JPS5827784B2 - アミノ酸誘導体 - Google Patents
アミノ酸誘導体Info
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- JPS5827784B2 JPS5827784B2 JP13339378A JP13339378A JPS5827784B2 JP S5827784 B2 JPS5827784 B2 JP S5827784B2 JP 13339378 A JP13339378 A JP 13339378A JP 13339378 A JP13339378 A JP 13339378A JP S5827784 B2 JPS5827784 B2 JP S5827784B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/08—Tripeptides
- C07K5/0821—Tripeptides with the first amino acid being heterocyclic, e.g. His, Pro, Trp
- C07K5/0823—Tripeptides with the first amino acid being heterocyclic, e.g. His, Pro, Trp and Pro-amino acid; Derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/34—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase
- C12Q1/37—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase involving peptidase or proteinase
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
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- C12Q1/56—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving blood clotting factors, e.g. involving thrombin, thromboplastin, fibrinogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q2334/00—O-linked chromogens for determinations of hydrolase enzymes, e.g. glycosidases, phosphatases, esterases
- C12Q2334/30—Naphthol derivatives, e.g. alpha-naphthyl-esters, i.e. alpha-NE, beta-naphthyl-esters, i.e. beta-NE
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2333/00—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
- G01N2333/90—Enzymes; Proenzymes
- G01N2333/914—Hydrolases (3)
- G01N2333/948—Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
- G01N2333/95—Proteinases, i.e. endopeptidases (3.4.21-3.4.99)
- G01N2333/964—Proteinases, i.e. endopeptidases (3.4.21-3.4.99) derived from animal tissue
- G01N2333/96425—Proteinases, i.e. endopeptidases (3.4.21-3.4.99) derived from animal tissue from mammals
- G01N2333/96427—Proteinases, i.e. endopeptidases (3.4.21-3.4.99) derived from animal tissue from mammals in general
- G01N2333/9643—Proteinases, i.e. endopeptidases (3.4.21-3.4.99) derived from animal tissue from mammals in general with EC number
- G01N2333/96433—Serine endopeptidases (3.4.21)
- G01N2333/96441—Serine endopeptidases (3.4.21) with definite EC number
- G01N2333/96455—Kallikrein (3.4.21.34; 3.4.21.35)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式(I)で示されるアミノ酸誘導体及びその化
合物を基質として酵素活性を測定する方法に関する。
合物を基質として酵素活性を測定する方法に関する。
(式中、
R1
は水素、
又はベンゾイル基を表わし、*
*R2は、ナフチル基、又は6−ブロム−2−ナフチル
基を表わす。
基を表わす。
)本発明物質(丁)は新規な化合物であり、酵素活性を
測定するための試験薬として有用な化合物である。
測定するための試験薬として有用な化合物である。
本発明物質(I)は化合物(n)とアルギニン誘導体(
In)との通常の脱水縮合反応により式([V)で示さ
れる化合物とし、次いでアミノ基保護基を除去すること
により製造することができる。
In)との通常の脱水縮合反応により式([V)で示さ
れる化合物とし、次いでアミノ基保護基を除去すること
により製造することができる。
式中、R2はナフチル、又は6−ブロ六=2−ナフチル
基を表わし、R3はベンゾイル、又はアミノ基保護基を
表わし、R4はアミノ基保護基を表わす。
基を表わし、R3はベンゾイル、又はアミノ基保護基を
表わし、R4はアミノ基保護基を表わす。
尚、化合物(n)は、Chem、 Pharm、 Bu
ll 、、※※20巻5664〜668頁に記載された
化合物を用いるかまたは、(V)と(VI)を縮合しく
■)とし、次いで、エステルを水解することによって得
ることができる。
ll 、、※※20巻5664〜668頁に記載された
化合物を用いるかまたは、(V)と(VI)を縮合しく
