JPH07113154B2 - 表面処理方法 - Google Patents
表面処理方法Info
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- JPH07113154B2 JPH07113154B2 JP59073610A JP7361084A JPH07113154B2 JP H07113154 B2 JPH07113154 B2 JP H07113154B2 JP 59073610 A JP59073610 A JP 59073610A JP 7361084 A JP7361084 A JP 7361084A JP H07113154 B2 JPH07113154 B2 JP H07113154B2
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- JP
- Japan
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- triazole
- copper
- copper alloy
- liquid
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F11/00—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
- C23F11/08—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
- C23F11/10—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
- H05K3/282—Applying non-metallic protective coatings for inhibiting the corrosion of the circuit, e.g. for preserving the solderability
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/38—Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
- H05K3/382—Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by special treatment of the metal
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、銅又は銅合金(以下銅合金と略記することが
ある)の接着、被覆などに際し、接着力や密着性を向上
させ、且つ過酷な環境条件下においてもその接着力や密
着性の低下がきわめて少ない、銅合金の表面処理方法に
関する。
ある)の接着、被覆などに際し、接着力や密着性を向上
させ、且つ過酷な環境条件下においてもその接着力や密
着性の低下がきわめて少ない、銅合金の表面処理方法に
関する。
(従来技術とその問題点) 銅合金の接着や被覆は、例えばプリント基板や、絶縁ワ
ニス被覆銅線の製造など、主に電子・電気産業の分野で
実施されている。従来、銅合金を接着、又は被覆する場
合、接着剤や被覆剤を塗布する前に予め銅合金を脱脂処
理するか又は、脱脂処理した銅合金を化学的、あるいは
電気化学的な処理(化成処理)が施されるが、単に脱脂
処理しただけの銅合金を用いた場合、密着性が不充分で
あるため、一般的には化成処理を施した銅合金が用いら
れる。
ニス被覆銅線の製造など、主に電子・電気産業の分野で
実施されている。従来、銅合金を接着、又は被覆する場
合、接着剤や被覆剤を塗布する前に予め銅合金を脱脂処
理するか又は、脱脂処理した銅合金を化学的、あるいは
電気化学的な処理(化成処理)が施されるが、単に脱脂
処理しただけの銅合金を用いた場合、密着性が不充分で
あるため、一般的には化成処理を施した銅合金が用いら
れる。
従来、銅合金の接着、被覆の前処理方法としては、特開
昭50−149550号公報に開示されているアルカリ金属等の
硫化物とチオアルコール類との混合物で処理し銅合金表
面に金属硫化物の被膜を形成させる方法や、重クロム酸
やクロム酸の水溶液で処理し、銅合金表面に金属の酸化
物、亜酸化物の被膜を形成させる方法などが知られてい
る。しかし、前者の方法では、処理工程での有毒な硫化
水素ガスの発生があり、後者に於いても有毒なクロム化
合物の取扱い、廃液処理など、安全衛生面での問題点を
