JP2018534442A - 吹き込み可能な綿状物断熱材およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本開示は、吹き込み可能な断熱材料または充填材料、ならびにその製造のための装置および方法を提供する。吹き込み可能な断熱材料または充填材料は、分離され伸びる複数の綿状物を含み、その綿状物のそれぞれが複数の繊維で形成される。綿状物は、比較的開いた広がった中間部分を含む。綿状物はまた、中間部分の両端から延びる比較的密な撚られたテール部分も含む。綿状物は、それが詰まることなく既存のガーメント充填吹き込み装置で利用することができて、優れた柔らかな手触り、耐熱性および耐洗濯性を含む。綿状物は、回転する中空ドラムの穴にステープル繊維を強制的に通して、ドラム内で綿状構造物を部分的に形成することにより形成されてもよい。部分的に形成された綿状物が、回転するドラム内にドウェルタイムの間において保持されて、綿状構造物を完成させることができる。

Description

開示の分野
本開示は一般に、吹き込み可能な断熱材およびその製造方法に関し、とりわけ、綿毛断熱材を模した吹き込み可能な綿状物断熱材およびその製造方法に関する。
開示の背景
例えば、衣類、寝袋、寝具などの物品において使用するための綿毛様品質を有する断熱および/または充填材料を実現するための試みがなされてきた。このような材料を開発するためのこれまでの取り組みでは、綿毛様と見なすには重すぎ、密度が高すぎる、かつ/または従来の充填吹き込み装置で適切に利用することができない断熱および/または充填材料が得られることが最も多かった。例えば、これらの材料は、従来の充填吹き込み装置を詰まらせ、かつ/またはこのような装置に供給もしくは投入されにくい傾向があることがある。
綿毛様品質を有するポリエステル断熱製品のいくつかのこれまでの試みには、不十分な手触り、耐洗濯性、フィルパワーおよび吹き込み効率が含まれる。別の例として、いくつかの綿毛様品質を生み出すことに成功した、典型的なガーメント充填吹き込み装置で利用することができるいくつかの従来のポリエステル断熱製品は、綿毛の柔らかな手触りと耐洗濯性を犠牲にしている。これらの材料は、くっついて、特に洗濯後に物品内を移動しない傾向がある。
したがって、綿毛の手触り、耐洗濯性およびフィルパワーを有し、従来の吹き込み装置で利用することができる、製造された断熱および/または充填材料が必要とされている。
本開示の開示を容易にするために従来の技術の特定の態様を論じたが、出願人がこれらの技術的態様を否定するものでは決してなく、特許請求の範囲に記載の開示が、本明細書に記載の従来の技術的態様のうちの1つまたは複数を包含してもよいことが意図される。
情報の文書、行為または項目が参照または説明される本明細書において、この参考文献または説明は、情報の文書、行為または項目あるいはそれらの任意の組み合わせが優先日に公的に利用可能であったこと、一般に知られていたこと、一般常識の一部であったこと、または、適用される法的規定の下で先行技術を構成すること、あるいは、本明細書が関係する任意の課題を解決する試みに関連すると知られることを承認するものではない。
開示の概要
簡単には、本開示は、典型的な現在のガーメント充填吹き込み装置において利用することができて、綿毛断熱材の手触り、耐洗濯性、フィルパワーおよび吹き込み効率などの綿毛様品質を有する製造された断熱および/または充填材料の必要を満たす。本開示は、前述の技術の課題および不足のうちの1つまたは複数に対処することができる。しかし、本開示が、いくつかの技術領域における他の課題および不足に対処するのに有用であり得ることが意図される。したがって、特許請求の範囲に記載の開示は必ずしも、本明細書に記載の特定の課題または不足のいずれかに対処するものと限定して解釈されるべきではない。
本明細書に開示される吹き込み可能な充填材料または断熱材、前記材料を含む物品、および前記材料の製造のための方法の特定の実施形態はいくつかの特徴を有しており、その特徴のうちの1つが単独でそれらの望ましい属性の要因となるわけではない。以下の特許請求の範囲によって定義される吹き込み可能な断熱および/または充填材料、物品ならびに方法の範囲を限定することなく、それらのより顕著な特徴をここで簡単に説明する。この説明を考慮した後、特に、「本開示の詳細な説明」と題する本明細書の項目を読んだ後、本明細書に開示の種々の実施形態の特徴によって、現在の最先端技術に対するいくつかの利点がどのように提供されるか理解されるであろう。例えば、本発明の吹き込み可能な断熱および/または充填材料の実施形態を物品に取り入れると、得られる物品は、従来の非綿毛の充填材料または断熱材と比べて、手または皮膚で感じられる柔らかさが増す。開示される吹き込み可能な断熱および/または充填材料の実施形態を含む物品はまた、物品の耐洗濯性を向上させることもできて、従来の非綿毛材料と比べて改善されたフィルパワーおよび吹き込み効率を含み得る。吹き込み可能な断熱および/または充填材料はまた、従来の非綿毛の断熱および/または充填材料では通常発生する詰まりや他の投入の問題を伴わずに、典型的な充填吹き込み装置で利用されるように構成され得る。
