JPS6022922A - アンモニア還元脱硝触媒、装置および脱硝法 - Google Patents

アンモニア還元脱硝触媒、装置および脱硝法

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JPS6022922A
JPS6022922A JP58130767A JP13076783A JPS6022922A JP S6022922 A JPS6022922 A JP S6022922A JP 58130767 A JP58130767 A JP 58130767A JP 13076783 A JP13076783 A JP 13076783A JP S6022922 A JPS6022922 A JP S6022922A
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ammonia
reaction
reduction
zeolite
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泰良 加藤
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邦彦 小西
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、窒素酸化物のアンモニア還元脱硝法および装
置に係b1特に脱硝時に副生ずる亜酸化窒素(酸化二窒
素、NsO)の濃度を低レベルに抑え、また二酸化窒素
(Now)をアンモニア還元するに好適な脱硝方法およ
び装置に関するものである。
排ガス中に含有される窒素酸化物(NO,)を触媒を用
いてアンモニア還元し、無害な窒素と水圧する、いわゆ
るアンモニア接触還元脱硝法は、装置構造が簡単である
などの多くの長所を有しておシ、大獄ボイラ等の燃焼装
置の排ガスの脱硝などに多数実用化されている。また上
記方法に、用いられる触媒としては、チタン(Tり、バ
ナジウム(V)、タングステン(W)、モリブデン(M
+7)などの酸化物を主体としだ、性能およ・び前面の
両面に優れたものが実用に供せられている。
しかしながら、本発明者らの検討では、上記した触媒を
用いた脱硝プロセスは、窒素酸化物が一酸化窒素(NO
)である場合、または50チ以上のNOと50%以下の
二酸化窒素(Not)から構成される場合には有効であ
るが、NChを主体とする場合や亜酸化窒素(酸化二窒
素、Nxo)を含有する場合にはあまり効果がないこと
が明らかとなった。すなわち、第1図は、NO□中のN
Oxの比率が80チである排ガス(ガス組成: No2
80031111゜NO200plfi、NHs 15
00 ppH,0意20チ、HxO2%)を従来触媒を
用いてNI(s還元した場合の結果を示したものである
が(図中、1はTi12Coβ1触媒、2はTi0z−
VgOs触媒の場合)、この図からも明らかなように、
排ガス中のNo 2およびNOは確かに減少させ得るも
のの、反面NzOを多量に副生じ、実質的な脱硝性能は
低いものとなることがわかる。このように、Nowが主
体である窒素酸化物のNil s N元脱硝法では、副
生ずるN20の除去がX要な課題となる。
まだ、第2図は、従来の脱硝触媒(図中、1.2は前述
と同じ触媒、3はTiOx WOs触媒を示す)を用い
てHzO(ガス組成: N)010001’!”% M
(il 000 PF 、Ox 20 % 1Ht02
 ’% ) ノア ンモニ7還元を行った結果を示した
ものであるが、図に示されるように従来の脱硝触媒は、
N20のアンモニア還元に不活性であるだけでなく、逆
にNtOを副生ずる傾向にあることがわかる。従って、
排ガス中のNo、とじて、NoまたはNOx以外KN2
0が含有される場合には、NtOはそのまま残存される
ことになυ、この場合にもNzOの除去が重要な課題と
なることがわかる。
上記した従来量触媒の性質はこれまで知られていなかっ
たが、これは、N20の分析法が離しく、脱硝反応に副
生ずるNxOが、検討されなかったことと、脱硝性能の
評価がNOを主体にして検討されてきたことKよるもの
と考えられる。こ−のため、従来は歯OのNE(s還元
