JPS60226881A - 新規なピラゾロ〔3,4−d〕V−トリアゾ−ル及びその使用 - Google Patents

新規なピラゾロ〔3,4−d〕V−トリアゾ−ル及びその使用

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JPS60226881A
JPS60226881A JP60059721A JP5972185A JPS60226881A JP S60226881 A JPS60226881 A JP S60226881A JP 60059721 A JP60059721 A JP 60059721A JP 5972185 A JP5972185 A JP 5972185A JP S60226881 A JPS60226881 A JP S60226881A
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alkoxy
alkyl
phenyl
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JP60059721A
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English (en)
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ベルンハルト・アルベルト
ゲルハルト・ホフマン
ペーター・ノイマン
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BASF SE
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D231/00Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
    • C07D231/10Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D231/14Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D231/38Nitrogen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
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    • G03G5/0622Heterocyclic compounds
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    • G03G5/0646Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings in the same ring system
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なピラゾロ[3,4−d″lv−トリア
ゾール、ならびにこれを電荷担体を輸送する化合物とし
て電子写真記録材料に使用することに関する。
電子写真方法、それに必要な材料及び電子写真材料の構
成上の種々の変更が知られている。
複写に使用するためには、それぞれの使用分野での特別
の要求に適応し5る重合体結合剤(1)、その結合剤中
に高濃度に可溶であって電流の電荷担体を輸送する能力
を与える低分子の有機化合物(2)、ならびに画像によ
り照射される活性光線を吸収することによって電流の電
荷担体を生成し、そしてこれを静電的表面電荷により外
部から印刷される電場の協力の下に、電荷輸送化合物上
に移送しうる化合物特に染料又は顔料(6)から成る材
料が好ましい。この電荷担体を生成する化合物は、記録
材料の使用分野によって、固有の層として複合構造の内
部に添加されてもよく(西ドイツ特許出願公開2220
408号明細書)、あるいは単分散に溶解された染料分
子の形で、結合剤と電荷輸送化合物からの混合物中に存
在してもよい(西ドイツ特許1058866号明細書)
。同出願公開2220408号明細書に記載された多層
構造の電子写真記録材料は、導電性の担体材料、化学線
の照射により電流の電荷担体を生成する厚さ約0.00
5〜2μmで染料を含有する第1層、及び電荷輸送化合
物の少なくとも1種を有する暗所で絶縁される有機物質