1つの態様において、本開示は、吹き込み可能な断熱材料または充填材料を提供する。材料は、複数の繊維で形成される、複数の分離した、長手方向に伸びた綿状物を含んでもよい。綿状物は、比較的開いた広がった中間部分と、中間部分の両端から延びる比較的密な撚られたテール部分とを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、複数の繊維は合成繊維であってもよい。いくつかのこのような実施形態において、複数の繊維はポリエステルでできていてもよい。いくつかの実施形態において、複数の繊維は、0.1D〜8.0Dの範囲内のデニールを含んでもよい。いくつかの実施形態において、複数の繊維は、5mm〜55mmの範囲内の長手方向の長さを含んでもよい。いくつかのこのような実施形態において、複数の繊維は、15mm以下の長手方向の長さを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、綿状物の長手方向の長さは、2cm〜4.5cmの範囲内であってもよい。いくつかの実施形態において、綿状物の中間部分の長手方向の長さは、0.1cm〜2cmの範囲内であってもよい。いくつかの実施形態において、綿状物のテール部分の長手方向の長さは、0.8cm〜1.8cmの範囲内であってもよい。いくつかの実施形態において、中間部分は、対応するテール部分のそれぞれの全幅および全厚それぞれを超える全幅および全厚を含んでもよい。いくつかのこのような実施形態において、中間部分の全幅は、中間部分の全厚を超えてもよい。
いくつかの実施形態において、中間部分およびテール部分は、長手方向に沿って実質的に直線的に延びてもよい。いくつかの他の実施形態において、中間部分のうちの少なくとも1つおよびテール部分のうちの少なくとも1つは、長手方向に沿って実質的に非直線的に延びてもよい。いくつかの実施形態において、複数の繊維は、長手方向の長さ、デニールおよび組成のうちの少なくとも1つが異なる繊維を含んでもよい。いくつかの実施形態において、綿状物それぞれが、約600本の総繊維〜約1,200本の総繊維の範囲内の個々の繊維の総数を含んでもよい。いくつかの実施形態において、材料は、30グラムあたり250および800立方インチの範囲内のフィルパワーを含んでもよい。いくつかの実施形態において、材料は、綿状物に形成されない緩い繊維を含んでもよい。
別の態様において、本開示は、物品のコンパートメント内に、本明細書に開示の吹き込み可能な断熱材料または充填材料を含む物品を提供する。
別の態様において、本開示は、吹き込み可能な断熱材料または充填材料の製造方法を提供する。本方法は、それを通って延びる複数の穴を含む中空ドラムを100RPM〜400RPMの範囲内で回転させるステップを含んでもよい。本方法はさらに、回転するドラムの内側の中に真空圧を発生させるステップを含んでもよい。本方法はまた、内部の真空によって、複数のステープル繊維が複数の穴の中を引き通されて、複数の綿状物を部分的に形成するように、回転するドラムの外面にステープル繊維を付与するステップも含んでもよい。本方法はさらに、2分〜5分の範囲内のドウェルタイムの間、部分的に形成された綿状物を回転するドラム内に保持して、比較的開いた広がった中間部分と、中間部分の両端から延びる比較的密な撚られたテール部分とをそれぞれ含む、複数の分離した、長手方向に伸びた綿状物を形成するステップを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、ステープル繊維は、0.1D〜8.0Dの範囲内のデニールと、5mm〜55mmの範囲内の長手方向の長さとを含んでもよい。いくつかの実施形態において、綿状物は、2cm〜4.5cmの範囲内の長手方向の長さを含んでもよい。
記載の本開示のこれらおよびその他の特徴および利点は、添付の特許請求の範囲および添付図面と併せて、記載の本開示の様々な態様の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本開示と見なされる主題は、本明細書の末尾の特許請求の範囲において特に指摘され、明確に記載される。本開示の前述およびその他の特徴、態様および利点は、添付図面と併せて、以下の詳細な説明から容易に理解されるであろう。
本開示の特定の実施形態による吹き込み可能な断熱および/または充填材料の複数の綿状物の全体正面図である。
本開示による例示的な綿状物の全体正面図である。
図2の綿状物の上面図である。
図2の綿状物の側面図である。
図3に示した図2の綿状物の例示的な本体部分の断面図である。
図3に示した図2の綿状物の例示的なテール部分の断面図である。
