JPS581920A - 金属被ケ−ブル及びその防食処理方法 - Google Patents

金属被ケ−ブル及びその防食処理方法

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JPS581920A
JPS581920A JP10162581A JP10162581A JPS581920A JP S581920 A JPS581920 A JP S581920A JP 10162581 A JP10162581 A JP 10162581A JP 10162581 A JP10162581 A JP 10162581A JP S581920 A JPS581920 A JP S581920A
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JP
Japan
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corrosion
compound
layer
mixture
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10162581A
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English (en)
Inventor
良輔 畑
堀川 隆宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication of JPS581920A publication Critical patent/JPS581920A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電カケープル、通信ケープ71等における金
職被ケーブル及びその防食処理方法に関するものである
電気ケーブル、通信ケーブル等の外表面保護のために被
覆される波付き金属シースに防食処理を施すことは従来
から行なわれている。この発明は□上記の防食処理のた
めに施こされる防食処理層を安価に形成することを目的
としている。
第1図及び第2図は従来から使用されている波付き金属
シースを被せたケーブルである。第1図のものは、ケー
ブルコア1に被せた波付き金属シース2の外周に防食コ
ンパウンド層3を一様の厚さに塗布し、その表面に防食
層4を一様の厚さに形成したものであり、防食層4の表
面はシース2の波とはゾ向形の凹凸を呈している。第2
図のものは防食フンパウンド層3によってシース2の谷
部を埋めたものであり、防食層4の表面は平坦に形成さ
れる。
なお、上記各側における防食□コンパウンド層3は、金
属シース2と防食層4とのなじみをよくし、ケーブル端
末から防食層4と金鵜シース2間に水が浸透しないよう
にするため、また防食層4が万−軽い損傷を受けてもそ
の部分から水が広範囲に金属シース2上に浸透しないよ
うにするため、更にケーブルの曲げに対して防食層4が
滑らかに動くようにするため、などの目的で設けられる
ものであり、通常アスファルト系コンパウンドを使用す
る。また防食層4はポリ塩化ビニル(PVC)ポリエチ
レン(PE)等が使用される。
ところで、上記□第1図及び第2図の場合の防食層4の
厚さについてみてみる。まず第1図の、場合必要厚さを
1とすると、最小厚さは金属シース2の山の部分に存在
するから、この部分における防食層4の厚さを【とする
必要がある。しかし防食層4を一定厚さに塗布しても層
が谷の方向に垂れるため、山の部分に比べ谷の部分が必
ず厚くなる。
一方、第2図の場合は防食コンパウンド層3の表面が平
滑になるから、比較的容易に防食層4の厚さを必要な一
定厚さLに形成することができる。
したがって、第1図の場合と第2図の場合について、防
食層4を形成する材料の使用量を比較すると、第1図の
場合の方が多くなることがわかる。 、なお、防食コン
パウンド層3は第2図の場合の方が多くなるが、防食コ
ンパウンド層3の材料コストは防食層4の材料コストに
比べ相当安価であるので、総合的には第2図の構造の方
゛が経済的である場合が多い。
そこで、この発明は基本的には第2図の構造に、基づき
、防食コンパウンド層3の品質をおとさずに材料コスト
を更に低減することにより、防食処理層を一層安価に形
成できるようにしたものである。
即ち、この発明に係るケーブルの構造は、第3図に示す
ように、ケーブルコア1のまわりに波付き金属シース2
を設け、その谷部に防食コンパウンド層3を埋め、その
上面を山部の高さと一致せしめては望平坦に形成し、更
にその上面に一定厚さの防食層4を形成したものである
。なお、防食コンパウンド層3の上面を山部の高さと正
確に一致することは必ずしも必要でなく、山部の山頂及
