JPS6022069Y2 - クレ−ンの吊り荷振れ止め装置 - Google Patents
クレ−ンの吊り荷振れ止め装置Info
- Publication number
- JPS6022069Y2 JPS6022069Y2 JP12935479U JP12935479U JPS6022069Y2 JP S6022069 Y2 JPS6022069 Y2 JP S6022069Y2 JP 12935479 U JP12935479 U JP 12935479U JP 12935479 U JP12935479 U JP 12935479U JP S6022069 Y2 JPS6022069 Y2 JP S6022069Y2
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- Japan
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- sheaves
- sheave
- hoisting
- crane
- rope
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、クレーン桁上を走行するトロリにより水平移
動される吊り荷の振れを抑制するクレーンの吊り振れ止
め装置に関する。
動される吊り荷の振れを抑制するクレーンの吊り振れ止
め装置に関する。
本考案は、本考案の出願人が昭和5坪4月27日に出願
した出願番号特願昭53−4923咥に係る発明1クレ
ーンの吊り荷振れ止め装置J(特開昭54−14276
3号公報に掲載)を改良したものである。
した出願番号特願昭53−4923咥に係る発明1クレ
ーンの吊り荷振れ止め装置J(特開昭54−14276
3号公報に掲載)を改良したものである。
前記先願に係る発明の構成と作用は第3図に示されてい
る。
る。
但し、第3図は装置の右半分のみを示しており、左半分
は、右半分と同じ構成、作用を有するので、説明を簡単
にするため省略されている。
は、右半分と同じ構成、作用を有するので、説明を簡単
にするため省略されている。
この発明は、クレーン桁1上を前後方向に走行するトロ
リ2の右側に、吊り具5の右側が2本の巻上げロープ7
a、7bにより昇降可能に吊設され、1個の軸にシーブ
が2個づつ回動自在に支持されてなる上部シーブの2組
3 ay 3 bz 3c、3dが、トロリ2の右側
に前後に装着され、2個の軸に、シーブが1個づつ回動
自在に支持されてなる下部シーブの2組6a、6b、6
c、6dが、上部シーブ3aw 3b、 3ct 3d
に対応して、吊り具5上面の右側に前後に装着され、2
本の巻上げロープ7a、7bの各々が、それに対応する
上部シーブの一方3cg3Cs下部シーブの一方6a、
6b、下部シーブの他方6b、6d1上部シーブの他方
3b、3dに掛けとおされ、各上部シーブ3at 3b
、3c、3dとそれに対応する下部シーブ6a、6b、
6c、6dとの間の巻上げロープ7a、7bが下広がり
三角形の側面形状を2個形威し、両側面形状が互いに対
称に配置されているものである。
リ2の右側に、吊り具5の右側が2本の巻上げロープ7
a、7bにより昇降可能に吊設され、1個の軸にシーブ
が2個づつ回動自在に支持されてなる上部シーブの2組
3 ay 3 bz 3c、3dが、トロリ2の右側
に前後に装着され、2個の軸に、シーブが1個づつ回動
自在に支持されてなる下部シーブの2組6a、6b、6
c、6dが、上部シーブ3aw 3b、 3ct 3d
に対応して、吊り具5上面の右側に前後に装着され、2
本の巻上げロープ7a、7bの各々が、それに対応する
上部シーブの一方3cg3Cs下部シーブの一方6a、
6b、下部シーブの他方6b、6d1上部シーブの他方
3b、3dに掛けとおされ、各上部シーブ3at 3b
、3c、3dとそれに対応する下部シーブ6a、6b、
6c、6dとの間の巻上げロープ7a、7bが下広がり
三角形の側面形状を2個形威し、両側面形状が互いに対
称に配置されているものである。
このような構造において、各巻上げロープ7a、7bの
合成張力作用線がその交点Pにおいてなす角度をなるべ
く大きくなるようにし、かつ交点Pがなるべく吊り荷4
の重心Gに一致するように設定しておく。
合成張力作用線がその交点Pにおいてなす角度をなるべ
