JPH0759400B2 - パッド印刷方法 - Google Patents
パッド印刷方法Info
- Publication number
- JPH0759400B2 JPH0759400B2 JP1123486A JP12348689A JPH0759400B2 JP H0759400 B2 JPH0759400 B2 JP H0759400B2 JP 1123486 A JP1123486 A JP 1123486A JP 12348689 A JP12348689 A JP 12348689A JP H0759400 B2 JPH0759400 B2 JP H0759400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- electronic component
- printing
- printing method
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Printing Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば電子部品の表面に製品名や特性を示す
文字,記号等を印刷する場合に用いられるパッド印刷方
法に関する。
文字,記号等を印刷する場合に用いられるパッド印刷方
法に関する。
従来の技術およびその課題 この印刷方法は、既に知られているように第5図に示す
如く、印刷すべき文字,記号等(この例ではE字)の形
状に凹部3aが形成されたエッチング板3の前記凹部3aに
インク11を付着させ、その上から弾力性のあるパッド10
を押付けてパッド10の周面にインク11を付着させ、次い
でこのパッド10を、例えば積層コンデンサ等の角型をし
た電子部品1がマトリックス状に配列された保持具2の
上に移動させて上から押付け、電子部品1にインク11を
転写させて印刷する方法である。
如く、印刷すべき文字,記号等(この例ではE字)の形
状に凹部3aが形成されたエッチング板3の前記凹部3aに
インク11を付着させ、その上から弾力性のあるパッド10
を押付けてパッド10の周面にインク11を付着させ、次い
でこのパッド10を、例えば積層コンデンサ等の角型をし
た電子部品1がマトリックス状に配列された保持具2の
上に移動させて上から押付け、電子部品1にインク11を
転写させて印刷する方法である。
ところで、この方法において用いるパッド10の形状は、
図示のようにほぼ逆円錐状をしているため、これをエッ
チング板や保持具上面に押付けて弾性変形させると、第
6図に特徴的に示すようにパッド10の先端部10aが浮き
上がってしまって、その部分にインクが付きにくくな
る。又、浮かない場合は、圧力が集中してインクがつぶ
れて広がり、文字,記号等が判別しにくくなる。この結
果、従来のパッド印刷方法は以下のような欠点があっ
た。
図示のようにほぼ逆円錐状をしているため、これをエッ
チング板や保持具上面に押付けて弾性変形させると、第
6図に特徴的に示すようにパッド10の先端部10aが浮き
上がってしまって、その部分にインクが付きにくくな
る。又、浮かない場合は、圧力が集中してインクがつぶ
れて広がり、文字,記号等が判別しにくくなる。この結
果、従来のパッド印刷方法は以下のような欠点があっ
た。
上述の如くパッド10の先端部10aが印刷に使用できな
いので、第5図に示す如くエッチング板3や保持具2の
先端部10aが当たる部分に印刷不能箇所Aが生じる。こ
の場合、電子部品への印刷の機械化を図るためには、前
記A箇所のみ電子部品を搭載しないようにすることは困
難なので、通常は前記A箇所を含む行B及び列C上にも
電子部品を設けていない。この結果、生産性が低くなっ
ていた。
いので、第5図に示す如くエッチング板3や保持具2の
先端部10aが当たる部分に印刷不能箇所Aが生じる。こ
の場合、電子部品への印刷の機械化を図るためには、前
記A箇所のみ電子部品を搭載しないようにすることは困
難なので、通常は前記A箇所を含む行B及び列C上にも
電子部品を設けていない。この結果、生産性が低くなっ
ていた。
また、1回の印刷面積を広く確保するためにパッドを
大きく変形させるところから、印刷に寄与するパッド部
分において先端部10aに近い側と遠い側とで変形量が異
なり、印刷された文字や記号等の形が変形して品質上の
バラツキが招来される。
大きく変形させるところから、印刷に寄与するパッド部
分において先端部10aに近い側と遠い側とで変形量が異
なり、印刷された文字や記号等の形が変形して品質上の
バラツキが招来される。
本発明はかかる課題を解決すべくなされたものであり、
上述の印刷不能箇所をなくし、かつ印刷の品質向上を図
れるパッド印刷方法を提供することを目的とする。
上述の印刷不能箇所をなくし、かつ印刷の品質向上を図
れるパッド印刷方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、パッドを用いて文字,記号等を多数の電子部
