JPS60228191A - 点描画像の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、電気的な画像信号から熱転写印刷その他の方
式により紙、フィルムその他のシート上に点描画慮（ハ
ードコピー）を製造する方法の改良に関する。

（発明の背景） ビデオカメラ、磁気カメラ、テレビ、ビデオディスク等
から得られる電気的な画像信号を紙、フィルムその他の
シート上に画像（）・−トコピー）を再現する方法が研
究されており、既にテレビ画像からモノクロであるが写
真の如きハードコピーを得るプリンターが市販されてい
る。

このようなハードコピーを製造する方法とじては、例え
ば熱転写印刷、ワイヤドツトプリント方式、インクジェ
ット記録方式などが挙げられるが、いずれの方法も微細
なドツトで画像を形成するもので結局得られる画像は点
描画像である。

従って、画像の解像度はプリンターのドツトの大きさで
決まり、解像度を上げようとしても、プリンターのドツ
トの微細化は製造技術の問題から方式によって１６〜４
０ドツ）　／　ｍｍ位で限界があり、面積変調法により
階調表現を行なうと、高解像度を有するハードコピーが
得られないのが現状である。

また、熱転写印刷の一種である昇華転写印刷は、濃度変
調により階調表現可能であるが、高速化をはかるとシー
ト（受容体）側に十分な量の染料が転写されず、従って
、十分な濃度の画像が得られないという問題がおった。

（発明の目的） 従って、本発明の目的は高解像度及び高濃度を有する点
描画１象（ハードコピー）の製造方法を提供することに
ある。

（発明の概要） そのだめ、本発明は収縮性シートに熱転写印刷その他の
方法により点描画像を形成した後、収縮処理を癩すこと
を特徴とする点描画像の製造方法を提供する。

本発明に於いて使用される収縮性シートとしては、熱収
縮性シートが一般的であるが、紫外線、Ｘ線、電子線、
γ線などの放射線の照射により収縮するもの、あるいは
、予め伸長された弾性変形可能なゴム性シートなどが挙
げられる。熱収縮性シートとしては、２軸延伸されたポ
リスチレン、ポリプロピレン、ポリ堪化ビニル、ナイロ
ン、ポリエチレンが使用される。これらのシートは材質
に応じて１００〜３５０℃位に加熱することにより線分
比で１／１．３〜１／４に収縮する。熱収縮性シートの
厚さは、特に制限されるものではないが、収縮すると厚
みが増すので、一般には３μ〜２ｍｍ好ましくは１　ｏ
−：１ｏｏμ位が適当である。

収縮性シートに点描画像を印刷する方法としては、感熱
発色型、昇華転写型などの熱転写印刷、インクジェット
記録方式、ワイヤドツトプリント方式などが挙げられる
。

これらの方法で点描画像を形成した後、収縮性シートを
所定の収縮処理にかけると、解像度及び濃度の向上した
ハードコピーが得られる。

以下、実施例により本発明を具体的に説明する。

（実施例） 厚さ２００μの２軸延軸された透明ポリスチレンシート
を熱収縮性シートとして使用し、このシートに昇華転写
用のイエローインキシートを密着させて、昇華転写サー
マルプリンターにかけ、テレビの画像信号から人物像を
シート上に描画した。

イエローのインキで描画されたシートを次に昇華転写用
のマゼンタインキシートに密着させて、同様に同じ人物
像を描画し、更に同じくシアンインキシートに密着させ
て描画した。

得られた人物像は点描画のカラー画像であるが、解像度
はプリンターの発熱体ドツト密度と同じ１ｍｍ当り８ド
ツトであり、黒色部分の光学濃度は０Ｄ＝１．５であっ
た。

次にこの人物像の描画されたシートを１２０℃の加熱炉
に１分入れ、そのま＼１５分放置したところ、シートは
縦、横共に線分比で約１／３に収縮した。

こうして得られたハードコピーは、解像度が１ｍｍ当り
２４ドツトと向上しており、収縮前に測定した部分の光
学濃度も０Ｄ＝２．１に向上していた０ （発明の効果） 以上の通り、本発明によれば、解像度及び濃度の向上し
た点描画像（ハードコピー）が得られる。

出願人　日本光学工業株式会社 代理人渡辺隆男

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 収縮性シートに点描画像を形成した後、収縮処理を施す
   ことを特徴とする点描画１埃の製造方法０