JPS60226495A - 六硼化ランタン単結晶の育成方法 - Google Patents

六硼化ランタン単結晶の育成方法

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JPS60226495A
JPS60226495A JP59078487A JP7848784A JPS60226495A JP S60226495 A JPS60226495 A JP S60226495A JP 59078487 A JP59078487 A JP 59078487A JP 7848784 A JP7848784 A JP 7848784A JP S60226495 A JPS60226495 A JP S60226495A
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深沢 徳海
Toshiyuki Aida
会田 敏之
Isato Watabe
渡部 勇人
Kazumasa Takagi
高木 一正
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B13/00Single-crystal growth by zone-melting; Refining by zone-melting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/10Inorganic compounds or compositions

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、回転楕円内面鏡で赤外線を集光させる浮遊帯
溶融法を用いて結晶を育成する分野に係り、特にLaB
6単結晶を育成するときに、大形で転位の少ない単結晶
を育成させるに好適な方法に関する。
〔発明の背景〕
大礫化ランタン(LaB6)で代表される硼化物は仕事
関数が低く、融点が高く、かつ高温での蒸気圧が低いな
どの特徴があり、輝度の高い電子線源材料として用いら
れている。
従来、LaB6単結晶の育成法としては、金属フラック
ス法、気相成長法、浮遊帯溶融法などが知られているが
高品質、大形の結晶育成には一般に浮遊帯溶融法が適切
である。その加熱源としては通常、高周波加熱(特公昭
58−52958 )が用いられている。しかしながら
高周波誘導加熱では溶融した浮遊帯にうず電流による浮
揚力が強く働き、その影響で溶融帯の吹き上げが生じて
、溶融帯の形状が大きく変化する現象がある。そのため
、溶融帯を安定に保持することが著しく困難となる他に
、溶融帯の形状が加熱時間とともに変化するため、熱応
力により結晶に欠陥が入りやすいなどなどの問題があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、これらの欠点を解決することを目的と
するもので、LaB6単結晶を浮遊帯溶融法によって育
成するに際し、回転楕円内面鏡で赤外線を集光させる装
置を用いることによって、大形で転位密度が低い高品質
な単結晶を提供するものである。
〔発明の概要〕 本発明は、回転楕円内面鏡で赤外線を集光させる装置を
用いて溶解するため、LaB、が2600℃の高融点で
あるにもかかわらず、溶融帯を安定に保持できることに
特長がある。これは高周波加熱装置などでみられる浮揚
力の影響を受けることなく安定に結晶育成でき、結晶育
成時の溶融部の直径と長さの比率を望ましい0.8から
2.0の値にすることができるためである。
回転楕円内面鏡で赤外線を集光させる装置でLaB、単
結晶を育成するためには次に述べる事項を配慮すること
が必要である。
育成雰囲気を保持するために通常、石英管が設けられて
いるが、LaB6は融点が2600℃と高温であるため
、育成中石英管が輻射熱で変形する問題がある。この変
形を防ぐ目的で石英管の内径を大きくすると1石英管壁
が低温になるためLaB、の蒸発物が石英管の内壁に付
着し、赤外線の透過率が変化する。その結果、育成中結
晶の直径が変動する問題が起こる。これに対しては。
石英管の替りに耐熱性の優れたサファイア管を用いるこ
とや、浮遊帯近傍の石英管部を球状に広げることで上記
欠点をなくすことを見い出した。石英管の球状部の直径
は35+nm以下では変形が起こり、55mm以上では
内壁に蒸発物が付着した。
次に原料棒および種結晶を固定するための材料について
説明する。LaB、は融点が高く、熱伝導が大きいため
、原料棒および種結晶を固定するための材料は耐熱性に
優け、かつLaB6との反応が生じない材料が必要であ
る。本発明では、これらの条件を満たす材料としてRe
、Ta、W。
Mo、Cを用いれば昇温に伴う溶断1反応が防げること
を明らかにした。
また白金族の線材を用いる場合には、原料棒を固定する
位置を溶融部分から40M以上離すと溶断することなく
原料棒を固定できることを明らかにした。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 結晶育成に用いるLaB6の原料棒はLaB6粉末を1
ton/c+#のプレス圧で直径10+nm、長さ10
0IIi11の丸棒に成型し、アルゴン雰囲気中で温度
2200℃、3時間焼成して作製した。
赤外線を用いた育成炉の構造を第1図に示す。