を試みた例はなく、また当然のことながらその反応に高
活性な触媒も見い出されていなかった。
硝酸プラント、金属の酸洗工場、硝酸塩の熱分解炉、あ
るいは特殊な例として核燃料の再処理における硝酸溶解
工程などからの排ガスは、いずれも高濃度の窒素酸化物
(NO,の大半がNOxで占められる)を含有しており
、公害対策あるいは後続設備への影響を防止するという
観点から、その除去法が種々検討されている。これらの
中ではアルカリ洗浄法が現在量も多く実用化されている
が、この方法はNO8の除去率が低く、まだ排水処理を
必要するなどの問題がある。このためボイラの排煙脱硝
法で好成績を上げているアンモニア接触還元脱硝法のよ
うな簡素な乾式処理法の開発が望まれている。
しかしながら、上記した排ガスにアンモニア接触還元脱
硝法を適用すると、N20を多量に副生するという問題
を生じ、実用プロセスにはなシ得ない。これは、上記し
た排ガス中のN080大半がNo霊の形態をとっており
、この点で一酸化窒素(NO)を主体とするボイラ排ガ
スとは性状が異なっているためである。すなわち、本発
明者らの検討結果によれば、No、とNHlの反応は、
(1)、(1つおよび(2)式の未反応を介して進行し
、総括的には(3)式で表わされる。
NOx+2NH雪→NO+ 2NHz+ HzO(1)
→ N2 + NHz+2HtO(1つNOx+ NI
(t →NtO+ NtO(2)Nu s :触媒上に
吸着した中間体 この反応機構は触媒種によらないため、公知のどのよう
な脱硝触媒を用いても、NO2のNHs還元脱硝法では
(2)式によるN冨Oの副生は避は得ないものと考えら
れる。
また還元性の強い金属の酸洗棟たは硝酸溶解時にはN:
0を多量九発生することがいわれている。
このように1アンモニア還元脱硝時にN xOを副生す
る潜在的なNzOの発生源を含め、N20の除去を必要
とするプラントは極めて多く、N20を潤沢的に除去す
る方法の開発が強く望まれている。
このため、本発明者らはNzOの低減策について種々検
討し、脱硝反応に先だちNOxの一部を接触熱分解によ
シNOに転換して排ガス中のNO,組成を(NO)/(
全N O,) > 0.5に調整した後、通常のアンモ
ニア還元脱硝反応を行なわせる方法を提案した。この方
法は、下記のようにNHt ’5r N Oで消費させ
、(2)式のNzOの副生反応の進行を防止しようとい
うものである。
Not + 2NHs −+ NO+2NH2+ Nt
O(1)→ Nz + NHx+ 2HzO(19NO
x+NO+ 2NHs→2Nx+ 3HzO(5)この
2段方式による脱硝方法は、N20の副生を数四以下と
いう低レベルに押えることが可能であシ、原理的も優れ
た方法であるが、装置構造および制御が複雑になシ、実
用上の問題がある。このため、NOと同様にNO2を一
段でアンモニア還元することができる脱硝プロセスの開
発が切望されている。
本発明の目的は、NzOのNHBによる還元反応に高活
性な触媒、およびそれを用いだNtOのアンモニア還元
脱硝方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、Nz0を副生ずることなく、NO
xを1段で旧1還元す仝ことができる脱硝方法とその装
置を提供するととに−ある。
本発明者らは、種々の金属酸化物よりなる触媒のNxO
NHz反応(下記(6)式)に対する活性について検討
した。
3N!0 + 2NH1→4Nx + 3HzO(6)
その結果、バナジウム(■)、タングステン(W)−り
四ム(cr)、マンガン(Mω、コバルト(Co)など
の遷移金属酸化物を活性成分とする公知の触媒ではいづ
れもNz0のアンモニア還元反応を促進することはでき
なかった。これに対し、モルデナイト、Ymゼ第2イト
などのゼオライト中のアルカリ金属またはアルカリ土類
金属の一部もしくは全部を、鉄(Fg)または水素で置
換したものが、N10のアンモニア還元反応に特異的に
高活性を有することを見い出し、本発明に到達したもの
でおる。
要するに本発明は、天然もしくは合成ゼオライトのアル
カリ金属あるいはアルカリ土類金属を、水素または/お
よび鉄で置換してNxOのアンモニア還元活性を賦与し
、触媒としたものである。