品表面に一度に転写させて印刷するパッド印刷方法にお
いて、電子部品1個に対してパッドを1つの割合で使用
して転写を行うことを特徴とする。
品表面に一度に転写させて印刷するパッド印刷方法にお
いて、電子部品1個に対してパッドを1つの割合で使用
して転写を行うことを特徴とする。
作用 本発明にあっては、1つのパッドで電子部品1個分の印
刷を行うので、電子部品の配置位置に応じてパッドも配
置すれば、電子部品の配置状態に拘わらず全ての電子部
品に印刷を行うことができ、また各パッドの変形量が同
一かつ小であるので各電子部品において印刷状態が均一
となる。
刷を行うので、電子部品の配置位置に応じてパッドも配
置すれば、電子部品の配置状態に拘わらず全ての電子部
品に印刷を行うことができ、また各パッドの変形量が同
一かつ小であるので各電子部品において印刷状態が均一
となる。
実施例 第1図は本発明の実施状態を示す模式図である。2は上
面に設けた穴2aに積層コンデンサ等の電子部品1が装着
された板状の保持具、3はE字状にインク貯留用凹部3a
が上面に形成されたエッチング板であり、4は下面にパ
ッド5が取付けられた治具である。
面に設けた穴2aに積層コンデンサ等の電子部品1が装着
された板状の保持具、3はE字状にインク貯留用凹部3a
が上面に形成されたエッチング板であり、4は下面にパ
ッド5が取付けられた治具である。
上記穴2a,凹部3a及びパッド5は、全く同一の位置関係
で同じ数だけ多数設けられており、パッド5については
第2図(背面図)に示すように、従来のパッドと同じ形
状のものを、1個分の電子部品1に対し印刷が可能な大
きさに縮小している。
で同じ数だけ多数設けられており、パッド5については
第2図(背面図)に示すように、従来のパッドと同じ形
状のものを、1個分の電子部品1に対し印刷が可能な大
きさに縮小している。
本発明は、かかる装置を使用して次のようにして印刷を
行う。
行う。
先ず、エッチング板3の上面に所定のインクを塗ったの
ち、布等を用いて余分のインクを拭き取り、凹部3aにイ
ンクを残す。
ち、布等を用いて余分のインクを拭き取り、凹部3aにイ
ンクを残す。
この状態のエッチング板3の上に、パッド5を下側にし
て治具4を降下させて上面にパッド5を押付け、各パッ
ド5に夫々E字状をしたインクを付着させる。
て治具4を降下させて上面にパッド5を押付け、各パッ
ド5に夫々E字状をしたインクを付着させる。
次いで、治具4を保持具2の上に移動させ、保持具2と
位置合わせした状態で治具4を降下させて各パッド5を
夫々電子部品1の上面に押付け、インクを電子部品1の
表面に付着して転写させる。
位置合わせした状態で治具4を降下させて各パッド5を
夫々電子部品1の上面に押付け、インクを電子部品1の
表面に付着して転写させる。
なお、上記実施例ではパッドとしてほぼ逆円錐状のもの
を使用しているが、本発明はこれに限らず、どのような
形状のものを使用してもよい。第3図の(a)〜(h)
はその一例を示すものである。
を使用しているが、本発明はこれに限らず、どのような
形状のものを使用してもよい。第3図の(a)〜(h)
はその一例を示すものである。
また、本発明は、このようなパッドが1つずつ分離され
たものを使用する必要はなく、治具に取りつけた部分が
一体化され、途中から各電子部品に相当するように分離
させてあるパッドを用いてもよく、要はインクを付着さ
せる下面側に第3図に示したような突起があればよい。
たものを使用する必要はなく、治具に取りつけた部分が
一体化され、途中から各電子部品に相当するように分離
させてあるパッドを用いてもよく、要はインクを付着さ
せる下面側に第3図に示したような突起があればよい。
そして、また、上記実施例では保持具2にて保持した電
子部品1と同じ数だけ治具4にパッド5を取付けている
が、本発明はこれに限らず、電子部品1個に対してパッ
ドを1つの割合で使用する状態で、電子部品1よりも少
ない数のパッド5を治具4に取付け、数回にわたって印
刷を行うようにしても実施できる。
子部品1と同じ数だけ治具4にパッド5を取付けている
が、本発明はこれに限らず、電子部品1個に対してパッ
ドを1つの割合で使用する状態で、電子部品1よりも少
ない数のパッド5を治具4に取付け、数回にわたって印
刷を行うようにしても実施できる。
更に、本発明は、保持具2にて保持した電子部品1の位
置関係によって、電子部品1が粗密状態となればそれに
応じてパッドも配列すればよい。このとき、第4図に示
すように、隣合うパッド5が接触するようにしてもよ
い。
置関係によって、電子部品1が粗密状態となればそれに
応じてパッドも配列すればよい。このとき、第4図に示
すように、隣合うパッド5が接触するようにしてもよ
い。
発明の効果 以上詳述した如く本発明による場合には、1つのパッド
で電子部品1個分の印刷を行うので、電子部品の配置位
置に応じてパッドも配置すれば、電子部品の配置状態に
