JPS60227698A - 白血球、エステラーゼ又はプロテアーゼの存在を測定するための組成物及び試験具 - Google Patents
白血球、エステラーゼ又はプロテアーゼの存在を測定するための組成物及び試験具Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は白血球細胞、エステラーゼ及びプロテアーゼの
ような分析対象物の存在についての試験試料の試験にお
いて有用な新規組成物及び試験具に関する。本発明は特
に尿のような体液中の白血球濃度を検出するのに有用で
あり、上記試験のための実験室的操作を、顕微鏡による
観察を必要とする煩雑な計数操作から迅速かつ簡便な浸
漬−読取り操作へと変えるものである。患者の尿中に異
常に高濃度の白血球が存在する場合は、腎臓もしくは泌
尿生殖路感染のような病的症状又は他の機能障害を示唆
している可能性がある。従って、正確な尿白血球につい
ての情報は、上記病理学的症状の診断及び処置の際に医
者にとって極めて有用な手段となりうる。 従来、医療専門家は尿沈渣物又は非遠心分離化尿中の白
血球母集団を計数する目視測定法に頼ってきたが、この
方法は遠心分離機及び顕微鏡のような高価な装置と同時
に臨床医側に法外な時間消費を要求するものである。更
に従来法は非溶解細胞のみを測定するという短所をもつ
。原糸に現われる白血球は、広範囲の細胞溶解に好都合
な条件の影響を受けやすい。例えば、異常に高いpHの
尿中においては白血球の半減期は60分と低いこともあ
ることが知られている。溶解細胞は目視検査法において
は検出されないので、誤った低い測定及び誤った負の結
果となりうる。 顕微鏡による白血球分析の二手法−尿沈渣及び非遠心分
離化均質比圧−のうち、前者が明らかに最も望ましい。 信頼しうる結果が後者により得られることもあるが、尿
沈渣観察法が実際の圧倒的多数において用いられる。こ
こで必要とされることば、尿試料を遠心分離し、沈渣物
を単離し顕微鏡検査に付すことである。分析者は次に視
野内に現われる白血球の数を計数する。この作業は上皮
細胞及び塩粒子のような沈渣中の他の尿成分の存在によ
り更に煩雑なものになる。沈渣成分の含有量が様々なの
で試料の非均質性及び顕微鏡装置の光学倍率が異なるこ
とをはじめとする他の複雑な要因と相俟って、最終測定
に著しい誤差を招くこともある。 従って、白血球測定の迅速かつ簡便な方法、即ち、費用
のかかる装置と同時に時間がかかる手法の必要性を排除
するもの、及び細胞が非溶解又目″ン容角靭こかかわら
ず、エステラーゼ、プロテアーゼ又は白血球細胞に対し
て正確な応答をなすものは実際、技術水準に大きな進歩
をもたらすことになるであろうことは明らかである。本
発明はこのような進歩をもたらす。更に本発明は白血球
を見出す能力にではなく、それらが示す酵素活性に基づ
くものであり、従って実質的に」−記の不正確さを持た
ない。 本発明以前は、加水分解性分析対象物の測定方法は、エ
ステラーゼ又はプロテアーゼにより加水分解されると着
色アルコール生成物を生成する発色性エステルを含み、
この非分解エステルは遊離アルコールとは異る色を呈す
るものであった。これらの系の多くは促進剤化合物及び
ジアゾニウム塩カップリング剤を含んでいた。 発車1+:エステル かくして、酵素活性により開裂すると色又は他の検出可
能な種の形成をもたらすある種のエステル類の使用を開
示する文献が、従来技術において存在する。英国特許第
1..128,371号は体液中の加水分解性酵素を検
出するのに有用な色原体としてインドキシル及びチオイ
ンドキシルエステル類の使用を開示している。酵素がエ
ステルを開裂して遊離インドキシルが発生し、これが次
に酸化されて、容易に観察しうる青色色素である2分子
体生成物インジゴを生成する。上記活性は他の酵素のう
ちとりわけコリネステラーゼによるものといわれる。こ
の特許は又、エステル基質のインドキシル部分の他に、
酸残基が、検出されるべき酵素と特に関連して選ばれる
ことを教示している。例えば、エステラーゼ又はリパー
ゼの検出のために酸残基はそれぞれ酢酸エステル、ラウ
リン酸エステル又はステアリン酸エステルでもよいと述
べている。 ホスファターゼ又はザルファターゼのような酵素を検出
するためにはアシル残基は無機物であってよい。従って
この英国特許はエステル分解酵素を測定するために基質
として発色性エステルの使用を教示しており、上記エス
テルはエステルのアルコール部分としてインドキシル又
はチオインドキシルを含み、アシル部分は測定される特
定の酵素に合せる。 アシル残基がN−保護化アミノ酸又はペプチドからなる
エステルに対する、エステラーゼの特異性を立証する2
文献以上に、注意深いアシル残基の選択の効果を明らか
に例示するものは他にない。 例えばジャノフ(Janoff)等、ブロック、ツク・
エクスペル・ハイオル・メト(P roc、 S oc
。 Exper、 Biol、Med、 ) 136 :1
045〜1049 (1971)はアラニンエステルが
ヒト白血球から得たエステラーゼに対して特異的基質で
あることを教示している。具体的には、この文献はヒト
白血球顆粒の抽出物はN−アセチル−し−7−7ニルー
し一アラニルーし一アラニンメチルエステルを加水分解
できることを教示している。 更に、L−アラニン−p−ニトロフェニルエステルは同
様に加水分解されて黄色のp−二トロフェノール着色型
を生成した。 同様に、スウイートマン(S +qeetman )等
\ジャール・ヒスト、ツク(Jour、T(ist、S
oc、、22:327−339)ば1−ナフチル N−
アセチル−DL−アラニン、1−ナフチル N−アセチ
ル−L−アラニル−L−アラニル−L−アラニン及び1
−ナフチル酪酸エステルを使用してエステラーゼの存在
を立証することを教示している。 ベーリンガー・マンハイム・ジーエムビーエソチ(Bo
ehringer Mannheim GmbH)に譲
渡された米国特許第4.278,763号はこれらの教
示を併合して、 白血球エステラーゼ活性のための従来
の発色性基質の更に別の例としてアミノ酸又はペプチド
のインドキシル又はチオインドキシルエステルに到達し
ている。ジャノフ及びスウィートマンの文献と同様に、
ヘーリンガー特許はそれらのエステル分解傾向において
プロテアーゼ及びエステラーゼの等価性を教示している
。 イgi+、iメil+ エステル加水分解反応は無数のアルコール類をはしめと
する多くの核剤の存在により活性化されることが知られ
ている。従ってフェニル酢酸エステル及びp−二トロフ
ェニル酢酸エステルのエステラーゼによる加水分解速度
はメタノール又はブタノールを添加すると2.5〜5.
5倍増加する。 グリーンズエイド(Greenzaid)及びジエンク
ス(Zencks ) (バイオケミストリ(旧och
emistvj+)10 (7)、1210−1222
(197]、))。 更に、この効果はn−アルキル基の長さと共に増加する
。ワイン(Wynne)及びシャラチン(Shalat
in )、(ヨール・シェー・ハイオケムEur、J、
Biochem、) 31:554−560(1972
)l。 特に、このアルコールの活性化効果はアミノ酸エステル
について観察されてきた。p−ニトロフェニル−N−ア
セチル−し−アラニネ−1・の加水分解はメタノールの
存在によって活性化(促進)される。ファストレツツ(
Fastrez)及びフェルシュド (Fersht
)、 (バイオケミストリ(B iochemistr
y)、12 (11)、2025〜2034 (197
3)l。高分子量アルコールばp−ニトロフェニル−1
−BOC−L−チロシネートのエステラーゼ誘起加水分
;t¥速度を増加させる。ア゛ンシコニ(Ashe )
及びチンメルマン(Z immcrman)、(ハイオ
ケム(Biochem、 )及びハイオフィス・リス・
コム(Biophs 、Res、Comm、) 、75
(1)、194−199 (1977)l。米国特許
第4.299,917号の開示はある種の金属錯体、ピ
リジン誘導体及びイミダゾール類のような他の公知のエ
ステル加水分解活性化剤について述べている。 シアゾニヴ握蕩カップリン久弁1 フェノール及び擬フェノールとカップリングしてアゾ色
素を生成するある種のジアゾニウム塩の使用も又知られ
ている。マーチネット(Martinet)及びトノ?
ニア(Dornier) (コンブト・レンド(Com
pl、、 ) (Rend、) 、170. 592(
1920))。上記手法ばエステラーゼ分析に用いられ
、これによりインISキシルエステルばエステラーゼに
より加水分解されてインドキシルを生成し、これが順次
ジアゾニウム塩とカップリングして対応するアゾ色素を
形成する。ボルト1 (Hoot )及びヒツクス(Hicks)、(ジェー
・セル−ハイオル(、J、Ce1l Biol、) 2
9.26]−366(1966)) iゴスロー(Go
ssrau)、(ヒストケミストリ (Histoch
emistry ) 、57.323−342 (19
78));西独公開公報第3017721号(1980
年5月9日出願)。 白血球、エステラーゼ又はプロテアーゼ検出用組成物中
にカップリング剤として用いられることが知られている
ジアゾニウム塩は、ジアゾカチオンに対する外来性アニ
オンによるものである。更に、これまで検討してきた調
製物は各々、ジアゾニウム塩と反応しうる、試料中に存
在するフェノール性化合物又は他の化合物の存在により
妨害又は不正確さをもつという欠点を少なくともある程
度有する。上記妨害は誤った負の試験結果となりうる。 叉絢 本発明に至る技術開発の背景を要約すると、溶液中の加
水分解性酵素及び白血球細胞を測定するためのいくつか
の方法が知られている。尿中白面2 球母集団の測定には、例えば、顕微鏡が長い間好ましい
方法であった。従って、技術者は尿試料の顕微鏡スライ
ドを作成し、顕微鏡の視野内の白血球細胞の数を計測す
ることを要求された;操作は法外な時間消費並びに顕微
鏡及び遠心分離機のような高価な装置を必要とした。 化学的及び生化学的手法は、診断において白血球を試験
するための顕微鏡に急速に挑戦しつつあり、かつ研究室
において昔からある手段である。 化学試験のかなめの役を担ってきた発色性エステルは次
のアルコール部分及びアシル部分を含む。 インドキシル 酢酸エステル チオインドキシル 酪酸ニステル ル−二I・ロフェニル ラウリル酸エステルα−ナフト
ール ステアリン酸エステルアミノ酸 ヘプチド 上記エステルを利用する化学はジアゾニウム塩カップリ
ング剤と同様に種々の加水分解促進剤により助けられて
きた。促進剤として多くのアルコールが用いられてきた
が、ある種の金属錯体、ピリジン誘導体及びイミダゾー
ルも同様である。ジアゾニウムカチオンとイオン結合又
ムj会合している適切な外来性アニオンを有するジアゾ
ニウムカチオンは上記化学のためのカップリング剤とし
て周知であり、それにより、エステルの加水分解の際生
成するアルコール(フエ′ノール)はジアゾニウム塩と
カップリングしてアブ色素を形成する。 しかしながら、ジアゾニウム塩と反応する、試料中のフ
ェノール及び他の化合物によるジアゾニウム塩に対する
妨害のために誤った負の又は誤った低い試験結果が得ら
れることがあることも又知られている。 本発明は、試験試料中の白血球、コ:ステラーセ又はプ
ロテアーゼの存在を測定するだめの新規な試験組成物、
試験具及び方法゛を提供する。本組成物は上記分析対象
物と相互反応して検出可能な応答をなすことが可能なエ
ステル、及び構造−2 式中、A−はアニオンであり、Rば同一でも異なってい
てもよいが、H1低級アルキル、アリールであるか、又
はRの両者が協働して縮合環系を形成し、式中、R′は
旧OH又は低級アルキルである、 を有するジアゾニウム塩からなる。本試験具は本組成物
を包含せしめた11体マトリックスからなる。 本方法は試験試料と本試験具を接触させ、ついて検出可
能な応答を観察することからなる。 窟−希 本論議において用いられるいくつかの用語について、読
者がそれらのそれぞれの意味を確実に知るためにこの上
述べておくべきである。かくして次の定義は本発明の範
囲を明らかにし、かつ、その調製及び使用を可能にする
ために提供される。 5 (1) 語句“N−保護化−アミノ酸残基゛及び“N−
保護化−ペプチド残基”は2つの点で定義を要する。“
N−保護化゛はアミノ酸又はペプチドのアミノ基の化学
に関連し、これにより窒素原子に結合している水素がア
セチル、p−1−ルエンスルホニル(トシル)及びte
rt−ブチロキシカルボニル(t−BOC)並びに従来
公知の他のN−保護基のような保護基によって置換され
ているものである。 語句“アミノ酸基”及び“ペプチド残基”により、その
カルボキシル基の−OHがないアミノ酸又はペプチド分
子を意味する。 (2) 語句“アリール゛により芳香性を有する任意の
環系を意味する。この語句には、ナフチルのような縮合
環系と同様にピロール、フェニルおよびピリジルのよう
な5−及び6−員環が含まれる。従って、この芳香族環
系は複素環式又は同素環式であってもよく、かつ、白血
球細胞、エステラーゼ又はプロテアーゼの存在下の&I
]成物酸物水分解能を置換基が妨害しないならば、置換
されて6 いても置換されていなくてもよい。」二記置換基の選択
は日常の実験室的決定に任されることであり、本開示に
与えられている。 (3) 本開示に用いられる語句“低級アルキル”は1
ないし6個の炭素原子を含むアルキル部分である。低級
アルキルの意味には、メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、5ec−ブチル・tert
−ブチル並びにペンチル及びヘキシルのすべての異性体
が含まれる。これらは非置換でもよく、又はそれらが組
成物もしくは試験具の、白血球細胞、エステラーゼもし
くはプロテアーゼの検出能を妨害しないならば置換され
ていてもよい。 (4) “適切な緩衝物質”により、水性試験試料と接
触した際、結果として少なくとも約7のpHをもたらす
緩衝剤を意味する。好ましくは、緩衝剤は約7〜10、
及び最適には8.5〜9.0の範囲のpHを生しさせる
ことができるものであり、ホウ酸−NaOH,バイシン
(N、N−ビス〔2−ヒドロキシエチル〕〜グリシン)
、又はcoE’s(2−(N−シクロヘキシルアミノコ
エタンスルポン酸)は適切な緩衝物質の例である。 (5) 語句パ促進剤゛圃ここに述べる発色性エステル
の加水分解速度を高めるのに役立つ任意の化合物に関連
する。ピリジン、イミダゾール及びそれらの誘導体;式
Dm (B(CN)n(No)t+ ) (式中、Dは
アルカリ金属、Bは重金属イオン、Pば0又は1、mは
2〜5、nは4〜8、及びmはn及びBの価数の和であ
る)の金属錯体;及びアルコール類のような化学的に様
々な物質である。適切なアルコール類は1から約15個
の炭素原子を有する。分枝鎖アルコール類も本発明の範
囲に包含されるが線状アルコール類が分枝鎖アルコール
類より好ましい。 (6) “縮合環系”により、一対の炭素原子を共有す
る2個以上の芳香族環を意味する。例えば、構造: N′+; において、両方のRは協(す」して縮合環系:N: 式中、両方のRは協働して −(−CH= CI(−CH= CH÷を構成する、を
生成することができる。更に別の例は、N: 式中、両方のRば協働して −(−CI−1=c−CH=N−3−を構成する、であ
る。従って、この縮合環系は多核、芳香族であり、複素
環式又は同素環式であってもよい。 (7) 語′リパ検出可能な応答パは、直接的観察又は
計器のいずれかにより検知されうる、試験子9 段系におけるパラメータの変化又は発現を意味するもの
とここでは意図されており、水性試験域ネ」中の特定の
分析対象物の存在の関数である。検出可能な応答として
は色、螢光、反射率、p H1化学ルミネッセンス及び
赤外スペクトルの変化又は発現がある。 (8) ここに用いられる用語°゛アニオン”としては
約7〜10の範囲のpHにおいて負に電荷され、構造(
1)に示した環に共有結合で結合している部分が挙げら
れる。アニオンの定義には、スルホニル、カルボニル及
びホスホニルが含まれる。 負電荷を帯びることが可能な部分て共有結合的に置換さ
れている低級アルキル及びアリール基も又包含され、こ
の置換基を有する基はそれ自身、共有結合的に構造(I
)の環に結合している。後者としてはn−へキシル−6
−スルホネート、フェニルカーボネート、およびn−プ
ロピル−3−ホスホネートのような様々な型が挙げられ
る。 則戊腹 本発明の3、■酸物はエステル及びジアゾニウム塩0 を含む。これらの成分は広い範囲で選択することが許さ
れるが、それぞれが液筒結果、すなわち、短時間での高
度な検出応答発現、をもたらす好ましい実施態様がある
。この最高効率化は組成物中に促進剤を包含させること
により尚一層助長される。 (1)エステル 本発明の組成物及び試験具の両者は芳香族又は擬芳香族
フェノールと酸のエステルを含有する。 更に、前記エステルは、白血球、エステラーゼ又はプロ
テアーゼの存在下で触媒により加水分解されて、前記フ
ェノール又は擬フェノールを生じ、次いで前記ジアゾ両
性イオンと自由にカップリンクすることができるもので
ある。本発明に使用するのに最適ないくつかのエステル
としては、酢酸インド′キシル、酪酸インドキシル、ラ
ウリン酸インドキシル、ステアリン酸インド′キシル、
N−保5ip (lsアミノ酸又はベプチ1〜のインド
キシルエステル及びそれらのチオインドキシル類縁体が
挙げられる。p−二トロフェニルーN−トシル−し−ア
ラニネート、α−ナフチノI N−保護化アラニネート
エステルも含量れる。エステルの更に別の例としては、