また本発明は、上記N20のアンモニア還元脱硝触媒が
、NO3とNHsの反応(前記(3)式)にも活性であ
る点を利用し、NOtを一段で脱硝できるようにしたも
のである。すなわち、上記触媒を用い、反応条件を特定
値に選定することにより、NOxのアンモニアによる還
元反応とその反応により生成し九NxOのアンモニア還
元反応とを同一触媒層内で遂次に進行させ、1段でNx
Oを副生ずることなくNotをアンモニア還元できるよ
うにしたものである。
本発明に用いる触媒は、ゼオライトの骨組構造中K F
 aまたはHイオンが組み込まれていることが重要であ
る。すなわち、本発明圧よる水素および/まだは鉄置換
型ゼオライト触媒中の置換イオンは特異な性質を有し、
金属酸化物単独または担体に担持′された酸化物中のイ
オンとは化学的にまったく異った挙動を示し、従ってそ
の触媒もアルミナ、シリカ、あるいはシリカアルミナに
担持された酸化鉄触媒とは本質的に異なるものである。
一般にゼオライトは、原らの「ゼオライト、基礎と応用
」、講談社刊(1980)に示されるように、複雑な骨
組構造を有するアルミノケイ酸塩であシ、一般に2M2
/no−5Al toy zSiOt ・−mll*0
(ここでM+−1:Nα、K、Caなどの任意の金属元
素であり、ルはその原子価)で示される。この金属元素
Mは、通常、アルカリ金属または、アルカリ土類金属で
あり、それらを水素や他の遷移金属陽イオンなどで置換
することができる。本発明で使用可能なゼオライトは、
上記の性質を有するものであればどのようなものでもよ
いが、触媒の耐熱性および活性の点から、5iOt/A
j*O*比が3以上である、いわゆる高シリカゼオライ
トが適し、具体的には、モルデナイト、クリノプチライ
ト、ホージヤサイト、ゼオライトYなどが好適である。
また上記ゼオライ)Kおける水素および鉄置換の方法は
、その目的を達成することができればど9ような方法で
あってもよく、ゼオライトの骨組構造が保持された水素
または/および鉄置換型ゼオライトが得られる限り、本
発明の範囲に含まれる。
本発明の触媒は、典型的には天然もしくは合成されたモ
ルデナイト、クリノプチライト、ホージャサイトなどの
ゼオライトを、塩酸、塩化アンモニウム(NEIaC4
)水溶液、塩化第二鉄(FgCjm)水溶液または硝酸
第二鉄(pgcNos) s)水溶液中に浸漬し、上記
ゼオライト中のアルカリ金属またはアルカリ土類金属イ
オンを水素または/および鉄イオンに置換した後、5o
o℃程度で焼成して製造することができる。この場合、
塩化アンモニウムと塩化第二鉄の混合水溶液を用いれば
、鉄よシも水素が多く置換された触媒が得られ、また硝
酸第2鉄水溶液を用いれば#1ぼ鉄で置換された触媒が
得られ、また塩化アンモニウム水溶液と硝酸第2鉄水溶
液を組合せて用いれば水素よりも鉄が多く置換された触
媒を得ることができる。
次に本発明による触媒をNsO含有ガスの脱硝に用いる
場合の系統図を第3図に示す。配管4によシ導びかれた
ガスは配管5からアンモニアを注入され、反応器6内の
触媒層7に入シ、ここで排ガス中のNsOは無害な窒素
と水に容易にアンモニア還元され、配管8から排出され
る。
さらに上記触媒を用いて一段プロセスでNOxをNx 
&C脱硝する原理について説明する。
第4図に示すように、(3)式のNOlとNE(sの反
応とI’hOのアンモニア還元反応の両者に活性である
触媒を多量に充てんした反応器を用い、(3)式の反応
に必要なアンモニア量の大過剰を注入した条件でNe茸
のアンモニア還元を実施すると、図に示すような2つの
反応帯が触媒層内に形成される。
即ち、触媒層の入口近傍では、反応速度の速い(3)式
が優先的に進行しNe雪とNHsからN鵞、N4および
水を生成する第1の反応帯、すなわちN(h NHs反
応帯が形成される。触媒層は十分長いため、ここで生成
し九NsOと、過剰に注入され、(3)式の反応で使用
されずに残ったNHsは、触媒のもつN:0のNHs還
元活性の働きKよシ(6)式のように反応し、N!と山
0になり、第2の反応帯、す4わちNeoのアンモニア
還元ゾーンが形成される。
3N雪0 + 2NHs→4N!+3H暑0(6)この
ように触媒種と反応条件を適当に選定すれば、単一の触