拘わらず全ての電子部品に印刷を行うことが可能とな
り、従来のような印刷不能箇所がなく印刷機の処理能力
の向上やコストダウンを図れる。
で電子部品1個分の印刷を行うので、電子部品の配置位
置に応じてパッドも配置すれば、電子部品の配置状態に
拘わらず全ての電子部品に印刷を行うことが可能とな
り、従来のような印刷不能箇所がなく印刷機の処理能力
の向上やコストダウンを図れる。
また、各パッドの変形量が同一であるので各電子部品に
おいて印刷状態を均一にすることが可能となり、印刷不
良の製品の選別を不要にできると共にこれによるコスト
ダウンが可能になるという効果がある。
おいて印刷状態を均一にすることが可能となり、印刷不
良の製品の選別を不要にできると共にこれによるコスト
ダウンが可能になるという効果がある。
第1図は本発明の実施状態示す模式図、第2図は第1図
に示す治具の背面図、第3図は本発明に使用するパッド
例を複数示す模式図、第4図は治具への他のパッド取付
け例を示す斜視図、第5図は従来のパッド印刷方法によ
る場合の印刷状態を示す斜視図、第6図は従来のパッド
を押付けた状態示す側面図である。 1……電子部品、4……治具、5……パッド。
に示す治具の背面図、第3図は本発明に使用するパッド
例を複数示す模式図、第4図は治具への他のパッド取付
け例を示す斜視図、第5図は従来のパッド印刷方法によ
る場合の印刷状態を示す斜視図、第6図は従来のパッド
を押付けた状態示す側面図である。 1……電子部品、4……治具、5……パッド。
Claims (1)
- 【請求項1】パッドを用いて文字,記号等を多数の電子
部品表面に一度に転写させて印刷するパッド印刷方法に
おいて、 電子部品1個に対してパッドを1つの割合で使用して転
写を行うことを特徴とするパッド印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1123486A JPH0759400B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | パッド印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1123486A JPH0759400B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | パッド印刷方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02301479A JPH02301479A (ja) | 1990-12-13 |
JPH0759400B2 true JPH0759400B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=14861820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1123486A Expired - Lifetime JPH0759400B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | パッド印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0759400B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5295005B2 (ja) * | 2009-06-16 | 2013-09-18 | 株式会社秀峰 | 印刷方法および被印刷体 |
JP5164909B2 (ja) * | 2009-04-01 | 2013-03-21 | 株式会社秀峰 | 印刷方法および被印刷体 |
WO2010113373A1 (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-07 | 株式会社秀峰 | 印刷方法および被印刷体 |
JP7189803B2 (ja) * | 2018-02-28 | 2022-12-14 | 三ツ星ベルト株式会社 | 伝動ベルトのマーク印刷方法 |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP1123486A patent/JPH0759400B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02301479A (ja) | 1990-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628 Year of fee payment: 13 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628 Year of fee payment: 14 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |