JPS60229780A - 電子タイプライタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はマイクロコンピュータで制御される電子タイプ
ライタ−に係り、特に上記電子タイプライタ−の製品組
み立て時のチェック動作機構に関するものである。

Ｃ従来技術〕 第１図は上記電子タイプライタ−の外観図である。同図
において、ｌはキー人力手段としてのキーボード、２は
上記キーボードがらの印字データを表示する表示手段と
しての表示装置、３は上記表示装置の表示内容を印字す
る印字手段としての印字装置である。また上記電子タイ
プライタ−の内部には印字データを記憶し、編集し、校
正する編集用メモリ及び制御手段としてのマイクロコン
ピュータ等が内蔵されており、上記マイクロコンピュー
タにより各部の制御が行なわれている。一方、上記電子
タイプライタ−の製品組み立て時の総合チェック項目と
しては、キーボード１が正常に入力可能か否か、あるい
は表示装置２の動作が正常か否か、あるいは印字装置３
の動作が正常が否か等が考えられる。しがし、これらの
チェックを人手によりキーボードを操作して行なうには
時間と手間がかかり、製造コストが上昇するので、従来
、次に述べるような自動チェ、り機能を用いて行なわれ
ていた。まず製造時に電子タイプライタ一本体内のプロ
グラムＲＯＭに、表示装置、印字装置等の所定部位に一
定の動作を行なわせるチェックプログラムを格納し、電
源オン時に特定のキーが押されている場合に上記チェッ
クプログラムが起動するようにして、上記所定部位にお
いて一定の動作が行なわれるかどうかチェックしていた
。また、上記チェックプログラムは最終製品状態におい
てもプログラムＲＯＭ内に残るため、ユーザに動作され
ては困る動作チェック内容については、本体内のプリン
ト基板にチェック用の電極を設け、この電極を短絡させ
たり、電圧レヘルを変化させたりしてチェックプログラ
ムを起動させ、ユーザが直接外部から起動できないよう
にしていた。しかしながら上記従来の方法においては、
電子タイプライタ−が多機能となりチェック内容が複雑
になればなるほどチェックプログラムは大きくなり大容
量のプログラムＲＯＭが必要となる。

しかし、上記チェックプログラム自体は最終製品状態で
は使用されないため、チェックプログラムを格納するプ
ログラムＲＯＭが無駄となる。また、ユーザに動作され
ては困る動作チェック内容についての従来の起動方法に
おいては、製品がすべて組み立てられた状態でのチェッ
クができないという問題があった。さらに上記従来例に
よると、製品の量産対応時には製造コストをさげる為に
プログラムＲＯＭはＲＯＭ製造時にプログラムを書き込
んでマスクＲＯＭとするのでチェックプログラムの内容
変更ができないという不都合があった。

（発明の概要〕 本発明は、チェックプログラムデータを外部より入力し
、上記チェックプログラムデータにもとづき電子タイプ
ライタ−の所定部位に一定の動作を行なわせるチェック
動作制御手段を設けることにより、上記欠点を除去する
ものであり、以下実施例を用いて詳細に説明する。

〔発明の実施例〕

第２図は本発明による電子タイプライタ−の一実施例を
示すブロック図である。同図において、１はキーボード
、２は表示装置、３は印字装置であり、第１図の同一符
号と同一部分である。４は表示装置２を駆動するための
表示ドライバー、５は本装置のワードプロセッサ機能と
して文章の編集、記憶１校正等を行なうための編集用メ
モリ、６は本装置の上記各部を制御する制御手段として
のマイクロコンピュータである。本実施例においては上
記マイクロコンピュータ６にはチェ・７り動作制御手段
６ａが設けられており、外部装置から入力されるチェッ
クプログラムに従ってチェック動作を制御している。な
お、外部装置からのチェックプログラムデータの入力は
マイクロコンピュータ６の入出力ポートが用いられ、本
体外側に臨んで特設された接続コネクタ７を介して行な
われる。上記接続コネクタ７は本体底面の一部に設け、
チェック終了後ユーザが触れないようにねじ等でふたを
する方法により容易に設けることができる。

