JPS6022315Y2 - 冷蔵庫箱体 - Google Patents
冷蔵庫箱体Info
- Publication number
- JPS6022315Y2 JPS6022315Y2 JP12004479U JP12004479U JPS6022315Y2 JP S6022315 Y2 JPS6022315 Y2 JP S6022315Y2 JP 12004479 U JP12004479 U JP 12004479U JP 12004479 U JP12004479 U JP 12004479U JP S6022315 Y2 JPS6022315 Y2 JP S6022315Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- back plate
- bag
- flange
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は冷蔵庫箱体に係り特に外箱に背面板を装着す
る構造に関するものである。
る構造に関するものである。
従来この種冷蔵庫箱体は第１図に示すように構成されて
いる。
いる。
すなわち１は門形に折曲げられた外板で前面フランジ２
と後面フランジ３をそれぞれ有している。
と後面フランジ３をそれぞれ有している。
４は背面板でその幅寸法は外板１の全幅寸法よりわずか
に小さくしてあり、外板１の後面フランジ３と重ね合わ
せ一定間隔に複数個の点溶接にて外板１に固着されてい
る。
に小さくしてあり、外板１の後面フランジ３と重ね合わ
せ一定間隔に複数個の点溶接にて外板１に固着されてい
る。
５は内箱で前記外板１のフランジ２の裏面に内接する如
く内箱５のフランジ５ａは挾持され、外箱１と内箱５が
組立てられている。
く内箱５のフランジ５ａは挾持され、外箱１と内箱５が
組立てられている。
モして両箱間に形成される間隙６にウレタン等の現場発
泡断熱材が注入発泡され冷蔵庫箱体が完成する。
泡断熱材が注入発泡され冷蔵庫箱体が完成する。
上記のように背面板４を外板１の後面フランジ３に点溶
接する場合、多額の溶接設備を必要とするばかりでなく
、冷蔵庫箱体の大きさの変更に伴ない、機械の段取り変
えにも多くの工数を要していた。
接する場合、多額の溶接設備を必要とするばかりでなく
、冷蔵庫箱体の大きさの変更に伴ない、機械の段取り変
えにも多くの工数を要していた。
また、発泡断熱材の注入発泡時、外板１と背面板４の点
溶接時における熱歪みや相互間の寸法誤差から生ずる外
板と外面板の点溶接間の隙間から発泡断熱材の泡もれが
生ずるため洩れ止めシールテープ張り作業などを必要と
しコストが高くなるという欠点があった。
溶接時における熱歪みや相互間の寸法誤差から生ずる外
板と外面板の点溶接間の隙間から発泡断熱材の泡もれが
生ずるため洩れ止めシールテープ張り作業などを必要と
しコストが高くなるという欠点があった。
以下図示実施例についてこの考案を詳細に説明すると、
１１は冷蔵庫の外箱を構成する外板で従来と同様に門形
に折曲成形され、両側板および天板を構成している。
１１は冷蔵庫の外箱を構成する外板で従来と同様に門形
に折曲成形され、両側板および天板を構成している。
１３はこの外板の背面両側にそれぞれ形成された後部フ
ランジで、略口字形に折曲げて外フランジ部１３ａと内
フランジ部１３ｂの２重フランジを形成して挿入溝とな
る袋状部１３ｃを構成するとともにその先端を上記外フ
ランジ部１３ａと平行に、かつ外フランジ部の端部より
延出する案内片１３ｄから戊っている。
ランジで、略口字形に折曲げて外フランジ部１３ａと内
フランジ部１３ｂの２重フランジを形成して挿入溝とな
る袋状部１３ｃを構成するとともにその先端を上記外フ
ランジ部１３ａと平行に、かつ外フランジ部の端部より
延出する案内片１３ｄから戊っている。
１３ｅはこの案内片の角部と上記外フランジ１３ａ間の
間隙で、後述する背板端縁の挿入口である。
間隙で、後述する背板端縁の挿入口である。
１４は背面板で、その両側端縁には折曲げ部１４ａを有
している。
している。
次にこの背面板１４を装着する手順について説明すると
、まず外板内に内箱（図示していない）を組み込んだ外
箱の背面を上にしてから、第３図に示すように背面板の
折曲げ部１４ａを外板の後部フランジ１３の間隙１３ｅ
より袋状部１３ｃへ挿入するとともに案内片１３ｄ上を
