JPS6022972Y2 - 濾布走行型単式フイルタ−プレスの濾布 - Google Patents

濾布走行型単式フイルタ−プレスの濾布

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JPS6022972Y2
JPS6022972Y2 JP1774981U JP1774981U JPS6022972Y2 JP S6022972 Y2 JPS6022972 Y2 JP S6022972Y2 JP 1774981 U JP1774981 U JP 1774981U JP 1774981 U JP1774981 U JP 1774981U JP S6022972 Y2 JPS6022972 Y2 JP S6022972Y2
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JP
Japan
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furnace
cloth
cloths
furnace cloth
chuck
Prior art date
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Expired
Application number
JP1774981U
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JPS57131811U (ja
Inventor
英一 河辺
Original Assignee
石垣機工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、多数並列した炉板間に夫々一対の炉布を張
設し、この炉布間に原液を圧入して濾過した後、炉板を
開いてケーキを挾んだ状態の炉布を下方へ走行して案内
ローラ部で剥離させ、そして、元に復帰させる際に洗浄
する型式のフィルタープレスの炉布の改良に関するもの
である。
従来、この種のフィルタープレスは、実開昭52−18
470号等により公知であるが、しかし、従来のものは
、一枚の長方形の炉布を中央から二つ折りにし、折曲げ
縁から一定巾の位置を縫合して、該折曲部に炉布支持バ
ー挿入用の袋部を形成すると共に、この炉布の両端縁部
には、該端縁部に炉布支持バー挿入用の袋部を夫々形成
した上、両端縁の袋部を互い違いに切欠いてなるレーシ
ング継手部を形成したものである。
従って、従来の炉布の装着に当っては、先ず、炉布の上
端の袋部9に上部の炉布支持バーを挿入して該炉布支持
バーの両端に、炉板に取付けたスプロケットへ掛張した
チェーンを接続し、炉板列の上方より各炉板間へ吊下さ
せる。
次に、下部の炉布支持バーを、互いに隣接する炉板間に
吊下した炉布の下端のレーシングAに交互に挿入して前
後の炉布を連結したのち、その両端に前記チェーンの他
端ヲ取付けていた。
従って、このレーシング継手を接続するのは、大変面倒
な作業であり、作業員も狭い炉板群の下にはいらなけれ
ばならなかった。
又、炉布を製作する面でも、レーシング切欠の罫書作業
に手数を要すると共に、又、切欠率に焼切る事によって
袋部の切口が溶着する事がしばしば起り、これを解離す
る作業等にも多大の工数を費していた。
また、機体の構造面からも炉板の下部に設けた一対の案
内ローラーが炉板を閉じた時に、互いに干渉しないよう
にこれらを上下にはずして設ける必要があり、このため
、一対の炉布のそれぞれにも寸法差をつけねばならず、
更に、この長短の炉布の下端は、前述の上下にずらした
案内ロールをUターンして下部の枦布支持バ−に、又、
一対の炉布の上端は上部支持バーにそれぞれセットして
いるので、炉布が濡れた時、乾いた時に伸縮し、長短の
炉布に伸縮差が生じ、従って左右の炉布の緊張度が狂い
、皺が生じる等の様々な欠点があった。
この考案は、上述した難点に鑑みてなされたものであり
、その要旨とするところは、横方向に多数並列した炉板
間で、一対の炉布が上下方向に走行する単式フィルター
プレス用の炉布において、一対の炉布の上端に炉布支持
バー挿入用の袋部を形成し、この一対の炉布のそれぞれ
の下部にチャックを縫着したところにある。
この考案を実施例図に基づいて詳述すれば、その構成は
第3図乃至7図に示す様に、多数並列した炉板1,1間
に、夫々前後の炉板の炉布支持床面をカバーするように
一対の炉布2a、2bを設け、その炉布2a、2bの上
端部を第5図に示すように、上方に位置した上部炉布支
持バー3に取付け、その下端縁を炉板1の下方に設けた
一対の案内ローラー4,5にそれぞれの炉布2a、2b
が互いに近づく方向に掛か回わしたのち、炉板の下方の
位置する下部の炉布支持バー6に取付けると共に、上記
上下に位置する炉布支持バー3,6の両端をそれぞれチ
ェーン7で連結して、該チェーン7を炉板上部の炉布駆
動用のスプロケット8に掛は回したものである。
従って、スプロケット8を駆動すると上下の炉布支持バ
ー3,6は、互いにシーソー状に昇降して、炉布2a、
2bが案内ローラー4,5をUターンしながら上下動す
る様に構威されているものである。
次に、炉布2の構成を更に詳しく説明すれば、炉布2は
第3図乃至第4図に示すように長方形の炉布を2つ折り
にし、この折返し縁より一定巾の位置を縫合して上部炉
布支持バー3を挿入するための袋部9を形成すると共に
、2つ折りにしたそれぞれの炉布2a、2bの下端には
それぞれチャック10.10を縫着し、さらに、このチ
ャック10.10をカバーする被覆布11を縫着してい
る。
尚、図中の符号12は、一対の炉布2a、2b間に原液
を給液するための給液口、13はチャック連結具、14
はチャック連結具13を操作するための側杆である。
この考案に係る炉布は上述のように構威しであるので、
