JPS6021868B2 - パツド印刷機のインク転着助長方法及び装置 - Google Patents

パツド印刷機のインク転着助長方法及び装置

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JPS6021868B2
JPS6021868B2 JP17043981A JP17043981A JPS6021868B2 JP S6021868 B2 JPS6021868 B2 JP S6021868B2 JP 17043981 A JP17043981 A JP 17043981A JP 17043981 A JP17043981 A JP 17043981A JP S6021868 B2 JPS6021868 B2 JP S6021868B2
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ink
pad
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JP17043981A
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JPS5871160A (ja
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博 泉原
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Navitas Co Ltd
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Navitas Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F17/00Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for
    • B41F17/001Pad printing apparatus or machines

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  • Printing Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、パッド印刷機におけるインクパッドから被
印刷面へのインク転着を助長せしめる方法及び装置に係
り、鮮明な印刷を容易に実現可能ならしめんとするもの
である。
ところで、弾力性に富んだパッドをインク媒体に利用し
て、印版の版面に塗布されたインクをいったんこのパッ
ド表面へ移し、次いでこれを印刷対象物品の被印刷面に
押し付けて、インクを前者から後者へ転着させるように
構成されたパッド印刷機は、そのインク媒体が弾力性に
富むをもって、被印刷面が多少湾曲していても、これへ
申し分のない良好な印刷を施すことができ、従って各種
の立体物品に対するマークや絵模様の印刷に賞用されて
いる。
かかる印刷機のインクパッドは、パッド表面のインクに
対する親和性を高めるため、微細な気孔をもつスポンジ
状素材で作られており、従って印版からパッド表面への
インクの乗りは良好である。
然し乍らこのインクパッドは、スポンジ状素材で作られ
ているが故に、インクを僅か乍らも惨み込ませる性質が
あり、従って印版から受け取ったインクの全量を必ずし
も被印刷面へ転着させるとは限らないため、被印刷面へ
の刷りを薄くすることがある。またインクパッドに惨み
込んだインクは、その量が多くなるに伴って、該パッド
の表面へ再び惨み出てくるが、この惨み出たインクは、
上記パッドが被印刷面へ押し付けられたときに該面の不
必要な個所へ附着して、印刷したマーク等の輪郭を崩れ
させ、或はその周辺を汚すことがある。更にまた、イン
クパッド‘こ惨み込んだインクの一部は、このパッド内
で固化して、該パッドの弾力性を次第に減退させること
がある。然してこれらの不都合は、いずれも鮮明な印刷
の実現を妨げる原因となるので、できるだけ排除されね
ばならない。本発明は、上記したような従来の問題点に
対処して、インクパッド‘こよる鮮明な印刷を容易に実
現させるため、超音波振動を利用するようにしたもので
ある。
即ち本発明に係るインク転着助長方法の特徴とするとこ
ろは、印版から所要のインクが移されたインクパッドを
印刷対象物品を被印刷面に押し付ける際「該物品へ適当
な周波数の振動を与えておくようにした点にあり、また
本発明に係るインク転着助長装置の特徴とするところは
印刷対象物品を保持する袷具に適当な振動発生器の出力
機を挿入して、その治具で保持された上記物品に対し、
適当な周波数の振動を与えるようにした点にある。
以下これらの詳細を、図面に示すような超音波振動が利
用される実施例について説明する。図に於て1はパッド
印刷の対象となる物品、例えばキャップ状の成形品であ
って、この実施例では、頂面から閥面にかかる部分まで
の範囲を被印刷面に予定している。2は上記の物品1を
保持する治具であって、基本的には内部に空洞3を有す
る筒状とされ、治臭台4上に起立する如く取り付けられ
