JPS60227309A - 導電性線状体の製造方法 - Google Patents

導電性線状体の製造方法

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Publication number
JPS60227309A
JPS60227309A JP8342084A JP8342084A JPS60227309A JP S60227309 A JPS60227309 A JP S60227309A JP 8342084 A JP8342084 A JP 8342084A JP 8342084 A JP8342084 A JP 8342084A JP S60227309 A JPS60227309 A JP S60227309A
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JP
Japan
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conductive
paint
coating film
curing
ultraviolet
Prior art date
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Pending
Application number
JP8342084A
Other languages
English (en)
Inventor
小島 慶一
佐藤 泰敏
片ノ坂 明郷
興一 伊藤
的場 典子
山本 厚子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は導電性を有する組成物を、繊維状やヒモ状等の
線状基材の外側に塗布し、その塗膜に紫外線を照射して
硬化せしめることにより、導電性線状体を製造する方法
に関するものである。
〔発明の背景〕
最近各種の電子機器や電気機器は小型軽量化が進められ
、導体も細線化、軽量化がめられるようになってきた。
かかる導体として、従来より線状基材の外側に、主剤と
硬化剤とよりなり、常温又は加熱下で硬化反応が進む化
学反応型の塗料基材に銀粉等の導電性粒子を分散させた
導電性塗料組成物を塗布し、これを化学反応により硬化
せしめて成るものが知られている。しかし、かかる導電
性組成物を常温又は加熱下で硬化せしめる場合、硬化時
間が数十分〜数時間必要であり、塗膜の迅速硬化をはか
ることができないため、製造工程の連続化をはかること
が困難であった。また、線状基材として耐熱性のない材
料を用いたものでは、高温に加熱すると線状基材が変形
するため、塗膜の硬化条件に制約を受けることが多かっ
た。
最近、これらの諸問題を解決するために、主剤と硬化剤
との化学反応による従来からの導電性塗料に替えて、電
子線や紫外線硬化型の塗料を用いて導電性塗膜を形成す
ることが検討されはじめている。本発明者らも、電子線
や紫外線で硬化しうる導電性塗料について検討を進め、
先に電子線硬化型樹脂を塗料基材として用い、これに銀
粉を添加して導電性塗料となし、この塗料を線状基材の
外側に塗布し、これに電子線を照射して塗膜を硬化する
ことによって導電性線状体を製造する方法について出願
した。塗膜の硬化を電子線によって行なっても、硬化迅
速化や製造工程の合理化の効果を損なうものではないが
、電子線照射設備は比較的設備費が高価である上、保守
、管理も紫外線照射設備と比べると煩瑣である。
しかるに導電性塗料は樹脂ベースに銀粉等の導電性粒子
を分散させたものである。従って、通常これを紫外線で
硬化させようとしても光が遮断されて内部迄エネルギー
が到達しないので硬化が不十分となり、良好な塗膜を形
成することができないと考えられていた。
本発明者らは導電性を有する組成物を線状基材の外側に
塗布、硬化せしめることにより導電性線状体を製造する
方法に於いて、特に、塗布された導電性塗膜に紫外線を
照射して硬化せしめる方法について更に研究を進めた。
その結果、数多くの紫外線反応性樹脂の中で、特に、紫
外線官能性ルイス酸塩とエポキシ樹脂とを主成分とする
樹脂を塗料基材として用い、これに銀粉添加して成る組
成物により導電性塗膜を形成し、その塗膜に紫外線を照
射することによって、銀粉が添加してあって塗膜内部へ
の紫外線の入射が遮られるのではなVlかと予測された
のにもかかわらず、不思議なことに塗膜が内部まで硬化
しうるという思いがけなり)現象を見出した。
〔発明の要約〕
本発明は上記の知見に基づいて成されたものであって、
その要旨とするところは、エポキシ樹脂、紫外線官能性
ルイス酸塩、及び銀粉とを主成分として含む組成物を線
状基材の外側に塗布し、その塗膜に紫外線を照射して硬
化せしめることを特徴とする導電性線状体の製造方法に
ある。
〔発明の詳細な説明〕
本発明に於いて用いる塗料基材となる樹脂はエポキシ樹
脂及び紫外線官能性ルイス酸塩を主成分として構成され
る。ここで、紫外線官能性ルイス酸塩とは、紫外線の照
射によってエポキシ樹脂のカチオン重合を引き起こすル
イス酸を生成するものをいう。エポキシ樹脂とルイス酸
塩とは塗料作成時点で調合されていても、或は塗布直前
に調合されても良い。
エポキシ樹脂としては、従来から知られているグリシジ
ルエーテル型や脂環式のエポキシ樹脂を用いる。ルイス
酸の例としては、PFsやBFa等があり、その塩の例
としてはルイス酸ジアゾニウム塩(例えば、p−メトキ
シベン(ンジアゾニウムへキサフルオロホスフェート)
、ルイス酸ヨウドニウム塩(例えばジフェニルアイオド
ニウムへキサフルオロホスフェート)、ルイス酸スルホ
ニウム塩C例えばトリフェニルスルホニウムへキサフル
オロホスフェート)等がある。また、塗料基材には紫外
線官能性を高めるためにカルボニル系や含窒素系の一般
に用いられる光増感剤が添加される。
本発明に於いては、導電性粒子として銀粉を用いる。
本発明に用いる銀粉は、金属銀を主体とし、フレーク状
或は塊状の形状を有する平均粒度が0.1〜lOμm程
度の微細粒子である。銀粉の形状や粒度は特に限定され
ないが、導電性や塗布作業性或は経済性などを考えると
、形状がフレーク状で、比表面積の大きい粒子を利用し
た方が良い。
本発明に於いて用いる導電性塗料は、塗料基材となるエ
ポキシ樹脂及びルイス酸塩の合計量100重量部に対し
て、銀粉を100〜400重量部添加する。
添加量が100重量部に満たないと十分な導電性を得る
ことができず、また、添加量が400重量部を超えると
