JPS60221078A - 有用微生物粉末の粒状製品およびその製造法 - Google Patents

有用微生物粉末の粒状製品およびその製造法

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JPS60221078A
JPS60221078A JP59076622A JP7662284A JPS60221078A JP S60221078 A JPS60221078 A JP S60221078A JP 59076622 A JP59076622 A JP 59076622A JP 7662284 A JP7662284 A JP 7662284A JP S60221078 A JPS60221078 A JP S60221078A
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    • C12N1/04Preserving or maintaining viable microorganisms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有用な微生物の生菌を含む乾燥粉末の優れた
保存性を有する粒状製品およびその製造法に関する。
〔技術の背景および従来技術の説明〕
或種の乳酸菌または細菌が人あるいは動物に対して整腸
作用を有することは、以前から広く知られていて、これ
らの乳酸菌または細菌の生菌を人または動物に経口的に
摂取させ、それによって健康の維持および増進を図るこ
とは、以前より広く行なわれている。たとえ−は、医薬
品、食品、あるいは飼料などに、これらの信用な微生物
を添加す−ることは広く行なわれているが、これらの用
途に使用される微生物は多種類にわたっており、さらに
その製品の形態も粉末状、顆粒状、ゲル状または液状と
多岐にわたっている。最近では、乳酸菌およびビフィズ
ス菌などを含む整腸作用を有する医薬品、食品および飼
料が注目されてきている。
このような微生物の生菌を含む製品において、微生物を
長期間安定に生存させることは仲々難かしいことである
。というのは、微生物は環境条件の変化によって死滅し
やすいからである。これらの微生物を水分の少ない条件
の下に置くと、休眠して、微生物を長期間生きた状態で
保存することができるために、これまでは、培善した微
生物を集菌し、洗浄し、凍結および乾局のための尿穫剤
を加えた後、凍結乾燥または真空乾燥し、得られた乾燥
物を粉砕し、篩過した後、デン粉または乳糖で倍散し、
得られた倍散物に糖類または酸味剤を加えて粉末状の製
品を得ており、さらにこの粉末状の製品に適当な滑沢剤
を加えて成形し、それによって固型状または顆粒状の製
品を得ていた。
この従来法による製造では、製品そのものの水分含量を
非常に少なくすることが重要なこととされていた。しか
しながら、製造工程中に、加水する工程があると、その
時に微生物の休眠が破られて、微生物が代謝を再開する
が、環境条件が良くないので死滅することが多い。
また微生物の乾燥生菌粉末を保存する場合、微生物の生
存が空気中の酸素の存在によって大きな影11Jを受け
ることが知られている。これは空気中の酸素によって乾
燥生菌粉末中にフリーラジカルが生成し、これによって
微生物の生存が影響を受けると考えられている。
このために、これまでに、整腸作用を有する微生物の生
菌含有乾燥粉末を油脂類の中に懸濁させ、それによって
防湿すること(特開昭56−2908号公報)、ビフィ
ズス菌を含有する粉末を油脂でコーティングし、それに
よって防湿性と酸素遮へい性を賦与すること(特開昭5
7−33543号公報)、ビフィズス菌含有粉末を油脂
類と混合した混合物を押出し造粒機で造粒して、防痒性
および酸素遮へい性を賦与し、これを原料として各種の
菓子類を製造すること(¥j開昭57−32221号公
報)が知られている。
しかしながら、これらの方法では、乾燥生菌粉末を油脂
類と単純に混合するか、あるいは乾燥生菌粉末を油脂類
に懸濁させるかのいずれかによるだけであって、乾燥生
菌粉末の全粒子を油脂類で完全にコーティングするとこ
ろまでは行なっていないので、空気中の酸素および水分
によって、乾燥生菌粉末において酸化あるいは吸湿を生
じることがあり、製品の保存性は必ずしも充分のものと
はいえない。
さらにビフィズス菌を含む錠菓を製造する場合に、ビフ