構造: 式中、Aは、その特有の酸の−OH基を持たない、エス
テル形成酸残基、Rは低級アルキル、了り−ル、カルボ
キシル、カルボキシルエステル、アミド又はシアノであ
り、R*はH1低級アルキル又はアリールであり、Xは
O,SまたはNR*である、 を有するものである。 語句“酸残基”にはそれぞれホスポリツク、スルホニ゛
ンク、カルボニ゛ンク及びカルボ=l−シリツク、すな
わち、 が包含される。構造(V)に相当するエステル類キシ)
−5−フェニルピロール、】−メチル−3−(N−1シ
ル−し−アラニニルオキシ)−5=フエニルピロール、
3−(N−1−シルーL−アラニニルオキシ)−5−(
p−クロロフェニル)ピロール及び3−(N−1−シル
ー■、−アラニニルオキシ)−5−フェニルチオフェン
が挙げられる。 (2)促進剤 本発明の組成物はエステルの他に先の項において定義し
たような種々の促進剤を包含してもよい。 アルコール類が、ここに検討しているエステル類のエス
テラーゼ及びプロテアーゼによる触媒加水分解を増大さ
せるのに特に有用であることが判明している。8ないし
15個の炭素原子を有するアルコール類がこの目的に好
ましいが、一方、デカノール、ウンデカノール及びドデ
カノールは、主として低分子量のアルコールと比較して
、蒸発性が低いために試験具に使用するのに好ましい。 (3)ジアゾニウム塩 本組成物はカップリング剤として特定のジアゾとしてf
’13−(N−r ’/)’ L l 7 / −−−
ノva3 ニウム塩を含む。全体の反応図式におけるこのジアゾニ
ウム塩の関与は次側により表すことができる: 式中、ArN”i:Nはジアゾニウム塩(■)であり、
A、P、R”及びXは先に定義したとおりである、 反応生成物■は濃い特色のある色を呈することができる
アゾ色素である。 従って、両性イオンはジアゾニウム塩種であり、そこで
はジアゾニウム基に対するカウンターイオンが環系に共
有結合で結合している。上記アニオンの例としては、ス
ルホニル(SO3−) 、カルボニル(CO2−) 、
ホスホニル(PO:l−)等である。1−ジアブナフタ
レン−4−スルホン酸工4 ステル、]−]シアシー2−ナフ1−−ルー4−スルポ
ン酸エステル1−ジアゾフェニル−3−炭酸エステル及
び他の多くのもの等の化合物が(1)の範曜に含まれる
。■−ジアゾー2−ナフト−ルー4−スルポン酸エステ
ルを用いるのが最も有利であることが判明している。 1帽貧艮 上記に:目酸物は、白血球、エステラーゼ又はプロテア
ーゼを測定するに当たりそれだけで使用することもでき
るし、又担体マトリックスに包含せしめて試験具を形成
し、それによって分析対象物の存在についての迅速かつ
信頼性のおける評価を行うための道具を提供することも
できる。担体マトリックスは通常、しかし必ずしもそう
でばないが、ろ紙のような多孔性物質である。業界で認
められている他の形の担体マトリックス材はフェルト、
多孔性セラミック片、及び織物状又はマット状ガラス繊
維(米国特許第3,846,247号)である。木)A
、布、スポンジ材及び粘土状物質の使用も又示唆されて
いる。又担体71−リツクスは種々の千合体フィルム、
ガラス等のように非多孔性であってもよい。すべてのに
記担体マトリックス祠は、他のものと同様に、本発明に
おいて使用可能である。 ろ紙が特に適切であることが判明している。試験具の好
ましい製造方法においては、−片のろ紙を緩衝水溶液で
湿潤させる。この第−浸漬溶液は、界面活性剤、ポリビ
ニルピロリドンのようなザイス剤及び他の不活性成分等
の種々の処理賦形剤も又含んでいてもよい。 この含浸ろ祇を次に乾燥し、アセI・ン又は他の非水性
溶媒中の本エステル及び、望ましいならば、促進剤及び
/又はジアゾニウム塩を含む第二浸漬溶液で湿潤させる
。この二度含浸されたろ紙は次に二回目の乾燥を行い、
白血球又は他の分析対象物の存在に鋭敏な試験具を形成
する。 この乾燥された試薬担持担体マトリックスは必要ならば
支持材上に貼付されてもよい。従って、試験具の好まし
い実施態様においては、ろ紙担体マトリックスに上記組
成物を包含せしめ、ごの71−リツクスを長片の透明な
ポリスチレンフィルムの一端に固着さ−Uる。このマト
リックスは両面接着テープ(3Mカンパニーから入手可
能なダブル・スティック (D ouble S ti
ck■))のような任意の適切な手段によりフィルムに
固着させ、ポリスチレンフィルムの(lh rrR,i
は把手とて役立つ。使用に際して、このよ・うな試験具
はポリスチレンフィルム支持材の自由v:1(により保
持され、マトリックスフ:)1を試験試料(例えば、尿
)中に浸し、ついてすくに取り出す。一定時間後、何ら
かの呈色又は他の検出可能な応答を観察し、ついで既知
深度の白血球又G才、エステラーゼもしくはプロテアー
ゼ活性を有する他の分析対象物に対する応答に対応する
参1(((標〈(tと比較する。約1〜3分間のインキ
ュベーション時間は、試薬含有ろ紙中で呈色発現をおこ
させうるのに1ff)常十分であることが判明している
。 矢放 次の実施例は、読者が本発明物を製造及使用するのを更
に助iJるために提供される。従って、好ましい実施態
様を実験」−の細目にわたって述へ、7 その結果について分析する。実施例は単に説明するだめ
のものを意味し、ここに叙述され特許請求された本発明
の範囲を制限することを意図するものではない。 (1)一般的情報 次の、実験についての検討においては、略号を次に示し
たように用いる。 g −グラム kg −キログラム L −リットル m L −ミリリットル M −モル濃度 mM −ミリモル濃度 N −規定 eq −当量 mol −グラム分子量(モル) minol −グラム分子量X 10’−3(ミリモル
)aq −水性の hr −時間 TLC−薄層クロマトグラフィー 8 赤外N R)スペクトルは、特に断らない限り、ClI
C4:+ ?’4 ’/(9,(!:してパーキン−エ
ルマー・モテル(Perkin −Elmer Mod
el) 7 ] OB又は237赤外分光光度計を用い
て得;ポリスチレンフィルムの16Q2cm−’ハント
′を外部検量標準として用いた。 プロトン磁気共鳴(’HNMR)スペクトルば、JEO
L FX−900分光計を用いて89.55MH□にお
いて、又はハリアン(Varian ) T −60分
光計を用いて60MH2において得;スペクトルは特に
断らない限りCDCl3溶液中で得た。化学シフトは内
部基準のテトラメチルシランからの低磁場のシグマ単位
として報告する。 JEOA X900分光計を用い、フーリエ(Four
ie )変換及び全プロトンの広域ハンド・ノイズ・デ
カップリングを伴う、炭素−13磁気共鳴C3CNMR
)スペク1ヘルを22.5MH2において得;スペクト
ルは特に断らない限りCDC7!3溶液中で得た。炭素
シフトは内部基準のテトラメチルシランからの低磁場ミ
ロン当りのパーツとして報告する。 質量スペクトル(MS)は、電子衝突(EI)又は高速
原子術部(FAB)法のいずれかで操作するヒユーシソ
1−−バツカード(Hewlett−Packard)
5985 A分光計で得た。高分解能質量スペクトル
はAEI MS−902分光計を用いて得た。 有機試薬はアルドリツヒ・ケミカル・カンパニー (A
1drich Chemical Company>
より入手し、特に断らない限り精製せずに用いた。無機
試薬はフィッシャー・ザイエンテイフイツク・カンパニ
(F 1scher 5cientific Comp
any )又は他の大手の販売業者からのAC3試薬等
級品であった。反応溶媒はAC3試薬等級品であり、テ
トラヒドロフラン(TT(F)はシエー・ティー・・\
−カー・ケミカル・カンパニー (J 、 T、 Ba
kerChemical Company )からのT
−T P L C等級品であった。ブライン(Brin
e)は飽和塩化ナトラム水溶液を意味する 薄層クロマトグラフィー(TLC)ばイー・メルク(E
、 Merck)からのシリカケル60F−15−、A
−プレー1−を用いて行った。カラムクロマ1〜グラフ
イーはイー・メルク(E、 Merck)シリカゲル6
0(7’0〜230メツシユ)を用いて行った。すべて
の報告された融点及び沸点は補正されていない。 (2)いくつかの擬フェノール性エステルの製造次の実
験は本発明に有用なエステルの合成を説明するために行
われた。ごれらの実験は特定の出発物質及び最終生成物
に関連しているが、その操作はここに開示した広範囲の
エステル種に適用できると信しられる。 戊 3−(N−1〜シル−■、−アラニニルオキシ)−5−
フェニルピロールの合成は次の反応系列に図示される。 1 2 N−1−々JダlI−二づ一汗ヨZ ■、−アラニン(100FJ i 1.11mol)を
IN水酸化すトリウム(水溶?ff1)2゜25■5に
溶解し、5℃に冷却し、次いでトルエン450mL中に
溶解したp−l〜ルエンスルポニルクロリド(218g
; 1.11mol )の溶液を徐々に添加しながら
攪拌した。この混合物を雰囲気温度で20時間攪拌した
。層を分離し、冷却水性層を濃塩酸でpH1に酸性化し
た。白色固体状の表記化合物をろ過により採集し、水洗
しついで乾燥した。収量178..5g(66%);m
p134−5°C; T R(CuCl2 )cm−’
1726,1340.1165;、1095i’HNM
R(DMSOD6 ) δ 1.20(d。 J=7,3H1,,2,,40(s、3H)、3.85
(p、、J=8.] H)、6.4 (br s;II
H)(CC1z T() +’ 7.41 ((]、、
yAB−8+ 2 H)及び7.75 (d、JAB=
8.2H)(パターンの中心: 7.58 ;ΔVAn
=20.49I−12) 、8.’0.3(br d、
J−8; l H) (NH)。 N′−トシル−I7−ラー5トモ、丑ルクロリ」プL
ような分析対象物の存在についての試験試料の試験にお
いて有用な新規組成物及び試験具に関する。本発明は特
に尿のような体液中の白血球濃度を検出するのに有用で
あり、上記試験のための実験室的操作を、顕微鏡による
観察を必要とする煩雑な計数操作から迅速かつ簡便な浸
漬−読取り操作へと変えるものである。患者の尿中に異
常に高濃度の白血球が存在する場合は、腎臓もしくは泌
尿生殖路感染のような病的症状又は他の機能障害を示唆
している可能性がある。従って、正確な尿白血球につい
ての情報は、上記病理学的症状の診断及び処置の際に医
者にとって極めて有用な手段となりうる。 従来、医療専門家は尿沈渣物又は非遠心分離化尿中の白
血球母集団を計数する目視測定法に頼ってきたが、この
方法は遠心分離機及び顕微鏡のような高価な装置と同時
に臨床医側に法外な時間消費を要求するものである。更
に従来法は非溶解細胞のみを測定するという短所をもつ
。原糸に現われる白血球は、広範囲の細胞溶解に好都合
な条件の影響を受けやすい。例えば、異常に高いpHの
尿中においては白血球の半減期は60分と低いこともあ
ることが知られている。溶解細胞は目視検査法において
は検出されないので、誤った低い測定及び誤った負の結
果となりうる。 顕微鏡による白血球分析の二手法−尿沈渣及び非遠心分
離化均質比圧−のうち、前者が明らかに最も望ましい。 信頼しうる結果が後者により得られることもあるが、尿
沈渣観察法が実際の圧倒的多数において用いられる。こ
こで必要とされることば、尿試料を遠心分離し、沈渣物
を単離し顕微鏡検査に付すことである。分析者は次に視
野内に現われる白血球の数を計数する。この作業は上皮
細胞及び塩粒子のような沈渣中の他の尿成分の存在によ
り更に煩雑なものになる。沈渣成分の含有量が様々なの
で試料の非均質性及び顕微鏡装置の光学倍率が異なるこ
とをはじめとする他の複雑な要因と相俟って、最終測定
に著しい誤差を招くこともある。 従って、白血球測定の迅速かつ簡便な方法、即ち、費用
のかかる装置と同時に時間がかかる手法の必要性を排除
するもの、及び細胞が非溶解又目″ン容角靭こかかわら
ず、エステラーゼ、プロテアーゼ又は白血球細胞に対し
て正確な応答をなすものは実際、技術水準に大きな進歩
をもたらすことになるであろうことは明らかである。本
発明はこのような進歩をもたらす。更に本発明は白血球
を見出す能力にではなく、それらが示す酵素活性に基づ
くものであり、従って実質的に」−記の不正確さを持た
ない。 本発明以前は、加水分解性分析対象物の測定方法は、エ
ステラーゼ又はプロテアーゼにより加水分解されると着
色アルコール生成物を生成する発色性エステルを含み、
この非分解エステルは遊離アルコールとは異る色を呈す
るものであった。これらの系の多くは促進剤化合物及び
ジアゾニウム塩カップリング剤を含んでいた。 発車1+:エステル かくして、酵素活性により開裂すると色又は他の検出可
能な種の形成をもたらすある種のエステル類の使用を開
示する文献が、従来技術において存在する。英国特許第
1..128,371号は体液中の加水分解性酵素を検
出するのに有用な色原体としてインドキシル及びチオイ
ンドキシルエステル類の使用を開示している。酵素がエ
ステルを開裂して遊離インドキシルが発生し、これが次
に酸化されて、容易に観察しうる青色色素である2分子
体生成物インジゴを生成する。上記活性は他の酵素のう
ちとりわけコリネステラーゼによるものといわれる。こ
の特許は又、エステル基質のインドキシル部分の他に、
酸残基が、検出されるべき酵素と特に関連して選ばれる
ことを教示している。例えば、エステラーゼ又はリパー
ゼの検出のために酸残基はそれぞれ酢酸エステル、ラウ
リン酸エステル又はステアリン酸エステルでもよいと述
べている。 ホスファターゼ又はザルファターゼのような酵素を検出
するためにはアシル残基は無機物であってよい。従って
この英国特許はエステル分解酵素を測定するために基質
として発色性エステルの使用を教示しており、上記エス
テルはエステルのアルコール部分としてインドキシル又
はチオインドキシルを含み、アシル部分は測定される特
定の酵素に合せる。 アシル残基がN−保護化アミノ酸又はペプチドからなる
エステルに対する、エステラーゼの特異性を立証する2
文献以上に、注意深いアシル残基の選択の効果を明らか
に例示するものは他にない。 例えばジャノフ(Janoff)等、ブロック、ツク・
エクスペル・ハイオル・メト(P roc、 S oc
。 Exper、 Biol、Med、 ) 136 :1
045〜1049 (1971)はアラニンエステルが
ヒト白血球から得たエステラーゼに対して特異的基質で
あることを教示している。具体的には、この文献はヒト
白血球顆粒の抽出物はN−アセチル−し−7−7ニルー
し一アラニルーし一アラニンメチルエステルを加水分解
できることを教示している。 更に、L−アラニン−p−ニトロフェニルエステルは同
様に加水分解されて黄色のp−二トロフェノール着色型
を生成した。 同様に、スウイートマン(S +qeetman )等
\ジャール・ヒスト、ツク(Jour、T(ist、S
oc、、22:327−339)ば1−ナフチル N−
アセチル−DL−アラニン、1−ナフチル N−アセチ
ル−L−アラニル−L−アラニル−L−アラニン及び1
−ナフチル酪酸エステルを使用してエステラーゼの存在
を立証することを教示している。 ベーリンガー・マンハイム・ジーエムビーエソチ(Bo
ehringer Mannheim GmbH)に譲
渡された米国特許第4.278,763号はこれらの教
示を併合して、 白血球エステラーゼ活性のための従来
の発色性基質の更に別の例としてアミノ酸又はペプチド
のインドキシル又はチオインドキシルエステルに到達し
ている。ジャノフ及びスウィートマンの文献と同様に、
ヘーリンガー特許はそれらのエステル分解傾向において
プロテアーゼ及びエステラーゼの等価性を教示している
。 イgi+、iメil+ エステル加水分解反応は無数のアルコール類をはしめと
する多くの核剤の存在により活性化されることが知られ
ている。従ってフェニル酢酸エステル及びp−二トロフ
ェニル酢酸エステルのエステラーゼによる加水分解速度
はメタノール又はブタノールを添加すると2.5〜5.
5倍増加する。 グリーンズエイド(Greenzaid)及びジエンク
ス(Zencks ) (バイオケミストリ(旧och
emistvj+)10 (7)、1210−1222
(197]、))。 更に、この効果はn−アルキル基の長さと共に増加する
。ワイン(Wynne)及びシャラチン(Shalat
in )、(ヨール・シェー・ハイオケムEur、J、
Biochem、) 31:554−560(1972
)l。 特に、このアルコールの活性化効果はアミノ酸エステル
について観察されてきた。p−ニトロフェニル−N−ア
セチル−し−アラニネ−1・の加水分解はメタノールの
存在によって活性化(促進)される。ファストレツツ(
Fastrez)及びフェルシュド (Fersht
)、 (バイオケミストリ(B iochemistr
y)、12 (11)、2025〜2034 (197
3)l。高分子量アルコールばp−ニトロフェニル−1
−BOC−L−チロシネートのエステラーゼ誘起加水分
;t¥速度を増加させる。ア゛ンシコニ(Ashe )
及びチンメルマン(Z immcrman)、(ハイオ
ケム(Biochem、 )及びハイオフィス・リス・
コム(Biophs 、Res、Comm、) 、75
(1)、194−199 (1977)l。米国特許
第4.299,917号の開示はある種の金属錯体、ピ
リジン誘導体及びイミダゾール類のような他の公知のエ
ステル加水分解活性化剤について述べている。 シアゾニヴ握蕩カップリン久弁1 フェノール及び擬フェノールとカップリングしてアゾ色
素を生成するある種のジアゾニウム塩の使用も又知られ
ている。マーチネット(Martinet)及びトノ?
