JPS60222393A - 水中プロペラユニツトを有する船 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は船殻及び取外しの可能な水中プロペラユニット
を有する船（ｖｅｓｓｅｌ）に関するものである。

洋上式石油掘削リグのような船にとって有用でかつ水面
下の深い所に装置される、取外し可能なプロペラユニッ
ト、又は所謂推進機は、莢国特許第１５５１０８１〜＋
５５１Ｏｆ３３号明細書に記述されている。方位の操舵
ができ、水中において最小の仕事量で取外し及び交換が
できるこの種のユニットを提供することが、本発明の目
的である。

広範に述べれば、本発明は、船殻及び、取外しのできる
よう該船殻に取つけられ、必要に応じどの方向にも前推
力を与えるよう船殻に対し３６０°の方位に連続的に回
転できる水中プロペラユニットをもち、プロペラユニッ
トのための駆動入力シャフト及び少なくとも１個の操舵
駆動シャフトがそれに向って延びている、船殻にある固
定フランジに囲まれた開口、船の中にすえつけられ、回
転させるよう操舵駆動シャフトに連結された少なくとも
１個の操舵駆動モータ、増外しのできるよう固定フラン
ジにボルト締めされた周囲フランジにより前記開口に適
合するケーシング、そのケーシングに従属し、下端部に
おいて回転できるよう支持されているプロペラに対し操
舵チューブとして働くため、その上端部において回転で
きるよう支持されたステム、その中をステムが貫通し、
又回転するようステムが固着された前記ケーシングの中
の操舵輪、前記操舵モータの運転によりプロペラユニッ
トを回転させるよう操舵駆動輪とかみ合いかつ前記操舵
駆動シャフトに取外しできるよう連結され、前記ケーシ
ングの中に回転できるよう支持された操舵駆動ギア手段
、ステムを通って延び、」一端部において主駆動シャフ
トに取外しのできるよう連結されたプロペラ用の駆動伝
達シャフト、これにより、プロペラユニットを船から取
りはずすとき、操舵輪及びギア手段は、ケーシングの中
で取外し可能なプロペラユニットの部分としてはずされ
る、以北を特徴とする船を提供する。

添付の図面を参照し本発明の詳細な説明する。

ｖＪ１図は、プロペラを垂直軸の回りに連続的に３６０
°回転させ、これによりどの方向にも全推力を出すこと
を可能にする回転装置に取りつけられたノズルをもつ、
制御可能なピッチ拍−進機アセンブリから成る方向推進
機ユニットを示す。従属する出力シャフトをも′つ電気
モータ等の主電動機１０からの駆動力は、駆動シャフト
１２及び多少のシャフトのずれを調節するギアカップリ
ング１４を経て、方向推進機ユニット１８の中間駆動シ
ャフト１６に伝わる。シャフト１６は、固定カップリン
グ２０を介して推進機の下部ギアボックスのベベルギア
ピニオンシャフト２１に連結する。推進機ユニットは、
主ステム及び、プロペラユニット２２の軸のまわりに１
２０度離れて配置された２箇の下部支柱により取りつけ
られたノズル２３をもつ。プロペラユニット２２はシャ
フト２１の基部においてかみ合いギア１９を介してピニ
オン２１ａにより駆動されるフランジ伺きプロペラシャ
フト２４にボルトで固定され、高強度材（例えばマンガ
ンアルミニウムブロンズ。

ニッケルアルミニウムブロンズ、又は適当なステンレス
スチール）でつくられたハブ及び羽根をもつ、可ピッチ
制御プロペラから成る。下部ギアボックスの主駆動ギア
１９及びピニオン２＋ａは、サイクロパロイド（ｃｙｃ
ｌｏ　ｐａｌｌｏｉｄ）スパイラルベベルギアであり、
石油リグや同様の用途において長期間事故の心配のない
ベアリングが使用される。