■)とし、次いで、エステルを水解することによって得
ることができる。
(R3は上記と同様、R5はアルキル基を表わす。
)アルギニン誘導体←■)は特願昭53−75581に
記載された化合物を用いるか、または、それに準じた方
法により製造できる。
記載された化合物を用いるか、または、それに準じた方
法により製造できる。
次に上記製造方法を更に詳細に説明する。
化合物(IV)を製造するにあたっては、化合物(II
)及びアルギニン誘導体(III)を適当な溶媒に溶解
し、DCC(ジシクロへキシルカルボジイミド)、DP
PA(ジフェニルフォスフォリルアシト)、クロル炭酸
アルキル等、通常用いられるエステル活性化剤を加え、
必要に応じl・リエチルアミン等の塩基を加え、かくは
んすることにより製造することができる。
)及びアルギニン誘導体(III)を適当な溶媒に溶解
し、DCC(ジシクロへキシルカルボジイミド)、DP
PA(ジフェニルフォスフォリルアシト)、クロル炭酸
アルキル等、通常用いられるエステル活性化剤を加え、
必要に応じl・リエチルアミン等の塩基を加え、かくは
んすることにより製造することができる。
使用し得る溶媒は、クロロホルム、ジクロルメタン、ジ
メチルホルムアミド、デトラヒド冶フラン等通常使用さ
れるもので、原料物質を溶解するものであれば良い。
メチルホルムアミド、デトラヒド冶フラン等通常使用さ
れるもので、原料物質を溶解するものであれば良い。
反応温度は0°C〜40℃で良い。
反応終了後、通常行われる処理方法により、反応液より
化合物(IV)を得ることができる。
化合物(IV)を得ることができる。
すなわち、例えば、DCCをエステル活性化剤として用
いた場合、析出してくるDCU (ジシクロヘキシル
尿素)を、ろ過して除き、ろ液に酢酸エチルエステル等
の適当な抽出溶媒を加え、クエン酸水溶液、飽和重そう
水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム等の乾
燥剤で乾燥後、溶媒を留去することにより化合物(■)
を得ることができる。
いた場合、析出してくるDCU (ジシクロヘキシル
尿素)を、ろ過して除き、ろ液に酢酸エチルエステル等
の適当な抽出溶媒を加え、クエン酸水溶液、飽和重そう
水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム等の乾
燥剤で乾燥後、溶媒を留去することにより化合物(■)
を得ることができる。
化合物(IV)より目的化合物(I)を製造する場合の
アミノ基保護基を除去するには通常の反応でよい。
アミノ基保護基を除去するには通常の反応でよい。
すなわち、例えばアミノ基保護基がベンジルオキシカル
ボニル基の場合、化合物(■)を適当な溶媒に溶解しパ
ラジウム炭素等の触媒で還元的に除去するか、化合物(
IV)を臭化水素酸酢酸溶液に加え析出する目的化合物
の臭化水素酸塩を汗取することにより得ることができる
。
ボニル基の場合、化合物(■)を適当な溶媒に溶解しパ
ラジウム炭素等の触媒で還元的に除去するか、化合物(
IV)を臭化水素酸酢酸溶液に加え析出する目的化合物
の臭化水素酸塩を汗取することにより得ることができる
。
本発明の化合物(I)は、酵素と接触させることにより
基質として働き、一定時間抜酵素により水解されて遊離
したナフトール又は6−ブロム2−ナフト−ルを測定す
ることにより、酵素の活性を測定することが出来る。
基質として働き、一定時間抜酵素により水解されて遊離
したナフトール又は6−ブロム2−ナフト−ルを測定す
ることにより、酵素の活性を測定することが出来る。
酵素の活性を測定するということは酵素製剤の規格、定
量、血中酵素パターンの測定による診断、血中、又は尿
中酵素濃度の測定による診断等の為に非常に重要なこと
である。
量、血中酵素パターンの測定による診断、血中、又は尿
中酵素濃度の測定による診断等の為に非常に重要なこと
である。
従来、酵素活性を測定するためには種々の方法が知られ
ている。
ている。
その一つの方法として、アミノ酸のアルキルエステルを
基質として、酵素と接触させ、そのエステルの氷解の程
度により活性を測定するという方法がある。
基質として、酵素と接触させ、そのエステルの氷解の程
度により活性を測定するという方法がある。
例えば、ヘステリン法として良く知られている方法がそ
の一つである。
の一つである。
これは、酵素とアミノ酸のアルキルエステルを接触させ
、一定時間後に残存するエステル部分をヒドロキシルア
ミンによりヒl−’ oキサム酸とし、過りロル鉄と反
応させ発色させ、その発色を吸光度として測定し、その
結果より、酵素のエステル氷解能、すなわち、酵素の活
性を測定するという方法である。
、一定時間後に残存するエステル部分をヒドロキシルア
ミンによりヒl−’ oキサム酸とし、過りロル鉄と反
応させ発色させ、その発色を吸光度として測定し、その
結果より、酵素のエステル氷解能、すなわち、酵素の活
性を測定するという方法である。
その他、アミノ酸のパラニトロアニリドを基質として用
い、その氷解能を指標とする方法などがあるが、これら
の方法では、ある程度の酵素量を必要とし、酵素が低濃
度である場合、又は低活性の酵素の測定には難があった
。
い、その氷解能を指標とする方法などがあるが、これら
の方法では、ある程度の酵素量を必要とし、酵素が低濃
度である場合、又は低活性の酵素の測定には難があった
。
そこで、発明者は、酵素に対してアフイニテイを持ち、
更に定量法が簡便であり、かつ検出感度の良いという三
つの条件を兼ね備えた基質としての化合物を検索するこ
とにより、従来よりも、非常に優れた化合物、及びその
方法を見出すことができた。
更に定量法が簡便であり、かつ検出感度の良いという三
つの条件を兼ね備えた基質としての化合物を検索するこ
とにより、従来よりも、非常に優れた化合物、及びその
方法を見出すことができた。
本発明物質はトリプシン、プラスミン、カリクレイン、
ウロキナーゼ、C1エステラーゼ、スロンビン等種々の
酵素の優れた基質として作用する。
ウロキナーゼ、C1エステラーゼ、スロンビン等種々の
酵素の優れた基質として作用する。
本発明を実施するに当っては、酵素と一定量の化合物(
I)を、適当な緩衝液中で接触させ、一定温度で、一定
時間後に遊離したナフトール又は6ブロム〜2−ナフト
−ルを測定することにより、酵素の活性を測定すること
ができる。
I)を、適当な緩衝液中で接触させ、一定温度で、一定
時間後に遊離したナフトール又は6ブロム〜2−ナフト
−ルを測定することにより、酵素の活性を測定すること
ができる。
緩衝液はその酵素の至適pHを有する適当な緩衝液でよ
い。
い。
又、反応温度、反応時間ともに適当な一定条件でよいが
、25〜37°Cで30分後に測定するのが望ましい。
、25〜37°Cで30分後に測定するのが望ましい。