からの第2層から成る。
電子写真印刷版そして特に電子写真オフセット印刷版を
製造するために、先生導性の有機化合物を使用すること
もすでに知られている(西ドイツ特許1117391号
及び1120875号、同出願公告1522497号及
び2726116号各明細書参照)。
複写系における高度化する要求により、特殊な問題に対
し最適の解決を選びうるために、多様の記録材料と記録
系が要求され、高度の感光性、良好な解像力及び良好な
トナー処理が希望される。照射面と非照射面との間の電
場の強さの区別が不充分で不満足とされることの多いト
ナー処理は、この場合多くは負荷状態における記録材料
の暗所導電性が高すぎるので、活性光線による像を用い
る照射の前に不充分な表面密度が存在する。
本発明の課題は、高度の感光性、良好な解像力及び簡単
な仕上げ処理と共にわずかな暗所導電性を有する、電子
写真記録材料用の、特に電子写真印刷版を製造するため
の新規な電荷担体輸送化合物を開発することであった。
本発明者らは、この拐料が′電荷担体輸送化合物として
、次式 (式中R1、R2及びR3は互いに無関係に01〜C4
−アルキル基、C7〜C7−シクロアルキル基、するい
は塩素原子、臭素原子、C3〜c4−アルキル基もしく
は01〜C4−アルコキシ基により置換されていてもよ
いフェニル基又は合計7〜10個の炭素原子を有するフ
ェノアルキル基、あるいであり、XはC1〜C4−アル
キル基、塩素原子、臭素原子、弗素原子又はフェニル基
、nは0.1又は2、Aは(1)水素原子又は・・ロゲ
ン原子、ルアミノ基であり、あるいは(31c、〜C6
−アルコキシ基、01〜C8−アルコキシ−02−又は
−C3−アルコキシ基、あるいは塩素原子、臭素原子も
しくは01〜C4−アルキル基により置換されていても
よいフェノキシ基、合計7〜10個の炭素原子を有する
フェノアルコキシ基、あるいは(4)01〜C6−アル
キル基、01〜C8−アルコキシ−02−又は−03−
アルキル基、合計7〜10個の炭素原子を有するフェノ
アルキル基、あるいは塩素原子、臭素原子もしくはC1
〜C4−アルキル基により置換されていてもよ(・フェ
ニル基である)で表わされるピラゾロ[5,4−d]v
−トリアゾールを含有するとき、導電性担体、電荷担体
生酸化合物又は増感剤及び電荷担体輸送化合物を有する
改善された電子写真記録材料が得られることを見出した
本発明の電子写真記録材料は、きわめて良好な性質の結
合により、特に同時にきわめて低い暗所導電性における
高い光導電性の点において卓越し、それゆえ層が複写技
術のためきわめて好適である。本材料は、電子写真印刷
版の製造に用いる場合に明白な利点を示し、その際に解
像力と印刷版に関する高度の要求を満足させる。
’R’、R2及びR3としては、個々には例えば次のも
のがあげられる。
01〜C4−アルキル基:メチル基、エチル基、n−及
び1−プロピル基、n−及び1−ブチル基;C5〜C7
−シクロアルキル基ニジクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基、シクロヘプチル基;置換すれていてもよいフェニ
ル基:フェニル基、2−16−及び4−トリル基、2−
13−及び4−メトキシフェニル基、2−16−及び4
−エトキシフェニル基、2−13−及び4−クロルフエ
ニ#基、 2−、3−及ヒ4−ブロムフェニル基、6−
及び4−エチルフェニル基、3−及び4−イソプロピル
フェニル基、6−及ヒ4−二級プチルフェニル基; フェノアルキル基:ベンジル基、2−及び1−エチルフ
ェニル基、2−及ヒ3−フロビル基、としては、例えば
次のものがあげられる。ピロリジン、ピペリジン、モル
ホリy、N−C,〜C4−アルキルー及ヒN −02〜
C1−ヒドロキシアルキルピペラジン例えばN−メチル
−1N−エチル−又はN−ブチルピペラジンの各残基。
R1、R2及びR3が、C1〜C4−アルキル基特にメ
チル基、エチル基、フェニル基又はベンジル基である場
合、そしてR3がさらにシクロペンチロリジン及びN−
C,〜C4−アルキルピペラジンの残基である場合が特
に好ましい。
χとしては前記のもののほか、個々の例は次のものであ
る。
C,% C4−アルキル基としてメチル基、エチル基、
プロピル基又はブチル基。
又は塩素原子又はフェニル基が好ましい。
nは1又は2、特に口が好ましい。
Aの個々の例は次のものである。
