JPS60217158A - インクジエツトプリンタの印字よれ検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明はインクジェットプリンタの印字よれ検出装置に
係り、更に詳しくは、インクジェットノズルから噴出さ
れたインク滴を検出部に付着させ、インクの導電性を利
用してインク滴の付着位置を決定し、印字よれを検出す
るよう構成された、インクジェットプリンタの印字よれ
検出装置に関するものである。

［従来技術］ 従来、この種の検出装置においては、印字よれの検出の
際に、検出部に付着したインクは、検出終了後、次回検
出のために使用者が何らかの方法でふき取るなどして除
去しなけらばならなかった。そのため、印字よれの再度
検出に際しては使用者に面倒な手間をかけてしまうとい
う欠点があった。

［目　的］ 本発明は、以上のような従来の欠点を除去するために成
されたもので、印字よれの再検出に際しても、検出部に
ついたインク滴を簡単な操作で除去できるよう構成した
インクジェットプリンタの印字よれ検出装置を提供する
ことを目的としている。

［実施例］ 第１〜第６図は、本発明の一実施例を説明するもので、
第１図は本実施例の概略斜視図である。

図において、符号ｌで示すものは、ホルダーであり、こ
のホルダーの一側面ｌａ上に、印字よれ検出部３が設け
られている。ホルダー１の内部には、側面１ａと隣接す
る側面１ｂからその側面１ｂに対向する他の側面に向か
って、開口１ｃが側面１ａと平行にあけられている。

更に、ホルダー１には、開口１ｃを貫通し、更に側面１
ａに接する様に、後述するインク除去装置が上下方向に
平行移動自在に取付けられている。

ホルダホー鴇内部には第２図に示す構造の駆動装置が収
納されている。

図において、符号４で示すものはアームであり、このア
ーム４はビス等で第３図に示すように付着インク除去装
置２に固定されている。アーム４の中心部には、透孔４
ａが開けられており、その透孔を取り巻く様にアーム４
の内部には、コイル５が巻かれている。

そして、透孔４ａを貫通するように、上下方向に永久磁
石６がホルダー１に固定されて設置されており、この永
久磁石６に沿って、アーム４は付着インク除去装置２と
共に上下方向に自由に平行移動できるよう構成されてい
る。

付着インク除去装置２の内部構造は、第３図に示す如く
である。図において符号７で示すものは、付着インク除
去ローラであり、この付着インク除去ローラ７は付着イ
ンク除去装置２に固定されたローラ支軸８に回転自在に
取付けられている。伺着インク除去ローラ７はホルダー
１の側面１ａに接するよう構成されている。

上記付着インク除去ローラ７の構成部材としては、ベル
イータなどのインク吸収体が用いられる。

第４図に示したものは、本実施例の駆動回路で、図にお
いて符号９で示すものは制御部であり、この制御部９は
インバータＩＮＶ、抵抗Ｒ１を介して、スイッチングト
ランジスタＱ１に接続され、前記コイル５の駆動制御を
行なう。

この駆動回路は、スイッチングトランジスタＱ１を外部
操作によりオン／オフすること【こよって、コイル５に
流れる電流をオン／オフすることができるよう構成され
てしする。

以上の構成の印字よれ検出装置を、インクジェットプリ
ンタ本体に取付けた時の状態の概略図を第５図に示す。

図において符号１０で示すものｔｔヘッドユニットを搭
載したキャリッジであり、このギヤ１ノツジ−１Ｏはフ
レーム１１に固定されたヘッド゛力′イド１２に平行移
動自在に取付けられてｌ、％る。

キャリッジ１０はヘッドガイド１２４こ沿って右方向（
フォア方向）あるいは左方向（／ヘツク方向）に平行移
動しながら、図示しなｌ、％インクジェットノズルから
インク滴を噴出し、て、プＩＪンタ用紙１３上に、印字
ライン１４１こ沿って印字ドツト１５を記録する。