ィズス菌の乾燥粉末を、予め乾燥して水分含量を低下さ
せたデン粉と混合して、製品の水分含量を低下させるこ
と(特開昭59−4976号公報)も既に知られている
。しかしながらこの方法では、製造直後の製品の水分含
量を低くすることはできるが、製品の防湿性および酸素
遮へい性を保持することは、はとんど不可能である。こ
のために、これらの製品を長期間安定に保存することが
できるようにするために、製品を密閉容器に入れ、容器
内の空気を窒素ガスで置換することが必要であった。し
かしながらこのようなことを行なうことは手間がかかり
、またそのための費用がかさむことを避けることができ
ない。
本発明者等は、以上のような従来法の不利な点を解消す
ることを企図して研究を重ね、有用な微生物の粉末を、
水を使わずに、玉ねぎ状の多層状に造粒すると、そのま
ま保存しても、微生物の生菌が死滅することがないこと
を見出し、この知見にもとずいて本発明に到達した。
〔発明の目的および発明の要約〕
本発明の目的は、防湿性ならびに酸紫遮へい性の分れた
有用微生物の生菌体を含有する粒状製品を提供すること
にある。
本発明のもう1つの目的は、空気中で長期間保存しても
、微生物の死滅が少ない有用微生物の生菌体を含有する
粒状製品を提供することにあり、また本発明のさらにも
う1つの目的は、有用微生物の乾燥菌粉末に、水を加え
ることなく、造粒して、空気中で長期間保存しても、微
生物の死滅が少ない製品をつくることができる有用微生
物の生菌体を含有する粒状製品の製造方法を提供するこ
とにある。
本発明は、少なくとも5%(重量)の、実質的に水を含
まず、かつ25〜60’Cの融点を有するバインダーお
よび95%(重量)以下の有用微生物の乾燥粉末からな
る、99.9%(重量)以下の破付着成分、および少な
くとも0.1%(重置)の芯材成分からなり、前記の有
用微生物の乾燥粉末がバインダーによって前記の芯材成
分に層状に付着された構造を裔することを特徴とする有
用微生物粉末の粒状製品であり、もう1つの発明は、芯
材成分を゛造粒装置内に流動させること、実質的に水を
含まない溶融状複のバインダーを芯材成分に噴霧するこ
と、および有用微生物の乾燥粉末を芯材成分に供給し、
それによって有用微生物の乾燥粉末を芯材成分に層状に
付着させ一造粒することを特徴とする有用微生物粉末の
粒状製品の製浩法である。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の粒状製品は、芯材成分およびこれに多くの4層
が付着する被付着成分を基本的な構成成分とし、被付着
成分は、有用微生物の生菌体を含む乾燥粉末の多数の4
層およびこれらの薄層の相互ならびにこれらの4層と芯
材成分を結合するバインダーからなり、また芯材成分は
、グラニユー糖の結晶、糖デン粉配合物、これらを造粒
した粒状物、ショ糖、乳糖またはグルコースなどの糖類
、クエン酸または酒石酸などの酸類、これらの配合品、
マイクロカプセル、ゼラチンカプセル、打錫品、造粒製
品等の通常固形で芯刊として適当な大きさと硬度を裔す
る可食性の物質であるならば、いかなるものであっても
、これを使用することができる。たとえば、有用微生物
の乾燥生菌粉末そのもの、乾燥生菌粉末に糖類等を配合
した配合品を打錠して得た打錠成形品および本発明の粒
状製品そのものをも芯材として使用することができるが
、造粒の際に、被付着成分中の有用微生物の乾燥粉末へ
の水分の移動が少ないことが好ましいので、芯材成分の
含有水分はなるべく少ないこと、特に5%(重量)以下
であることが好ましい。
本発明の粒状製品における芯椙成分の含有量は、芯材成
分が0・1%(重量)の極く微量から、表面に少量の有
用微生物の乾燥粉末が付着した大部分が芯材成分である
ものであってもよいが、造粒における経済性等を考慮す
ると、実用的には、芯材成分を1〜80%(重量)の範
囲の量で含むことが好ましい。
バインダーとしては、油脂、脂質類、乳化剤、グリセリ
ド、ンルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール
脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、パラフィンま
たはワックス等の溶融状態から固化する時に付着力を発
生する可食性の8’Hの中から用途および目的に応じて
1種または2種以上の相打を混合して適宜使用されるが