ている。
5は機台であって、これの上面に上記の治具合4が載直
固定されている。
6は例えば磁歪形ないし電歪形の超音波振動子を内蔵す
る超音波振動発生器であって、上記の機台5に収められ
、この機台へ固定された上部受座7と、同じくバネ8を
介して弾力的に取り付けられた下部受座9とで、その機
台内に保持されている。
1川ま上記した超音波振動発生器の上端から上方へ突出
せしめられた振動エネルギー出力端としての長さ方向へ
往復振動する集東ホーンであって、機台5の上部及び治
具台4を貫通して前記治具2の空洞3内へ下方から挿入
されている。
このホーン10は、図例では治具2と接触せず、その先
端で、該袷具に保持された物品1の頂面内側へ該面と垂
直に当援ごせられている。然し乍ら物品1の形状が、こ
れへ直接にホーン10を当綾ごせ難いようなものである
場合には、該物品を保持する拾具2へ、そのホーン10
を接触させるようにしてもよい。11は弾力性に富むイ
ンクパッドであって、例えばシリコンゴムのスポンジ状
素材から形成されている。
このインクパッド11はパッドベース12に取り付けら
れて印刷ヘッドを構成し、図示しないヘッド支持機構に
て、上記した拾具2の上方と印版13の上方との間で水
平方向に随時移動可能とされ、且つそれらの治臭2及び
印版13と夫々の上方との間で随時昇降可能とされてい
る。なお上記の印版13は、通常は凹板とされて機台4
5側に支持されたインク皿14内へ設置され、図示しな
い公知のインク塗布機構で、所要量のインクが塗布され
るものとする。上記した構成に於て、まず第1図中の実
線で示した治具上方位置にあるインクパッド11を、同
図中の鎖線で示した印版上方位置まで水平に移動させ、
次に下降させて印版13の版面へ押し付け後、再び上昇
させて水平に移動させ、元の俗臭上方位置へ戻す。
従ってインクパッド11は、これの表面へ印版13の版
面からインクが移された状態で戻って来ることになる。
一方、拾具2には、インクパッド11が上記の如く往復
して来る時間帯内に於て、印刷対象物品1を図示の如く
装着す0る。従ってパッド表面にインクが移されたイン
クパッド11は、その装着された物品1における被印刷
面の上方へ戻って来ることになる。そこで、インクパッ
ド11を下降させて上記の物品1に押し付け、パッド表
面を被印刷面へ圧嬢夕させる。
これと相前後して超音波振動発生器6内の振動子を振動
させ、例えば周波数20KHz程度の超音波振動を発生
させて、これを集東ホーン10から物品1へ、その振動
方向が被印刷面に垂直となるよう伝えさせる。なお、こ
こで採用される0超音波振動の振幅は、超音波加工で採
用されるものと異なって4・である方が望ましく、従っ
て5〜10山肌程度である。このようにしてインクパッ
ド11を物品1へ押し付け乍ら、該物品へ被印刷面と垂
直な方向の超音波振動を与えると、この振動は、その物
品をして、被印刷面でパッド表面を細かく叩かせるよう
に働き、パッド表面に附着しているインクの被印刷面へ
の転着を半ば強制的に助長する。
またこのとき用意された物品1の被印刷面が、該物品の
材質もしくは油脂附着などを原因としてインクに対する
親和性の低いものであったとしても、その被印刷面とイ
ンクパッド表面に附着したインクとの間が上記の超音波
振動で活性化されるため、後者から前者へのインクの転
着は、支障なく促進される。一方、前記のようにして印
版13からインクパッド11の表面へ移されたインクは
、その一部が該パッド内へ惨み込むため、該表面に残さ
れるインク量は、印版13から移されたときよりも億か
乍ら少なくなる。
然し乍ら、このインクパッド11内へ緩み込んだインク
は、該パッドに物品1を通じて超音波振動が伝えられた
ときの内圧変動で、あたかもこのパッド11内から叩き
出される如くパッド表面へ惨み出るため、物品1の被印
刷面へ転着されるインク量は、上記したインクのパッド
内への鯵込みが一時的にあったとしても、何ら減少しな
いことになる。然も、このようにしてインクパッド11
内へ惨み込んだインクが、各印刷回ごとにパッド表面へ
惨み出さされるならば、その惨込みは、常にパッド表面
の表層部分だけに止どまって、パッド内の深部に達する
ことがなく、従ってパッド表面へのインクの顔出しは、
該表面におけるインクが惨み込んで来た個所、即ちイン
クが附着している個所Zへ向かって実現され、インクが
附着していない個所へ惨み出ることがない。
このため、物品1の被印刷面に対するインクの転着は、
予定した個所へのみ行なわれ、パッド表面へ惨み出たイ
ンクが被印刷面の予定しない個所へ転着されることを回
避Zして、印刷しようとするマーク等の輪郭を崩れさせ
或はその周返を汚すというようなことがない。加えて物
品1へ与えられ、これの被印刷面からインクパッド11
の表面へ作用する超音波振動は、振動方向がその被印刷
面に垂直で、且つ振幅が小であるから被印刷面とパッド
表面との間に横滑りを生じさせることがなく、パッド表
面を不必要に変形させることもない。よってインクパッ
ド11の表面に附着しているインクは、一時的にその表
層部内へ惨み込んだ分も含めて、物品1の被印刷面への