先ず、この炉布10を製作するに当っては、裁断して2
つ折り状にした炉布に、単にチャックを縫いつけるだけ
で足り、従来のレーシング加工のように罫書、熱切断、
切断面の補修等の面倒な作業を省略することができる。
次に、この炉布を機体に取付けるには、先ず、前述袋部
9に上部炉布支持バー3を挿入すると共に、その両端に
チェーン7を接続し、このチェーン7を炉板1の上部に
支架した炉布駆動スプロケット8に掛けまわして炉布2
を炉板1間に垂下させる。
次に、このようにして各炉板1間に垂下した炉布2のう
ち隣接炉板間に位置するものを案内ローラー4,5の下
方において、その下部に設けたチャック10で以て連結
する。
この連結する作業状態を第7図に示す。
すなわち、第7図に示すように隣接する炉板間に垂下し
た炉布2の下端のチャック10を互いに連結するわけで
あり、この連結には図示のように側杆14を使用するも
ので、炉板列の下方にはいる必要はない。
尚、このようにして連結を終ったチャック10の終端は
不慮に開かないようにホッチキス等で止めておけばよい
ものである。
以上で、各炉板1間に垂下した炉布2の連結が終ったわ
けであるが、次に、これらの炉布2に駆動装置を付加す
るには、第6図に示すように前述連結した炉布2の下方
から下部の炉布支持バー6を当てがって、これを案内ロ
ール4,5間で持ち上げ、その両端に前述スプロケット
8に掛けまわしたチェーン7の他端を連結すればよい。
この完成した状態を第5図に示し、以上で以て各炉板間
に炉布2の張設を終るものである。
以上の説明でも明らかな如く、この考案に係る炉布2は
、これを機体に取りつけるに当っても、従来のもののよ
うに狭隘な炉板列の下にもぐってレーシングに下部の炉
布支持バー6を通して炉布2を連結する等の煩雑な作業
を必要とせず、単にチャックを閉じるのみの簡単な作業
ですみ、また、このようにして連結された炉布は、駆動
される場合においても、下部の炉布支持バー6が単に当
てがわれているのみであるので、運転中に互いに連結さ
れた炉布の伸縮度がそれぞれ異なっても下部芯金6部分
で自然に補正され、従来のもののように特定の炉布に無
理がかかるのを防止することができる。
尚、実施例のようにチャック部分に、被覆布11を設け
ておくと、炉布2がシーソー状に昇降する際にチャック
10によって対向する炉布面を損傷することがなく一層
効果的である。
以上、詳述したように、この考案に係る炉布は、従来の
この種構造の炉布に比較して簡単に製作できて安価なる
のみならず、使用するに当っても取付けが簡単である上
、しわ等も防止できるものであり、実用上得られる利益
は著大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の炉布の正面図、第2図は同じくその側面
図、第3図はこの考案に係る炉布の正面図、第4図は同
じくその側面図、第5図はその実際の吊設状態を示す斜
視図、第6図はその要部を拡大して示す断面図、第7図
はその取付状態を示す正面図である。 符号説明、1・・・・・・炉板、2・・・・・・炉布、
3・・・・・・炉布支持バー 4,5・・・・・・案内
ローラ、9・・・・・・袋部、10・・・・・・チャッ
ク、11・・・・・・被覆布、13・・・・・・連結具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)横方向に多数並列した炉板1・・・・・・間で、
    一対の炉布2が上下向に走行する単式フィルタープレス
    用の炉布において、一対の炉布2a、2bの上端に炉布
    支持バー3の挿入用の袋部9を形成し、この一対の炉布
    2a、2bのそれぞれの下部にチャック10.10を縫
    着し、更に、一方の炉布2bに設けたチャック10の近
    傍に、該チャック10をカバーすることができる被覆布
    11を設けた事を特徴とする炉布走行型単式フィルター
    プレスの炉布。
  2. (2)上記炉布2を炉板1,1間で濾過位置に懸架した
    状態において、上記被覆布11が戸板1の下方に設けた
    一対の案内ローラ4,5をUターンしたのちの炉布に設
    けられていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の炉布走行型単式フィルタープレスの炉布。
  3. (3) 上記チャック10の被覆布11が炉布2の延
    長部分であり、かつ、濾過位置における炉布に対して垂
    下するように取付けたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の炉布走行型単式フィルタープレス
    の炉布。
JP1774981U 1981-02-10 1981-02-10 濾布走行型単式フイルタ−プレスの濾布 Expired JPS6022972Y2 (ja)

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JPS57131811U JPS57131811U (ja) 1982-08-17
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ID=29815717

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WO1996005904A1 (fr) * 1994-08-23 1996-02-29 Ishigaki Mechanical Industry Co., Ltd. Appareil de suspension pour le tissu filtrant d'un filtre-presse

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