JPS6022880B2 - 電気音響変換器 - Google Patents

電気音響変換器

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JPS6022880B2
JPS6022880B2 JP15886777A JP15886777A JPS6022880B2 JP S6022880 B2 JPS6022880 B2 JP S6022880B2 JP 15886777 A JP15886777 A JP 15886777A JP 15886777 A JP15886777 A JP 15886777A JP S6022880 B2 JPS6022880 B2 JP S6022880B2
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JP
Japan
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diaphragm
ultraviolet
resin composition
voice coil
curable resin
Prior art date
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Expired
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JP15886777A
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English (en)
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JPS5492315A (en
Inventor
博司 小泉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R31/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor
    • H04R31/003Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor for diaphragms or their outer suspension

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紫外線を照射することによって硬化する紫外
線硬化型樹脂組成物をもって、振動板に相対接合される
フレーム、ボイスコイルボビン、ダンパ一等の接合部材
を接合するようにしたスピーカやマイクロホン等の電気
音響変換器に関するものである。
従来、小型ダイナミックスピーカやマイクロホン等の電
気音響変換器において、支持フレームに振動板を、その
外部に形成されたエッジを介して取付ける場合や、振動
板にボイスコイルボビンを取付ける場合、さらにボイス
コイルの中心保持器であるダンパーを上記ボビンあるい
は振動板に取付ける場合には、有機溶剤によって稀釈さ
れたゴム系の接着剤等を用いて接合している。
このような有機溶剤を含む接着剤は、上記溶剤が揮発す
ることにより乾燥硬化し、そして接合を行う。
しかし、有機溶剤が揮発し硬化するまでに長時間を有す
るため、振動板、フレーム、ボイスコイルボビン、ダン
パ一等の相互の各接合部村との接合固定に長時間を必要
とするばかりか、接着剤が未硬化のままの状態に長時間
あるので、相互の取付け位置にズレが生ずる等してしま
う。そのため、不良製品を発生させる危険が大である。
また、不良製品を発生するまでもない場合でも各製品の
品質に著しい差異を生じさせる危険もあり品質管理が極
めて難しくなる。さらに、乾燥硬化するまでに有機溶剤
を揮発させるため、作業環境の悪化をきたし、作業者に
対し健康上の悪影響を与えるおそれもある。
さらにまた、上記接着剤の乾燥硬化時間を短縮するため
に乾燥炉を用いる方法もあるが、期待する程の時間短縮
を行うことはできない。
そこで、本発明は有機溶剤を含む接着剤を用いることに
よって生ずる上述したような種々の欠点を除去し、製造
組立時間の著しい短縮を図るとともに、不良製品及び各
製品毎の品質のバラッキを最小に押えるようにするため
紫外線透過性材料をもって振動板を形成したものにおい
て、振動板、フレーム、ボイスコイルボビン、ダンパー
等の相対接合される各部材の接合部に紫外線硬化型樹脂
組成物を塗布するとともに、上記振動板を通して紫外線
を照射し、上記樹脂組成物を硬化させて上記各接合部材
を接合するようにしたものである。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する
