JPS60225753A - 表示用ウレタンベ−スラミネ−トフイルム - Google Patents

表示用ウレタンベ−スラミネ−トフイルム

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JPS60225753A
JPS60225753A JP59082048A JP8204884A JPS60225753A JP S60225753 A JPS60225753 A JP S60225753A JP 59082048 A JP59082048 A JP 59082048A JP 8204884 A JP8204884 A JP 8204884A JP S60225753 A JPS60225753 A JP S60225753A
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JP
Japan
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urethane
films
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JP59082048A
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JPS639984B2 (ja
Inventor
正治 斉藤
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表示用フィルム特にフラットスイッチ用印刷カ
バーフィルム、ペン入力用印刷カバーフィルム、パネル
等に用いる表示用ウレタンベースラミネートフィルムに
関する。
〔従来技術〕
近年電卓キーボード、OA機器キーボード、家庭電気製
品スイッチ等に多色印刷を施したプラスチックシー)を
表面に被覆したキーボード、スイッチ類が使われる様に
なって来た。これらフラットスイッチキーボードは従来
のボタンスイッチと比べ、防塵、防水性の点、意匠性の
点で、又部品点数が大巾に減少する点で優れている為、
広範に使用されはじめている。フラットスイッチキーボ
ードに用いられるプラスチックシートは、主に厚み10
0〜200μのポリエステルフィルム、ポリカーボネー
トフィルムが裏面に多色印刷され用いられている。これ
らのフィルムが用いられる理由は、耐熱寸法安定性と、
透明性の為である。しかしこれらのフィルムは硬質であ
るために、スイッチを押した時にクリック感が無いので
、指で直接的に確認できず不安感がある。そのために音
で確認する手法、表示ランプで確認する方法等で対処さ
れている。しかしこれらの方法もクリック感のあるボタ
ンスイッチと比べると、確認に手間取シ、操作速度が劣
る。又入力するのに力が必要なため長時間操作すると疲
れるという点、動作中心を押さないと、入力ミスが発生
しやすい点等の欠点が有る。
これら硬質のプラスチックフィルムに代って軟質PVC
フィルムが検討されたが、可塑剤移行の問題、熱的寸法
安定性が劣る問題があシ実用に致っていない。エラステ
ィック性に富み、上述の様な硬質フィルムの持つ欠点を
解消し、かつ熱的寸法安定性が優れたフィルムとして、
熱可塑性ポリウレタンフィルムが最近使用されはじめて
いる。熱可塑性ポリウレタンフィルムを用いた場合、ポ
リエステルフィルム、ポリカーボネートフィルムで見ら
れる様なりリック感が無いための欠点は$11’を解消
でき、軟質PVCフィルムで見られる様な可塑剤移行の
トラブルは無く、熱的寸法安定性も事務機器や特に熱源
のない家電製品では充分満足しうるものである。しかし
、このポリウレタンフィルムにも2つの大きな欠点が有
る。1つは耐光性、1つは印刷性である。耐光性につい
ては、室内で使用しても太陽光、螢光灯の光で数ケ月後
には黄変し、初期の印刷効果を非常に低下させるうえ、
黄変が激しい場合、表示内容の確認が不可能となる。
印刷性については、ウレタンフィルムは溶剤に非常に膨
潤しやすいため、印刷時の溶剤の選択及び乾燥条件の管
理精度について高度の技術が必要であり、印刷管理精度
が低下すると、必要な寸法精度が得られなくガる。スイ
ッチカッく一印刷フイルムは、通常の表示印刷、包装材
印刷と比べると、用途上スイッチ機構位置精度がめられ
るため、高度の印刷精度が要求される。しかしながら、
従来のウレタンシートは、高度の印刷技術、管理技術を
もってしても、生産歩留の点で満足しうる生産性を有し
ているとは言えない。
〔発明の目的〕
本発明は、フラットスイッチ用印刷カバーフィルムに用
いられる印刷用フィルムに関し、上述したポリエステル
フィルム、ポリカーボネートフィルム、軟質PvCフィ
ルム、ウレタンフィルム等の欠点を解決せんとして種々
の研究を進め、完成に至ったものである。
〔発明の構成〕
本発明は、第1層が150〜200μの厚みの場合に3
60nm以下の波長域で光線透過率が0%かつ全光線透
過率が70−以上の特性を有する熱可塑性ポリウレタン
フィルム、第2層はポリプロピレン又はエチレンプロピ
レン共重合体を主成分とするフィルム、第3層は30〜
150f/m’厚みの紙、第4層はポリプロピレンもし
くはポリエチレンを主成分とするフィルムよシなるラミ
ネートフィルムであって、第2層の第1層と接する面は
艶消し又は梨地状で、その表面の中心線平均荒さが0.
5〜50μであシ、第1層の第2層に接する面は第2層
のレプリカになっていることを特徴とする表示用ウレタ
ンベースラミネートフィルムである。
図をもって本発明のラミネートフィルムに関し詳細に説
明する。第1図は本発明の表示用ウレタンベースラミネ
ートフィルムの断面模式図である。
1は熱可塑性ポリウレタンフィルム、2はポリプロピレ
ン又はエチレンプロピレン共重合体を主成分とするフィ
ルム、3は厚み30〜150f/m’の紙、4はポリプ
ロピレンもしくはポリエチレンを主成分とするフィルム
の4層で構成されている。
lはポリエステル系、ポリエーテル系等の熱可塑性ポリ
ウレタン樹脂をペースとしておジペンゾトリアゾール系
、ベンゾフェノン系、サリシレート系等紫外線吸収剤が
0.1〜5 PHR添加されておシ、シート表裏面をク
ロスにし、150〜200μの厚みに設定した場合に、
その全光線透過率が70−以上、かつ360nm以下の