媒層でNe意をNzとHtOにまでアンモニア還元する
ことができる。
本発明の脱硝法においては、次のように触媒および反応
条件が選定される。
第iK、使用する触媒が(3)式のNOl NHs反応
と(6)式のNeoの還元反応両者に活性である必要が
ある。このような触媒としては、本発明者らによって見
出された前述のHおよび/またはFg置換型ゼオライト
触媒があげられ、特にモルデナイト、ゼオライトYなど
の高シリカゼオライト触媒が好適である。
第21C,注入するNHs i−とじては、(3)式と
(5)式の2つの反応を完結させる罠十分なNHs量を
選ぶ必要がある。このためKは、ガス中の全NO,と注
入NHsとの比(NHs / No !と記す)を量論
的には1.34以上、特に1.6以上に選定することが
好ましい。
第3に、触媒層内で前述の2つの反応帯が形成されるよ
うに触媒を充てんする必要があり、このため前述の触媒
の場合には面積速度、AV(M理ガス量/触媒の全外表
面積)の値が5以下、特に、3以下に選定することが好
ましい。
以上の3つの条件を満足さ−せることKより、N。
0の副生量の抑制下にNe言を?’hとHtOまでアン
モニア還元することができる。
本発明に用いる反応器としては、第4図に示すようにN
(h NHs反応およびN怠ONHm反応の両方に活性
な単一の触媒を充填したものでもよいが1、第5図に示
すように1反応器9の前流側K(3)式のNot Nm
s反応に優れた活性を有する触媒層lOを、および後流
側にNeo Nils反応活性に優れた触媒層11を設
けたものを用いる、全体の触媒使用量を低減させること
ができる。なお、4は被処理ガス配管、5はアンモニア
注入配管8は処理ガス配管である。
次に第6図は、本発明の触媒をNOx含有ガスの脱硝に
用いる場合の他の系統図を示すものである。
配管4によシ導かれたNot含有ガスは、アンモニブ注
入配管5からアンモニアを注入された後、公知の脱硝触
媒を充てんした反応器121C導入され、前述の(3)
式の反応によシ窒素とNxOおよび水とにアンモニア還
元される。ここで排ガスはさら圧アンモニア注入配管7
からアンモニアが注入されたのち、本発明による触媒1
1を充てんした反応器13に導かれ、Neoは前述の(
6)式に示すようにアンモニア還元される。これによJ
)、Notを主体とするガスであってもNoを副生ずる
ことなく脱硝処理することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1〜3(触媒の製造例) モルデナイト、ホージャサイト、およびゼオライトYの
粉末各々iopを塩化アンモニウムおよび塩化第2鉄の
混合水溶液(NH4C7501/)、F#Cj3101
/l ) 100−中に24時間浸漬した後、1ノの水
で洗浄濾過し、ついで150℃で乾燥した。得られた粉
末を全圧3トンで10m径、5m11厚に成形後、50
0℃で2時間焼成し、本発明の触媒A%BおよびCを得
た。
実施例4〜6(触媒の製造例) 実施例Iにおいて、塩化アンモニウム−塩化第2鉄混合
溶液の代りに硝酸第2鉄(pg(Noi) t)水溶液
をそれぞれ201/l、51/lおよびlj’/j)を
用b1これらの溶液にモルデナイト粉末各々101を浸
液し、他は実施例1と同様にして本発明の触媒D1Bお
よびFを得た。
実施例7〜9(触媒の製造例) モルデナイト、ホージャサイトおよびゼオライトYの粉
末各々101を塩化アンモニウム水溶液(501/I)
K24時間浸漬したのち、1jの水で水洗後、濾過して
得られたスラリをさらに111/Iの硝酸第2鉄溶液に
浸漬し、以下、実施例1と同様にして本発明の触媒G、
HおよびIを得た。
比較例1〜6(比較触媒の製造例) 実施例1〜9に用い九モルデナイト、ホージャナイト、
ゼオライトYを比較触媒1〜3とし、またα−klxO
s粉末、シリカアルミナ(54(h70wtチ、Ah 
Os 30 wt * )および酸化チタン(Ti1t
)粉末各々10FK、硝酸第2鉄11と水3ゴを加え、
乳バチ中で混練し、以下、実施例1と同様に乾燥、成形
、焼成したものを、比較触媒4.5および6とした。
以上の実施例および比較例で得られた触媒を10〜20
