JPS60226544A - 合成樹脂製成形品 - Google Patents
合成樹脂製成形品Info
- Publication number
- JPS60226544A JPS60226544A JP8114984A JP8114984A JPS60226544A JP S60226544 A JPS60226544 A JP S60226544A JP 8114984 A JP8114984 A JP 8114984A JP 8114984 A JP8114984 A JP 8114984A JP S60226544 A JPS60226544 A JP S60226544A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- whiteness
- cristobalite
- average particle
- powder
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、若干透明性があるため深みがある外観を有す
る人工大理石に関し、特に、アクリル酸エステル系重合
生成物とクリストバライト粉末および石英粉末とからな
る透明性および白色度が優れた人工大理石を提供するも
のである。
る人工大理石に関し、特に、アクリル酸エステル系重合
生成物とクリストバライト粉末および石英粉末とからな
る透明性および白色度が優れた人工大理石を提供するも
のである。
アクリル酸アルキルエステル系またはメタクリル酸アル
キルエステル系（以下単にアクリル系と言う）樹脂と、
アクリル系ｍ脂の屈折率に近い白色無機粉末とよりなる
成形品は、若干透明性があるため人工大理石として内装
材および室内装飾品等に使用されている。
キルエステル系（以下単にアクリル系と言う）樹脂と、
アクリル系ｍ脂の屈折率に近い白色無機粉末とよりなる
成形品は、若干透明性があるため人工大理石として内装
材および室内装飾品等に使用されている。
従来、人工大理石に用いられている無機粉末としては、
比較的入手が容易である水酸化アルミニウム、石英等の
粉末が良く知られている。しかし、水酸化アルミニウム
粉末は、会成により製造されるため白色度が高い粉末が
得られるが、代表的なアクリル系樹脂であるポリメチル
メタクリレートの屈折率１．４９に対して、屈折率か１
．５７とからなり離れており、成形品の透明性の点で満
址出来るものではなかった。また、石英粉末は、屈折率
が１．５４で水酸化アルミニウム粉末より透明性の点で
優れているが、白色度の高い粉末を入手するのがむずか
しく、従って石英粉末とアクリル系樹脂とからなる成形
品は、白色度の点で不充分なものしか得られなかった。
比較的入手が容易である水酸化アルミニウム、石英等の
粉末が良く知られている。しかし、水酸化アルミニウム
粉末は、会成により製造されるため白色度が高い粉末が
得られるが、代表的なアクリル系樹脂であるポリメチル
メタクリレートの屈折率１．４９に対して、屈折率か１
．５７とからなり離れており、成形品の透明性の点で満
址出来るものではなかった。また、石英粉末は、屈折率
が１．５４で水酸化アルミニウム粉末より透明性の点で
優れているが、白色度の高い粉末を入手するのがむずか
しく、従って石英粉末とアクリル系樹脂とからなる成形
品は、白色度の点で不充分なものしか得られなかった。
本発明者等は、これらの課題を解決すべく鋭意研究した
結果、白色度が優九たび一クリストバライト粉末と石英
粉末とを併用することにより、白色度が高く、透明性と
隠蔽性とのバランスがとれた人工大理石が得られること
を確認し、本発明に到達した。
結果、白色度が優九たび一クリストバライト粉末と石英
粉末とを併用することにより、白色度が高く、透明性と
隠蔽性とのバランスがとれた人工大理石が得られること
を確認し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、アクリル酸アルキルエステル、ま
たは、メタクリル酸アルキルエステルを主体とする重合
体２０〜８０重量％と、白色度９ｂ以上、平均粒径５０
μｍ以下のα−クリストバライト粉末１０〜７０重量％
、白色度９０以上、平均粒径５０μｍ以下の石英粉末１
０〜７０重量％とからなることを特徴とする合成樹脂製
成計急と本発明で用いられるα−クリストバライトは、
白色度９５以上、平均粒径５０μｍ以下のものであり、
例えば、天然に産する石英岩石を粗粉砕した石英粒子を
約１５００℃の温度において長時間焼成することにより
