JPS60219268A - 被覆用樹脂組成物及びその被覆方法 - Google Patents

被覆用樹脂組成物及びその被覆方法

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JPS60219268A
JPS60219268A JP7554784A JP7554784A JPS60219268A JP S60219268 A JPS60219268 A JP S60219268A JP 7554784 A JP7554784 A JP 7554784A JP 7554784 A JP7554784 A JP 7554784A JP S60219268 A JPS60219268 A JP S60219268A
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JP
Japan
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resin
copper
coating
triazole
resin composition
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JP7554784A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kato
敏幸 加藤
Shunji Ito
俊司 伊藤
Tomohiro Sugawara
菅原 智浩
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高湿度雰囲気中や水中曝露等におけ(従来技
術とその問題点、) 銅馨熱硬化件樹脂ン主成分とする被覆剤(フェス等)で
処理することは、電気絶縁性、腐蝕防止などを目的とし
広く行なわれている。
従来、銅ン被憶する場合、銅を予め脱脂処理するか又は
脱脂処理した銅を化年的、あるいは電気化学的な処理(
化成処理)ン施した後、被楊剤で処理してい″る。しか
し、単に脱脂処理しただけのものは、銅に対する塗膜の
密着性が不光分であったり、空気中の水分などによる密
着性の低下、鋼の腐蝕などの問題点2有するため、一般
的には化成処理を施した銅が用いられる。化成処理方法
としては、例えば、クロム酸又は重クロム酸の水溶液で
処理し銅表面に金属の酸化物、亜酸化物の被膜ン形成さ
せる方法(クロメート処理)、加熱したアルカリ金属硫
化物の溶液で処理し銅表面に金属の硫化物の被腺乞形成
する方法、特開昭55−8487号公報に開示されてい
るようにアルミン酸イオンン含むアルカリ浴液中で陽極
処理する方法などが知られている。しかし、被覆の前処
理としてこれらの化成処理を行なうことは、工程が複雑
となり、更には人体に有毒な物質の取扱いン必要とする
などの欠点を有していた。
(発明の目的) 本発明は、これらの欠点ン解決するため鋭意検討した結
果、熱硬化性樹脂とトリアゾール化合物との混合物乞用
いることにより、前記のような化成処理を行なうことな
く鉋に対し優れた密着性を有し、しかも高湿度雰囲気中
等の過酷な環境条件下に於いてもその密着性の低下か極
めて少ない銅の被覆用樹脂組成物及びその被覆方法ン提
供するものである。
(発明の構成) 本発明は、゛ (1)熱硬化性樹脂1001量部に対し、トリアゾール
化合物の少な(とも1種乞o、o o i〜10重量部
含有すること乞%徴とする蛸、及び銅合金の被覆用樹脂
組成物及び (2)熱硬化性樹脂100重量部に対して、トリアゾー
ル化合物の少なくとも1種’Y 0.001〜10重量
部含有してなる樹脂組成物乞主成分とする液状物を銅又
は銅合金表面に塗布し、加熱硬化させることを特徴とす
る銅および銅合金の被積用樹脂組成物の被覆方法である
本発明で使用される熱硬化性樹脂は、50℃以上の加熱
により硬化するものであれは特忙限定はないカ、フェノ
ール樹月旨、エポキシ−フェノール樹脂、ポリビニルブ
チラール−フェノール[lr、ニトリル−フェノール樹
脂、レゾルシノール樹脂、キシレン樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、アミ
ノ−アルキッド樹脂、ジアリルフタレート樹脂、加熱硬
化型エポキシ樹脂、加熱硬化型アクリル樹脂、ポリブト
キシ樹脂などが一般的である。
これらの熱硬化性樹脂は、樹脂が液状でトリアゾール化
合物を均一に溶解又は分散するものであれはそのまま使
用出来る。しかし樹脂が固型の場合やトリアゾール化合
物が樹脂中に均一に溶解又は分散しない場合、あるいは
塗布作業性ン改善する目的で低粘度化する場合などに於
いては、有機溶媒等に溶解させて用いることも出来る。
使用可能な有機溶媒としては、メタノール、エタノール
、インプロパツール、アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイノブチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸−fチル、トルエン、キシレン、塩化メチレン、1.