ナフトール又は6−フロム−2−ナフトールを測定する
方法は従来、良く知られたガスクロマトグラフィーまた
は薄層クロマトグラフィー等の物理化学的方法、過りロ
ル鉄反応、ジアゾカップリング反応、FVB (ファ
ーストバイオレツ)Bソルト)法等の化学的方法のいず
れの方法を使用してもよいが、反応液にFVB を加え
発色させ分光光度計により吸光度として測定する方法が
その簡便さおよび検出感度においてより好ましい方法で
ある。
方法は従来、良く知られたガスクロマトグラフィーまた
は薄層クロマトグラフィー等の物理化学的方法、過りロ
ル鉄反応、ジアゾカップリング反応、FVB (ファ
ーストバイオレツ)Bソルト)法等の化学的方法のいず
れの方法を使用してもよいが、反応液にFVB を加え
発色させ分光光度計により吸光度として測定する方法が
その簡便さおよび検出感度においてより好ましい方法で
ある。
例えばこの方法によりプロリル−フェニルアラニル−ア
ルギニンナフチルエステルを基質として酵素活性を測定
した場合、従来、酵素基質として知うレタペンソイルア
ルギニンエチルエステル、トシルアルギニンメチルエス
テルヲ用い、ヘステリン法により測定した場合に比べ、
高い検出感度を有しており、特にカリクレインに対して
は約160倍の検出感度を有していた。
ルギニンナフチルエステルを基質として酵素活性を測定
した場合、従来、酵素基質として知うレタペンソイルア
ルギニンエチルエステル、トシルアルギニンメチルエス
テルヲ用い、ヘステリン法により測定した場合に比べ、
高い検出感度を有しており、特にカリクレインに対して
は約160倍の検出感度を有していた。
又、フロリルフェニルアラニルアルギニンパラニトロア
ニリドを基質として測定した場合にくらべ約15倍の検
出感度を有していた。
ニリドを基質として測定した場合にくらべ約15倍の検
出感度を有していた。
これらの方法によって測定したナフト−ル、又は6−ブ
ロム−2−ナフト−ルの量が酵素の活性度、又は酵素の
量に相当する。
ロム−2−ナフト−ルの量が酵素の活性度、又は酵素の
量に相当する。
この方法によれば、種々の病態に起因する血中、又は尿
中酵素濃度の変動を見ることができる。
中酵素濃度の変動を見ることができる。
例えば本態性高血圧症の患者と尿中カリクレインの濃度
の間には相関関係があり、その濃度を測定することは本
態性高面圧症の診断となり得るのではないかと言われて
いる。
の間には相関関係があり、その濃度を測定することは本
態性高面圧症の診断となり得るのではないかと言われて
いる。
従来尿中カリフレインの測定法としては
I TAME 水解活性による方法
Tohoku J、Med、、 116.(1975
)。
)。
Masahide 5ein。
2 生物学的検定法
T ohokIJ、 J 、 Exp 1Med 、、
87(1965)。
87(1965)。
Keishi Abe
3 ラジオイムノアッセイ法
等が一般に知られているが、それらは操作がはんざつ、
バラツキが大きい、高価である、など臨床検査には不都
合な向が多い。
バラツキが大きい、高価である、など臨床検査には不都
合な向が多い。
しかしながら、本発明物質を用いた場合には、少量の尿
で、しかも簡単な操作により尿中カリクレインを測定す
ることができる。
で、しかも簡単な操作により尿中カリクレインを測定す
ることができる。
軍法は単−酵素系における測定のみならず種々の酵素が
含まれた場合の測定にも使用できる。
含まれた場合の測定にも使用できる。
すなわち、尿中や血中の酵素パターンを測定することは
病態の診断の為に興味あることとされていたが従来の方
法によってはそのはんざつさから余り行われていなかっ
た。
病態の診断の為に興味あることとされていたが従来の方
法によってはそのはんざつさから余り行われていなかっ
た。
しかしながら本発明物質を用いることにより容易に行う
ことができる様になった。
ことができる様になった。
例えば尿中に含まれる酵素活性を測定する場合、尿を適
当なプレパラートに添加し、これを電気泳動等により酵
素を分離し、これを本発明物質の溶液に浸し適当な時間
後、更に上記発色試薬を加えることにより、従来見るこ
とができなかった尿中酵素パターンを見ることができる
。
当なプレパラートに添加し、これを電気泳動等により酵
素を分離し、これを本発明物質の溶液に浸し適当な時間
後、更に上記発色試薬を加えることにより、従来見るこ
とができなかった尿中酵素パターンを見ることができる
。
次に実施例を掲げ、更に詳細に説明する。
実施例 I
L−7”ロリルーL−フェニルアラニル−L−アルギニ
ン−1−ナフチルエステル塩酸塩の製法ベンジルオキシ
カルボニル−L−プロリル−Lフェニルアラニン396
m9、NG−f−シヘンジルオキシ力ルボニルーL−ア
ルギニン−1−ナフチルエステルl−1)フロロ酢酸塩
682rvをジメチルホルムアミド(DMF )5 m
lに溶かし水冷ドジシクロへギシルカーボジイミド(D
CC)268m9、l−ヒドロキシベンゾトリアゾル(
HOBt)、トリエチルアミン(TEA) 0.14m
l!を加え3時間攪拌した後、室温にもどしてさらに2
4時間攪拌する。
ン−1−ナフチルエステル塩酸塩の製法ベンジルオキシ
カルボニル−L−プロリル−Lフェニルアラニン396
m9、NG−f−シヘンジルオキシ力ルボニルーL−ア
ルギニン−1−ナフチルエステルl−1)フロロ酢酸塩
682rvをジメチルホルムアミド(DMF )5 m
lに溶かし水冷ドジシクロへギシルカーボジイミド(D
CC)268m9、l−ヒドロキシベンゾトリアゾル(
HOBt)、トリエチルアミン(TEA) 0.14m
l!を加え3時間攪拌した後、室温にもどしてさらに2
4時間攪拌する。
反応後析出したジシクロヘキシル尿素(DCU)をろ過
して除き、ろ液に酢酸エチルエステルを加え、10%ク
エン酸溶液、飽和重そう水、飽和食塩水で洗浄した後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を濃縮することによ
り析出する無色粉末を集める。
して除き、ろ液に酢酸エチルエステルを加え、10%ク
エン酸溶液、飽和重そう水、飽和食塩水で洗浄した後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を濃縮することによ
り析出する無色粉末を集める。
クロロホルム−エーテルより再結晶する。収量600■
(収率63%)融点164〜167℃。
(収率63%)融点164〜167℃。
Br
IRν 3300,2925.1745、aX
1710 1630Crn−1
NMRδppm (DMSO−d6)15〜2.2
(8H,broad )、3.0 (2H,m )、4
.0〜4.4 (4H,broad )、4゜7(2H
1broad )、49 (2H,broad )、5
.1(2H×2、S)、5.3 (2H,S )、7.
