JPS60232192A - 球状詰綿材料の製造方法並びにその装置 - Google Patents
球状詰綿材料の製造方法並びにその装置Info
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- JPS60232192A JPS60232192A JP8877384A JP8877384A JPS60232192A JP S60232192 A JPS60232192 A JP S60232192A JP 8877384 A JP8877384 A JP 8877384A JP 8877384 A JP8877384 A JP 8877384A JP S60232192 A JPS60232192 A JP S60232192A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、嵩高にして、かつ圧縮率が大きく、回復性に
すぐれ、しかも軽量で保温性に富むダウンライクな球状
詰綿材料を製造する方法ならびにその装置に関するもの
である。
すぐれ、しかも軽量で保温性に富むダウンライクな球状
詰綿材料を製造する方法ならびにその装置に関するもの
である。
(従来の技術)
従来、詰綿材料として天然のもの1合成したものなど種
々のものが使われてきたが、なかでも天然の羽毛が防寒
衣料や寝具類の中綿としてその優れた諸性質から世界中
で重宝されて来た。しかしながら、この天然羽毛は生産
量が極めて限られているために非常に高価なものとなっ
ておシ、近時これを人工的に生産せんとする試みがなさ
れている。
々のものが使われてきたが、なかでも天然の羽毛が防寒
衣料や寝具類の中綿としてその優れた諸性質から世界中
で重宝されて来た。しかしながら、この天然羽毛は生産
量が極めて限られているために非常に高価なものとなっ
ておシ、近時これを人工的に生産せんとする試みがなさ
れている。
ところが、その精妙なる構造と、他に類のない優れた諸
性質、例えばコンパクトに収納できる高圧縮性と初期の
嵩高性並びに収納後再使用時の嵩高回復性、就中、機械
的な力による回復性(ビートバック性)にすぐれ且つソ
フトな肌ざわりを示すなどの特質を兼ね備えた詰綿材料
は未だ実現されていないのが現状である。
性質、例えばコンパクトに収納できる高圧縮性と初期の
嵩高性並びに収納後再使用時の嵩高回復性、就中、機械
的な力による回復性(ビートバック性)にすぐれ且つソ
フトな肌ざわりを示すなどの特質を兼ね備えた詰綿材料
は未だ実現されていないのが現状である。
そこで、本発明者らはかかる現状に鑑み、上記特質をも
つ詰綿材料の実現を果すべく鋭意研究を行ない、その結
果、さきに特願昭57−43384号によって好適な詰
綿材料を提供し、更に特願昭57=165838号をも
ってかかる天然ダウンの特質を備えた詰綿材料の製造方
法ならびに装置を提案した。即ち、環形成に必要な所要
量だけ分離、独立させた短繊維集合体を1面は直線運動
により、他の1面は円運動により互いに交叉する方向に
運動する対向摩擦面間に導入し、該摩擦面間で前記円運
動により前記独立させた所要の短繊維集合体に実質的に
球状の形態を付与する方法並びに装置である。
つ詰綿材料の実現を果すべく鋭意研究を行ない、その結
果、さきに特願昭57−43384号によって好適な詰
綿材料を提供し、更に特願昭57=165838号をも
ってかかる天然ダウンの特質を備えた詰綿材料の製造方
法ならびに装置を提案した。即ち、環形成に必要な所要
量だけ分離、独立させた短繊維集合体を1面は直線運動
により、他の1面は円運動により互いに交叉する方向に
運動する対向摩擦面間に導入し、該摩擦面間で前記円運
動により前記独立させた所要の短繊維集合体に実質的に
球状の形態を付与する方法並びに装置である。
ところで、上記詰綿材料の製造方法ならびにその装置に
おいては供給するスライバーよシ塊形成に必要な所要量
だけを分離、独立させるに際して従来よりこの種操作に
通常行なわれている機械的延伸作用が採用されて来た。
おいては供給するスライバーよシ塊形成に必要な所要量
だけを分離、独立させるに際して従来よりこの種操作に
通常行なわれている機械的延伸作用が採用されて来た。
そのため、カッターローラーが当然の如く必要とされ、
該ローラーにスライバーが捲きついたシ、分離不良を起
すなどのトラブル発生を避は得なかった。
該ローラーにスライバーが捲きついたシ、分離不良を起
すなどのトラブル発生を避は得なかった。
そこで、本発明者らは、更にかかる所要量の短繊維集合
体の分離、独立の手段について改善を図るべく検討を重
ね、機械的延伸作用によることなく圧縮空気の気流作用
を利用することに着目し、種々の方法を試みた。その結
果、気流作用によって発生するエアーの負圧吸引力によ
って充分、任意所要量の短繊維集合体を分離、独立させ
ることができ、しかも、カッターローラーを必要としな
いことから前記の捲付1分離不良などのトラブルをなく
すなど、種々の利点が得られることを知見するに至った
。
体の分離、独立の手段について改善を図るべく検討を重
ね、機械的延伸作用によることなく圧縮空気の気流作用
を利用することに着目し、種々の方法を試みた。その結
果、気流作用によって発生するエアーの負圧吸引力によ
って充分、任意所要量の短繊維集合体を分離、独立させ
ることができ、しかも、カッターローラーを必要としな
いことから前記の捲付1分離不良などのトラブルをなく
すなど、種々の利点が得られることを知見するに至った
。
(発明が解決しようとする問題点)
かくして、本発明は従来の機械的な延伸力によって分離
するのではなく、圧縮空気を狭い間隙より送ることによ
って発生する気流の噴射力及びエゼクタ−作用による吸
引力を利用してスライバーを任意所要量の短繊維群に分
離、独立させることによって前記従来のトラブルを解消
することを目的とするものである。
するのではなく、圧縮空気を狭い間隙より送ることによ
って発生する気流の噴射力及びエゼクタ−作用による吸
引力を利用してスライバーを任意所要量の短繊維群に分
離、独立させることによって前記従来のトラブルを解消
することを目的とするものである。
又、本発明の他のもう一つの目的は上記分離された短繊
維群を1つの短繊維塊に集合することであり、更にこれ
を球状成型装置に送り球状形態を付与せしめ詰綿材料と
して好適な物性を与えることである。
維群を1つの短繊維塊に集合することであり、更にこれ
を球状成型装置に送り球状形態を付与せしめ詰綿材料と
して好適な物性を与えることである。
(問題点を解決するだめの手段)
しかして、上記目的を達成する本発明の特徴は、球状形
態の詰綿として摩擦形成するに先立ち、供給されるスラ
イバーを圧縮空気の気流により生ずる負圧領域中に導入
し、1つはその噴射対流による吸引力によって塊形成に
必要な所要量だけの短気排出孔を多数有する多孔円筒管
に導入し、その底部に密接した多孔コンベア上に短繊維
集合体を形成せしめ、前記摩擦作用による球状形態を実
質的に付与する方法ならびに該方法を実施するに好的な
装置、即ち、スライバーを間歇的に供給するフィードロ
ーラー及びその先端の任意の部分を把持するニップロー
ラーからなるスライバー供給機構と、前記供給機構に近
接してその供給絵路に設置された圧縮空気の噴射吸引作
