JPS60229452A - 留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は留守中にかかつて来る電話をテープレコーダで
記録するようにした留守番電話装置に関する。

背景技術とその問題点 従来の留守番電話装置においては、一般−ζ電話がかか
つて来ると、先ず予めテープｔこ録音された応答メツセ
ージを再生して発呼者に留守録音を行う旨のメツセージ
を伝え、然る後発呼者の用件を録音するようにしている
。

このような留守番電話装置として、上記応答メツセージ
〔以下ＯＧＭ（アウトゴーイングメツセージ）と称する
〕と発呼者の用件とを１本のテープに録音するようにし
たものが、例えば特公昭５５−７７４８３号により提案
されている。第１図は上記出願に用いられるテープフォ
ーマットを示す。

図において、テープ１１とは先ずＯＧＭがＮｏ点からＮ
１点まで例えば６０秒間録音される。次にＮ１点からＮ
２点までの所定区間にアラーム信号が記録されたアラー
ム部分が形成された後、発呼者の用件■、■・・・・・
・・・・・・・■が夫々アラーム部分を介して順次に録
音される。このテープ１を用いる留守番電話装置では、
録再ヘッドをＯＧＭの頭のＮｏ点に置いて電話の着信を
待機する。着信があると先ず再生モードに成されて（Ｊ
ＧＭが再生され、次にそれまで録音された用件部分を早
送りで飛ばし、所定の位置より用件を新規に録音する。

録音が終了すると直ちにへ０点まで巻戻されて次の着信
を待機する。

尚、Ｎｏ％Ｎ、点はテープ上の番地を示し、これらはリ
ールの回転回数を検出することによりめられ、メモリー
に記憶されてテープの走行をコントロールする際に用い
られる。

上記テープ１を用い且つリモートコントロールを行える
ようにした留守番電話装置の場合は、使用者が外出先か
ら自宅に電話をかけ、所定周波数のリモコン信号を送っ
て装置を用件再生モー囮（成すことによって、留守中に
録音された内容を電話を通じて聞くことができるように
している。またリモートコントロールによりＯＧＭの内
容を書き替えることができるようにした装置が知られて
いる。ＯＧＭは発呼者に留守録音を行う旨を伝える他に
例えば使用者の外出先、帰宅時間勢を伝える場合もある
。従ってＯＧＭの内容を外出先から変更したい場合が生
じる。

リモートコントロールでＯＧＭの書き替えを行えるよう
にした従来の装置は、新しいＯＧＭを所定時間（例えば
６０秒間）より短い時間で終了させることが困難であっ
た。即ち、新しいＯＧＭの録音が終了したとき、その終
了点を指示するためにリモコン信号を送るが、このとき
このリモコン信号がテープに録音されてしまう。これを
そのままにすると他の発呼者が電話をかけたとき、００
Ｍ再生中にリモコン信号がヘッドで検出される。

リモコンを行えるようにした装置においては、使用者が
外出先からリモコンによってそれまで録音された用件を
聞く場合、電話をかけると先ずＯＧＭが再生されるが、
その途中でリモコン信号を送ると直ちに用件再生モード
となって、用件の■。

■・・・・・・・・・・・・・・・■が順次に再生され
、これを電話を通じて使用者が聞くことができる。従っ
て、上述したように他の発呼者が電話をかけた場合の０
０Ｍ再生中に、録音されたリモコン信号が検出されると
誤って用件再生モードとなり、その発呼者に用件■〜■
の内容を聞かれてしまうことになる。このため従来は新
しいＯＧＭの録音終了時点でリモコン信号を送ることが
できず、６０秒より短い時間に録音が終了しても、残り
の時間はその丈まテープを走行させてから録音モードを
解除する必要があった。このため発呼者がＯＧＭを聞く
場合、上記残りの時間は以前のＯＧＭの意味のない音声
を聞くか又は無音状態となり、この間発呼者を無駄に待
たせていた。

この問題を解決するには、例えばＯＧＭ書き替え専用の
リモコン信号を別に用意することが考えられる。しかし
ながらこのようにしてもそのリモコン信号がテープに録
音されることに変りはなく、その再生音が発呼者の耳に
達することになる。この再生音は発呼者にとっては本来
意味のないものであるが、発呼者は例えば用件の録音開
始の合図と感違いすることがある。また別のリモコン信
号を用意することにより、回路構成が複雑になる問題も
生じる。