本開示の特定の実施形態による吹き込み可能な綿状物断熱材および充填材料を製造するための機構の全体正面図である。
開示の詳細な説明
添付図面に示した非限定的な実施形態を参照して、本開示の態様および特定の特徴、利点ならびにこれらの詳細を以下でさらに詳しく説明する。周知の材料、製造ツール、加工技術などの説明は、本開示の詳細を不必要に不明瞭にしないために省略される。しかし、詳細な説明および(1つまたは複数の)特定の実施例は、本開示の実施形態を示しているが、単なる例示のためであって、限定するために記載されているわけではないことが理解されるべきである。基本概念の趣旨ならびに/あるいは範囲内の様々な置換、修正、追加および/または配置は、当業者には本開示から明らかになるであろう。
本開示の例示的な実施形態が以下で詳細に言及され、その例が添付図面に示される。可能な場合は、図面を通じて用いられる同じ参照番号は、同じか、または同様の態様を指す。
本開示は、綿毛塊、綿毛繊維および/または羽毛の特性を持つ綿状物を形成するように構造化された(天然および/または合成)繊維のタフトでできた吹き込み可能な充填材料または断熱材を提供する。一般に、綿状物は、膨らんだ、緩い中間部分と、中間部分の両端から延びる細い、締まった、撚られたテール部分とを持つ伸びた構造に形成された繊維の集合である。綿毛塊、綿毛繊維および/または羽毛と同様、綿状物は、それが詰まることなく既存のガーメント充填吹き込み装置で利用することができる。例えば、本開示の綿状物は、その吹き込みノズル内を流れる気流中で自然に並ぶこと、ならびに互いに自由流動性を形成および維持することによって、従来の、または典型的なガーメント充填吹き込み装置の詰まりを防ぐ。さらに、綿状物の構造は、綿状物が吹き込み装置の底部に急速に落下し、それによって、吹き込み装置によって引き上げられるのを避けるのを防ぐ(すなわち、長時間にわたって「浮遊する」)。さらに、綿状物は、吹き込み装置内を通されるため、綿状物が凝集したり、ロープ状になったりするのを防ぐように構成される。
綿状物はさらに、やはり綿毛塊、綿毛繊維および/または羽毛と同様、優れた柔らかな手触り、耐熱性および耐洗濯性を含むように構成される。例えば、綿状物の構造は、物品内で綿状物が自由に移動するように保つ一方で、柔らかな手触りを損なわない。綿状物は耐洗濯性の改善をもたらすが、その理由は、綿状物が、その構造によって、乾燥すると互いに容易に分離し、互いに自由に移動することができるからである。耐熱性に関して、綿状物は、耐熱性を向上させるエアポケットを作り出す嵩高性を与えるように構成される。これらの方法で、本開示は、綿毛塊、綿毛繊維および/または羽毛と同じように、あるいは実質的に同様に作用し、見え、洗濯され、かつ使用される綿状物で形成された吹き込み可能な充填材料または断熱材を提供する。
図1〜図6に示す通り、本開示の吹き込み可能な充填材料または断熱材の綿状物10は、規定の構造に組織化された複数の個々の合成繊維または天然繊維で、あるいはこれらによって形成される。本開示において、「綿状物」という用語は、合成繊維または天然繊維あるいはフィラメントのタフトを指す。単一または特定の綿状物10のみが図1〜図6に示され、本明細書において以下で説明されるが、本開示による吹き込み可能な充填材料または断熱材は、複数の綿状物10を含んでもよい。本開示による吹き込み可能な充填材料または断熱材の複数の綿状物10のそれぞれは、互いにわずかに異なっていてもよい。しかし、以下でさらに説明する各綿状物10の少なくとも一般的な構成または構造は、同じか、または実質的に同様であってもよい。いくつかの実施形態において、吹き込み可能な充填材料または断熱材は、複数の綿状物10、および緩い繊維または組織化されていない繊維(例えば、綿状構造物10に形成されない繊維)を含んでもよい。一例では、緩い繊維は、吹き込み可能な充填材料または断熱材を約5重量%を超えて占めない。綿状物10は、それで形成される得られる吹き込み可能な充填材料または断熱材が、約30グラムあたり約250〜約800立方インチの範囲内のフィルパワーを含むように構成されてもよい。
いくつかの実施形態において、綿状物10は、図1〜図6に示す通り、比較的開いた広がった中間部分12と、中間部分12から延びる比較的密な細いテール部分14とを含んでもよい。テール部分14は、綿状物10の長手方向の端部を規定する両自由端を規定してもよい。中間部分12およびテール部分14、ならびにそれによって全体として綿状物10が、長手方向に沿って実質的に伸びていてもよい。いくつかの実施形態において、中間部分12およびテール部分14が、長手方向に沿って実質的に並んでいてもよい。中間部分12および/またはテール部分14は、長手方向に沿って実質的に直線的に延びてもよい。いくつかの代替の実施形態(図示せず。)において、中間部分12および/またはテール部分14は、綿状物10が全体として凸または凹形状を形成するように、弓状または曲線状であってもよい。