0〜8.4(芳香族プロトン)。
(8H,broad )、3.0 (2H,m )、4
.0〜4.4 (4H,broad )、4゜7(2H
1broad )、49 (2H,broad )、5
.1(2H×2、S)、5.3 (2H,S )、7.
0〜8.4(芳香族プロトン)。
ここで得られたベンジルオキシカルボニル−Lプロリル
−L−フェニルアラニルNG−NG−ジベンジルオキシ
カルボニル−L−アルギニン−1ナフチルエステル50
0■をDMF 1omlに溶カシ、10%パラジウA
炭素(Pd−C) 200m?塩酸−ジオキサン溶液(
110■HC1、# ) 1.01を加え、水素ガスを
通じながら室温で2時間攪拌する。
−L−フェニルアラニルNG−NG−ジベンジルオキシ
カルボニル−L−アルギニン−1ナフチルエステル50
0■をDMF 1omlに溶カシ、10%パラジウA
炭素(Pd−C) 200m?塩酸−ジオキサン溶液(
110■HC1、# ) 1.01を加え、水素ガスを
通じながら室温で2時間攪拌する。
反応後ろ過してパラジウム炭素を除き、母液に無水エー
テル40rrLlを加えると油状物が折出する。
テル40rrLlを加えると油状物が折出する。
上澄液を傾斜して除き、再び無水エーテル40m1を加
えて攪拌することにより無色粉末を得る。
えて攪拌することにより無色粉末を得る。
2007n9゜融点87〜900収率61%Br
IRν3350.1750.1650cIIL ’aX
*出発物質、NG−NG−ジベンジルオキシカルボニル
−L−アルギニン−1−ナフチルエステルトリフロロ酢
酸塩は次のように製造する。
−L−アルギニン−1−ナフチルエステルトリフロロ酢
酸塩は次のように製造する。
NG−4−メトキシベンジルオキシ、NG−NGジベン
ジルオキシカルボニル−L−アルギニン(Z、Natu
rf 20b、429(1965)F。
ジルオキシカルボニル−L−アルギニン(Z、Natu
rf 20b、429(1965)F。
Weygand 、 E 、 N 1ntz 、 )
9.19を無水ピリジン30rIllに溶解し、1・1
′−ジナフチルフルフィッ)7.9Pを加え室温で一昼
夜攪拌する。
9.19を無水ピリジン30rIllに溶解し、1・1
′−ジナフチルフルフィッ)7.9Pを加え室温で一昼
夜攪拌する。
反応液に酢酸エチルエステルを加え10%クエン酸溶液
、飽和重そう水、飽和食塩水で洗浄した後無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧乾固する。
、飽和重そう水、飽和食塩水で洗浄した後無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧乾固する。
残渣を無水エーテルを加えて洗浄し、淡黄色粘稠な油状
物を得る。
物を得る。
収量9.Or収率82%Br
IRν 3400,1760,17201aX
1690crrL−1゜
NMRδppm、 (CDC13) ]、、9 (4
H,m )、3.7 (3H,s )、4.1 (2H
,m)、4.8 (LH,m)、5.1(2HX2、S
)、5.2 (2H,s )、6.7〜8.0(芳香族
プロトン)。
H,m )、3.7 (3H,s )、4.1 (2H
,m)、4.8 (LH,m)、5.1(2HX2、S
)、5.2 (2H,s )、6.7〜8.0(芳香族
プロトン)。
ここで得られたNG−4−7トキシベンジルオキシ、N
G−NG−ジベンジルオキシカルボニルL−アルキニン
−1−ナフチルエステル8.0Pにトリフロロ酢酸15
m1を加え水冷下30分攪拌する。
G−NG−ジベンジルオキシカルボニルL−アルキニン
−1−ナフチルエステル8.0Pにトリフロロ酢酸15
m1を加え水冷下30分攪拌する。
反応後減圧でトリフロロ酢酸を除き残渣に無水エーテル
を加えて溶がし、放置した後析出する無色針高を集める
。
を加えて溶がし、放置した後析出する無色針高を集める
。
収量4.51収率61% 融点149〜51゜
Br
IRν 340011760,1720aX
1665Cr/l O
NMRδppm (CDCl3モDMSO−d6)2