印字よれ検出装置は、検出部３の中央部を印字ライン１
４が横ぎるように、印字ラインと平行に取付けられる。

更にインクジェットノズルと検出部３との間の距離はイ
ンクジエットノズＪしとプ１ノンタ用紙１３とｄ距離と
等しくなるよう設置されている。

以上の構成において、外部操作により、スイッチングト
ランジスタＱ１をオンすると、コイル５には電流が流れ
、その回りに磁界が発生する。その際の、コイル５の磁
極は、永久磁石６の磁極と逆向きになるように設置する
。すなわち、Ｑｌをオンすると、磁界の反発現象により
、アーム４は、コイル５と共に上方へ持ち上げられ、同
時に付着インク除去装置２も上方へ持ち上げられ、開口
１ｃの上端に接して止まる。

スイッチングトランジスタＱ１をオフすると、自重によ
りアーム４．コイル５．及び付着インク除去装置２は下
方へ落ち、やはσ袖口ＩＣの下端に接触して止まる。こ
のようにスイッチングトランジスタＱｒをオン／オンす
るたびに、付着インク除去装置は上下方向へ平行移動し
、それに伴って付着インク除去ローラ７はホルダー１の
側面１ａに軽く圧接しながら、やｔ４り上下方向に回転
移動する。

印字よれ検出の際には、キャリッジ１０が印字よれ検出
装置の検出部３の正面へ移動し、インクジェットノズル
から検出部３に向かってインク滴を噴出−するが、この
検出部３に付着したインクは上記付着インク除去ローラ
７の圧接回転運動により除去される。

ところで、検出部３の具体的な構造はｆＪＩＪ６図に示
すようになっている。即ち、第６図においてＶｃｃは電
源側の電極で、複数個の電源電極と対応してＤ　ｏ　”
　Ｄ　７の検出用電極が所定間隔はなして複数個設けら
ている。

このような電極配置のもとに導電性のインク滴１７．１
８が電極間に当たると、Ｖｃｃ側と検出用電極Ｄ　ｃ）
　＝　０７のいずれかかが導通し、インク滴がどの位置
に噴射されたかがわかり、ずれの状態カダ判明する。

キャリッジ１０を前後に移動させつつインク滴を噴射し
、インク滴が第６図に符号１７．１８で示すようにずれ
た場合、これが印字よれの原因となるため、インク滴１
７．１８が重なるようにインク滴の噴射時間の調整を行
ない、ずれによる印字よれが発生しないようにすること
ができる。

本実施例は、以上のように外部操作によるスイッチング
トランジスタＱ１のオン／オフにより付着インク除去ロ
ーラ７が印字よれ検出装置の検出部３上を１往復だけ回
転運動して付着インクを除去するため、検出部３に付着
したインクをすばやく簡単に除去できるという効果が得
られる。

［効　果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、外部
スイッチの操作により印字よれ検出装置の検出部上を付
着インク除去ローラが回転するという構造を採用してい
るため、印字よれ検出後に、手軽にすばやく、検出部上
のインク滴を除去して１次の印字よれ検出に備えること
ができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

ｆｆ５１図〜第６図は本発明の一実施例を説明する図で
、第１図は本実施例の外観を示す概略斜視図、第２図は
本実施例の駆動部を示す概略斜視図、第５図は本実施例
をインクジェットプリンタ本体に取付けた時の状態を示
す概略断面図、第６図は印字よれ検出部の構造とその検
出方法を示す説明図である。 ３・・・検出部 ７・・・付着インク除去ローラ 第１図 ＠ｑ２図　第３図 ２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インクジェットノズルから噴出されたインク滴を検出部
   に付着させ、インクの導電性を利用してインク滴の付着
   位置を決定し、印字よれを検出するよう構成されたイン
   クジェットプリンタの印字よれ検出装置において、外部
   スイッチの操作により、上記印字よれ検出装置の検出部
   上を付着インク除去ローラが圧接回転移動するよう構成
   されたことを特徴とするインクジェットプリンタの印字
   よれ検出装置。