β−クリストバライトとなし、これを冷却することによ
りβからαに転移させる方法九より製造される。
たは、メタクリル酸アルキルエステルを主体とする重合
体２０〜８０重量％と、白色度９ｂ以上、平均粒径５０
μｍ以下のα−クリストバライト粉末１０〜７０重量％
、白色度９０以上、平均粒径５０μｍ以下の石英粉末１
０〜７０重量％とからなることを特徴とする合成樹脂製
成計急と本発明で用いられるα−クリストバライトは、
白色度９５以上、平均粒径５０μｍ以下のものであり、
例えば、天然に産する石英岩石を粗粉砕した石英粒子を
約１５００℃の温度において長時間焼成することにより
β−クリストバライトとなし、これを冷却することによ
りβからαに転移させる方法九より製造される。
α−クリストバライトの屈折率は１．４９で、ポリメチ
ルメタクリレートの屈折率とはｙ等しいにもか＼わらず
過度のト蔽性もあり、α−クリストバライト粉末とポリ
メチルメタクリレートよりなる成形品でも、透明性と隘
散性とのバランスがとれた深みのある外観を有している
が、α−クリストバライト粉末単独では、まだ透明感が
大き過ぎるため、例えは、肉厚か１６關以下のような薄
敬の場合には、これと組合わせて用いる他の素材か薄く
透けて見えてしまうため、外観が横われる等の欠点があ
った。
ルメタクリレートの屈折率とはｙ等しいにもか＼わらず
過度のト蔽性もあり、α−クリストバライト粉末とポリ
メチルメタクリレートよりなる成形品でも、透明性と隘
散性とのバランスがとれた深みのある外観を有している
が、α−クリストバライト粉末単独では、まだ透明感が
大き過ぎるため、例えは、肉厚か１６關以下のような薄
敬の場合には、これと組合わせて用いる他の素材か薄く
透けて見えてしまうため、外観が横われる等の欠点があ
った。
また、前記石英粉末は、屈折率が１．５４で若干の透明
性と隠蔽性とを有した成形品が得られるが、白色度の点
で不光分であり改良が必要であった。
性と隠蔽性とを有した成形品が得られるが、白色度の点
で不光分であり改良が必要であった。
本発明では、前記クリストバライト粉末と白色度９０以
上、平均粒径５０μｍ以下の石英粉末とを成形品の肉厚
に合わせて配合比率を変えて併用することにより、肉厚
の薄い成形品であっても、透明性と隠蔽性のバランスが
良く、しかも白色度が優れた人工大理石が得られるよう
になった。
上、平均粒径５０μｍ以下の石英粉末とを成形品の肉厚
に合わせて配合比率を変えて併用することにより、肉厚
の薄い成形品であっても、透明性と隠蔽性のバランスが
良く、しかも白色度が優れた人工大理石が得られるよう
になった。
アクリル系組成物に混合して用いるα−クリストバライ
ト粉末、石英粉末は、組成物との比重差が大きいため、
重合過程における沈降が問題であつたが、平均粒径を５
０μｍ以下にすることにより、性能、外観に影曽するよ
うな沈降は認められなくなった。
ト粉末、石英粉末は、組成物との比重差が大きいため、
重合過程における沈降が問題であつたが、平均粒径を５
０μｍ以下にすることにより、性能、外観に影曽するよ
うな沈降は認められなくなった。
α−クリストバライト粉末および石英粉末に加えて、成
形品の白色度および透明性と隠蔽性とのバランスをあま
り損わない範囲で、他の無機粉末、例えは、タルク、ガ
ラス、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシュウム、水酸
化マグネシウム等を加えても艮い。
形品の白色度および透明性と隠蔽性とのバランスをあま
り損わない範囲で、他の無機粉末、例えは、タルク、ガ
ラス、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシュウム、水酸
化マグネシウム等を加えても艮い。
本発明に用いられるアクリル系樹脂とは、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ｎ−プロピル、ア
クリル酸ｎ−ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸ｎ−プロピル、メタクリル酸ｎ
−ブチル、メタクリル酸２−エチルヘキシルなどよりな
る重合生成物、および（これと共重合するスチレン、メ
タクリル酸２−ヒドロキシエチル、アクリロニトリル、
酢酸ビニルなどとの共重合生成物である。
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ｎ−プロピル、ア
