JPS6022026B2 - 接着剤処理ポリエステル繊維材料の製造方法 - Google Patents

接着剤処理ポリエステル繊維材料の製造方法

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JPS6022026B2
JPS6022026B2 JP56052934A JP5293481A JPS6022026B2 JP S6022026 B2 JPS6022026 B2 JP S6022026B2 JP 56052934 A JP56052934 A JP 56052934A JP 5293481 A JP5293481 A JP 5293481A JP S6022026 B2 JPS6022026 B2 JP S6022026B2
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    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
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    • D06M15/37Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/39Aldehyde resins; Ketone resins; Polyacetals
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は接着剤処理ポリエステル繊維材料の製造法に関
し、更に詳しくはポリエステル繊維材料とゴムとを良好
に接着させ、かつ高温使用下においても接着劣化を少な
くした新規な接着剤処理ポリエステル繊維材料の製造法
に関する。
ポリエチレンテレフタレートを代表とする主鏡中にェス
テル結合を有する線状高分子であるポリエステル材料は
、ナイロン等の材料と比較して安定な力学的特性を保持
し、応力緩和が少ないこと、クリープ特性が優れている
こと、伸長弾性回復率が優れていること等から、フィラ
メント、糸条、コード、ケーブル、コード織物、帆布等
の形で、タイヤ、ベルト、空気バネ、ゴムホース等のゴ
ム物品の補強材料として極めて有用である。
しかしながら、これらのゴム物品の補強材料としてポリ
エステル材料を使用する場合、ポリエステルは高次構造
的に繊密でありかつ官能基が少ないため、ナイロン、レ
ーヨン等の材料とゴムとを良好に接着させることが可能
な接着剤であるレゾルシンホルムアルデヒド初期縮合物
とゴムラテックスとからなるRFL液では充分な接着が
得られない。この為、古くは、ポリエステル表面をアル
カリ、アミン処理し、表面に−OH,一COO日,一N
R2(Rは水素又はアルキル基)等の活性基を増加させ
る方法やィソシアネート化合物、ェポキシ化合物により
ポリエステル表面に水素結合館を有する或いは一次結合
可能な官能官を導入し、その後、RFLで処理する方法
及び接着剤組成物が数多〈提出されている。
しかしながら、ィソシアネート化合物、ェポキシ化合物
等は反応性が高く、RFLの溶媒である水、及びRFと
反応するため一液組成の接着液とすることは困難である
その為、ポリエステルの接着剤処理は二段に分けて行な
う必要があり、それだけ、余分の設備及び熱を要するた
め、省資源、省エネルギーの点から好ましくない。又、
ェポキシ化合物、イソシアネートは熱処理時に発生する
発煙が非常に多く、環境の汚染、公害の点からも好まし
くない。更に性能的にも系が硬化し、製造上、取り扱い
が困難で、これらで接着剤処理を施したポリエステル繊
維で補強されたゴム物品の製品寿命を低下させ、高歪下