1.1−1リクロルエタン、トリクロルエチレンなどが
一般的であるが、これらに限定されるものではなく使用
する樹脂やトリアゾール化合物の溶解性などを考慮して
単独、もしくは2種以上を混合して用いることもできる
次に、本発明で使用されるドリア・l−ル化合物として
は、例えは、1,2.4−トリアゾール、1.2.3−
)リアゾール、1−メチル−1,2゜6−トリアゾール
、ベンゾトリアゾール、1−フェニル−IH−1,2,
3−トリアゾール、2− 。
フェニル−2I(−1,2,3−)リアゾール、1−フ
ェニル−114−1,2,4−トリアゾール、6−フェ
ニル−1,2,4−1リアゾール、1−アミノ−1,2
,3−トリアゾール、6−アミノ−1,2,4−トリア
ゾール、4−アミノ−1゜2.4−トリアゾール、1−
アミノ−1,2,4−トリアゾール、6−サリチルアミ
ド−I H−1゜2.4−トリアゾール、1−(1−エ
チルアミン)−1,2,4−トリアゾール、1−(4−
メトキシベンゾイルl−1,2,4−1リアゾール、6
−ジアセチルアミノ−1,2,4,−トリアゾール、5
−アミノ−6−ニトロソアミノ−1,2,iリアゾール
、1..3.5−)リメテル−1,2゜↓−トリアゾー
ル、6−エチル−5メチルー1−フエニル−1,2,4
トリアゾール、1,1′−カルボニル−ビス−1,2,
4)リア1戸−ル等であり、特にアミノ) IJテアゾ
ール類および/又は、その誘導体が接着および被覆の耐
久性の面から好ましい。
前記のトリアゾール化合物の使用量は、熱硬化性樹脂1
003に置部(但し、熱硬化性樹脂が有機溶媒等を含有
する場合はその樹脂分1001量部)に対し、0.00
1〜10重量部、好ましくは、0.005〜5重蓋部で
あり、トリアゾール化合物の使用量が0.0 D 1重
量部未満の場合は、被覆の耐環境性が光分でなく、逆に
101量部を超えて使用すると樹脂の物性の低下、被覆
の耐環境性が充分でないなどの問題ン生じ、それぞれ好
ましくない。
本発明組成物の具体的な使用方法は、必要に応じて脱脂
処理7施した銅に本発明組成物を一般的な方法、例えは
、刷毛、スプレー、ロールなどで塗布し、有機溶mヶ含
有する場合は、有機溶媒を乾燥した後、所定の温度、時
間で焼付処理ン行なえは良く、脱脂以外の前処理は必要
としない。本発明組成物の具体的用途としては、特にこ
れらに限定されるものではないか、絶縁被覆用フェス、
防蝕堕料、接着剤、接着及び塗装の下塗’)ml<プラ
イマー)などが挙げられる。
また、対象となる銅、及び銅合金材料としては、無酸素
銅、タフピッチ銅、9ん裏銅、ベリリウム銅、黄銅、ア
ルミニウム青銅、白銅、などが皐けられるがこれらに限
定されるものではない。
(発明の実施例) 実施例1〜6 レゾール型フェノール樹脂ioo、p、メタノール45
0.9. メチルエチルケトン450yンl?+−量し
、これらY2/のガラスフラスコ中、室温で1時間攪拌
して樹脂溶液ン作製した。
この溶1100Pに第1表に掲るトリアゾール化合物o
:1yン添加して本発明組成物ン作製し、240番のエ
メリー租で研磨後、トリクレンで脱脂処理した大きさ0
.5+mX 1 b 0IIIIX I LI Oi+
uの銅板(J工5B−4100に規定の記号・C!−1
100F )上にこの組成物乞刷毛で塗布し、室温で6
0分乾燥後、オープン中で150℃X6D分の焼付処理
を行ない放冷後、この塗膜に鋭利なナイフで銅板に達す
る対角線のキズ(スクラッチ)ンつけた。
このようにして作成した試験片を40℃の水道水中に浸
漬し、浸漬15日目とろO日日の塗膜の状態を観察した
。結果2第1表に示す。
比較例1 トリアゾール化合物ケ添加しないこE以外は実施例1〜
6と同一の組成物を用いて実施例1〜6と同様の試験を
行なった。結果2第1表に示す。
実施例7〜10、比較例2〜4 ビスフェノール型エポキシ樹脂70yルゾール型フェノ
ール樹脂100g、メタノール400g、メチルイソブ
チルケトン43’0.9 Y秤量し、これら’1121
のガラスフラスコ中、室温で1時間撹拌してエポキシ−
フェノール樹脂ワニスン作製した。
このフェスに6−アミノ−1,2,4−’)リアゾール
を第2表に示す量添加して組成物を調製し、この組成物
乞用いて実施例1と同様の試験を行なった。但し、焼付