用によシ前記供給スライバーを所要量切断する切断機構
と、前記切断機構に接続し、噴射された空気を系外に排
出し短繊維群のみを塊状集合せしめる多孔円筒状集合機
構及び前記集合機構と密接して集合した短繊維群を受止
し、所要量の短繊維集合体を形成すると共に、後続工程
へ間歇的に搬送する多孔コンベアを含む送出機構からな
り、前記供給機構と分離ならびに集合機構、更に送出機
構を互いに連動させかつ間歇的に駆動せしめる如く構成
した点にある。
態の詰綿として摩擦形成するに先立ち、供給されるスラ
イバーを圧縮空気の気流により生ずる負圧領域中に導入
し、1つはその噴射対流による吸引力によって塊形成に
必要な所要量だけの短気排出孔を多数有する多孔円筒管
に導入し、その底部に密接した多孔コンベア上に短繊維
集合体を形成せしめ、前記摩擦作用による球状形態を実
質的に付与する方法ならびに該方法を実施するに好的な
装置、即ち、スライバーを間歇的に供給するフィードロ
ーラー及びその先端の任意の部分を把持するニップロー
ラーからなるスライバー供給機構と、前記供給機構に近
接してその供給絵路に設置された圧縮空気の噴射吸引作
用によシ前記供給スライバーを所要量切断する切断機構
と、前記切断機構に接続し、噴射された空気を系外に排
出し短繊維群のみを塊状集合せしめる多孔円筒状集合機
構及び前記集合機構と密接して集合した短繊維群を受止
し、所要量の短繊維集合体を形成すると共に、後続工程
へ間歇的に搬送する多孔コンベアを含む送出機構からな
り、前記供給機構と分離ならびに集合機構、更に送出機
構を互いに連動させかつ間歇的に駆動せしめる如く構成
した点にある。
以下、更に上記本発明の詳細な態様を説明すると、先ず
、上記本発明における基本的な特徴の第1は圧縮空気を
エアームーバ−の円筒管内部周囲に設けられた針孔状あ
るいはスリット状の間隙より導入し、発生する強力な気
流中にスライバーを導へすることによって所要量の短繊
維群に分離することである。次いで第2は該短繊維群が
後続配置の多孔円筒管に導入され周囲に設けた多数の排
出孔よシ空気のみを排出せしめ、分散している短繊維群
を塊形成することである。そして、第3として前記短繊
維群を塊形成するにあたり、該多孔円筒管の底部に短繊
維群を受止する多孔コンベアを設け、該多孔コンベアは
噴射時には前記多孔円筒管底部と密着して、繊維塊を受
止すると同時にその底部からも空気を排出し、該円筒管
が上部に駆動して底部と該多孔コンベア面が離れると同
時に駆動して繊維塊を次の成型装置へ間歇的に搬送する
ことである。そして、以上の3つの各機構は夫々が間歇
的かつ有機的に連動し、これらを多数並置することによ
り連続的に多量の維樹塊を供給し得ることである。
、上記本発明における基本的な特徴の第1は圧縮空気を
エアームーバ−の円筒管内部周囲に設けられた針孔状あ
るいはスリット状の間隙より導入し、発生する強力な気
流中にスライバーを導へすることによって所要量の短繊
維群に分離することである。次いで第2は該短繊維群が
後続配置の多孔円筒管に導入され周囲に設けた多数の排
出孔よシ空気のみを排出せしめ、分散している短繊維群
を塊形成することである。そして、第3として前記短繊
維群を塊形成するにあたり、該多孔円筒管の底部に短繊
維群を受止する多孔コンベアを設け、該多孔コンベアは
噴射時には前記多孔円筒管底部と密着して、繊維塊を受
止すると同時にその底部からも空気を排出し、該円筒管
が上部に駆動して底部と該多孔コンベア面が離れると同
時に駆動して繊維塊を次の成型装置へ間歇的に搬送する
ことである。そして、以上の3つの各機構は夫々が間歇
的かつ有機的に連動し、これらを多数並置することによ
り連続的に多量の維樹塊を供給し得ることである。
ここで、本発明に用いるエアームーバ−は原理的にオリ
フィス現象により空気流を起し、負圧による吸引力を発
生し得る構造のものであれば市販されている何れのもの
でも利用することができる。
フィス現象により空気流を起し、負圧による吸引力を発
生し得る構造のものであれば市販されている何れのもの
でも利用することができる。
そして、上記エアームーバ−は供給されるスライバー粗
糸の引き抜き強さに応じてそのスリットより噴射する圧
縮空気の圧力を調節する。この時の圧縮空気の圧力は通
常、0.5類〜15−であり、より好ましくは1〜7看
である。もし圧力が強過ぎるとそれに比例して風量が多
くなるため分離された短繊維が空気排出孔よシ飛散した
り、又、排出孔が目詰りしたりして短繊維塊にならない
。文通に弱い場合はスライバーの分離が不確実となり短
繊維塊になり難い。
糸の引き抜き強さに応じてそのスリットより噴射する圧
縮空気の圧力を調節する。この時の圧縮空気の圧力は通
常、0.5類〜15−であり、より好ましくは1〜7看
である。もし圧力が強過ぎるとそれに比例して風量が多
くなるため分離された短繊維が空気排出孔よシ飛散した
り、又、排出孔が目詰りしたりして短繊維塊にならない
。文通に弱い場合はスライバーの分離が不確実となり短
繊維塊になり難い。
一方、スライバー粗糸の引き抜き強さは繊維素材及び単
繊維の表面摩擦係数や捲縮状態により、又、粗糸の太さ
により異なるため、分離の際の空気圧はその時のスライ
バー粗糸の引き抜き強度に応じて適宜設定しなければな
らない。通常の引き抜き強力は404以下である。
繊維の表面摩擦係数や捲縮状態により、又、粗糸の太さ
により異なるため、分離の際の空気圧はその時のスライ
バー粗糸の引き抜き強度に応じて適宜設定しなければな
らない。通常の引き抜き強力は404以下である。
次に分離された独立の該短繊維群を短繊維塊に形成せし
めるが、この時は空気を系外に排出しなければならず
従って多孔円筒管が用いられる。この多孔円筒管は噴射
される短繊維群の中より空気のみを系外に排出させるた
め、該円筒管の直径及び円筒管の孔の大きさ、孔の占め
る面積、更には円筒管に対する孔の位置や分布などがそ
れに応じて選定される。この円筒管の好ましい直径はス
ライバー粗糸の太さにもよるが、概して10〜100簡
の範囲内であり、通常、20〜50mが最も好ましい。
めるが、この時は空気を系外に排出しなければならず
従って多孔円筒管が用いられる。この多孔円筒管は噴射
される短繊維群の中より空気のみを系外に排出させるた
め、該円筒管の直径及び円筒管の孔の大きさ、孔の占め
る面積、更には円筒管に対する孔の位置や分布などがそ
れに応じて選定される。この円筒管の好ましい直径はス
ライバー粗糸の太さにもよるが、概して10〜100簡
の範囲内であり、通常、20〜50mが最も好ましい。
この径が余シ大きいと空気量が多く必要となり、又短繊
維のまとまシが悪くなる。又、装置のスペースも過大と
なるなど好ましくない。
維のまとまシが悪くなる。又、装置のスペースも過大と
なるなど好ましくない。
次に該円筒管に占める孔の総面積比は概して5〜50%
が好ましく、15〜30%が更に好ましい。これが50
%以上となると空気が瞬時に排出されるため、短繊維塊
として集合せしめることが難しい。又、全く孔がないと
空気の逃げ場がなくなり短繊維が逆噴射してくる。
が好ましく、15〜30%が更に好ましい。これが50
%以上となると空気が瞬時に排出されるため、短繊維塊
として集合せしめることが難しい。又、全く孔がないと
空気の逃げ場がなくなり短繊維が逆噴射してくる。