く大きくなるようにし、かつ交点Pがなるべく吊り荷4
の重心Gに一致するように設定しておく。
吊り荷4に水平慣性力Hが作用すると、吊り荷4は振れ
出し、巻上げロープ7a、7bの張力の水平分力Rは増
大する。
出し、巻上げロープ7a、7bの張力の水平分力Rは増
大する。
そして、吊り荷4は、水平分力Rが水平慣性力Hに等し
くなるまで振れるが、それ以上には振れない。
くなるまで振れるが、それ以上には振れない。
しかも、合成張力作用線の交点Pにおける角度を大きく
しているので、水平分力Rの増加は急速である。
しているので、水平分力Rの増加は急速である。
従って、吊り荷4の振れは、理論的には小さく抑制され
る筈である。
る筈である。
しかし、実際の巻上げロープ?a、7bにばばね作用が
あって、その弾性により伸縮するため、その分だけ吊り
荷4が余計に振れる上に、小量の振動が長く残るという
問題があった。
あって、その弾性により伸縮するため、その分だけ吊り
荷4が余計に振れる上に、小量の振動が長く残るという
問題があった。
本考案の目的は、このような問題を解決して、吊り荷の
振れを小さく抑制するとともに、急速に減衰させること
である。
振れを小さく抑制するとともに、急速に減衰させること
である。
本考案は、上記目的を遠戚するために、クレーン桁上に
前後方向に走行可能に支持されたトロリに、吊り具が4
本の巻上げロープにより昇降可能に吊設されたクレーン
において、1個の軸にシーブが2個づつ回動自在に支持
されてなる上部シーブの4組がトロリの4個所に方形状
に装着され、2個の軸にシーブが1個づつ回動自在に支
持されてなる下部シーブの4組が前記各上部シーブに対
応して吊り具上面の4個所に方形状に装着され、シーブ
が回動自在にかつ前後方向に移動可能に軸支されてなる
移動シーブの4個がクレーン桁前端部又はトロリに左右
方向に並設され、各移動シーブは隣接する2個づつが互
いに反対方向に移動可能に連結されるとともに4個のオ
イルダンパに連結され、各オイルダンパは戻しばねによ
り中立点方向に付勢されており、2個の巻上げドラムが
クレーン桁上方の一定個所に回動自在に左右に並設され
、各巻上げドラムから巻上げロープが2本づつ繰り出さ
れ、その後各巻上げロープはそれに対応する移動シーブ
、上部シーブの一方、下部シーブの一方、下部シーブの
他方、上部シーブの他方に掛けとおされた後、各ロープ
端がクレーン桁後端部に緊着され、各上部シーブとそれ
に対応する下部シーブとの間の巻上げロープが下広がり
三角形の側面形状を形成するとともに、同一の巻上げド
ラムから繰り出された巻上げロープの三角形側面形状が
互いに対向して対称に配置されるよう構成されている。
前後方向に走行可能に支持されたトロリに、吊り具が4
本の巻上げロープにより昇降可能に吊設されたクレーン
において、1個の軸にシーブが2個づつ回動自在に支持
されてなる上部シーブの4組がトロリの4個所に方形状
に装着され、2個の軸にシーブが1個づつ回動自在に支
持されてなる下部シーブの4組が前記各上部シーブに対
応して吊り具上面の4個所に方形状に装着され、シーブ
が回動自在にかつ前後方向に移動可能に軸支されてなる
移動シーブの4個がクレーン桁前端部又はトロリに左右
方向に並設され、各移動シーブは隣接する2個づつが互
いに反対方向に移動可能に連結されるとともに4個のオ
イルダンパに連結され、各オイルダンパは戻しばねによ
り中立点方向に付勢されており、2個の巻上げドラムが
クレーン桁上方の一定個所に回動自在に左右に並設され
、各巻上げドラムから巻上げロープが2本づつ繰り出さ
れ、その後各巻上げロープはそれに対応する移動シーブ
、上部シーブの一方、下部シーブの一方、下部シーブの
他方、上部シーブの他方に掛けとおされた後、各ロープ
端がクレーン桁後端部に緊着され、各上部シーブとそれ
に対応する下部シーブとの間の巻上げロープが下広がり
三角形の側面形状を形成するとともに、同一の巻上げド
ラムから繰り出された巻上げロープの三角形側面形状が
互いに対向して対称に配置されるよう構成されている。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
但し、第1図から第4図までの図面中の同一符号は、同
−又は類似の部分を示すものとする。
−又は類似の部分を示すものとする。
