JPS593989B2 - チロシン誘導体 - Google Patents

チロシン誘導体

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JPS593989B2
JPS593989B2 JP12887277A JP12887277A JPS593989B2 JP S593989 B2 JPS593989 B2 JP S593989B2 JP 12887277 A JP12887277 A JP 12887277A JP 12887277 A JP12887277 A JP 12887277A JP S593989 B2 JPS593989 B2 JP S593989B2
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JP
Japan
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enzyme
formula
acetyltyrosine
substrate
activity
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JP12887277A
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JPS5463043A (en
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節郎 藤井
守 杉本
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Torii Pharmaceutical Co Ltd
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Torii Pharmaceutical Co Ltd
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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式(4)で示されるチロシン誘導体、その製造
法、及びその化合物を基質として酵素活性を測定する方
法に関する。
式中、Rはナフチル基を示す。
本発明物質(1)は新規な化合物であり、酵素活性を測
定する為の試験薬として有用な化合物である。
本発明物質(1)はアセチルチロシン(l)とナフトー
ルとの通常の脱水縮合反応によつて製造することができ
る。本発明を実施するに当つては、上記アセチルチロシ
ン(l)とナフトールとの通常の脱水縮合反応によつて
発明物質)を得ることができる。
本法においてアセチルチロシンの水酸基はカルボベンジ
ルオキシ基等の通常使用される水酸基保護基で保護して
もよく、その場合には脱水縮合反応後、適当な保護基脱
離反応、すなわち、例えば水酸基保護基がカルボベンジ
ルオキシ基の場合にはパラジウム炭素等による接触還元
、または臭化水素酸酢酸溶液による分解反応等を行うこ
とにより本発明物質1)を得ることができる。脱水縮合
反応を行うにあたつては原料物質を適当な溶媒に溶解し
、DCC(シンクロヘキシルカーポジイミド)、DPP
A(ジフエニルフオスフオリルアジド)、クロル炭酸ア
ルキル等のエステル活性化剤を加え、これにナフトール
を加え、必要に応じトリエチルアミン等の塩基を加え、
攪拌することにより製造することができる。
又、良く知られた酸クロライド法やナフトールのスルフ
イツト体としてよく知られたナフチル化剤(Ber.リ
、2339、1916)を用いることによつても製造す
ることができるが、上記エステル活性化剤による方法が
好ましい。使用し得る溶媒は、クロロホルム、ジクロル
メタン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン等
通常使用されるもので、原料物質を溶解するものであれ
ば良い。反応温度は00〜40℃で良い。反応終了後、
通常行われる処理方法により、反応液より目的化合物を
得ることができる。すなわち、例えばDCCを縮合剤と
して製造した場合、析出するシンクロヘキシル尿素を▲
取して除き、塩酸水溶液、NaOH水溶液、及び飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム等の乾燥剤で乾燥
後、溶媒を留去することにより得ることができる。目的
化合物は、所望により、再結晶、クロマトグラフイ一等
により精製することができる。本発明物質(1)は、酵
素と接触させることにより基質として働き、一定時間後
酵素により水解されて遊離したナフトールを測定するこ
とにより、酵素の活性を測定することが出来る。
酵素の活性を測定するという事は酵素製剤の規格、血中
酵素パターンの測定による診断、血中酵素濃度の測定等
