JPS6023290A

JPS6023290A - トラック搭載クレ−ン

Info

Publication number: JPS6023290A
Application number: JP12976683A
Authority: JP
Inventors: 義康日下
Original assignee: Tadano Iron Works Co Ltd
Current assignee: Tadano Ltd
Priority date: 1983-07-15
Filing date: 1983-07-15
Publication date: 1985-02-05
Also published as: JPH0380714B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、トラック搭載クレーンに関するものである。

従来のトラック搭載クレーンは、第１図および第２図に
示す如く、トラック１０１の運転席１０２の後側すなわ
ち運転席１０２と荷台１０３間のフレーム１０４上へ旋
回自在に搭載した旋回支柱１０５とこの旋回支柱１０５
の先端部にその基端部を起伏調節自在に枢着連結したブ
ーム１０６を備えている０旋回支柱１０５には、ウィン
チ１０７が設りられてお９、このウィンチ１０７からブ
ーム１０６先端を経過して伸びるワイヤーロープ１０８
ヲ介してフックブロック１０９が巻上巻下自在にブーム
１０６先端から吊下されている。そして、クレーン作業
時には、旋回支柱１０５を旋回、ブーム１０６ヲ起伏、
並びにフックブロック１０９を巻上巻下してフックブロ
ック１０９に懸架した荷物を、荷台１０３上から地上へ
あるいは地上から荷台１０３上へ移動させトラック１０
１からの荷物の降しあるいはトラック１０１への荷物の
積込みを行うようになっている。ところでこの種のトラ
ック搭載クレーンは、トラノ゛り１０１の走行移動に際
しては、ブーム１０６をはソ水平に倒伏してトラック１
０１の後方に旋回した後方格納状態（第１図および第２
図図示の状態）にするのであるが、この場合、ブーム１
０６がトラック１の荷台１０３真上に位置するので、こ
のブーム１０６が積荷に干渉しないよう旋回支柱１０５
の高さを車輌制限令の許容範囲内で可及的に高くシ、積
荷の積くすると、トラック１０１の重心が高くなシ走行
安定性が損なわれるという問題があるのみならず、空車
走行時においてもトラックの車高が高くなシトラックの
運転者が常に車高を注意しながら走行移動しなければな
らないという問題がめった。

本発明は、上述の問題点に鑑みてなしたものであって、
走行移動時におけるトラックの重心並びに車高を低くす
ることができ、しかもトラックの積荷積載空間を充分に
確保することができる新規なトラック搭載クレーンを提
供しようとするものである。

以下本発明の実施例を第３図以下に基づいて詳細に説明
する。

図において、１はトラックであって、このトラック１は
、フレーム４の前方に運転席２を、後方に荷台３を備え
ている。Ａは、本発明に係るトラック搭載クレーンであ
シ、このトラック搭載クレーンＡは、従来のトラック搭
載クレーンと同様にトラック１の運転席２の後側すなわ
ち、運転席２と荷台３間のフレーム４に旋回自在に搭載
した旋回支柱５と、この旋回支柱５の上端部にその基端
を起伏調節自在に枢着連結したブーム６を備えているの
であるが、本発明に係るトラック搭載クレーンＡは、特
に旋回支柱５を、フレーム４に旋回自在に関連連結した
下方部分７と、その先端部にブーム６を起伏調節自在に
枢着連結した上方部分８で構成している。そして、上方
部分８の基端はブーム６の起伏軌跡面と平行な水平支軸
９を介して下方部分７に枢着連結されておシ１．水平支
軸９を中心に起立位置と倒伏位置の間で回動できるよう
になっている０１０は、旋回支柱５の上方部分７を水平
支軸９を中心に回動させるための油圧シリンダであって
、下方部分７と上方部分８の適所間に介装配設されてお
り、これを伸長させることによって上方部分８を起立位
置にもたらし、これを縮小させることによって上方部分
を倒伏位置にもたらすものである。上方部分８が油圧シ
リンダ１０によシ起立位置に回動された状態（第３図乃
至第５図における実線図示の状態）では、この上方部分
８に起伏自在に枢着連結されたブーム６は鉛直な起伏軌
跡面に沿って起伏動するようになっている０また、上方部分８の起立位置においてブーム６の先端が
トラック１の後方に向くよう旋回支柱５を旋回した状態
から、上方部分８が油圧シリンダ１０によシ倒伏位置に
回動されると、上方部分８は水平支軸９を中心にトラツ
ク１０車幅方向に倒伏しその先端部がトラックｌの車側
近くに位置するようになっている。したがって、上方部
分６の起立状態においてブーム６を水平方向に倒伏した
状態から、旋回支柱５の上方部分８を上記倒伏状態にす
ると、ブーム６は、トラック１の車側に沿う位置にもた
らされる（第３図乃至第５図一点鎖線図示）。

１ｉＶｉ、上方部分８に対してブーム６を起伏動させる
ためのブーム６起伏用の油圧シリンダであっで上方部分
８とブーム６の適７９ｒ　１）ＪＪに配設している。

３１２は上方部分８に設けたウィンチ、＃け、ブーム６先
端にフックブロック１４を吊下するためのワイヤーロー
プであって、その索端を前記ウィンチ栴に巻取シ繰ｐ出
し自在に巻き取られている。１５は荷台３の前端に設け
た鳥居であって、荷台３に積載した積荷が車輌搭載クレ
ーンの旋回支柱５に干渉するのを防止するためのもので
ある。そして、この鳥居１５は、旋回支柱５における上
方部分８を倒伏状帖にしたときにおいて上方部分８先端
部が位置するトラック１の車側側に切シ欠き部１６を有
しており、旋回支柱５の上方部分８を倒伏状態にしたと
き、ブーム６がこの切り欠き部１６を通って後方に伸び
るように構成している。１７は、鳥居１５の切欠き部１
６に設けたブーム受けであって、旋回支柱５の上方部分
８を水平支軸９ｆ、中心に倒伏したとき、ブーム６の基
端部の側面を支承するものである。１８は、旋回支柱５
の上方部分８を水平支軸９を中心に倒伏したとき、ブー
ム６の先端部を支承するために荷台３の一側に設けたブ
ーム受けである。