、25〜606Cの融点を有する材料を使用する必要が
ある。
すなわち、600Cを超える融点のバインダーを使用す
る場合は、流動造粒槽内の温度を558Cよりも高く維
持しなければならない場合もあるが、このような高温に
おいては、有用微生物の一部が死滅するばかりでなく、
生き残った有用微生物も長期間保存する間に死滅するお
それがある。一方において、25’Cよりも低い融点の
バインダーを用いて1告粒を行なうと、被偕粒物が団塊
状になり、所望のa粒物の得られない場合が多い。
本発明の粒状製品において、被付着成分におけるバイン
ダーの割合は5%(重量)以上〔好ましくは10〜50
%(重量)〕である。バインダーの割合が5%(重量)
未満の場合は、バインダーの量か少な過ぎて、充分な1
寸着力が得られないために、所望の粒状督品が得られな
いばかりでなく、また得られたa粒物の硬度が低過ぎて
壊れやすいという欠点を生しる。
本発明の粒状製品に使用する有用微生物の乾燥粉末は、
その用途または目的に応して、微生物の種類を選択する
ことができる。たとえば、整腸作用を有する粒状製品を
得る場合には、ラクトバシラス属、ストレプトコツカス
属、リューコノストック属等に属する乳酸菌、およびビ
フィドバクテリウム属に属する公知の細菌を使用するこ
とが好ましい。そして整腸作用を有するという観点から
、大または動物の腸内に4息する細菌の中から1種また
は21!iIi以上組み合わせて使用することもできる
。さらにサイレージ添加剤用の粒状製品をつくる場合に
は、ストレプトコッカス・フエーカリスまたはラクトバ
シラス・プランダラムな亡を使用することが好ましい。
これらの細菌は、培養後に常法によって凍結乾燥または
真空曵燥される。得られた造粒物を粉砕、篩過し、その
まま造粒に使用することもできるが、常法により、乳糖
、乾燥デン粉等で倍散した粉末として使用するのが好ま
しい。この場合、倍散割合を変化して、倍散物中の生菌
数を任意に調節することもてきる。造粒物が、できるだ
け円滑な表面を有するように、この倍散物の粒度を10
0メツシユ以下(好ましくは150メツシユ以下)にす
るのが好ましい。
本発明の粒状製品は、以上の成分から構成されているが
、この粒状製品は、粒子の断面が芯材成分を中心として
その周囲に略々同心円状の層状に付着された被付着成分
からなっている点に、その特長を有する。また粒状製品
の表面を糖類または他の適当な脳科で被鉛した構造も本
発明の一実施qp i ”rある。
本発明の粒状製品を製造する方法の基本的特徴は、絶え
ず流動する少なくとも0.1%(重量)の芯材成分に、
実質的に水を含まず、かつ25〜600Cの融点を有す
るバインダーおよび有用微生物の乾燥粉末からなる99
.9%(重量)以下の被付着成分を層状に付着すること
にある。すなわち破は養成分として、少なくとも5%(
重量)のバインダーを、スプレーなとの手段によって、
芯材成分に均一に添加し、同時に95%(重量)以下の
有用微生物の乾燥粉末を添加する。そしてバインダーの
種類によって流動造粒槽内の温度を適宜調節し、バイン
ダーを固化させることによって、バインダーの有する付
着力で音用微生物の乾燥粉末を芯材成分に頓次荀状に伺
着し、所望の粒度になるまてこの造粒を継続する。
したがって本発明の方法においては、■流動、■バイン
ダーの温度および■流動造粒槽内の温度を適切な条件に
維持することが重要である。以下において、これらの条
件について説明する。
■流 動 本発明の造粒方法では、造粒開始直後の芯材成分および
造粒中の曲粒物は、回転しながら流WiJJ造粒槽内を
流動する必要がある。すなわち、このような流動によっ
て、バインダーを芯材成分または造粒物に均一に塗布し
、添加した有用微生物の乾燥粉末を、飛散することなく
、これらに均一に付着し、それによって造粒物を滑らか
な球状にすることができる。
前記の流動状態を得る方法としては、遠心流動造粒方法
を用いることが好ましい。この方法を実施する装置は、
流動造粒槽内の底部パンの周囲にスリットエアーの吹出
し口を有し、そのスリットを介して、槽の底部のパンが
回転するように設計されている。芯材成分および被造粒
物は、底部のパンの回転によって生しる回転力と遠心力
により緩かな傾斜を有する槽の底部のパンの周辺を回転
する。これにスリットエアーの吹出しによる撹拌力も加
わって被造粒物は、槽の底部のパンの周辺を流動しなが
ら回転する。