図3に示す通り、綿状物10の中間部分12は、テール部分14のそれぞれよりも長手方向に長く延びてもよい。中間部分12とテール部分14の間の移り変わりは緩やかであってもよいが、本開示において、綿状物10のテール部分12は、繊維20の大部分が、全体として互いに撚られた、またはらせん状の配置に配置された部分として規定される。図3の上面図に示す通り、中間部分12は、テール部分14の長手方向の最大長さL2よりも長い長手方向の最大長さL1を規定してもよい。しかし、いくつかの綿状物10において、中間部分の長さL1は、対応するテール部分14のうちの少なくとも1つの長さL2以下である。特定の綿状物10の長さL2のテール部分14は、互いに実質的に同じであっても、または異なっていてもよい。いくつかの実施形態において、中間部分の長さL1は、約0.1cm〜約2cmの範囲内、または約1cm〜約1.8cmの範囲内であってもよい。いくつかの実施形態において、テール部分14の長さL2は、約0.8cm〜約1.8cmの範囲内、または約1cm〜約1.5cmの範囲内であってもよい。テール部分14の自由端の間に延びる綿状物10の全長の長手方向の長さL3は、約2cm〜約4.5cmまたは約2.5cm〜約4cmの範囲内であってもよい。いくつかの実施形態において、複数の綿状物10で形成された吹き込み可能な断熱材料または充填材料は、約3.5cmの平均全綿状物長さL3、約1.1cmの平均テール部分12長さL2、および/または約1.2cmの平均中間部分12長さL2を含んでもよい。
中間部分12は、図5の断面図に示す通り、綿状物10の最大幅W1および最大厚T1を規定してもよい。図5に示す通り、綿状物10の中間部分12の幅W1は、その厚さT1よりも大きくてもよい。同じく図5に示す通り、中間部分12は、それによって実質的に、長円または楕円形状の断面を形成してもよい。いくつかの実施形態において、中間部分12の断面形状は、実質的に丸い楕円形または実質的に尖った楕円形であってもよい。他の実施形態において、中間部分12の幅W1は、その厚さT1以下であってもよい。いくつかの実施形態において、中間部分12の幅W1は、約0.2cm〜約1cmの範囲内、または約0.4cm〜約0.7cmの範囲内であってもよい。いくつかの実施形態において、複数の綿状物10で形成された吹き込み可能な断熱材は、約.6cm〜約.7cmの範囲内の平均綿状物中間部分幅W1を含んでもよい。
綿状物10を形成する繊維20は、任意の繊維20であってもよい。例えば、繊維20は、合成繊維、天然繊維またはこれらの組み合わせであってもよい。一例では、綿状物10を形成する繊維20は、ポリエステル、ポリプロピレン、ビスコースレーヨン(すなわち、tencil)、ポリ乳酸、炭素(例えば、中空でない炭素繊維またはナノチューブ炭素繊維)、ポリエステル複合体および/または形状変化材料、ならびにこれらの組み合わせで少なくとも部分的に形成されてもよい。いくつかの実施形態において、綿状物10は、単一組成(例えば、ポリエステル)の繊維20で形成されてもよく、他の実施形態において、綿状物10は、異なる組成の繊維20のブレンドで形成されてもよい。
繊維20の組成と同様、特定の綿状物10を形成する繊維20の構成は均一であってもよく、または綿状物10は、異なる構成の繊維20のブレンドで形成されてもよい。例えば、特定の綿状物10の繊維20は、実質的に均一な長さおよび/またはデニールのものであってもよく、あるいは繊維20は、その長さおよびデニールのうちの少なくとも1つが異なっていてもよい。いくつかの実施形態において、繊維20のデニールは、約0.1D〜約8.0Dの範囲内であってもよい。繊維20の長さは、約5mm〜約55mmの範囲内、または約5mm〜約14mmの範囲内であってもよい。
綿状物10を形成する繊維20の組成および/または構成は、それによって、上述の綿毛様品質を維持しながら、特定の必要または使用に合わせて調整することができる。例えば、綿状物20は、長さ約12mmおよび約0.5Dのシリコーン処理したポリエステル繊維20で形成されてもよい。別の例として、綿状物20は、長さ約12mmおよび約1.4Dのシリコーン処理したポリエステル繊維20で形成されてもよい。同様に、異なる繊維20または繊維ブレンドの綿状物10を組み合わせて、調整された吹き込み可能な充填材料または断熱材を形成してもよい。例えば、図1〜図6に示した例示の綿状物10は、約50%の長さ約12mmおよび約0.5Dのシリコーン処理したポリエステル繊維20と、約50%の長さ約12mmおよび約1.4Dのシリコーン処理したポリエステル繊維20とで形成されている。異なる繊維20の綿状物10で形成された吹き込み可能な充填材料または断熱材の別の例として、綿状物10は、約35%の長さ約12mmおよび約0.5Dのシリコーン処理したポリエステル繊維20と、約35%の長さ約12mmおよび約1.4Dのシリコーン処理したポリエステル繊維20と、約30%の長さ約12mmおよび約6Dの複合ポリエステル繊維20とで形成されてもよい。
