JPS60231934A

JPS60231934A - 光情報担体製造装置

Info

Publication number: JPS60231934A
Application number: JP8620284A
Authority: JP
Inventors: Yoshinobu Ono; 小野　義暢
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-05-01
Filing date: 1984-05-01
Publication date: 1985-11-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は光学式記録・再生ディスク等の光ディスクの基
板と信号転′写樹脂との密着および信号面の保護板と密
着材との密着等の密着性向上のために基板の面荒らしに
用いられる光情報担体製造装置に関するものである。

（従来例の構成とその問題点）近年光ディスクの産業界への進出は目ざましいものがあ
り、画像・音声は言うに及ばずコンピー−タのメモリと
しての利用も始められようとしている。この様な状況の
中で光ディスクに対する信号のエラー率の低減、経時変
化の低減等の信頼性を向上することが望まれている。

以下図面を参照しながら、従来の光情報担体製造装置に
ついて説明する。

第１図は従来の光情報担体製造装置の構造を示すもので
あシ第１図（ａ）は基板外周部、第１図（ｂ）は基板内
周部の面荒らしを示す図である。第１図（ａ）において
、１は光ディスクの基板、２は基板１に回転を与える駆
動モータ、３はターンテーブル、４は基板１を回転軸の
中心に保持するだめのセンタービス、５ａは基板１の外
周の面荒らし部の位置を規制する外周位置規制板、６ａ
は外周位置規制板５ａをターンテーブル３へ固定する外
周位置規制板固定ねじてあシ、これを締めることにより
基板１をターンテーブル３へ抑圧固定するものである。

７は基板１の面を荒らす面荒らし部材である。また、第
１図（ｂ）において、５ｂは基板１の内周の面荒らし部
の位置を規制する内周位置規制板、６ｂは内周位置規制
板５ｂをターンテーブル３へ固定する内周位置規制板固
定ねじてあり、これを締めることによシ基板１をターン
テーブル３へ抑圧固定するものである。

以上のように構成された従来の光情報担体製造装置につ
いて、外周の面荒らしから行なう場合を例にとってその
動作を以下に説明する。

まず基板１の中心穴をセンタービス４に合わせターンテ
ーブル３に装着し、次に外周位置規制板５ａを取シ付は
外周位置規制板固定ねじ６ａで締め付けることにより基
板１と外周位置規制板５ａがターンテーブル３に固定さ
れる。この状態で駆動モータ２を駆動し基板１を回転さ
せ、面荒らし部材７を外周面荒らし部に圧接することに
よシ、外周面荒らし部の面荒らしを行なう。次に外周位
置規制板固定ねじ６ａと外周位置規制板５ａを取シ外し
、内周位置規制板５ｂを取υ付は内周位置規制板固定ね
じ６ｂでターンテーブル３に固定シ、内周の面荒らしを
同様に行ない内周・外周の面荒らしを行なうものである
。

しかしながら、上記のような構造では、内周および外周
の面荒らしをする都度内周および外周の位置規制板を取
シ替える必要があシその際に切削粉を巻き込み基板の信
号領域に傷を付は信号のエラー率が増大する。また、内
周および外周の位置規制板を取シ替えるため、作業時間
が長くなるという欠点を有していた。

（発明の目的）本発明の目的は・、光ディスクにおける基板と信号転写
樹脂等の密着性向上のための基板の面荒らしを安定して
行ない、基板の信号領域の傷付きをなくシ、信号のエラ
ー率を低減することの出来る光情報担体製造装置を提供
することである。

（発明の構成）この目的を達成するために本発明の光情報担体製造装置
は、基板の内周および外周の面荒らし部以外を覆う回転
自在な位置規制板と、ターンテーブル上に装着された基
板を位置規制板で押圧し共に回転する機構と、内周およ
び外周に設けた切削粉の吸引手段と、基板の内周および
外周に設けた面荒らし部材を圧接せしめる面荒らし部材
抑圧機構によ多構成されており、この構成によって位置
規制板を取シ替えること々く、内周および外周同時に面
荒らしを行なうことが可能となる。また、発生した切削
粉の吸引手段を設けたことにょシ切削粉による傷の発生
もなくなる。このように基板の信号領域に傷を付けるこ
となく面荒らしを行なうことにより信号のエラー率を低
減し安定な面荒らしが可能となる。