.1 (4H,m)、4.0 (2H,m )、4.5
(IH,m)、5.1 (2H,s )、5.2 (
2H,S )、7.1〜8.0(芳香族プロトン)。
.1 (4H,m)、4.0 (2H,m )、4.5
(IH,m)、5.1 (2H,s )、5.2 (
2H,S )、7.1〜8.0(芳香族プロトン)。
実施例 2
ヘンソイル−I、−7”ロリルーL−フェニルアラニル
−L−アルギニン−1−ナフチルエステル塩酸塩の製法 ペンソイル−L−7”ロリルーL−フェニルアラニン7
527n9、NG、NG−ジベンジルオキシカルボニル
−L−アルギニン−1−ナフチルエステルトリフロロ酢
酸塩1.364PをDMF 10rIllに溶かし氷
冷下DCC535■HOBt270■TEA、0、28
mlを加え3時間攪拌した後室温にもどしさらに24
時間攪拌する。
−L−アルギニン−1−ナフチルエステル塩酸塩の製法 ペンソイル−L−7”ロリルーL−フェニルアラニン7
527n9、NG、NG−ジベンジルオキシカルボニル
−L−アルギニン−1−ナフチルエステルトリフロロ酢
酸塩1.364PをDMF 10rIllに溶かし氷
冷下DCC535■HOBt270■TEA、0、28
mlを加え3時間攪拌した後室温にもどしさらに24
時間攪拌する。
反応後析出したDCUをろ過して除き、ろ液に酢酸エチ
ルエステルを加え、10%クエン酸溶液、飽和重そう水
、飽和食塩水で洗浄した後無水硫酸マグネシウムで乾燥
する。
ルエステルを加え、10%クエン酸溶液、飽和重そう水
、飽和食塩水で洗浄した後無水硫酸マグネシウムで乾燥
する。
溶媒を留去した後残渣を酢酸エチルエステル−エーテル
−n−ヘキサンより再結晶し、無色粉末を得る。
−n−ヘキサンより再結晶し、無色粉末を得る。
収量1.21’、収率62%、融点140〜143℃。
Br
IRν 340013300.1750゜aX
1720.1640.1610Cr/′L ONMRδ
ppm (CDCt3)1.6〜2.2 (8H1b
road )、3.2 (2H,m)、3.5 (2H
,m)、4、.0 (2H,m )、4.4〜5.0
(3H,m )、5.2 (2H,s、)、5.3 (
2H,s、)、7.0〜8.0(芳香族プロトン)。
ppm (CDCt3)1.6〜2.2 (8H1b
road )、3.2 (2H,m)、3.5 (2H
,m)、4、.0 (2H,m )、4.4〜5.0
(3H,m )、5.2 (2H,s、)、5.3 (
2H,s、)、7.0〜8.0(芳香族プロトン)。
ここで得られたベンゾイル−L−プロリル−Lフェニル
アラニル−NG−NG−ジベンジルオキシカルボニル−
L−アルギニン−1−ナフチルエステル962m9をD
MF 10mlに溶かし、10%Pd−C500mσ
、塩酸−ジオキサン溶液(98m9HC1/グ) Q、
5 mlを加え、水素ガスを通じながら室温で3時間
攪拌する。
アラニル−NG−NG−ジベンジルオキシカルボニル−
L−アルギニン−1−ナフチルエステル962m9をD
MF 10mlに溶かし、10%Pd−C500mσ
、塩酸−ジオキサン溶液(98m9HC1/グ) Q、
5 mlを加え、水素ガスを通じながら室温で3時間
攪拌する。
反応後ろ過してP d−Cを除き、母液に無水エーテル
100m1を加えると油状物が析出する。
100m1を加えると油状物が析出する。
上澄液を傾斜して除き、再びエーテルを加えて攪拌する
ことにより無色粉末を得る。
ことにより無色粉末を得る。
融点86〜50℃ 収量600m9、収率87%
Br
IRv 3600,1750.1650cm−1
aX *出発物質、ペンソイル−L−7”ロリルーLフェニル
アラニンは次のように製造する。
aX *出発物質、ペンソイル−L−7”ロリルーLフェニル
アラニンは次のように製造する。
ベンゾイル−L−プロリン10.7P、L−フェニルア
ラニンエチルエステル塩酸塩11.5L?ヲシクロルメ
タン100m1に溶かし、水冷下DPPA15.3 ?
、 TEA 15mlを加えて一昼夜攪拌する。
ラニンエチルエステル塩酸塩11.5L?ヲシクロルメ
タン100m1に溶かし、水冷下DPPA15.3 ?