1)水素原子、ノ・リジンとして臭素原子、弗素原子特
に塩素原子; 味を有する)としてシクロヘキシルアミノ基;6)01
〜C6−アルコキシ基:メトキシ基、エトキシ基、n−
及びl−プロポキシ基、ブトキシ基、ペントキシ基、ヘ
キソキシ基; 01〜C8−アルコキシ−02−又は−03−アルコキ
シ基:2−メトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ
基、2−プロポキシエトキシ基、2−ブトキシエトキシ
基、2−ヘキソキシエトキシ基、2−オクトキシエトキ
シ基、2−(2′−エテルヘキソキシ)−エトキシ基、
6−メトキシエトキシ基、6−エトキシプロボキシ基、
6−プロポキシプロポキシ基、6−ブトキシプロポキシ
基、6−ヘキソキシエトキシ基、3−(2−エチルヘキ
ソキシ)−プロポキシ基、6−オクドキシプロボキシ基
; 場合により置換されたフェノキシ基;フェノキシ基、6
−及び4−クロルフェノキシ基、6−及び4−ブロムフ
ェノキシ基、3−及び4−メチルフェノキシ基、6−及
び4−エチルフェノキシ基; フェノアルコキシ基:ペンジルオキシ基、2−フェニル
エトキシ基、2−及ヒ3−フェニルプロポキシ基; 4)01〜C4−アルキル基:メチル基、エチル基、n
 −及び1−プロピル基、ブチル基;ClS−04−ア
ルコキシ−02−又は−03−アルキル基:2−メトキ
シエチル基、2−エトキシエチル基、2−プロポキシエ
チル基、2−ブト尋ジエチル基、6−メトキシエチル基
、6−エトキシプロビル基、2−プロポキシプロビル基
、2−プトキシグロピル基; 場合により置換されたフェニル基:フェニル基、6−及
び4−クロルフェニル基、6−及び4−ブロムフェニル
基1.5−及ヒ4−メチルフェニル基; フェノアルキル基:ベンジv基、2−フェニルエチル基
、2−及び6−フェニルプロピル基、3−及び4−ブチ
ルフェニル基。
特に好ましいものは、R1及びR2が互いに無関係に0
1〜C4−アルキル基、フェニル基又はベンジル基、R
3カ自〜C4−アルキル基、フェニル基、シクロヘキシ
ル基又はベンジル基、そしてAが水素原子、01〜C4
−アルキル基、フェニル基又はベンジル基である。Aは
特に水素原子であることが好ましい。
応用技術上の理由から次式のピラゾロ) IJアゾール
が優れている。
1 この式中R4及びR5は互いに無関係にメチル基、エチ
ル基、ベンジル基又はフェニル基、R6はメチル基、エ
チル基、シクロヘキシル基、ベンジル基又はフェニル基
、AIはメチル基、エチル基、ベンジル基、フェニル基
又は特に水素原子である。
弐■の化合物のうちでは、その優れた性質により次式の
化合物が推奨される。
6 R4R5R6 1a) C2H5C2H5’ CH3 b ) −C2H5C2H5C2H5 c ) C2H5C2H5CH2Ω d )−CH3−CH3−CH2(β に→ e) −C2H5−σ2H5 f)Q Ω −C2H。
新規なピラゾロトリアゾール(I)は、既知の方法によ
り製造できる。その反応経路を次に示す。
これら式■ないし■においてR1、R2、R3、X、n
及びAは前記の意味を有する。
化合物Vと■のカップリングによって得られる0−アミ
ノアゾ染料(Vl)は、既知の手段で酸化することによ
りトリアゾール誘導体(4)に変えられる。■と■のカ
ップリングは、普通は−10〜+20℃好ましくは0〜
10℃の温度で行われる。
化合物■から■への環化は酸化により行われ、そのため
の酸化剤としては例えば次のものが用いられる。クロム
酸、重クロム酸塩、次亜塩素酸塩、過酸化水素、四酢酸
鉛、フェリシアン酸カリウム、塩化鉄値)及び硫酸銅(
1)。クロム酸、クロム酸塩、過酸化水素及び四酢酸鉛
は好ましくは酸性溶剤例えば酢酸又はプロピオン酸の中
で、フェリシアン酸塩は好ましくは塩基性溶剤例えばピ
リジン−水混合物の中で用いられる。
酸化によるトリアゾールへの環化は、硫酸銅(lI)を
用いてピリジン−水混合物中で、次亜塩素酸塩を用いて
テトラヒドロフラン−水混合物中で、あるいは銅(It
)塩例えば硫酸塩又は塩化物を用いてメタノール又はメ
タノール−水混合物中で、アンモニウム塩例えば七ノー
又はジアルカノールアミンの存在下に行うことが好まし
い。
特に有利にはこの環化は、次亜塩素酸塩を用いてテトラ
ヒドロンラン−水混合物中で行われる。
環化は好ましくは20〜100℃特に50〜700Cの
温度で行われる。
得られたp−ニトロ化合物@)は種々の方法で還元でき