ニア(Dornier) (コンブト・レンド(Com
pl、、 ) (Rend、) 、170. 592(
1920))。上記手法ばエステラーゼ分析に用いられ
、これによりインISキシルエステルばエステラーゼに
より加水分解されてインドキシルを生成し、これが順次
ジアゾニウム塩とカップリングして対応するアゾ色素を
形成する。ボルト1 (Hoot )及びヒツクス(Hicks)、(ジェー
・セル−ハイオル(、J、Ce1l Biol、) 2
9.26]−366(1966)) iゴスロー(Go
ssrau)、(ヒストケミストリ (Histoch
emistry ) 、57.323−342 (19
78));西独公開公報第3017721号(1980
年5月9日出願)。 白血球、エステラーゼ又はプロテアーゼ検出用組成物中
にカップリング剤として用いられることが知られている
ジアゾニウム塩は、ジアゾカチオンに対する外来性アニ
オンによるものである。更に、これまで検討してきた調
製物は各々、ジアゾニウム塩と反応しうる、試料中に存
在するフェノール性化合物又は他の化合物の存在により
妨害又は不正確さをもつという欠点を少なくともある程
度有する。上記妨害は誤った負の試験結果となりうる。 叉絢 本発明に至る技術開発の背景を要約すると、溶液中の加
水分解性酵素及び白血球細胞を測定するためのいくつか
の方法が知られている。尿中白面2 球母集団の測定には、例えば、顕微鏡が長い間好ましい
方法であった。従って、技術者は尿試料の顕微鏡スライ
ドを作成し、顕微鏡の視野内の白血球細胞の数を計測す
ることを要求された;操作は法外な時間消費並びに顕微
鏡及び遠心分離機のような高価な装置を必要とした。 化学的及び生化学的手法は、診断において白血球を試験
するための顕微鏡に急速に挑戦しつつあり、かつ研究室
において昔からある手段である。 化学試験のかなめの役を担ってきた発色性エステルは次
のアルコール部分及びアシル部分を含む。 インドキシル 酢酸エステル チオインドキシル 酪酸ニステル ル−二I・ロフェニル ラウリル酸エステルα−ナフト
ール ステアリン酸エステルアミノ酸 ヘプチド 上記エステルを利用する化学はジアゾニウム塩カップリ
ング剤と同様に種々の加水分解促進剤により助けられて
きた。促進剤として多くのアルコールが用いられてきた
が、ある種の金属錯体、ピリジン誘導体及びイミダゾー
ルも同様である。ジアゾニウムカチオンとイオン結合又
ムj会合している適切な外来性アニオンを有するジアゾ
ニウムカチオンは上記化学のためのカップリング剤とし
て周知であり、それにより、エステルの加水分解の際生
成するアルコール(フエ′ノール)はジアゾニウム塩と
カップリングしてアブ色素を形成する。 しかしながら、ジアゾニウム塩と反応する、試料中のフ
ェノール及び他の化合物によるジアゾニウム塩に対する
妨害のために誤った負の又は誤った低い試験結果が得ら
れることがあることも又知られている。 本発明は、試験試料中の白血球、コ:ステラーセ又はプ
ロテアーゼの存在を測定するだめの新規な試験組成物、
試験具及び方法゛を提供する。本組成物は上記分析対象
物と相互反応して検出可能な応答をなすことが可能なエ
ステル、及び構造−2 式中、A−はアニオンであり、Rば同一でも異なってい
てもよいが、H1低級アルキル、アリールであるか、又
はRの両者が協働して縮合環系を形成し、式中、R′は
旧OH又は低級アルキルである、 を有するジアゾニウム塩からなる。本試験具は本組成物
を包含せしめた11体マトリックスからなる。 本方法は試験試料と本試験具を接触させ、ついて検出可
能な応答を観察することからなる。 窟−希 本論議において用いられるいくつかの用語について、読
者がそれらのそれぞれの意味を確実に知るためにこの上
述べておくべきである。かくして次の定義は本発明の範
囲を明らかにし、かつ、その調製及び使用を可能にする
ために提供される。 5 (1) 語句“N−保護化−アミノ酸残基゛及び“N−
保護化−ペプチド残基”は2つの点で定義を要する。“
N−保護化゛はアミノ酸又はペプチドのアミノ基の化学
に関連し、これにより窒素原子に結合している水素がア
セチル、p−1−ルエンスルホニル(トシル)及びte
rt−ブチロキシカルボニル(t−BOC)並びに従来
公知の他のN−保護基のような保護基によって置換され
ているものである。 語句“アミノ酸基”及び“ペプチド残基”により、その
カルボキシル基の−OHがないアミノ酸又はペプチド分
子を意味する。 (2) 語句“アリール゛により芳香性を有する任意の
環系を意味する。この語句には、ナフチルのような縮合
環系と同様にピロール、フェニルおよびピリジルのよう
な5−及び6−員環が含まれる。従って、この芳香族環
系は複素環式又は同素環式であってもよく、かつ、白血
球細胞、エステラーゼ又はプロテアーゼの存在下の&I
]成物酸物水分解能を置換基が妨害しないならば、置換
されて6 いても置換されていなくてもよい。」二記置換基の選択
は日常の実験室的決定に任されることであり、本開示に
与えられている。 (3) 本開示に用いられる語句“低級アルキル”は1
ないし6個の炭素原子を含むアルキル部分である。低級
アルキルの意味には、メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、5ec−ブチル・tert
−ブチル並びにペンチル及びヘキシルのすべての異性体
が含まれる。これらは非置換でもよく、又はそれらが組
成物もしくは試験具の、白血球細胞、エステラーゼもし
くはプロテアーゼの検出能を妨害しないならば置換され
ていてもよい。 (4) “適切な緩衝物質”により、水性試験試料と接
触した際、結果として少なくとも約7のpHをもたらす
緩衝剤を意味する。好ましくは、緩衝剤は約7〜10、
及び最適には8.5〜9.0の範囲のpHを生しさせる
ことができるものであり、ホウ酸−NaOH,バイシン
(N、N−ビス〔2−ヒドロキシエチル〕〜グリシン)
、又はcoE’s(2−(N−シクロヘキシルアミノコ
エタンスルポン酸)は適切な緩衝物質の例である。 (5) 語句パ促進剤゛圃ここに述べる発色性エステル
の加水分解速度を高めるのに役立つ任意の化合物に関連
する。ピリジン、イミダゾール及びそれらの誘導体;式
Dm (B(CN)n(No)t+ ) (式中、Dは
アルカリ金属、Bは重金属イオン、Pば0又は1、mは
2〜5、nは4〜8、及びmはn及びBの価数の和であ
る)の金属錯体;及びアルコール類のような化学的に様
々な物質である。適切なアルコール類は1から約15個
の炭素原子を有する。分枝鎖アルコール類も本発明の範
囲に包含されるが線状アルコール類が分枝鎖アルコール
類より好ましい。 (6) “縮合環系”により、一対の炭素原子を共有す
る2個以上の芳香族環を意味する。例えば、構造: N′+; において、両方のRは協(す」して縮合環系:N: 式中、両方のRは協働して −(−CH= CI(−CH= CH÷を構成する、を
生成することができる。更に別の例は、N: 式中、両方のRば協働して −(−CI−1=c−CH=N−3−を構成する、であ
る。従って、この縮合環系は多核、芳香族であり、複素
環式又は同素環式であってもよい。 (7) 語′リパ検出可能な応答パは、直接的観察又は
計器のいずれかにより検知されうる、試験子9 段系におけるパラメータの変化又は発現を意味するもの
とここでは意図されており、水性試験域ネ」中の特定の
分析対象物の存在の関数である。検出可能な応答として
は色、螢光、反射率、p H1化学ルミネッセンス及び
赤外スペクトルの変化又は発現がある。 (8) ここに用いられる用語°゛アニオン”としては
約7〜10の範囲のpHにおいて負に電荷され、構造(
1)に示した環に共有結合で結合している部分が挙げら
れる。アニオンの定義には、スルホニル、カルボニル及
びホスホニルが含まれる。 負電荷を帯びることが可能な部分て共有結合的に置換さ
れている低級アルキル及びアリール基も又包含され、こ
の置換基を有する基はそれ自身、共有結合的に構造(I
)の環に結合している。後者としてはn−へキシル−6
−スルホネート、フェニルカーボネート、およびn−プ
ロピル−3−ホスホネートのような様々な型が挙げられ
る。 則戊腹 本発明の3、■酸物はエステル及びジアゾニウム塩0 を含む。これらの成分は広い範囲で選択することが許さ
れるが、それぞれが液筒結果、すなわち、短時間での高
度な検出応答発現、をもたらす好ましい実施態様がある
。この最高効率化は組成物中に促進剤を包含させること
により尚一層助長される。 (1)エステル 本発明の組成物及び試験具の両者は芳香族又は擬芳香族
フェノールと酸のエステルを含有する。 更に、前記エステルは、白血球、エステラーゼ又はプロ
テアーゼの存在下で触媒により加水分解されて、前記フ
ェノール又は擬フェノールを生じ、次いで前記ジアゾ両
性イオンと自由にカップリンクすることができるもので
ある。本発明に使用するのに最適ないくつかのエステル
としては、酢酸インド′キシル、酪酸インドキシル、ラ
ウリン酸インドキシル、ステアリン酸インド′キシル、
N−保5ip (lsアミノ酸又はベプチ1〜のインド
キシルエステル及びそれらのチオインドキシル類縁体が
挙げられる。p−二トロフェニルーN−トシル−し−ア
ラニネート、α−ナフチノI N−保護化アラニネート
エステルも含量れる。エステルの更に別の例としては、
構造: 式中、Aは、その特有の酸の−OH基を持たない、エス
テル形成酸残基、Rは低級アルキル、了り−ル、カルボ
キシル、カルボキシルエステル、アミド又はシアノであ
り、R*はH1低級アルキル又はアリールであり、Xは
O,SまたはNR*である、 を有するものである。 語句“酸残基”にはそれぞれホスポリツク、スルホニ゛
ンク、カルボニ゛ンク及びカルボ=l−シリツク、すな
わち、 が包含される。構造(V)に相当するエステル類キシ)
−5−フェニルピロール、】−メチル−3−(N−1シ
ル−し−アラニニルオキシ)−5=フエニルピロール、
3−(N−1−シルーL−アラニニルオキシ)−5−(
p−クロロフェニル)ピロール及び3−(N−1−シル
ー■、−アラニニルオキシ)−5−フェニルチオフェン
が挙げられる。 (2)促進剤 本発明の組成物はエステルの他に先の項において定義し
たような種々の促進剤を包含してもよい。 アルコール類が、ここに検討しているエステル類のエス
テラーゼ及びプロテアーゼによる触媒加水分解を増大さ
せるのに特に有用であることが判明している。8ないし
15個の炭素原子を有するアルコール類がこの目的に好
ましいが、一方、デカノール、ウンデカノール及びドデ
カノールは、主として低分子量のアルコールと比較して
、蒸発性が低いために試験具に使用するのに好ましい。 (3)ジアゾニウム塩 本組成物はカップリング剤として特定のジアゾとしてf
’13−(N−r ’/)’ L l 7 / −−−
ノva3 ニウム塩を含む。全体の反応図式におけるこのジアゾニ
ウム塩の関与は次側により表すことができる: 式中、ArN”i:Nはジアゾニウム塩(■)であり、
A、P、R”及びXは先に定義したとおりである、 反応生成物■は濃い特色のある色を呈することができる
アゾ色素である。 従って、両性イオンはジアゾニウム塩種であり、そこで
はジアゾニウム基に対するカウンターイオンが環系に共
有結合で結合している。上記アニオンの例としては、ス
ルホニル(SO3−) 、カルボニル(CO2−) 、
ホスホニル(PO:l−)等である。1−ジアブナフタ
レン−4−スルホン酸工4 ステル、]−]シアシー2−ナフ1−−ルー4−スルポ
ン酸エステル1−ジアゾフェニル−3−炭酸エステル及
び他の多くのもの等の化合物が(1)の範曜に含まれる
。■−ジアゾー2−ナフト−ルー4−スルポン酸エステ
ルを用いるのが最も有利であることが判明している。 1帽貧艮 上記に:目酸物は、白血球、エステラーゼ又はプロテア
ーゼを測定するに当たりそれだけで使用することもでき
るし、又担体マトリックスに包含せしめて試験具を形成
し、それによって分析対象物の存在についての迅速かつ
信頼性のおける評価を行うための道具を提供することも
できる。担体マトリックスは通常、しかし必ずしもそう
でばないが、ろ紙のような多孔性物質である。業界で認
められている他の形の担体マトリックス材はフェルト、
多孔性セラミック片、及び織物状又はマット状ガラス繊
維(米国特許第3,846,247号)である。木)A
、布、スポンジ材及び粘土状物質の使用も又示唆されて
いる。又担体71−リツクスは種々の千合体フィルム、
ガラス等のように非多孔性であってもよい。すべてのに
記担体マトリックス祠は、他のものと同様に、本発明に
おいて使用可能である。 ろ紙が特に適切であることが判明している。試験具の好
ましい製造方法においては、−片のろ紙を緩衝水溶液で
湿潤させる。この第−浸漬溶液は、界面活性剤、ポリビ
ニルピロリドンのようなザイス剤及び他の不活性成分等
の種々の処理賦形剤も又含んでいてもよい。 この含浸ろ祇を次に乾燥し、アセI・ン又は他の非水性
溶媒中の本エステル及び、望ましいならば、促進剤及び
/又はジアゾニウム塩を含む第二浸漬溶液で湿潤させる
。この二度含浸されたろ紙は次に二回目の乾燥を行い、
白血球又は他の分析対象物の存在に鋭敏な試験具を形成
する。 この乾燥された試薬担持担体マトリックスは必要ならば
支持材上に貼付されてもよい。従って、試験具の好まし
い実施態様においては、ろ紙担体マトリックスに上記組
成物を包含せしめ、ごの71−リツクスを長片の透明な
ポリスチレンフィルムの一端に固着さ−Uる。このマト
リックスは両面接着テープ(3Mカンパニーから入手可
能なダブル・スティック (D ouble S ti
ck■))のような任意の適切な手段によりフィルムに
固着させ、ポリスチレンフィルムの(lh rrR,i
は把手とて役立つ。使用に際して、このよ・うな試験具
はポリスチレンフィルム支持材の自由v:1(により保
持され、マトリックスフ:)1を試験試料(例えば、尿
)中に浸し、ついてすくに取り出す。一定時間後、何ら
かの呈色又は他の検出可能な応答を観察し、ついで既知
深度の白血球又G才、エステラーゼもしくはプロテアー
ゼ活性を有する他の分析対象物に対する応答に対応する
参1(((標〈(tと比較する。約1〜3分間のインキ
ュベーション時間は、試薬含有ろ紙中で呈色発現をおこ
させうるのに1ff)常十分であることが判明している
。 矢放 次の実施例は、読者が本発明物を製造及使用するのを更
に助iJるために提供される。従って、好ましい実施態
様を実験」−の細目にわたって述へ、7 その結果について分析する。実施例は単に説明するだめ
のものを意味し、ここに叙述され特許請求された本発明
の範囲を制限することを意図するものではない。 (1)一般的情報 次の、実験についての検討においては、略号を次に示し
たように用いる。 g −グラム kg −キログラム L −リットル m L −ミリリットル M −モル濃度 mM −ミリモル濃度 N −規定 eq −当量 mol −グラム分子量(モル) minol −グラム分子量X 10’−3(ミリモル
)aq −水性の hr −時間 TLC−薄層クロマトグラフィー 8 赤外N R)スペクトルは、特に断らない限り、ClI
C4:+ ?’4 ’/(9,(!:してパーキン−エ
ルマー・モテル(Perkin −Elmer Mod
el) 7 ] OB又は237赤外分光光度計を用い
て得;ポリスチレンフィルムの16Q2cm−’ハント
′を外部検量標準として用いた。 プロトン磁気共鳴(’HNMR)スペクトルば、JEO
L FX−900分光計を用いて89.55MH□にお
いて、又はハリアン(Varian ) T −60分
光計を用いて60MH2において得;スペクトルは特に
断らない限りCDCl3溶液中で得た。化学シフトは内
部基準のテトラメチルシランからの低磁場のシグマ単位
として報告する。 JEOA X900分光計を用い、フーリエ(Four
ie )変換及び全プロトンの広域ハンド・ノイズ・デ
カップリングを伴う、炭素−13磁気共鳴C3CNMR
)スペク1ヘルを22.5MH2において得;スペクト
ルは特に断らない限りCDC7!3溶液中で得た。炭素
シフトは内部基準のテトラメチルシランからの低磁場ミ
ロン当りのパーツとして報告する。 質量スペクトル(MS)は、電子衝突(EI)又は高速
原子術部(FAB)法のいずれかで操作するヒユーシソ
1−−バツカード(Hewlett−Packard)
5985 A分光計で得た。高分解能質量スペクトル
はAEI MS−902分光計を用いて得た。 有機試薬はアルドリツヒ・ケミカル・カンパニー (A
1drich Chemical Company>
より入手し、特に断らない限り精製せずに用いた。無機
試薬はフィッシャー・ザイエンテイフイツク・カンパニ
(F 1scher 5cientific Comp
any )又は他の大手の販売業者からのAC3試薬等
級品であった。反応溶媒はAC3試薬等級品であり、テ
トラヒドロフラン(TT(F)はシエー・ティー・・\
−カー・ケミカル・カンパニー (J 、 T、 Ba
kerChemical Company )からのT
−T P L C等級品であった。ブライン(Brin