有する。更に前記の方法で前処理を施した銅合金の被着
体や被覆物は、過酷な環境条件、特に高湿度雰囲気中や
水中などに曝された場合、接着力や密着性が低下すると
いう欠点を有している。一方、特開昭55−8487号公報で
はアルミン酸イオンを含むアルカリ性の溶液中で陽極処
理を行ない、銅表面にアルミニウム酸化物を含む銅の酸
化被膜を形成させる方法が提案されている。しかしなが
ら、この方法では電解液の調整(pHやアルミン酸イオン
濃度の調整など)、電解条件(電流・電圧および処理時
間など)の管理が複雑であり、これを怠たると安定した
酸化被膜が得られない。
昭50−149550号公報に開示されているアルカリ金属等の
硫化物とチオアルコール類との混合物で処理し銅合金表
面に金属硫化物の被膜を形成させる方法や、重クロム酸
やクロム酸の水溶液で処理し、銅合金表面に金属の酸化
物、亜酸化物の被膜を形成させる方法などが知られてい
る。しかし、前者の方法では、処理工程での有毒な硫化
水素ガスの発生があり、後者に於いても有毒なクロム化
合物の取扱い、廃液処理など、安全衛生面での問題点を
有する。更に前記の方法で前処理を施した銅合金の被着
体や被覆物は、過酷な環境条件、特に高湿度雰囲気中や
水中などに曝された場合、接着力や密着性が低下すると
いう欠点を有している。一方、特開昭55−8487号公報で
はアルミン酸イオンを含むアルカリ性の溶液中で陽極処
理を行ない、銅表面にアルミニウム酸化物を含む銅の酸
化被膜を形成させる方法が提案されている。しかしなが
ら、この方法では電解液の調整(pHやアルミン酸イオン
濃度の調整など)、電解条件(電流・電圧および処理時
間など)の管理が複雑であり、これを怠たると安定した
酸化被膜が得られない。
(発明の目的) 本発明は、前記の欠点を改良したものであり、トリアゾ
ール化合物、金属との錯形成能を有する化合物を含有す
る溶液で銅合金を処理することにより、高湿度雰囲気中
等の過酷な環境条件下に於いても接着力や密着性の低下
がきわめて少なく、且つ簡便で安全性にも優れた銅合金
の表面処理方法を提供するものである。
ール化合物、金属との錯形成能を有する化合物を含有す
る溶液で銅合金を処理することにより、高湿度雰囲気中
等の過酷な環境条件下に於いても接着力や密着性の低下
がきわめて少なく、且つ簡便で安全性にも優れた銅合金
の表面処理方法を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、 銅又は銅合金を下記(A)、(B)両液のいずれか一方
の液に、次いで他方の液に浸漬するか、又は下記(C)
液に浸漬することを特徴とする銅又は銅合金の表面処理
方法である。
の液に、次いで他方の液に浸漬するか、又は下記(C)
液に浸漬することを特徴とする銅又は銅合金の表面処理
方法である。
(A)液:下記の一般式(I)および/又は(II)で示
される基を有するトリアゾール化合物を0.0001重量%〜
飽和濃度含有する溶液 (B)液:上記(A)液に含有させるトリアゾール化合
物以外の化合物であって、金属との錯形成能を有する化
合物を0.0001重量%〜飽和濃度含有する溶液 (C)液:上記(A)液に含有させるトリアゾール化合
物及び上記(B)液に含有させる金属との錯形成能を有
する化合物の両方を夫々0.0001〜飽和濃度含有する溶液 本発明で用いる(A)液および(C)液に含有させるト
リアゾール化合物としては例えば、1,2,4−トリアゾー
ル、1,2,3−トリアゾール、1−メチル−1,2,3−トリア
ゾール、ベンゾトリアゾール、1−フエニル−1H−1,2,
3トリアゾール、2−フエニル−2H−1,2,3−トリアゾー
ル、1−フエニル−1H−1,2,4−トリアゾール、3−フ
エニル−1,2,4−トリアゾール、1−アミノ−1,2,3−ト
リアゾール、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、4−
アミノ−1,2,4−トリアゾール、1−アミノ−1,2,4−ト
リアゾール、3−サリチルアミド−1H−1,2,4−トリア
ゾール、1−(1−エチルアミン)−1,2,4−トリアゾ
ール、1−(4−メトキシベンゾイル)−1,2,4−トリ
アゾール、3−ジアセチルアミノ−1,2,4トリアゾー
ル、5−アミノ−3−ニトロソアミノ−1,2,4トリアゾ
ール、1,3,5−トリメチル−1,2,4−トリアゾール、3−
エチル−5メチル−1−フエニル−1,2,4トリアゾー
ル、1,1′−カルボニル−ビス−1,2,4トリアゾール等で
