JPH0429547B2 - - Google Patents
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- JPH0429547B2 JPH0429547B2 JP11552282A JP11552282A JPH0429547B2 JP H0429547 B2 JPH0429547 B2 JP H0429547B2 JP 11552282 A JP11552282 A JP 11552282A JP 11552282 A JP11552282 A JP 11552282A JP H0429547 B2 JPH0429547 B2 JP H0429547B2
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- JP
- Japan
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- ink
- recovery processing
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- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/20—Ink jet characterised by ink handling for preventing or detecting contamination of compounds
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
本発明はインクによつてドツト記録を行う装置
に適用できて、高品位な記録を行う為の回復処理
を行う回復処理方法に関する。
に適用できて、高品位な記録を行う為の回復処理
を行う回復処理方法に関する。
［従来技術］
インクジエツト記録装置におけるインクジエツ
トノズルの口径は1/10mm程度と非常に細長いので
長時間使用せずに放置された場合、インクの粘性
の変化により、インクの目づまり等をおこし通常
の記録が行えない場合があつた。従来、この欠点
を改良する為に例えば特公昭52−2780号のように
印字指令の直後に印字に無関係の準備用吐出（以
下空吐出と称す）を行わせ、インク吐出の回復処
理を行う例が知られている。
トノズルの口径は1/10mm程度と非常に細長いので
長時間使用せずに放置された場合、インクの粘性
の変化により、インクの目づまり等をおこし通常
の記録が行えない場合があつた。従来、この欠点
を改良する為に例えば特公昭52−2780号のように
印字指令の直後に印字に無関係の準備用吐出（以
下空吐出と称す）を行わせ、インク吐出の回復処
理を行う例が知られている。
以下、記録装置に関連する従来技術を列挙する
と、特公昭52−8063号は、タイマ時間経過毎に空
吐出する技術を開示している。
と、特公昭52−8063号は、タイマ時間経過毎に空
吐出する技術を開示している。
特開昭50−57518号は、記録停止時に間欠的に
インクを吐出させる技術、特公昭56−38991号は
インク供給系におけるインク漏れ等の検知に基づ
く警報信号に応じて、乾燥防止のためのインク噴
射を停止する技術を開示している。又、実開昭52
−42031号はインク噴射に対する予備インク噴射
の際に噴射されるインク滴を吸着帯で吸着する技
術、特開昭52−137336号はノズルの乾きによる弊
害を防止するためのテスト噴射を乾燥の度合いに
応じて行う技術を開示している。
インクを吐出させる技術、特公昭56−38991号は
インク供給系におけるインク漏れ等の検知に基づ
く警報信号に応じて、乾燥防止のためのインク噴
射を停止する技術を開示している。又、実開昭52
−42031号はインク噴射に対する予備インク噴射
の際に噴射されるインク滴を吸着帯で吸着する技
術、特開昭52−137336号はノズルの乾きによる弊
害を防止するためのテスト噴射を乾燥の度合いに
応じて行う技術を開示している。
又、特開昭54−9928号はノズルの乾きに基づく
インク切れが発生した場合、所定の位置で回復動
作を行い、インク切れが発生した位置にヘツドを
移動させてから印字信号の受け入れを再開する技
術、特開昭54−48551号はノズルの目づまりによ
る弊害を防止するべく始動時に通常より強い噴射
駆動力を与える技術、特開昭55−82660号はイン
ク滴の噴射中断時間が所定時間経過後に全てのノ
ズルからインク液を吐出する技術が開示されてい
る。
インク切れが発生した場合、所定の位置で回復動
作を行い、インク切れが発生した位置にヘツドを
移動させてから印字信号の受け入れを再開する技