e)は飽和塩化ナトラム水溶液を意味する 薄層クロマトグラフィー(TLC)ばイー・メルク(E
、 Merck)からのシリカケル60F−15−、A
−プレー1−を用いて行った。カラムクロマ1〜グラフ
イーはイー・メルク(E、 Merck)シリカゲル6
0(7’0〜230メツシユ)を用いて行った。すべて
の報告された融点及び沸点は補正されていない。 (2)いくつかの擬フェノール性エステルの製造次の実
験は本発明に有用なエステルの合成を説明するために行
われた。ごれらの実験は特定の出発物質及び最終生成物
に関連しているが、その操作はここに開示した広範囲の
エステル種に適用できると信しられる。 戊 3−(N−1〜シル−■、−アラニニルオキシ)−5−
フェニルピロールの合成は次の反応系列に図示される。 1 2 N−1−々JダlI−二づ一汗ヨZ ■、−アラニン(100FJ i 1.11mol)を
IN水酸化すトリウム(水溶?ff1)2゜25■5に
溶解し、5℃に冷却し、次いでトルエン450mL中に
溶解したp−l〜ルエンスルポニルクロリド(218g
; 1.11mol )の溶液を徐々に添加しながら
攪拌した。この混合物を雰囲気温度で20時間攪拌した
。層を分離し、冷却水性層を濃塩酸でpH1に酸性化し
た。白色固体状の表記化合物をろ過により採集し、水洗
しついで乾燥した。収量178..5g(66%);m
p134−5°C; T R(CuCl2 )cm−’
1726,1340.1165;、1095i’HNM
R(DMSOD6 ) δ 1.20(d。 J=7,3H1,,2,,40(s、3H)、3.85
(p、、J=8.] H)、6.4 (br s;II
H)(CC1z T() +’ 7.41 ((]、、
yAB−8+ 2 H)及び7.75 (d、JAB=
8.2H)(パターンの中心: 7.58 ;ΔVAn
=20.49I−12) 、8.’0.3(br d、
J−8; l H) (NH)。 N′−トシル−I7−ラー5トモ、丑ルクロリ」プL
【
N N−トシル−17−アラニン(12,4g ; 0.0
5mol)及びチオニルクロリド(25mL)の混合物
を90分55°Cで加熱し、次に四転菌発器を用いて4
0°Cで濃縮した。この赤色固体状残渣を沸騰CC12
’ 4200 m l−に溶解し、炉で乾燥したノリッ
ト (Noriρ)211((アメリカン・ノリット・
コ・インコーホレーテッド(AmericanNori
t Co 、 、Inc、 ) l 20gで脱色し、
ろ過しついで冷却した。乳白色の固体状の表記生成物を
ろ過により採集し、ヘキサンで洗浄しついで乾燥した。 収量8.48g(65%);mplol−101,5°
C;IRIR(CHC13)cm−’3360.326
0,3025.1775゜1605.1350,117
0,910;’I(NMR(CDC1i) δ1.48
(d、、J=7,3H)。 2.43 (s、3H)、4.33 (p、J=8゜I
H) 、 5.93 (br d、 J=8. LH)
(NH)7.31 (d、JAB=8,2H)及び7
.76(d。 JAB=8.21() Cパターンの中心7.53.Δ
V、1゜−26,83)1 z l] 。 質量分析: CloH1□CnN03Sとして計算値:
C,45,89;H,4,62iN、5.35実験値:
C,46,fi3 ;H,4,90:N、5.19方法
−W N−トシル−■7−アラニン(3,1g ; 13mm
ol)及びチオニルクロリド(6m1.)の混合物を9
0分50℃で加熱し、次に乾燥ヘキサン50 m Lで
希釈した。この混合物を急速攪拌し、冷却しついで固体
状生成物をろ過した。収量3.15g(93%)、mp
99−100℃。IRスペクトルは方法へにより製造し
た再結晶化物質のスペクトルと同一であった。 アセトン4.5 Lに熔解したトランス−桂皮酸(6,
75mol) 1.旧(gの攪拌スラリーを先ずNaH
CO3(2,47k g ; 29.4mol ; 4
.39eq)を用いて、次に注意深く水(4,5L)を
用い5 て処理した。得られた濃厚な混合物を、04mMのエチ
レンジアミン四酢酸(EDT八)シナ1〜リウム塩水溶
液(14,5L ; EDTAジナトリウム2水和物2
.17gを蒸溜水14.5Lに溶解して調製)に溶解し
たオキゾーネ(OX ON E■)モノサルフェート化
合物(3,78k g ;KH3O51,825eq含
有)溶液を用いて、1.5−2.0時間に亘って滴加処
理した。この添加中、反応温度を水浴を用いて24−2
7℃に維持し、反応−pHは約7.4であるように注意
した。添加終了後、混合物を更に0.5時間攪拌し、次
に約10°Cに冷却した。温度をほぼ10°Cに維持し
ながら、反応物をFfHCj! (〜1.2L)T:
pH=2に酸性化し、次にCH,C7!2 (5,05
L)で処理し、ついで10分間激しく攪拌した。 混合物を沈降させた後、水層をデカンテーションにより
除去し、不溶塩を含む有機層をろ紙を用いて吸引ろ過し
た。ろ過された固体をCH2Cl□(1,9L)で洗浄
し、ついで水層をこのろ液で抽出した。ろ過された固体
を再びCH2Cl2(3,156 L)で洗浄し、ついで水層をこのろ液で抽出した。 合せたCH2Cl□層を水(6,31L)に溶解したK
OH(593,3g)溶液で抽出した一塩基抽出の際分
離する固体を溶解させるため約40℃まで緩かに加熱す
ることが必要とされることがしばしばある。CH□Cl
z層を次に、水(1,5L)に溶解したKOH(99
g)溶液で抽出し、ついでひとまとめにした塩基抽出物
をグリシン(481,7g ; 6.416mol ;
0.95eq)で処理し、有機層を捨てた。 溶液pHを25%KOH水溶液で11.5に調整し、次
に沸騰するまで加熱した。低沸点液(アセトン及び水)
約900mLを蒸気温度が99℃に達するまで留去し、
それに続いて混合物を2時間還流した。冷却後、反応混
合物をCH2Cl□(3,15L)で抽出し、このCH
2Cl2相を捨て、水層を減圧下に70℃の浴槽を用い
て蒸発乾固した。残渣を95%E t OH(8,83
L)中で30分沸騰させ、次に攪拌しながら徐々に放冷
すると、生成物が微細結晶として分離する。これらをろ
過し、新しい95%E t OH(1,26L)で洗浄
し、ついで50−60°Cの炉中で乾燥すると表記化合
物(1,77Kg;74.6%)が白色結晶として得ら
れた(mp=120−2°C(未補正))。 T R(KBr ) cm−’34.20 (br、)
。 1590(br、) 、 1410. 1 ]30.
710 ;’T−INMR(D20−TSP) δ3.
1 (s、2H)。 3゜89 (d、JAE =4. ’L H)及び4.
52(d。 Jan−4,IH) (パターンの中心4.21i△V
AB= 18.83 H2,) 、4.68 (s、6
H,交換可能なプロトン)、7.4 (s、5H);
Tl−7CR(=0.59 (EtOH: IM)リエ
チルアンモニウム炭酸水素塩7:3) 質量分析: Cl+ HI 5N 07 K 2として
計算値:C,37,59;旧 4.30 i N、3.
99実験値:C,37,22;旧 4.24 ; N、
3.96N−アセチル−3−アセトキシ−5−フェニル
ピロール(2) ピリジン(3,OL)に?容解した2−ヒドロキシ−3
−(カルボキシメチルアミノ)−ヒドロ桂皮酸ジカリウ
ム塩2水和物(1) (]、Okg;2.84、mol
)の懸濁液を雰囲気温度、不活性ガス雰囲気下に無水酢
酸(4,0r−)で処理した。温和な発熱反応が結果と
しておこり、1.5−2.5時間に亘り反応温度が60
−70°Cまで指数関数的に」二昇した。いったん反応
が冷えはしめたら、混合物を120−123°Cまで1
5分間加熱し、次に雰囲気温度まで1時間にわたり放冷
し、その間に酢酸ピリジニラJ、が結晶として分離した
。混合物をろ紙を用いて吸引ろ過し、ついで塩を無色に
なるまでF、toACで洗浄し、ろ液を真空中で蒸発乾
固した。 貼赤色残渣をEIOAC(3,01−)に溶解し、三回
水洗(各]、0L)L、Mg5O,上で乾燥しついでタ
ルコ(DarcoG) ) −G 60 (アルドリソ
ヒ・ケミカル・カンパニー(Δ1drich Chem
ic21Co、)l (300g>で処理した。30分
間攪拌後、混合物をセライト(Celite■) (フ
ィッシャー・→J−イエンテイフイツク (F 1sc
herScientific ) lを用いてろ過しつ
いで真空中で9 蒸発乾固すると赤橙色油状物資を得た。この油状物質を
温めた2−プロパツール(1,2L)に溶解し、次に一
晩雰囲気温度まで徐冷すると、固体が分離した。結晶状
生成物をろ過し、50%−2−プロパツール水溶液で洗
浄し、真空乾燥するとmpが58−60℃(未補正)の
表記化合物(417g;60%)を得た。一部をBtz
Oに採取し、フリント(Norit) 211で処理し
、ろ過しついで減圧濃縮した。0°Cにしておくと無色
微少針状物質が分離した。これらをろ過し、Et20/
ヘキサン(1: 1)で洗浄しついで真空乾燥するとm
pが60−62.5℃(未補正)の分析試料が得られた
。 TR(CHCI*cm−’3020,1760゜173
0.1595,1378.1320,1220(br、
)、1030,960,903;’HNMR(CDCI
3 ) δ2.23 (s、3)() 。 2.27 (S、3H)、6.18 (d、J=2.]
H)。 7.35 (s、5H)、7.42 (d、J=2゜I
H);TLCRf−0,56(トルエン二−ジ第0 キサン、4:1)。 質量分析CIs■LxNOxとして: 計算値:C,69,12;H,5,38;N、5.76
実験値:C,68,88、H,5,25、N、 5.5
33−ヒト′ロキシー5−フェニルピロール(3)N−
アセチル−3−アセトキシ−5−フェニルピロール(2
) (36,8g ; 0. ] 5mol )の微細
粉部を10分間アルゴン気流中で攪拌することにより酸
素を除去し、次に脱酸素化MeOH(379mL)中に
懸濁し、不活性気体雰囲気下で一6℃(−15℃メタノ
ール(MeOH)/ドライアイス浴中で)に冷却し、次
に2 N Na0I((300m 1.、 )の水冷脱
酸素化溶液で迅速に処理した。塩2j(を添加すると反
応温度が直ちに18°Cまで上昇し、3分後には反応混
合物は均一になった。反応混合物が冷えると、化合物(
3)が微細結晶として分離した。脱酸素化された2Mク
エン酸の冷溶液(150mL)を添加15分後、得られ
た混合物を10分間攪拌し、次にろ過した。生成物を空
気に露らずのを最低にするように注意しながら、固体を
脱酸素化水(200ml−)で完全に洗ン争し、次に一
晩真空乾燥すると淡桃色微細針状物質として表記化合物
(22,3g ; 93.6%)が生した。 IR(KBr)cm−’3400,3110゜2900
.1600.1580,1555,1480゜1268
.1180,742,64(1;’T(NMR(DMS
O−D’) 66.1 (m、LH) 、6.3(m、
]、 h) 、7.0−7.7 (m、5H) 、8.
0(s、LH)、10.4 (br s、LH); T
LCRf=0.20 0.28 (EtOH:CHCl
:+ 。 1:9)。 質量分析:’C+aHqNOとして 計算値:C75,45、H,5,70、N、8.8Q実
験値:C15,30;H,5,69;N、8.670℃
、不活性ガス雰囲気下に維持された、無水テトラヒトo
7ラン(THF、450mL)、ピリジン(43,8m
L ; 0.542mol ; 1.2 e q)及び
トリフルオロ酢酸(85,0m L ; 1.1.0m
ol;2.4eq)の溶液を一部分3−ヒドロキシー5
−フェニルピロール(3) (71,5g; 0.45
mol;1.[]eq)で処理し、続いて直しに、調製
したばかりの、無水THF (450rnL)中のN−
トシル−L−アラニニルクを目ノド(141,0g;Q
、 54 mol ; 1.2 eq)ン容液を5−1
0分かげて滴力口した。得られノこ混合物を15分間θ
℃で攪拌した。次に1,0Mクエン酸水溶液(315m
L)及びEtOA、c (+、、35 L)の溶液を添
加することにより反応物を冷却した。簡単に混合後、相
を分離しついて有1幾相をNaCl1!水溶液(36’
OmL;水1mL当り0.18 [<のNaCe)で洗
浄した。 有機相を次に5%N a HC03水溶液(各1.35
m 1.)で2回抽出し、次に、更に別のNaCβ水溶
液(360ml;水m I−当たり0.18 gのNa
Ca)で洗浄した。赤褐色有機層をMg5Oa (10
1g)及びダルコ(Darco) −060(143g
)と共に雰囲気温度で15分間攪拌し1次にセライト(
Celil、e )を用いてろ過しついて37°Cの浴
槽で真空蒸発乾固すると桃白色固体として(4)3 が得られた。粗生成物を粉砕しついで湯(50°C)T
HF (250mL)に溶解し、激しく攪拌し。 次にね一ヘキサン(250mL)で希釈した。攪拌を1
時間雰囲気温度で続けると生成物が結晶化した。固体を
ろ過し、ろ液が無色になるまでトルエン(約1.OL)
で洗浄し、次に一晩真空乾燥すると表記化合物(112
g;65%)がm p 1.54.5−155℃の白色
粉末として生した。 IR(KCT)cm−’3350.3325゜1760
.1508,1320,1155,770;’HNMR
(DMSO−δ6) δ1.33 (d。 J−7,3H) 、2.36 (s、31() 、4.
13(p、J=8.I H)、6.25 (m、I H
)。 6.73(m、I H) 、7.05−7.50 (m
、5H) 。 7.5−7.85 (m、4 H) 、8.42 (d
、、J=8゜IH)、11.18 (br s、IH)
;1′3CNMR(DMSO−δ6) p pm 18
.335. 21.001゜51.370.98.06
1,108.33’6゜123、/123,126.0
24,126.610゜128.560 、 128.
756. 129.601゜4 132.397.137,600. 138.380.
]/12.737゜169.9 19;Cα〕 。=
−70° (C−1,] 1.MeOH) ;TLC
Rf =0. 45(EtOAc : ヘキサノ、l
: ]、) i Tl、CRr =0. 40 (、I
−ルエン:ジオキザン、4:1)。 質量分析 C2QH2ON204Sとして:計算値:C
,62,48,H,,5,24;N、7.29i 実験値:C,62,52,H,5,27;N、7.30 次にアウトラインを示した、報告文献による操作*l、
*’lを僅かに変形することにより一連の実験を行って
3−ヒドロキシ−5−フェニルチオフェンを製造した。 得られたヒドロキシチオフェンを次にN−1−シル−し
一アラニニルクロリドでアシル化すると相当するN−ト
シル−L−アラニネートエステルが収率46%(非最適
操作)で得られた。 3−フェニル−】、2−ジチア−3−シクロペン桂皮酸
エチル(56,82mmo+) 10 g及び硫黄10
gの懸ン罰液を、反応中に/1成するエタノールを除去
するための蒸溜ヘット及び受器を備えた5 0m1−フ
ラスコ中で250°Cて4時間加熱した。 反応混合物を次に]00°Cに放冷しついで還流エタノ
ール500 m Lに添加した。得られた沈澱物をろ過
し、続いて沸胎アセトン500mILと次に2回エタノ
ール500mLず゛つと共にすりつぶした。合せた」二
澄液を濃縮して黒色固体とし、これをメタノールから結
晶化すると暗褐色針状物質が得られた。ノリット(No
rit)を用いてメタノールから2回口の再結晶を行い
ついでセライl−(Ce1itr+)を用いてろ過する
とmpが113−115°Cの淡黄色針状物質2.02
3gが得られた。 JR(KBr)cm−’1650.1550.1390
゜1350.1130,770;’HNMR(60rn
Hz 、 CD C1,) 66. 92 (s、
IH) 。 7゜58 (m、5H):TLCRf =0.57 (ジクロロメタン)。 質量分析;C7H60□Sとして; 計算値;c、55. 64.;H,3,1]実験値;c
、55.53;H,3,4794°Cの硫化ナトリウム
9水和物35.48g(148mmol)の溶融溶液を
、5分間に亘り滴加された6、 65 gの3−フェニ
ル−1,2−ジチア−3−シクロペンテン−5−オン(
5) (34,23mmol)で処理した。15分後、
混合物を、炭酸ナトリウムでpH8,7に調製された、
水60ml、中にブロモ酢酸43. 6 g (314
,mmol)を含む水冷溶液に添加した。得られた溶液
を0℃、pH8,7に45分間保持し、次にろ過した。 上澄液を0℃に保持しついで5N’f(CI温溶液pH
3,7に酸化した。得られた混合物を一晩5℃で攪拌し
た。上澄液を次にデカンテーションし、ついで得られた
油状物質をエーテルと共にすりつふした。 油状物質をトルエンと共に蒸発させると、ついに8 ば無色泡状物質6.98 gが得られた(65%)。 この物質を更に楕製廿ずに用いた。 分析試料はエーテル上澄液から得たが、これは濃縮し、
続いて酢酸及びトルエンと共に蒸発させ、ついてエーテ
ルと共にすりつぶすと、mpが142、5−1.50°
Cの黄褐色結晶となった。 IR(KBr)cm−’1705,1655;’HNM
R(60M)Iz、DMSOD6)δ2.06 (S、
CH3CO2H不純物)3.30(s、’2H)、3.