本実施例は、第1図に示すように、いわゆるコンテナク
レーンに本考案を実施した場合である。
レーンに本考案を実施した場合である。
クレーン桁1は、コンテナクレーンに前後方向に架設さ
れた左右2本の桁である。
れた左右2本の桁である。
トロリ2は、クレーン桁1上に前後方向に走行可能に支
持された台車である。
持された台車である。
上部シーブは、4組3 at 3 bs 3 ct
3 ds3et 3f、3g、3h設けられ、夫々は1
個の軸にシーブが2個づつ3at 3b、3c、3d
。
3 ds3et 3f、3g、3h設けられ、夫々は1
個の軸にシーブが2個づつ3at 3b、3c、3d
。
3e、3f、3g* 3b回動自在に支持されてなり
、2組の上部シーブ3a、3b、3c、3dはトロリ2
の右側に前後に、他の2組の上部シーブ3et 3f1
3g、3hはトロリ2の左側に前後に、方形状に装着さ
れている。
、2組の上部シーブ3a、3b、3c、3dはトロリ2
の右側に前後に、他の2組の上部シーブ3et 3f1
3g、3hはトロリ2の左側に前後に、方形状に装着さ
れている。
吊り荷4は吊り具5の下面に掴持されたコンテナである
。
。
吊り具5は、後述する4本の巻上げロープ7a、7b、
7c、7dにより、トロリ2に昇降可能に吊設されてい
る。
7c、7dにより、トロリ2に昇降可能に吊設されてい
る。
下部シーブは、4組6a、6b、6c、6dsee、6
f、6g、6h設けられ、夫々は2個の軸にシーブが1
個づつ6av 6b、6C96d。
f、6g、6h設けられ、夫々は2個の軸にシーブが1
個づつ6av 6b、6C96d。
6e、6L 6g、6b回動自在に支持されてなり、2
組の下部シーブ6a、6b16ct 6dは吊り荷5上
面の右側に前後に、他の2組の下部シーブ6e、6L%
6gt 6hは吊り具5上面の左側に前後に、上部シ
ーブ3a、 3b、 3ct 3d、3e、3L 3
gp 3hに対応して方形状に装着されている。
組の下部シーブ6a、6b16ct 6dは吊り荷5上
面の右側に前後に、他の2組の下部シーブ6e、6L%
6gt 6hは吊り具5上面の左側に前後に、上部シ
ーブ3a、 3b、 3ct 3d、3e、3L 3
gp 3hに対応して方形状に装着されている。
2個の巻上は下ラム8a、8bが、クレーン桁1の上方
に設けられた機械室(図示省略)内に、回動自在に左右
に並設されている。
に設けられた機械室(図示省略)内に、回動自在に左右
に並設されている。
移動シーブは、4個9a、9b、9c、9d設けられ、
夫々はシーブが回動自在にかつ前後方向に移動可能に軸
支されてなり、クレーン桁1前端部に左右方向に並設さ
れている。
夫々はシーブが回動自在にかつ前後方向に移動可能に軸
支されてなり、クレーン桁1前端部に左右方向に並設さ
れている。
隣接する2個の移動シーブ9a、9bは、2個の鎖車1
1a、llbを介して鎖10aにより、同様に2個の移
動シーブ9c、9dは、2個の鎖車11c、lidを介
して鎖10bにより、互いに反対方向に移動可能に連結
されている。
1a、llbを介して鎖10aにより、同様に2個の移
動シーブ9c、9dは、2個の鎖車11c、lidを介
して鎖10bにより、互いに反対方向に移動可能に連結
されている。
4個のオイルダンパ12a、12b、12c。
12dは、夫々のピストン棒が各戻しばね13a、13
b、13C? 13dにより中立点に復帰するように
付勢されており、ピストン棒を介して対応する移動シー
ブ9at 9bt 9c、 9dに連結されている。
b、13C? 13dにより中立点に復帰するように
付勢されており、ピストン棒を介して対応する移動シー
ブ9at 9bt 9c、 9dに連結されている。
巻上げロープは、4本7at 7by 7ct
7d設けられ、2本の巻上げロープ?a、7bは右側の
巻上げ下ラム8aから、他の2本の巻上げロープ7c、
7dは左側の巻上げロープ8bから繰り出される。
7d設けられ、2本の巻上げロープ?a、7bは右側の
巻上げ下ラム8aから、他の2本の巻上げロープ7c、
7dは左側の巻上げロープ8bから繰り出される。
その後、巻上げロープ7aはそれに対応する移動シーブ
9a、上部シーブの一方3dt下部シーブの一方6a、
下部シーブの他方6b。
9a、上部シーブの一方3dt下部シーブの一方6a、