の為に非常に重要な事である。従来、酵素活性を測定す
るためには種々の方法が知られている。その一つの方法
として、アミノ酸のアルキルエステルを基質として、酵
素と接触させ、そのエステルの水解の程度により活性を
測定するという方法がある。例えば、ヘステリン法とし
て良く知られている方法がその一つである。これは、酵
素とアミノ酸のアルキルエステルを接触させ、一定時間
後に残存するエステル部分をヒドロキシルアミンにより
ヒドロキシサム酸とし、過クロル鉄と反応させ発色させ
、その発色を吸光度として測定し、その結果より、酵素
のエステル水解能、すなわち酵素の活性を測定するとい
う方法である。その他、基質を用いエステルの水解能を
指標とする方法には、クロモトロプ酸法などがあるが、
これらの方法では、ある程度の酵素量を必要とし、酵素
が低濃度である場合、又は低活性の酵素の測定には難が
あつた。そこで、発明者は、酵素に対してアフイニテイ
を持ち、更に定量法が簡便でありかつ検出感度の良い、
という三つの条件を兼ね備えた基質としての化合物を検
索することにより、従来よりも、非常に優れた化合物を
見出すことができた。本発明を実施するに当つては、酵
素と一定量の化合物(1)を、適当な緩衝液中で接触さ
せ、一定温度で、一定時間後に遊離したナフトールを測
定することにより、酵素の活性を測定することができる
。緩衝液はその酵素の至適PHを有する適当な緩衝液で
よい。又、反応温度、反応時間ともに適当な一定条件で
よいが、25〜37℃で30分後に測定するのが望まし
い。ナフトールを測定する方法は従来、良く知られたガ
スクロマトグラフイ一または薄層クロマトグラフイ一等
の物理化学的方法、過クロル鉄反応、ジアゾカツプリン
グ反応、FVB(フアーストバイオレツトBソルト)法
または4−アミノアンチピリン法等の化学的方法のいず
れの方法を使用してもよいが、ナフトールの場合、反応
液にFVBを加え発色させ分光光度計により吸光度とし
て測定する方法がその簡便さおよび検出感度においてよ
り好ましい方法である。本法は単一酵素系における測定
のみならず、種々の酵素が含まれた場合の測定にも使用
できる。すなわち、例えば血清中に含まれる酵素活性を
測定する場合、血清を適当なプレパラートに添加し、こ
れを電気泳動等により酵素を分離し、これを本発明物質
の溶液に浸し適当な時間後、更に上記発色試薬を加える
ことにより、従来見ることができなかつた血中酵素パタ
ーンを見ることができる。この方法によれば、種々の病
態に起因する酵素パターンの変動を見ることができる。
本発明物質は、種々の酵素のうち、特に、炎症系の酵素
として良く知られた、C1エステラーゼ、又はキモトリ
プシンの優れた基質として作用し、アセチルチロシンナ
フチルエステルを基質として、C1エステラーゼを測定
した場合、従米、酵素基質として知られたアセチルチロ
シンエチルエステル、又はトシルアルギニンメチルエス
テルを用い、ヘステリン法により測定した場合に比べ、
30倍及び、114倍の検出感度を有していた。
又同様にアセチルチロシンナフチルエステルを基質とし
てキモトリプシンを測定した場合、従来、酵素基質とし
て知られたアセチルチロシンエチルエステルを用い、ヘ
ステリン法により測定した場合に比べ、32倍の検出感
度を有していた。次に本発明の実施例をあげ、更に詳細
に説明する。
実施例 1 N−アセチルチロシン−α−ナフチルエステルの合成N
−アセチルチロシン3.3yを、N−N−ジメチルホル
ムアミド15m1に溶かし氷冷攪拌下αナフトール2.
27、N−N′シンクロヘキシルカーポジイミド3.6
7、トリエチルアミン1.6m1を加え、1時間攪拌し
た後、室温にもどし、さらに一昼夜撹拌する。
反応後、析出するN−N′−ジシクロヘキシル尿素をろ
過して除き、母液に酢酸エチルを加え、10%クエン酸
溶液、飽和重そう水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥溶媒を留去、残渣をシリカゲルに
吸着させ5%メタノール含有クロロホルムで溶出してく
るフラクシヨンを集め、クロロホルムより再結晶する。
収量2.37、収率44%、融点155〜157℃IR
(KBr)?−1;3350、3250、1730、元
素分析 C2lHl9NO4(349.37)として理
論値 C、72.19H、5.48N、4.01実測値
Cl72.2lHl5.58Nl4.O3参考例 1
N−アセチルチロシンエチルエステルを基質としたC1
エステラーゼの活性測定法。
(ヘステリン法)C1エステラーゼの希釈液0.5m1
にN−アセチルチロシンエチルエステル溶液(10μM
OleVO.4ml5%DMSO)0.4m1、及びリ
ン酸緩衝液(PH7.4)0.1m1を加える。
37℃で30分間インキユベーシヨンした後、ヒドロキ
シルアミン溶液(2M−NH2OH−HClおよび3.