■バインダーおよび流iJL!l造粒槽内の温度バイン
ダーは、浴融された状態で、固化しないように保温され
たポンプおよび配管を通り、適当な温度範囲で、芯材成
分が流動し、回転している流動造粒槽内に供給される。
すなわち、バインダーの温度が低過ぎると、槽内におけ
るバインダーの固化が速過ぎるために、充分な付着力を
得ることができない。また流動造粒槽内の温度が低過ぎ
る場合も、同様にバインダーの固化速度が速過ぎるため
に、造粒が不可能になる。逆に、バインダーの温度が高
過ぎる場合および流動造粒槽内の温度が高過ぎる場合は
、バインダーの固化が起らないかまたはM慢であるため
に、充分な付着力が得られず、そのために6粒は非常に
困難になる。さらに、この場合に、被造粒物の温度が上
昇し、それによって乾燥粉末中の有用微生物の一部が死
滅することが実験によって確認され1、−0以上のこと
から、本発明の粒状製品の製造では、バインダーの供給
温度は、バインダーの融点より10〜156C高く、か
つ35〜75°Cの範囲に保持することが必要であり、
また流動造粒槽内の温度は、バインダーの融点より5〜
10℃低く、かつ15〜55°Cの範囲に保持すること
が必要であることがわかる。
遠心流動造粒装置におけるこのように厳密な流動造粒槽
内の温度調節は、スリットエアーの吹出し温度の調節に
よって行なうことがてきる。その時槽内では、流動と回
転を続けている芯旧成分に、有用微生物の乾a粉末が、
バインダーによって層状に付着し、造粒の継続により、
このような付着を繰り返して、造粒物が次第に大きくな
り、大きな球状の粒状製品に生長する。すなわち、この
ような装置を使用すると、有用微生物の乾燥粉末を、一
定の粒子サイズおよび滑らかな表面を有する略々真球駄
の粒状製品として得ることができる。
以上のようにして製造された本発明の粒状製品の表面に
、造粒と同じ条件で、目的に応じてコーティングを行な
うことができる。すなわち高い防湿性および酸素遮へい
性を賦与するためのコーティング、呈味、フレーバリン
グおよび/または着色のためのコーティング、腸溶性を
賦与するためのコーティングを行なうことができる。た
とえば、防湿性および酸素遮へい性をより高くするため
に、造粒時に使用したバインダーのみを、造粒と同一の
条件下に流動造粒装置に添加して、造粒物の表miに、
より厚いli!l!膜を形成することができる。また腸
溶性を賦与するために、造粒物の表面にシェラツクまた
はツエイン等の腸溶性物質を、同じ流動造粒装置を用い
てコーチインクすることもでき、その結果、@状製品の
広範でかつ多様な用途を開拓することもできる。さらに
、これらの粒状製品(造粒物)の製品価値をより高くす
るために、ビタミン類、腸内細菌生育促進物質、健東食
品の粒子または粉末管を芯材成分、有用微生物の乾燥粉
末またはバインダーに配合し、それによってこれらの成
分を粒状製品に加えることもできる。
次に本発明の粒状製品およびその製造方法についての試
験例および実施例を記述するが、本発明は、これらの例
によって限定されるものではなく、本発明の技術的範囲
は、その特許請求の範囲および発明の技術の開示に基づ
いて定められるべきである。
試験 l (造粒製品中の有用微生物の生残率)水を実
質的に使用しない造粒法による本発明の造粒製品と水ま
たは水溶液を使用する従来法による造粒製品における造
粒直後の有用微生物の生残率が比較された。
a)本発明の造粒製品(No、1): 実施例1と同一の方法によって製造された。
b)対照例1の造粒製品(No、2):実施例1におけ
るバインダーの融点35°Cのパルミチン酸プロピレン
グリコールエステルの代りに、50%ショ糖溶液を用い
て、実施例1と同様に造粒した彼、水分含量が4%(重
量)以下になるように乾燥して製造された。
C)対照例2の造粒製品(No、3)べ実施例1と同じ
ビフィズス菌の乾燥 生菌粉末 20重量部 コーンスターチ 50重量部 税脂粉乳 10重量部 50%ショ糖溶液 20重量部 上記の成分を1昆合して得たペースト状の混合物をスク
リーン式押出し造粒機において、常法により押出し造粒
した後、水分含量4%以下になるように乾燥して製造さ
れた。
d)微生物の生残率の測定 これらの試′爵について、それぞれ造粒前の乾燥粉末お
よび造粒直後の造粒物中のビフィズス菌の生菌数を、B
L寒天培地を用いた光間らの方法〔「日本細菌学雑誌」
第33巻、第6号、第753百(1978年)〕によっ