77 (s、2H)、5.67 (m。 2H) (OH) 、6.37 (s、I H) 、7
.43(m、51() :TI−CRf =0.85
(クロロホルム:メタノール;酢酸、5:5:1)。 質量分析: C+ 、HI 2 S 20 sとして:
計算値:C,50,00;H,3,88実験値:C,5
0,26iH,3,983−ヒドロキシ−5−フェニル
チオフェン酢酸エステルり工 粗シスー4−ケト−6−フェニル−3,7−シチアー5
−ノネンジオイック酸(6)3.40g(10,9mm
ol ) 、酢酸ナトリウム3.40 gC旧5m+n
ol’)、及び無水酢酸30 m I−の強攪拌懸濁液
を1時間還流加熱した。混合物を放冷し、次にろ過し、
溶媒を蒸発させると黒色油状物が得られた。この残渣を
酢酸エチル75mLに溶解し、炭酸水素ナトリウム水冷
飽和溶液50 m Lずつを用いて3回抽出した。有機
層を次に食塩水で洗浄し、硫酸ナト′リウム上で乾燥し
、ろ過し、ついで溶媒を蒸発させると黒色固体2.82
6 gが得られた。1′■生成物を120−140“c
及びQ、1mmでの蒸発薄情により精製すると淡橙色油
状物質1.235gが得られ、この油状物質は放置する
と固化した(52%)。 TRcm−’1700.1745;’HNMR(60M
Hz 、CDCT3) 62.23 (s、3H)、7
.03 (d、、J=2Hz、I H) 、7.13
(d。 J=2Hz 、LH);7.23−7.73 (m。 5H);MS (E T、D I P> m/e 21
8 (M”。 12.6%) ;TI−c Rf=0.48 (ヘキサ
ン:酢酸エチル、5:1)。 質量分析+ Cl21(+0S 02 ・1 / 2
H2Oとして計算値:C,63,4] ;H,4,88
実験値:C,63,78iH,4,86μs−ヒドロキ
シ−5−フェニルチオフェン(,13)アルゴン雰囲気
下の、3−ヒドロキシ−5−フェニルチオフェン酢酸エ
ステル(7)2.126g(9,74mmo+ )及び
メタノール80 m T−の混合物をI N NaOH
11mLで処理した。20分後T N HCI I ]
mmT−を添加して反応を停止させ、25℃、12m
mで溶媒を蒸発させて約50mL容量とし、ついで酢酸
エチル100mLで処理した。有機層を分離し、食塩水
で洗浄し、硫酸す1−リウム上で乾燥し、ろ過しついで
溶媒を蒸発させると黒色固体が得られた。この残渣を酢
酸エチル75mLに溶解しついてMg5OA上で乾燥し
た。ろ過しついで溶媒を蒸発させると黒色固体が得られ
、これを4回熱へキサンと共にすりつぶし、冷却すると
、mp74−75°Cの黄色固体が全量で837mg(
4,9%)得られた。合わせた母液を濃縮すると固体0
.87 gが得られ、これを1 SjOz100g上でヘキサン;酢酸エチル(7:1)
の溶媒混合物を溶離液としてクロマトグラフィーにかけ
た。再結晶後、更にmp73.5−74℃の生成物38
0mgを得た。合せた収量はかくして1.217g(7
1%)であった。mp14.5′ −75°C(文献*
L *2.75℃、78℃)。 IRcm−’3380,1635:’HNMR(90M
H2、CDCj3) δ3.81<s。 2F()、6.57 (s、 ’I H) 、7.2−
7.7 (m。 5H);MS (ET)m/e176.0 (70,7
%)TLCRf =0.23 (ヘキサン:酢酸エチル
1 : 5) 。 質量分析:ClOH[lO3として 計算値:C,68,15;H,4,57実験値:C,6
8,05;H,4,70*1)ピー・フリードランダー
(P、Fr1edland−er)及びニス・キールハ
シンスキ(S 、 K 1elbas−inski)
、ケム・ヘル(Chem、Ber、 ) 45゜33’
89 (1912) 。 *2)ニー・アイ・コサツク(A、T、Kosak)、
2 アール・ジエー・エフ パルチャック(R,J。 F 、 P alchak) 、ダブリウ・エイ・ステ
イール(W、 A 、S teele)及びシー・エム
・セルヴイツツ(C,M、 5elvitz) 、ジャ
ーナル・アメリカン・ケミカル・ソサイアテイ (J、
Amer、Chem。 Soc、)76.4450 (1954)。 0°Cてアルゴン雰囲気下の、ジクロロメタン20mL
及びピリジン0.61 mL (7,5mmol )中
に3−ヒドロキシ−5−フェニルチオフェン(8)44
0mg (2,5mmo+ )を含む溶液を、5分間に
亘って滴加された、ジクロロメタン10mL中にN−1
〜シル−し−アラニニルクロリド1.314(5mmo
+)を含む溶液で処理した。反応物を0゜5時間0℃で
攪拌し、次にクロロボルム100mL中に注いだ。この
混合物を次に順次INクエン酸、水、水冷炭酸水素す1
〜リウム溶液、水及び食塩水50mLずつで抽出した。 この混合物を次に硫酸ナトリウム上で乾燥し、ろ過し、
ついで溶媒を蒸発させると褐色油状物質1.78gが得
られた。 ノリット(Norit) 1.78 gでの処理後、ト
ルエンからの結晶化を試みたが成功しなかった。残渣を
次に5i02力ラム200g上でジクロロメタンを用い
流速lQmL/分で溶離することによりクロマトグラフ
ィーにかげた。生成物を含む画分をプールしついで濃縮
すると赤味がかった油状物質951mgが得られた。こ
の生成物をトルエンから結晶化した。 1〜ルエンから引き続き再結晶を行うと淡黄色固体とし
て生成物が全量で463mg<4.6%)得られた。m
p85−87℃。 JR(KCI)cm−’1735,1330゜L150
:’HNMR(90MHz 、CDCI、)δ1.53
(d、J=IHz 、3H)、1.62 (s。 3H)、4.23 (m、IH)、5.32 (d、J
=9H2、LH)、6.84 (d、J=1.4]Hz
。 IH);6.88 (d、J=1.4H2、IH)、7
.23− 7.83 (m、9H);MS (FAB)
m/e402 (M−1−1,15%) ;TLCRf
=0.20(ヘキサン−酢酸エチル、4:1)。 質量分析: CzoH+qNOnSとして、計算イ直
:C,59,83;H,4,77;N、3.59 実験値:C,59,60;ト1.4.77;N、3.4
3 一連の実験を行って、化合物(■)(式中、AハN’−
トシル−T5−アラニニル、Rばフェニル、R′はH,
XばNR及びRはCH3)に相当する表記のエステルを
製造した。反応系列は次のようである。 5 6 β−フェニルグリシド酸カリウム塩(30gio。15
mol)、N−メチルグリシン(13,2g;0、15
mo+ ) 、蒸留水(119mL)及びK OH溶液
(9N ; 22.3mL)の混合物を3時間還流加熱
すると淡黄色溶液が得られた。反応混合物を減圧下70
℃で、蒸発乾固した。残渣を次に95%E t OH(
100mL)から結晶化すると白色固体が得られ、これ
を−晩減圧下110°Cで乾燥後、白色固体(10)3
0.8gが生じた(収率63%)。 IR(KCI)cm−’3360 (br)、1580
゜1405.705i’HNMR(CD30D) δ2
.30 (s、3H)、2.98 (s、2H)、3.
70(d、J=3Hz 、I H)、4.48 (d、
J−31−(z、IH) 、4.92 (s、IH)
、7.40 (s。 5H);Tr−CRf=0.51 (EtOH:1Mト
リエチルアンモニウム炭酸水素塩、7:3)。 (生成物は270℃未満で番j融点をもたなかった。 270℃)。 3−アセ1ヘキシ−1−メチル−5−フェニルロールニ
←し」→− 2−ヒドロキシ−3−(N−メチルカルボキシメチルア
ミノ)−ヒドロ桂皮酸ジカリウム塩(10)(15,2
g、46mmol) 、無水酢酸(173mL)及び1
〜リエチルアミン(308m L )の混合物を90°
Cで19時間加熱した。反応混合物は色が濃褐色になっ
たが、これをろ過しついで固体をエーテルで洗浄した。 ろ液を減圧f発すると濃褐色残渣が得られ、これをエー
テル(300mL>及び水(200mL)中に採取した
。層を分離し、そのエーテル層を別の水(200mL)
で洗浄した。エーテル層を次にMgSO4上で乾燥し、
ろ過しついで減圧下に濃縮すると褐色残渣10.7 g
が得られ、これを蒸発薄情により精製しく120−13
5℃、0.03)−ル(torr))、エーテルから結
晶化すると3.0gの白色結晶(11)が生じた(収率
30%、mp−64−65℃)。 IR(CHC]3 )cm−’2990. 1750゜
1570、 1518. 1482. 1375゜]2
30.(br)、1024. 910. 700 ;’
HNMR(CDC13) δ2.20 (s、3H)
。 3’;58 (s、3H)、6.1 0 (d、J=2
H,z 。 /IH) 、 6.75 (d、 J=2Hz 、 L
H) 、 7.35(s、5H):TI−CRT=0.
58 (ヘキサン:EtOAc 7:3) 質量分析:Cl5H13NO2として 計算値:C,72,54,;H,6,10iN、6.
44 実験値:C,72,57;H,6,09iN、6. 5
1 アルゴン下の、脱酸素化メタノール(15,5mL)及
び3−アセトキシ−1−メチル−5−フェニルピロール
(11) (1,3g、6.2mmol)の混合物に脱
酸素化NaOH(2N、12.5mL)を添加した。反
応混合物を水浴中で15分間攪拌9 した。次に脱酸素化クエン酸(2M、7mL)を添加し
ついで得られた混合物を水浴中で8分間攪拌した。反応
混合物を減圧濃縮し、次に水20mLを 添加し、つい
で酢酸エテル(EtOAc)(50m L )で2回抽
出した。EtOAc層を合せ、MgSO4上で乾燥し、
ろ過しついで減圧濃縮すると3−ヒドロキシ−1−メチ
ル−5−フェニルピロール(12)が橙色残渣として得
られる。アルゴン下に、無水THF (12,4mL)
、ピリジン(0,6mL、7.4mmol、1.2e
q)及び1−リフルオロ酢酸(1,2m1−、 15m
mo1. 2.4eq)の冷溶液を前記橙色残渣に添加
し、続いてすぐに、無水THF (12,4mL)中に
溶解して調製したばかりの、N−トシル−し−アラニニ
ルクロリド(1,2g 、 ’7.4. mmol、1
.2eq)溶液を添加した。 得られた混合物を1時間0℃で攪拌した。次に、水性ク
エン酸(IM、5.mL)及びEtOAc(’30mL
)を添加して反応を停止した。簡単に混合し7た後、層
を分離しついで有機層を順次、飽和NaCl溶液、5%
N a HCO3で2回及び再び0 飽和NaC1溶液で洗浄した。EtOAc抽出物を次に
Mg S Oa上で乾燥し、ノリット(Norit)2
11で処理し、ろ過しついで減圧濃縮すると粗生成物(
13)が橙色残渣として得られた。これをヘキサン:E
tOAc (1: 1)(5mL)に?岩屑し、ヘキサ
ン: EtOAc (7: 3)で?容離することによ
りカラム(Si02 、 100 g)上でクロマトグ
ラフィーにかけると、濃厚な淡橙色油状物質として(1
3)Igが得られた。この粗生成物の一部を更に半調製
用HPLC(カラム。 IBMシリカ、1cmX25cm;移動相、ヘキサン:
EtOAc3 : 2;流速、 4.0 m L /m
in ;圧力、0.2psi)により精製すると蜂蜜色
の濃厚な油状物質(13)が生じた。 IR(フィルム)cm−’3260,2950゜176
0.1520,1350,1170゜770;’HNM
R(DMSO−δ6) δ1.28(d、J=7Hz、
3H)、2.36 (s、3H)。 3.58 (s、3H)、5.85 (d、J=2Hz
。 IH)、6.15 (m、IH)、6.74 (d、J
=2Hz、I H) 、 7.3 0−7.8 0 (
m、 9 トT) 。 8’、;37(d、J=8Hz、LH) ;”CNMR
(DMSC)−d6 ) δ 18.205. 20.
936゜34.917. 51.240. 100.5
98. ]、13.1.i、8゜1 26.544.
127.000. 1 28.105゜128.560
. 129.601. 1’30.901゜132.2
02. 1 35.714. 138.315゜1 4
2.672. 1 69;724 、TLCRf −Q
:52()ルエン:ジオキサン 4.:1);高分解能
質量スペクトル、C21H2□N204S計算値:m/
e 398.1.300゜実験値:m/e398.12
97゜ ル(18) 一連の実験を行って、化合物(I)(式中、AはN−ト
シル−L−アラニニル、Rはp−クロロフェニル、R1
ばH,XはNd及びR′はHである)に相当する表記エ
ステル化合物を製造した。 反応系列は次のようである。 3 トランス−β−(p−クロロ桂皮酸2b)?:リシド段
工14) アセトン260mL中のp−クロロ桂皮酸(68,5g
;0.375川o1 )の攪拌スラリーにNaT(CO
3(137g i 1.63mol )を添加し、続い
て水260mLを徐々に添加した。この混合物に、21
−27℃で2.5時間かけて、オキソーネ(○X0NE
■;211g;0.343mol )。 EDTAジナトリウム塩120mg及び水805mLの
混合物を添加しか。5時間後、混合物を12N冷HCI
I 70mLで酸性化し、約2.5までpHを下げ、次
に酢酸エチル700 m l−で抽出した。抽出物を食
塩水で洗浄し、MgSO3で乾燥し、ろ過し、ついでろ
液を減圧で蒸発乾固さ・已た。 白色固体が酢酸エチルから結晶化した:mpl’21−
5℃(72,2g;97%収率)。 ’HNMR(CDCI3/DMSO−D6 ) δ7.
3 (m、4H)、4.05 (d、J=2.LH)。 及び3.4 (d、J=2.LH)。 質量分析:C7H1CIO:lとして 4 計算値: C,54,4,3、H,3,55:C1,1
7,85 実験値:C,5/1.53 iH,3,80。 cl、17.91 和物(15) KOH(85′Vo) (46,7g ;’0.709
mo+)及び水400mLの溶液にグリシン(25,9
g。 0.345mol ) 、続いてトランス−β−p−り
。 ロフェニルグリシド酸(14)(72,2g; 。 0、:3635mol )を添加した。この混合物を1
00°Cで2時間加熱し、室温まで冷却しついで十分に
KO)Tを添加してpHを12まで上げた。不透明溶液
を酢酸エチルで3回抽出し、この抽出物を次に捨て、明
澄な水溶液(約500mL)を70°Cの水浴を用いて
減圧下に蒸発乾固した。この固体を次に熱エタノール約
35(1mL、に溶解し、ろ過し、ついでこのろ液を水
浴中で数時間冷却した。 結晶化した固体をろ集しついでいくらかの冷エタノール
で洗浄した=185°Cての脱炭酸によりmp93−5
℃(57,2g;41%)、’HNMR(D20−TS
P) δ7.4 (s、4H) 、4.7(s、6H,
交換可能なプロトン)、4.、l(d。 J=4.IH)、4.05 (d、J=4.18)。 及び3.1 (s、2H)。 質量分析:C,、H,。CI N 05K2 ・2H2
0として計算値:C,34,24、H,3,66;N、
3.63 実験値:C,34,40;H,4,03゜N、3.42 2−ヒドロキシ−3−(カルボキシメチルアミノ)−p
−クロロヒドロ桂皮酸ジカリウム塩2水和物(15)(
10g;0.02591mol)に無水酢酸40mL及
びピリジン(30mL)を添加した。この混合物をゆる
やかに35°Cまで加熱するとその時点で溶液は発熱し
67℃まで温度が=上昇し、次に下降しはじめたので、
ここで再び加熱しはじめた。混合物を121−2°C(
内部温度)で1時間加熱し次に冷却した。反応混合物に
酢酸エチル約30 m l−を添加するとほとんどの酢
酸ピリジニウム塩が沈澱し、この塩をろ集しついて少量
の酢酸エチルで洗浄した。ろ液を真空蒸発させて油状物
質としてついで氷水を添加した。生成物をエーテルで抽
出し、ついてこのエーテル抽出物を順次、冷いクエン酸
希釈水溶液で2回、冷水、冷いNaHCQ3希釈水溶液
で3回、冷水及び食塩水で洗浄し、続いてM2SO4−
にで乾燥及びろ過を行った。ろ液をダルコ (Darc
o) 10 gで処理し、20分間攪拌し次にろ過した
。ろ液を真空蒸発させて油状物質とした。この油状物質
に2−プロパノール25mLを添加した。得られた溶液
を冷却してこすると淡黄色結晶を生した:mp6971
℃(3,4g;47%);TLCRf−0,61()ル
エン:シオキサン、95:5)。分析試料ば2−プロパ
ツールから再結晶したがmpの変化は見られなかった。 I R(KCl) cm−’1755 (C=0.エス
テ6フ ル)及び1730 (C−0,アミド)i’HNMR(
CDCI 3 ) δ7,4. (m、5H) 、6.