びその近傍の部分、即ち山頂部分を除いた部分に形成さ
れておればよい。
上記の防食コンパウンド層3はアスファルト系コンパウ
ンド等の防食コンパウンドで形成され、その中に金属シ
ース2、防食層4に無害であり、且つ防食コンパウンド
自体を変質させない安価な非金属混和物5を混合したも
のである。上記の混和物5としては、砂、小石、火山噴
出物!こ多菫に含まれる酸化けい素糸のいわゆるシラス
より作ったシラスバーン(シラスを焼成して中部空洞の
)くバーンとしたもの)、゛防食層4の押出し時にロス
となったPVC又はPEを細かく破°砕したもの、プラ
スチック廃材、発泡スチロール材を細かく破砕したもの
等を使用することができる。これらの例のうち、比重の
小さいものはケーブル全体の重曹を増やさないので好ま
しい。特に、防食層4の押出し時にロスとなったPVC
又はPEを破砕した混和物は、容易に入手可能な廃材で
あり、比重も小さい。また防食層4と同一材料であるか
ら、金属シース2、防食層4、防食コンパウンド自体に
対しても無害であるので最も望ましい。また、シラスバ
ーンは多量に存在し、入手容易であると共に、角のない
中空の球状物質であり、比重も小であるので、−上記に
次いで好ましい材料であるといえる。
上記の混和物5の大きさは、金属シース2の谷部を埋め
且つ防食コンパウンド自体が容′易に金属シース2及び
防食層4の表面に接触できる程度の大きさであればよく
、通常は0.1 m〜5m程一度に形成される。また、
混和物5の量は、防食コンパウンドそのものの見かけ上
の粘度を極端に上げない程度で且つ金属シース2及び防
食層4と接触する範囲で最大皺に選定する。
次に、上記の混和物5を混合した防食コンパウンド層3
を形成する方法について説明する。
第4図はその方法の第1実施例であり、前述の混和物5
を混合した防食コンパウンド6をバス7に入れ、これを
ポンプ8によって吸み上げると共に、吐出パイプ9から
ケーブルの金属シース2上に上記の防1食コンパウンド
6を垂らし、金属シース2のまわりに付着せしめ、付着
しなかったコンパウンド6をバス7に戻すようにしてい
る。上記吐出パイプ9の吐出部分の前方にはゴム製筒形
のしごき具10を設けである。このしごき具10の内径
は、金属シース2の山頂部の径と一致し、月゛つ3〜1
0個の山部を覆うに足りる長さに形成されている。その
ため、金属シース2のまわりに付着した防食コンパウン
ド6はしごき具10によつ云しどかれ、金属シース2の
谷部のみを実質的に埋めることになる。なお、防1食層
4の押出し装置は、上記しごき具10の直後に設けられ
る。
第5図は第2実施例であり、防食コンパウンド用バス7
と付着用バス11を別々に設け、ポンプ8によって防食
コンパウンド6を付着用バス11に供給すると共に、別
に設けたホッパー12から上記の混和物5を付着用バス
11内−こ落下させ、そのバス11内で防食コンパウン
ド6と混合するようにしたものである。またそのバス1
1の出口に前述のものと同様のしごき具10を設けであ
る。
また、付着用バス11の戻り口には金網フィルター13
を設け、混和物5が防食コンパウンド用バス7中に混ら
ないようにしである。この方法によれば、前述の場合と
同様に、混和物5を混合した防食コンパウンド6を金属
シース2の谷部のみに埋めることができる。また、防食
コンパウンド用・、バス7に混和物5が混らないため、
ポンプ8が詰/″ り難く、長時間高温にさらされする トロミー−知裔都嬌李禍→444I輪嗣11劃←會央+
→→十→と変質するような混和物であっても使用するこ
とができる。
次に□、第6図は第、3実施例であり、付着用バス11
の内部を3室11a、11b、11cに仕切り、第1室
11 aトlN2室11 bノ間、第2室11bと第3
室11Cの間及び第3室11Cの出側にそれぞれしごき
具10a、10b、10Cを設−けたものであり、第1
室11aと第2室11b間のしごき具10m先端の内径
は、金属シース2山頂部の径より若干小さく形成されて
いる。上記の第1室11a及び第3室11(には吐出パ
イプ9によって防食コンパウンド6が供給され、第2室
11bにはホッパー12に収納した混和物5と吐出パイ
プ9からの防食フンパウンド6を同時に供給するように
なっている。この第2室11bの出側には第2実施例の
場合と同様に金網フィルター13を設けである。上記の
装置においてポンプ8によって防食コンパウンド6を各
室1131.11b。
11(に供給し、且つ第2室11bに混和物5を供給し
、ケ′−プルを矢一方向に移動すると、第1室11aに
おいて付着された防食コンパウンド6は第1室11.1
と第2室11b間のしごき具10aによって深くしごか
れ、防食コンパラ、ンド6の薄い層が形成される。次の
第2室11bにおいては混和物5を混入した防食コンパ
ウンド6が付着され、次いでしごき具゛10bによって