あり、特にアミノトリアゾール類、および/又はその誘
導体が接着、被覆などの耐久性の面から好ましい。
される基を有するトリアゾール化合物を0.0001重量%〜
飽和濃度含有する溶液 (B)液:上記(A)液に含有させるトリアゾール化合
物以外の化合物であって、金属との錯形成能を有する化
合物を0.0001重量%〜飽和濃度含有する溶液 (C)液:上記(A)液に含有させるトリアゾール化合
物及び上記(B)液に含有させる金属との錯形成能を有
する化合物の両方を夫々0.0001〜飽和濃度含有する溶液 本発明で用いる(A)液および(C)液に含有させるト
リアゾール化合物としては例えば、1,2,4−トリアゾー
ル、1,2,3−トリアゾール、1−メチル−1,2,3−トリア
ゾール、ベンゾトリアゾール、1−フエニル−1H−1,2,
3トリアゾール、2−フエニル−2H−1,2,3−トリアゾー
ル、1−フエニル−1H−1,2,4−トリアゾール、3−フ
エニル−1,2,4−トリアゾール、1−アミノ−1,2,3−ト
リアゾール、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、4−
アミノ−1,2,4−トリアゾール、1−アミノ−1,2,4−ト
リアゾール、3−サリチルアミド−1H−1,2,4−トリア
ゾール、1−(1−エチルアミン)−1,2,4−トリアゾ
ール、1−(4−メトキシベンゾイル)−1,2,4−トリ
アゾール、3−ジアセチルアミノ−1,2,4トリアゾー
ル、5−アミノ−3−ニトロソアミノ−1,2,4トリアゾ
ール、1,3,5−トリメチル−1,2,4−トリアゾール、3−
エチル−5メチル−1−フエニル−1,2,4トリアゾー
ル、1,1′−カルボニル−ビス−1,2,4トリアゾール等で
あり、特にアミノトリアゾール類、および/又はその誘
導体が接着、被覆などの耐久性の面から好ましい。
また、(A)液に含有させるトリアゾール化合物以外の
化合物であって、本発明で用いる(B)液および(C)
液に含有させる金属との錯形成能を有する化合物(以下
キレーターと呼ぶ)としては、例えば、ジエタノールグ
リシン、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン四酢
酸およびその塩、エチレンジアミン四酢酸およびその
塩、ニトリロ三酢酸およびその塩、ウラミル−N,N−二
酢酸およびその塩、アリザリンスルホン酸およびその
塩、O−アミノベンズアルデヒド−エチレン−ジアミ
ン、3,3′−ジメチルナフトイジン、O−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド−エチレン−ジイミン、ピロカテコール
−3,5−ニスルホン酸およびその塩、フエニル−2−ピ
リジル−ケトキシム、12−ピリジルアゾ2−ナフ
トール、トルエン−3,4−ジチオール、アウリントリカ
ルボン酸アンモニウム、アセチルアセトン、ベンジルア
セトン、N−ベンゾイル−N−フエニルヒドロキシルア
ミン、ジベンゾイルメタン、ジエチルジチオカルバン酸
およびその塩、P−クロロアニリン、ジメチルグリオキ
シム、ジエチレントリアミン、グリシン、P−ニトロベ
ンゼンアゾレゾルシノール、ジフエニルチオカルバゾ
ン、イミダゾールおよびその誘導体、マレイン酸、メチ
ルイソブチルケトン、2′,3,4′,5,7−ヒドロキシフラ
ボン、チオアセトアミド、α−ニトロリ−β−ナフトー
ル、トリ−n−オクチルアミン、キノリンおよびその誘
導体、1,10−フエナントロリン、オキザリルヒドラジ
ド、N,N′−ジフエニルオキザミド、シユウ酸、2−ヒ
ドロキシ−N−フエニルベンズアミド、マロン酸、エチ
レンジアミン、オキザリルヒドラゾン、フタル酸ジヒド
ラジド、ジアセチルジサリチルヒドラゾン、ジチオオキ
ザミド、酒石酸ジ−O−ヒドロキシアニリド、2,2′−
ビピリジン、N,N′−ビスOメルカプトフエニル)チ
オ尿素、サリチルアルドキシム、2,4,6−トリス(ジメ
チル・アミノメチル)フエノール、N,N′,N″,N−テ
トラサリチリデンテトラキス(アミノメチル)メタン、
マレイン酸ヒドラジド、チオシアヌル酸、チオアセトア
ミド、トリエチレンテトラミン、スルホサリチル酸、ト
リエタノールアミン、ヒドロキシルアミン、N,N′−ジ
サリチリデン−1,2−プロパンジアミン、2,3−ジメルカ
プト−1−プロパノール、ジフエニルアミンおよびその
誘導体、シユウ酸アニリド、フタロシアニン、N2,5
ヒドロキシベンゾイル)フエニルヒドラジン、ジシアン
ジアミド、P−(クロルフエニル1,1−ジメチル尿