2 (d。 J=2.IH)、2.4 (s、3H)及び2.3(s
、3H)。 質量分析:C+41[(+□CIN○3として計算値:
C,60,55、H,4,36。 H,5,04 実験値:C,60,65;H,4,55。 N、5.07 N−アセチル−3−アセトキシ−5−p−クロロフェニ
ルピロール(16) (2,8g ;0.01mol)
の試料をN2気流を用いて10分間脱酸素化した。 この固体を次に脱酸素化メタノール(30mL)に溶解
し、これを次に一8°Cまで冷却した。直ちに、水20
mL中のNaOH(1,6g i O,04mo+)の
冷脱酸素化溶液を添加し、この溶液を次に僅かに加熱し
て15℃とし、次に直ちに一5℃まで冷却した。25分
後明澄溶液を水15mL中のクエ8 ン酸(4,2g ; 0.02mol )の冷脱酸素化
溶液で処理し、ついで温度が5°Cまで短時間で上昇し
た。 −5℃で0.5時間攪拌後、固体をろ集し冷脱酸素化H
20で洗浄した。淡緑色生成物を真空下、室温でP2O
5を用いて数日間乾燥した四、3g;68%) ; T
l−CRf =0.19 (CHC13:EtoH,9
: 1); IR(Kcl)はC=O吸収の証拠を示さ
なかった。 質量分析: C,1lH8c’l No ・1 /6
H2Oとして計算値:C,61,08;H,4,27;
N、7.12 実験値:C,61,36;H,4,44;N、6.85 N2により脱酸素化されたTHF(15mL)にピリジ
ン(0,65mL H0,008mol ) 、)リフ
ルオロ酢酸(1,27mL ; 0.0164mol
)、及び3−ヒドロキシ−5−p−クロロフェニルピロ
ール(17) (1,3g ; 0.0065mol
)を添加した。溶液を0℃〜4°Cまで冷却し、ついで
TI(F15mL中のN−トシル−I−−アラニュルク
ロリド(2,1g ; 0. OO8mo+)の、N2
により脱酸素化された、冷却(0°C〜−4°C)溶液
を10分間に亘って添加した。混合物を0°Cに1時間
保持した後、氷及びINクエン酸100mT−の混合物
を添加した。この混合物を酢酸エチルで抽出し、ついで
抽出物を冷飽和食塩水で1回、冷い希釈NaHC○3で
2回、冷飽和食塩水で1回洗浄し、これに続いてM g
S OA上で乾燥しろ過した。 ろ液をダルコ(Darco) 2 gで処理しついで1
0分間攪拌し、ろ過し、ついでろ液を真空濃縮して赤味
がかった褐色油状物を得た。ダルコ(Darco)1.
3gを用いて2回目の処理を行うと淡赤色油状物質を生
じた。この油状物質をトルエン;シクロヘキサン(4:
1)に溶解しついで一晩冷蔵庫に入れた。淡い サーモ
ンピンク色の結晶が得られた。(1,45g;53%)
;mpH3−5°CTLCRf =0.4.7 (Et
20)i IR(KCI)cm−’l 740 (C=
0.エステル) ;’I(NMR(CDCI、) δ8
.4 (br s、IH) 、7゜8−7.2 (m、
8H) 、6.7 (m、I H) 、6.2 (m。 II() 、 5.5 (d、 、J=9. IH)
、 4.2 (p。 J =8. 1.l−1) 、2.4 (s、3H)
、1.4 (d。 3H) ;MS (El、DIP)m/e 4]8(M
”、2.3%)及び420 (M” 、0.8%)。 質量分析: C2oH+qCI N204Sとして計算
イ直 :C,57,34;H,,1,57N、6.69 実験イ直 :C,57,53;H,4,5B 。 N、6.67 (3)種々の試験具の製造およし使用 一連の実験を行って本発明の試験具を製造し、前出のエ
ステル基質について、その白血球−触媒加水分解能、そ
れにつづく両性イオン(1)とのカップリングを行う能
力、すなわち尿中の白血球に対する応答性を試験した。 各試験具は試験試薬を含む小さい四角いろ紙からなり、
ろ紙はポリスチレンフィルム片の一端に貼付された。ろ
紙には緩衝液、前述のエステル、促進剤及び両性イオン
1 カップリング剤を含浸した。試験された試験具の各々は
尿中白血球について正の試験結果を示すことが判明した
。 尿中白血球の存在に対して鋭敏な試験具を製造した。こ
の試験具はポリスチレンフィルムの細長い細片の一端に
貼られた小さい四角いろ紙を含む。 このろ紙には発色性エステル、促進剤及びジアゾニウム
塩をはじめとする種々の成分を含浸させた。 12インチ(30,7cm)巾のイートン・アンド・デ
ィックマン(Eaton and Dickman)
# 205ろ紙片を、次のものを含有する水溶液に浸し
た:0.4M ホウ酸塩−NaOH緩衝液pH−9,0
2、O%(W/’/ )ポリヒニルピロリドンに−30
0,2%(WんV)バイオターグ(B ioterg)
AS−4000,25M NaC] このろ紙を次に、H2O1インチ(2,6cm)の空気
流圧力で175−2006Fのオハリー・工2 ア・ホイル(Overly Air Foil )ろ紙
乾燥器中で7分間乾燥した。次に、この乾燥ろ紙を、1
.5%(v/v)n−デカノール 0.7mM 1−ジアゾ−2−ナフトール−4−スルホ
ネート 1.1mM 3−(N−トシル−アラニニルオキシ)−
5−フェニルピロール を含むアセトン溶液に含浸した。この含浸にひき続き、
H2O0,5インチ(1,3cm)の空気流圧力で15
0下のオバリー(Overly )炉中で7分間乾燥し
た。少し黄色がかった試験紙が得られた。 乾燥含浸ろ紙を、−辺が0.2インチ(0,5cm)の
寸法の正方形に裁断し、4インチ(10,2cm)×2
インチ(5,1cm)の軸配向ポリスチレン片の一端に
貼り付けた。細片へのろ紙の貼付けはダブル・スティッ
ク(Double S tick)両面接着剤(スリー
エム(3M)・カンパニー)を用いて行った。 ルビロール(13)である試験具 エステル指示薬として1−メチル−3−(N−)シル−
し一アラニニルオキシ)−5−フェニルピロールを使用
し、カップリング剤が1−ジアゾ−ナフタレン−4−ス
ルホネートである、尿中白血球の存在に対して鋭敏な試
験具を製造した。 ろ紙(イートン・アンド・ディソケマン(E a to
nand Dikeman) # 205 )を、0.
4M ホウ酸 2.0%(W/V)ホリビニルピロリドン(K−30)
0.2%(V/V)ハイオターグ(Bioterg)八
S−400,25M NaC1 を含有する第1浸漬水溶液に浸した。ろ紙を含浸するに
先立ち、この溶液をNaOHで滴定してpH9,0にし
た。 第二浸漬アセトン溶液は、 0.75mM 1−ジアゾ−2−ナフトール−4−スル
ボネート 1.3mM 1−メチル−3−(N−)シルーL−アラ
ニニルオキシ)−5−フ ェニルピロリドン 1.5%(V/V) ドデカノール を含有した。 第一浸漬水溶液への含浸に続いて、ろ紙を約5分間約8
0°Cで乾燥し、第二浸漬溶液に約5分間70°Cで浸
漬した。 この二度含浸したろ紙を次に強制空気炉中で5分間50
°C乾燥した。 この乾燥ろ紙を一辺0.2インチ(0,5cm)の寸法
の正方形に裁断し、ついで0.2インチ(0,5cm)
X3.25インチ(8,3cm)の寸法のポリスチレン
フィルムの一端に貼付した。貼付はスリーエム(3M)
・カンパニーからの両面テープ、ダブル・スティック(
Double 5tick)を用いて達成した。試験具
は100個ずつびんに、乾燥保存のためにシリカゲル及
び分子ふるいと共に貯蔵した。 アセトン溶液がフェニルピロリドンの代りに5 1.3mM 3−(N −トシル−L−7’ラニニルオ
+シ)−5−(p−クロロフェニル)ピロールを含有し
ていた他は実験(3)−(2)におけると同様にして試
験具を製造した。 (4)試験具の評価 (3)の実験で製造された試験具を、尿中に存在する白
血球の検出能の評価に付した。 試験試料を正常なヒトの尿プールから調製した。 1試料を空試験として使い、採取したばかりの血液から
単離した白血球を2つの別の尿試料に添加して、それぞ
れ0.10及び75白血球/μLの濃度とした。 試験具を迅速に試験試料中に浸漬しついで引き出した。 2分後、顕微鏡を用いて観察して400700nm(ナ
ノメートル)のうちの異なる波長で%反射率を測定した
。 試験具のすべてが試験試料中の種々の白血球濃度に相当
する光反射率において明らかに見分けられる差異を立証
することをデータは示している。 データを次表に示す。 6 実験番号 白血球濃度 %反射率 (U胞/μI−) 555nmにおいて3、ビ 0 〜 10−1 2 − 3.2 0 67 10 64 75 60 3.3 0 61 10 51 75 42 *目視観察: 10−12細胞/μLで生成する紫色;
空試験は色の変化を示さなかった。 先に述べたような、本発明の多くの他の修正及び変更を
本発明の精神及び範囲を逸脱することなく行うことがで
きることは明らかである。
N N−トシル−17−アラニン(12,4g ; 0.0
5mol)及びチオニルクロリド(25mL)の混合物
を90分55°Cで加熱し、次に四転菌発器を用いて4
0°Cで濃縮した。この赤色固体状残渣を沸騰CC12
’ 4200 m l−に溶解し、炉で乾燥したノリッ
ト (Noriρ)211((アメリカン・ノリット・
コ・インコーホレーテッド(AmericanNori
t Co 、 、Inc、 ) l 20gで脱色し、
ろ過しついで冷却した。乳白色の固体状の表記生成物を
ろ過により採集し、ヘキサンで洗浄しついで乾燥した。 収量8.48g(65%);mplol−101,5°
C;IRIR(CHC13)cm−’3360.326
0,3025.1775゜1605.1350,117
0,910;’I(NMR(CDC1i) δ1.48
(d、、J=7,3H)。 2.43 (s、3H)、4.33 (p、J=8゜I
H) 、 5.93 (br d、 J=8. LH)
(NH)7.31 (d、JAB=8,2H)及び7
.76(d。 JAB=8.21() Cパターンの中心7.53.Δ
V、1゜−26,83)1 z l] 。 質量分析: CloH1□CnN03Sとして計算値:
C,45,89;H,4,62iN、5.35実験値:
C,46,fi3 ;H,4,90:N、5.19方法
−W N−トシル−■7−アラニン(3,1g ; 13mm
ol)及びチオニルクロリド(6m1.)の混合物を9
0分50℃で加熱し、次に乾燥ヘキサン50 m Lで
希釈した。この混合物を急速攪拌し、冷却しついで固体
状生成物をろ過した。収量3.15g(93%)、mp
99−100℃。IRスペクトルは方法へにより製造し
た再結晶化物質のスペクトルと同一であった。 アセトン4.5 Lに熔解したトランス−桂皮酸(6,
75mol) 1.旧(gの攪拌スラリーを先ずNaH
CO3(2,47k g ; 29.4mol ; 4
.39eq)を用いて、次に注意深く水(4,5L)を
用い5 て処理した。得られた濃厚な混合物を、04mMのエチ
レンジアミン四酢酸(EDT八)シナ1〜リウム塩水溶
液(14,5L ; EDTAジナトリウム2水和物2
.17gを蒸溜水14.5Lに溶解して調製)に溶解し
たオキゾーネ(OX ON E■)モノサルフェート化
合物(3,78k g ;KH3O51,825eq含
有)溶液を用いて、1.5−2.0時間に亘って滴加処
理した。この添加中、反応温度を水浴を用いて24−2
7℃に維持し、反応−pHは約7.4であるように注意
した。添加終了後、混合物を更に0.5時間攪拌し、次
に約10°Cに冷却した。温度をほぼ10°Cに維持し
ながら、反応物をFfHCj! (〜1.2L)T:
pH=2に酸性化し、次にCH,C7!2 (5,05
L)で処理し、ついで10分間激しく攪拌した。 混合物を沈降させた後、水層をデカンテーションにより
除去し、不溶塩を含む有機層をろ紙を用いて吸引ろ過し
た。ろ過された固体をCH2Cl□(1,9L)で洗浄
し、ついで水層をこのろ液で抽出した。ろ過された固体
を再びCH2Cl2(3,156 L)で洗浄し、ついで水層をこのろ液で抽出した。 合せたCH2Cl□層を水(6,31L)に溶解したK
OH(593,3g)溶液で抽出した一塩基抽出の際分
離する固体を溶解させるため約40℃まで緩かに加熱す
ることが必要とされることがしばしばある。CH□Cl
z層を次に、水(1,5L)に溶解したKOH(99
g)溶液で抽出し、ついでひとまとめにした塩基抽出物
をグリシン(481,7g ; 6.416mol ;
0.95eq)で処理し、有機層を捨てた。 溶液pHを25%KOH水溶液で11.5に調整し、次
に沸騰するまで加熱した。低沸点液(アセトン及び水)
約900mLを蒸気温度が99℃に達するまで留去し、
それに続いて混合物を2時間還流した。冷却後、反応混
合物をCH2Cl□(3,15L)で抽出し、このCH
2Cl2相を捨て、水層を減圧下に70℃の浴槽を用い
て蒸発乾固した。残渣を95%E t OH(8,83
L)中で30分沸騰させ、次に攪拌しながら徐々に放冷
すると、生成物が微細結晶として分離する。これらをろ
過し、新しい95%E t OH(1,26L)で洗浄
し、ついで50−60°Cの炉中で乾燥すると表記化合
物(1,77Kg;74.6%)が白色結晶として得ら
れた(mp=120−2°C(未補正))。 T R(KBr ) cm−’34.20 (br、)
。 1590(br、) 、 1410. 1 ]30.
710 ;’T−INMR(D20−TSP) δ3.
1 (s、2H)。 3゜89 (d、JAE =4. ’L H)及び4.
52(d。 Jan−4,IH) (パターンの中心4.21i△V
AB= 18.83 H2,) 、4.68 (s、6
H,交換可能なプロトン)、7.4 (s、5H);
Tl−7CR(=0.59 (EtOH: IM)リエ
チルアンモニウム炭酸水素塩7:3) 質量分析: Cl+ HI 5N 07 K 2として
計算値:C,37,59;旧 4.30 i N、3.
99実験値:C,37,22;旧 4.24 ; N、
3.96N−アセチル−3−アセトキシ−5−フェニル
ピロール(2) ピリジン(3,OL)に?容解した2−ヒドロキシ−3
−(カルボキシメチルアミノ)−ヒドロ桂皮酸ジカリウ
ム塩2水和物(1) (]、Okg;2.84、mol
)の懸濁液を雰囲気温度、不活性ガス雰囲気下に無水酢
酸(4,0r−)で処理した。温和な発熱反応が結果と
しておこり、1.5−2.5時間に亘り反応温度が60
−70°Cまで指数関数的に」二昇した。いったん反応
が冷えはしめたら、混合物を120−123°Cまで1
5分間加熱し、次に雰囲気温度まで1時間にわたり放冷
し、その間に酢酸ピリジニラJ、が結晶として分離した
。混合物をろ紙を用いて吸引ろ過し、ついで塩を無色に
なるまでF、toACで洗浄し、ろ液を真空中で蒸発乾
固した。 貼赤色残渣をEIOAC(3,01−)に溶解し、三回
水洗(各]、0L)L、Mg5O,上で乾燥しついでタ
ルコ(DarcoG) ) −G 60 (アルドリソ
ヒ・ケミカル・カンパニー(Δ1drich Chem
ic21Co、)l (300g>で処理した。30分
間攪拌後、混合物をセライト(Celite■) (フ
ィッシャー・→J−イエンテイフイツク (F 1sc
herScientific ) lを用いてろ過しつ
いで真空中で9 蒸発乾固すると赤橙色油状物資を得た。この油状物質を
温めた2−プロパツール(1,2L)に溶解し、次に一
晩雰囲気温度まで徐冷すると、固体が分離した。結晶状
生成物をろ過し、50%−2−プロパツール水溶液で洗
浄し、真空乾燥するとmpが58−60℃(未補正)の
表記化合物(417g;60%)を得た。一部をBtz
Oに採取し、フリント(Norit) 211で処理し
、ろ過しついで減圧濃縮した。0°Cにしておくと無色
微少針状物質が分離した。これらをろ過し、Et20/
ヘキサン(1: 1)で洗浄しついで真空乾燥するとm
pが60−62.5℃(未補正)の分析試料が得られた
。 TR(CHCI*cm−’3020,1760゜173
0.1595,1378.1320,1220(br、
)、1030,960,903;’HNMR(CDCI
3 ) δ2.23 (s、3)() 。 2.27 (S、3H)、6.18 (d、J=2.]
H)。 7.35 (s、5H)、7.42 (d、J=2゜I
H);TLCRf−0,56(トルエン二−ジ第0 キサン、4:1)。 質量分析CIs■LxNOxとして: 計算値:C,69,12;H,5,38;N、5.76
実験値:C,68,88、H,5,25、N、 5.5
33−ヒト′ロキシー5−フェニルピロール(3)N−
アセチル−3−アセトキシ−5−フェニルピロール(2
) (36,8g ; 0. ] 5mol )の微細
粉部を10分間アルゴン気流中で攪拌することにより酸
素を除去し、次に脱酸素化MeOH(379mL)中に
懸濁し、不活性気体雰囲気下で一6℃(−15℃メタノ
ール(MeOH)/ドライアイス浴中で)に冷却し、次
に2 N Na0I((300m 1.、 )の水冷脱
酸素化溶液で迅速に処理した。塩2j(を添加すると反
応温度が直ちに18°Cまで上昇し、3分後には反応混
合物は均一になった。反応混合物が冷えると、化合物(
3)が微細結晶として分離した。脱酸素化された2Mク
エン酸の冷溶液(150mL)を添加15分後、得られ
た混合物を10分間攪拌し、次にろ過した。生成物を空
気に露らずのを最低にするように注意しながら、固体を
脱酸素化水(200ml−)で完全に洗ン争し、次に一
晩真空乾燥すると淡桃色微細針状物質として表記化合物
(22,3g ; 93.6%)が生した。 IR(KBr)cm−’3400,3110゜2900
.1600.1580,1555,1480゜1268
.1180,742,64(1;’T(NMR(DMS
O−D’) 66.1 (m、LH) 、6.3(m、
]、 h) 、7.0−7.7 (m、5H) 、8.