て測定し、前者に対する後者の百分率を算出し、これを
生残率とした。その結果を第1表に示す。
第1表の結果によると、造粒の際に水を使用しない本発
明の造粒製品は、水または水溶液を使用する従来法によ
る造粒製品よりも格段にすぐれたビフィズス菌の生残率
を示すことがわかる。
試験 2 (造粒物の保存性) ビフィズス菌の乾燥粉末を、水を使用せずに、造粒した
本発明の造粒製品、従来の押出法による造粒製品および
従来の打錠法による造粒製品の保存性(ビフィズス菌の
生@率)に対する酸素および湿度の影響が比較された。
a)本発明の造粒製品(No、1): 実施例1と同一の方法によって製造された。
b)対照例】のa粒製品(No、2):実施例1と同じ
ビフィズス菌の乾燥 生菌粉末 50重量部 乳 塘 15重量部 植物油脂(融点 39℃)35重量部 上記の成分を混合して得たペースト状の混合物をスクリ
ーン式押出し造粒機において、常法によリl’lll出
し貞粒して製造された。
C)対照例2のa粒製品(No、2):実施例1と同じ
ビフィズス菌の乾燥 生菌粉末 10重量部 乳糖(扛錠添加用)25重量部 乾燥コーンスターチ 5重量部 粉 糖 4ONIjk部 脱指粉$L 18重量部 滑沢剤 2M量部 上記の成分の混合物を常法により打錠成形することによ
って製造された。
d)酸素の影響 上述のNo、 1 、No、 2およびNo、 3の各
試料を密閉容器に入れ、容器の気相を空気のままにした
場合(酸素が存在する)と容器の気相を窒素で置換した
場合(酸素が存在しない)にして、それぞれを376C
のふ卵器に入れて、1ケ月保存した。
保存を開始する前のa粒製品中の生菌数と1ケ月保存後
の造粒製品中の生菌数を試験1と同じ方法によって測定
し、曲者に対する後者の百分率を算出し、これを生残率
(%)とした。その結果を第2表に示す。
第2表の結果によると、気相を、ガス置換せずに、空気
のままにして保存した場合、本発明の造粒製品は最良の
生残率を示し、窒素ガスで置換して保存した場合の生残
率とほとんど差がない。これに対して従来法による対照
例1および対照例2の造粒製品は、両者の場合の生残率
の差が大きい。
このことから、本発明の造粒製品は、従来法の造粒製品
(薄層状の玉ねぎ状にしないもの)に比べて、酸素に対
してすぐれた遮へい性を有することがわかった。
e)湿度の影響 上述のNo、 1 、 No、 2およびNo、 3の
各試料をシャーレにとり、蓋をせずに、炭酸カリウムの
飽和溶液と平衡させて、376C1相対湿度43%にし
た密閉容器に入れ、1ケ月間保存した。
(呆存を開始する前の造粒製品中の生菌数と1ケ月保存
後の造粒製品中の生菌数を試験1と同じ方法によって測
定し、前者に対する後者の百分率を算出し、これを生残
率(%)とした。その結果を第3表に示す。
第3表の結果によると、379C(7)温度および43
%の相対湿度の条件の下で保存した場合、本発明の造粒
製品が最高の有用微生物の生残率を示し !こ 。
木y2囮のへ絞側品は、開放状態であっても、吸湿性が
少なく、防湿性に優れていることもわかった。また37
°Cの温度および43%の相対湿度を超える条件の状態
で保存した場合、従来法にょる造粒製品は、吸湿が激し
く、短期間で粒子が軟化し、また褐変し、長期間の保存
ができないこともわかった。
実施例 1 遠心流動a粒装置CF−360(フロイント産業製)の
流動造粒槽内に、芯材成分として、14〜20メツシユ
のグラニユー糖組成物(商標名「ノンバレルtotにフ
ロイント産業製)300gを入れ、槽底のパンを回転さ
せながら、スリットエアーから、27〜30℃の温度の
空気を吹き出して流動造粒槽内の温度を27〜30℃に
調節しながら、グラニューW組成物を流動させた。次い
でバインダーとして、約506Cに保持した融点35℃
のパルミチン酸プロピレンクリコールエステル3007
Wjl!を流動している芯材成分に、エアー噴霧式スプ
レーガンにより20 ml; / winの割合で@露
した。この31gと同時に常法により調製したビフィズ
ス閉(ビフィドバクテリウム・ロンガムATCC157
08)の乾燥粉末(生菌数1.0 X 1010//g
) I K9を槽上部よりスクリューフィーダーにより
連続的に添加した。約15分間このような造粒を続け、
平均粒子径約1.7mm、平均重量約3.5mgのビフ
ィズス菌粉末の造粒物約1.5に9を得た。この造粒物