ピッチの作動は、液圧サーボモータにより行われる。

推進機は、外板２５　、２６の間に溶接されその下端に
フランジ２８をもつ密封チューブ２８によって船底の二
重板２５．２６に取りつけられる。推進機の操舵ギアボ
ックス３０は、密封チューブのフランジ２８と面で接す
るフランジ３４をもつ下部３２にボルトで固定された」
一部３１で限定されるケースをもっている。操舵ギアボ
ックス３０は、フランジ２８を貫通し、フランジ３４の
穴にねじ止めするボルト３５によって、位置に保持され
る。該取りつけボルト３５は、アクセスデユープ３８に
よって船の内部より扱われ、このようなチューブ３６及
びボルト３５は、通常、密封チューブ２８の周りに２４
箇配置される。

操舵ギアボックスケースの−に第３１には、オイル移送
ボックスケーシング３８が取りつけられ、その中にスタ
ブ（ｓｔｕｂ）シャツ）４０が支持されている。

サーボモータを動かす圧力オイル及び、下部ギアボック
スの冷却及び潤滑用オイルは、オイル移送ボックスを経
て推進機ユニットへ供給される。スタプシャフ）４０は
、下部ギアボックスハウジング４Ｂのボッドステム４５
の頂部フランジ４４に取りつけられたフランジ４３をそ
の下端にもつ、操舵シャフト４２に取りつけられる。中
間駆動シャフト１６は、スタブシャフト４０を貫通し、
ころがり接触ベアリング４１により支持される。操舵シ
ャフト４２は、ころがり接触ベアリング４９．５０によ
り、ギアボックスケースの３１　、３２部分において支
持される。シャフトシール５１は、操舵シャフト４２と
下部ギアボックスケース３２の間から水が侵入するのを
防ぐ。

それぞれの上部及び１部ベアリング５８．５９によりギ
アボックスケースの中に支持された直径方向に相対向し
たスパーピニオン５Ｂ　、　５？とかみ合つ操舵輪５５
が、シャフト４２に固着される。図示の例では２箇のピ
ニオン５６．５７を示したが、必要な場合、２箇を超え
るピニオンを使用してもよい。ピニオン５８．５７は、
カップリング８０．６ｉ１によりそれぞれの駆動シャツ
１−６２．６３に取りつけられ、ｎ駆動シャフトは、推
進機ユニットをそのサイズに応じて　１，５〜３ｒｐｍ
の方位角速度で回転させる液圧モータ又はギア付電動機
（第２Ａ図）の如き操舵モータ６４によって駆動される
。

ギアボックスケーシングは、ガイドチューブ６７を通り
、ギアボックスケーシングの下部３２に取りつけられた
ブラケット６８又は、下部ギアハウジング４６又はその
端部カバー４７に取りつけられたブラケットに結びつけ
られた単一の吊りワイヤ６６により、船から支持するこ
とができる。

運転時、シャフト１２の回転は、下部ギアボックスカバ
ー、プロペラ２２に伝達される。船に対する推進機１８
の角度は、ピニオン５Ｂ　、　５７、従って操舵シャフ
ト４２を回転させるモータ６４の運転により調整でき、
この操舵角度は、ロータリートランスデユーサ７０又は
同様の装置により検出される。

推進機を船からはずす場合は、液圧モータ６４をすえつ
けるプラットホーム７２が船の底部から取外され、ピニ
オン５８．５７に対しカップリング８０．８１がはずさ
れ、モータ６４及びシャツ［２，８３を支えるプラット
ホーム７２は、第２Ｂ図に示す位置へ引き一ヒげられ、
主駆動シャツ）１２が取外される。ピニオン５８　、５
７へ至る孔を密閉し、又、誤って推進１ 機ユニットが回転するのを防ぐため、１対の保護キャッ
プ７３が、ギアボックスカバーの上部３１に取りつけら
れる。次いで、位置検出器７０を含む電気接続子組立品
がはずされ、操舵ユニットの頂部に保護キャップ７４が
取りつけられる。次いで、ギアボックスケーシングに対
し内部の防水シールを形成する内部シールプレート７５
がはずされ、頂部シールプレート７６が密封チューブ２
８の頂部に取りつけられる。プレート７６の固着を確認
するため中空部の圧力テストを行った後、吊りワイヤ６
６がブラケット６８に取りつけられる。据付フレーム８
０がノズル２３に取りつけられ、船の側方へ８１を中心
に旋回する。吊りワイヤ８２が、図示の如くフレーム８
０に接続される。次にポルト３５がはずされ、推進機ユ
ニットは、フレーム８０の誘導及び第２Ｂ図で示すよう
に吊りワイヤ６６によりコントロールされて、推進機ユ
ニットが船の側面から岐れるまで下方へつり下げられる
。次いで、ワイヤ６６がはずされ、推進機ユニットは水
面から引き」二げられる。