0(s、LH)、10.4 (br s、LH); T
LCRf=0.20 0.28 (EtOH:CHCl
:+ 。 1:9)。 質量分析:’C+aHqNOとして 計算値:C75,45、H,5,70、N、8.8Q実
験値:C15,30;H,5,69;N、8.670℃
、不活性ガス雰囲気下に維持された、無水テトラヒトo
7ラン(THF、450mL)、ピリジン(43,8m
L ; 0.542mol ; 1.2 e q)及び
トリフルオロ酢酸(85,0m L ; 1.1.0m
ol;2.4eq)の溶液を一部分3−ヒドロキシー5
−フェニルピロール(3) (71,5g; 0.45
mol;1.[]eq)で処理し、続いて直しに、調製
したばかりの、無水THF (450rnL)中のN−
トシル−L−アラニニルクを目ノド(141,0g;Q
、 54 mol ; 1.2 eq)ン容液を5−1
0分かげて滴力口した。得られノこ混合物を15分間θ
℃で攪拌した。次に1,0Mクエン酸水溶液(315m
L)及びEtOA、c (+、、35 L)の溶液を添
加することにより反応物を冷却した。簡単に混合後、相
を分離しついて有1幾相をNaCl1!水溶液(36’
OmL;水1mL当り0.18 [<のNaCe)で洗
浄した。 有機相を次に5%N a HC03水溶液(各1.35
m 1.)で2回抽出し、次に、更に別のNaCβ水溶
液(360ml;水m I−当たり0.18 gのNa
Ca)で洗浄した。赤褐色有機層をMg5Oa (10
1g)及びダルコ(Darco) −060(143g
)と共に雰囲気温度で15分間攪拌し1次にセライト(
Celil、e )を用いてろ過しついて37°Cの浴
槽で真空蒸発乾固すると桃白色固体として(4)3 が得られた。粗生成物を粉砕しついで湯(50°C)T
HF (250mL)に溶解し、激しく攪拌し。 次にね一ヘキサン(250mL)で希釈した。攪拌を1
時間雰囲気温度で続けると生成物が結晶化した。固体を
ろ過し、ろ液が無色になるまでトルエン(約1.OL)
で洗浄し、次に一晩真空乾燥すると表記化合物(112
g;65%)がm p 1.54.5−155℃の白色
粉末として生した。 IR(KCT)cm−’3350.3325゜1760
.1508,1320,1155,770;’HNMR
(DMSO−δ6) δ1.33 (d。 J−7,3H) 、2.36 (s、31() 、4.
13(p、J=8.I H)、6.25 (m、I H
)。 6.73(m、I H) 、7.05−7.50 (m
、5H) 。 7.5−7.85 (m、4 H) 、8.42 (d
、、J=8゜IH)、11.18 (br s、IH)
;1′3CNMR(DMSO−δ6) p pm 18
.335. 21.001゜51.370.98.06
1,108.33’6゜123、/123,126.0
24,126.610゜128.560 、 128.
756. 129.601゜4 132.397.137,600. 138.380.
]/12.737゜169.9 19;Cα〕 。=
−70° (C−1,] 1.MeOH) ;TLC
Rf =0. 45(EtOAc : ヘキサノ、l
: ]、) i Tl、CRr =0. 40 (、I
−ルエン:ジオキザン、4:1)。 質量分析 C2QH2ON204Sとして:計算値:C
,62,48,H,,5,24;N、7.29i 実験値:C,62,52,H,5,27;N、7.30 次にアウトラインを示した、報告文献による操作*l、
*’lを僅かに変形することにより一連の実験を行って
3−ヒドロキシ−5−フェニルチオフェンを製造した。 得られたヒドロキシチオフェンを次にN−1−シル−し
一アラニニルクロリドでアシル化すると相当するN−ト
シル−L−アラニネートエステルが収率46%(非最適
操作)で得られた。 3−フェニル−】、2−ジチア−3−シクロペン桂皮酸
エチル(56,82mmo+) 10 g及び硫黄10
gの懸ン罰液を、反応中に/1成するエタノールを除去
するための蒸溜ヘット及び受器を備えた5 0m1−フ
ラスコ中で250°Cて4時間加熱した。 反応混合物を次に]00°Cに放冷しついで還流エタノ
ール500 m Lに添加した。得られた沈澱物をろ過
し、続いて沸胎アセトン500mILと次に2回エタノ
ール500mLず゛つと共にすりつぶした。合せた」二
澄液を濃縮して黒色固体とし、これをメタノールから結
晶化すると暗褐色針状物質が得られた。ノリット(No
rit)を用いてメタノールから2回口の再結晶を行い
ついでセライl−(Ce1itr+)を用いてろ過する
とmpが113−115°Cの淡黄色針状物質2.02
3gが得られた。 JR(KBr)cm−’1650.1550.1390
゜1350.1130,770;’HNMR(60rn
Hz 、 CD C1,) 66. 92 (s、
IH) 。 7゜58 (m、5H):TLCRf =0.57 (ジクロロメタン)。 質量分析;C7H60□Sとして; 計算値;c、55. 64.;H,3,1]実験値;c
、55.53;H,3,4794°Cの硫化ナトリウム
9水和物35.48g(148mmol)の溶融溶液を
、5分間に亘り滴加された6、 65 gの3−フェニ
ル−1,2−ジチア−3−シクロペンテン−5−オン(
5) (34,23mmol)で処理した。15分後、
混合物を、炭酸ナトリウムでpH8,7に調製された、
水60ml、中にブロモ酢酸43. 6 g (314
,mmol)を含む水冷溶液に添加した。得られた溶液
を0℃、pH8,7に45分間保持し、次にろ過した。 上澄液を0℃に保持しついで5N’f(CI温溶液pH
3,7に酸化した。得られた混合物を一晩5℃で攪拌し
た。上澄液を次にデカンテーションし、ついで得られた
油状物質をエーテルと共にすりつふした。 油状物質をトルエンと共に蒸発させると、ついに8 ば無色泡状物質6.98 gが得られた(65%)。 この物質を更に楕製廿ずに用いた。 分析試料はエーテル上澄液から得たが、これは濃縮し、
続いて酢酸及びトルエンと共に蒸発させ、ついてエーテ
ルと共にすりつぶすと、mpが142、5−1.50°
Cの黄褐色結晶となった。 IR(KBr)cm−’1705,1655;’HNM
R(60M)Iz、DMSOD6)δ2.06 (S、
CH3CO2H不純物)3.30(s、’2H)、3.
77 (s、2H)、5.67 (m。 2H) (OH) 、6.37 (s、I H) 、7
.43(m、51() :TI−CRf =0.85
(クロロホルム:メタノール;酢酸、5:5:1)。 質量分析: C+ 、HI 2 S 20 sとして:
計算値:C,50,00;H,3,88実験値:C,5
0,26iH,3,983−ヒドロキシ−5−フェニル
チオフェン酢酸エステルり工 粗シスー4−ケト−6−フェニル−3,7−シチアー5
−ノネンジオイック酸(6)3.40g(10,9mm
ol ) 、酢酸ナトリウム3.40 gC旧5m+n
ol’)、及び無水酢酸30 m I−の強攪拌懸濁液
を1時間還流加熱した。混合物を放冷し、次にろ過し、
溶媒を蒸発させると黒色油状物が得られた。この残渣を
酢酸エチル75mLに溶解し、炭酸水素ナトリウム水冷
飽和溶液50 m Lずつを用いて3回抽出した。有機
層を次に食塩水で洗浄し、硫酸ナト′リウム上で乾燥し
、ろ過し、ついで溶媒を蒸発させると黒色固体2.82
6 gが得られた。1′■生成物を120−140“c
及びQ、1mmでの蒸発薄情により精製すると淡橙色油
状物質1.235gが得られ、この油状物質は放置する
と固化した(52%)。 TRcm−’1700.1745;’HNMR(60M
Hz 、CDCT3) 62.23 (s、3H)、7
.03 (d、、J=2Hz、I H) 、7.13
(d。 J=2Hz 、LH);7.23−7.73 (m。 5H);MS (E T、D I P> m/e 21
8 (M”。 12.6%) ;TI−c Rf=0.48 (ヘキサ
ン:酢酸エチル、5:1)。 質量分析+ Cl21(+0S 02 ・1 / 2
H2Oとして計算値:C,63,4] ;H,4,88
実験値:C,63,78iH,4,86μs−ヒドロキ
シ−5−フェニルチオフェン(,13)アルゴン雰囲気
下の、3−ヒドロキシ−5−フェニルチオフェン酢酸エ
ステル(7)2.126g(9,74mmo+ )及び
メタノール80 m T−の混合物をI N NaOH
11mLで処理した。20分後T N HCI I ]
mmT−を添加して反応を停止させ、25℃、12m
mで溶媒を蒸発させて約50mL容量とし、ついで酢酸
エチル100mLで処理した。有機層を分離し、食塩水
で洗浄し、硫酸す1−リウム上で乾燥し、ろ過しついで
溶媒を蒸発させると黒色固体が得られた。この残渣を酢
酸エチル75mLに溶解しついてMg5OA上で乾燥し
た。ろ過しついで溶媒を蒸発させると黒色固体が得られ
、これを4回熱へキサンと共にすりつぶし、冷却すると
、mp74−75°Cの黄色固体が全量で837mg(
4,9%)得られた。合わせた母液を濃縮すると固体0
.87 gが得られ、これを1 SjOz100g上でヘキサン;酢酸エチル(7:1)
の溶媒混合物を溶離液としてクロマトグラフィーにかけ
た。再結晶後、更にmp73.5−74℃の生成物38
0mgを得た。合せた収量はかくして1.217g(7
1%)であった。mp14.5′ −75°C(文献*
L *2.75℃、78℃)。 IRcm−’3380,1635:’HNMR(90M
H2、CDCj3) δ3.81<s。 2F()、6.57 (s、 ’I H) 、7.2−
7.7 (m。 5H);MS (ET)m/e176.0 (70,7
%)TLCRf =0.23 (ヘキサン:酢酸エチル
1 : 5) 。 質量分析:ClOH[lO3として 計算値:C,68,15;H,4,57実験値:C,6
8,05;H,4,70*1)ピー・フリードランダー
(P、Fr1edland−er)及びニス・キールハ
シンスキ(S 、 K 1elbas−inski)
、ケム・ヘル(Chem、Ber、 ) 45゜33’
89 (1912) 。 *2)ニー・アイ・コサツク(A、T、Kosak)、
2 アール・ジエー・エフ パルチャック(R,J。 F 、 P alchak) 、ダブリウ・エイ・ステ
イール(W、 A 、S teele)及びシー・エム
・セルヴイツツ(C,M、 5elvitz) 、ジャ
ーナル・アメリカン・ケミカル・ソサイアテイ (J、
Amer、Chem。 Soc、)76.4450 (1954)。 0°Cてアルゴン雰囲気下の、ジクロロメタン20mL
及びピリジン0.61 mL (7,5mmol )中
に3−ヒドロキシ−5−フェニルチオフェン(8)44
0mg (2,5mmo+ )を含む溶液を、5分間に
亘って滴加された、ジクロロメタン10mL中にN−1
〜シル−し−アラニニルクロリド1.314(5mmo
+)を含む溶液で処理した。反応物を0゜5時間0℃で
攪拌し、次にクロロボルム100mL中に注いだ。この
混合物を次に順次INクエン酸、水、水冷炭酸水素す1
〜リウム溶液、水及び食塩水50mLずつで抽出した。 この混合物を次に硫酸ナトリウム上で乾燥し、ろ過し、
ついで溶媒を蒸発させると褐色油状物質1.78gが得
られた。 ノリット(Norit) 1.78 gでの処理後、ト
ルエンからの結晶化を試みたが成功しなかった。残渣を
次に5i02力ラム200g上でジクロロメタンを用い
流速lQmL/分で溶離することによりクロマトグラフ
ィーにかげた。生成物を含む画分をプールしついで濃縮
すると赤味がかった油状物質951mgが得られた。こ
の生成物をトルエンから結晶化した。 1〜ルエンから引き続き再結晶を行うと淡黄色固体とし
て生成物が全量で463mg<4.6%)得られた。m
p85−87℃。 JR(KCI)cm−’1735,1330゜L150
:’HNMR(90MHz 、CDCI、)δ1.53
(d、J=IHz 、3H)、1.62 (s。 3H)、4.23 (m、IH)、5.32 (d、J
=9H2、LH)、6.84 (d、J=1.4]Hz
。 IH);6.88 (d、J=1.4H2、IH)、7
.23− 7.83 (m、9H);MS (FAB)
m/e402 (M−1−1,15%) ;TLCRf
=0.20(ヘキサン−酢酸エチル、4:1)。 質量分析: CzoH+qNOnSとして、計算イ直
:C,59,83;H,4,77;N、3.59 実験値:C,59,60;ト1.4.77;N、3.4
3 一連の実験を行って、化合物(■)(式中、AハN’−
トシル−T5−アラニニル、Rばフェニル、R′はH,
XばNR及びRはCH3)に相当する表記のエステルを
製造した。反応系列は次のようである。 5 6 β−フェニルグリシド酸カリウム塩(30gio。15
mol)、N−メチルグリシン(13,2g;0、15
mo+ ) 、蒸留水(119mL)及びK OH溶液
(9N ; 22.3mL)の混合物を3時間還流加熱
すると淡黄色溶液が得られた。反応混合物を減圧下70
℃で、蒸発乾固した。残渣を次に95%E t OH(
100mL)から結晶化すると白色固体が得られ、これ
を−晩減圧下110°Cで乾燥後、白色固体(10)3
0.8gが生じた(収率63%)。 IR(KCI)cm−’3360 (br)、1580
゜1405.705i’HNMR(CD30D) δ2
.30 (s、3H)、2.98 (s、2H)、3.
70(d、J=3Hz 、I H)、4.48 (d、
J−31−(z、IH) 、4.92 (s、IH)
、7.40 (s。 5H);Tr−CRf=0.51 (EtOH:1Mト
リエチルアンモニウム炭酸水素塩、7:3)。 (生成物は270℃未満で番j融点をもたなかった。 270℃)。 3−アセ1ヘキシ−1−メチル−5−フェニルロールニ
←し」→− 2−ヒドロキシ−3−(N−メチルカルボキシメチルア
ミノ)−ヒドロ桂皮酸ジカリウム塩(10)(15,2
g、46mmol) 、無水酢酸(173mL)及び1
〜リエチルアミン(308m L )の混合物を90°
Cで19時間加熱した。反応混合物は色が濃褐色になっ
たが、これをろ過しついで固体をエーテルで洗浄した。 ろ液を減圧f発すると濃褐色残渣が得られ、これをエー
テル(300mL>及び水(200mL)中に採取した
。層を分離し、そのエーテル層を別の水(200mL)
で洗浄した。エーテル層を次にMgSO4上で乾燥し、
ろ過しついで減圧下に濃縮すると褐色残渣10.7 g
が得られ、これを蒸発薄情により精製しく120−13
5℃、0.03)−ル(torr))、エーテルから結
晶化すると3.0gの白色結晶(11)が生じた(収率
30%、mp−64−65℃)。 IR(CHC]3 )cm−’2990. 1750゜
1570、 1518. 1482. 1375゜]2
30.(br)、1024. 910. 700 ;’
HNMR(CDC13) δ2.20 (s、3H)
。 3’;58 (s、3H)、6.1 0 (d、J=2
H,z 。 /IH) 、 6.75 (d、 J=2Hz 、 L
H) 、 7.35(s、5H):TI−CRT=0.
58 (ヘキサン:EtOAc 7:3) 質量分析:Cl5H13NO2として 計算値:C,72,54,;H,6,10iN、6.
44 実験値:C,72,57;H,6,09iN、6. 5
1 アルゴン下の、脱酸素化メタノール(15,5mL)及
び3−アセトキシ−1−メチル−5−フェニルピロール
(11) (1,3g、6.2mmol)の混合物に脱
酸素化NaOH(2N、12.5mL)を添加した。反
応混合物を水浴中で15分間攪拌9 した。次に脱酸素化クエン酸(2M、7mL)を添加し
ついで得られた混合物を水浴中で8分間攪拌した。反応
混合物を減圧濃縮し、次に水20mLを 添加し、つい
で酢酸エテル(EtOAc)(50m L )で2回抽
出した。EtOAc層を合せ、MgSO4上で乾燥し、
ろ過しついで減圧濃縮すると3−ヒドロキシ−1−メチ
ル−5−フェニルピロール(12)が橙色残渣として得
られる。アルゴン下に、無水THF (12,4mL)
、ピリジン(0,6mL、7.4mmol、1.2e
q)及び1−リフルオロ酢酸(1,2m1−、 15m
mo1. 2.4eq)の冷溶液を前記橙色残渣に添加
し、続いてすぐに、無水THF (12,4mL)中に
溶解して調製したばかりの、N−トシル−し−アラニニ
ルクロリド(1,2g 、 ’7.4. mmol、1
.2eq)溶液を添加した。 得られた混合物を1時間0℃で攪拌した。次に、水性ク
エン酸(IM、5.mL)及びEtOAc(’30mL
)を添加して反応を停止した。簡単に混合し7た後、層
を分離しついで有機層を順次、飽和NaCl溶液、5%
N a HCO3で2回及び再び0 飽和NaC1溶液で洗浄した。EtOAc抽出物を次に
Mg S Oa上で乾燥し、ノリット(Norit)2
11で処理し、ろ過しついで減圧濃縮すると粗生成物(
13)が橙色残渣として得られた。これをヘキサン:E
tOAc (1: 1)(5mL)に?岩屑し、ヘキサ
ン: EtOAc (7: 3)で?容離することによ
りカラム(Si02 、 100 g)上でクロマトグ
ラフィーにかけると、濃厚な淡橙色油状物質として(1
3)Igが得られた。この粗生成物の一部を更に半調製
用HPLC(カラム。 IBMシリカ、1cmX25cm;移動相、ヘキサン:
EtOAc3 : 2;流速、 4.0 m L /m
in ;圧力、0.2psi)により精製すると蜂蜜色
の濃厚な油状物質(13)が生じた。 IR(フィルム)cm−’3260,2950゜176
0.1520,1350,1170゜770;’HNM
R(DMSO−δ6) δ1.28(d、J=7Hz、
3H)、2.36 (s、3H)。 3.58 (s、3H)、5.85 (d、J=2Hz
。 IH)、6.15 (m、IH)、6.74 (d、J
=2Hz、I H) 、 7.3 0−7.8 0 (
m、 9 トT) 。 8’、;37(d、J=8Hz、LH) ;”CNMR
(DMSC)−d6 ) δ 18.205. 20.