メツシユに粉砕し、これを用いて次に示す条件でNtO
のアンモニア還元反応に対する活性を調べた。
(1) ガス組成 Neo 1.00Of Ntb 1,000P O! 20% HxO2チ 歯 3!Qシ (2)空間速度(Sv) 1o、oooA−”(3) 
反応温度 300〜500℃ (4) NzO+析法 赤外lsr!に光光度法第7図
に実施例1〜3の触媒ASB、C,および比較触媒1〜
3のNtOのアンモニア還元性能を示す0図中、A、B
、Cは本発明の触媒A、B。
C1比1、比2、比3は比較触媒11.2.3をそれぞ
れ示す。図の結果から、酸化鉄を活性成分とする比較触
媒、水素および鉄置換を行わないゼオライト触媒(比較
例1〜3)−はNx Oのアンモニア還元活性を有して
いないのに対し、本発明忙よる水素および鉄置換ゼオラ
イト触媒A、B、Cはいずれも高いNtOの還元活性を
有することがわかる。
また第1表は、実施例1〜9までの触媒および比較触媒
1〜60450℃における?’hOの除去率と、元素分
析結果忙もとづく水素または鉄の置換率を示したもので
ある。木表から明らかなように1ゼオライト中のアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属が水素または鉄に置換さ
れることによりNxOのアンモニア還元反応に対する活
性が著しく向上することがわかる。さらに交換可能な陽
イオンの全部を鉄に置換するのではなく、鉄と水素の両
者によって置換された場合に高活性を示すようKなるこ
とがわかる。
注)置換率: xM*/no ・1kl xO5−zs
 iOr rnHzOにおける全Mに対するHおよびF
gの 当量チ 上記実施例1〜9によれば、従来、アンモニア還元でき
なかっ九N意0をアンモニア還元により脱硝することが
可能となる。さらに、硝酸プラント排ガスのようなNO
3が高比率で含有される場合に発生するNzOを、本発
明になる触媒により除去す4ことができる。
次に本発明の触媒を用いたNo を含有ガスのアンモニ
ア還元脱硝の実施例を述べる。
実施例10 モルデナイト中のNa、 KおよびCαの42当倣チを
水素(I()で、かつ35兆世襲を鉄(Fa)で置換し
だH,Fg−モルデナイト触媒の打錠成形体を破砕後、
10〜20メツシユに整粒したもの504を内径30m
のガラス製反応管に充てんし、次の反応条件下でNOx
のアンモニア還元試験を実施し、NO宜の減少率ならび
K NI0の副生率を調べ九試験東件 (1)ガス組成 NO31000膳 旧* 18009 (NH*/ N(h = 1.8 
)O謬 20% Hρ 2チ N!残 Q)反応温度450℃ (3)面積速度AVIO17,5,3,1m / he
オ、Now及びN、0の分析には、ケミルミ法式のNO
!計及び赤外分光光度法を用いた。ここで、NOxの減
少率ならびにNxOの副生率は次式により定義される。
比較例γ 実施例10の試験条件のうち、NI(1濃度を1000
 fP (NHs / No t = 1.0 )とす
る他は、実施例ioと同様に試験を行なった。
第8図に実施例1oおよび比較例7の試験結果を示しだ
。図中、Dは実施例10.比7は比較例7の場合を示す
。本図よシ、本発明方法(実施例10)がNO雪のアン
モニア還元脱硝時の副生NzOの低va、に極めて有効
であることがわかる。さらにNI(s濃度が高い実施例
10では、AVの低下(接触時間の増大)に伴いまずN
Oxの減少と歯0副生員の増大が起シ、ついでNtOの
NHs還元反応によJ) :I’hOの減少が起るが、
旧、濃度の低い比較例7では、NeoのNH1還元反応
が進行し得す、AV値をいくら低下せしめてもNzOの
低減効果が生じないことがわかる。
また本図の結果から、本発明を規定するAV値としては
5以下、望ましくは3以下とするのがよいことがわかる
実施例11 実施例10の試験条件において、AV=1.0m/ A
 、 MkIs llj度−500〜20001111
XIとする他は、実施例10と同様(試験を行なった。
第9図に、実施例11の結果を示したが、この図からN
xOの副生を生じさせないためには、朋。
/ Now比を量論値4/3以上、特に1.6以上にす
ることか好ましいことがわかる。
