JPS6022619B2 - 化粧材の製造方法 - Google Patents

化粧材の製造方法

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JPS6022619B2
JPS6022619B2 JP52065501A JP6550177A JPS6022619B2 JP S6022619 B2 JPS6022619 B2 JP S6022619B2 JP 52065501 A JP52065501 A JP 52065501A JP 6550177 A JP6550177 A JP 6550177A JP S6022619 B2 JPS6022619 B2 JP S6022619B2
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JP
Japan
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colored resin
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embossing
dimensional effect
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Expired
Application number
JP52065501A
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English (en)
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JPS5463A (en
Inventor
直美 中山
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、化粧材、特に表面は平滑であっても立体感を
呈する化粧材に関するものである。
従来立体感を呈する化粧材としては、実際に表面に凹凸
を有するものと、実際には表面に凹凸を有してはいない
が、視覚的に立体的に見えるものとがある。実際に表面
に凹凸を有するものは、ホコリやゴム等の付着した場合
にはその除去が容易には行ない驚く、凹凸を施すのに複
雑な工程を必要としていた。
例えば、機械的にェンボスを施して表面に凹凸を形成す
るような場合には、ェンポスによって基村表面に傷が付
くために、そのような部分およびその他の部分の物性向
上を目的として、表面保護樹脂を塗装する必要があった
が、この場合には、ェンボスにより凹部が前記樹脂によ
って浅くなってしまったり、またェンボスのシャープ性
も損なわれてしまいがちであった。
そのために、深い凹部、シャープな凹部を施すことがで
きるという、機械的にェンボスを施す方法の長所が充分
に生かせいという問題点があった。また、表面が平滑で
あっても、視覚的に立体感を呈するようにしてイ日匪材
も知られている。
このような化粧材は、艶出しインキ、艶消しインキ、又
は金属粉を含むインキを用いる等の手段によって部分的
に艶状態に変化を生じさせることにより立体感を生ぜし
める方法、又は2種の絵柄を施した基材の間に、透明な
フィルム又はシート状物を介して貼り合せる等の手段に
より、前記2種の絵柄間に距離を有せしめることにより
、立体感を生ぜしめる方法等が知られている。しかしな
がら、艶出しインキや艶消しインキ等を用いる方法はイ
ンキの厚さに限界があるために、その立体感もあるてし
、どのところまでに留まり、また絵柄間に距離を有せし
める方法も、それぞれの絵柄が平面であるためにやはり
その立体感に限界を有している。
本発明は、このような従来技術の欠点すなわち、実際に
表面に凹凸を有する化粧材、および表面は平滑であるが
視覚的に立体感を有せしめるようにした化粧材の前記問
題点、または限界を解消すべく種々研究した結果なされ
たものである。
すなわち、本発明により得られる化粧材は、表面は平滑
であるが立体感を有して、しかもこの立体感は従釆の方
法により得られた化粧材よりも優れたものである。本発
明はまず、第1図に示すように基材1の表面に任意の印
刷模様(図示せず)とトップコート層(図示せず)を設
け、該トップコート層にェンポス加工処理によって凹部
を形成する。
ェンボス加工処理は、従来一般的に行なわれている方法
でェンボスすればよく、例えば、ェンボスロールや、ヱ
ンボス板等のェンボス版を用いて行なわれる。
本発明の基村1は、合板、ケイ酸カルシウム板、パルプ
セメント板、石膏ボード板、ハードボード、パーチクル
ボード等の板状物、紙、合成紙、樹脂混抄紙、熱可塑性
樹脂等の合成樹脂からなるフィルム状物又はシート状物
、前記板状物に前記フィルム状物又はシート状物を粘着
したもの等、従釆公知のものが使用できる。
印刷模様は、木目柄模様、幾何学模様、大理石模様、抽
象柄模様等所望の模様を目的に応じて選定すればよい。
印刷方式は、グラビア印刷方式、平版印刷方式、凸版印
刷方式、スクリーン印刷方式、転写印刷方式等一般に行
なわれている方法で行なう。トップコート層は、ウレタ
ン系樹脂等のトップコート層に一般に使用される公知の
樹脂を塗布して形成する。印刷による模様とェンボスに
よる凹部とは、選定した模様により同調させる必要性の
ある場合と同調させなくてもよい場合とがある。
例えば印刷による模様に木目柄を選定し、ェンボスによ
る凹部として導管溝模様を選定した場合には、凹部と印
刷による模様とは同調させる場合のほうが一般的である
またヱンボス加工処理によって凹部を形成する場合に該
凹部の深さに変化をもたせたり、凹部の面積の大きさや
分布状態に変化をもたせたり、あるいはこれらを組み合
わせたりすることにより、更に立体感を向上させること
ができる。
本発明においては、このようにして得られた基材の表面
に着色樹脂組成物を2回に渡って施すものであり、しか
も2種類の異なった着色樹脂組成物を使用するものであ
る。
着色樹脂組成物は、染料や顔料等の着色剤を、ウレタン
樹脂、ニトロセルローズ樹脂、ピニル樹脂等の樹脂組成