。第1図に示すスピーカ‘ま、壷形のヨーク1の内方側
中央部に、ポール2を取付けたマグネット3を配設する
とともに、上記ポール2と対向して磁気空隙を形成する
ようにプレート4を配設して横成した磁気回路部と、上
記プレート4に基礎を固定したフレーム5にエッジ6の
外周緑を矢紙7により固定された振動板8と、ポール2
とプレート4との間で形成される磁気空隙に臨ませた、
上記振動板8の下端部に接合固定されたボイスコイルボ
ビン9に巻装されたボイスコイル10と、上記振動板8
の内方に取付けた防塵を目的とするセンターキャップ1
1と、上記振動板8とボイスコイル10を位置決めをし
て保持するダンパー12を主たる構成要素として構成し
ている。
そして、ここで用いられる振動板8は、少なくとも20
0〜450の仏程度の短波長光線である紫外線を透過し
得る材料をもって形成されている。
すなわち、振動板8は紫外線透過材料であるポリエステ
ルフィルムやマィラーをもって形成されるのである。こ
の振動板8及び上記フレーム5、ボイスコイルボビン9
、センターキャップ11及びダンパー12の各接合部村
の接合部には紫外線硬化型樹脂組成物13が塗布される
すなわち、第2図に示すように、振動板8の基端に突出
するように形成された円筒状部14内に臨ませたボイス
コイルボビン9の接合部となる上記一端15の外周面側
と、センターキャップ11の湾曲部方向である外方に折
曲した振動板8への接合部となる外周縁部16と、振動
板8の外周部に配設されたフレーム5の外周部への接合
部となるエッジ6の外周縁部17にそれぞれ紫外線硬化
型樹脂組成物13を塗布する。
さらに、ダンパー12のボイスコイルボビン9への接合
部となる内周縁部18とフレーム5の基端部への接合部
となる外周緑部19にもそれぞれ紫外線硬化型樹脂組成
物13を塗布する。上述したような各接合部に塗布され
る紫外線硬化型樹脂組成物の一例としては次のようなも
のを使用すればよい。
ベースレンジ 10礎都 増感剤 2部 のような割合で配合し、上記ベースレンジはプレポリマ
ー(固形)とモノマー(20〜25重量%)を主成分と
する、例えば不飽和ポリエステル樹脂が使用され、プロ
ピレングリコール1.1モルに対し、無水マィレン酸1
モンの割合で加えたもの70重量%とし、これにスチレ
ン20〜25重量%を加えたもののである。
また増惑剤としては例えばペンゾィルメチルェーテルが
使用される。このような紫外線硬化型樹脂組成物、ある
いはその他同様に紫外線を照射することにより硬化し各
部材を接合固定し得る樹脂組成物を塗布してから、紫外
線を透過し得る材料で形成されている振動板8を通して
紫外線を照射する。
そうすると、紫外線はフレーム5、ボイスコイルボビン
9、センターキャップ11及びダンパー12の各接合部
材の相対接合する接合部に塗布されている紫外線硬化型
樹脂組成物13を照射し、この樹脂組成物を硬化させて
各接合部を接合固定する。なお、上述のように構成され
たスピーカでは、振動板8の内方中央部に配されるセン
ターキャップ1 1も紫外線透過材料で構成しておけば
、紫外線の照射がより確実となる。
メッシュ加工したような透孔を有するセンターキャップ
11であれば紫外線の透過に対しては充分である。この
ように、紫外線硬化型樹脂組成物13を硬化させ各接合
部を接合固定するために照射される短波長光線である紫
外線(例えば200〜400の仏程度の波長)の光源と
しては高圧水銀ランプ(300仇ム以下の波長に於て放
射エネルギーが大となるエネルギー分布を有する)、マ
ルチメタルランプ(350のム〜400の山の波長の於
て放射エネルギーが大となるエネルギー分布を有する)
、ジアゾ用ガリウムランプ(400の仏以上の近紫外〜
可視領域の波長に於て放射エネルギーが大となるエネル
ギー分布を有する)等が使用され、樹脂の増感剤の吸収
波長、樹脂の付着厚等に応じて光源が選択される。
そして、紫外線が照射されて硬化する上記紫外線硬化型
樹脂組成物13の主成分であるプレポリマ−とモノマー
は、反応性が著しいため、上記紫外線を吸収して分解す
る増感剤の活性ラジアルの攻撃を受けて直ちに重合を開
始して数秒から数分間の単位で反応を完了しポリマーと
なり、極めて迅速な硬化接合を行うことができる。また
、第3図は本発明に係る電気音響変換器であるダイナミ
ック型のマイクロフオンの例を示すものである。
このマイクロフオンにおいても前記したスピーカと同様
に振動板31を、ポリエステルフィルムやマィラー等の
紫外線透過材料で形成し、この振動板31と、ヨーク3
2とマグネット33の相対向する部分に構成される磁気
空隙に臨むボイスコイル34を巻袋したボイスコイルボ
ビン35との接合部、及び振動板31とフレーム36と
