JPS6022997Y2 - 自動車ボデイなどの破砕機 - Google Patents

自動車ボデイなどの破砕機

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JPS6022997Y2
JPS6022997Y2 JP13878981U JP13878981U JPS6022997Y2 JP S6022997 Y2 JPS6022997 Y2 JP S6022997Y2 JP 13878981 U JP13878981 U JP 13878981U JP 13878981 U JP13878981 U JP 13878981U JP S6022997 Y2 JPS6022997 Y2 JP S6022997Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
crushed
foil
foils
ripper
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Expired
Application number
JP13878981U
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JPS5843948U (ja
Inventor
完造 藤岡
賢昭 谷
貞夫 田中
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスクラップとなった自動車のボディを外周に
歯を有するリッパホイルにより破砕する破砕機に関する
ものである。
このような破砕機は種々の形式のものが公知であるが破
砕が不完全なものや騒音が大きいなどの欠点がある。
この考案の目的は上記のような従来の破砕機の欠点を解
決することにある。
すなわち、この考案は破砕室内に3本の回転軸を各軸の
中心を結ぶ線がほぼ正三角形を画くように配置して各軸
に複数のりツバホイルを取付け、破砕室に設けた投入口
に近い軸は1分間に数回転の低速度で回転させることと
、各軸の回転速度の差を利用してリンパホイル間に喰い
込んだ自動車ボディなどを破砕する破砕機において、所
定の軸の外周に相手軸のりツバホイルの両側に位置する
ように多数の突起を設けて被破砕物をさらに細かく破砕
し得るようにした破砕機を提供するものである。
以下にこの考案の詳細を添付図面に基づいて説明する。
図において、1は上部を開放し、周囲を側壁2により囲
んだ破砕室であり、その前側すなわち第1図の右側の側
壁2の上部にシュート3を設け、その上方を投入口4と
し、また破砕室1の下端前後には斜向きの傾斜壁5を設
けてその間を破砕物の排出口6とする。
7は破砕室1の下部部寄りに設けた第1軸、8は破砕室
1の上部中央の第2軸、9は下部後寄りの第3軸であっ
て、何れも大径中空状のもので、この各軸の両端は小径
となって第2図に示すように側壁2に設けた軸受により
支承されている。
また、各軸?、 8. 9の一端は軸受を貫通して突
出し、図示省略しであるが、この突出した各軸?、8.
9を歯車連動機構とモーターからなる駆動機構により駆
動して第1軸7を第′1図の矢印方向に1分間2回転さ
せ、第2軸8を第1図矢印方向へ1分間4回転させ、第
3軸9を第2図の矢印方向へ1分間10回転させる。
ただし、この回転数は1例である。
各軸?、 8. 9の外周にはそれぞれリンパホイル
10を固定するが、このリッパホイル10の外周には多
数の歯11が設けである。
この歯11は第3図のようにナイフェツジ12を有する
が、各リッパホイル10に設けた歯11のエツジ12は
、ホイル10の上方において投入口4側へ向くように設
けられている。
また、各ホイル10はその外周が相手ホイル10の外周
間に入り込むように配置し、図示例では第1軸7には3
枚、第2軸8には2枚、第3軸9には6枚のホイル10
を固定しである。
さらにこの考案では第1軸7と第2軸8の外周に図に示
すような多数の突起13を設ける。
すなわち、第1軸7の各リッパホイル10間の外周には
第2図に示すように第2軸8に設けた2枚のりツバホイ
ル10の両側に位置する各2列の突起13を設け、第2
軸8の2枚のりツバホイル10間に第1軸7の中央のり
ツバホイル10の両側に位置する2列の突起13を設け
る。
この考案は上記の構成であり、自動車ボディなどの大き
い被破砕物をシュート3から投入口4へ投入すると、第
1図の矢印方向へ回転している第1軸7と第2軸8のリ
ッパホイル10内に噛み込まれる。
上記の第1と第2のりツバホイル10の歯11のナイフ
ェツジ12は何れも同じ方向に向いているが、第2軸8
の方が回転が速いので被破砕物は第2軸8のリッパホイ
ル10の歯に引っ張られて第1軸7と第2軸8の間に噛
み込まれ、第2軸8の歯で引っ張られる被破砕物が、こ
れより遅い周速の第1軸7の歯11に引かけられて引き
裂かれるのでここで最初の破砕が行なわれる。
こうして第1軸7と第2軸8のリッパホイル10間を通
過した被破砕物は第3軸9と破砕物7のリッパホイル1
0間に入って下方へ移動するが、第3軸9は第2軸8よ
りもさらに速く回転しているので被破砕物はさらに細か
く破砕されて排出口6から排出される。
また、この考案の場合、第1軸7と第2軸8のリッパホ
イル10間に喰い込まれた被破砕物は速度差による歯の
引き裂き作用と同時にホイル10間に落ち込んだ破砕片
が突起13によりさらに破砕される。
すなわち、リッパホイル10のみでは投入口4から投入
した被破砕物が分断されずにそのまま排出口へ出てくる
場合があったが、この考案のように突起13があると、
リンパホイル10間において、破砕物が突起13による
分断作用により十分に破砕されるので破砕物のサイズが
小さくなり、その後の処理が容易となるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の破砕機の縦断側面図、第2図は同上
の展開横断平面図、第3図はりツバホイルの一部切欠斜
視図である。 1・・・・・・破砕室、4・・・・・・投入口、6・・
・・・・排出口、7・・・・・・第1軸、8・・・・・
・第2軸、9・・・・・・第3軸、10・・・・・・リ
ッパホイル、11・・・・・・歯、13・・・・・・突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前記上部寄りに被破砕物の投入口を有し、下部に破砕物
    の排出口を有する破砕室内に第1軸と、第2軸と、第3
    軸とを第2軸が上部中央、第1軸と第3軸とが下部投入
    口寄りとその後方となるように配置腰各軸には複数のり
    ツバホイルを固定するとともに各軸の回転数を異ならせ
    た破砕機において、所定の軸の外周に相手軸のりツバホ
    イルの両側に位置するように多数の突起を設けた自動車
    ボディなどの破砕機。
JP13878981U 1981-09-14 1981-09-14 自動車ボデイなどの破砕機 Expired JPS6022997Y2 (ja)

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JP13878981U JPS6022997Y2 (ja) 1981-09-14 1981-09-14 自動車ボデイなどの破砕機

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Publication Number Publication Date
JPS5843948U JPS5843948U (ja) 1983-03-24
JPS6022997Y2 true JPS6022997Y2 (ja) 1985-07-09

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ID=29932003

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JP13878981U Expired JPS6022997Y2 (ja) 1981-09-14 1981-09-14 自動車ボデイなどの破砕機

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