クリル酸ｎ−ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸ｎ−プロピル、メタクリル酸ｎ
−ブチル、メタクリル酸２−エチルヘキシルなどよりな
る重合生成物、および（これと共重合するスチレン、メ
タクリル酸２−ヒドロキシエチル、アクリロニトリル、
酢酸ビニルなどとの共重合生成物である。
人工大理石の製造方法としては、アクリル酸アルキルエ
ステルまたは、メタクリル酸アルキルエステルを少くと
も５０重量％以上含有する重合可能な単量体、または、
該単量体の部分１合物、または、主にアクリル酸アルキ
ルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルよりな
る重合体を前記単量体に溶解した重合可能な単斌体混合
物２０〜８０ｍ景％と、白色度９５以上、平均粒径５０
μｍ以下のα−クリストバライト粉末１０〜７０重量％
および白色度９０以上、平均粒径５０μｍ以］の石英粉
末１０〜７０Ｊｉｔｉｔ％および１合開始剤を均一にな
るように混合、脱泡稜負合せしめて成形品を得る通常の
方法による。
ステルまたは、メタクリル酸アルキルエステルを少くと
も５０重量％以上含有する重合可能な単量体、または、
該単量体の部分１合物、または、主にアクリル酸アルキ
ルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルよりな
る重合体を前記単量体に溶解した重合可能な単斌体混合
物２０〜８０ｍ景％と、白色度９５以上、平均粒径５０
μｍ以下のα−クリストバライト粉末１０〜７０重量％
および白色度９０以上、平均粒径５０μｍ以］の石英粉
末１０〜７０Ｊｉｔｉｔ％および１合開始剤を均一にな
るように混合、脱泡稜負合せしめて成形品を得る通常の
方法による。
こ〜で使用する重合開始剤としては、通常用いられてい
るアゾまたはパーオキサイド含有化合物、たとえば’＋
２． ２’−アゾビスイソブチロニトリル、ペン・ｔ
イルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジイ
ソデロビルパーオキシジカーボネートなどであり、促進
剤として第６級アミン類を添加しても良い。
るアゾまたはパーオキサイド含有化合物、たとえば’＋
２． ２’−アゾビスイソブチロニトリル、ペン・ｔ
イルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジイ
ソデロビルパーオキシジカーボネートなどであり、促進
剤として第６級アミン類を添加しても良い。
このようにして得られる人工大理石は、透明性と陰蔽性
とのバランスが良いため天然大理石に似た深みのある外
観を有すると共に、天然大理石に比べ、耐薬品性、表面
硬度等か優れているため、いつまでも好ましい外観を保
持することが出来る優れたものであった。
とのバランスが良いため天然大理石に似た深みのある外
観を有すると共に、天然大理石に比べ、耐薬品性、表面
硬度等か優れているため、いつまでも好ましい外観を保
持することが出来る優れたものであった。
本発明における白変はケノト社製白朋計０−１型にて又
、粒径は遠心沈降式光透過法により測定する。
、粒径は遠心沈降式光透過法により測定する。
実施例１
平均分子量１００，０００のポリメチルメタクリレート
１００５’をメチルメタクリレート９００ｙに溶解した
単量体混合物１ ｋｇに、石英粒子をシャトルガマにて
１５００’Ｃ１１０時間焼成した後冷却して得たα−ク
リストバライト粒子をボールミルにて乾式粉砕して得た
白色度９７、平均粒径１７μｍのα−クリストバライト
粉末１ｋｇ、白色度９４、−平均粒径２０μｍの石英粉
末１ｋｇを混合し、さらに、重合開始剤としてジイソプ
ロピルパーオキシジカーボネートを５Ｉ加え、良（混合
、脱泡して組成物を得た。
１００５’をメチルメタクリレート９００ｙに溶解した
単量体混合物１ ｋｇに、石英粒子をシャトルガマにて
１５００’Ｃ１１０時間焼成した後冷却して得たα−ク
リストバライト粒子をボールミルにて乾式粉砕して得た
白色度９７、平均粒径１７μｍのα−クリストバライト
粉末１ｋｇ、白色度９４、−平均粒径２０μｍの石英粉
末１ｋｇを混合し、さらに、重合開始剤としてジイソプ
ロピルパーオキシジカーボネートを５Ｉ加え、良（混合
、脱泡して組成物を得た。
この組成物を成形型内に注入した後、成形型を密封、脱
泡１．．５’Ｏ℃の温水槽中に３時間保持して肉厚約１
２ｖｒａの１合成形物を得た。