上記円筒管に設ける空気の排出孔の直径は8闘〜21D
Iが望ましく、86以上では短繊維が空気と共に系外に
排出され飛散してしまい短繊維塊を形成することができ
ない。一方、孔の径が小さ過ぎると孔が短繊維により目
詰りを起し空気の排出を阻害するため短繊維塊を形成し
得なくiる。
Iが望ましく、86以上では短繊維が空気と共に系外に
排出され飛散してしまい短繊維塊を形成することができ
ない。一方、孔の径が小さ過ぎると孔が短繊維により目
詰りを起し空気の排出を阻害するため短繊維塊を形成し
得なくiる。
更に上記多孔円筒管のエアー排出孔の孔の分布もスライ
バーより分離された短繊維群を繊維塊とするために重要
な因子であり、水平方向ではその円周よシ放射状に平均
して空気が排出するように排出孔を設けることが肝要で
ある。又、垂直方向では円筒管の中央部より上部側を少
なくし、下部側を多くすることにより噴射された繊維群
を円筒管の底部に繊維塊として容易に集合せしめられ、
しかも空気の排出が効果的に行なわれる。通常、上部と
下部の孔の分布比は10〜40%対90〜60%の範囲
であり、短繊維の種類や空気圧などを考慮に入れて適宜
変えることが好適である。
バーより分離された短繊維群を繊維塊とするために重要
な因子であり、水平方向ではその円周よシ放射状に平均
して空気が排出するように排出孔を設けることが肝要で
ある。又、垂直方向では円筒管の中央部より上部側を少
なくし、下部側を多くすることにより噴射された繊維群
を円筒管の底部に繊維塊として容易に集合せしめられ、
しかも空気の排出が効果的に行なわれる。通常、上部と
下部の孔の分布比は10〜40%対90〜60%の範囲
であり、短繊維の種類や空気圧などを考慮に入れて適宜
変えることが好適である。
なお、上記本発明による詰綿製造に用いられる短繊維集
合体は既知の詰綿製造によると同様、例えば特定の短繊
維(A)と(B)とを適当な割合で混合した後、フラッ
トカード、ローラーカード等の開繊機にかけて充分に開
繊混合し、適当な太さのスライバー粗糸を作り、これを
本発明の方法、装置で必要な大きさの繊維塊に分離形成
することによって得、られる。
合体は既知の詰綿製造によると同様、例えば特定の短繊
維(A)と(B)とを適当な割合で混合した後、フラッ
トカード、ローラーカード等の開繊機にかけて充分に開
繊混合し、適当な太さのスライバー粗糸を作り、これを
本発明の方法、装置で必要な大きさの繊維塊に分離形成
することによって得、られる。
ここで、前記分離された独立した短繊維集合体の重量は
好ましくは5〜1ooo1n9.より好ましくは40〜
650Ingである。
好ましくは5〜1ooo1n9.より好ましくは40〜
650Ingである。
そして上記短繊維集合体に配合する各短繊維の好適な例
としては、短繊維(A)は、ポリエステル。
としては、短繊維(A)は、ポリエステル。
ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、羊毛。
絹等、各種の天然あるいは合成繊維があるが、就中、ポ
リエステル系繊維は効果面よシ最も好ましい。この短繊
維(A)の繊度は、3〜10デニールが用いられ、4〜
7デニールであれば一層好ましい。
リエステル系繊維は効果面よシ最も好ましい。この短繊
維(A)の繊度は、3〜10デニールが用いられ、4〜
7デニールであれば一層好ましい。
また捲縮率として、15%以上有することが好ましく、
18%以上であればより好ましい。但し、捲縮率の上限
は、製造面からの制約により30%程度である。短繊維
体)の繊度と捲縮率は、特定の範囲から外詐て繊度が大
き過ぎると、圧縮し難くなり、感触も粗硬になる等の問
題が現われ、逆に繊度や捲縮率が小さ過ぎると嵩高に乏
しく、腰のないへたり易いものになる等の欠点が出る。
18%以上であればより好ましい。但し、捲縮率の上限
は、製造面からの制約により30%程度である。短繊維
体)の繊度と捲縮率は、特定の範囲から外詐て繊度が大
き過ぎると、圧縮し難くなり、感触も粗硬になる等の問
題が現われ、逆に繊度や捲縮率が小さ過ぎると嵩高に乏
しく、腰のないへたり易いものになる等の欠点が出る。
尚、ここでいう捲縮率とは2η/デニ一ル負荷時の繊維
長をa、50■/デニ一ル負荷時の繊維長’6bとすれ
ば(t+−a)X100/b (%)で表わされるもの
である。
長をa、50■/デニ一ル負荷時の繊維長’6bとすれ
ば(t+−a)X100/b (%)で表わされるもの
である。
又、上記短繊維体)の繊維長は、20〜100■が良く
、30〜80mであれば一層好ましく、これより長くて
も短かくても球状に成型し難い。なお、単一の繊維長の
みでなく、繊維長の異なるものを用いても良い。
、30〜80mであれば一層好ましく、これより長くて
も短かくても球状に成型し難い。なお、単一の繊維長の
みでなく、繊維長の異なるものを用いても良い。
一方、前述したもう1つの短繊維(B)としては、ポリ
エステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン等
、各種の合成繊維が用い得るが、中でもポリエステル系
繊維は本発明の諸効果が得易くて好ましい。短繊維(B
)の繊度は、短繊維(A)のそれより小さく、且つ0,
7〜4デニールが好ましく、1〜3デニールであればよ
り好ましい。また、捲縮率は、15%以下が良く、10
%以下であればより好ましく、7%以下であればさらに
好ましい。
エステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン等
、各種の合成繊維が用い得るが、中でもポリエステル系
繊維は本発明の諸効果が得易くて好ましい。短繊維(B
)の繊度は、短繊維(A)のそれより小さく、且つ0,
7〜4デニールが好ましく、1〜3デニールであればよ
り好ましい。また、捲縮率は、15%以下が良く、10
%以下であればより好ましく、7%以下であればさらに
好ましい。
これらが上記の如き特定範囲からはずして繊度や捲縮率
が大きくなり過ぎると圧縮し難く、感触が粗硬となり、
またフンバクトに収納していたものを再使用する際に、
これを軽く叩くなどしたときの嵩回復性、所謂、ビート
パック性が悪くなり、逆に繊度が小さ過ぎると嵩高に乏
しく腰のないものになる等の欠点が出る。短繊維(B)
の繊維長は20〜100wnが好ましく、30〜801
m111であれば一層好ましい。そして、これよりも長
くても短かくても球状成型が難しくなる。なお、この場
合も繊維長の異なるものを用いてもよい。
が大きくなり過ぎると圧縮し難く、感触が粗硬となり、
またフンバクトに収納していたものを再使用する際に、
これを軽く叩くなどしたときの嵩回復性、所謂、ビート
パック性が悪くなり、逆に繊度が小さ過ぎると嵩高に乏
しく腰のないものになる等の欠点が出る。短繊維(B)
の繊維長は20〜100wnが好ましく、30〜801
m111であれば一層好ましい。そして、これよりも長
くても短かくても球状成型が難しくなる。なお、この場
合も繊維長の異なるものを用いてもよい。
短繊維(A)及び(B)は−成分のみよシなる繊維のみ
でなく、異質の重合体、粘度の異なる同種の重合体など
を同意乃至偏芯、又はサイドバイサイド型に複合した所
謂、複合繊維をも含むものである。
