.9yを得る。
MS m/z : 283(M+) IRv : 3300,1750−1720 cm ’
’H−NMR(CDCI3 )δ: 3.76C3H,
s)実施例7 3−(2−ヒドロキシフェニル)−2−フェニルチオ−
2H−アリジン−2−カルボン酸メチルエステル α−フェニルチオ−1,2−ベンズインオキサゾール−
3−酢酸メチルエステル1.79yを無水ジメチルホル
ムアミド10m7’に溶かし、水冷下に50%水素化ナ
トリウム0.29yを加えて、室温で30分攪拌する。
以下実施例3と同様に処理し、得られた粗生成物をロキ
シフェニル)−2−フェニルチオ−2H−アジリン−2
−カルボン酸メチルエステル0.52を得る。
mp 112 114℃ IRill”’ : 3300,1760,1725 
Cm ”13C−NMR(CDC13) δ: 170
.64(s:オフレゾナンス下での測定、以下同じ) 
、 158.55(s)、 158.55(s)。
136.17(d)、 133.16(d)、 133
.16(d)、 131.24(s)j131.2祇d
)、 128.95(d)j128.95(d)、 1
28.1以d)。
120.71(d)、 117.09(d)、 107
.81(s)、 53.61(q)。
44.2(K8) 実施例8 2−シクロヘキシル−3−(2−ヒドロキシ−5−クロ
ロフェニル)−2H−アシリン−2−カルボン酸メチル
エステル 5−クロロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−酢
酸メチルエステル117とヨウ化シクロヘキシル21y
を無水ジメチルホルムアミド110mt’に溶かし、水
冷下に50%水素化ナトリウム2,41を少量ずつ加え
た後、室温で3時間攪拌する。以下実施例1と同様に処
理し、得られた粗生成物を酢酸エチルエステル−エーテ
ルから再結晶して、2−シクロヘキシル−3−(2−ヒ
ドロキシ−5−クロロフェニル)−2H−アジリン−2
−カルボン酸メチルエステル1.3yを得る。水晶は実
施例4で得たものと一致した。
実施例9 3−(2−メトキシフェニル)−2−メチル−2Hアジ
リン−2−カルボン酸メチルエステル1.2−ベンズイ
ンオキサゾール−3−酢酸メチルエステルlOyを無水
ジメチルホルムアミド10〇−に溶かし、水冷下に50
%水素化ナトリウム2.6yを少量ずつ加える。室温で
15分攪拌した後、水冷下にヨウ化メチル7.45Fを
加え、室温で1時間攪拌する。
氷冷し、50%水素化す) IJウム2.62を加え、
室温で30分攪拌した後、再び氷冷し、ヨウ化メチル7
.452を加え、室温で1時間攪拌する。反応液にトル
エン100−と水100Wiを加え、濃塩酸で中和して
振シまぜる。トルエン層を分け、水洗、乾燥後、トルエ
ンを留去し、残漬を7リカゲルカラムクロマトグラフイ
で分離精製して、油状の3−(2−メトキシフェニル)
−2−メチル−2H−アシリン−2−カルボン酸メチル
エステル4yを得る。
MS m/z : 219(M”) 111m IRv : 1760.1720 cm”H−NMR(
CDCIg )δ: 1.58(3H,s)、3.67
(3H,s)。
3.97 (3H、s ) 13C−NMR(CDCIa ) δ: 173.94
(s ニオフレシナ/ス下の測定、以下同じ) 、 1
60.49 (s) 、 159.9くS)。
135.31(d)、 132.0%d)、 120.