泡１．．５’Ｏ℃の温水槽中に３時間保持して肉厚約１
２ｖｒａの１合成形物を得た。
得られた重合成形物は、若干透明感かあり、かつ、白色
度が高いため、天然大理石に似た詠みのある外観を有す
るものであった。
度が高いため、天然大理石に似た詠みのある外観を有す
るものであった。
成形品の光透過率および白色度と隠蔽性の目安となる平
均反射率（３８０〜７８０ｎｍ）を表−１に示した。（
島律製分光々度計ＵＶ２１ＯＡにて測定） 表−１光透過率および反射率 （サンプル板の厚さ１２朋） 注１）、２） 実施例１で用いたα−クリストバラ □
ｊイト、石英粉末をそれぞれ単独で用 いた成形品 比較例１ α−クリストバライト粉末 ２ｋｇポリメチ
ルメタクリレート １ゆ 〃 ２ 石英粉末 ２ｋｇ ポリメチルメタクリレート１に９ 特許出願人 旭化成工業株式会社
均反射率（３８０〜７８０ｎｍ）を表−１に示した。（
島律製分光々度計ＵＶ２１ＯＡにて測定） 表−１光透過率および反射率 （サンプル板の厚さ１２朋） 注１）、２） 実施例１で用いたα−クリストバラ □
ｊイト、石英粉末をそれぞれ単独で用 いた成形品 比較例１ α−クリストバライト粉末 ２ｋｇポリメチ
ルメタクリレート １ゆ 〃 ２ 石英粉末 ２ｋｇ ポリメチルメタクリレート１に９ 特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- （１１アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸
アルキルエステルを主体とする１合体２０〜８０１量％
と、白色度９５以上、平均粒径５０μｍ以下のα−クリ
ストバライト粉末１０〜７０重ｉ％、白色度９０以上、
平均粒径５０μｍ以下の石英粉末１０〜７０重亀％とか
らなることを特徴とする合成樹脂製成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8114984A JPS60226544A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 合成樹脂製成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8114984A JPS60226544A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 合成樹脂製成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60226544A true JPS60226544A (ja) | 1985-11-11 |
Family
ID=13738371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8114984A Pending JPS60226544A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 合成樹脂製成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60226544A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62132751A (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-16 | 株式会社クラレ | 半透明感を有する無機有機複合体 |
| CN100434386C (zh) * | 2006-01-17 | 2008-11-19 | 陈守能 | 一种仿汉白玉及其制备工艺 |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP8114984A patent/JPS60226544A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62132751A (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-16 | 株式会社クラレ | 半透明感を有する無機有機複合体 |
| CN100434386C (zh) * | 2006-01-17 | 2008-11-19 | 陈守能 | 一种仿汉白玉及其制备工艺 |
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