下部シーブの他方6b。
上部シーブの他方3bに掛けとおされた後、ロープ端1
5がクレーン桁1後端部に繋着される。
5がクレーン桁1後端部に繋着される。
他の各巻上げロープ7bt 7c、7dも同様に、そ
れに対応する移動シーブ9b、9c、9d、上部シーブ
の一方3c、3e9 3g%下部シーブの一方6e、6
e、6g、下部シーブの他方6d、6f、6h、上部シ
ーブの他方3d、3f、3hに掛けとおされた後、各ロ
ープ端15がクレーン桁1後端部に繋着される。
れに対応する移動シーブ9b、9c、9d、上部シーブ
の一方3c、3e9 3g%下部シーブの一方6e、6
e、6g、下部シーブの他方6d、6f、6h、上部シ
ーブの他方3d、3f、3hに掛けとおされた後、各ロ
ープ端15がクレーン桁1後端部に繋着される。
これにより、各上部シーブ3at 3b、 3ct 3
d、 3et 3f3gt 3hとそれに対応する下部
シーブ6a、6b、6C,6dt 6e、6f、6g
、6hとの間の各巻上げロープ?a、7b、7c、7d
は、下床がり三角形の側面形状を4個形成するとともに
、一方の巻上げドラム8aから繰り出された2本の巻上
げロープ7a、7bが形成する2個の三角形側面形状は
互いに対向して対称に配置されており、他方の巻上げロ
ープ8bから繰り出された2本の巻上げロープ7cv7
dについても同様である。
d、 3et 3f3gt 3hとそれに対応する下部
シーブ6a、6b、6C,6dt 6e、6f、6g
、6hとの間の各巻上げロープ?a、7b、7c、7d
は、下床がり三角形の側面形状を4個形成するとともに
、一方の巻上げドラム8aから繰り出された2本の巻上
げロープ7a、7bが形成する2個の三角形側面形状は
互いに対向して対称に配置されており、他方の巻上げロ
ープ8bから繰り出された2本の巻上げロープ7cv7
dについても同様である。
本実施例は上記のように構成されたものであるが、次に
その作用を第4図に基づいて説明する。
その作用を第4図に基づいて説明する。
但し、第4図は装置の右半分のみを示しており、左半分
は、右半分と同じ構成、作用を有するので、説明を簡単
にするため省略されている。
は、右半分と同じ構成、作用を有するので、説明を簡単
にするため省略されている。
吊り荷4を荷役中のトロリ2は始動、停止を繰り返すの
で、吊り荷4の重心Gにはその加速度又は減速度により
前後方向に水平慣性力Hが作用する。
で、吊り荷4の重心Gにはその加速度又は減速度により
前後方向に水平慣性力Hが作用する。
水平慣性力Hが前向き(図中の矢印方向)に作用した場
合には、吊り荷4は水平慣性力Hの方向に振れ出す。
合には、吊り荷4は水平慣性力Hの方向に振れ出す。
このとき、巻上げロープ7aの張力が減少するのに対し
、巻上げロープ7bの張力は増大するので、吊り荷4に
は、各巻上げロープ7a、7bの合成張力の水平分力R
が水平慣性力Hと反対方向に作用し、吊り荷4は、水平
分力Rが水平慣性力Hに等しくなるまで振れる。
、巻上げロープ7bの張力は増大するので、吊り荷4に
は、各巻上げロープ7a、7bの合成張力の水平分力R
が水平慣性力Hと反対方向に作用し、吊り荷4は、水平
分力Rが水平慣性力Hに等しくなるまで振れる。
しかし、実際には、各巻上げロープ?a、7bには弾性
があって張力により伸縮するので、吊り荷4は、巻上げ
ロープ?a、7bに弾性がないと仮定した場合よりも、
伸縮の分だけ余計に振れている。
があって張力により伸縮するので、吊り荷4は、巻上げ
ロープ?a、7bに弾性がないと仮定した場合よりも、
伸縮の分だけ余計に振れている。
そして、トロリ2が定速走行又は停止して水平慣性力H
が無くなると、吊り荷4は逆方向に振れ出し、巻上げロ
ープ7aの張力は増大し、巻上げロープ7bの張力は減
少する。
が無くなると、吊り荷4は逆方向に振れ出し、巻上げロ
ープ7aの張力は増大し、巻上げロープ7bの張力は減
少する。
以後、吊り荷4は振り子のように振動し、各巻上げロー
プ?a、7bの張力は増減を繰り返えす。
プ?a、7bの張力は増減を繰り返えす。
巻上げロープ7bの張力が巻上げロープ7aの張力より
も大きい場合(図示の場合)には、巻上げロープ7bは
移動シーブ9bをトロリ2の方向に引張って移動させる
とともに、鎖10aを介して移動シーブ9aを移動シー