あるいは高温下で使用した場合、急激な接着劣化を起す
欠点を有している。一方、一液形態で一段処理可能なポ
リエステル繊維材料用接着剤として、レゾルシン類とフ
ェノール類の3核共縮合体をRFLと共に用いるもの(
持公昭46−11251号公報)、活性メチレン基含有
p‐置換フェノール(オリゴマー)としゾルシンを反応
させ、更にメチロール化したものをRFLと用いるもの
(侍公昭47−39567号公報)等が提案されている
が、これらはゴム工業において必要とする接着力がまだ
不十分である。
本発明は一段処理で高い接着力を発現し、かつ高温下で
の使用において接着劣化が少なく、更にこのもので処理
されたコードが柔軟な、接着剤を用いて接着剤処理ポリ
エステル繊維材料を製造する方法を提供することを目的
とするもので、m−アルコキシフェノール誘導体としゾ
ルシン誘導体とホルムアルデヒドの共縮合体からなる接
着剤の利用に関するものである。
すなわち本発明は一般式(1)、 (式中、R,は水素または炭素数1〜3のアルキル基、
R2は炭素数1〜4のアルキル基を表わす)で示される
化合物と、一般式(0)、 (式中、Rは水素または炭素数1〜3のアルキル基を表
わす)で示される化合物を、酸性触媒下でホルムアルデ
ヒドと縮合させて得られる、ァルコキシフェノール誘導
体・レゾルシン誘導体・ホルムアルデヒド共縮合物を接
着剤として用いる接着剤処理ポリエステル繊維材料の製
造法に関するものである。
本発明で用いられる一般式(1)のアルコキシフェノー
ル議導体のR,,R2の炭素数に上限があるのは、炭素
数がそれ以上になると生成共縮合物の反応性あるいはポ
リエステルへの親和性が低下し接着力を良好に発揮でき
ないためである。
式(1)の化合物の具体例としては、mーメトキシフエ
ノール、m一エトキシレフエノール、m−プロボキシフ
エノール、m−ブトキシフエノール、3ーメトキシー5
−メチルフエノール、3−メトキシー5ーエチルフエノ
ール、3ーメトキシー5ープロピルフェノール等が挙げ
られる。また一般式(0)のレゾルシン誘導体のRの炭
素数の上限は一般式(1)の場合と同様、良好な接着力
を発現するために設けられており、式(U)の化合物の
具体例としては、レゾルシン、5−メチルレゾルシン、
5ーエチルレゾルシン、5−ブロピルレゾルシン等が挙
げられる。
本発明における共縮合物の製法としては、m−アルコキ
シフヱノール誘導体、レゾルシン誘導体を混合し、これ
に水と塩酸、硫酸、シュウ酸等の酸性触媒を加え、この
ものに37%ホルマリン水溶液を滴下し一段で共縮合物
を得る方法や、m−アルコキシフェノール譲導体に予め
NaOH、KOH等のアルカリ触媒下でホルムアルデヒ
ドを付加させた後、酸性下でレゾルシン誘導体と反応さ
せる方法や、この方法においてm−アルコキシフェノー
ル誘導体としゾルシン誘導体とを逆転して用いる方法等
、いずれの方法を用いてもよい。
本発明におけるm−アルコキシフェノール誘導体・レゾ
ルシン謙導体・ホルムアルデヒド共縮合物はGPC等の
分子量分析機器による解析でも解るように、他のヒドロ
キシベンゼンのホルムアルデヒド縮合物と同様なある程
度の分子量分布を有しているが、接着剤として有効な分
子量300〜600の範囲のもので、この範囲のものを
選択的に採取するか、これを主成分とすることが好まし
い。
これは分子量が300以下、または600以上ではポリ
エステルへの浸透力が少なく、接着力が有効に発現しな
いためである。m−アルコキシフェノ−ル叢導体としゾ
ルシン誘導体の比率は一般には2:1〜1:4、好まし
くは1:1〜1:3(モル比)の範囲とする。次に本発
明による接着剤処理ポリエステル繊維材料の製造法につ