スライドさせて袋状部１３ｃの内壁に当接させる。
、まず外板内に内箱（図示していない）を組み込んだ外
箱の背面を上にしてから、第３図に示すように背面板の
折曲げ部１４ａを外板の後部フランジ１３の間隙１３ｅ
より袋状部１３ｃへ挿入するとともに案内片１３ｄ上を
スライドさせて袋状部１３ｃの内壁に当接させる。
このとき背面板１４の巾寸法を外板１１の巾寸法より一
方の外フランジ部１３ａの巾寸法を引いた巾より若干小
さめに設定しであるから、第４図に示すように外板の他
端の折曲げ部１４ａは外フランジ１３ａを乗り越え、間
隙１３ｅ内へ落ち込むか、又は案内片１３ｄ上に停止す
る。
方の外フランジ部１３ａの巾寸法を引いた巾より若干小
さめに設定しであるから、第４図に示すように外板の他
端の折曲げ部１４ａは外フランジ１３ａを乗り越え、間
隙１３ｅ内へ落ち込むか、又は案内片１３ｄ上に停止す
る。
したがって背面板１４を外板１１内へ装着するとき、背
面板１４が外板１１内へ脱落する恐れがなくなる。
面板１４が外板１１内へ脱落する恐れがなくなる。
そして背面板１４を逆方向へ所定量引戻すことにより背
面板の装着は完了する。
面板の装着は完了する。
次いで発泡治具内にセットさせてから外箱と内箱との間
隙に発泡断熱材が注入される。
隙に発泡断熱材が注入される。
注入された発泡断熱材は背面板に当接するが、背面板は
上記治具により固定されているため背面板１４と案内片
１３ｄとの間を通って後部フランジの袋状部１３ｃ内へ
侵入する量はきわめて少ない。
上記治具により固定されているため背面板１４と案内片
１３ｄとの間を通って後部フランジの袋状部１３ｃ内へ
侵入する量はきわめて少ない。
またこの袋状部内へ洩れた発泡断熱材は背面板の折曲げ
部１４ａで囲まれた空間内で発泡すると同時にさらに背
面板１４を押上げることにより背面板１４は外フランジ
部１３ａ側に押圧され密着するので外部に洩れることは
ほとんどなくなるものである。
部１４ａで囲まれた空間内で発泡すると同時にさらに背
面板１４を押上げることにより背面板１４は外フランジ
部１３ａ側に押圧され密着するので外部に洩れることは
ほとんどなくなるものである。
この考案は以上述べたように外板の後部フランジを２重
フランジに形成して挿入溝を設けるとともに後フランジ
部の端部より内フランジ部を延出させて案内片を設ける
ようにしたから、背面板が比較的重い鋼板性であっても
背面板を装着する際、上記案内片上に載置しスライドさ
せて作業することができるので作業効率を向上させるこ
とができる。
フランジに形成して挿入溝を設けるとともに後フランジ
部の端部より内フランジ部を延出させて案内片を設ける
ようにしたから、背面板が比較的重い鋼板性であっても
背面板を装着する際、上記案内片上に載置しスライドさ
せて作業することができるので作業効率を向上させるこ
とができる。
また背面板の一端を挿入溝に装着しても他端は案内片上
に位置しており外板内へ背面板が落下する恐れはない。
に位置しており外板内へ背面板が落下する恐れはない。
さらに後部フランジの挿入溝となる袋状部を形成すると
ともにこの挿入溝内へ背面板の両側縁部に形成した折曲
げ部を挿入したから、発泡断熱材の発泡圧力を利用して
シールを行なうことができ背面板と外板との間に洩れ止
めシールを必要としない強固な冷蔵庫箱体を得ることが
できる。
ともにこの挿入溝内へ背面板の両側縁部に形成した折曲
げ部を挿入したから、発泡断熱材の発泡圧力を利用して
シールを行なうことができ背面板と外板との間に洩れ止
めシールを必要としない強固な冷蔵庫箱体を得ることが
できる。
第１図は従来の冷蔵庫箱体の横断面図、第２図はこの考
案による冷蔵庫箱体の要部の断面図、第３図および第４
図はこの考案による冷蔵庫の背面板を装着するときの状
態を示す説明図である。 １１は外板、１３は後部フランジ、１３ａは後フランジ
部、１３ｂは内フランジ部、１３ｃは挿入溝、１３ｄは
案内片、１４は背面板、１４ａは折曲げ部である。
案による冷蔵庫箱体の要部の断面図、第３図および第４
図はこの考案による冷蔵庫の背面板を装着するときの状
態を示す説明図である。 １１は外板、１３は後部フランジ、１３ａは後フランジ
部、１３ｂは内フランジ部、１３ｃは挿入溝、１３ｄは
案内片、１４は背面板、１４ａは折曲げ部である。
Claims (1)
- 外箱を構成する外板および背面板と内箱との間隙に発泡