の間に配設され上記振動板31を支持する支持部材37
の上記振動板31及びフレーム36への接合部に前記し
たような紫外線硬化型樹脂組成物13を塗布する。そし
て、前述したような光源を用いて、振動板31を通じて
紫外線を照射し、上記樹脂組成物13を硬化させ各接合
部の接合を行う。
そうすると数秒から数分の極めて短時間のうちに振動板
31とボイスコイルボビン35等の各接合部村を接合す
ることができる。さらに、その他ヘッドホン等の場合に
おいても、振動板にポリエステルフィルム等の紫外線透
過材料を用いて形成すれば、振動板とフレーム等の接合
部等に紫外線硬化型樹脂組成物を塗布し、上記振動板を
通して紫外線を照射すれば各接合部材の接合を極めて迅
速に行ない得る。
なお、ここで用いられる紫外線硬化型樹脂組成物は、塗
布面と光源との距離、紫外線の照射時間、波長分布など
を変えることによって上記樹脂組成物の硬化状態を変る
ことができる。従って、各接合部において、表面のみを
硬化させ、内部を未硬化のままのモノマーあるいはプレ
ポリマーの状態である敏接着を可能にできる。このこと
から、振動板にコンブラィアンスを持たせる等して、ス
ピーカ等の電気音響変換器自体の音圧周波数特性の調節
も行ない得る。・上述したように、本発明は振動板を紫
外線透過材料で形成しておくことにより、電気音響変換
器本体の外方から照射する紫外線は上記振動板を通じて
内部まで透過するので、上記変換器本体の内部における
ダンバ−とボイスコイルボビンやその他の各接合部材の
接合部に、紫外線の照射によって極めて迅速に硬化する
紫外線硬化型樹脂組成物を接合剤として用い、スピーカ
等の電気音響変換器の組立て構成を行うことができる。
従って、本発明によって組立てられる電気音響変換器は
、振動板とボイスコイルボビンの接合等各接合部材の相
互の接合固定を極めて短時間にかつ一挙に行えるので、
接着剤が未硬化の状態に長時間おかれることによって生
ずる振動板等の接合部材の取付け位置にズレ等を生ずる
ようなことは生じない。
従って、不良製品の発生を防止できることはもちろん、
各製品間の品質の均一性を保つことができ、品質管理の
信頼性を高めることができる。さらに、本発明は、従来
のもののように有機溶剤を含んだ接着剤を全く使用しな
いので作業環境の悪化を防止することができ、作業者の
健康保全に極めて有効となる。図面の簡単な説明第1図
は本発明による電気音響変換器であるスピーカを示す断
面図であり、第2図は上記スピーカの各接合部を示す断
面図である。
第3図は本発明による電気音響変換器であるマイクロフ
オンを示す断面図である。5・・・・・・フレーム、8
・・・・・・振動板、9・・・・・・ボイスコイルボビ
ン、12・・・・・・ダンパ−、13・・・・・・紫外
線硬化型樹脂組成物。
第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 紫外線透過性材料をもつて振動板を形成したものに
    おいて、振動板、フレーム、ボイスコイルボビン、ダン
    パー等の相対接合される各部材の接合部に紫外線硬化型
    樹脂組成物を塗布するとともに、上記振動板を通して紫
    外線を照射し、上記樹脂組成物を硬化させて上記各接合
    部材を接合するようにした電気音響変換器。
JP15886777A 1977-12-29 1977-12-29 電気音響変換器 Expired JPS6022880B2 (ja)

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JP15886777A JPS6022880B2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 電気音響変換器

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JP15886777A JPS6022880B2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 電気音響変換器

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JPS5492315A JPS5492315A (en) 1979-07-21
JPS6022880B2 true JPS6022880B2 (ja) 1985-06-04

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ID=15681126

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