いて説明する。
前記の共縮合物は加硫性接着肋剤として周知のRFLと
共に用いられ、そのポリエステル繊維材料への適用は一
段処理、二段処理いずれによっても可能であるが、繊維
材料を処理する前に水で希釈して使用するのがよい。該
共縮合物は置換基の炭素数の合計が、2以下のm−アル
コキシフヱノール、つまり、mーメトキシフェノール又
はmーェトキシフェノール又は3ーメトキシー5−メチ
ルフェノールとしゾルシソのホルムアルデヒド共縮合物
の場合は、アルカリ性の水に溶解するが、それ以外のm
−アルコキシフェノールレゾルシンホルムアルデヒド共
縮合物の場合、あるいはm−アルコキシフェノール・ア
ルキルレゾルシンホルムアルデヒド共縮合物の場合、つ
まりベンゼン上の置換基の炭素数が増加する程、アルカ
リ性の水への溶鱗性は悪くなる。
前記の共縮合物においては、アルカリ性の水に溶解する
ものについては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ア
ルカリ士類金属の水酸化物、水酸化アンモニウム、モノ
メチルアミン等の有機アミンを用いて水に溶解希釈する
。最も好ましいアルカリ性物質は水酸化アンモニウムで
ある。又、アルカリ性の水への溶解性の悪いものにつし
、ては、任意のアニオン系界面活性剤を用いてポールミ
ル、サンドミル等の分散機により、水分散させることが
出来る。
この場合水分散に使用する界面活性剤の量は、分散性状
が悪くならない程度にできるだけ少量にすることが、接
着力を有効に発現するために必要である。−段処理の場
合、前述の共縮合物の水溶液あるいは水分散液をRFL
と混合し接着剤組成物液を構成する。
共縮合物とRFLの混合比率としては、各々の固形分の
比率で25:loo乃至125:100が好適に使用さ
れ、少な過ぎる場合、多すぎる場合共に接着力が低下す
る。このように構成された接着剤組成物液(以下接着液
という)をポリエステルに付着せしめ、接着剤処理ポリ
エステル繊維材料を調製する。このような処理を施した
繊維材料を加流性未加硫ゴムに接して加硫することによ
り、ゴムとポリエステルと強固に接着させることができ
る。接着液で繊維材料を処理する方法は、繊維材料を接
着液中に浸潰させて付着させる方法、接着液を塗布する
方法あるいはスプレーする方法等があり、その場に応じ
て適当な方法を選べば良い。該接着液を繊維材料に付着
せしめた後、熱処理することにより、接着剤処理ポリエ
ステル繊維材料を調製する。
この熱処理は少なくとも、20000以上好ましくは2
2ぴ0以上250℃以下の温度で、施すのが良い。理由
は接着剤成分はポリエステル繊維中に拡散することによ
って接着力を発現するものであり、温度が高い程、良好
な結果が得られ、特に200午0以以下の温度では拡散
性が非常に悪いためである。更に250℃以上の温度で
はポリエステル繊維の劣化、強度の低下が見られるので
好ままし〈ない結果が得られる。又、通常の接着剤処理
においては、この熱処理工程の前に、溶媒を発揮させる
目的で、200℃以下の温度で乾燥処理を行なうが、本
発明の熱処理前にこの乾燥処理を行ってもよい。本発明
で用いるRFLの調製法としては、レゾルシンとホルム
アルデヒドの反応モル比を1.0:0.8〜1:7の範
囲内で、アルカリ触媒(例えば苛性ソーダ、苛性カリ、
水酸化アンモニウム、尿素、チオ尿素等)を用いて数時
間熟成後、ゴムラテックスと1:100から35:10
0の範囲で混合し、更に数時間熟成するか、最初からし
ゾルシン、ホルムアルデヒド、ゴムラテックスを上記の
比率で混合熟成してもよい。
アルカリ触媒の添加量はRFLのpHが8.5〜12.