術、特開昭54−48551号はノズルの目づまりによ
る弊害を防止するべく始動時に通常より強い噴射
駆動力を与える技術、特開昭55−82660号はイン
ク滴の噴射中断時間が所定時間経過後に全てのノ
ズルからインク液を吐出する技術が開示されてい
る。
しかし、それぞれ種々の改良が行われているわ
けであるが、まだまだ改良の余地がある。
けであるが、まだまだ改良の余地がある。
つまり、特に口径付近の空気に接している部分
のインクは放置時間以外にも外部の温度の影響を
受け、粘度等の変化が起こり、この状態のままで
通常の回復処理や通常の印字動作の制御を行う
と、印字動作時には、インク吐出を行わない状況
や吐出方向が大きく狂う場合がある。この様な状
態で図形や文字データ等の印字を実行した場合、
全く印字しない部分と文字、数字が印字される部
分とが混在したり、意味不明の文字や意味の異な
る文字や数字として印字されたりするなどの不良
印字が予想される。特開昭56−146763号公報で
は、温度が所定以上になると、圧電素子による励
振をやめ、ヘツド構成部材の破壊、機能停止等の
悪影響を未然に防止する技術が開示されている
が、温度に基づいて、前記インク吐出の回復処理
の制御を変えることは到底期待できるものではな
かつた。
のインクは放置時間以外にも外部の温度の影響を
受け、粘度等の変化が起こり、この状態のままで
通常の回復処理や通常の印字動作の制御を行う
と、印字動作時には、インク吐出を行わない状況
や吐出方向が大きく狂う場合がある。この様な状
態で図形や文字データ等の印字を実行した場合、
全く印字しない部分と文字、数字が印字される部
分とが混在したり、意味不明の文字や意味の異な
る文字や数字として印字されたりするなどの不良
印字が予想される。特開昭56−146763号公報で
は、温度が所定以上になると、圧電素子による励
振をやめ、ヘツド構成部材の破壊、機能停止等の
悪影響を未然に防止する技術が開示されている
が、温度に基づいて、前記インク吐出の回復処理
の制御を変えることは到底期待できるものではな
かつた。
［目的］
以上の点に鑑み、本発明は、検出される周囲温
度が低い場合は、回復処理の為のインクの吐出の
量を前記周囲温度が高い場合より多くすべく制御
を行い、周囲温度に基づいて、前記制御を適正に
行うことにより、回復処理の為のインクの吐出
が、不十分で、十分にインクの吐出が回復されな
いまま回復処理が終了してしまうという不都合を
防止することを目的としている。
度が低い場合は、回復処理の為のインクの吐出の
量を前記周囲温度が高い場合より多くすべく制御
を行い、周囲温度に基づいて、前記制御を適正に
行うことにより、回復処理の為のインクの吐出
が、不十分で、十分にインクの吐出が回復されな
いまま回復処理が終了してしまうという不都合を
防止することを目的としている。
以上の点に鑑み、本発明は、検出される周囲温
度に基づいて、回復処理の為のインクの吐出の量
を変化させるべく制御を行い、前記周囲温度が高
い場合、回復処理の為のインクの吐出が、必要以
上行われる等の無駄を防ぐことを目的としてい
る。
度に基づいて、回復処理の為のインクの吐出の量
を変化させるべく制御を行い、前記周囲温度が高
い場合、回復処理の為のインクの吐出が、必要以
上行われる等の無駄を防ぐことを目的としてい
る。
［実施例］
第１図は本発明に係るインクジエツト記録装置
の一例を示す。本装置はリニアモータのコイル
（図示せず）と一体となつたキヤリツジCAがこの
リニアモータにより駆動されて往復動作し、その
動作中、キヤリツジCAに搭載されたインクジエ
ツトノズルＮからインク滴を吐出して印字を実行
するものである。PMはリニアモータ用永久磁
石、Y1は磁性体による底板、Y2は磁性体による
摺動軸である。第１図においてLB及びPBは、そ
れぞれ、ホームポジシヨン検知のためのホトイン
タラプタを構成する発光ダイオードおよびホトト
ランジスタであり、キヤリツジCAと一体となつ
た遮へい板SBが発光ダイオードLBとホトトラン
ジスタPBとの間の光通路を遮ることにより、ホ
トトランジスタPBからの出力信号が変化してホ
ームポジシヨンの検出を行なうものである。KP
はノズルＮにゴミ等が付着してインク不吐出とな
つた際にノズルＮにキヤツプしてノズルＮからイ
ンクを吸い出して回復させるキヤツピング回復機
構であり、ホームポジシヨンにおけるノズル位置
と対応している。更に、図中のD1およびD2はキ
ヤリツジCAの当接衝撃緩衝用バツフア、PLはプ
ラテンであり、このプラテンPLはステツピング
モータSPにより歯車G1およびG2を介して駆動さ
れて副走査方向の紙送りを行う。MTはインク貯
留用メインタンク、STは同じくサブタンクであ