印刷に供され、被印刷面の予定された個所へのみ充分に
転着せしめられる。
なお、上記した実施例では、被印刷物品1へ加えるべき
適等な周波数の振動として、超音波振動が利用され、従
ってその振動源には、集東ホーン10を振動エネルギー
の出力端とするような超音波振動発生器6が採用されて
いる。
然し乍ら上記物品1へ加えるべき振動の周波数は、超音
波領域の範囲内に限られることなく、該領域より低い範
囲の低周波振動をその物品1へ加えるようにしても、パ
ッド表面へ附着したインクの被印刷面への転着は、同様
にして充分に実現される。従って採用すべき振動源とし
ては、図例のような超音波振動子を内蔵した発生器6の
ほか、これより周波数の低い振動を電磁的もしくは機械
的に発生させ得るようなものであっても良い。但し、ど
のような周波数の振動を利用する場合に於ても、その振
幅はできるだけ4・である方が望ましい。以上の如く、
本発明は印刷対象物品の被印刷面にインクパッドが押し
付けられているとき上記物品に適当な周波数の振動を与
えて、その振動をインクパッド‘こも伝わらせ、この振
動で、インクパッド内へ惨み込んだインクをもパッド表
面へ惨み出させ乍ら、該パッドから被印刷面へのインク
の転着を助長し促進させるようにしたものであるから、
このような本発明によれば、被転写面への刷りが薄く且
つ不鮮明になりがちであったパッド印刷に於ても、濃く
且つ鮮明な印刷を容易に実現させ得て、質の向上とそれ
に伴なう適用範囲の拡大を図り得ると共に、インクパッ
ド内へ惨み込んだインクが該パッド内にとどまって固化
する事態を予防し得るため、インクパッドの弾力性を永
く総タ持させ得て、印刷作業終了時における該パッドの
洗浄も簡便ならしめ得る等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す一部欠戦正面図、第2図
は要部の印刷状態を示す欠教拡大正面0図である。 1・・・・・・印刷対象物品、2・・・・・・沿具、3
・・・・・・空洞、5・・・・・・機台、6・・・・・
・超音波振動発生器、10・・・・・・集東ホーン、1
1・・・・・・インクパッド、13..・…印版。 叢ノ図 第2‘図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インクパツドを使用するパツド印刷機に於て、印版
    からインクがパツド表面へ移されたインクパツドを印刷
    対象物品の被印刷面へ押し付けるとき、その物品へ、振
    幅が小で振動方向が被印刷面に垂直なる適当な周波数の
    振動を与えるようにしたことを特徴とするパツド印刷機
    のインク転着助長方法。 2 インクパツドを使用するパツド印刷機に於て、印刷
    対象物品を保持する治具に振動発生器の長さ方向へ往復
    振動する出力端が挿入され、この出力端が、上記の治具
    で保持した物品へこれの被印刷面と垂直な方向に当接さ
    せられることを特徴とするパツド印刷機のインク転着助
    長装置。
JP17043981A 1981-10-23 1981-10-23 パツド印刷機のインク転着助長方法及び装置 Expired JPS6021868B2 (ja)

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JP17043981A JPS6021868B2 (ja) 1981-10-23 1981-10-23 パツド印刷機のインク転着助長方法及び装置

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JPS5871160A JPS5871160A (ja) 1983-04-27
JPS6021868B2 true JPS6021868B2 (ja) 1985-05-29

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JP17043981A Expired JPS6021868B2 (ja) 1981-10-23 1981-10-23 パツド印刷機のインク転着助長方法及び装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025756A (ja) * 1983-07-25 1985-02-08 Taihei Kogyo Kk 紫外線硬化型インクを用いたパツド印刷方法
JPS63237953A (ja) * 1987-03-27 1988-10-04 Sony Corp 凹版印刷装置
US5088401A (en) * 1990-11-30 1992-02-18 Kabushiki Kaisha Shinkawa Marking method and apparatus

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JPS5871160A (ja) 1983-04-27

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