別の例として、綿状物10を形成する繊維20は、乾燥環境向け(例えば、特定の流行服、非高性能品、家庭用備品など向け)または湿潤環境(例えば、屋外および高性能服)向けに特に構成されてもよい。いくつかの実施形態において、繊維20は、水または他の液体をはじくのに効果的な撥水性処理を含んでもよい。さらに別の例として、綿状物10を形成する繊維20は、熱および/または水蒸気処理などの処理プロセスによって、形状、配向または他のパラメータを変えるように構成されてもよい。いくつかのこのような実施形態において、繊維20は、綿状物10の処理によって、コイル状に巻くか、または捲縮する(あるいはよりいっそうコイル状に巻くか、または捲縮する)ように構成されてもよい。繊維20のこのようなコイルまたはクリンピングは、綿状物10の少なくとも中間部分12の幅W1および/または厚さT1、ならびに/あるいは綿状物10の全体の形状または構成を大きくするように作用してもよい。いくつかの実施形態において、綿状物10は、綿状物10を成形する処理(例えば、熱および/または水蒸気)を経るように構成されてもよい。例えば、綿状物10は、その長手方向の長さL3に沿って綿状物10を曲げる処理が施されてもよい。綿状物10のこのような曲がった形状は、その長手方向の長さL3に沿って実質的に直線的に延びる綿状物10の材料と比べて、得られる材料のフィルパワーおよび/または耐熱性を向上させるように作用してもよい。
上で述べたように、綿状物10の繊維20の構造が、綿毛塊、綿毛繊維または羽毛の有利な品質のいくつかをもたらしてもよい。図1〜図6に示す通り、綿状物10の繊維20は、膨らんだ、緩い中間部分12と、中間部分12の両端から延びる細い、締まった、撚られたテール部分14とを持つ伸びた形状の綿状物10を形成するよう配置される。図3および図5に示す通り、中間部分12は、繊維20が緩く配置されるか、または互いに間隔を大きくあけるように「開いている」。このようにして、中間部分12の中の繊維20の密度は、テール部分14の密度よりも低い。中間部分12の中の繊維20の開いた配置または間隔は、(例えば、テール部分14と比べて)中間部分12の表面積を大きくするように作用し、構造内に空気を流入させる。このようにして、綿状物10は、空気流を「受ける」帆と同様に機能して、空気中をゆっくりと落下してもよい(すなわち、「浮遊する」)。それによって、中間部分12は、吹き込み装置の空気流によって、装置内、およびそれによって充填される物品または基材内に綿状物10を効率的に運び、または押すことを可能にし、綿状物10が装置によって容易に引き上げられるように、綿状物10が、吹き込み装置の供給室内で長時間にわたって浮遊し続けられるようにする。
中間部分12の繊維10は、少なくとも一般に長手方向に沿って延びてもよい。しかし、図3および図5に示す通り、中間部分12の繊維10は、長手方向に沿って非直線的に延びてもよい。例えば、中間部分12の繊維20は、一般に長手方向に延びるように、幅方向および/または厚さ方向にランダムに延びてもよい。別の例として、中間部分12の繊維20は、実質的に捲縮されても、コイル状に巻かれても、蛇行しても、正弦曲線を描いてもよく、または一般に長手方向に延びるように、少なくとも一般に、その他の任意の非直線的なパターンまたは配向を含んでもよい。同様に、中間部分12の繊維20は、規定のパターンで絡み合っていても、または混じり合っていてもよく、あるいは、ランダムな配置で構成されてもよい。例えば、中間部分12の繊維20は、中間部分12の1つまたは複数の他の繊維20と緩く撚られていてもよい。しかし、全体として(すなわち、少数の個々の繊維20ではない。)、中間部分の繊維20は、締まった、閉じた撚られたパターンで配置されていなくてもよい。
図3および図6に示す通り、中間部分12の繊維20の膨らんだ緩い配置とは対照的に、テール部分14の繊維20は、比較的細い、閉じた、撚られた配置に形成されてもよい。テール部分14は、その幅および/または厚さが、中間部分12の幅および/または厚さよりも実質的に小さくてもよいという点で、細くてもよい。図6の断面に示す通り、テール部分14は、実質的に円形の断面形状を規定してもよい。他の実施形態において、テール部分14の断面形状は、中間部分12の断面形状(図5参照)と異なっていても、異なっていなくてもよい任意の非円形状であってもよい。
テール部分14の繊維20は、図3および図4に示す通り、比較的締まった関係または密接な関係に束ねられても、あるいはまとめられてもよく、全体として互いに撚られた、またはらせん状の配置に配置されてもよい。このようにして、図3および図4に示す通り、中間部分12から延びる繊維20が、全体として、比較的締まった、閉じた、撚られた性質にまとめられる/撚られるとき、テール部分14は、断面サイズが小さくなってもよい。それによって、テール部分14は、図6に示す通り、中間部分12の繊維密度よりも高い繊維密度を持つ、(例えば、中間部分12と比べて)実質的に「閉じた」性質を含んでもよい。
テール部分14の繊維20の細い、閉じた、撚られた配置、および中間部分12の繊維20の膨らんだ、開いた配置によって、綿状物10が、(例えば、吹き込みノズルを通過する間)気流中で/気流と長手方向に並び、自由流動性を維持することが可能になる。さらに、テール部分14の繊維20の細い、閉じた、撚られた配置、および中間部分12の繊維20の膨らんだ、開いた配置は、複数の綿状物10で充填された物品または基材に嵩高性と膨らみを与える。例えば、綿状物10の構造は、それらの間のエアポケットの形成を促進し、これが、耐熱性を向上させるように作用してもよい。綿状物10を形成する繊維20は、その長さに沿ってずれていてもよい(すなわち、繊維20は、長手方向に沿って並んでいなくてもよく、綿状物10の長手方向の長さL3全体に延びてもよい)。例えば、特定の繊維20は、中間部分12と、テール部分14のうちの少なくとも1つとの両方を部分的に形成してもよく、または、綿状物10の一部を部分的に形成するだけでもよい。
中間部分12およびテール部分14は、およその量の繊維20を含んでもよく、または中間部分12およびテール部分14は、異なる量の繊維20を含んでもよい。例えば、特定の中間部分12は、対応するテール部分14のうちの少なくとも1つよりも多くの繊維20を含んでもよい。同様に、綿状物10のテール部分14は、互いに異なる量の繊維20を含んでもよい。いくつかの実施形態において、特定の綿状物10のテール部分14のうちの一方の長さL2、幅、厚さ、形状、配置またはその他の任意の構成が、その他方のテール部分14と異なっていてもよい。綿状物10あたりの分離した、または個々の繊維20の総数は、使用されている繊維20の特定の構成または組成によるなどして変わってもよい。いくつかの実施形態において、綿状物10は、約600本の総繊維20〜約1,200本の総繊維20の範囲内、または約700本の総繊維20〜約1,000本の総繊維20の範囲内の繊維20の総数を含んでもよい。いくつかの実施形態において、複数の綿状物10で形成された吹き込み可能な断熱材料または充填材料は、綿状物10あたり約875本の総繊維20など、綿状物10あたり約800本の総繊維20〜綿状物10あたり約1,050本の総繊維20の範囲内の綿状物10あたりの繊維20の平均総数を含んでもよい。
図7は、例示的な装置110、および本開示による吹き込み可能な充填材料または断熱材(すなわち、本明細書に開示の複数の綿状物10)を製造するための対応する方法を示す。いくつかの実施形態において、装置110および対応する方法は、ファイバーボール製造装置および方法のものと同様の態様および/または運転パラメータを含んでもよい。図7に示す通り、装置110は、回転数Rで回転するように構成されている中空ドラム130を含んでもよい。同じく図7に示す通り、中空ドラム130は、その外面134から内面136にドラム130を通って延びる複数の分離した穴132を含む。ドラム130の穴132は、任意の形状、サイズおよび構成であってもよい。いくつかの実施形態において、穴132は、実質的に円形、丸い長円形、尖った長円形またはこれらの組み合わせであってもよい。穴132の形状によって、それによって形成される綿状物の形状または構成が少なくとも部分的に決まってもよい。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの穴132の周りに延びる、またはこれを形成するドラム130の他の部分に対して、穴132のうちの少なくとも1つの周りに延びる、またはこれを形成するドラム130の一部が上がっていても、下がっていてもよい。別様に述べると、穴132のうちの少なくとも1つの一部が、ドラム130の一部を外側または内側に突出させることによって形成されてもよい。
使用中、ドラム130が回転数Rで回転している間、中空ドラム130の内側の中に真空圧Vを作り出しても、または発生させてもよい。ドラム130の回転数Rは、約500RPM未満であっても、または約100〜約400RPMの範囲内であってもよい。ドラム130が回転する間、ステープル繊維(図示せず)がドラム130の外面134に付与されてもよい。ステープル繊維は、綿状物を形成することが望まれる繊維の塊であってもよい。例えば、綿状物が繊維ブレンドで形成されることが望ましい場合、ステープル繊維は、このような所望の繊維ブレンドを含んでもよい。いくつかの実施形態において、ステープル繊維は、ドラム130の外面134に付与される前に開繊されてもよい。
ドラム130内で発生させた真空圧Vは、ドラム130が回転数Rで回転するときに、外面134に付与されるステープル繊維の複数の繊維が穴132を引き通されるように構成されてもよい。複数の繊維が真空圧Vによって回転するドラム130の穴132を引き通された後、繊維が、本明細書に記載の綿状構造物を少なくとも一般に形成してもよい。