り、両タンクMTとSTとの間をインクチユーブ
T1で連通させる。ＰはチユーブT1の支持部材で
あり、それによりチユーブT1を底板Y1に固定す
る。SSはキヤリツジCAの主走査方向の位置を検
出するスリツト板であり、更にPCはインクノズ
ル制御用プリント基板、FLはプリント基板PCと
の信号授受を行うためのフレキシブル配線板であ
る。
の一例を示す。本装置はリニアモータのコイル
（図示せず）と一体となつたキヤリツジCAがこの
リニアモータにより駆動されて往復動作し、その
動作中、キヤリツジCAに搭載されたインクジエ
ツトノズルＮからインク滴を吐出して印字を実行
するものである。PMはリニアモータ用永久磁
石、Y1は磁性体による底板、Y2は磁性体による
摺動軸である。第１図においてLB及びPBは、そ
れぞれ、ホームポジシヨン検知のためのホトイン
タラプタを構成する発光ダイオードおよびホトト
ランジスタであり、キヤリツジCAと一体となつ
た遮へい板SBが発光ダイオードLBとホトトラン
ジスタPBとの間の光通路を遮ることにより、ホ
トトランジスタPBからの出力信号が変化してホ
ームポジシヨンの検出を行なうものである。KP
はノズルＮにゴミ等が付着してインク不吐出とな
つた際にノズルＮにキヤツプしてノズルＮからイ
ンクを吸い出して回復させるキヤツピング回復機
構であり、ホームポジシヨンにおけるノズル位置
と対応している。更に、図中のD1およびD2はキ
ヤリツジCAの当接衝撃緩衝用バツフア、PLはプ
ラテンであり、このプラテンPLはステツピング
モータSPにより歯車G1およびG2を介して駆動さ
れて副走査方向の紙送りを行う。MTはインク貯
留用メインタンク、STは同じくサブタンクであ
り、両タンクMTとSTとの間をインクチユーブ
T1で連通させる。ＰはチユーブT1の支持部材で
あり、それによりチユーブT1を底板Y1に固定す
る。SSはキヤリツジCAの主走査方向の位置を検
出するスリツト板であり、更にPCはインクノズ
ル制御用プリント基板、FLはプリント基板PCと
の信号授受を行うためのフレキシブル配線板であ
る。
第２図は本発明における電気回路部分の一例を
示し、ここで電源がスイツチSWより投入される
と、印字制御部PCTはモータ（キヤリツジ）の
順方向および逆方向駆動信号MFおよびMBをそ
れぞれ“０”および“１”とし、キヤリツジCA
を逆方向に駆動してホームポジシヨン方向へ移動
させる。その移動によりホトトランジスタPBに
よつてホームポジシヨンが検知されると、モータ
ー駆動電圧を下げてキヤリツジCAをダンバーD1
に押しつけ固定する。
示し、ここで電源がスイツチSWより投入される
と、印字制御部PCTはモータ（キヤリツジ）の
順方向および逆方向駆動信号MFおよびMBをそ
れぞれ“０”および“１”とし、キヤリツジCA
を逆方向に駆動してホームポジシヨン方向へ移動
させる。その移動によりホトトランジスタPBに
よつてホームポジシヨンが検知されると、モータ
ー駆動電圧を下げてキヤリツジCAをダンバーD1
に押しつけ固定する。
また、ホトトランジスタPBによるキヤリツジ
CAのホームポジシヨン検出出力は信号線４よ
り主制御部MCTにも伝達され、主制御部MCT
は、これにより、信号線１を“１”とし、この
“１”信号、すなわち電源投入検知信号をモノス
テーブルマルチバイブレータ（以下モノマルチと
呼ぶ）MM2に入力してモノマルチMM2を動作さ
せる。このモノマルチMM2の出力時間の設定の
ための時定数回路TC２には、温度を考慮してサ
ーミスタSR2を設けている。尚、言うまでもなく
サーミスタは温度によつて電気抵抗が連続的に変
化するものである。従つて、温度によつて例えば
室温等を基準温度として、その基準温度より低温
であれば出力時間幅を長くし、逆に高温であれば
時間幅を短くするような時定数に対応した抵抗値
となる様なサーミスタを時定数回路に設ければ良
い。
CAのホームポジシヨン検出出力は信号線４よ
り主制御部MCTにも伝達され、主制御部MCT
は、これにより、信号線１を“１”とし、この
“１”信号、すなわち電源投入検知信号をモノス
テーブルマルチバイブレータ（以下モノマルチと
呼ぶ）MM2に入力してモノマルチMM2を動作さ
せる。このモノマルチMM2の出力時間の設定の
ための時定数回路TC２には、温度を考慮してサ
ーミスタSR2を設けている。尚、言うまでもなく
サーミスタは温度によつて電気抵抗が連続的に変
化するものである。従つて、温度によつて例えば
室温等を基準温度として、その基準温度より低温
であれば出力時間幅を長くし、逆に高温であれば
時間幅を短くするような時定数に対応した抵抗値
となる様なサーミスタを時定数回路に設ければ良
い。