る。例えば水素化硼素ナトリウム、亜ジチオン酸ナトリ
ウム、亜硫酸ナトリウム、亜鉛又は鉄を用いる接触還元
が行われる。接触還元は、好ましくは溶剤例えば酢酸エ
ステル、エタノール、イソプロパツール、クロロホルム
、ジメチルホルム−アミド又はN−メチルピロリドンの
中で行われる。触媒としては例えばラネーニッケル、パ
ラジウム又は白金が用いられる。
化合物■〆のアミン基のアルキル化は、既知方法により
種々の試薬を用いて、例えばジアルキル硫酸、ハロゲン
化アルキル、ハロゲン化ベンジル、アルキルトシレート
又はヨー化フェニルを用いて、溶剤例えばアルコール、
アセトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、メ
トキシエタノール、エトキシエタノール、ジメチルホル
ムアミド又はN−メチルピロリドンの中で、塩基性に作
用する化合物例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
又は水素化ナトリウム(適当な溶剤中で)の存在下に行
うことができる。
式Iのピラゾロ) IJアゾールの製造は、実施例によ
り詳細に説明される。
新規なピラゾロトリアゾール(I)、(II)及び(1
)は、電荷担体輸送用化合物として、電子写真層に好適
である。この新規化合物は、単層で又は多層で導電性担
体上に施された記録系に用いられる。
この使用目的のためには、式■の化合物及び特に式lの
化合物が推奨される。
適当な単層系は、好ましくは導電性の担体材料上に、(
a)結合剤45〜75重量部、(b)本発明の電荷担体
輸送化合物I60〜60重量部特に65〜50重量部、
(C)場合により本質的に不活性な他の結合剤5〜25
重量部及び(d)活性線照射に際して電荷担体を生成す
る化合物特に適当な染料0.05〜0.8重量部から成
る層を有している。この層は好ましくは適当な有機溶剤
中の約5重量%溶液から、溶剤の揮発後に使用目的に従
し・約0.8〜40μmの厚さの乾燥層(電子写真印刷
版では特に0.8〜6μmの層)が生ずるよように、清
浄化された導電性の担体材料の上に付着される。
適当な多層系は、導電性の担体材料上に、例えば(a)
電荷担体生成層と、(b)式■の電荷担体輸送化合物の
少な(とも1種60〜60重量部、有機結合剤45〜7
5重量部及び場合により層の機械的性質を改善する他の
添加物5〜25重量部からの電荷輸送層とを有している
。第一層は好ましくはo、oos〜5μm特に0.1〜
0.9μmの厚さで、適当な溶剤中の溶液として担体材
料の上に塗布される。その塗布後に第二層の塗布が、複
合構造物の乾燥後に5〜25μm特に7〜15μmの層
が生ずる厚さで行われる。
導電性担体としては、それが予期する用途に適する限り
、原則としてすべての導電性担体を使用できる。記録材
料の利用分野のいかんにより、アルミニウム板、亜鉛板
、マグネシウム板、銅板又は多種金属板、例えば未処理
の又は前処理した、例えば粗面化した及び/又は陽極酸
化したアルミニウム薄板、アルミニウム箔、金属化表面
を有する重合体フィルム例えばアルミニウム蒸着ポリエ
チレンテトラフタレートフィルム又は導電性の特殊紙が
優れている。印刷版用の担体は、好ましくは約0.08
〜0.5 imの厚さを有する。
層のために適する有機結合剤の種類は、意図する記録材
料の利用目的によって定められる。複万円としては、例
えばセルロースエーテル、ポリエステル樹脂、ポリ塩化
ビニル、ポルカーボネート、共重合体例えばステテール
−無水マレイン酸共重合体又は塩化ビニル−無水マレイ
ン酸共重合体、あるいはこれら結合剤の混合物が適する
。その選択に際しては、フィルム形成性及び電気的性質
、担体材料上への接着強度及び溶解性が特に考慮される
。特に電子写真印刷版の製造用の記録材料、そして特に
オフセット印刷用のそれにおいては、塩基性の水性又は
アルコール性の溶剤に可溶なものが適している。それは
特に、アルカリ可溶にする基例えば無水物基、カルボキ
シル基、スルホン酸基、フェノール基又はスルホンイミ
ド基を有する物質である。
結合剤としては、特に塩基性の水−アルコール溶剤系に
容易に溶解し、800〜80000そして特に(SOO
〜50000の平均分子量(重量平均)を有し、高い酸
価を有するものが優れている。前記の溶解度条件を示す
限り、例えばメタクリル酸及びメタクリル酸エステルか