936゜34.917. 51.240. 100.5
98. ]、13.1.i、8゜1 26.544.
127.000. 1 28.105゜128.560
. 129.601. 1’30.901゜132.2
02. 1 35.714. 138.315゜1 4
2.672. 1 69;724 、TLCRf −Q
:52()ルエン:ジオキサン 4.:1);高分解能
質量スペクトル、C21H2□N204S計算値:m/
e 398.1.300゜実験値:m/e398.12
97゜ ル(18) 一連の実験を行って、化合物(I)(式中、AはN−ト
シル−L−アラニニル、Rはp−クロロフェニル、R1
ばH,XはNd及びR′はHである)に相当する表記エ
ステル化合物を製造した。 反応系列は次のようである。 3 トランス−β−(p−クロロ桂皮酸2b)?:リシド段
工14) アセトン260mL中のp−クロロ桂皮酸(68,5g
;0.375川o1 )の攪拌スラリーにNaT(CO
3(137g i 1.63mol )を添加し、続い
て水260mLを徐々に添加した。この混合物に、21
−27℃で2.5時間かけて、オキソーネ(○X0NE
■;211g;0.343mol )。 EDTAジナトリウム塩120mg及び水805mLの
混合物を添加しか。5時間後、混合物を12N冷HCI
I 70mLで酸性化し、約2.5までpHを下げ、次
に酢酸エチル700 m l−で抽出した。抽出物を食
塩水で洗浄し、MgSO3で乾燥し、ろ過し、ついでろ
液を減圧で蒸発乾固さ・已た。 白色固体が酢酸エチルから結晶化した:mpl’21−
5℃(72,2g;97%収率)。 ’HNMR(CDCI3/DMSO−D6 ) δ7.
3 (m、4H)、4.05 (d、J=2.LH)。 及び3.4 (d、J=2.LH)。 質量分析:C7H1CIO:lとして 4 計算値: C,54,4,3、H,3,55:C1,1
7,85 実験値:C,5/1.53 iH,3,80。 cl、17.91 和物(15) KOH(85′Vo) (46,7g ;’0.709
mo+)及び水400mLの溶液にグリシン(25,9
g。 0.345mol ) 、続いてトランス−β−p−り
。 ロフェニルグリシド酸(14)(72,2g; 。 0、:3635mol )を添加した。この混合物を1
00°Cで2時間加熱し、室温まで冷却しついで十分に
KO)Tを添加してpHを12まで上げた。不透明溶液
を酢酸エチルで3回抽出し、この抽出物を次に捨て、明
澄な水溶液(約500mL)を70°Cの水浴を用いて
減圧下に蒸発乾固した。この固体を次に熱エタノール約
35(1mL、に溶解し、ろ過し、ついでこのろ液を水
浴中で数時間冷却した。 結晶化した固体をろ集しついでいくらかの冷エタノール
で洗浄した=185°Cての脱炭酸によりmp93−5
℃(57,2g;41%)、’HNMR(D20−TS
P) δ7.4 (s、4H) 、4.7(s、6H,
交換可能なプロトン)、4.、l(d。 J=4.IH)、4.05 (d、J=4.18)。 及び3.1 (s、2H)。 質量分析:C,、H,。CI N 05K2 ・2H2
0として計算値:C,34,24、H,3,66;N、
3.63 実験値:C,34,40;H,4,03゜N、3.42 2−ヒドロキシ−3−(カルボキシメチルアミノ)−p
−クロロヒドロ桂皮酸ジカリウム塩2水和物(15)(
10g;0.02591mol)に無水酢酸40mL及
びピリジン(30mL)を添加した。この混合物をゆる
やかに35°Cまで加熱するとその時点で溶液は発熱し
67℃まで温度が=上昇し、次に下降しはじめたので、
ここで再び加熱しはじめた。混合物を121−2°C(
内部温度)で1時間加熱し次に冷却した。反応混合物に
酢酸エチル約30 m l−を添加するとほとんどの酢
酸ピリジニウム塩が沈澱し、この塩をろ集しついて少量
の酢酸エチルで洗浄した。ろ液を真空蒸発させて油状物
質としてついで氷水を添加した。生成物をエーテルで抽
出し、ついてこのエーテル抽出物を順次、冷いクエン酸
希釈水溶液で2回、冷水、冷いNaHCQ3希釈水溶液
で3回、冷水及び食塩水で洗浄し、続いてM2SO4−
にで乾燥及びろ過を行った。ろ液をダルコ (Darc
o) 10 gで処理し、20分間攪拌し次にろ過した
。ろ液を真空蒸発させて油状物質とした。この油状物質
に2−プロパノール25mLを添加した。得られた溶液
を冷却してこすると淡黄色結晶を生した:mp6971
℃(3,4g;47%);TLCRf−0,61()ル
エン:シオキサン、95:5)。分析試料ば2−プロパ
ツールから再結晶したがmpの変化は見られなかった。 I R(KCl) cm−’1755 (C=0.エス
テ6フ ル)及び1730 (C−0,アミド)i’HNMR(
CDCI 3 ) δ7,4. (m、5H) 、6.
2 (d。 J=2.IH)、2.4 (s、3H)及び2.3(s
、3H)。 質量分析:C+41[(+□CIN○3として計算値:
C,60,55、H,4,36。 H,5,04 実験値:C,60,65;H,4,55。 N、5.07 N−アセチル−3−アセトキシ−5−p−クロロフェニ
ルピロール(16) (2,8g ;0.01mol)
の試料をN2気流を用いて10分間脱酸素化した。 この固体を次に脱酸素化メタノール(30mL)に溶解
し、これを次に一8°Cまで冷却した。直ちに、水20
mL中のNaOH(1,6g i O,04mo+)の
冷脱酸素化溶液を添加し、この溶液を次に僅かに加熱し
て15℃とし、次に直ちに一5℃まで冷却した。25分
後明澄溶液を水15mL中のクエ8 ン酸(4,2g ; 0.02mol )の冷脱酸素化
溶液で処理し、ついで温度が5°Cまで短時間で上昇し
た。 −5℃で0.5時間攪拌後、固体をろ集し冷脱酸素化H
20で洗浄した。淡緑色生成物を真空下、室温でP2O
5を用いて数日間乾燥した四、3g;68%) ; T
l−CRf =0.19 (CHC13:EtoH,9
: 1); IR(Kcl)はC=O吸収の証拠を示さ
なかった。 質量分析: C,1lH8c’l No ・1 /6
H2Oとして計算値:C,61,08;H,4,27;
N、7.12 実験値:C,61,36;H,4,44;N、6.85 N2により脱酸素化されたTHF(15mL)にピリジ
ン(0,65mL H0,008mol ) 、)リフ
ルオロ酢酸(1,27mL ; 0.0164mol
)、及び3−ヒドロキシ−5−p−クロロフェニルピロ
ール(17) (1,3g ; 0.0065mol
)を添加した。溶液を0℃〜4°Cまで冷却し、ついで
TI(F15mL中のN−トシル−I−−アラニュルク
ロリド(2,1g ; 0. OO8mo+)の、N2
により脱酸素化された、冷却(0°C〜−4°C)溶液
を10分間に亘って添加した。混合物を0°Cに1時間
保持した後、氷及びINクエン酸100mT−の混合物
を添加した。この混合物を酢酸エチルで抽出し、ついで
抽出物を冷飽和食塩水で1回、冷い希釈NaHC○3で
2回、冷飽和食塩水で1回洗浄し、これに続いてM g
S OA上で乾燥しろ過した。 ろ液をダルコ(Darco) 2 gで処理しついで1
0分間攪拌し、ろ過し、ついでろ液を真空濃縮して赤味
がかった褐色油状物を得た。ダルコ(Darco)1.
3gを用いて2回目の処理を行うと淡赤色油状物質を生
じた。この油状物質をトルエン;シクロヘキサン(4:
1)に溶解しついで一晩冷蔵庫に入れた。淡い サーモ
ンピンク色の結晶が得られた。(1,45g;53%)
;mpH3−5°CTLCRf =0.4.7 (Et
20)i IR(KCI)cm−’l 740 (C=
0.エステル) ;’I(NMR(CDCI、) δ8
.4 (br s、IH) 、7゜8−7.2 (m、
8H) 、6.7 (m、I H) 、6.2 (m。 II() 、 5.5 (d、 、J=9. IH)
、 4.2 (p。 J =8. 1.l−1) 、2.4 (s、3H)
、1.4 (d。 3H) ;MS (El、DIP)m/e 4]8(M
”、2.3%)及び420 (M” 、0.8%)。 質量分析: C2oH+qCI N204Sとして計算
イ直 :C,57,34;H,,1,57N、6.69 実験イ直 :C,57,53;H,4,5B 。 N、6.67 (3)種々の試験具の製造およし使用 一連の実験を行って本発明の試験具を製造し、前出のエ
ステル基質について、その白血球−触媒加水分解能、そ
れにつづく両性イオン(1)とのカップリングを行う能
力、すなわち尿中の白血球に対する応答性を試験した。 各試験具は試験試薬を含む小さい四角いろ紙からなり、
ろ紙はポリスチレンフィルム片の一端に貼付された。ろ
紙には緩衝液、前述のエステル、促進剤及び両性イオン
1 カップリング剤を含浸した。試験された試験具の各々は
尿中白血球について正の試験結果を示すことが判明した
。 尿中白血球の存在に対して鋭敏な試験具を製造した。こ
の試験具はポリスチレンフィルムの細長い細片の一端に
貼られた小さい四角いろ紙を含む。 このろ紙には発色性エステル、促進剤及びジアゾニウム
塩をはじめとする種々の成分を含浸させた。 12インチ(30,7cm)巾のイートン・アンド・デ
ィックマン(Eaton and Dickman)
# 205ろ紙片を、次のものを含有する水溶液に浸し
た:0.4M ホウ酸塩−NaOH緩衝液pH−9,0
2、O%(W/’/ )ポリヒニルピロリドンに−30
0,2%(WんV)バイオターグ(B ioterg)
AS−4000,25M NaC] このろ紙を次に、H2O1インチ(2,6cm)の空気
流圧力で175−2006Fのオハリー・工2 ア・ホイル(Overly Air Foil )ろ紙
乾燥器中で7分間乾燥した。次に、この乾燥ろ紙を、1
.5%(v/v)n−デカノール 0.7mM 1−ジアゾ−2−ナフトール−4−スルホ
ネート 1.1mM 3−(N−トシル−アラニニルオキシ)−
5−フェニルピロール を含むアセトン溶液に含浸した。この含浸にひき続き、
H2O0,5インチ(1,3cm)の空気流圧力で15
0下のオバリー(Overly )炉中で7分間乾燥し
た。少し黄色がかった試験紙が得られた。 乾燥含浸ろ紙を、−辺が0.2インチ(0,5cm)の
寸法の正方形に裁断し、4インチ(10,2cm)×2
インチ(5,1cm)の軸配向ポリスチレン片の一端に
貼り付けた。細片へのろ紙の貼付けはダブル・スティッ
ク(Double S tick)両面接着剤(スリー
エム(3M)・カンパニー)を用いて行った。 ルビロール(13)である試験具 エステル指示薬として1−メチル−3−(N−)シル−
し一アラニニルオキシ)−5−フェニルピロールを使用
し、カップリング剤が1−ジアゾ−ナフタレン−4−ス
ルホネートである、尿中白血球の存在に対して鋭敏な試
験具を製造した。 ろ紙(イートン・アンド・ディソケマン(E a to
nand Dikeman) # 205 )を、0.
4M ホウ酸 2.0%(W/V)ホリビニルピロリドン(K−30)
0.2%(V/V)ハイオターグ(Bioterg)八
S−400,25M NaC1 を含有する第1浸漬水溶液に浸した。ろ紙を含浸するに
先立ち、この溶液をNaOHで滴定してpH9,0にし
た。 第二浸漬アセトン溶液は、 0.75mM 1−ジアゾ−2−ナフトール−4−スル
ボネート 1.3mM 1−メチル−3−(N−)シルーL−アラ
ニニルオキシ)−5−フ ェニルピロリドン 1.5%(V/V) ドデカノール を含有した。 第一浸漬水溶液への含浸に続いて、ろ紙を約5分間約8
0°Cで乾燥し、第二浸漬溶液に約5分間70°Cで浸
漬した。 この二度含浸したろ紙を次に強制空気炉中で5分間50
°C乾燥した。 この乾燥ろ紙を一辺0.2インチ(0,5cm)の寸法
の正方形に裁断し、ついで0.2インチ(0,5cm)
X3.25インチ(8,3cm)の寸法のポリスチレン
フィルムの一端に貼付した。貼付はスリーエム(3M)
・カンパニーからの両面テープ、ダブル・スティック(
Double 5tick)を用いて達成した。試験具
は100個ずつびんに、乾燥保存のためにシリカゲル及
び分子ふるいと共に貯蔵した。 アセトン溶液がフェニルピロリドンの代りに5 1.3mM 3−(N −トシル−L−7’ラニニルオ
+シ)−5−(p−クロロフェニル)ピロールを含有し
ていた他は実験(3)−(2)におけると同様にして試
験具を製造した。 (4)試験具の評価 (3)の実験で製造された試験具を、尿中に存在する白
血球の検出能の評価に付した。 試験試料を正常なヒトの尿プールから調製した。 1試料を空試験として使い、採取したばかりの血液から
単離した白血球を2つの別の尿試料に添加して、それぞ
れ0.10及び75白血球/μLの濃度とした。 試験具を迅速に試験試料中に浸漬しついで引き出した。 2分後、顕微鏡を用いて観察して400700nm(ナ
ノメートル)のうちの異なる波長で%反射率を測定した
。 試験具のすべてが試験試料中の種々の白血球濃度に相当
する光反射率において明らかに見分けられる差異を立証
することをデータは示している。 データを次表に示す。 6 実験番号 白血球濃度 %反射率 (U胞/μI−) 555nmにおいて3、ビ 0 〜 10−1 2 − 3.2 0 67 10 64 75 60 3.3 0 61 10 51 75 42 *目視観察: 10−12細胞/μLで生成する紫色;
空試験は色の変化を示さなかった。 先に述べたような、本発明の多くの他の修正及び変更を
本発明の精神及び範囲を逸脱することなく行うことがで
きることは明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、試験試料中の白血球、エステラーゼ及びプロテアー
ゼより選択された分析対象物の存在を測定するための組
成物において、前記組成物が、前記分析対象物と相互反
応すると検出可能な応答をなすことができるエステル及
び 式中、A−はアニオンであり、Rは同一でも異なってい
てもよいが、H1低級アルキル、了り−ルであるか、又
はRの両者が協働して縮合環系を形成し、式中、R′は
旧0H又は低級アルキルである、 を有するジアゾニウム塩 からなることを特徴とする組成物。 2、前記A−が4位にある特許請求の範囲第1項記載の
組成物。 3、前記A−がS03である特許請求の範囲第2項記載
の組成物。 4、前記ジアゾニウム塩が1−ジアゾ−2−ナフト−ル
−4−スルボン酸エステルである特許請求の範囲第1項
記載の組成物。 5、前記エステルが3−(N−1−シル−し一アラニニ
ルオキシ)−5−フェニルピロールテアル特許請求の範
囲第1項記載の組成物。 6、前記組成物が更に促進剤を含む特許請求の範囲第1
項ないし第5項のいずれかに記載の組成物。 7、前記促進剤が約8ないし15個の炭素原子を有する
アルコールである特許請求の範囲第6項記載の組成物。 8、前記促進剤が約8ないし15個の炭素原子を存する
アルコールであり、かつ前記ジアゾニウム塩が1−ジア
ゾ−2−ナフトール−4−スルホン酸エステルである特
許請求の範囲第6項記載の3.■酸物。 9、白血球、エステラーゼ又はプロテアーゼの存在を測
定するための試験具において、特許請求の範囲第1項な
いし第5項のいずれかの3、■酸物を包含せしめた担体
マトリックスよりなることを特徴とする試験具。 10、前記組成物が更に促進剤を含む特許請求の範囲第
9項記載の試験具。 11、前記促進剤が約8ないし15個の炭素原子を有す
るアルコールである特許請求の範囲第10項記載の試験
具。 12、前記ジアゾニウム塩が1−ジアゾ−2−ナフト−
ルー4−スルホン酸エステルである特許請求の範囲第1
1項記載の試験具。 13、試験試料中の白血球、エステラーゼ又はプロテア
ーゼの存在を測定するための方法において、前記方法が
、前記試料を特許請求の範囲第9項記載の試験具と接触
させ、ついで検出可能な応答を観察することからなるこ
とを特徴とする方法。 14、試験試料中の白血球、エステラーゼ又はプロテア
ーゼの存在を測定するだめの方法において、前記方法が
、前記試料を特許請求の範囲第10項記載の試(整置と
接触させ、ついて検出可能な応答を観察することからな
ることを特徴とする方法。 15、試験試料中の白血球、エステラーゼ又はプロテア
ーゼの存在を測定するための方法において、前記方法が
、前記試料を特許請求の範囲第11項記載の試験具と接
触させ、ついで検出可能な応答を観察することからなる
ことを特徴とする方法。 16、試験試料中の白血球、エステラーゼ又はプロテア
ーゼの存在を測定するための方法において、前記方法が
、前記試料を特許請求の範囲第12項記載の試験具と接
触さゼ、ついで検出可能な応答を観察することからなる
ことを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/597,611 US4637979A (en) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | Composition and test device for determining the presence of leukocytes containing a zwitterion coupling agent |
US597611 | 1984-04-06 |
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JPH0550278B2 JPH0550278B2 (ja) | 1993-07-28 |
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