中のビフィズス菌粉末の割合は63.7%であった。試
験1と同一の方法で測定したこの造粒物のビフィズス菌
生菌数は59×108/gであり、生残率は約93%で
あった。
実施例 2 実施例1で得られた造粒物500gを実施例1と同し遠
心流動台li機において、:同様に流動させながら、流
動造粒槽内の温度を30〜32°Cに調節した。この流
動造粒槽内に300m1の5%(W/V)シェラツク・
エタノール溶液を10 mll / minの割合で噴
霧し、シエラッつて被覆した粒状製品を得た。続いて1
0 nJ / minの割合で5%(W/V)ツエイン
・エタノール溶’El 5007りを噴霧し、のち30
6Cで6時間真空乾燥し、シェラツク及びツエインで被
覆したeフイズス菌粉末の粒駄製品約520 IJを得
た。この粒状製品は、7.4%のシェラツク及びツエイ
ンからなる被覆物及び92.6%の造粒物より構成され
ている。試験1と同一の方法により測定したこの粒状製
品のビフィズス菌生菌数は、48 X 108/9であ
り、生残率は88%てあった。
実施例 3 実施例1と同じ遠心流動造粒装置の流動造粒槽内に芯材
成分として20〜24メツシユのグラニユー糖結晶30
0gを入れ、流動させながらスリットエアーの吹出し温
度及び量を調節し、流動造粒槽内の温度を32〜35°
Cに調節した。次いでバインダーとして約55°Cに保
持した融点426Cの植物油脂約5oomzをエアー噴
露式スプレーガンにより流動している芯材成分に207
rLl / minの割合て噴霧した。同時に常法によ
り調製した乳酸菌(ストレプトコッカス・フエカーリス
、ATCC8043)の乾燥粉末(生菌数25X107
g)IK9を槽上部よりスクリューフィーダーにより連
続的に添加した。約25分間造粒し、平均粒子径約1.
5順、平均重量約2.9哩の乳酸菌粉末の造粒物約1.
7Kgを得た。この造粒物中の乳酸菌粉末の割合は、5
7・1%である。衛生試験法(日本薬学金網、「衛生試
験法・注解J 、1980年版、257頁、金原出版社
、1980年)の微生物試験法により測定したこの造粒
物の乳酸菌生菌数は14×10/gであり生残率は98
%であった。
〔発明の効果〕
本発明によって奏せられる効果は次のとおりである。
1凸粒によっても生残率の高い摩れた有用微生物を含む
粒状製品が得られる。
2酸素遮へい性に優れ、空気の存在下でも保存性の優れ
た有用微生物を含む造粒物が得られる。
3防湿性に優れ、開放状態(非密尉状頓)でも保存性の
優れた有用微生物を含む造粒物が得られる。
4粒子の大きさのそろった円滑な球形の葡用微生1勿を
含tc1告拉謝力5混られる一 5表面に腸溶性等各種のコーティングが容易な有用微生
物を含む造粒物が得られる。
出願人 森永乳業株式会社 代理人 弁理士 津1)沼 手続補正書(自発) 昭和60年5月20日 特γ「庁長官 志 賀 学 殿 1 事件の表示 昭和59年特yr願第76622号 2 発明の名称 有用微生物粉末の粒試製品およびその製造法3 補圧を
する者 事件との関係 特許出願人 東京都港区芝五丁目33番1号 (612)森永乳業株式会社 代表者 門 前 貢 4代理人 5 補正の対象 明細書 6 補正の内容 (1)明細書第21貞第14〜15行の「前者に対する
後者の百分率を算出し、これを生残率とした。」を以下
のとおりに訂正し’114;、::、。
「次式から生残率を算出した。
(2)明細書第23頁第2行の「命粒製品(No、2)
Jを「造粒製品(No、3)Jに訂正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)’J>なくとも5%(重量)の、実質的に水を含
    ます、かつ25〜60″(:の融点を有するバインダー
    および95%(重量)以下の有用微生物の乾G粉末から
    なる、99・9%(重量)以下の被付着成分、および少
    なくとも帆1%(重量)の芯材成分からなり、前記の有
    用微生物の乾燥粉末がバインダーによって前記の芯材成
    分に層状に付着された&Vj造を有することを特徴とす
    る有用微生物粉末の粒状製品。 (2〕酸素遮へい性のコーティング、防淵性のコーティ
    ング、腸溶性のコーティングおよびこれらの性質を兼ね
    そなえたコーティングからなる群より選択されたコーテ