91(d)、 111.6 (Xd)。
111.54)、 55.97(q)、 52.25(
q)、 33.611(s)、 17.9!1Vq)実
施例10 2−ベンジル−3−(2−ベンジルオキシフェニル)−
2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル 1.2−ベンズイソオキサゾール−3−酢酸メチルエス
テル10yを無水ジメチルホルムアミド100mt’に
溶かし、水冷下に50%水素化ナトリウム2.7Pを少
量ずつ加えた後、室温で15分攪拌する。氷冷し、ベン
ジルプロミド9.8yを加え、室温で1時間攪拌する。
氷冷し、50%水素化ナトリウム2.7yを少量ずつ加
え、室温で30分攪拌後、氷冷下にベンジ、ルフ゛ロミ
ド102を加えて室温で2時間攪拌する。以下実施例9
と同様に処理して、2−ベンジル−3−(2−ベンジル
オキシフェニル)−2H−アジリン−2−カルボン酸メ
チルエステル7.35yを得る。
mp 117−118℃(ジクロロメタン−ヘキサンよ
り再結晶) IRvKB’ : 1760.1710 cm−1実施
例11 3−(2−メトキシフェニル)−2−メチル−2H−ア
ジリン−2−カルボン酸メチルエステル3−(2−ヒド
ロキシフェニル)−2−メチル−2H−アジリン−2−
カルボン酸メチルエステル0.412を無水ジメチルホ
ルムアミド8−に溶かし、水冷下に50チ水素化ナトリ
ウム0.1yを加えて、0℃で20分攪拌する。次いで
ヨウ化メチル0.32を加え、室温で30分攪拌する。
反応液にトルエンと水を加えて振シまぜた後、トルエン
層を分け、水洗し、乾燥する。トルエンを留去し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィで分離精製して、
油状の3− (2−メトキシフェニル)−2−メチル−
2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル0.3
9yを得る。本品は実施例9で得たものと一致した。
実施例12 2−ベンジル−3−(2−ベンジルオキシフェニル)−
28−アシジノ−2−カルボン酸メチルエステル 2−ベンジル−3−(2−ヒドロキシフェニル)2H−
アシリン−2−カルボン酸メチルエステル158■を無
水ジメチルホルムアミド3−に溶かし、水冷下に50チ
水素化ナトリウム40■を加える。室温で10分攪拌し
た後、これにベンジルプロミド13Mを無水ジメチルホ
ルムアミド0.5艷に溶かした溶液を加え。
室温で30分攪拌する。反応液にトルエン15−と水8
meを加え、塩酸で中和する。有機層を分け、水洗、乾
燥後、トルエンを留去する。残渣をジクロロメタン−ヘ
キサン混液から再結晶して、2−べ/ジルー3−(2−
ベンジルオキシフェニル)−2H−アジリン−2−カル
ボン酸メチルエステル169yを得る。
本品は実施例10で得たものと一致した。
実施例13 2−ベンジル−3−(2−ベンジルオキシフェニル) 
−2H−7シリンー2−カルボン酸メチルエステル α−ベンジル−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−
酢酸メチルエステル630■を無水ジメチルホルムアミ
ド5−に溶かし、水冷下に50%水素化ナトリウム15
0■を加える。室温で30分攪拌した後、有機層を水洗
し、乾燥する。トルエンを留去し、残漬ヲシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーで分離精製シて、2−ベンジル
−3−(2−ベンジルオキ7フエニル’)−2H−アジ
リン−2−カルボン酸メチルエステル45Mを得る。本
品は実施例10で得たものと一致した。
実施例14 2−ベンジル−3−(2−ベンゾイルオキシフェニル)
 −2N−アジリ/−2−カルボン酸メチルエステル 2−ベンジル−3−(2−ヒドロキシフェニル)−2H
−アシリン−2−カルボン酸メチルエステル0.3yを
無水ピリジン3rdに溶かし、水冷下にベンゾイルクロ
リド0.15−を加えて0℃で3時間放置する。
反応液を減圧下に濃縮乾固し、残渣に水とエーテルを加
えて振りまぜる。エーテル層を水洗し、乾燥後、エーテ
ルを留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィで分離精製して、油状の2−ベンジル−3−(2−ベ
ンゾイルオキシフェニル)−2H−アジリン−2−カル
ボン酸メチルエステル0.33yを得る。
MS m/z : 385(M+) IRν : 1720〜1760 C111−”実施例
15 3−(2−アセトキシフェニル)−2−ベンジル−2H
−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル2−ベンジ
ル−3−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−7シI)
ノー2−カルボン酸メチルエステル0.329を無水ピ
リジン3mt’に溶かし、無水酢酸1.5tdを加えて
室温で一夜放置する。以下実施例14と同様に処理して
、油状の3−(2−アセトキシフェニル)−2−ベンジ
ル−2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル0
.28yを得る。
MS m/z : 323(M+) IRv”” : 1765,1725 Cm−1実施例
16 3−(2−アセトキシフェニル)−2−シクロヘキシル
−2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル 2−シクロヘキシル−3−(2−ヒドロキシフェニル)
−2H−アシリン−2−カルボン酸メチルエステル2.