でなく、異質の重合体、粘度の異なる同種の重合体など
を同意乃至偏芯、又はサイドバイサイド型に複合した所
謂、複合繊維をも含むものである。
また、短繊維(A)及び(B)には中空繊維及び多孔性
繊維も含まれる。特に短繊維(A)には中空複合繊維を
使用すると捲縮を与え易く、しかも堅牢であシ、更に軽
くて嵩高性にすぐれ、保温性も良いため好ましい。この
場合、中空率は通常5〜30%程度である。
繊維も含まれる。特に短繊維(A)には中空複合繊維を
使用すると捲縮を与え易く、しかも堅牢であシ、更に軽
くて嵩高性にすぐれ、保温性も良いため好ましい。この
場合、中空率は通常5〜30%程度である。
本発明においては、上記の特定された短繊維((転)及
び(B)を更に下記のように特定の比率で配合すること
が好適である。即ち、短繊維(A)の配合比率は90〜
10重量%が好ましく、80〜20重量%であればより
好ましく、70〜30重量%であればさらに好ましい。
び(B)を更に下記のように特定の比率で配合すること
が好適である。即ち、短繊維(A)の配合比率は90〜
10重量%が好ましく、80〜20重量%であればより
好ましく、70〜30重量%であればさらに好ましい。
一方、短繊維(B)の配合比率は10〜90重量%が好
ましく、20〜80重量%であればより好ましく、30
〜70重量%であればさらに好ましい。この範囲を越え
て短繊維仏)が多いと圧縮し難く、感触粗硬となり、ビ
ートパック性も悪くなり、逆に短繊維(B)が多いと、
嵩高性が乏しく、腰もなくビートパック性も不良となる
。
ましく、20〜80重量%であればより好ましく、30
〜70重量%であればさらに好ましい。この範囲を越え
て短繊維仏)が多いと圧縮し難く、感触粗硬となり、ビ
ートパック性も悪くなり、逆に短繊維(B)が多いと、
嵩高性が乏しく、腰もなくビートパック性も不良となる
。
なお、本発明の効果を損ねわない範囲で短繊維(A)、
短繊維(B)以外の成分、例えば素材、繊度、捲縮率の
異なるものなどを20%程度以下配合しても良い。これ
らの繊維としては、ポリアミド、ホ。
短繊維(B)以外の成分、例えば素材、繊度、捲縮率の
異なるものなどを20%程度以下配合しても良い。これ
らの繊維としては、ポリアミド、ホ。
リエステル、ポリプロピレン等の合成繊維や羊毛。
絹等の天然繊維がある。
また、本発明においては低融点合成繊維を配合してもよ
い。低融点合成繊維としては前記短繊維よりも低い融点
、即ち通常200℃以上、好ましくは30℃以上低い融
点をもつ成分を少くとも一部に、有するものである。即
ち、低融点合成繊維には上記の如き低融点成分単独から
なるものの他、低融点成分と、これとは上記温度差以上
の高融点を有する異質もしくは同質の重合体などをサイ
ドバイサイド型又は同意乃至偏芯型に複合した所謂コン
ジュゲート繊維をも含むものである。
い。低融点合成繊維としては前記短繊維よりも低い融点
、即ち通常200℃以上、好ましくは30℃以上低い融
点をもつ成分を少くとも一部に、有するものである。即
ち、低融点合成繊維には上記の如き低融点成分単独から
なるものの他、低融点成分と、これとは上記温度差以上
の高融点を有する異質もしくは同質の重合体などをサイ
ドバイサイド型又は同意乃至偏芯型に複合した所謂コン
ジュゲート繊維をも含むものである。
上記の低融点成分としては、ポリエステル系−。
ポリアミド系、ホ゛リエチレン等のポリマーの他、各種
変性ないし共重合したポリマーも含まれる。
変性ないし共重合したポリマーも含まれる。
低融点合成繊維の繊度は、熱融着に際して、細いと接着
密度が高くなり、又太いと接着強度が大きくなるため、
通常1〜15デニール、好ましくは1.5〜10デニー
ルである。一方、繊維長は、通常2〜200@@、好ま
しくは5〜100m+111である。
密度が高くなり、又太いと接着強度が大きくなるため、
通常1〜15デニール、好ましくは1.5〜10デニー
ルである。一方、繊維長は、通常2〜200@@、好ま
しくは5〜100m+111である。
低融点合成繊維は、前記繊維100重量部に対し、10
0重量部以下、好ましくは2〜50重量部、更に好まし
くは3〜40重量部、特に好ましくは4〜30重量部配
合混綿するとよい。低融点合成繊維の配合量が100重
量部を越えると、中綿材料が粗硬となるばかりでなく、
嵩高性等の他の物性が低下する。
0重量部以下、好ましくは2〜50重量部、更に好まし
くは3〜40重量部、特に好ましくは4〜30重量部配
合混綿するとよい。低融点合成繊維の配合量が100重
量部を越えると、中綿材料が粗硬となるばかりでなく、
嵩高性等の他の物性が低下する。
かくして上記のような空気の気流作用を利用しかつ短繊
維スライバーを素材として同素材を気流内に導入し、空
気の風圧により分離した後、成型機を経て球状形態の詰
綿材料を得るが、との詰綿材料は上記各短繊維(A)及
び(B)の各繊維が互いにもつれ合って構成された直径
10〜50111111.密度0・o37/cf1以下
の実質的に均一な密度の球状体からなるものである。各
繊維が互いにもつれ合ってり、ねじれ合ったりしてもつ
れ合っているものであって、糸巻きに糸を巻いた様に単
に重なシ合うだけで成るものではない。
維スライバーを素材として同素材を気流内に導入し、空
気の風圧により分離した後、成型機を経て球状形態の詰
綿材料を得るが、との詰綿材料は上記各短繊維(A)及
び(B)の各繊維が互いにもつれ合って構成された直径
10〜50111111.密度0・o37/cf1以下
の実質的に均一な密度の球状体からなるものである。各
繊維が互いにもつれ合ってり、ねじれ合ったりしてもつ
れ合っているものであって、糸巻きに糸を巻いた様に単
に重なシ合うだけで成るものではない。
また実質的に均一な密度の球状体とは、球状あるいはこ
れに近い形状のみでなく、細長いものや扁平に近いもの
などの繊維塊を含むもので、要するに従来の連続した綿
層と異なり、独立した繊維塊であれば良い。そして、こ
れらの表面部、中間部、中心部の繊維の詰まシ具合を見
た場合に、特に表面部に繊維が密に存在する等のことが
なく、全体として実質的に均一な密度で繊維が存在する
ものである。その直径は、10〜50諭が好捷しく、2
0〜4(111011であれば一層好ましい。密度はo
、o3f/crd以下が好ましく、o、o2f//cr
/l以下であればなお好ましい。直径が小さ過ぎると嵩
が減シ、逆に大き過ぎると繊維塊の接触部分に隙間がで
き保温性が低下して好ましくない。また、密度が高すぎ
ると嵩高性に劣り、圧縮もし健くなり感触も硬くて好ま
しくない。
れに近い形状のみでなく、細長いものや扁平に近いもの
などの繊維塊を含むもので、要するに従来の連続した綿
層と異なり、独立した繊維塊であれば良い。そして、こ
れらの表面部、中間部、中心部の繊維の詰まシ具合を見
た場合に、特に表面部に繊維が密に存在する等のことが
なく、全体として実質的に均一な密度で繊維が存在する
ものである。その直径は、10〜50諭が好捷しく、2
0〜4(111011であれば一層好ましい。密度はo
、o3f/crd以下が好ましく、o、o2f//cr
/l以下であればなお好ましい。直径が小さ過ぎると嵩
が減シ、逆に大き過ぎると繊維塊の接触部分に隙間がで
き保温性が低下して好ましくない。また、密度が高すぎ
ると嵩高性に劣り、圧縮もし健くなり感触も硬くて好ま