複数の繊維が穴132を引き通され、予備綿状構造物が形成された後、部分的に形成された綿状物が、ドウェルタイムの間、回転するドラム130内に残るように装置110がさらに構成されてもよい。ドウェルタイムの間、部分的に形成された綿状物は、互いに、およびドラムの内面136に対して混転されてもよく、場合によっては、ドラム130の長さに沿って変換されてもよい。部分的に形成された綿状物のドウェルタイムは、本明細書に開示の綿状構造物の最終構成にその繊維をさらに形成するように作用してもよい。回転するドラム130内の部分的に形成された綿状物のドウェルタイムは、特定の繊維組成、特定の繊維構成、所望の最終綿状構造物などによるなどして変わってもよい。いくつかの実施形態において、装置110は、回転するドラム130内の部分的に形成された綿状物のドウェルタイムが約2分〜約5分の範囲内であるように構成されてもよい。
いくつかの実施形態において、ドラム130の回転数Rは、ドウェルタイムに少なくとも部分的に関係してもよい。例えば、ドラム130の回転数Rがより高いほど、回転するドラム130内の部分的に形成された綿状物のドウェルタイムがより短いことが、本明細書に開示の綿状構造物の形成に必要であってもよい。一例では、ドラム130の回転数Rは約250RPMであってもよく、部分的に形成された綿状物のドウェルタイムは約2分であってもよい。別の例において、ドラム130の回転数Rは約150RPMであってもよく、部分的に形成された綿状物のドウェルタイムは約3分であってもよい。
上述の説明は、例示するためのものであって、制限するためのものではないと理解されるべきである。例えば、上記の実施形態(および/またはその態様)は、互いに組み合わせて用いてもよい。さらに、本開示の教示に特定の状況または材料を適合させるために、その範囲から逸脱することなく、多くの修正を行うことができる。本明細書に記載の材料の寸法およびタイプは、本開示のパラメータを定義するためのものであるが、それらは決して限定的でなく、例示的な実施形態である。他の多くの実施形態は、上述の説明を検討することで、当業者には明らかになるであろう。したがって、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照して、このような特許請求の範囲が権利を与えられる均等物の範囲すべてと共に決定されるべきである。
添付の説明において、「を含む(including)」および「そこで(in which)」という用語は、「を含む(comprising)」および「そこで(wherein)」というそれぞれの用語のプレイン・イングリッシュの均等物として使用される。さらに、以下の特許請求の範囲において、「第1の」、「第2の」などの用語が使用される場合、単に標示として使用され、それらの対象に数値的または位置的要件を課するものではない。さらに、以下の特許請求の範囲の限定は、ミーンズプラスファンクション形式で書かれておらず、このような特許請求の範囲の限定が、「の手段(means for)」という語句を明示的に用いて、その後にさらなる構造がない機能が記載されていない限り、また、記載されるまで、米国特許法(35U.S.C.)第112条第6項に基づいて解釈されるものではない。
この書面による説明は、例を使用して、最良の態様を含めて、本開示のいくつかの実施形態を開示すると共に、当業者が、任意の機器もしくはシステムの作成および使用、ならびに任意の組み込まれた方法の実行を含めて、開示の実施形態を実施することも可能にするものである。本開示の特許可能な範囲は特許請求の範囲によって定義され、当業者が想起する他の例を含んでいてもよい。このような他の例は、特許請求の範囲の文言と異ならない構造要素を有する場合、または特許請求の範囲の文言と実質的に異ならない均等な構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることが意図される。
本明細書において用いられるとき、単数形で記載され、「1つの(a)」または「1つの(an)」という語に続く要素またはステップは、そのような除外が明示的に記載されていない限り、前記要素またはステップの複数形を除外しないと理解されるべきである。さらに、本開示の「1つの実施形態」への言及は、記載された特徴を同様に組み込む別の実施形態の存在を除外すると解釈されるものではない。さらに、そうではないことが明示的に記載されていない限り、特定の特性を有する1つの要素または複数の要素「を含む(comprising)」、「を含む(including)」または「を有する(having)」実施形態は、その特性を有していない別のそのような要素を含んでもよい。
本明細書に記載されるすべての刊行物は、完全に記載されているかのように、個々の刊行物それぞれが、参照により本明細書に組み込まれるように具体的かつ個別に示される場合と同様に、参照により本明細書に組み込まれる。参照により組み込まれた主題は、特に明示的に記載されていない限り、特許請求の範囲の限定の代替になるとは見なされない。