、 TEA 15mlを加えて一昼夜攪拌する。
反応液を10%クエン酸溶液、飽和重そう水、飽和食塩
水で洗浄した後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去する。
水で洗浄した後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去する。
残渣を酢酸エチルエステルより再結晶し無色粉末を得る
。
。
収量12.1’、収率62%融点133〜135℃。
ここで得られたベンゾイル−、−L−プロリル−Lフェ
ニルアラニンエチルエステル12.CIをメタノール1
00m1に溶かしN−カセイソーダ−溶液45m1を加
えて5時間攪拌する。
ニルアラニンエチルエステル12.CIをメタノール1
00m1に溶かしN−カセイソーダ−溶液45m1を加
えて5時間攪拌する。
低温でメタノールを留去後酢酸エチルエステルと蒸留水
を加え振とうする。
を加え振とうする。
水層を10%塩酸溶液で弱酸性とし析出する結晶性粉末
を集める。
を集める。
収量10.(15s’、収率95%融点200〜202
℃。
℃。
Br
IRν 3375.173011670cm−1a
X 実施例 3 ペンソイル−L−7’ロリル=L−フェニルアラニル−
L−フルギニジー6−ブロモー2−ナフチルエステル塩
酸塩の製法 ペンソイル−L−プロリル−L−フェニルアラニン37
6 m9、NG、NG−ジベンジルオキシカルボニル−
L−アルギニン−6−ブロモ−2−ナフチルエステルト
リフロロ酢酸塩761m9をDMFlomlに溶かし、
氷冷1”Dcc 267771!7、HOB t13
57′n9、TEA 0.17mlを加え3時間攪拌す
る。
X 実施例 3 ペンソイル−L−7’ロリル=L−フェニルアラニル−
L−フルギニジー6−ブロモー2−ナフチルエステル塩
酸塩の製法 ペンソイル−L−プロリル−L−フェニルアラニン37
6 m9、NG、NG−ジベンジルオキシカルボニル−
L−アルギニン−6−ブロモ−2−ナフチルエステルト
リフロロ酢酸塩761m9をDMFlomlに溶かし、
氷冷1”Dcc 267771!7、HOB t13
57′n9、TEA 0.17mlを加え3時間攪拌す
る。
室温でさらに24時間攪拌した後析出したDCUをろ過
して除き、母液に酢酸エステルを加え10%クエン酸溶
液、飽和重そう水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。
して除き、母液に酢酸エステルを加え10%クエン酸溶
液、飽和重そう水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。
溶媒を留去した後残渣を酢酸エチルエステル−エーテル
−n−ヘギサンより再結晶することにより無色粉末を得
た。
−n−ヘギサンより再結晶することにより無色粉末を得
た。
収量500m9、収率50% 融点94〜97℃。
Br
IRν 3375 1750 1.710゜aX
1610cx 。
ここで得られたベンゾイル−L−プロリル−Lフェニル
アラニル−NG−NG ジベンジルオキシカルボニル−
L−アルギニン−6−ブロモ−2ナフチルエステル0.
5PをDMF 5mlに溶かし、10%Pd−C250
m9塩酸−ジオキサン溶液25 orn9c 98m9
HCt/P ) ヲ加え水素カスヲ通じながら室温で3
時間攪拌する。
アラニル−NG−NG ジベンジルオキシカルボニル−
L−アルギニン−6−ブロモ−2ナフチルエステル0.
5PをDMF 5mlに溶かし、10%Pd−C250
m9塩酸−ジオキサン溶液25 orn9c 98m9
HCt/P ) ヲ加え水素カスヲ通じながら室温で3
時間攪拌する。
反応後ろ過してPd−Cを除き母液に無水エーテル1.
00m1を加え析出する無色粉末を集める。
00m1を加え析出する無色粉末を集める。
収量21077ip収率38% 融点80〜85℃。
Br
IRν 3350.1750.1650cm ’。
aX
実施例 4
L−プロlJルーL−フェニルアラニル−L =−fル
ギニン−67”ロモー2−ナフチルエステル塩酸塩の製
法 ベンジルオキシカルボニル−L−7’0 !J ルー
Lフェニルアラニン396■ NG・NG−ジベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニン−6−フロモー2−
ナフチルエステルトリフロロ酢酸塩761m9をDMF
lomlに溶かし水冷下DCC1267m9、HOBt
1357%、TEA 0.17 mlを加え、3時間
攪拌した後室温にもどしさらに一昼夜攪拌する。
ギニン−67”ロモー2−ナフチルエステル塩酸塩の製
法 ベンジルオキシカルボニル−L−7’0 !J ルー
Lフェニルアラニン396■ NG・NG−ジベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニン−6−フロモー2−
ナフチルエステルトリフロロ酢酸塩761m9をDMF
lomlに溶かし水冷下DCC1267m9、HOBt
1357%、TEA 0.17 mlを加え、3時間
攪拌した後室温にもどしさらに一昼夜攪拌する。
析出するDCUをろ過して除きろ液に酢酸エチルエステ
ルを加えて、10%クエン酸溶液飽和重そう水、飽和食
塩水で洗浄する。
ルを加えて、10%クエン酸溶液飽和重そう水、飽和食
塩水で洗浄する。
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去する。
残渣にエーテルを加え攪拌することにより無色粉末61
0■を得る。
0■を得る。
収率59.5% 融点125〜130′C0
Br
IRν 3400,3300,1750、aX
1710.1650,16]、Oc/rt i。
NMRδppm (CDC13)1.5〜2.2(8
H1broad )、3.1 (2H,m)、3.4
(2H,m)、4.0 (3H,m )、4.7 (2
H,m )、5.1 (2H,s )、5.2 (2H
,s )、5.3 (2H,s )、7.1〜s、o(
芳香族プロトン)。
H1broad )、3.1 (2H,m)、3.4
(2H,m)、4.0 (3H,m )、4.7 (2
H,m )、5.1 (2H,s )、5.2 (2H
,s )、5.3 (2H,s )、7.1〜s、o(
芳香族プロトン)。
ここで得られたベンジルオキシカルボニル−Lプロリル
−L〜フェニルアラニルNG−NG−ジベンジルオキシ
カルボニル−L−アルギニン−6ブロモー2−ナフチル
エステル510m9をDMF 577Ilに溶かし、
10%Pd−C250即、塩酸−ジオキサン溶液440
■(98〜HCI/7)を加え水素ガスを通じながら室
温で3時間攪拌する。
−L〜フェニルアラニルNG−NG−ジベンジルオキシ
カルボニル−L−アルギニン−6ブロモー2−ナフチル
エステル510m9をDMF 577Ilに溶かし、
10%Pd−C250即、塩酸−ジオキサン溶液440
■(98〜HCI/7)を加え水素ガスを通じながら室