しくない。
なお、前記短繊維集合体に低融点合成繊維を配合したも
のは、熱風、赤外線等により後工程で該繊維の融点以上
、前記繊維の融点以下の温度で加熱融着させればよい。
のは、熱風、赤外線等により後工程で該繊維の融点以上
、前記繊維の融点以下の温度で加熱融着させればよい。
また、詰綿材料構成要素の一部又は全部を配合前に、あ
るいは繊維塊とした後に油剤、シリコン系、弗素系等の
平滑剤で処理して繊維間静摩擦係数を0.45以下、好
ましくは0.20以下とするとよい。この場合、弾性重
合体や柔軟剤等を併用してもよい。
るいは繊維塊とした後に油剤、シリコン系、弗素系等の
平滑剤で処理して繊維間静摩擦係数を0.45以下、好
ましくは0.20以下とするとよい。この場合、弾性重
合体や柔軟剤等を併用してもよい。
そして、本発明の詰綿材料は適当な側地に包むなどして
布団などの寝装品や防寒保温を必要とする衣服等に用い
られる。
布団などの寝装品や防寒保温を必要とする衣服等に用い
られる。
(実施例)
次に本発明の前記詰綿材料の製造装置の実施例を添付図
面を参照しつつ説明し、併せて製造方法の実施例をも説
明する。
面を参照しつつ説明し、併せて製造方法の実施例をも説
明する。
先ず製造装置の実施例であるが、第1図は本発明詰綿材
料の製造装置の1例を全体的に示し、スライバーを送り
込む供給機構(丁)と、該供給されたスライバーを空気
負圧により引き抜き独立した短繊維群に分離する吸引切
断分離機構(It)と、切断短繊維群を集合しそれを受
止して繊維塊に形成し、送出する集合及び送出機構lの
各部を連設し、次の球状成型機構(ト)に接続すること
によって構成されている。
料の製造装置の1例を全体的に示し、スライバーを送り
込む供給機構(丁)と、該供給されたスライバーを空気
負圧により引き抜き独立した短繊維群に分離する吸引切
断分離機構(It)と、切断短繊維群を集合しそれを受
止して繊維塊に形成し、送出する集合及び送出機構lの
各部を連設し、次の球状成型機構(ト)に接続すること
によって構成されている。
このうち、供給機構(1)はスライバー(S)を収容し
たクンス(図示せず)よシ該スライノ< −(S) k
取り出し、給送する複数のガイドローラー(1)と、ガ
イドリング(2) 、フィードローラー(,1) 、ニ
ップローラー(4)より構成されており、フィードロー
ラー(3)及びニップローラー(4)は互いに同調され
た任意の速度で間歇駆動しながら一定の長さのスライバ
ーを供給するようになっている。一方、供給されたスラ
イバー(S)を小さな短繊維群に分離する吸引切断分離
機構(n)はニップローラー(4)の下方で吸引口(5
)。
たクンス(図示せず)よシ該スライノ< −(S) k
取り出し、給送する複数のガイドローラー(1)と、ガ
イドリング(2) 、フィードローラー(,1) 、ニ
ップローラー(4)より構成されており、フィードロー
ラー(3)及びニップローラー(4)は互いに同調され
た任意の速度で間歇駆動しながら一定の長さのスライバ
ーを供給するようになっている。一方、供給されたスラ
イバー(S)を小さな短繊維群に分離する吸引切断分離
機構(n)はニップローラー(4)の下方で吸引口(5
)。
キップ(6)、スリットプレート(7)、スリーブ(8
)、エア送入口(9)、エアー室α0)、及び噴射口α
ζを有して構成されており、第3図により明らかな如く
噴射口αiの下端には集合、送出機構(2)の多孔円筒
管(11)が連なっている。
)、エア送入口(9)、エアー室α0)、及び噴射口α
ζを有して構成されており、第3図により明らかな如く
噴射口αiの下端には集合、送出機構(2)の多孔円筒
管(11)が連なっている。
そこで、図示例においてニップローラー(4)により把
持されたスライバーの先端部が吸引口(5)の入口に供
給されると、任意所要の圧力の圧縮空気がコンプレッサ
ー(図示せず)よりエアー送入口(9)よりスリーブ(
8)下端の噴射口α旬に向けて勢いよく噴射される。こ
の時、一定方向に強い気流作用が起9、吸引口(5)近
傍は負圧状態となって吸引口(5)の入口まで供給され
たスライバーが周囲のエアーとともに引き抜かれるよう
にして短繊維群となって分散され、噴射口αのを経て、
これに連結されている多孔円筒管(11)に向かって噴
射される。次いで分離された短繊維群を集合せしめ、繊
維塊として受止し、次の球状成型機構側へ送る前記集合
送出“ 機構(2)は前記多孔円筒管(11)と、その
下部で間歇的に回動する多孔コンベアθ3)からなり、
多孔円筒管(1υはエアー排出孔(ロ)を下部に多く段
階的に有しており、所要範囲で上下方向に上下動可能で
その底部は、エアー噴射中は多孔コンベア03)の面と
密着した状態よりなる。即ち、エアーと共に上記噴射口
04よシ噴射された短繊維群は、該多孔円筒管(11)
全通過する際、円筒管周囲の多数の排出孔(ロ)及び底
部に接している多孔コンベアー03)の排出孔より空気
のみを系外に排出せしめ、該多孔コンベアー上に繊維塊
(由を形成する。そして、該繊維塊が形成されると多孔
円筒管(11)は所定の高さ迄上部に持ち上がり、それ
に稍遅れて多孔コンベアー(18)が所定の距離を駆動
回動して、前記繊維塊を次の成型機へ間歇的に送出する
。次に多孔コンベアー(13)が止まり、再び(If)
及び1)の部分が下りて該多孔コンベアー03)に密接
し、最初の状態となり、前記(D(ID及び(9)の各
機構が間歇的且つ同調しながら繰り返し連続作動し、ス
ライバーを繊維塊に分離して次の球状成型のために搬送
する。
持されたスライバーの先端部が吸引口(5)の入口に供
給されると、任意所要の圧力の圧縮空気がコンプレッサ
ー(図示せず)よりエアー送入口(9)よりスリーブ(
8)下端の噴射口α旬に向けて勢いよく噴射される。こ
の時、一定方向に強い気流作用が起9、吸引口(5)近
傍は負圧状態となって吸引口(5)の入口まで供給され
たスライバーが周囲のエアーとともに引き抜かれるよう
にして短繊維群となって分散され、噴射口αのを経て、
これに連結されている多孔円筒管(11)に向かって噴
射される。次いで分離された短繊維群を集合せしめ、繊
維塊として受止し、次の球状成型機構側へ送る前記集合
送出“ 機構(2)は前記多孔円筒管(11)と、その
下部で間歇的に回動する多孔コンベアθ3)からなり、
多孔円筒管(1υはエアー排出孔(ロ)を下部に多く段
階的に有しており、所要範囲で上下方向に上下動可能で
その底部は、エアー噴射中は多孔コンベア03)の面と
密着した状態よりなる。即ち、エアーと共に上記噴射口
04よシ噴射された短繊維群は、該多孔円筒管(11)
全通過する際、円筒管周囲の多数の排出孔(ロ)及び底
部に接している多孔コンベアー03)の排出孔より空気
のみを系外に排出せしめ、該多孔コンベアー上に繊維塊
(由を形成する。そして、該繊維塊が形成されると多孔
円筒管(11)は所定の高さ迄上部に持ち上がり、それ
に稍遅れて多孔コンベアー(18)が所定の距離を駆動
回動して、前記繊維塊を次の成型機へ間歇的に送出する
。次に多孔コンベアー(13)が止まり、再び(If)
及び1)の部分が下りて該多孔コンベアー03)に密接
し、最初の状態となり、前記(D(ID及び(9)の各
機構が間歇的且つ同調しながら繰り返し連続作動し、ス