比較例8 実施例10において、触媒としてNOのアンモニア還元
脱硝法に一般に用いられている酸化チタン−五酸化バナ
ジウム触媒(Ti0z VzOs触媒)を用いる他は、
実施例10と同様に試験を行なった。
第10図に実施例10と比較例8の結果を比較0 して示しだ。図中、Dは実施例↓の場合、比8は比較例
8の場合である。本図からも、N!0分解率の高い触媒
を特定条件で用いる本発明方法が有効な方法であること
がわかる。
実施例12〜14 実施例10の試験条件において、AVを3 m /ムと
一定にし、モルデナイト、ホージャサイトおよびゼオラ
イ)Yの水素および鉄置換体を触媒に用いる他は実施例
10と同様の試験を行なった。
なお、このとき使用した各触媒の水素および鉄の置換率
は、各出発ゼオライト中のNa、KあるいはCaの全量
に対する当量−で表わすと第2表のようである。
第 2 表 また第3表に、実施例12〜14の触媒の性能をまとめ
て示し九が、との結果から本発明の実施に際し、水素お
よび鉄置換型ゼオライトが好結果を与えることがわかる
第 3 表 以上、本発明によれば、NO2を主体とするNo工を含
有する排ガスの接触アンモニア還元脱硝処理が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来触媒のNOxのアンモニア還元性能とN
tOの副生率を示す図、第2図は従来、触媒のNeoの
アンモニア還元性能を示す図、第3図は、本発明に用い
る脱硝装置の概略図、第4図は、本発明を原理的に説明
する図、第5図および第6図は、それぞれ本発明の一実
施例を示す反応器の説明図、第7図は、本発明になる触
媒と比較触媒のNeoのアンモニア還元性能を示す図、
第8図は本発明の実施例1と比較例7との比較結果を示
す図、第9図は、本発明の実施例11の結果を示す図、
第10図は、本発明の実施例10の結果を示す図である
。 1・・・実施例工の場合、2・・・比較例1の場合、3
・・・比較例2の場合、4・・・被処理ガス配管、5・
・・アンモニア注入配管、6.9.12.13・・・反
応器、8・・・処理ガス配管、10・・・Not NH
s反応活性触媒、11・・・Neo NHs反応活性触
媒。 代理人 弁理士 川 北 武 長 300 400 、 !1)00 反ん・添度(C) 第4図 第5図 第6図 AV(m/h)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二酸化窒素(NOりとアンモニア(NHs )か
    ら窒素(Nり、亜酸化窒素(N20 )および水(Hx
    O)とを生成する反応と、N!0とNHsからN2とH
    !0を生成する反応の両者に活性を有する触媒を用い、
    面積速度(ガス量/触媒の全外表面積)を3m/m/下
    、およびNHs濃度/ NOx濃度比を1.3以上で処
    理することを特徴とするアンモニア還元脱硝法。
  2. (2) 4fP許請求の範囲第1項において、前記触媒
    は水素および/または鉄置換型ゼオライトであることを
    特徴とするアンモニア還元脱硝法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、N
    OxとN1(lからNt、N DおよびHtOを生成す
    る反応に活性を有する触媒が上流側に、ならびVCN!
    0とNH3からl’bとHρとを生成する反応に活性な
    触媒が後流側にそれぞれ充填された反応器を用い、面積
    速度が3rrL/に以下、NH哀濃度/NO!濃度比が
    1.3以上の条件で前記反応を行なうことを特徴とする
    アンモニア還元脱硝法。
  4. (4)一般式41*/nO” yAI zOs =ZS
     io 2nKzO(ここでJ、 yおよび2は整数、
    Mは任意の金属元素、ルはMの原子価を示す)で表わさ
    れるゼオライト構造を有する化合物のM元素の一部また
    は全部〃工水素または/〉よび鉄原子により置換さhた
    触媒を反応容器内に充填したことを特徴とするアンモニ
    ア還元脱硝装置。
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