らの共重合物、特にスチロール及び無水マレイン酸から
の、ならびにスチロール、メタクリル酸及びメタクリル
酸エステルからの共重合物が適している。遊離のカルボ
キシル基を有する既知の結合剤が、電子写真層の暗所導
電性を希望しないほど高め、それにより劣るトナー処理
結果を与えるとしても、この結合剤を本発明に用いられ
るビジゾロトリアゾールに容易に適合させることができ
る。すなわちスチロール、無水マレイン酸及びアクリル
酸又はメタクリル酸から成り、5〜50重量%の重合含
有された無水マレイン酸の量、及び5〜35重量%特に
10〜30重量%の重合含有されたアクリル酸又はメタ
クリル酸の量を有する共重合物は、満足すべき暗所導電
性を有する電子写真層を与えることが知られた。この共
重合物は、水75重量%、イソブタノール23重量%及
び炭酸ナトリウム2重量%からの洗出剤に対し優れた溶
解性を示すが、オフセット型の洗浄水には不溶である。
好適な電荷担体生成化合物又は増感剤は例えば電子写真
印刷版の製造にも役立つ単層塗布系のためには、トリア
リールメタン系染料、キサンチン染料及びシアニン染料
である。式■の本発明の化合物及びローダミンB (C
,1,45170)、ローダミン6G(C11,451
60)、マラカイトグリーンCC,I、ベーシック・グ
リーン4;C,1,42DD)、メチルバイオレット(
c。
1.42535 )又はクリスタルバイオレット(分離
した電荷担体生成層中に存在する。そこではアゾ染料、
フタロシアニン染料、イソインドリン染料及びペリレン
テトラカルボン酸誘導体がきわめて有効である。特に良
好な結果は、西ドイツ特許出願公開3110954号及
び同3110960号各明細書に記載されている、ペリ
レン−3,4: 9,10−テトラカルボン酸ジイミド
誘導体により得られる。
本発明による電子写真記録材料は、それぞれの使用のた
めに普通の添加物、例えば光導電層中の流展剤及び軟化
剤、又は担体と層の間の接着補助剤を含有しうる。
本発明のビラゾロトリアゾ−レレを用いて製造された電
子写真記録材料は、きわめて良好な諸性質の結合、特に
きわめて低い暗所導電性における高い光導電性により卓
越し、したがってこの層は複写技術のためきわめて好適
である。
これらの材料は、電子写真印刷版の製造に使用する際に
明確な利点を有し、その場合解像力及び印刷版に関する
高度の要求を満足させる。
において細かい網点を良好に再生することができる。さ
らに層の照射が、きわめて少ない残存電圧を生じ、そし
てトナー処理の際に得られる画像が、非画像領域におい
て良好な生地の色を示す点で優れている。
電子写真オフセット印刷版の製造は、普通のように高電
圧コロナ放電による電子写真記録材料の静電的帯電、そ
れに直続する画像による照射、乾燥トナー又は液状トナ
ーによる存在する静電潜像の現像、後続する溶融工程に
よるトナーの定着、ならびに適当な洗出溶剤によるトナ
ー処理されなかった先手導層の除去により行われる。こ
うして得られた印刷版は常法により、例えば親水化及び
水と接触する表面のゴム引きにより、さらにオフセット
印刷のために準備することができる。
ピラゾロトリアゾール(I)、(It)又は(組の利用
は、使用例により説明される。例中に記載の部及び%は
重量に関する。NMPはN−メチルピロリドン、DMF
はジメチルホルムアミドである。
実施例1 2−(4’−ジメチルアミノフェニル)−4−ベンジル
−ピラゾロ[3,4−aIlV−)リアゾールa)p−
ニトロアニリン69部、濃塩酸125部及び水500部
の混合物を1時間攪拌したのち、これに氷200部を、
続いて水100部中の亜硝酸ソーダ64.5部の溶液を
添加する。1時間後に水500部中の1−ベンジル−5
−アミノピラゾール86.5部を、続いて酢酸ナトリウ
ム81部を添加する。沈殿を吸引沢過し、水洗する。
収量:式■においてR3==ベンジル、X=A=Hの化
合物166部 融点=212〜215℃ b)前記により得られた化合物61部、テトラヒドロフ
ラン200部及び水100部に、50℃で攪拌しながら
さらし粉液500部を添加し、この温度に6時間保持す
る。今後、沈殿を吸引r過し、水洗する。
収量二式■においてR3=ベンジル、X=A=Hの化合
物70部 融点:178〜181°C C)前記により得られた化合物20部をDMF200部
中で、60℃でラネーニッケルの存在下に水素化する。
今後、反応混合物を触媒をr別したのち水中に注入する