原料棒6は直径0.2mnのRe線4で上部に設けであ
る原料棒移動シャフト7からつり下げた。下方のシャフ
トには種結晶5をセラミックスのホルダーにRe線で固
定した。
育成条件としては、原料棒と種結晶を5 mm / h
で下に移動しながら、原料棒と種結晶を同一方向に1O
rpmで回転した。育成中の雰囲気はアルゴンで行なっ
た。雰囲気ガス制御用の円筒状容器は内径35nn+の
サファイア管3を用いた。この条件下で直径8mlの単
結晶を育成した。育成時、溶融帯には高周波加熱時に認
められる浮揚力は全く観察されなかった。
育成した結晶の転位密度をエツチング法で調べた結果、
約1.0X10’個/ clであり、従来の高周波加熱
の1.2X10’個/ cnfの値により約1桁以上、
転位密度の少ない良質な単結晶が得られた。また雰囲気
ガス制御用の円筒状容器にサファイア管を用いたために
、容器の変形はみられなかった。
LaB、の原料棒は溶融すると、10mから8閣まで収
縮した。ここで溶融帯の長さを6m以下にして結晶育成
すると、凝固後、原料棒の中心部に未溶解の芯部が存在
していた。また溶融帯の長さを20m++w以上にしよ
うとすると、溶融帯の下部が重力でだれてしまい、安定
な溶融帯を形成することができないことが分った。
以上の結果から、赤外線加熱で安定な結晶育成を行うた
めには、溶融帯の直径と長さの比率を0.8から2.0
の範囲内とすることが好適である。
実施例2 実施例1の育成条件を用いて、雰囲気ガス制御用の円筒
状容器にサファイアのかわりに内径35■の透明石英管
を用いて育成したところ、育成中に石英管が変形および
失透したために、赤外線の透過が悪くなり溶融帯が固化
し育成が続けられなかった。
変形を防ぐ目的で石英管の内径を55mと大きくして育
成した結果、石英管の温度が低温となり、石英管の内壁
に蒸発物が付着し、赤外線の透過が悪くなり原料棒を溶
融することが困難となり同じく育成を続けることができ
なかった。そこで石英管の形状について検討した結果、
第2図に示すように内径35++weの石英管を用いて
溶融帯部分のみを内径50Wnの広がりを持つ球状とし
た球状石英容器8を用いると、変形および蒸発物の付着
が無い状態で育成できた。
実施例3 実施例1の2条件で、原料棒のつり下げおよび種結晶を
固定するRe線のかわりにTa、W、Mo。
C線を用いて育成した結果、溶断することなくRe線と
同じ効果があることが分った。
実施例4 実施例1の育成条件で、原料棒のつり下げおよび種結晶
を固定するRe線のかわりに白金線を用いて育成を行な
った。白金線を用いる場合には。
白金線で原料棒のつり下げおよび種結晶を固定する位置
と溶融帯の距離が重要であることが分った。
上記の距離を35mにした場合には、育成中に白金線が
溶断し原料棒が落下した。つぎに42mmと長くした場
合には白金線が溶断することなく育成できた。
これは白金のみならずPd、Rhなどの白金族の金属線
すべてに共通して観察された。
〔発明の効果〕
以上述べたように1本発明によれば、溶融帯の安定化が
なされたので、大形化でしかも高品質なLaB6単結晶
を育成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施態様を示す装置の赤外集光部
の縦断面図、第2図は1石英容器の一例を示す断面図で
ある。 l・・・回転楕円内面鏡、2・・・キセノンランプ、3
・・・サファイア管、4・・・Re線、5・・・種結晶
、6・・・原料棒、7・・・原料棒移動シャフト、8・
・・球状石英容器。 11t 図 こり WZ ロ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 】、大礫化ランタン焼結体(LaB、)を浮遊帯溶融法
    で結晶化させる方法において、回転楕円内面鏡で赤外線
    を集光させる装置を用いて結晶育成し、溶融部の直径と
    長さの比率を0.8 から2.0 とすることを特徴と
    する大礫化ランタン単結晶の育成方法。 2、LaB6試料の外周上に雰囲気ガス制御用の円筒状
    容器を設け、その容器にサファイアからなる材質を用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の大礫化
    ランタン単結晶の育成方法。 3、雰囲気ガス制御用の円筒状容器が、浮遊帯近傍の部
    分で球状の広がりを有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の大礫化ランタン単結晶の育成方法。 4、原料棒および種結晶をRe、Ta、W、Mo。 Cの線で固定およびつり下げることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の大礫化ランタン単結晶の育成方法
    。 5、原料棒に長さが40+nm以上のものを用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の大礫化ランタ
    ン単結晶の育成方法。
JP59078487A 1984-04-20 1984-04-20 六硼化ランタン単結晶の育成方法 Granted JPS60226495A (ja)

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