温で3時間攪拌する。
反応後ろ過してPd−Cを除き母液に無水エーテル10
0n71を加え水冷下−昼夜放置する。
0n71を加え水冷下−昼夜放置する。
−E澄液を傾斜して除き残渣に再びエーテルを加えて攪
拌することにより無色粉末230■を得る。
拌することにより無色粉末230■を得る。
収率67%融点80〜84℃。
KBr
IRv 3350,1750,1655CrI
′L−0aX 実施例 5 プロリルフェニルアラニルアルギニンナフチルエステル
を基質としたカリクレインの活性測定法 50 mMリン酸緩衝液(pH7,0) L7rnlに
各種濃度の人尿カリクレイン0.1 mlおよび0.1
5%ラウリル硫酸ナトリウムに溶かしたプロリルフェニ
ルアラニルアルギニンナフチルエステル溶液(1,5m
M ) 0.2m1.を加え37℃で30分間インキュ
ベートしたのち、8%ラウリル硫酸ナトリウム20μl
を加え氷冷する。
′L−0aX 実施例 5 プロリルフェニルアラニルアルギニンナフチルエステル
を基質としたカリクレインの活性測定法 50 mMリン酸緩衝液(pH7,0) L7rnlに
各種濃度の人尿カリクレイン0.1 mlおよび0.1
5%ラウリル硫酸ナトリウムに溶かしたプロリルフェニ
ルアラニルアルギニンナフチルエステル溶液(1,5m
M ) 0.2m1.を加え37℃で30分間インキュ
ベートしたのち、8%ラウリル硫酸ナトリウム20μl
を加え氷冷する。
これに1%ファーストバイオレットBツルl□ (FV
B ) 0.2mlを加えo’cで10分間放置し更
に氷酢酸2mlを加え発色を分光光度計により吸光度(
505nm)として測定し、酵素により水解されて遊離
したナフl−−ルを定量する。
B ) 0.2mlを加えo’cで10分間放置し更
に氷酢酸2mlを加え発色を分光光度計により吸光度(
505nm)として測定し、酵素により水解されて遊離
したナフl−−ルを定量する。
対照としてはカリクレインの代りに緩衝液を加えたもの
を用いる。
を用いる。
この遊離したナフトール量が酵素の活性度に相当する。
この方法によって測定したカリクレインの各濃度段階に
おける結果を第1図に示す。
おける結果を第1図に示す。
尚、ベンゾイルプロリルフェニルアラニルアルギニンナ
フチルエステルを用いた場合この方法と同様に、6−ブ
ロム−2−ナフチルエステル体を用いた場合は吸光度は
530n77Lで測定する。
フチルエステルを用いた場合この方法と同様に、6−ブ
ロム−2−ナフチルエステル体を用いた場合は吸光度は
530n77Lで測定する。
参考例 I
Nα−トシルアルギニンメチルエステルを基質と1〜た
カリクレインの活性測定法 尿中カリクレイン0.5 rnlにNα−トシルアルギ
ニンメチルエステル溶液(10μmole / 0.4
− m15%DMSO) 0.4 ml、及びリン酸緩
衝液(pH7,4)0.1mlを加える。
カリクレインの活性測定法 尿中カリクレイン0.5 rnlにNα−トシルアルギ
ニンメチルエステル溶液(10μmole / 0.4
− m15%DMSO) 0.4 ml、及びリン酸緩
衝液(pH7,4)0.1mlを加える。
37℃で30分間インキュベーションした後、ヒドロキ
シルアミン溶液(2M−NH2OH−HCIおよび3.
5MNaOHの等量混合物)1.5rrll加え室温で
15分間放置する。
シルアミン溶液(2M−NH2OH−HCIおよび3.
5MNaOHの等量混合物)1.5rrll加え室温で
15分間放置する。
これに18%トリクロル酢酸1ml、4N塩酸1ml、
及び10%塩化第二鉄1mlを加え充分にかくはんした
後3000r、p、m、で10分間遠心分離する。
及び10%塩化第二鉄1mlを加え充分にかくはんした
後3000r、p、m、で10分間遠心分離する。
上澄液の発色を分光光度計により吸光度(530nm)
として測定する。
として測定する。
この値はカリクレインによって水解されずに残った基質
の量に相関するもので酵素の活性は基質のみの値(対照
)から酵素反応を行なった後に得られる値を引いた値に
相当する。
の量に相関するもので酵素の活性は基質のみの値(対照
)から酵素反応を行なった後に得られる値を引いた値に
相当する。
実施例9及び参考例1で測定したカリクレインの各濃度
段階における結果を第1図に示すが前者の方法は後者の
方法に比べ約160倍の感度を有していることが分る。
段階における結果を第1図に示すが前者の方法は後者の
方法に比べ約160倍の感度を有していることが分る。
第1図中○印は基質としてプロリルフェニルアラニルア
ルギニンナフチルエステルを用い実施例5の方法による
標準曲線を、・印は参考例1の方法による標準曲線を示
す。
ルギニンナフチルエステルを用い実施例5の方法による
標準曲線を、・印は参考例1の方法による標準曲線を示
す。
後者の場合、横軸の単位はカッコ内の数字を用いる。
実施例 6
人尿中カリクレインの測定
人尿0.1 mlに50 mMリン酸緩衝液(pH7,
0)1.7ml、 1.5mMフロリルフェニルアラ
ニルアルギニン0.2 mlを加え37℃で30分間イ
ンキュベートする。
0)1.7ml、 1.5mMフロリルフェニルアラ
ニルアルギニン0.2 mlを加え37℃で30分間イ
ンキュベートする。
これを0℃に冷却し1%FVB溶液0.2wLlを加え
0℃で10分間放置し氷酢酸2m1.を加え発色を分光
光度計により吸光度(505nm)として測定し、酵素
により水解されて遊離したナフトールを定量する。
0℃で10分間放置し氷酢酸2m1.を加え発色を分光
光度計により吸光度(505nm)として測定し、酵素
により水解されて遊離したナフトールを定量する。
更に対照として熱処理した尿を用い上記と同様の操作を
行い吸光度を測定し吸光度の差(△O,D)を求める。
行い吸光度を測定し吸光度の差(△O,D)を求める。
この値が人尿中カリクレインの量に相当する。
この方法によって測定した人尿中カリクレインの測定結
果を第2図に示す。
果を第2図に示す。
但し、尿サンプルは8人のヒト(應1〜應8)より採取
したものである。
したものである。
実施例 7
等電点電気泳動による尿中酵素パターンの測定内径9m
m、長さ10crrLのガラス管を用い、最終8度2%
のアンフオライン(pH3,5〜5)を含む4%アクリ
ルアミドゲルカラムを調整する。
m、長さ10crrLのガラス管を用い、最終8度2%
のアンフオライン(pH3,5〜5)を含む4%アクリ
ルアミドゲルカラムを調整する。
2.5mlの尿を凍結乾燥し、これを50μlの水に溶
解した検体を上記カラムに添加し、200Vで4時間泳
動した後、ゲルを取り出す。
解した検体を上記カラムに添加し、200Vで4時間泳
動した後、ゲルを取り出す。
このゲルを水洗後、0.5 M ’Jン酸緩衝液中に5
分間浸し、更ニフロリルフェニルアラニルアルギニンナ
フチルエステル0.2μm、及び1%FVB を含む0
.25Mリン酸緩衝液(pH7,0) 12ml中に浸
し、37℃で30分間インキュベーションする。