5y−を無水ピリジン3dに溶かし、無水酢酸3−を加
えて室温で一夜放置する。反応液を減圧下に濃縮乾固し
、残渣をエーテ戸スキサン混液から再結晶シて、3−(
2−アセトキシフェニル)−2−シクロヘキシル−2H
−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル2,3yを
得る。
mp97−98℃ IRv : 1760.1720 cm ”実施例17 ”I−(2−アセトキシフェニル)−2−メトキシ−2
H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル3−(2
−ヒドロキシフェニル)−2−メトキシ−2H−アジリ
ン−2−カルボン酸メチルエステル5ooqを無水ピリ
ジン3−に溶かし、無水酢酸1.5mt’を加えて室温
で一夜放置する。以下実施例14と同様に処理して、油
状の3−(2−アセ)−Sキシフェニル)−2−メトキ
シ−2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル3
25■を得る。
MS m/z : 263(M”) IRν : 1770−1740 CIl! ””H−
NMR(CDCI 3 ) δ: 2.37(3H,s
)、3.45(3H,s)。
3.73(3H,S) 実施例18 3−(2−アセトキシフェニル)−2−フェニルオキシ
−2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル 3−(2−ヒドロキシフェニル)−2−フェニルオキシ
−2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル81
7fngを無水ピリジン3Wd!に溶かし、無水酢酸1
.5ml!を加えて室温で一夜放置する。以下実施例1
4と同様に処理して、油状の3−(2−アセトキシフェ
ニル)−2−フェニルオキシ−2H−アシリン−2−カ
ルボン酸メチルエステル709〜を得る。
MS m/z : 325(M+) IRv : 1750−1735 Cm ’m畠X ’H−NMR<CDCl3 )δ: 2.43(3H,
s) 、3.73(3H,s)実施例19 3−(2−アセトキシフェニル)−2−フェニルチオ−
2H−アクリノー2−カルボン酸メチルエステル 3−(2−ヒドロキシフェニル)−2−フェニルチオ−
2H−アジリン−2−カルボン酸メチルエステル260
■、無水ピリジン2−8無水酢酸1mff1の混合物を
室温で一夜放置する。以下実施例14と同様に処理し、
粗結晶をエーテルスキサンから再結晶して、3−(’2
−アセトキシフェニル)−2−フェ□ニルチオー2H−
アジリン−2−カルボン酸メチルエステル236■を得
る。
mp60−68°C IRv ; 1760,1730 Cm実施例20 3−(2−メトキシフェニル)−2−メチル−2H−ア
ジリン−2−カルボン酸 3−(2−メトキシフェニル)−2−メチル−2H−ア
ジリン−2−カルボン酸メチルエステル0.62y。
エタノ−k 10ml 、水酸化ナトリウム0.13y
、水1rId!゛ の混合物を60〜70℃で25分加
熱する。減圧で濃縮乾固し、残渣に水とトルエンを加え
て振シまぜる。
水層を分け、弱酸性とした後、酢酸エチルエステルで抽
出する。酢酸エチル層を水洗し乾燥した後、濃縮し、残
渣をエーテル−ヘキサンから再結晶して、3−(2−メ
トキシフェニル)−2−メチル−2H−アジリン−2−
カルボン酸0.25yを得る。
mp 125−128℃ IRvm、x:2800〜3000,1760,168
0 Cm ”実施例21 2−シクロヘキシル−3−(2−ヒドロキシフェニル)
−2H−アシリン−2−カルボン酸2−シクロヘキシル
−3−(2−ヒドロキシフェニル’)−2H−アシリン
−2−カルボン酸メチルエステルQ、3y、 :r、、
タノーfiv20ml、水酸化ナトリウム0.05y、
水1++t’の混合物を65℃で20分加熱する。以下
実施例20と同様に処理して、2−シクロヘキシル−1
−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−7シ17ンー2
−カルボン酸0.14yを得る。
mp 148−150℃(エーテ26ミキサンから再結
晶)IRvKB’ : 3100,1760,1670
 Cm参考例1 α−メチル−1j2−ベンズインオキサゾール−3−酢
酸メチルエステル 1.2−ベンズイソオキサゾール−3−酢酸メチルエス
テル10yを無水ジメチルホルムアミド10〇−に溶か
し、水冷下に50チ水素化ナトリウム2゜6yを少量ず
つ加える。室温で15分攪拌した後、水冷下にヨウ化メ