物に混合したもので、インキや塗料等の形態のものを用
いることができる。
また、溶融状態の樹脂を用いることもできる。第2図は
1回目の着色樹脂組成物3を施した状態を示すもので、
第3図は更にそのの上に該着色樹脂組成物3よりも淡色
であって、かつ透明性を有する着色樹脂組成物4を施し
た状態を示しており、着色樹脂組成物3は凹部を完全に
埋めようにしてもよいし、完全に埋めないで途中まで埋
めておいてもよく、又は凹部以外の部分にまで着色樹脂
組成物3が施されていてもよい。
いずれの場合も、後から施す着色樹脂組成物4との間で
色差を生じ、これによって立体感を呈するような外観と
なる。
又、着色樹脂組成物3と着色樹脂組成物4との間で屈析
率に差を生じるように着色樹脂組成物を選定すれば、立
体感は更に向上する。
更には、1回目には金属粉や骨材等を入れた着色樹脂組
成物を用い、2回目‘こはそれらを入れない着色樹脂組
成物を用いることによっても立体感を向上させることが
できる。
着色樹脂組成物を施すには、1回目‘まリバースロール
コーターやナイフコーターが、2回目はナチュラルロー
ルコータ−やナイフコーター、フo−コ−ター等が有効
である。
なお、2回目1こ施す着色樹脂組成物は無色透明であっ
たもよい。
また、着色樹脂組成物を施した上に更に印刷模様を施す
こともできる。
11回目‘こ施す着色樹脂組成物3は、基材に対して接
着性の良好なものを用いるのが好ましく、例えば基材と
して紙を用いた場合にはアミノアルキツド、ニトロセル
ローズ、ウレタン等の着色樹脂組成物が好ましく、基材
としてポリ塩化ピニル樹脂シートを用いた場合は、ウレ
タンを主成分とする着色樹脂組成物が、基材としてアク
リル樹脂シートやアルミフオイルを用いた場合には、そ
れぞれ塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂を主成分とする
着色樹脂組成物が好ましい。
2回目に施す着色樹脂組成物4は1回目の着色樹脂組成
物3と接着性を有するものであればよく、その組み合せ
は従来一般に知られているものでよい。
このようにして本発明によって得られる化粧材は、2種
類の着色樹脂組成物の色差や屈折率の差によって立体感
を具現させ、しかも表面は平滑であるので、従来品のよ
うな、実際に凹凸が形成されている場合の欠点や難出し
インキ等を用いた場合の欠点を尽く解消したものである
本発明によって得られる化粧材は、天井材、壁装材、家
具材、楽器等のキャビネット材等その用途は広範囲に及
ぶものである。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1 重量40夕/めのクラフト紙(名古屋パルプ■製)に、
Vトップ(大日本塗料■製ウレタン系樹脂)を7タノ〆
の割合でアンカーコ−トした。
次いで印刷インキ(東洋インキ製造)■製パネルカラー
)でその表面にべタ印刷と二色の柄印刷を行なった。こ
の時のインキの塗布量は15夕/〆あった。この上にウ
レタン系樹脂(東洋インキ製造■製UR203)を3夕
/〆トップコートした。次いでその表面にェンボス加工
処理を施し、凹部に着色樹脂組成物をナイフコーターに
て施し、その後に、表面全体に前記着色樹脂組成物より
も淡色の着色樹脂組成物をフローコーターにて塗布して
、立体感を有する化粧紙を得た。実施例 2 実施例1と同様にしてェンポス加工処理を施したものの
凹部に屈折率n=1.49の着色樹脂組成物をナイフコ
ーターにて施し、その後に、表面全体に屈折率n=1.
30の着色樹脂組成物をフローコーターにて塗布して、
立体感を有する化粧紙を得た。
着色樹脂組成物の色は、いずれも淡色のものであった。
実施例 3 実施例1と同様にしてェンボス加工処理を施したものの
凹部に、エナメルニス(東洋インキ製造■製UR674
)に金粉を混入したものをナイフコータ−で施し、その
後に表面全体に金粉を混入していない前記エナメルニス
を塗布して、立体感のある化粧紙を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図はェンボス加工処理によって形成された凹部を有
する基村の断面図、第2図は凹部に着色樹脂組成物を施
した状態の断面図、第3図は更にその上に淡色の着色樹
脂組成物を施した状態の断面図をそれぞれ示す。 1・・・・・・基材、2・・・・・・凹部、3・・・・
・・着色樹脂組成物、4・・・・・・着色樹脂組成物。 第1図第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基材の表面に任意の模様とトツプコート層を設け、
    該トツプコート層にエンボス加工処理によつて凹部を形
    成し、次いで該基材表面に透明性を有する着色樹脂組成
    物を施し、更にその上に該着色樹脂組成物よりも淡色で
    あつて、かつ透明性を有する着色樹脂組成物を施すこと
    を特徴とする化粧材の製造方法。
JP52065501A 1977-06-03 1977-06-03 化粧材の製造方法 Expired JPS6022619B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP52065501A JPS6022619B2 (ja) 1977-06-03 1977-06-03 化粧材の製造方法

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JP52065501A JPS6022619B2 (ja) 1977-06-03 1977-06-03 化粧材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5463A JPS5463A (en) 1979-01-05
JPS6022619B2 true JPS6022619B2 (ja) 1985-06-03

Family

ID=13288882

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