5MNa0Hの等量混合物)1.51t1を加え室温で
15分間放置する。
これに18%トリクロル酢酸1m114N塩酸1m11
及び10%塩化第二鉄1dを加え充分にかくはんした後
3000r.p.m.で10分間遠心分離する。上澄液
の発色を分光光度計により吸光度(530nm)として
漁定する。この値はC1エステラーゼによつて水解され
ずに残つた基質の量に相関するもので酵素の活性は基質
のみの値(対照)から酵素反応を行なつた後に得られる
値を引いた値に相当する。C1エステラーゼの各濃度段
階における結果を第1図に示す。第1図はこの方法によ
る標準曲線を示す。実施例 2 N−アセチルチロシンナフチルエステルを基質としたキ
モトリプシンの活性測定法リン酸緩衝液にとかしたキモ
トリプシン0.5m1にN−アセチルチロシンナフチル
エステル溶液(0,5μMOles/0.5Tn15%
DMSO)0.5mI!加え25℃で30分間インキユ
ベートする。
これに1%フアーストバイオレツトBソルト(FVB)
0.1m1を加え0℃で30分間放置し更に氷酢酸1m
1を加え発色を吸光光度計により吸光度(515nm)
として測定し、酵素により水解されて遊離したナフトー
ルを定着する。この遊離したナフトール量が酵素の活性
度である。実施例2、及び参考例1の方法によつて測定
したキモトリプシンの各濃度段階における結果を第2図
に示すが前者の方法は後者の方法に比べ32,5倍の感
度を有していることが分る。
第2図においてO印は実施例2の方法による標準曲線を
、X印は参考例1の方によつた場合の標準曲線を示す。
実施例 3 電気泳動による血中酵素パターンの測定方法。
内径4mm1長さ7cm、のガラス管を用いポリアクリ
ルアミドゲルカラムを調製する。これに血清40μlを
添加し2mAで約50分間泳動した後、ゲルを取り出す
。このゲルを基質溶液(アセチルチロシンナフチルエス
テル0.5μMOles/ml)10m1に浸し、25
℃で30分間インキユベーシヨンし、0℃に冷却した後
1%FVB(フアーストバイオレツトBソルト)溶液1
m1を加え0℃で30分間放置し、染色する。以上の方
法により血中酵素パターンを桃色ないし紫色の帯状とし
て観察することができる。第3図に正常人血清を用いた
場合の結果を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図はC1エスラーゼ活性の標準曲線を、第2図はキ
モトリプシン活性の標準曲線を、そして第3図は血中酵
素パターンを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中Rは
    ナフチル基を示す) で示されるアセチルチロシン誘導体。 2 式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)で示されるア
    セチルチロシンとナフトールを脱水縮合反応させること
    を特徴とする式( I )▲数式、化学式、表等がありま
    す▼( I )(式中Rはナフチル基を示す)で示される
    アセチルチロシン誘導体の製造方法。 3 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中Rは
    ナフチル基を示す)で示されるアセチルチロシン誘導体
    を基質として酵素と接触させることを特徴とする酵素活
    性の測定方法。 4 式( I )で示されるアセチルチロシン誘導体を基
    質として酵素と接触させ、一定時間後、酵素により水解
    されて遊離したナフトールを測定することを特徴とする
    特許請求の範囲第3項に記載の酵素活性の測定方法。
JP12887277A 1977-10-27 1977-10-27 チロシン誘導体 Expired JPS593989B2 (ja)

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