ライバーを繊維塊に分離して次の球状成型のために搬送
する。
第2図は前記供給機構(1)及び吸引切断機構(It)
を多数併設した1例を図示したもの、又、第3図はそれ
らの一部を示した外観図であり、供給機構(D及び前記
切断分離機構(It)が多数並列して配置されることに
よって本発明方法の効率化が図られる。
を多数併設した1例を図示したもの、又、第3図はそれ
らの一部を示した外観図であり、供給機構(D及び前記
切断分離機構(It)が多数並列して配置されることに
よって本発明方法の効率化が図られる。
本発明の機構及び装置は、以上の如き構成を具備してな
り、前述したように特定の短繊維(ト)及び(B)を適
当に混合した後、フラットカード、ローラーカード、ラ
ンダムウニバー等の開繊機にかけて繊維を充分に開繊、
混合したウェブを作成し、スライバー(S)となした後
、これを供給装置を経て空気圧を利用した分離装置を通
して所要の繊維塊に分離して送出装置により球状形態に
成型する球状成型機を含む成型機構に送出される。
り、前述したように特定の短繊維(ト)及び(B)を適
当に混合した後、フラットカード、ローラーカード、ラ
ンダムウニバー等の開繊機にかけて繊維を充分に開繊、
混合したウェブを作成し、スライバー(S)となした後
、これを供給装置を経て空気圧を利用した分離装置を通
して所要の繊維塊に分離して送出装置により球状形態に
成型する球状成型機を含む成型機構に送出される。
以下、更に本発明方法の実施例を挙げて本発明を具体的
に説明する。
に説明する。
文中、部は重量部を示す。
実 施 例
繊度6デニール、繊維長51鏑の中空複合ポリエステル
ステーブル50 部、 m 度1.5デニール。
ステーブル50 部、 m 度1.5デニール。
繊維長38■のポリエステルステーブル30部、繊度3
デニール、繊維長51欄の融点110℃の低融点接着性
ポリエステルステーブル10部、及び巾0311111
.長さ35謔にカットしたアルミニウム蒸着の捲縮糸1
0部を配合し、予め混綿機で混綿した後、ローラーカー
ドでカーディングを行々いカードウェブとした後、該カ
ードウェブを分割。
デニール、繊維長51欄の融点110℃の低融点接着性
ポリエステルステーブル10部、及び巾0311111
.長さ35謔にカットしたアルミニウム蒸着の捲縮糸1
0部を配合し、予め混綿機で混綿した後、ローラーカー
ドでカーディングを行々いカードウェブとした後、該カ
ードウェブを分割。
収束してスライバーとなし1、ケンスにと9、第1図に
示した装置に供給した。なお、中空複合ポリエステルス
テーブル及びポリエテテルステーブルはシリコン系平滑
剤処理をしており、このスライバーの引抜強度は15.
34である。
示した装置に供給した。なお、中空複合ポリエステルス
テーブル及びポリエテテルステーブルはシリコン系平滑
剤処理をしており、このスライバーの引抜強度は15.
34である。
上記のゲレンが3艦のスライバーを供給装置のフィード
ローラーよりニップローラーの先端まで導入−し、噴射
空気圧3類で管径3o14、孔キー。
ローラーよりニップローラーの先端まで導入−し、噴射
空気圧3類で管径3o14、孔キー。
孔の面積比27%の多孔円筒管を用い、60”43、の
ストローク数でスライバーを連続的に塊状の繊維集合体
に分離して多孔コンベアー上に繊維塊を形成し、次の球
状成型機及び融着機にて球状の詰綿を得た。この詰綿の
数十個をランダムに採取しその重量を秤ったところ0.
If/個に対し±15%であり、それらの直径も25〜
22m/nの範囲内であった。
ストローク数でスライバーを連続的に塊状の繊維集合体
に分離して多孔コンベアー上に繊維塊を形成し、次の球
状成型機及び融着機にて球状の詰綿を得た。この詰綿の
数十個をランダムに採取しその重量を秤ったところ0.
If/個に対し±15%であり、それらの直径も25〜
22m/nの範囲内であった。
(発明の効果)
本発明は、以上の如く詰綿材料の製造において供給され
るスライバーより環形状に必要な所要量だけを分離独立
させるに際し、機械的な延伸作用によることなく、圧縮
空気の気流作用即ち、圧縮空気噴射により発生する負圧
吸引作用を利用するものであり、従来の機械的延伸作用
に必要とされていたカッターローラーを不要ならしめる
のみならず、該ローラーの不使用により該ローラーに対
するスライバーの捲付き、これによる分離不良などのト
ラブルをなくし、かつ、エアー使用による分離であるこ
とから分離が引き抜きとなって所要量への分離独立が円
滑となり、詰綿材料の製造効率の向上面で極めて顕著な
効果が期待される。
るスライバーより環形状に必要な所要量だけを分離独立
させるに際し、機械的な延伸作用によることなく、圧縮
空気の気流作用即ち、圧縮空気噴射により発生する負圧
吸引作用を利用するものであり、従来の機械的延伸作用
に必要とされていたカッターローラーを不要ならしめる
のみならず、該ローラーの不使用により該ローラーに対
するスライバーの捲付き、これによる分離不良などのト
ラブルをなくし、かつ、エアー使用による分離であるこ
とから分離が引き抜きとなって所要量への分離独立が円
滑となり、詰綿材料の製造効率の向上面で極めて顕著な
効果が期待される。
しかも・、本発明による製造装置は機械的延伸装置を必
要としないため簡易化され、又、エアーの排出を多孔円
筒管の排出孔によって適宜調整することが可能となって
各種繊維の種類、スライバー太さ等に適切な状態をエア
ー量を噴射、排出量の加減によって容易に得ることがで
き、頗る人混な利用が可能である特長を有する。
要としないため簡易化され、又、エアーの排出を多孔円
筒管の排出孔によって適宜調整することが可能となって
各種繊維の種類、スライバー太さ等に適切な状態をエア
ー量を噴射、排出量の加減によって容易に得ることがで
き、頗る人混な利用が可能である特長を有する。
第1図は本発明に係る製−造装置要部の断面図、第2図
は同装置を並列に配置した使用態様を示す概要図、第3
図は要部外観斜視図である。 (S)・・・スライバー。 (35・・・繊維塊。 特許出願人 鐘 紡 株式会社 手続補正書(自発) 昭和60年8月2日 1、事件の表示 昭和59年 特許 願第88773
号2・発明 の名称 球状詰綿材料の製造方法並びにそ
の装置3、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人 ゛ 住所 東京都墨田区墨田五丁目17番4号氏名(名称)
(095) 鐘紡株式会社居所 大阪市南区南船場3丁
目9番1o号6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲
の欄及び発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲の欄を別紙の通りに補
正する。 [21明細書第8頁14行目と14〜15行目にわたる
個所の各「切断」を夫々「分断」と補正する口(3)
明細書第20頁19行目の「切断分離」及び「切断短」
を前者を「分断」、後者を「分断短」と補正する。 (41明細書第21頁12〜13行目の「切断分離」を
「分断」と補正する。 151 明細書箱23頁14行目及び17行目の「切断
分離」を夫々「分断」と補正する。 H明細書第26頁9行目の「円滑となり、」と「詰綿材