第３図の装置は、推進機が船の側面又は船の一２ 端から遠く離れて据付けられている以外は、第２図のも
のと同様である。制御ワイヤは、ここでも又、操舵ギア
ボックスケーシングの下部３２に取りつけられるか、又
は、ギアハウジング４６又はその端部カバー４７に装着
されたブラケットに取りつけられている。取外しの間、
ノズル２３はギヤリッジ９０に取りつけられ、該キャリ
ッジはガイドレール９１の上を移動して船の外側まで行
き、次いで水面から引き」二げられる。

操舵ギアボックス及び推進機は単位ユニットとして用意
されているので、取外し作業は、操舵の機構が船殻の中
に保持されている従来の推進機よりずっと早く容易であ
る。吊りフレームを使用すれば、取りつけ取外し作業を
よりよく制御でき、もっと困難な条件下及び／又はもっ
と水深の浅い所における作業を可能にする。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による方向推進機の断面図である。 第２Ａ図及び２Ｂ図は、第１図に示す推進機の取外しに
おける連続する段階を、船の底部より示す。 第３Ａ図から第３Ｃ図は、別の支持システムを用いた、
第１図に示す推進機の取外しにおける連続する段階を示
す。 １０・・・主電動機、１２・・・主駆動シャフト、１６
・・・中間駆動シャフト、１８・・・方向推進機ユニッ
ト、１８・・・主駆動ギア、２２・・・プロペラユニッ
ト、２３・・・ノズル、２４・・・プロペラシャフト、
２８・・・密封チューブ、３０・・・操舵ギアボックス
、３１・・・ギアボックスケーシング上部、３２・・・
ギアボックスケーシング下部、４２・・・操舵シャフト
、４５・・・ボッドステム、４６・・・ギアボックスハ
ウジング、５５・・・操舵輪、５Ｅｌ、５？・・・ピニ
オン、８２．６３・・・駆動シャフト、６４・・・操舵
シャフト駆動モータ、６６・・・吊りワイヤ、７２・・
・プラ・ントホーム特許出願人　代理人 弁理士　矢　葺　知　之 （ほか１名） 手続補正書は劃 昭和６０年５月２７日 特許庁長官　志　賀　学　殿 １、事件の表示 昭和６０年特許願第１１１３１号 ２、発明の名称 水中プロペラユニットを有する船 ３、補正をする者 事件との関係　出願人 名称　ビッカース　パブリック　リミテッドカンパニー ４、代　理　人 ５、補正命令の日付　昭和６０年４月ｌＯ日８、補正の
対象　図　面 ７、補正の内容 別紙の如く第１図〜第３図を提出する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）船殻及び該船殻に取外し可能に増刊けられ、必要
   に応じいかなる方向にも全推力を付与し得る如く船殻に
   対し３６０°の方位に連続的に回転できる水中プロペラ
   ユニットを有する船において、前記船殻に固定フランジ
   にて囲まれるように形成されかつ前記プロペラユニット
   用の駆動入力シャフト及び少なくとも１個の操舵駆動シ
   ャフトが挿入されるように設けた開口と、 船内に据付けられ前記操舵駆動シャフトを回転する如く
   連結した少なくとも１　（ＰＩの操舵駆動モータと、 取外し可能な如く前記固定フランジにボルト連結する周
   囲フランジにより前記開口に装着されるケーシングと、 前記ケーシングに従属し下端部において回転自在に保持
   されるプロペラに対し操舵チューブとして働くため上端
   部にて回転可能に支持されたステムと、 前記ステムが貫通しかつ回転可能に取付けられ前記ケー
   シング内に設けた操舵輪と、 前記操舵モータの作動によりプロペラユニットを回転さ
   せるように操舵駆動輪とかみ合いかつ前記操舵駆動シャ