素、サリチルアミドおよびその誘導体等である。
化合物であって、本発明で用いる(B)液および(C)
液に含有させる金属との錯形成能を有する化合物(以下
キレーターと呼ぶ)としては、例えば、ジエタノールグ
リシン、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン四酢
酸およびその塩、エチレンジアミン四酢酸およびその
塩、ニトリロ三酢酸およびその塩、ウラミル−N,N−二
酢酸およびその塩、アリザリンスルホン酸およびその
塩、O−アミノベンズアルデヒド−エチレン−ジアミ
ン、3,3′−ジメチルナフトイジン、O−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド−エチレン−ジイミン、ピロカテコール
−3,5−ニスルホン酸およびその塩、フエニル−2−ピ
リジル−ケトキシム、12−ピリジルアゾ2−ナフ
トール、トルエン−3,4−ジチオール、アウリントリカ
ルボン酸アンモニウム、アセチルアセトン、ベンジルア
セトン、N−ベンゾイル−N−フエニルヒドロキシルア
ミン、ジベンゾイルメタン、ジエチルジチオカルバン酸
およびその塩、P−クロロアニリン、ジメチルグリオキ
シム、ジエチレントリアミン、グリシン、P−ニトロベ
ンゼンアゾレゾルシノール、ジフエニルチオカルバゾ
ン、イミダゾールおよびその誘導体、マレイン酸、メチ
ルイソブチルケトン、2′,3,4′,5,7−ヒドロキシフラ
ボン、チオアセトアミド、α−ニトロリ−β−ナフトー
ル、トリ−n−オクチルアミン、キノリンおよびその誘
導体、1,10−フエナントロリン、オキザリルヒドラジ
ド、N,N′−ジフエニルオキザミド、シユウ酸、2−ヒ
ドロキシ−N−フエニルベンズアミド、マロン酸、エチ
レンジアミン、オキザリルヒドラゾン、フタル酸ジヒド
ラジド、ジアセチルジサリチルヒドラゾン、ジチオオキ
ザミド、酒石酸ジ−O−ヒドロキシアニリド、2,2′−
ビピリジン、N,N′−ビスOメルカプトフエニル)チ
オ尿素、サリチルアルドキシム、2,4,6−トリス(ジメ
チル・アミノメチル)フエノール、N,N′,N″,N−テ
トラサリチリデンテトラキス(アミノメチル)メタン、
マレイン酸ヒドラジド、チオシアヌル酸、チオアセトア
ミド、トリエチレンテトラミン、スルホサリチル酸、ト
リエタノールアミン、ヒドロキシルアミン、N,N′−ジ
サリチリデン−1,2−プロパンジアミン、2,3−ジメルカ
プト−1−プロパノール、ジフエニルアミンおよびその
誘導体、シユウ酸アニリド、フタロシアニン、N2,5
ヒドロキシベンゾイル)フエニルヒドラジン、ジシアン
ジアミド、P−(クロルフエニル1,1−ジメチル尿
素、サリチルアミドおよびその誘導体等である。
前記のトリアゾール化合物およびキレーターは、水、有
機溶剤などの溶媒に、夫々0.0001重量%〜飽和濃度(温
度20〜90℃)、好ましくは0.001〜10重量%となるよう
に溶解されて各々(A)液および(B)液として使用さ
れる。
機溶剤などの溶媒に、夫々0.0001重量%〜飽和濃度(温
度20〜90℃)、好ましくは0.001〜10重量%となるよう
に溶解されて各々(A)液および(B)液として使用さ
れる。
また、(C)液は、例えば上記の(A)液と(B)液を
混合する方法、トリアゾール化合物とキレーターを溶媒
中で、夫々の濃度が0.0001重量%〜飽和濃度(温度20〜
90℃)、好ましくは0.001〜10重量%となるように混合
溶解する方法などにより得られる。
混合する方法、トリアゾール化合物とキレーターを溶媒
中で、夫々の濃度が0.0001重量%〜飽和濃度(温度20〜
90℃)、好ましくは0.001〜10重量%となるように混合
溶解する方法などにより得られる。
(A)液、(B)液、(C)液中のトリアゾール化合物
又はキレーター夫々の濃度がいずれも0.0001重量%未満
の場合には、処理できる銅合金の量が処理液に対し著し
く少ないか、または接着、および被覆の耐久性が充分で
ないなどの欠点を有する。また、前記(A)、(B)及
び(C)の各液中における各化合物の含有割合が夫々の
飽和濃度を超え、未溶解物が存在しても効果は劣るもの
でなく、コスト高となるだけである。
又はキレーター夫々の濃度がいずれも0.0001重量%未満
の場合には、処理できる銅合金の量が処理液に対し著し
く少ないか、または接着、および被覆の耐久性が充分で
ないなどの欠点を有する。また、前記(A)、(B)及
び(C)の各液中における各化合物の含有割合が夫々の