波長域で0%の特性を有するポリウレタンフィルム層で
ある。該ポリウレタンフィルム層は必要に応じて、酸化
防止剤、安定剤、滑剤、無機充填剤等を処方することが
できる。ポリウレタンフィルム層の厚みは用途、品質設
計上種々選定されるが、50〜800μの範囲が好まし
い。第2層は第3層に押出ラミネート法、ドライラミネ
ート法で形成されるが工法については本発明で限定する
ものではない。第2層はポリプロピレン、エチレンプロ
ピレン共重合体又はポリエチレンを混合したポリプロピ
レンもしくはエチレンプロピレン共重合体等をベースと
するプロピレンを主成分とするフィルム層(以下PPラ
ミ層と称す)である。#PPPPラミ層2レタンフィル
ム層1に接した面位、艶消しもしくれ梨地加工等が施こ
されておシ、その表面7の中心線平均荒さLO35〜5
0μの範囲で規定されている。表面加工が施こされる目
的はウレタン裏面5に印刷される後に、ウレタン表面側
6で表現される印刷効果を向上させるためと、ギラツキ
感をなくし表示内容を見やすくするためである。第3層
はケント紙、アート紙等上質紙が用いられ厚みは30〜
1501/r?に規定される。第4層は紙の背面処理層
であシ、ポリプロピレンもしくはポリエチレンを主成分
とするフィルムで、第2層と同様に第3層に押出ラミネ
ート法、ドライラミネート法等で形成される。第4層は
吸湿寸法安定性を向上させる為に構成される層であり、
第3層紙の吸湿による反シの発生を防ぐ目的のものであ
る。1のポリウレタンフィルム層の表面6は、PPラミ
層2の表面7のレプリカとなっておシ、表面6はその中
心線平均荒さがPPラミ層の表面7の中心線平均荒さの
70%以上でレプリカ形成されていることが好ましい。
レプリカの比率が低くなるとウレタン裏面に施こされる
印刷に関し、意匠効果を低下させることとなシ好ましく
ない。1のポリウレタンフィルム層と2のPPラミ層の
ラミネートは、ポリウレタン樹脂をTダイ等のシートダ
イによる押出工法で押し出しを行う際に、シートダイか
ら出た直後にロール圧着によシラミネートされる。ラミ
ネート強度はポリウレタン樹脂組成、PPラミ層樹脂組
成、PPラミ層の表面7の表面荒さ、ポリウレタン押出
温度、圧着、圧力、圧着ロール温度等要因で変化するが
、使用数シ扱い上、そのラミネート強度は大きすぎて本
、小さすぎても好ましくなく、500〜2000■イ、
の範囲が好ましい。なお、第2及び第3層及び第4層は
印刷後1のポリウレタンフィルム層から剥離され用いら
れる。
〔発明の効果〕
本発明に従ったウレタンベースラミネートフィルムを用
いることにより、従来のウレタンフィルムで発生した印
刷後の寸法変化を極力抑えることができ、用いられるス
イッチ機構に要求される寸法精度に合致した印刷シート
を高い生産性で得ることができた。又耐光性についても
、フェードメーター変色テストで従来40時間の変色程
度が本発明のウレタンベースラミネートフィルムを用い
た場合の600時間と同等であシ、約15倍の耐光性が
向上したことを確認できた。又、ウレタン表面60表面
パターンはPPラミ層の表面7のレプリカとして表現さ
れるため、従来ウレタン表面に直接表面加工する場合に
は、金属ロール、ゴムロール等で表現するためにウレタ
ンの粘着性が高く、表現しりる表面加工範囲が限定され
ていたがその点での問題点も解決できた。当然のことな
がら本発明のウレタンベースラミネートフィルムを用い
ることにより、ポリエステルフィルム、ポリカーボネー
トフィルム等で問題となった硬質であるためのクリック
感がないことによる問題や、軟質間フィルムで発生した
可塑剤の移行による問題を解決することができた。本発
明のウレタンペースラミネートフィルムはフラットスイ
ッチ用印刷カバーフィルムに限らず、他の表示用フィル
ムにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の表示用ウレタンベースラミネートフィ
ルムの断面図。 1は熱可塑性ポリウレタンフィルム層 2はPPラミ層 3は紙屑 4は背面処理層 特許出願人 住友ベークライト株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1層は150〜200μの厚みの場合に360nm以
    下の波長域で光線透過率が0%かつ全光線透過率が70
    %以上の特性を有する熱可塑性ポリウレタンフィルム、
    第2層はポリプロピレン又はエチレンプロピレン共重合
    体を主成分とするフィルム、第3層は30〜150t/
    rI?厚みの紙、第4層はポリプロピレンもしくはポリ
    エチレンを主成分とするフィルムよシなるラミネートフ
    ィルムであって、第2層の第1層と接する面は艶消し又
    は梨地状で、その表面の中心線平均荒さが0.5〜50
    μであ)、第1層の第2層に接する面は、第2層のレプ
    リカになっていることを特徴とする表示用ウレタンベー
    スラミネートフィルム。
JP59082048A 1984-04-25 1984-04-25 表示用ウレタンベ−スラミネ−トフイルム Granted JPS60225753A (ja)

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JPS639984B2 JPS639984B2 (ja) 1988-03-03

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04173138A (ja) * 1990-11-05 1992-06-19 Nippon Matai Co Ltd 成型可能なキーボード等のカバーフィルム
JPH0474324U (ja) * 1990-11-13 1992-06-29

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04173138A (ja) * 1990-11-05 1992-06-19 Nippon Matai Co Ltd 成型可能なキーボード等のカバーフィルム
JPH0474324U (ja) * 1990-11-13 1992-06-29

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