次に以上のように構成された本実施例のチェック動作に
ついて第３図に示すフローチャートを用いて説明する。

まず、ステップ１において、チェックプログラムデータ
を送信する外部装置が電子タイプライタ−に特設された
接続コネクタ７を介してマイクロコンピュータ６の入出
力ポートに受信されたか否かが判断され、受信されてい
なければステップ２に分岐して、通常のタイプライタ−
として用いられる。ステップｌにおいて、チェ・ツクプ
ログラムが受信されていればステップ３に進みチェック
プログラムデータの入力を待つ。データが入力されると
ステップ４においてそのデータが終了コマンドか否かが
判断され、終了コマンドでなければステップ５に進み上
記データが編集用メモリ５に格納される。上記ステップ
３〜ステツプ５が繰り返し行なわれ編集用メモリ５にチ
ェ・ツタプログラムデータが順次格納される。チェック
プログラムデータの入力が終了すると最後に終了コマン
ドを意味するデータが入力され、ステップ４において終
了コマンドと判断されステ１．プロに分岐する。ステッ
プ６ではマイクロコンピュータ６のチェック動作制御手
段６ａによりプログラムカウンタを編集用メモリ５の先
頭番地にセントし、上記受信データをチェックプログラ
ムとして動作処理を行なうよう制御される。

このように本実施例によればチェックプログラムデータ
を外部装置より入力して電子タイプライタ−のＲＡＭで
構成された編集用メモリ５に格納し、マイクロコンピュ
ータ６のチェック動作制御手段６ａにより動作制御する
ので、チェックプログラム用のプログラムＲＯＭを設け
る必要がなく、また編集用メモリ５は容量が大きいので
かなり大規模なチェックプロダラムを扱うことができる
。

また接続コネクタ７を設けたので製品の最終完成状態で
のチェックも可能となる。さらに編集用メモリ５は随時
書き込み可能なＲＡＭで構成されているのでチェックプ
ログラムの内容を容易に変更でき、また電源をオフにす
ることによりチェックプログラムは消去されるのでユー
ザにその内容が知られることもなくなる。

次に第４図ないし第６図を用いて本発明による他の実施
例について説明する。前記実施例においては、ワードプ
ロセッサ機能等の本来の機能しか有しない電子タイプラ
イタ−に本発明を実施した場合について説明したが、本
発明は第４図、第５図に示スようにパーソナルコンピュ
ータ等、の外部装置８から本体側面に設けられた入力端
子としての接続コネクタ９を介してデータを入力し、プ
リンタとして作動する電子タイプライタ−についても実
施できる。第４図、第５図において、マイクロコンピュ
ータ６と本体側面に設けられた接続コネクタ９の間には
外部装置８との入出力の際のデータの形式や転送速度等
の調整を行なう外部インターフェース１０が設けられて
いる。本装置は上記外部インターフェース１０により外
部装置８からの印字データをマイクロコンピュータ６を
介して印字装置３に出力しプリンタとして使用すること
が可能となっている。一方、本実施例においては、マイ
クロコンピュータ６にはチェック動作制御手段６ａの他
に判別手段６ｂが設けられており、本装置がプリンタと
して使用される場合とチェック動作に使用される場合の
判別を行なっている。

上記判別は本装置の電源オン時に特定のキーが押されて
いるか否か、あるいは受信データ内容を用いて受信され
たデータが特殊パターンであるか否か等積々の方法によ
り行なうことが可能である。

このような構成において、本実施例のチェック動作は第
６図に示すフローチャートに従って行なわれる。なおス
テップ３〜ステツプ６は第３図に示す前記実施例と同様
となる。本実施例においてはステップ１において第４図
に示すパソコン等の外部装置８から接続コネクタ９及び
外部インターフェース１０を介して入力された受信デー
タがチェックプログラムデータか印字データかが判別さ
れる。チェックプログラムデータでない場合にはステッ
プ２に分岐してプリンタ機能としての印字データの受信
処理及び動作が行なわれる。チェックプログラムデータ
の場合には以下ステップ３〜ステツプ６に進みチェック
動作が行なわれる。従って本実施例においても前記実施
例と同様の効果がある。さらに本実施例によればプリン
タ機能を有する電子タイプライタ−において、外部イン
ク−フェース１０及び接続コネクタ９を用いることがで
きるのでチェック動作をより容易に行なうことができる
。