。沈殿を吸引r過し、水洗する。
収量:式■においてR3=ベンジル、X=A=Hの化合
物L?、5部 融点:106〜108℃ d)前記により得られたアミン22部を、DMFする。
次いで反応混合物を真空で蒸発し、残留物をアルコール
から再結晶する。
収量二弐1dの化合物22部 融点:176〜174°C 実施例2 実施例1 c)により得られたアミノ化合物1o。
2部をNMP 50部中で、ブロムメタン98部及び炭
酸水素ナトリウム8.0部と共に100’Cで7時間攪
拌する。冷却後、水で沈殿させ、沈殿を吸引r過し、水
洗する。
収量二式1cの化合物5.3部 融点=125〜126°C 実施例3〜16 実施例1又は2と同様にして次式のピラゾロトリアゾー
ルを製造する。R4、R5及びR6は次表に示す意味を
有する。
5 −C2H,−C2H,−CH3138〜1404 
−C2H,−C2H,−C2H,114〜1169−C
H2−C) −CH2−C) −aH2@ 188〜1
9011 −C’H3−CH3−C2H,189〜19
112−aH2@−CH2@ −C2H,147〜14
9使用例1 蒸着された厚さ約600久の導電性アルミニウム層を有
するポリエチレンテレフタレートのフィルム上に、塩素
含量が約68%の塩素化ペリレン−5,4: 9.10
−テトラカルボン酸ジイミド−ビスベンゾイミダゾール
60部と、塩化ビニル、アクリル酸及びマレイン酸ジエ
ステルからの共重合体50部とから成る厚さ約0.85
μmの層を、電荷担体生成層として付着させる。
この電荷担体上に、溶融範囲が220〜26の 0°CAポリカーボネートを基礎とする市販普通の結合
剤55部及び酢酸エチルエステル中の実施例5の化合物
40部からの溶液を、揮発及び乾燥ののち(80℃で6
0分)厚さ12μmの層が生ずるように塗布する。
こうして得られた記録材料は、約(16y 、 A2の
感光半減期を有する。
この層は暗所で約0.6秒間に600vから598Vへ
の電位低下を示すが、同じ層を0.60mW−crF2
の照度で同じ時間照射した場合は、電位が600vから
300■に低下する。最大荷電力は150[]v以上で
、複写装置に要求される表面電位(約700V)よりは
るかに高いので、この層は複写技術上好適である。
使用例2 スチロール70%、アクリル酸24%及ヒ無水マレイン
酸6%からの平均分子量Mwが10000の共重合体5
0部、実施例5のピラゾロトリアゾール50部及びC1
■、ベーシック・バイオレット(C,1,A45170
)0.5部を、テトラヒドロフラン中の5%溶液として
、電解により粗面化されかつ陽極酸化された厚さ0.1
51+ll11のアルミニウム箔上に、乾燥層厚が約4
μmとなるように塗布する。
この印刷版を高圧コロナ放電により表面電位約−600
Vに荷電させたのち、カメラ中で画像を用いて85秒間
照射する。次いで粉末トナーを用いて現像し、これを1
60℃で摩擦に耐えるように焼付ける。トナー処理され
ない層は、水74.5%の混合物を用(・て洗浄除去し
、これによってアルミニウム表面を露出させる。残留溶
液は綿球で層上から拭き取る。こうしてオフセット印刷
で要望される親水部と親油部との区別が得られ、担体表
面は親水範囲となる。
アルカリ性液体による処理に続いて、印刷版を水洗し、
希燐酸溶液を用いて表面を拭くことにより、担体表面の
親水性をさらに高める。油性インキで着色したのち、こ
の版を用いて公知のようにオフセット印刷機により印刷
することができる。
出願人 バスフ・アクチェンゲゼルシャフト代理人 弁
理士 小 林 正 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 次式 (式中R1、R2及びR3は互いに無関係に01〜c4
    −フルキル基、C5〜C7−シクロアルキル基、するい
    は塩素原子、臭素原子、C1〜c4−アルキル基もしく
    は01〜C1−アルコキシ基により置換されていてもよ
    いフェニル基又は合計7〜10個の炭素原子を有するフ
    ェノアルキル基、あるいであり、XはC1〜C4−アル
    キル基、塩素原子、臭素原子、弗素原子又はフェニル基
    、nは0.1又は2、Aは(1)水素原子又はハロゲン
    原子、シルアミノ基であり、あるいは(3) C1〜C
    6−アルコキシ基、01〜C8−アルコキシ−02−又
    は−03−アルコキシ基、あるいは塩素原子、臭素原子