、導電性については比較的良好となるが、導電性組成物
の価格が高くなり、また塗布作業性が低下して塗膜の仕
上がり状況が悪くなる傾向にある。また特に、線状体に
可撓性を必要とする場合には、可撓性が損なわれて塗膜
が折れやすくなる。特に好ましくは、添加量が150〜
300重量部の場合であり、上述のような問題を生じる
ことなく、十分な導電性を有する導電性線状体を作るこ
とができる。
本発明に於いては、塗料形態を整えるために他にシリコ
ーン系化合物、脂肪酸エステル類、アミン系化合物、界
面活性剤などの粘度調節材料などを添加することも可能
である。塗料基材となる樹脂に銀粉を添加して組成物を
作るには、通常塗料を調整する方法、例えばロール混合
により、均一に十分混練することによって得ることがで
きる。導電性塗料組成物を塗布する方法としては、刷毛
やローラーによる塗布或はダイスによる塗布法等がある
塗布された導電性塗膜は紫外線を照射して硬化せしめる
。紫外線照射条件としては、50〜200w/儒程度の
紫外線ランプを用いて、lθ〜60秒程度照射を行なう
ことが望ましい。伺、塗膜を紫外線照射により硬化せし
めた後ζ硬化をより十分進行せしめるために基材を損傷
しない限りにおいて80〜200°Cの温度で5〜60
分間加熱処理を行なってもよい。
本発明に於いて用いる線状基材はガラス、カーボン、プ
ラスチック等よりなる繊維状やヒモ状体である、繊維状
やヒモ状体は単繊維でも集束体でもよい。
実施例1゜ アゾカウルトラセットAD7200 100重量部(エ
ポキシ樹脂ケ ≠旭電化工業(株)製品商品名) 硬化触媒 PP33 3重量部 銀粉 250重量部 を三本ロールで混練して塗料を作成した。この塗料を太
さ0.5IuILのポリエステルヒモの外側に20μm
の厚さでコーティングし、導電性塗膜となし、これにI
 KWの紫外線ランプ2灯で30秒間紫外線を照射して
硬化せしめて導電性線状体を製作した。この導電性線状
体をメチルエチルケトンの中に5分間浸漬した。取出し
後、導電性塗膜を強くこすったが塗膜には何隻異常は生
じず、塗膜の内導電性塗膜の導電性を測定したところm
o程度の抵抗値を示すことがわかった。
比較例1゜ 実施例1に於いて塗料の組成を アロエックスオリゴマー 5o3HiHB ’(オリゴ
エステルアクリレート矢 美東亜合成化学工業(株)製品商品名)リポキシ樹脂V
R−8020重量部 光増感剤 ベンジルジメチルケタール 5重量部銀粉 
250重量部 に替えて、他は実施例1と同じ条件で導電性線状体を作
成した。塗膜表面はよく硬化していたが、メチルエチル
ケトンに浸漬した後、塗膜をこすると塗膜は線状基材の
ポリエステルヒモかラスレ、内部まで十分硬化していな
いことがわかった。
プ′ 上述の如く、本発明にもとずく導電性線状体の製造方法
に於いては、エポキシ樹脂、紫外線官能性ルイス酸、及
び銀粉とを主成分として含む組成物を線状基材の外側に
塗布し、その塗膜を紫外縁を照射して硬化せしめるので
製造工程は極めて簡便であり、線状体製造工程の連続化
並びに合理化をはかることができる。
また、塗料基材となる樹脂100重量部に100〜40
0重量部添加するだけで実用上十分な導電性を現出せし
めるので、導電性組成物の価格が比較的安価であり、塗
布作業性が良好で出来上がり状況が良好であり、また特
に良好な可撓性を得ることができる。又、強度の強い繊
維束と組み合わせることにより、軽量で細くても強靭な
導電性線状体を得ることが出来るので、工業的な価値は
高い。
又、得られた導電性線状体を複数本よりあわせて、より
線の導体として使用することも可能であることは述べる
までもない。
第1頁の続き 0発 明 者 的 場 典 子 大阪市西淀ノ1所内 0発 明 者 山 本 厚 子 大阪市西淀J1所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エポキシ樹脂、紫外線官能性ルイス酸塩、及び銀
    粉とを主成分として含む組成物を線状基材の外側に塗布
    し、これに紫外線を照射して硬化せしめることを特徴と
    する導電性線状体の製造方法。
JP8342084A 1984-04-24 1984-04-24 導電性線状体の製造方法 Pending JPS60227309A (ja)

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JP8342084A JPS60227309A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 導電性線状体の製造方法

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JP8342084A JPS60227309A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 導電性線状体の製造方法

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JPS60227309A true JPS60227309A (ja) 1985-11-12

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ID=13801941

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JP8342084A Pending JPS60227309A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 導電性線状体の製造方法

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JP (1) JPS60227309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6321712A (ja) * 1986-07-15 1988-01-29 富士電機株式会社 異方導電性ゴムシ−トの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6321712A (ja) * 1986-07-15 1988-01-29 富士電機株式会社 異方導電性ゴムシ−トの製造方法

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