しごかれることによって谷部を埋める。史に次の第3室
11C′においては防食コンパウンド6が付着され、し
ごき具10(でしごく。以上のように、3段階の付着と
しごきを繰返えすことによって、金属シース2に接する
面、防食層4に接する面にそれぞれ薄い防食コンパウン
ド層3を形成することができる。
この場合は、金属シース2及び防食層4に接する面が、
混和物5の混入しない防食コン/Xllランド6のみか
ら成る層と接するので、防水・防食性及び防食層4と金
属層2のなじみ性も良好である。
なお、第1室11a又は第3室11Cのいずれか一方を
省略しても、この発明の趣旨を損うものではない。
以上−のように、この発明に係る金属被ケーブルは、防
食フンパウンドを波付き金属シースの山頂部を除いた部
分、即ち実質的に谷部全体に付着せしめることにより、
防食コンパウンド層を形成したものであるから、その上
面に形成される防食層ははり一定厚さとなるので、凹凸
状に付着せしめる場合に比べて防食層の材料が少なくて
よい。また、上記の防食コンパウンド層に粒状の混和物
を混合したことにより、防食コンパウンドの使用量も少
なくてよく、また上記の混和物として安価な材料から成
るものを選択することは容易にできるから、材料費を一
層低減することができる。
また、上記の混和物を混合した防食コン/N6ウンドを
金属シースの谷部に埋めること−は、円筒状のしごき具
を使用することによって容易に行なうことができる。史
に、付着工程における付着バスの戻り口に金網フィルタ
ーを設ければ、混和物が循環ポンプを通過しないのでポ
ンプの詰りを防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例の金属被ケーブルの断面図、
第3図はこの発明の金属被ケーブルの断面図、第4図乃
至第6図はこの発明の処理方法を実施する装置の概略図
である。 1・・・ケーブルコア、2・・・金属シース、3・・・
防食コンパウンド層、4・・・防食層、5・・・混和物
、6・・・防食フンバウンド、10,10a、10b、
10C・・・しごき具、11・・・付着用バス、11a
・・・第”1室、11b・・・第2室、11c・・・第
3室、13・・・金網フィルター 特許出願人  住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 1)文 二

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 11)波付き金属シース外表面における山頂部分を除い
    た部分に防食フンパウンドを付着せしめて防食コンパウ
    ンド層を形成し、上記山頂部分及び□防食コンパウンド
    層の上面に実質上一定厚さの防食層を形成した金属被ケ
    ーブルにおいてJ上記防食コンパウンド層に粒状の混和
    物を混合したことを特徴とする金属被ケーブル。。 (2)  上記粒状の混和物を、防食層と同一材質の物
    質を粉砕して形成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の金属被ケーブル。 (3)上記混和物として、塩化ビニール(PVC)、ポ
    リエチレン(PE)を用いたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項及び第2項記載の金属被ケーブル。 (4)  防食コンパウンドに粒状の混和物を混合する
    工程、1記工程によって形成された混合物を波付き金属
    シースの外表面に付着する工程、付着した余分な混合物
    をしごきによって除去する工程から成り、上記しごきに
    よる除去工程を、金属シー、スの山頂部の径と一致する
    内径を有する筒形しごき貝肉を通過せしめることにより
    実施することを特徴とする金属被ケーブルの防食処理方
    法。 (5)を記の粒状混和物の供給ルートと、防食コンパウ
    ンドの供給ルートを分離し、上記付着工程におけるバス
    中で両者を混合し、且つその混合物から粒状混和物を分
    呻し、防食コンパウンドのみを循環せしめることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項に記載の金属被ケーブルの
    防食処理方法。 (6)防食コンパウンドに粒状の混和物を混合した混和
    物を付着する工程の前工程又は付着後のしごきによる部
    分的除去工程の後工程のいずれか一方において、防食コ
    ンパウンドのみの付着工程を実施することを特徴とする
    特許請求の範囲第4項に記載の金属被ケーブルの防食処
    理方法。
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