    もしくは01〜C4−アルキル基により置換されていて
    もよいフェノキシ基、合計7〜10個の炭素原子を有す
    るフェノアルコキシ基、あるいは(4)C1〜C6−ア
    ルキル基、01〜C6−アルコキシ−02−又は−C8
    −アルキル基、合計7〜10個の炭素原子を有するフェ
    ノアルキル基、あるいは塩素原子、臭素原子もしくは0
    1〜C4−アルキル基により置換されていてもよいフェ
    ニル基であ7y:+)で表わされるピラゾロ[5,4−
    d″Iv−トリアゾール。 2、nが0であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の化合物。 3.R1及びR2が互いに無関係にC1〜C4−アルキ
    ル基、フェニル基又はベンジル基、R3カ’C,〜C4
    −アルキル基、フェニル基、シクロヘキシル基又はベン
    ジル基、Aが水素原子、01〜C4−アルキル基、フェ
    ニル基又はベンジル基であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。 4、Aが水素原子であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の化合物。 5、 次式 (式中R4及びR5は互いに無関係にメチル基、エチル
    基、ベンジル基又はフェニル基、R6はメチル基、エチ
    ル基、シクロヘキシル基、ベンジル基又はフェニル基、
    AIは水素原子、メチル基、エチル基、ベンジル基又は
    フェニル基である)で表妬される特許請求の範囲第1項
    に記載の化合物。 6、A1が水素原子であることを特徴とする特許請求の
    範囲第5項に記載の化合物。 ノ基、ジベンジルアミノ基、N−メチル−N −フェニ
    ルアミノ基又はジフェニルアミノ基、R6がメチル基、
    エチル基、シクロヘキシル基又はベンジル基であること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の化合物。 8、 次式 で表わされる特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 9 次式 (式中R1、R2及びR3は互いに無関係に01〜c4
    −アルキル基、05〜C7−シクロアルキル基、あるい
    は塩素原子、臭素原子、01〜c4−アルキル基もしく
    は01〜C4−アルコキシ基により置換されていてもよ
    いフェニル基又は合計7〜10個の炭素原子を有するフ
    ェノアルキル基、あるいであり、又は01〜C4−アル
    キル基、塩素原子、臭素原子、弗素原子又はフェニル基
    、nは0.1又は2、Aは(1)水素原子又はハロゲン
    原子、ルアミノ基であり、あるいは(6)C,〜C6−
    アルコキシ基、01〜C8−アルコキシ−02−又は−
    03−アルコキシ基、あるいは塩素原子、臭素原子もし
    くは01〜C4−アルキル基により置換されていてもよ
    いフェノキシ基、合計7〜1o個の炭素原子を有するフ
    ェノアルコキシ基、あるいは(4)01〜C6−アルキ
    ル基、01〜C8−アルコキシ−02−又は−03−ア
    ルキル基、合計7〜10個の炭素原子を有するフェノア
    ルキル基、あるいは塩素原子、臭素原子もしくは01〜
    C4−アルキル基により置換されていてもよいフェニル
    基である)で表わされるピラゾロ[j、4−d″IV−
    )リアゾールを電荷担体輸送用化合物として、電子写真
    記録材料に使用する方法。
JP60059721A 1984-03-28 1985-03-26 新規なピラゾロ〔3,4−d〕V−トリアゾ−ル及びその使用 Pending JPS60226881A (ja)

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DE19843411387 DE3411387A1 (de) 1984-03-28 1984-03-28 Neue pyrazolo(3,4-d)v-triazole und deren verwendung

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