（実施例の説明）以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第２図は、本発明の一実施例における光情報担体製造装
置の構成を示すものである。第２図において、８はリン
グ状の位置規制板、９は位置規制板８を回転自在に支持
するベアリング、１０は位置規制板８のターンテーブル
３上での位置を決める位置規制板位置決めシャフト、１
１はスライドベアリング、１２は位置規制板８０基板押
圧力を設定する位置規制板押圧力設定ばね、１３は位置
規制板８に押圧力を与えるシリンダ、１４ａ。

１４ｂはそれぞれ内周および外周の面荒らし部材２１ａ
、２１ｂを圧接するための圧接シャフト、１５　ａ　＊
　１５　ｂはそれぞれ内周および外周の面荒らし部材２
１ａ、２１ｂの圧接力を設定する圧接力設定ばね、１６
ａ　、１６ｂはスライドベアリング、１７は面荒らし部
材２１　ａ　＋　２　ｌ　ｂのターンテーブル３上での
位置を決める面荒らし部材位置決めシャフト、１８はス
ライドベアリング、１９は面荒らし部材２１ａ、２１ｂ
に圧接力を与えるシリンダ、２０は１４ａ＋１４ｂ、１
５ａ、１５ｂ＋１６、ａ、１６ｂ、１７，１８．１９か
らなる面荒らし部材抑圧機構、２１ａ、２１ｂはそれぞ
れ外周および内周の面荒らし部材、２２ａ　、２２ｂは
それぞれ外周および内周の切削粉の吸込口、２３は吸引
口２２ａ、２２ｂと連結された切削粉の吸引装置、２４
は２２ａ、２２ｂ、２３からなる吸引手段である。また
、１は基板、２は駆動モータ、３はターンテーブル、４
はセンタービスで、以上で、その動作を以下に説明する
。

まず基板１の中心穴をセンタービス４に合わせターンテ
ーブル３に装着する。次にシリンダ１３により位置規制
板８を押圧しターンテーブル３上に基板１を固定する。

この時押圧力は位置規制板押圧力設定はね１２とシリン
ダ１３の圧力によシ決まる。次に駆動モータ２を駆動し
、ターンテーブル３と基板１と位置規制板８とを共に回
転させる。そして、切削粉の吸引装置２３を動作させ切
削粉の吸引口２２ａ、２２ｂよシ吸引した状態で、面荒
らし部材２１１Ｌ、２１ｂを面荒らし部材抑圧機構２０
のシリンダ１９及び圧接力設定ばね１５ａ。

１５ｂにより圧接し、内周および外周同時に面荒らしを
行なう。発生した切削粉は吸・引目２２ａ。

２２ｂよシ吸引される。

以上のように本実施例によれば、基板の内周および外周
の面荒らし部以外を覆う回転自在なリング状位置規制板
と、ターンテーブル上に配置され九基板を位置規制板で
押圧し共に回転する機構と、内周お９よび外周に設けた
切削粉の吸引手段と、基板の内周および外周の上方に設
けた面荒らし部材を圧接せしめる面荒らし部材圧接機構
により、基板の信号面を傷付けることなく、安定した面
荒らしを行なうことができる。また内周および外周囲　
１時に面荒らしを行なうため作１業時間の短縮ができる
。

第３図は本発明の第２の実施例を示したもので、第２図
の場合と異なるのは、内周および外周の面荒らし部材２
５をロール状にし、面荒らし部材巻取モータ２６を設け
た点である。

上記のように構成された光情報担体製造装置の動作を以
下に説明する。

まずターンテーブル３上に基板１を装着し、位置規制板
８を押圧し、駆動モータ２を駆動し、基板１とターンテ
ーブル３と位置規制板８とを共に回転させ、面荒らし部
材２５を面荒らし部材抑圧機構２０にて圧接する。以上
は、第２図の動作と同様である。ここで面荒らし部材巻
取モータ２６を駆動し、図中の矢印Ａの方向へロール状
面荒らし部材２５を送シながら順次ロール状面荒らし部
材２５の新らしい面で面荒らしを行なう。