飽和濃度を超え、未溶解物が存在しても効果は劣るもの
でなく、コスト高となるだけである。
さらに銅合金の具体的な処理方法としては、必要に応じ
て脱脂処理を施した銅合金を、トリアゾール化合物の溶
液に、溶媒の沸点以下の温度で数秒〜数十分浸漬して引
上げた後、別途作製したキレーターの溶液について同様
の処理を行い、風乾または加熱乾燥してもよく、またキ
レーターの溶液に溶媒の沸点以下の温度で数秒〜数十分
浸漬して引上げた後、トリアゾール化合物の溶液で同様
の処理を行い、風乾または加熱乾燥してもよい。あるい
は、トリアゾール化合物とキレーターの混合溶液を作製
し、この溶液に必要に応じて脱脂処理を施した銅合金を
溶媒の沸点以下の温度で数秒〜数十分浸漬して引上げた
後、風乾または加熱乾燥すればよい。接着または被覆さ
れた銅合金製品が高湿度雰囲気中等の著しく過酷な環境
条件に曝される場合、50℃以上でしかも溶媒の沸点以下
の温度、ただし溶媒の沸点がトリアゾール化合物または
キレーターの分解温度より高い場合は、トリアゾール化
合物またはキレーターの分解温度以下で30秒以上浸漬す
ることが望ましい。
て脱脂処理を施した銅合金を、トリアゾール化合物の溶
液に、溶媒の沸点以下の温度で数秒〜数十分浸漬して引
上げた後、別途作製したキレーターの溶液について同様
の処理を行い、風乾または加熱乾燥してもよく、またキ
レーターの溶液に溶媒の沸点以下の温度で数秒〜数十分
浸漬して引上げた後、トリアゾール化合物の溶液で同様
の処理を行い、風乾または加熱乾燥してもよい。あるい
は、トリアゾール化合物とキレーターの混合溶液を作製
し、この溶液に必要に応じて脱脂処理を施した銅合金を
溶媒の沸点以下の温度で数秒〜数十分浸漬して引上げた
後、風乾または加熱乾燥すればよい。接着または被覆さ
れた銅合金製品が高湿度雰囲気中等の著しく過酷な環境
条件に曝される場合、50℃以上でしかも溶媒の沸点以下
の温度、ただし溶媒の沸点がトリアゾール化合物または
キレーターの分解温度より高い場合は、トリアゾール化
合物またはキレーターの分解温度以下で30秒以上浸漬す
ることが望ましい。
また、(A)液と(B)液、又は(C)液に銅合金を浸
漬するということは、銅合金にそれらの液を十分付着さ
せることであるから、ここでいう浸漬とは例えば銅合金
にそれらの液を塗布、散布、かけ流しなどにより十分な
量を付着させた場合にはこれらも包含するものである。
漬するということは、銅合金にそれらの液を十分付着さ
せることであるから、ここでいう浸漬とは例えば銅合金
にそれらの液を塗布、散布、かけ流しなどにより十分な
量を付着させた場合にはこれらも包含するものである。
本発明に係る銅合金材料としては、無酸素銅、タフピツ
チ銅、りん青銅、ベリリウム銅、黄銅、アルミニウム青
銅、白銅、などが挙げられるがこれらに限定されるもの
ではない。
チ銅、りん青銅、ベリリウム銅、黄銅、アルミニウム青
銅、白銅、などが挙げられるがこれらに限定されるもの
ではない。
接着剤、および被覆剤としては、特に限定はないが本発
明の目的を達成させるため、エポキシ系、フエノール
系、ニトリル−フエノール系、エポキシ−フエノール
系、ポリビニルブチラール−フエノール系、ポリエステ
ル系、アクリル系、メラミン系、アルキツド系、ウレタ
ン系などの樹脂を主成分とする接着剤、および被覆剤
(塗料を含む)が好ましい。また、本発明の方法で処理
した銅合金に前記の樹脂等を下塗り剤(プライマー)と
して用いて接着、又は被覆することも出来る。
明の目的を達成させるため、エポキシ系、フエノール
系、ニトリル−フエノール系、エポキシ−フエノール
系、ポリビニルブチラール−フエノール系、ポリエステ
ル系、アクリル系、メラミン系、アルキツド系、ウレタ
ン系などの樹脂を主成分とする接着剤、および被覆剤
(塗料を含む)が好ましい。また、本発明の方法で処理
した銅合金に前記の樹脂等を下塗り剤(プライマー)と
して用いて接着、又は被覆することも出来る。
(発明の実施例) 実施例1 3−アミノ−1,2,4−トリアゾール0.1gとアウリントリ
カルボン酸アンモニウム0.1gとを1の蒸留水に溶解し
た処理液に、240番のエメリー紙で研磨後、トリクレン
脱脂処理した大きさ1mm×70mm×150mmの銅板(JISH−30
00に規定の記号C−1100P)を室温および80℃の各温度
条件で、各々5分、10分、30分浸漬した後水洗し、50℃
で10分間乾燥させた。これらの銅板にエポキシ−フエノ
ール樹脂を主成分とする塗料を日本工業規格JIS K−540