次に作用を説明すると、クレーン作業時におい旋回支占
旋回、ブーム６を起伏並びにフックブロック１４ヲ巻上
巻下してクレーン作業をするものである。トラック１の
走行移動時には、ブーム６の先端がトラック１の後方に
向くよう旋回支柱５を旋回し、且つブーム６をはソ水平
に倒伏した状態とした上で１油圧シリンダ１０ｔｌ−縮
小して、旋回支柱５の上方部分８を水平支軸９を中心に
倒伏位置にもたらす。このとき、上方部分８の先端部は
、トラック１の車幅近くに位置するので、上方部分８の
先端に起伏自在に枢着連結されたブーム６は、鳥居１５
の切欠き部１６を通シ後方に伸ひる、＃ｊ側に沿った位
置にもたらされる０このため、トラツク１０走行移動時
には、クレーン作業時に比べて旋回支柱５の高さが上方
部分８の長さだけ低くなりそれだけトラック搭載クレー
ンの高さを低くすることができ、しかも、ブーム６は車
側に沿って格納できるので、ブーム６が積荷に干渉する
こと管可及的にさけることができ、それだけ積荷を多く
積むことが可能となるものである。

尚、上記実施例においては、倒伏状態においてその先端
部が車ｆｌｌｌｌ近くに位置するよう配置される上方部
分８の長さを可及的に長く確保するために、旋回支柱５
の基礎部分７を、トラック１の反対側の車側（第５図に
おける右側）に寄せた位置に旋回自在に架装している。

このような構成は、上方部分８の長さを長く取れるので
、クレーン作業時において、出荷の揚程および作業値を
大きく取れるという利点を有する。

また、上記実施例におけるブーム６は、これを伸縮式の
ブームにしても良いし、折曲げ式のブームにしても良い
こと勿論である。

本発明に係るトラック搭載クレーンは、以上説明した実
施例かられかるように、運転席の後方に荷台を有するト
ラックの前記運転席の後側に旋回自在に搭載した旋回支
柱と、この旋回支柱の先端部にその基端を起伏調節自在
に枢着連結したブームを備えてなるトラック搭載クレー
ンであって、前記旋回支柱ヲ、トラックに旋回自在に関
連連結した基礎部分と、先端部に前記ブームを起伏調節
自在に枢着連結すると共にその基端をブームの起伏軌跡
面にはソ平行な水平支軸を介し０■記基礎部分に枢着連
結した上方部分で構成し、クレーン作業時には旋回支柱
の前記上方部分を前記水平支軸を中心に起立させ、トラ
ックの走行移動時には旋回支柱の前記上方部分をブーム
と共に前記水平支軸を中心に車幅方向に倒伏しうるよう
構成すると共に、との倒伏状態において旋回支柱の上方
部分の先端部がトラックの車側近くに位置するよう構成
したので、極めて簡単な構成であシながらクレーン作業
時には、旋回支柱における上方部分を起立させて従前の
トラック搭載クレーンと同様に荷役作条でき、またトラ
ックの走行移動に際しては、旋回支柱における上方部分
を倒伏してトラック搭載クレーンの高さを低くすると共
にブームを車側に沿った位置にもたらすことができるも
のであるから、走行移動時におけるトラック重心並びに
車高を低くすることができ、しかもトラックの荷台の積
荷積載空間を大きくとれるという秀れた効果を有するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来のトラック搭載クレーンの説
明図であって、第１図は側面図、第２図はその平面図で
ある。第３図乃至第５図は、本発明に係るトラック搭載
クレーンの説明図であって第３図は側面図、第４図は平
面図、第５図は背面図である。Ａｌｌトラック；１、旋回支柱；５、基礎部分■７、上方部分
；８、水平支軸；９特開口Ｕ（Ｉｌ−２３２９０（４）

Claims

【特許請求の範囲】

運転席（２〕の後方に荷台（８）ヲ有するトラック（１
）の前記運転席（２）の後側に旋回自在に搭載した旋回
支柱（５）と、この旋回支柱（５）の先端部にその基端
を起伏調節自在に枢着連結したブーム（６）を備えてな
るトラック搭載クレーンであって、前記旋回支柱（５）
を、トラック（１）に旋回自在に関連連結した基礎部分
（７）と、先端部に前記ブーム（６）全起伏調節自在に
枢着連結すると共にその基端をブーム（６）の起伏軌跡
面にはソ平行な水平支軸（９）を介してｍＳ記基礎部分
（７）に枢着連結した上方部分（８）で構成し、クレー
ン作業時には旋回支柱（５）の前記上方部分（８）を前
記水平支軸（９）を中心に起立させ、トランク（１）の
走行移動時には旋回支柱（５）の前記上方部分（８）を
ブーム（６）と共に前記水平支軸（９）全中心に車幅方
向に倒伏しうるよう構成すると共に、この倒伏状部にお
いて旋回支柱（５）のＩ上方部分（８）の先端部がトラ
ック（１）の車側近くに位阪するよう構成したことを特
徴とするトラック搭載クレーン。