    ィングを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の有用微生物粉末の粒状製品。 (3)芯材成分が、塘類、有用微生物の乾燥粉末、有用
    微生物の乾燥粉末を主成分とする顆拉、有用微生物の乾
    燥粉末を主成分とする錠剤、有用微生物の乾燥粉末を主
    成分とするカプセルおよびこれらの混合物からなる群よ
    り選択されたものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載の有用微生物粉末の粒状製
    品。 (4)バインダーが、天然油脂、合成グリセリド、乳化
    剤、パラフィン、ワックスおよびこれらの混合物からな
    る群より選択されたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の有用微
    生物粉末の粒状製品。 (5)コーティングが、シェラツクおよびツエインから
    なる群より選択されたものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の有用
    微生物粉末の粒状製品。 (6ン芯材成分をa粒装置内に流動させること、実質的
    に水を含まない溶融状態のバインダーを芯材成分に噴霧
    すること、および有用微生物の乾燥粉末を芯材成分に供
    給し、それによって有用微生物の乾燥粉末を芯材成分に
    層状に付着させ、造粒することを特徴とする有用微生物
    粉末の粒状製品の製造法。 (7)造粒物を、酸素遮へい性の物質、防侃性の物質、
    腸溶性の物質およびこれらの混合物からなる群より選択
    されたものでコーティングすることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項に記載の有用微生物粉末の粒状製品の製
    造法。 (8)芯材成分が、造粒装置のパンの回転により起され
    る回転力と遠心力によって流動されることを特徴とする
    特許請求の範囲第6項または第7項に記載の有用微生物
    粉末の粒状製品の製造法。 (9)10〜50%(重量)のバインダーおよび50〜
    90%(重量)の有用微生物の乾燥粉末からなる被付着
    成分の爪が20〜99%(重量)であること、および芯
    材成分の量が1〜80%(重量)であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項ないし第8項のいずれかに記載
    の有用微生物粉末の粒状製品の製造法。 (lO)芯材成分の流動が、バインダーの融点よりも5
    〜lO℃低く、かつ15〜55℃の範囲内の温度で行な
    われることを特徴とする特許請求の範囲第6項ないし第
    9項のいずれかに記載の信用微生物粉末の粒状製品の製
    造法。 (11)バインダーの@霧が、バインダーの融点よりも
    10℃以上高く、かつ35〜75℃の範囲内の温度で行
    なわれることを特徴とする特許請求の範囲第6項ないし
    第10項のいずれかに記載の有用微生物粉末の粒状製品
    の製造法。 (12)芯材成分が、糖類、有用微生物の乾燥粉末、音
    用微生物の乾燥粉末を主成分とする顆粒、音用微生物の
    乾燥粉末を主成分とする錠剤および音用微生物の乾燥粉
    末を主成分とするカプセルからなる群より選択されたも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第6項ないし
    第11項のいずれかに記載の有用微生物粉末の粒状製品
    の製造法。 (13)バインダーが、天然油脂、合成グリセリド、乳
    化剤、パラフィン、ワックスおよびこれらの混合物から
    なる群より選択されたものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項ないし第12項のいずれかに記載の有
    用微生物粉末の粒状製品の製造法。 (14)腸溶性の物質が、シェラツクおよびツエインか
    らなる群より選択されたものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項ないし第13項のいずれかに記載の
    有用微生物粉末の粒状製品の製造法。
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