0の間になるように調整する。特に好適な触媒は水酸化
アンモニウムであり、この場合、最初からしゾルシン、
ホルムアルデヒド、ゴムラテツクスを混合後、熟成する
のがよい。またRFLに使用するゴムラテツクスとして
は天然ゴムラテツクス、スチレンブタジヱン共重合ゴム
ラテツクス、スチレンビニルピリジンブタジェン共重合
ゴムラテックス等の合成ゴムラテックス、の中の1種あ
るいは2種以上を用いてよく、一般に接着の対象とする
ゴムの種類に応じてゴムラテツクスの種類を決める。前
記の共縮合物を用いてポリエステル繊維の2段処理をす
る場合、その共縮合物のアルカリ水溶液あるいは水分散
液又はアルコール等の有機溶媒を添加した水溶液(1段
処理における界面活性剤の代りに有機溶媒使用)に繊維
を浸潰させ、その後220oo以上250つ○以下の温
度で熱処理し、次にRFL液に浸債、RFLを付着せし
め、再度20ぴ0以上250℃以下の温度で、熱処理を
行う。
二段処理の場合は始めの共縮合物の熱処理時にポリエス
テル繊維内に共統合物が充分拡散しているので、2回目
のRFL付着後の熱処理は20000以上250oo以
下の温度で充分な接着力が得られる。前記の共縮合体の
形成する樹脂、またはRFLと混合して形成する樹脂は
非常に柔軟であるためコードを硬化させることがなく、
またこれらの共縮合体がポリエステル繊維に対して親和
性が高く、ポリエステル繊維に対し溶解拡散性が高いた
めポリエステル表面い極めて多数、拡散し、更にこれら
の共縮合体は官能基が多く反応性が高いためRFL中の
RFと絹状高分子化することにより極めて強固に結合す
るので、従来のものに比べ極めて高い接着力を発現する
また前記の共縮合体の接着力を増大する目的で、ポリエ
ステル繊維の分子鎖間の結合力を弱め、共縮合体等の異
分子をポリエステル分子鎖間に拡散させる効果を有して
いる安息香酸、安息香酸メチル、安息香酸プロピル、サ
リチル酸、サリチル酸メチル、アセトフェノン、ブロピ
ルフェノン、フエノ−ル、p−クロルフエノール、pー
ニトロフエノール、p−クロルフエノール、モノクロル
ベンゼン、ジクロルベンンゼン、トリクロルベンゼン、
ジプロムベンゼン等ポリエステル染色時に用いられるキ
ャリア‐剤、および3,5ーキシレノールのホルムアル
デヒド縮合物、tーブチルフェノールとクレゾールのホ
ルムアルデヒド縮合物、m−メトキシ安息香酸のホルム
アルデヒド縮合物、tーブチルフェノールのホルムアル
デヒド縮合物、1,1ビス(2,4ジヒドロキシフェニ
ル)ジサルフアィド等のポリエステルに対して拡散性が
高くポリエステル分子鎖間を膨潤させる効果を有する膨
欄剤を併用することもできる。
共縮合体/膨潤剤=100/15〜100/20が好ま
しく、キャリア−剤、膨渡剤共に水溶性のものはそのま
ま水に溶解させ、水に不溶性のものは適当なァニオン系
界面活性剤を使用して水分散させて用いる。実施例 1
(部は全て重量部を示す) mーメトキシフェノール124部(1モル)、シュウ酸
0.62郭およびアセトン248部を温度計、瀦梓機、
還流装置、滴下ロート口を備えた反応装置に仕込み6ぴ
0で燈拝しながら37%ホルマリン24.3部を1時間
かけて滴下した。
滴下後直ちにレゾルシン62部(0.5モル)、シュウ
酸0.31部を添加し、60℃で燭拝しながら37%ホ
ルマリン39.鍔郡を2時間かけて滴下し、されに同温
度で3時間渡洋を続けた。該反応液中アセトン、水を除
去した後、蒸留器に該液をうつし減圧蒸留にて残存して
いるm−メトキシフェノール・レゾルシンを除去し、m
ーメトキシフエノール、レゾルシン・ホルムアルデ、ヒ
ド樹脂を得た。以上の方法で得られたるmーメトキシフ
ェノールレゾルシンホルムアルデヒド共縮合物を固形分
で15重量部採取し、28%水酸化アンモニウム水溶液
10.5重量部を加え、全量が100の重量部になるよ
うに水を加えて、mーメトキシフェノールレゾルシンホ
ルムアルデヒド共統合体アンモニア水溶液を得た。
この共縮合物のアンモニア水溶液75重量部と下記組成
のRFLIOの重量部を混合し接着液を調製した。この
RFLは下記組成に調整し48時間熟成したものである
。第1表 次にポリエステル材料として、撚構造150の/2、上