1つまたは複数の範囲が本明細書全体にわたって参照される場合、各範囲は、情報を提示するための省略形であることが意図され、その範囲は、それが本明細書に完全に記載されている場合と同様に、その範囲内の各離散点を包含すると理解される。
限られた数の実施形態についてのみ本開示を詳細に説明してきたが、本開示が、このような開示した実施形態に限定されないことは容易に理解されるはずである。むしろ、本開示を修正して、これまで説明していないが本開示の趣旨および範囲に相応する任意の数の変形、改変、置換または均等な配置を取り入れることができる。さらに、本開示の種々の実施形態を説明してきたが、本開示の態様は、記載した実施形態の一部のみを含んでもよいと理解されるべきである。したがって、本開示は、前述の説明によって限定されると理解されるべきでなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (21)

  1. 吹き込み可能な断熱材料または充填材料であって、
    その断熱材料または充填材料が、分離され長手方向に伸びる複数の綿状物を含み、それぞれの綿状物が複数の繊維で形成され、その綿状物が、比較的開いた広がった中間部分と、前記中間部分の両端から延びる比較的密に撚られたテール部分とを含む、吹き込み可能な断熱材料または充填材料。
  2. 前記複数の繊維が合成繊維である、請求項1に記載の材料。
  3. 前記複数の繊維がポリエステルを含む、請求項2に記載の材料。
  4. 前記複数の繊維が、0.1D〜8.0Dの範囲内のデニールを含む、請求項1に記載の材料。
  5. 前記複数の繊維が、5mm〜55mmの範囲内の長手方向の長さを含む、請求項1に記載の材料。
  6. 前記複数の繊維が、15mm以下の長手方向の長さを含む、請求項5に記載の材料。
  7. 前記綿状物の長手方向の長さが、2cm〜4.5cmの範囲内である、請求項1に記載の材料。
  8. 前記綿状物の前記中間部分の長手方向の長さが、0.1cm〜2cmの範囲内である、請求項1に記載の材料。
  9. 前記綿状物の前記テール部分の長手方向の長さが、0.8cm〜1.8cmの範囲内である、請求項1に記載の材料。
  10. 前記中間部分が、それに対応するテール部分のそれぞれの全幅および全厚それぞれを超える全幅および全厚を規定する、請求項1に記載の材料。
  11. 前記中間部分の全幅が、前記中間部分の全厚を超える、請求項10に記載の材料。
  12. 前記中間部分および前記テール部分が、前記長手方向に沿って実質的に直線的に延びる、請求項1に記載の材料。
  13. 前記中間部分のうちの少なくとも1つおよび前記テール部分のうちの少なくとも1つが、前記長手方向に沿って実質的に非直線的に延びる、請求項1に記載の材料。
  14. 30グラムあたり250および800立方インチの範囲内のフィルパワーを含む、請求項1に記載の材料。
  15. 前記複数の繊維が、長手方向の長さ、デニール、および組成のうちの少なくとも1つが異なる繊維を含む、請求項1に記載の材料。
  16. 綿状物に形成されない緩い繊維をさらに含む、請求項1に記載の材料。
  17. 前記綿状物のそれぞれが、約600本の総繊維〜約1,200本の総繊維の範囲内の繊維の総数を含む、請求項1に記載の材料。
  18. 物品であって、前記物品のコンパートメント内に位置する請求項1〜17のいずれか一項に記載の材料を含む、物品。
  19. 複数の穴を含む中空ドラムを100RPM〜400RPMの範囲内で回転させるステップであって、その複数の穴がその中空ドラムを通って延びている、前記ステップと;
    前記回転するドラムの内側に真空圧を発生させるステップと;
    前記回転するドラムの外面にステープル繊維を付与するステップであって、前記内側の真空によって、複数の前記ステープル繊維が複数の前記穴の中を引き通されて、複数の綿状物を部分的に形成するようにする、前記ステップと;
    前記部分的に形成された綿状物を前記回転するドラム内において2分〜5分の範囲内のドウェルタイムの間で保持することによって、分離され長手方向に伸びる複数の綿状物を形成するステップであって、前記綿状物のそれぞれが、比較的開いた広がった中間部分と、前記中間部分の両端から延びる比較的密な撚られたテール部分とを含む、前記ステップと;
    を含む、吹き込み可能な断熱材料または充填材料の製造方法。
  20. 前記ステープル繊維が、0.1D〜8.0Dの範囲内のデニールと、5mm〜55mmの範囲内の長手方向の長さとを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記綿状物が、2cm〜4.5cmの範囲内の長手方向の長さを含む、請求項19に記載の方法。
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