ブ9bと反対方向に移動させる。
も大きい場合(図示の場合)には、巻上げロープ7bは
移動シーブ9bをトロリ2の方向に引張って移動させる
とともに、鎖10aを介して移動シーブ9aを移動シー
ブ9bと反対方向に移動させる。
これと同時に、各移動シーブ9at9bに連結されたオ
イルダンパ12a、12bは、夫々のピストン棒が各戻
しばね13a、13bに抗して動かされ、吊り荷4の振
動エネルギと各巻上げロープ7a、7bの弾性エネルギ
を吸収する。
イルダンパ12a、12bは、夫々のピストン棒が各戻
しばね13a、13bに抗して動かされ、吊り荷4の振
動エネルギと各巻上げロープ7a、7bの弾性エネルギ
を吸収する。
その結果吊り荷4の振動と各巻上げロープ7a、7bの
伸縮は急速に減衰され、最後には、各戻しばね13a、
13bの復元力により、吊り荷4、各移動シーブ9a、
9b、各オイルダンパ12a、12bは夫々の中立点に
復帰腰静止状態が安定に保持される。
伸縮は急速に減衰され、最後には、各戻しばね13a、
13bの復元力により、吊り荷4、各移動シーブ9a、
9b、各オイルダンパ12a、12bは夫々の中立点に
復帰腰静止状態が安定に保持される。
装置の左半分の作用も、上記と同様であることはいうま
でもない。
でもない。
なお、本実施例では、移動シーブ9a、9b。
9c、9d、鎖10a、10b、鎖車11a、11 b
y 11 C,11d1オイルダンパ12a、12b
、12c、12d及び戻しばね13a、13b、13c
、13dがクレーン桁1の前端部に設けられていたが、
他の実施例として、第2図に示すように、これらがトロ
リ2の前端部に設けられてもよく、その作用、効果は同
様である。
y 11 C,11d1オイルダンパ12a、12b
、12c、12d及び戻しばね13a、13b、13c
、13dがクレーン桁1の前端部に設けられていたが、
他の実施例として、第2図に示すように、これらがトロ
リ2の前端部に設けられてもよく、その作用、効果は同
様である。
但し、この場合には、クレーン桁1の前端部に、各巻上
げロープ7a、1b、7c、7dを方向転換させる4個
の固定シーブ14a、14b、14c、14dが左右方
向に並設される。
げロープ7a、1b、7c、7dを方向転換させる4個
の固定シーブ14a、14b、14c、14dが左右方
向に並設される。
先願に係る発明に比し、本考案はオイルダンパを具備し
ているので、吊り荷の振れが小さく抑制されるだけでな
く、巻上げロープの弾性による吊り荷の小量の振れが長
く残るおそれはない。
ているので、吊り荷の振れが小さく抑制されるだけでな
く、巻上げロープの弾性による吊り荷の小量の振れが長
く残るおそれはない。
本考案は、上記のように構成したものであるが、巻上げ
ロープの掛は方がすぐれているので、吊り荷の振れを小
さく抑制することができ、また、オイルダンパを具備し
ているので、吊り荷の振れを急速に減衰させることがで
きるのみならず、巻上げロープの弾性による吊り荷の小
量の振れが長く残るおそれもない。
ロープの掛は方がすぐれているので、吊り荷の振れを小
さく抑制することができ、また、オイルダンパを具備し
ているので、吊り荷の振れを急速に減衰させることがで
きるのみならず、巻上げロープの弾性による吊り荷の小
量の振れが長く残るおそれもない。
従って、荷役作業を安全に、かつ効率よ〈実施でき、そ
の効果は顕著である。
の効果は顕著である。
第1図は本考案の一実施例を示すクレーンの吊り荷振れ
止め装置の斜視図、第2図は本考案の他の実施例を示す
クレーンの吊り荷振れ止め装置の斜視図、第3図は先願
に係る発明のクレーンの吊り荷振れ止め装置を示す正面
図、第4図は第1図に示す本考案の一実施例の作用説明
図である。 1・・・・・・クレーン桁、2・・・・・・トロ’J、
3a、3bt 3ct 3dt 3et 3ft 3g
t 3h−−−−−−上部シーブ、5−−−−−−吊り
具、6a、6b、6c、6at 6et 6ft
6gt 6h−−−−−−下部シーブ、7a、7b
、7ct 7d”””巻上げロープ、8a。 8 b****sa巻上げドラム、9at 9bt
9ct 9d・・・・・・移動シーブ、12a、1
2b、12c、12d 66@6@IIオイルダンパ、
13 at 13 by 13 c。 13d・・・・・・戻しばね、15・・・・・田−プ端