料」の間に「しかも前述の如く構成短繊維が互いに絡み
合って球形状詰綿を形成、保持し易く、」を挿入する。 8、添付書類の目録 11ン 別紙 1通 別 紙 2、特許請求の範囲 1、供給スライバーより環形成に必要な所要量の短繊維
群を分離独立させ、これに球状形態を付与して球状詰綿
材料を製造するに際し、前記供給スライバーを送出し、
これをその先端より任意の部分で把持してスライバー送
出方向に向かう圧縮空気噴射により生ずる負圧吸引力に
よって該スライバーを所要量の短繊維群に分離独立させ
ることを特徴とする球状詰綿材料の製造方法。 2、供給されたスライバーを分離独立させる圧縮空気の
圧力がO,1〜155mである特許請求の範囲第1項記
載の球状詰綿材料の製造方法。 6、 スライバーの引抜き強力が100 flay以下
である特許請求のli!tI!i第1項記載の球状詰綿
材料の製造方法。 4、間歇的に供給されたスライバーを、その先端より任
意の部分で把持してスライバー送出方向ニ向かう圧縮空
気の噴射により生ずる負圧吸引力によって所要量の短繊
維群に分離独立し、次いで該分離独立した所要量の短繊
維群を多孔円筒管内で集合せしめ、独立した短繊維集合
体となし、多孔コンベアにより成型工程に搬送すること
を特徴とする球状詰綿材料の製造方法。 5、独立短繊維集合体が5 Qrv−1000IItg
の重量を有する特許請求の範囲第4項記載の球状詰綿材
料の製造方法。 6、 スライハーヲ間歇的に供給するフィードローラー
及びその先端の任意の部分を把持するニップローラーに
よりスライバーを供給する供給sIwと、前記供給機構
により供給されたスライバーを圧縮空気の噴射作用によ
り生ずる負圧吸引力によって所要量の短繊維群に切断す
る吸引分断機構と、前記吸引分断機構と接続していて噴
射された空気を糸外に排出し、短繊維群のみを塊状集合
せしめる多孔円筒管からなる集合機構及び前記1合機構
と空気噴射中は少くとも密接する如く設置され、集合し
た該短繊維群を受止し所要量の短繊維集合体を形成する
と同時に間歇的に該集合体を搬送する多孔コンベアーか
らなる送出機構からなり1前記供給機構と吸引分断機構
並びに集合、送出機構は互いに連動し且つ間歇的に駆動
することを特徴とする球状詰綿材料の製造装置。 7、V&引分断機構に保給されたスライバーを分離する
圧縮空気の圧力が0.1−15−である特許請求の範囲
第6項記載の球状詰綿材料の製造装置。 8 吸引分断機構のスライバーの引抜き強力が100.
97g以下である特許請求の範囲第6項又は第7項記載
の球状詰綿材料の製造装置。 9、多孔円筒管の直径が10〜100mmである特許請
求の範囲第6項、第7項又は第8項記載の球状詰綿材料
の製造装置。 IQ、多孔円筒管の孔の数の分布が水平方向では等間隔
均一であり、垂直方向では中央より上部側がIQ〜40
%、下部側が90〜60%の割合である特許請求の範囲
第6〜9項のいずれかの項に記載の球状詰綿材料の製造
装置。 11、多孔円筒管の孔の占める面積比が0〜50%であ
り、孔の最大径が81+ll11以下である特許請求の
範囲第6〜10項のいずれかの項に記載の球状詰綿材料
の製造装置。 12、多孔円筒管が所要の範囲で上下する特許請求の範
囲第6〜11項のいずれかの項に記載の球状詰綿材料の
製造装置。 z3.多孔コンベアーの孔の面1tが20〜70%であ
る特許請求の範囲第6〜12項のいずれかの項に記載の
球状詰綿材料の製造装置。
は同装置を並列に配置した使用態様を示す概要図、第3
図は要部外観斜視図である。 (S)・・・スライバー。 (35・・・繊維塊。 特許出願人 鐘 紡 株式会社 手続補正書(自発) 昭和60年8月2日 1、事件の表示 昭和59年 特許 願第88773
号2・発明 の名称 球状詰綿材料の製造方法並びにそ
の装置3、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人 ゛ 住所 東京都墨田区墨田五丁目17番4号氏名(名称)
(095) 鐘紡株式会社居所 大阪市南区南船場3丁
目9番1o号6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲
の欄及び発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲の欄を別紙の通りに補
正する。 [21明細書第8頁14行目と14〜15行目にわたる
個所の各「切断」を夫々「分断」と補正する口(3)
明細書第20頁19行目の「切断分離」及び「切断短」
を前者を「分断」、後者を「分断短」と補正する。 (41明細書第21頁12〜13行目の「切断分離」を
「分断」と補正する。 151 明細書箱23頁14行目及び17行目の「切断
分離」を夫々「分断」と補正する。 H明細書第26頁9行目の「円滑となり、」と「詰綿材
料」の間に「しかも前述の如く構成短繊維が互いに絡み
合って球形状詰綿を形成、保持し易く、」を挿入する。 8、添付書類の目録 11ン 別紙 1通 別 紙 2、特許請求の範囲 1、供給スライバーより環形成に必要な所要量の短繊維
群を分離独立させ、これに球状形態を付与して球状詰綿
材料を製造するに際し、前記供給スライバーを送出し、
これをその先端より任意の部分で把持してスライバー送
出方向に向かう圧縮空気噴射により生ずる負圧吸引力に
よって該スライバーを所要量の短繊維群に分離独立させ
ることを特徴とする球状詰綿材料の製造方法。 2、供給されたスライバーを分離独立させる圧縮空気の
圧力がO,1〜155mである特許請求の範囲第1項記
載の球状詰綿材料の製造方法。 6、 スライバーの引抜き強力が100 flay以下
である特許請求のli!tI!i第1項記載の球状詰綿
材料の製造方法。 4、間歇的に供給されたスライバーを、その先端より任
意の部分で把持してスライバー送出方向ニ向かう圧縮空
気の噴射により生ずる負圧吸引力によって所要量の短繊
維群に分離独立し、次いで該分離独立した所要量の短繊
維群を多孔円筒管内で集合せしめ、独立した短繊維集合
体となし、多孔コンベアにより成型工程に搬送すること
を特徴とする球状詰綿材料の製造方法。 5、独立短繊維集合体が5 Qrv−1000IItg
の重量を有する特許請求の範囲第4項記載の球状詰綿材
料の製造方法。 6、 スライハーヲ間歇的に供給するフィードローラー
及びその先端の任意の部分を把持するニップローラーに
よりスライバーを供給する供給sIwと、前記供給機構
により供給されたスライバーを圧縮空気の噴射作用によ
り生ずる負圧吸引力によって所要量の短繊維群に切断す
る吸引分断機構と、前記吸引分断機構と接続していて噴
射された空気を糸外に排出し、短繊維群のみを塊状集合
せしめる多孔円筒管からなる集合機構及び前記1合機構
と空気噴射中は少くとも密接する如く設置され、集合し
た該短繊維群を受止し所要量の短繊維集合体を形成する
と同時に間歇的に該集合体を搬送する多孔コンベアーか
らなる送出機構からなり1前記供給機構と吸引分断機構
並びに集合、送出機構は互いに連動し且つ間歇的に駆動
することを特徴とする球状詰綿材料の製造装置。 7、V&引分断機構に保給されたスライバーを分離する
圧縮空気の圧力が0.1−15−である特許請求の範囲
第6項記載の球状詰綿材料の製造装置。 8 吸引分断機構のスライバーの引抜き強力が100.