発明の目的 本発明は上記の問題を解決し、ＵＧＭの書き替えを行う
場合、新しいＯＧＭの終了時点でリモコン信号を送って
も、それが録音されないようにしたものである。

発明の概要 本発明は、再生手段と記録手段と、早送り手段と、巻戻
し手段と、回線から入力されるリモコン信号の検出手段
と、テープ位置検出手段とを設けて成り、テープに記録
された応答メツセージの再生中にリモコン信号が検出さ
れたとき、上記テープを所定の位置に早送りして再生モ
ードと成し、この再生中に上記リモコン信号が連続的に
検出されたとき、上記テープを上記応答メツセージの頭
まで巻戻して録音モードと成し、この録音を上記所定位
置まで行った後、上記テープを上記応答メツセージの頭
まで巻戻して再生モードと成し、この再生中に上記リモ
コン信号が検出されたとき、上記テープの位置を検出す
るようにした留守番電詰装置である。これによって新し
いＯＧＭの終了点ζこリモコン信号が録音されないよう
にすることができる。

実施例 第２図は使用者が外出先からリモートコントロールによ
ってＯＧＭの書き替えを行う場合の方法を示す。

外出先から電話をかけると留守番電話装置が着力を送出
する。このリモコン信号は従来のリモコン信号を用いる
ことができる。このリモコン信号を受けると使用者に対
して受付けを示すビープ音を送ると共に、テープが早送
り（ＦＦ）されて最初に録音された用件■の頭Ｎ２点に
達して用件再生モードとなる。通常のリモコン再生を行
う場合はそのまま用件■〜■が順次に再生され、その再
生音が電話を通じて使用者に達する。ここではＯＧＭの
書き替えを行うために、用件の再生中に再びリモコン信
号を送る。これによってテープはレビューモードで巻戻
しとなりＮ２点まで巻戻される。

この巻戻し中は使用者はコントローラの釦を押しながら
リモコン信号を送り続ける。またこの巻戻し中はビープ
音が使用者に送られる。テープがＮ２点に達すると停止
してポーズ状態となる。ここでリモコン信号がなくなっ
た場合は再び用件再生モードとなって用件■の再生が始
まるが、ＯＧＭの書き替えを行う場合はさらにリモコン
信号を送り続ける。

上記ポーズ状態でリモコン信号が例えば５秒間以上連続
して送られると、テープはＮ２点から鴇点まで巻戻され
る。この間リモコン信号はさらに連続され、またビープ
音に代わってチャイム音が使用者に送られ、テープか０
０Ｍ領域を巻戻されていることを知らせる。テープがへ
。点に達するとチャイム音が再びビープ音に代って、リ
モコン信号が無（なるのを待つ。使用者がビープ音を聞
いてコントローラの釦から指を離し、リモコン信号の送
出を停止させると、装置は録音モードとなってテープが
走行する。上述のよう化リモコン信号が無くなるのを待
ってから録音モードにしているので、リモコン信号がテ
ープに録音されることがない。

上記録音モードにおいて使用者は電話を通じて新しいＯ
ＧＭを録音する。この録音が６０秒より短い時間で終了
してもそのままテープを走らせてＮ２点に達するのを待
つ。Ｎ２点に達すると巻戻しが行われ、テープは再びへ
。点まで巻戻される。Ｎｏ点に達すると再生モードとな
り、今録音したＯＧＭの確認再生が行われる。この再生
音を電話を通じて使用者が開き、新しいＯＧＭの終了点
でリモコン信号を送る。装置はこのリモコン信号を受け
ると、その時点のテープ位置〜を検出してこれを記憶す
る。これと共にテープはＮｏ点に戻されて着信待機とな
る。そして次回の着信からは新しいＯＧＭが再生される
こととなる。また新しいＯＧＭはその終了点〜が記憶さ
れているので、新しい用件をＮ点の直後から又はＮ点か
ら所定の信号まで飛ばしてから録音することができる。

また上述したよう１こＯＧＭの確認再生を行っていると
きに１を検出するためのリモコン信号を送っているので
、このリモコン信号がテープ上に録音されることがない
。さらに従来は新しいＯＧＭの確認再生は電話をかけな
おして行っていたが、本実施例ではその必要がない。

次に上述した動作を行わせるための回路の実施例を第３
図と共に説明する。

本装置では上述の動作を全てマイクロコンピュータＣＰ
Ｌ１２の指示に基いて自動的に行うようにしている。帆
３図はＣＰＵ２に指示を与え、あるいはＣＰＬ１２の指
示ｌこより動作される周辺の回路系統を示している。

ＯＧＭの書き替えを行う場合は、使用者からの着信があ
ると端子３．４にベル音の信号が入力され、この信号が
ベル音検出回路５により検出される。その検出信号がＣ
ＰＵ２に加えられると、リレー回路６が駆動され、スイ
ッチ７が閉じて回線の閉結が行われる。そしてテープ１
からＯＧＭが鋒再ヘッド８により再生されると、この再
生信号はヘッド８からアンプ９及びトランス１０を通じ
。