以上のように、面荒らし部材をロール状にし順次供給す
ることにより、内周および外周の面荒らし部分への切削
粉の摩擦による熱溶着がなくなシ一定量の安定した面荒
らしを行なうことができる。

第４図は本発明の第３の実施例を示したもので、第２図
の場合と異なるのは、基板１で信号転写をした場合の信
号領域に当接しない部分に設けた支持部材２７ａ　、２
７ｂ　、２７ｃ　、２７ｄを設けた点である。すなわち
、基板の信号領域外に基板を支持する支持部材２７ａ　
、２７ｂ　、２７ｃ　、２７ｄ。

を設けることによシ、切削粉の謄う込みによる傷の発生
をさらに低減することが出来るものである。

なお、第２の実施例において面荒らしを行ない々から面
荒らし部材を送るとしたが、面荒らし終了後に送り、面
荒らし時には送らなくてもよい。

また、第３の実施例において、支持部材２７ａ。

２７ｂ　、２７ｃ　、２７ｄは、材質の設定については
ふれなかったが、弾性体にすることによりさらにその効
果が期待できる。

（発明の効果）以上のように本発明は、基板の内周および外周の面荒ら
し部以外を覆う回転自在なリング状位置規制板と、ター
ンテーブル上に装着された基板を位置規制板で押圧し、
ターンテーブル、基板、位置規制板とが共に回転する機
構と、内周および外周の切削粉の吸引手段と、基板の外
周および内周面荒らし部の上方に設けた面荒らし部材を
圧接する面荒らし部材抑圧機構により構成されており、
基板の信号部に切削粉の巻き込みによる傷付きをなくす
というすぐれた効果が得られる。その効果によ多信号の
エラー率を低減し、信頼性の高い光ディスクを供給する
ことができる。また、内周および外周同時に面荒らしを
行なうため作業性にすぐれておシ、作業時間の大幅な短
縮が可能である。

さらに、面荒らし部材をロール状にすることによシ摩擦
熱による切削粉の溶着かなく、安定した面荒らしが行な
えるという効果がある。また、基板の信号領域外を支持
部材により支持することによシ切削粉の巻き込みによる
傷付きをさらに低減するという効果が得られる。以上の
ようにその実用的効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）は従来の光情報担体製造装置
の構成図、第２図は本発明の第１の実施例における光情
報担体製造装置の構成図、第３図は本発明の第２の実施
例における光情報担体製造装置の面荒らし部材供給部の
側面から見た構成図、第４図は本発明の第３の実施例に
おける光情報担体製造装置の構成図である。１・・・基板、２・・・駆動モータ、３・・・ターンテ
ーブル、４・・・センタービス、５ａ・・・外周位置規
制板、５ｂ・・・内周位置規制板、８・・・位置規制板
、２０・・・面荒らし部材押圧機構、２２ａ　、２２ｂ
・・・吸引口、２５・・・ロール状面荒らし部材、２７
ａ　、２７ｂ　。２７ｃ、２７ｄ・・・支持部材。第１図（０）（ｂ）第２図０

Claims

【特許請求の範囲】

（１）基板の内周および外周の面荒らし部以外を覆う回
転自在なリング状位置規制板と、ターンテーブル上に装
着した前記基板を前記位置規制板で押圧した状態で前記
ターンテーブルと基板と位置規制板とを共に回転させる
機構と、内周および外周に設けた切削粉の吸引手段と、
前記基板の内周および外周の面荒らし部の上方に設けた
面荒らし部材を前記基板の内周および外周の面荒らし部
に圧接せしめる面荒らし部材押圧機構とからなることを
特徴とする光情報担体製造装置。
（２）前記面荒らし部材をロール状にし、順次供給する
ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の光情
報担体製造装置。
（３）前記基′板の信号領域外を支持部材により支持す
ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の光
情報担体製造装置。
（４）前記支持部材を弾性体で構成したことを特徴とす
る特許請求の範囲第（３）項記載の光情報担体製造装置
。