0に準拠する方法で塗布し、150℃×30分焼付処理を施
し、放冷後40℃の水道水中に30日間浸漬後、JIS K−540
0に準拠する方法で碁盤目試験を行つた。結果をJIS K−
5400に準拠する評価点数で示す。
カルボン酸アンモニウム0.1gとを1の蒸留水に溶解し
た処理液に、240番のエメリー紙で研磨後、トリクレン
脱脂処理した大きさ1mm×70mm×150mmの銅板(JISH−30
00に規定の記号C−1100P)を室温および80℃の各温度
条件で、各々5分、10分、30分浸漬した後水洗し、50℃
で10分間乾燥させた。これらの銅板にエポキシ−フエノ
ール樹脂を主成分とする塗料を日本工業規格JIS K−540
0に準拠する方法で塗布し、150℃×30分焼付処理を施
し、放冷後40℃の水道水中に30日間浸漬後、JIS K−540
0に準拠する方法で碁盤目試験を行つた。結果をJIS K−
5400に準拠する評価点数で示す。
比較例1 3−アミノ−1,2,4−トリアゾール0.0001gとアウリント
リカルボン酸アンモニウム0.0001gとを1の蒸留水に
溶解した処理液を使用し、処理温度を室温だけとする以
外は、実施例1と同一とした被覆銅板を作製し、実施例
1と同一の試験を行つた。結果を第1表に示す。
リカルボン酸アンモニウム0.0001gとを1の蒸留水に
溶解した処理液を使用し、処理温度を室温だけとする以
外は、実施例1と同一とした被覆銅板を作製し、実施例
1と同一の試験を行つた。結果を第1表に示す。
比較例2 3−アミノ−1,2,4−トリアゾールとアウリントリカル
ボン酸アンモニウムの溶液中で浸漬処理をしないこと以
外は、実施例1と同一にした被覆銅板を作製し、実施例
1と同一の試験を行つた。結果を第1表に示す。
ボン酸アンモニウムの溶液中で浸漬処理をしないこと以
外は、実施例1と同一にした被覆銅板を作製し、実施例
1と同一の試験を行つた。結果を第1表に示す。
実施例2 3−アミノ−1,2,3−トリアゾールの0.05%水溶液中
に、実施例1と同一の脱脂処理をした銅板を80℃で10分
浸漬し、水洗後50℃で10分乾燥し、さらに8−ヒドロキ
シキノリンの0.05%エタノール溶液中に60℃で10分浸漬
し、水洗後50℃で10分乾燥した。この試験片に実施例1
と同一に塗料を焼付け、放冷後40℃水道水中に60日間浸
漬して塗膜の状態を観察した。
に、実施例1と同一の脱脂処理をした銅板を80℃で10分
浸漬し、水洗後50℃で10分乾燥し、さらに8−ヒドロキ
シキノリンの0.05%エタノール溶液中に60℃で10分浸漬
し、水洗後50℃で10分乾燥した。この試験片に実施例1
と同一に塗料を焼付け、放冷後40℃水道水中に60日間浸
漬して塗膜の状態を観察した。
以上の処理を行つた銅板を使用したものは、塗膜のふく
れ、変色等の外観上の変化は全く認められなかつた。
れ、変色等の外観上の変化は全く認められなかつた。
実施例3 実施例2で使用した3−アミノ−1,2,4−トリアゾール
の0.05%水溶液のかわりに、3−サリチルアミド−1H−
1,2,4−トリアゾールの0.05%ジメチルホルムアミド溶
液を使用して、80℃で10分浸漬させる以外は、実施例2
と同一の被覆銅板を作製した。
の0.05%水溶液のかわりに、3−サリチルアミド−1H−
1,2,4−トリアゾールの0.05%ジメチルホルムアミド溶
液を使用して、80℃で10分浸漬させる以外は、実施例2
と同一の被覆銅板を作製した。
実施例4 実施例2で使用した3−アミノ−1,2,4−トリアゾール
の0.05%水溶液と3−ヒドロキシキノリンの0.05%エタ
ノール溶液のかわりに、それぞれ3−サリチルアミド−
1,2,4−トリアゾールの0.05%ジメチルホルムアミド溶
液中に80℃×10分、アウリントリカルボン酸ナトリウム
の0.05%水溶液中に80℃×10分浸漬する以外は、実施例
2と同一の被覆銅板を作製した。
の0.05%水溶液と3−ヒドロキシキノリンの0.05%エタ
ノール溶液のかわりに、それぞれ3−サリチルアミド−
1,2,4−トリアゾールの0.05%ジメチルホルムアミド溶
液中に80℃×10分、アウリントリカルボン酸ナトリウム
の0.05%水溶液中に80℃×10分浸漬する以外は、実施例
2と同一の被覆銅板を作製した。
実施例3,4で作製した被覆銅板について、実施例2と同
一の試験を行つた。
一の試験を行つた。
実施例3,4に示す処理を行つた被覆銅板は、塗膜のふく
れや変色などの外観上の変化は全く認められなかつた。
れや変色などの外観上の変化は全く認められなかつた。