断熱材を注入発泡するものにおいて、外箱の背面両側に
形成された後フランジを内方に略口字形に折曲げて外フ
ランジ部と内フランジ部で挿入溝となる袋状部を形成す
るとともに上記内フランジの先端を上記外フランジ部と
平行に、かつ外フランジ部より間隙をおいて度外板側の
袋状部の端部より延出する案内片を備え、上記袋状部内
に背面板の両端縁に設けた折曲げ部を装着したことを特
徴とする冷蔵庫箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12004479U JPS6022315Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 冷蔵庫箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12004479U JPS6022315Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 冷蔵庫箱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5638290U JPS5638290U (ja) | 1981-04-10 |
| JPS6022315Y2 true JPS6022315Y2 (ja) | 1985-07-02 |
Family
ID=29352235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12004479U Expired JPS6022315Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 冷蔵庫箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022315Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12004479U patent/JPS6022315Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5638290U (ja) | 1981-04-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8028394B2 (en) | Manufacturing method of a thermally insulated housing | |
| JPS6022315Y2 (ja) | 冷蔵庫箱体 | |
| JP2685250B2 (ja) | 断熱箱体 | |
| US4694553A (en) | Method of manufacturing refrigeration apparatus cabinet construction utilizing prepainted steel panels | |
| JPS585855Y2 (ja) | 空気調和機のキヤビネツト構造 | |
| JPS5921973A (ja) | 冷蔵庫用断熱扉の製造方法 | |
| JPS6328394Y2 (ja) | ||
| JPH077150Y2 (ja) | 発泡材入りパネル | |
| JPS5848533Y2 (ja) | 冷蔵庫等の箱体 | |
| JPH0338631Y2 (ja) | ||
| KR950007297Y1 (ko) | 냉장고 | |
| JPS6120232Y2 (ja) | ||
| JP2804545B2 (ja) | 断熱扉の製造方法 | |
| JPH0145032Y2 (ja) | ||
| JPS6117331Y2 (ja) | ||
| JP2586093Y2 (ja) | 電気冷蔵庫用扉 | |
| JPS5933981Y2 (ja) | 断熱扉 | |
| JPS6118380Y2 (ja) | ||
| JPS6115501Y2 (ja) | ||
| JPH087013B2 (ja) | 断熱箱体 | |
| JPS63183369A (ja) | 冷蔵庫用断熱箱体 | |
| JPH0233117Y2 (ja) | ||
| JPS6144146Y2 (ja) | ||
| JPH0336874Y2 (ja) | ||
| JPS6222390B2 (ja) |