分間浸し、更ニフロリルフェニルアラニルアルギニンナ
フチルエステル0.2μm、及び1%FVB を含む0
.25Mリン酸緩衝液(pH7,0) 12ml中に浸
し、37℃で30分間インキュベーションする。
以上の方法により尿中酵素パターンを桃色ないし紫色の
帯状として緩察することができる。
帯状として緩察することができる。
第3図に正常人尿を用いた場合の結果を示す。
第1図は標準曲線を、第2図は尿中カリクレインの活性
を、第3図は等電点電気泳動による尿中酵素パターンを
示す。
を、第3図は等電点電気泳動による尿中酵素パターンを
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式(I) (式中、R1は水素、又はベンゾイル基を表わし、R2
は、ナフチル基、又は6−ブロム−2−ナフチル基を表
わす。 )で示されるアミノ酸誘導体。 2 式(I) (式中、R1は水素、又はベンゾイル基を表わし、R2
は、ナフチル基、又は6−ブロム−2−ナフチル基を表
わす。 )で示されるアミノ酸誘導体を基質として酵素と接触さ
せることを特徴とする酵素活性の測定方法。 3 式(I) (式中、R1は水素、又はベンゾイル基を表わし、R2
は、ナフチル基、又は6−ブロム−2−ナフチル基を表
わす。 )で示されるアミノ酸誘導体を基質として酵素と接触さ
せ、一定時間後、酵素により水解されて遊離したナフト
ールまたは6−ブロム−2−ナフトールを測定すること
を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の酵素活性の
測定法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13339378A JPS5827784B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | アミノ酸誘導体 |
FR7926782A FR2440356A1 (fr) | 1978-10-30 | 1979-10-29 | Derives de prolylphenylalanylarginine, leur procede de preparation, et leur utilisation pour mesurer l'activite d'enzymes |
DE19792943582 DE2943582C2 (de) | 1978-10-30 | 1979-10-29 | L-Prolyl-L-phenylalanyl-L-argininderivate, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
GB7937424A GB2034718B (en) | 1978-10-30 | 1979-10-29 | Prolyl-phenylalanylarginine derivatives process for their preparation and their use for measuring enzyme activity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13339378A JPS5827784B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | アミノ酸誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5559151A JPS5559151A (en) | 1980-05-02 |
JPS5827784B2 true JPS5827784B2 (ja) | 1983-06-11 |
Family
ID=15103689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13339378A Expired JPS5827784B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | アミノ酸誘導体 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827784B2 (ja) |
DE (1) | DE2943582C2 (ja) |
FR (1) | FR2440356A1 (ja) |
GB (1) | GB2034718B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4335203A (en) * | 1980-07-10 | 1982-06-15 | The Regents Of The University Of California | Method for identifying potential contrast media reactors |
US4386075A (en) * | 1982-02-17 | 1983-05-31 | Smithkline Beckman Corporation | Renally active tetrapeptides |
US4387049A (en) * | 1982-02-22 | 1983-06-07 | Smithkline Beckman Corporation | Adamantyl containing peptides |
JPS6117956A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-25 | Nitto Boseki Co Ltd | 新規な尿中カリクレイン測定用基質 |
CN114184562B (zh) * | 2021-11-19 | 2024-07-26 | 北京赛升药业股份有限公司 | 一种发色底物法测定尿激酶活性的方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2527932C2 (de) * | 1974-07-02 | 1983-04-21 | Pentapharm AG, 4052 Basel | Säureadditionssalze von Tripeptidderivaten und deren Verwendung als Substrate zur Bestimmung von Plasmakallikrein |
-
1978
- 1978-10-30 JP JP13339378A patent/JPS5827784B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-10-29 GB GB7937424A patent/GB2034718B/en not_active Expired
- 1979-10-29 FR FR7926782A patent/FR2440356A1/fr active Granted
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