比較例3 実施例2で使用した3−アミノ−1,2,4−トリアゾール
と8−ヒドロキシキノリンによる処理を行わない以外
は、実施例2と同一の被覆銅板を作製し、実施例2と同
一の試験を行つた。
と8−ヒドロキシキノリンによる処理を行わない以外
は、実施例2と同一の被覆銅板を作製し、実施例2と同
一の試験を行つた。
この銅板の塗膜は、全体に渡つて微少ふくれが発生し、
部分的に変色していた。
部分的に変色していた。
実施例5 3−アミノ−1,2,4−トリアゾールの0.05%水溶液中
に、実施例1と同一の脱脂処理を施した大きさ0.5mm×2
5mm×150mmの銅板を室温、80℃で10分浸漬し、水洗、50
℃×10分乾燥した後、さらに8−ヒドロキシキノリンの
0.05%エタノール溶液中に、室温、60℃で10分浸漬し、
水洗、50℃×10分乾燥した。これらの銅板に、ポリビニ
ルブチラール−フエノール樹脂を主成分とする塗料を薄
く塗布し、200℃×20分焼付した被覆銅板を作製した。
これらの被覆銅板で、処理条件の全く同一のもの同志を
二液型の変性アクリル系接着剤(商品名 ハードロツク
M−600、電気化学工業KK製)で貼合せ、ASTM D1876−6
1Tに準拠して常態および60℃×95%RH雰囲気中に30日間
曝露後のT型剥離強度を測定した。結果を第2表に示
す。
に、実施例1と同一の脱脂処理を施した大きさ0.5mm×2
5mm×150mmの銅板を室温、80℃で10分浸漬し、水洗、50
℃×10分乾燥した後、さらに8−ヒドロキシキノリンの
0.05%エタノール溶液中に、室温、60℃で10分浸漬し、
水洗、50℃×10分乾燥した。これらの銅板に、ポリビニ
ルブチラール−フエノール樹脂を主成分とする塗料を薄
く塗布し、200℃×20分焼付した被覆銅板を作製した。
これらの被覆銅板で、処理条件の全く同一のもの同志を
二液型の変性アクリル系接着剤(商品名 ハードロツク
M−600、電気化学工業KK製)で貼合せ、ASTM D1876−6
1Tに準拠して常態および60℃×95%RH雰囲気中に30日間
曝露後のT型剥離強度を測定した。結果を第2表に示
す。
比較例4 実施例4の3−アミノ−1,2,4−トリアゾールおよび8
−ヒドロキシキノリンの溶液で処理を行なわない以外
は、実施例4と同一の被覆銅板を実施例4と同一に貼り
合わせ、同一の試験を行つた。結果を第2表に示す。
−ヒドロキシキノリンの溶液で処理を行なわない以外
は、実施例4と同一の被覆銅板を実施例4と同一に貼り
合わせ、同一の試験を行つた。結果を第2表に示す。
実施例6 JIS H4551に規定されたニツケル銅合金(1mm×70mm×15
0mm)について、実施例1の銅板と同一の脱脂処理を行
い、3−アミノ−1,2,4−トリアゾールおよび8−ヒド
ロキシキノリンを使用して実施例2と同一の被覆銅合金
板を作製した。この被覆銅合金板について、JIS K−544
0に準拠する塩水噴霧試験を10日間行つた。その結果、
塗膜にはふくれ、変色の発生など外観上の変化は見られ
なかつた。
0mm)について、実施例1の銅板と同一の脱脂処理を行
い、3−アミノ−1,2,4−トリアゾールおよび8−ヒド
ロキシキノリンを使用して実施例2と同一の被覆銅合金
板を作製した。この被覆銅合金板について、JIS K−544
0に準拠する塩水噴霧試験を10日間行つた。その結果、
塗膜にはふくれ、変色の発生など外観上の変化は見られ
なかつた。
比較例5 3−アミノ−1,2,4−トリアゾール溶液に浸漬行なわな
い以外は、実施例5と同一の被覆銅合金板を作製し、実
施例5と同一の試験を行つた。その結果、塗膜の一部に
微少ふくれと変色が発生した。
い以外は、実施例5と同一の被覆銅合金板を作製し、実
施例5と同一の試験を行つた。その結果、塗膜の一部に
微少ふくれと変色が発生した。
比較例6 8−ヒドロキシキノリン溶液に浸漬しないこと以外は、
実施例5と同一の被覆銅合金板を作製し、実施例5と同
一の試験を行つた。その結果、塗膜の一部が変色した。
実施例5と同一の被覆銅合金板を作製し、実施例5と同
一の試験を行つた。その結果、塗膜の一部が変色した。
比較例7 3−アミノ−1,2,4−トリアゾール溶液および8−ヒド
ロキシキノリン溶液に浸漬しないこと以外は、実施例5
と同一の被覆銅合金板を作製し、実施例5と同一の試験
を行つた。その結果、塗膜全面に渡り、微少ふくれと変
色が発生した。
ロキシキノリン溶液に浸漬しないこと以外は、実施例5
と同一の被覆銅合金板を作製し、実施例5と同一の試験
を行つた。その結果、塗膜全面に渡り、微少ふくれと変