条件は150℃X40分とし、それ以外の条件は実施例
1と同一とした。結果を第2表に示すが、表甲のアミノ
トリアゾール添加量は、フェス中の樹脂分100重量部
に対する値乞示す。
実施例11〜15 第6表に示す熱硬化性樹脂を主成分とする塗料忙6−ア
ミノ−1,2,4)リアゾールンワニス中の樹脂分10
0重量部に対し、0.1重量部添加し、実施例1〜6と
同様の試験を行なった。結果ン第6表に示す。但し焼付
条件は下記の通りとした。
第6表 〔焼付条件〕 実施例11 :13[1℃X3D分 〃 12〜14: 150℃×60分 〃 15 : 150℃×10分 比較例5〜9 6−アミ/−1,2,4−)リアゾール乞添加しないこ
と以外は実施例11〜15と同一の試験を行ない第4表
に示す結果を得た。
実施例16 実施例8で用いた組成物をメチルイソブチルケトンで5
倍に希釈し、この溶1v24oiのエメリー紙で研磨後
、トリクレン脱脂した大きさ1−6m1X 25mmX
 100+mの銅板(0−1100P)上に刷毛でうず
く塗布し、溶剤乞乾燥した後、150℃×40分の焼付
処理を行なった。この試験片ン常温硬化型のアクリル系
接着剤(商品名ハードロックM −6” 00 電気化
学工業KK製)で貼合せ、ASTMDl 002−’6
4に準拠した方法で常態の引張剪断強度(貼合せ後、室
温で1日放置後の強度)、及び60℃×95%RH雰囲
気中に15日間曝露後の引張剪断強度乞測定した。
結果を第5表に示す。
比較例10 比較例2の組成物を用いること以外は、実施例16と同
一とした試験を行なった。結果ン第5表に示す。
第5表 (発明の効果) 本発明は熱硬化性樹脂とトリアゾール化合物との組成物
ケ用いることにより、煩雑な化成処理を行なうことなく
、簡便に銅及び銅合金との被覆、塗装、接着ができ、し
かも高湿度雰囲気中や水中曝露等の過酷な環境条件下に
於も・でも・長期…】密着性の低下が極めて少ない良好
な状態で保持することが出来る極めて有用なものである
特許出願人 電気化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱硬化性樹脂100重童部に対し、トリアゾール化
    合物の少なくとも1種’Y 0.001〜101蓋部含
    有してなることY%’徴とする銅及び銅合金の被覆用樹
    脂組成物。 2 熱硬化性樹脂が、フェノール樹脂、エポキシ−フェ
    ノール樹by、zリビニルブチラール−フェノール$1
    1 脂、ニトリル−フェノール樹脂、レゾルシノール樹
    脂、キシレン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ボリエZ
    チル樹脂、アルキッド樹脂、アミノ−アルキッド樹脂、
    ジアリルフタレート樹脂、加熱硬化型エポキシ樹脂、加
    熱硬化型アクリル樹脂、ポリブトキン樹脂からなる群よ
    り選はれた1種、又は2種以上である特許請求の範囲第
    1項記載の銅及び銅合金の被覆用樹脂組成物。 ろ トリアゾール化合物が、アミノトリアゾール及び/
    又はその誘導体である特許請求の範囲第1項記載の銅及
    び銅合金の被覆用樹脂組成物。 4 熱硬化性樹脂1001量部に対して、トリアゾール
    化合物の少なくとも1種’& 0.001〜10重量部
    含有してなる樹脂組成物火生成分とする液状物を銅又は
    銅合金表面に塗布し、加熱硬化させることを特徴とする
    銅および銅合金の被覆用樹脂組成物の被覆方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0354746A2 (en) * 1988-08-09 1990-02-14 Senson Limited Protective coating for an electrical or electronic circuit
JPH03263473A (ja) * 1990-02-02 1991-11-22 Hitachi Chem Co Ltd 防錆防湿絶縁塗料組成物および防錆防湿絶縁処理された実装回路板の製造法

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