   フトに取外し可能に連結されると共に前記ケーシング内
   にて回転自在に保持された操舵駆動ギア手段と、 前記ステムを通って延び上端部にて主駆動シャフトに取
   外し可能に連結されたプロペラ用駆動伝達シャフトと、 からなり、プロペラユニットを船から離脱するとき前記
   操舵輪及びギア手段はケーシング内で取外し自在なプロ
   ペラユニットの部分として取外されることを特徴とする
   船。 （２）船殻の内板と外板の間に垂直位置において、内部
   シールプレートが前記ケーシングの上部に取りつけられ
   ている、特許請求の範囲第１項記載の船。 （３）アクセスチューブが船内から船殻の内板を通って
   、固定フランジの穴を下に向って貫通しケーシングの周
   囲フランジの穴にネジ化めする固定ボルトまで達してい
   る、特許請求の範囲第２項記載の船。 （４）プロペラユニットを取り６士すすとき、操舵駆動
   シャツ）・を開口から離すため、駆動モータを引き」二
   げることができるよう、操舵駆動モータが、垂直方向の
   移動のために据付けられたプラットホームに固定された
   、特許請求の範囲第１項〜第３項のいずれか１項記載の
   船。 （５）２台の操舵駆動モータが主駆動シャフトをはさん
   で対向して配置され、それぞれの駆動入力シャフトを特
   徴する特許請求の範囲第１項〜第４項のいずれか１項記
   載の船。 （６）操舵駆動ギア手段が、垂直口りに回転するためケ
   ーシングの中に支持され、取外しのできるよう操舵駆動
   シャフトに連結されたピニオンである、特許請求の範囲
   第１項〜第５項のいずれか１項記載の船。 （７）ステムが１一部及び下部のころがり接触ベアリン
   グによってケーシングの中に支持され、操舵駆動ギアが
   前記ベアリングの間に配置されている、特許請求の範囲
   第１項〜第６項のいずれか１項記載の船。 （８）さらに、主駆動シャフトのため前記ケーシングの
   明けられた穴に取りつける第一の保護キャップ、及び操
   舵駆動シャフトのため前記ケーシングに明けられた穴に
   取りつける少なくとも１個の第二の保ス（（キャップを
   有する、特許請求の範囲第１項〜第７項のいずれか１項
   記載の船。 （８）プロペラユニツｉ・が、船殻の開き口付近を通っ
   て下方に延びるパイプの中の１本の制御ワイヤのために
   取りつけ箇所をもっている、特許請求の範囲第１項〜第
   ８項のいずれか１項記載の船。 （１０）さらに、水面から引き上げるに先立ち、プロペ
   ラユニットを船外へつり下げられるよう、ノズルに取り
   つけ、船外の位置において船殻にピボットで取りつけた
   取外し支持フレームを有する、特許請求の範囲第９項記
   載の船。 （１１）開口付近において船にピボットで取りつけられ
   、レールに沿って移動するキャリ、ンジをもち、囲い板
   に対し取りつけ部品を準備した取外しレール、船の船殻
   を貫いて下方へ延び、囲い板の反対側の位置においてケ
   ーシングのフランジに取りつけられたパイプの中の第１
   の制御ワイヤ、取外しレールの船側の自由端付近に取り
   つけられた第２の制御ワイヤ、それにより、プロペラユ
   ニ、ットを取外すとき、プロペラユニットは第１の制御
   ワイヤの制御によって自由につり下がるまでおろされ、
   その後キャリッジは取外しレールに沿って移動し船側に
   達する、ことを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第８
   項のいずれか１項記載の船。