97g以下である特許請求の範囲第6項又は第7項記載
の球状詰綿材料の製造装置。 9、多孔円筒管の直径が10〜100mmである特許請
求の範囲第6項、第7項又は第8項記載の球状詰綿材料
の製造装置。 IQ、多孔円筒管の孔の数の分布が水平方向では等間隔
均一であり、垂直方向では中央より上部側がIQ〜40
%、下部側が90〜60%の割合である特許請求の範囲
第6〜9項のいずれかの項に記載の球状詰綿材料の製造
装置。 11、多孔円筒管の孔の占める面積比が0〜50%であ
り、孔の最大径が81+ll11以下である特許請求の
範囲第6〜10項のいずれかの項に記載の球状詰綿材料
の製造装置。 12、多孔円筒管が所要の範囲で上下する特許請求の範
囲第6〜11項のいずれかの項に記載の球状詰綿材料の
製造装置。 z3.多孔コンベアーの孔の面1tが20〜70%であ
る特許請求の範囲第6〜12項のいずれかの項に記載の
球状詰綿材料の製造装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、供給スライバーより環形成に必要な所要量の短繊維
群を分離独立させ、これに球状形態を付与して球状詰綿
材料を製造するに際し、前記供給スライバーを間歇的に
送出し、これをその先端より任意あ部分で把持してスラ
イバー送出方向に向かう圧縮空気噴射により生ずる負圧
吸引力によって該スライバーを所要量の短繊維群に分離
独立させることを特徴とする球状詰綿材料の製造方法。 区 供給されたスライバーを分離独立させる圧縮空気の
圧力が0.5〜15類である特許請求の範囲第1項記載
の球状詰綿材料の製造方法。 8、 スライバーの引抜き強力が405以下である特許
請求の範囲第1項記載の球状詰綿材料の製造方法。 4、 間歇的に供給されたスライバーを、その先端より
任意の部分で把持してスライバー送出方向に向かう圧縮
空気の噴射によシ生ずる負圧吸引力によって所要量の短
繊維群に分離独立し、次いで該分離独立した所要量の短
繊維群を多孔円筒管内で集合せしめ、独立した短繊維集
合体となし、多孔コンベアにより成型工程に搬送するこ
とを特徴とする球状詰綿材料の製造方法。 5、 独立短繊維集合体が501nfI〜1000Tn
9の重量を有する特許請求の範囲第4項記載の球状詰綿
材料の製造方法。 6、 スライバーを間歇的に供給するフィードローラー
及びその先端の任意の部分を把持するニップローラーに
よシスライバーを供給する供給機構と、前記供給機構に
より供給されたスライバーを圧縮空気の噴射作用により
生ずる負圧吸引力によって所要量の短繊維群に切断する
吸引切断分離機構と、前記吸引切断分離機構と接続して
い実噴射された空気を系外に排出し、短繊維群のみを塊
状集合せしめる多孔円筒管からなる集合機構及び前記集
合機構と空気噴射中は少くとも密接する如く設置され、
集合した該短繊維群を受止し所要量の短繊維集合体を形
成すると同時に間歇的に該集合体を搬送する多孔コンベ
アーからなる送出機構からなシ、前記供給機構と吸引切
断分離機構並びに集合、送出機構は互いに連動し且つ間
歇的に駆動することを特徴とする球状詰綿材料の製造装
置。 7、 吸引切断機構の供給されたスライバーを分離する
圧縮空気の圧力が0・5〜15類である特許請求の範囲
第6項記載の球状詰綿材料の製造装置。 8、 吸引切断機構のスライバーの引抜き強力が40ん
以下である特許請求の範囲第6項又は第7項記載の球状
詰綿材料の製造装置。 9 多孔円筒管の直径が10〜100111111であ
る特許請求の範囲第6項、第7項又は第8項記載の球状
詰綿材料の製造装置。 10、多孔円筒管の孔の数の分布が水平方向では等間隔
均一であり、垂直方向では中央より上部側が10−40
%、下部側が90〜60%の割合である特許請求の範囲
第6〜9項のいずれかの項に記載の球状詰綿材料の製造
装置。 11、多孔円筒管の孔の占める面積比が0〜50%であ
り、孔の最大径が8wn以下である特許請求の範囲第6
〜lO項のいずれかの項に記載の球状詰綿材料の製造装
置。 12、多孔円筒管が所要の範囲で上下する特許請求の範
囲第6〜11項のいずれかの項に記載の球状詰綿材料の
製造装置。 13、多孔コンベアーの孔の面積比が20〜70%であ
る特許請求の範囲第6〜12項のいずれかの項に記載の
球状詰綿材料の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8877384A JPS60232192A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 球状詰綿材料の製造方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8877384A JPS60232192A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 球状詰綿材料の製造方法並びにその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60232192A true JPS60232192A (ja) | 1985-11-18 |
JPH0348837B2 JPH0348837B2 (ja) | 1991-07-25 |
Family
ID=13952168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8877384A Granted JPS60232192A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 球状詰綿材料の製造方法並びにその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60232192A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63190057A (ja) * | 1986-10-21 | 1988-08-05 | イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ポリエステルのフアイバーフイル |
JP2018534442A (ja) * | 2015-09-29 | 2018-11-22 | プリマロフト,インコーポレイテッド | 吹き込み可能な綿状物断熱材およびその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5955284A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-30 | カネボウ株式会社 | 球状詰綿材料の製造方法ならびにその装置 |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP8877384A patent/JPS60232192A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5955284A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-30 | カネボウ株式会社 | 球状詰綿材料の製造方法ならびにその装置 |
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JPH0345133B2 (ja) * | 1986-10-21 | 1991-07-10 | Ii Ai Deyuhon De Nimoasu Ando Co | |
JPH0345132B2 (ja) * | 1986-10-21 | 1991-07-10 | Ii Ai Deyuhon De Nimoasu Ando Co | |
JPH0345134B2 (ja) * | 1986-10-21 | 1991-07-10 | Ii Ai Deyuhon De Nimoasu Ando Co | |
JPH0346579B2 (ja) * | 1986-10-21 | 1991-07-16 | Ii Ai Deyuhon De Nimoasu Ando Co | |
JP2018534442A (ja) * | 2015-09-29 | 2018-11-22 | プリマロフト,インコーポレイテッド | 吹き込み可能な綿状物断熱材およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0348837B2 (ja) | 1991-07-25 |
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