撚数40回/10伽、下撚数4m副/1比松のポリエチ
レンテレフタレートタィャコードを前記の接着液に浸潰
し、次に150℃で1.粉ご間乾燥後240℃に保った
空気雰囲気中で2分間処理した。
この処理コードと下記第2表の配合ゴム組成物を用いて
、接着力を評価した。第2表接着力評価は、接着剤処理
コードを第2表の未加硫状態の配合ゴム組成物に埋込み
、14yC×30分、20k9/地の加圧下に加硫、得
られた加硫物かりコードを堀り起こし、毎分30狐の速
度でコードを加稀物から剥離し剥離抗力を測定してこれ
を接着力(kg/本)とした。
結果を第3表に示す。実施例 2〜8、比較例 1,2
実施例1におけるm−メトキシフェノール・レゾルシン
・ホルムアルデヒド共縮合物の代りに、アルコキシフェ
ノール部分を変えたもの(実施例2〜5、比較例1)、
レゾルシン部分を変えたもの(実施例6〜8、比較例2
)等、種々の共縮合物を用いて実施例1と同様の接着液
を得、同機の方法で評価し、その結果を第3表に示す。
なお、実施例3,4,7,8,比較例1,2については
、この共縮合物はアルカリ性の水に不溶の為、英縮合物
15重量部に対しデモールEP(花王アトラス製アニオ
ン系界面活性剤の商品名)を1.5重量部、水835重
量部混合後実験室用サンドグラインダーに仕込みガラス
ビーズとともに高速回転させ、固形樹脂分15重量%の
共縮合物の水分散液を調製した。比較例 3 レゾルシンとホルムアルデヒドを酸性触媒下で反応させ
たレゾルシン・ホルムアルデヒド縮合物を実施例1にお
けるm−メトキシフェノール・レゾルシン・ホルムアル
デヒド共縮合物の代りに用い、実施例1と同様の接着液
を得、同様の方法で評価した。
結果は表3に示す。実施例 9 実施例1のmーメトキシフェノール・レゾルシン・ホル
ムアルデヒド共縮合物アンモニア水溶液に実施例1の撚
構造のボルェステルタィャコードに浸潰し、次に150
qoで1.5分間乾燥後240q Cに保った空気雰囲
気中で2分間熱処理した後、実施例1のRFLに浸潰し
引き続いて、150℃で1分間乾燥等240ooに保っ
た空気中雰囲気中で1分間熱処理する二段処理を行った
以下、この接着剤処理コードを実施例1と同様の方法に
て評価した。実施例 10実施例6で得たm−メトキシ
ー5ーメチルレゾルシンホルムアルデヒド共縮合物を用
いて、実施例9と同様の方法で評価した。
以上の結果を第3表に示す。
第3表 比較例 4 実施例1で用いたRFLを接着液として使用し、同様の
方法で評価した。
実施例 11〜14、比較例 5 実施例1のmーメトキシフヱノール・レゾルシン・ホル
ムアルデヒド共縮合物アンモニア水溶液をRFLとの固
形分での混合比を変えた接着液を使用し、以下実施例1
と同様の方法で評価した。
以上の共縮合体/RFL比による結果を第4表に示す。
第4表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素または炭素数1〜3のアルキル
    基を、R_2は炭素数1〜4のアルアル基を表わす)で
    示される化合物と、一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素または炭素数1〜3のアルキル基を
    表わす)で示される化合物を、酸性触媒下でホルムアル
    デヒドと縮合させて得られる、アルコキシフエノール誘
    導体・レゾルシン誘導体・ホルムアルデヒド共縮合物か
    らなる接着剤とRFL(レゾルシン・ホルムアルデヒド
    ・ラテツクス)を予め混合したものでポリエステル繊維
    材料を処理するか、上記共縮合物をポリエステル繊維材
    料に付着せしめ、次いでRFLで処理することを特徴と
    する接着剤処理ポリエステル繊維材料の製造方法。 2 アルコキシフエノール誘導体・レゾルシン誘導体・
    ホルムアルデヒド共縮合物として平均分子量が300〜
    600のものを主成分とする共縮合物を用いる、特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
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