なお上記実施例における外部装置からのデータの転送方
式は外部インターフェース１０によりセントロニクス方
式、Ｒ３−２３２Ｃ方式等の種々の転送方式が考えられ
る。

また本発明は上記各実施例の構造に限ることなく特許請
求の範囲に記載した技術思想を逸脱しない範囲であれば
種々設計的変更があるのは勿論である。

（発明の効果） 以上説明したように本発明による電子タイプライタ−に
よればチェックプログラムデータを外部より入力し、上
記チェックプログラムデータにもとづき電子タイプライ
タ−の所定部位に一定の動作を行なわせるチェック動作
制御手段を制御手段に設けたことにより、本体内のプロ
グラムＲＯＭを用いることなく、かなり大規模なチェッ
クプログラムを扱うことができ、かつ製品の最終完成状
態でのチェフクが可能となり、またチェックプログラム
の内容も容易に変更でき、さらにチェックプログラムが
本体内に残ることがないのでユーザに動作チェック内容
を知られることがなくなる等実用上多大な効果がある。

また、外部装置のプリンタとしての機能を有する電子タ
イプライタ−において、チェックプログラムデータか印
字データかを判別する判別手段を別途設けることにより
、既設の外部インターフェース及び接続コネクタを用い
ることができるのでチェック動作をより容易に行なうこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は電子タイプライタ−の外観図、第２図は本発明
による電子タイプライタ−の一実施例を示すブロック図
、第３図は上記実施例のチェック動作を示すフローチャ
ート、第４図ないし第６図は同じく他の実施例を示す外
部装置との接続を示す図及びブロック図及びフローチャ
ートである。 １・・・キーボード、２・・・表示装置、３・・・印字
装置、５・・・編集用メモリ、６・・・マイクロコンピ
ュータ、６ａ・・・チェック動作制御手段、６ｂ・・・
判別手段、７，９・・・接続コネクタ、１０・・・外部
インターフェース。 なお、図中同一または相当部分には同一符号を用いてい
る。 代理人　大　岩　増　雄（はが２名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋ｌ）キー人力手段から入力された文字、記号、数字等
   のパターンを表示する表示手段と、上記表示手段の表示
   内容を印字する印字手段と、上記パターンを記憶し、編
   集するデータを与える編集用メモリと、上記表示手段、
   印字手段１編集メモリを制御する制御手段とを備えた電
   子タイプライタ−において、外部から入力されるチェッ
   クプログラムデータにもとづき電子タイプライタ−の所
   定部位に一定の動作を行なわせるチェック動作制御手段
   を上記制御手段に設けたことを特徴とする電子タイプラ
   イタ−０ （２）キー人力手段から入力された文字、記号、数字等
   のパターンを表示する表示手段と、上記表示手段の表示
   内容を印字する印字手段と、上記パターンを記憶し、編
   集するデータを与える編集用メモリと、上記表示手段５
   印字手段１編集メモリを制御する制御手段と、外部から
   入力される印字デー・夕が入力される入力端子を有し、
   入力された印字データにもとづき印字手段を駆動するた
   めの指令を上記制御手段に出力するインターフェースと
   を、備えた電子タイプライタ−において、上記インター
   フェースの入力端子に外部からチェックプログラムデー
   タを供給するようにするとともに、上記入力端子に入力
   されたデータがチェックプログラムデータか印字データ
   かを判別する判別手段と、この判別手段により制御され
   上記チェックプログラムデータにもとづき電子タイプラ
   イタ−の所定部位に一定の動作を行なわせるとともに、
   上記制御手段に設けられるチェック動作制御手段とを設
   けたことを特徴とする電子タイプライタ−０（３）判別
   手段は制御手段に設けられたことを特徴とする特許請求
   の範囲第２項記載の電子タイプライタ−０