色が発生した。
(発明の効果) 本発明は、銅、および銅合金をトリアゾール化合物を含
む溶液とキレーターを含む溶液に、又はトリアゾール化
合物とキレーターの両方を含む溶液に浸漬させるという
簡便でしかもクロム化合物や硫化水素などの有毒物の取
扱いを要しない表面処理方法である。しかも該方法によ
れば、銅、および銅合金と接着剤および被覆剤との接着
および被覆が高湿度雰囲気中や水中曝露等の過酷な環境
条件に於いても長期間接着力や密着力を良好な状態で保
持し得るものである。
む溶液とキレーターを含む溶液に、又はトリアゾール化
合物とキレーターの両方を含む溶液に浸漬させるという
簡便でしかもクロム化合物や硫化水素などの有毒物の取
扱いを要しない表面処理方法である。しかも該方法によ
れば、銅、および銅合金と接着剤および被覆剤との接着
および被覆が高湿度雰囲気中や水中曝露等の過酷な環境
条件に於いても長期間接着力や密着力を良好な状態で保
持し得るものである。
従つて、プリント基板や被覆銅線等電気材料の製造、更
には従来あまり実施されることがなかつた屋外使用の銅
合金製品の接着、あるいは被覆を可能ならしめるもので
あり、極めて有用なものである。
には従来あまり実施されることがなかつた屋外使用の銅
合金製品の接着、あるいは被覆を可能ならしめるもので
あり、極めて有用なものである。
Claims (2)
- 【請求項1】銅又は銅合金を下記(A)、(B)両液の
いずれか一方の液に、次いで他方の液に浸漬するか、又
は下記(C)液に浸漬することを特徴とする銅又は銅合
金の表面処理方法。 (A)液:下記の一般式(I)および/又は(II)で示
される基を有するトリアゾール化合物を0.0001重量%〜
飽和濃度含有する溶液 (B)液:上記(A)液に含有させるトリアゾール化合
物以外の化合物であって、金属との錯形成能を有する化
合物を0.0001重量%〜飽和濃度含有する溶液 (C)液:上記(A)液に含有させるトリアゾール化合
物及び上記(B)液に含有させる金属との錯形成能を有
する化合物の両方を夫々0.0001重量%〜飽和濃度含有す
る溶液 - 【請求項2】トリアゾール化合物が、アミノトリアゾー
ルおよび/又はその誘導体である特許請求の範囲第1項
記載の銅又は銅合金の表面処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59073610A JPH07113154B2 (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59073610A JPH07113154B2 (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 表面処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60218485A JPS60218485A (ja) | 1985-11-01 |
JPH07113154B2 true JPH07113154B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=13523272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59073610A Expired - Lifetime JPH07113154B2 (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07113154B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3130693B1 (en) * | 2014-04-11 | 2018-07-25 | Bridgestone Corporation | Resin-metal composite material and tire using same |
TWI795879B (zh) * | 2021-08-20 | 2023-03-11 | 柏群科技有限公司 | 表面結合劑及處理基材表面之方法 |
-
1984
- 1984-04-12 JP JP59073610A patent/JPH07113154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60218485A (ja) | 1985-11-01 |
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