さらに回線を通じて使用者に伝えられる。この００Ｍ再
生中に使用者からリモコン信号が回線を通じて送られて
来ると、これがリモコン信号検出回路１１で検出される
。そして前述したようにリモコン信号が連続した場合は
テープ１がＮｏ点に巻戻され、リモコン信号の無くなる
のを待って、録音モードとなる。そこで使用者の新しい
ＯＧＭの音声信号が回線を通じて送られる。この音声信
号は端子３，４から入力され、トランス１０、アンプ１
２及びイコライザ１３を通じてヘッド８に加えられるこ
とによりテープ１に録音される。このときバイアス発振
器１４が動作されてバイアス電流がヘッド８に加えられ
る。尚、消去を行う場合は消去電流が消去ヘッド１５に
加えられる。

新しい００Ｍ４の録音が終了するとテープ１はそのまま
Ｎ２点まで走行した後、再びＮｏ点に巻戻されて再生モ
ードとなる。そして新しいＯＧＭの再生信号がアンプ９
、トランス１０を通じて使用者に伝えられる。使用者が
新しいＯＧＭの終了でリモコン信号を送るとこれが検出
回路１１で検出され、この検出に基いて〜点が検出され
る。この騙点の検出は巻取りリール１６の回転回数を回
転検出回路１Ｔで検出することにより行われる。そして
テープ１はＮｏ点まで戻されて着信待轡状態となる。

尚、アンプ９，１２はＣＰｔＪ２の指示ζこ基くミュー
ティング回路１８の制御により所定のタイミングでミュ
ーティングされる。

ＣＰＵ２はまたプランジャ駆動回路１９、キャプスタン
モータ駆動回路２０、リールモータ駆動回路２１等の動
作を制御する。これによって、フォワード用プランジャ
２２、早送り、巻戻し用プランジャ２３、キャプスタン
モータ２４、リールモータ２５等が所定のタイミングで
動作される。

第４図は留守番電話装置が通常の自動応答モード、即ち
発呼者にＯＧＭを伝えた後、用件を録音するモードを実
行する場合のフローチャートを示す。また第５図は第４
図Ｊこおいて００Ｍ再生が行われているときにリモコン
信号を受けた場合のリモコンモード、即ち使用者に録音
された用件を再生して伝える用件再生モード及びＯＧＭ
の書き替えを行うモードを含むモードを実行する場合の
フローチャートを示す。

以上はＯＧＭと用件とを１本のテープに録音する留守番
電話装置に本発明を適用した場合の実施例ζこついて説
明したが、本発明は００Ｍ専用テープと用件録音専用テ
ープとの２本のテープを用いる留守番電話装置ζこ適用
することもできる。

発明の効果 ＯＧＭの書き替えを行う場合、書き直された新しいＯＧ
Ｍの終了点にリモコン信号を記録することなく上記終了
点を検出することができる。このため新しいＯＧＭが所
定時間より短い時間に記録されても、発呼者は新しいＯ
ＧＭの再生か終了すれば直ちに自分の用件の記録を開始
することができる。また装置が誤動作されて記録された
用件が他人に聞かれてしまうようなことを防止すること
ができる。さらに新しいＯＧＭの確認再生を電話をかけ
直すことなく行うことができる。

【図面の簡単な説明】

襖１図は本発明を適用し得るテープフォーマットを示す
図、第２図は本発明の実施例を示す動作模式図、第３図
は本発明方法を実施する回路例を示す回路ブロック図、
第４図は自動応答モードを実行する場合のフローチャー
ト、第５図はリモコンモードを実行する場合のフローチ
ャートである。 な詔図面に用いた符号において、 １・・・・・・・・・・・・　テープ ２・・・・・・・・・・・・　ＣＰＵ ３・・・・・・・・・・・・　入力端子８・・・・・・
・・・・・・　録再ヘッド１１　・・・・・・・・・　
リモコン信号検出回路である。 代理人　土星　勝 ｌ　常包芳男 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 再生手段と、記録手段と、早送り手段と、巻戻し手段と
   、回線から入力されるリモコン信号の検出手段と、テー
   プ位置検出手段とを設けて成り、テープに記録された応
   答メツセージの再生中にリモコン信号が検出されたとき
   、上記テープを所定の位置化早送りして再生モードと成
   し、この再生中に上記リモコン信号が連続的に検出され
   たとき、上記テープを上記応答メツセージの頭まで巻戻
   して録音モードと成し、この録音を上記所定位置まで行
   った後、上記テープを上記応答メツセージの頭まで巻戻
   して再生モードと成し、この再生中に上記リモコン信号
   が検出されたとき、上記テープの位置を検出するように
   した留守番電話装置。