チル7.4!M’を加えて室温で30分攪拌する。
反応液に水10Mとトルエン100−を加え、塩酸で弱
酸性とした後、トルエン層を分け、水洗し乾燥する。ト
ルエンを留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィで分離精製して、油状のα−メチル−1,2−ベン
ズイソオキサゾール−3−酢酸メチルエステル32を得
る。
MS m/z : 205(M+) IRv””: 1735 Cm ”H−NMR、(CDC13)δ: 1.75(3H,
d)、3.72(3H,S)。
4.32(IH,Q) 参考例2 α−メトキシ−1,2−ベンズインオキサゾール−3−
酢酸メチルエステル α−ブロモ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−酢
酸12.8yをメタノール100rITlに溶かし、水
冷下に、ナトリウム2,2yとメタノール100rnl
から調製したナトリウムメチラートの溶液を滴下する。
室温で3時間攪拌した後、濃硫酸を少量ずつ加えてpH
〈1に調整する。5時間加熱還流し、メタノールを留去
した後、残渣に水を加えてクロロホルムで抽出する。ク
ロロホルム層を分け、10%炭酸ナトリウム水溶液、水
で順次洗・った後、乾燥する。クロロホルムを留去し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィで分離精製し
て、油状のα−メトキシ−1,2−ペンズイソオキサゾ
膚−ルー3−酢酸メチルエステル7.68yを得る。
MS m/z : 221 (M”) IRII”” : 1740 cm ”’H−NMR(
CDCIa)δ: 3.50(3H,s)、3.76(
3H,s)。
5.33(LH,s)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 (式中、R1は水素原子、低級アルキル基、アリール基
    、またはアラルキル基を意味し、R2は低aアルキル基
    、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルキルオキ
    シ基、アリールオ′ キシ基、低級アルキルチオ基、ま
    たはアリ−□ ルチオ基を意味し、R3は水素原子、ハ
    ロゲン原子、低級アルキル基、低級アルキルオキシ基、
    低級アルキルチオ基、アミン基、またはニトロ基を意味
    し、R4は水素原子、低級アルキル基、アラルキル基、
    またはアシル基を意味する。) で表わされるアジリン誘導体。
  2. (2)一般式 (式中、Rsは低級アルキル基、了り−ル基、またはア
    ラルキル基を意味し、R2は低級アルキル基、シクロア
    ルキル基、アラルキル基、低級アルキル芽キシ基、アリ
    ールオキシ基、低級アルキルチオ基、またはアリールチ
    オ基を意味し、R3は水素原子、ハロゲン原子、低級ア
    ルキル基、低級アルキルオキシ基、低級アルキルチオ基
    、アミン基、またはニトロ基を意味する。) で表わされる1、2−ベンズイソオキサゾール誘導体に
    強塩基を作用せしめることを特徴とする、下記一般式 (式中、R: 、 R2、およびR3は前掲と同じもの
    を意味する。) で表わされるアジリン誘導体の製造法。
  3. (3)一般式 (式中、R’+は低級アルキル基、アリール基、まだは
    アラルキル基を意味し、R3は水素原子。 ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルキルオキシ基
    、低級アル、キルチオ基、アミン基。 またはニトロ基を意味する。) で表わされる1、2−ベンズイソオキサゾール類に、一
    般式 %式%() (式中、R2は低級アルキル基またはアラルキル基を意
    味し、Xは)・ロゲン原子を意味する。)で表わされる
    アルキルノ・ライドを、強塩基の存在下反応せしめるこ
    とを特徴とする、一般式(式中、Rr 、 R2、およ
    びR3は前掲と同じものを意味し、R4は水素原子、ま
    たは前記R2と同じものを意味する。) で表わされるアジリン誘導体の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1312138C (zh) * 2001-04-20 2007-04-25 拜尔农作物科学股份公司 新的杀虫活性的吡咯类化合物

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