。
止め装置の斜視図、第2図は本考案の他の実施例を示す
クレーンの吊り荷振れ止め装置の斜視図、第3図は先願
に係る発明のクレーンの吊り荷振れ止め装置を示す正面
図、第4図は第1図に示す本考案の一実施例の作用説明
図である。 1・・・・・・クレーン桁、2・・・・・・トロ’J、
3a、3bt 3ct 3dt 3et 3ft 3g
t 3h−−−−−−上部シーブ、5−−−−−−吊り
具、6a、6b、6c、6at 6et 6ft
6gt 6h−−−−−−下部シーブ、7a、7b
、7ct 7d”””巻上げロープ、8a。 8 b****sa巻上げドラム、9at 9bt
9ct 9d・・・・・・移動シーブ、12a、1
2b、12c、12d 66@6@IIオイルダンパ、
13 at 13 by 13 c。 13d・・・・・・戻しばね、15・・・・・田−プ端
。
Claims (1)
- クレーン桁上に前後方向に走行可能に支持されたトロリ
に、吊り具が4本の巻上げロープにより昇降可能に吊設
されたクレーンにおいて、1個の軸にシーブが2個づつ
回動自在に支持されてなる上部シーブの4組がトロリの
4個所に方形状に装着され、2個の軸にシーブが1づつ
回動自在に支持されてなる下部シーブの4組が前記上部
シーブに対応して吊り具上面の4個所に方形状に装着さ
れ、シーブが回動自在にかつ移動可能に軸支されてなる
移動シーブの4個がクレーン桁前端部又はト田ノに左右
方向に並設され、各移動シーブは隣接する2個づつが互
いに反対方向に移動可能に連結されるとともに4個のオ
イルダンパに連結され、各オイルダンパは戻しばねによ
り中立点方向に付勢されており、2個の巻上げ下ラムが
クレーン桁上方の一定個所に回動自在に左右に並設され
、各巻上は下ラムから巻上げロープが2本づつ繰り出さ
れ、その後各巻上げロープはそれに対応する移動シーブ
、上部シーブの一方、下部シーブの一方、下部シーブの
他方、上部シーブの他方に掛けとおされた後、各ロープ
端がクレーン桁後端部に緊着され、各上部シーブとそれ
に対応する下部シーブとの間の巻上げロープが下床がり
三角形の側面形状を4個形成するとともに、同一の巻上
げ下ラムから繰り出された巻上げロープの三角形側面形
状が互いに対向して対称に配置されている構成のクレー
ンの吊り荷振れ止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12935479U JPS6022069Y2 (ja) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | クレ−ンの吊り荷振れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12935479U JPS6022069Y2 (ja) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | クレ−ンの吊り荷振れ止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5647885U JPS5647885U (ja) | 1981-04-28 |
JPS6022069Y2 true JPS6022069Y2 (ja) | 1985-07-01 |
Family
ID=29361129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12935479U Expired JPS6022069Y2 (ja) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | クレ−ンの吊り荷振れ止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022069Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-20 JP JP12935479U patent/JPS6022069Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5647885U (ja) | 1981-04-28 |
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