モノマルチMM2の出力信号をアンドゲート
AG3に入力してアンドゲートAG3を開放する。ア
ンドゲートAG3が開放すると、パルス発生器PG
からのパルスがオアゲートOG1を介し、インクジ
エツトヘツトドライバーPZDに入力し、パルス
発生器PGで定められた周波数でヘツドを駆動す
る。そして、インク滴をモノマルチMM2の出力
が“１”になつている時間だけ数ドツトまたは数
10ドツトだけ、その時の温度に応じて空吐出す
る。
AG3に入力してアンドゲートAG3を開放する。ア
ンドゲートAG3が開放すると、パルス発生器PG
からのパルスがオアゲートOG1を介し、インクジ
エツトヘツトドライバーPZDに入力し、パルス
発生器PGで定められた周波数でヘツドを駆動す
る。そして、インク滴をモノマルチMM2の出力
が“１”になつている時間だけ数ドツトまたは数
10ドツトだけ、その時の温度に応じて空吐出す
る。
以上が電源投入時の空吐出の動作であるが、次
に印字待機状態からの印字の際の空吐出について
説明する。
に印字待機状態からの印字の際の空吐出について
説明する。
記録装置にスイツチSWより電源投入後の印字
待機状態時に、第２図におけるタイマーTMはク
ロツク発生器CPGにより計時動作しており、あ
らかじめ決められた時間が経過すると信号線TO
に“１”を出力する。信号線TOが“１”になる
と、フリツプフロツプFFはセツトされ、その出
力Ｑが“１”になり、アンドゲートAD1が開放す
る。
待機状態時に、第２図におけるタイマーTMはク
ロツク発生器CPGにより計時動作しており、あ
らかじめ決められた時間が経過すると信号線TO
に“１”を出力する。信号線TOが“１”になる
と、フリツプフロツプFFはセツトされ、その出
力Ｑが“１”になり、アンドゲートAD1が開放す
る。
この様な状態の後、キー入力等により印字信号
Pinが入力されると、信号線ｐによりタイマー
TMはリセツトされて再カウントを開始し、また
アンドゲートAD1を通してモノマルチMM1を動
作させる。モノマルチMM1が動作すると、その
出力信号線poは時定数回路TC1により、設定さ
れた一定時間にわたつて“１”を出力する。この
設定時間は時定数回路TC2と同様、温度を考慮し
てサーミスタSR1を設けて、温度によつて、基準
温度より低温であれば出力時間幅を長くなし、逆
に高温であれば時間幅を短くなるようにする。
Pinが入力されると、信号線ｐによりタイマー
TMはリセツトされて再カウントを開始し、また
アンドゲートAD1を通してモノマルチMM1を動
作させる。モノマルチMM1が動作すると、その
出力信号線poは時定数回路TC1により、設定さ
れた一定時間にわたつて“１”を出力する。この
設定時間は時定数回路TC2と同様、温度を考慮し
てサーミスタSR1を設けて、温度によつて、基準
温度より低温であれば出力時間幅を長くなし、逆
に高温であれば時間幅を短くなるようにする。
モノマルチ出力信号線poより出力“１”が
得られると、その信号によりフリツプフロツプ
FFはリセツトされ、またアンドゲートAG2が開
くことによりパルス発生器PGの出力がオアゲー
トOG1を介して、上記同様ヘツドドライバーPZD
に入力される。それにより、インク滴をモノマル
チMM1が“１”になつている時間だけ数ドツト
または数10ドツトだけ吐出する。そしてモノマル
チMM1の出力が“０”になると、アンドゲート
AG2は閉成し、パルス発生器PGの出力はヘツド
ドライバーPZDに伝達されなくなり、通常印字
出力信号PDによるヘツドの駆動制御とインク滴
吐出とが行なわれる。
得られると、その信号によりフリツプフロツプ
FFはリセツトされ、またアンドゲートAG2が開
くことによりパルス発生器PGの出力がオアゲー
トOG1を介して、上記同様ヘツドドライバーPZD
に入力される。それにより、インク滴をモノマル
チMM1が“１”になつている時間だけ数ドツト
または数10ドツトだけ吐出する。そしてモノマル
チMM1の出力が“０”になると、アンドゲート
AG2は閉成し、パルス発生器PGの出力はヘツド
ドライバーPZDに伝達されなくなり、通常印字
出力信号PDによるヘツドの駆動制御とインク滴
吐出とが行なわれる。
そして、次のタイマーTMの一定時間経過後の
吐出は、先の印字信号Pinによりリセツトされて
から再スタートしたタイマーTMの時間が経過し
た後の印字信号Pinの入力により動作する。当然
のことながら、タイマーTMによる一定時間経過
前に印字信号Pinが入力された場合には、タイマ
ーTMはリセツトされて再スタートするのみで、
吐出に何ら影響を与えない。
吐出は、先の印字信号Pinによりリセツトされて
から再スタートしたタイマーTMの時間が経過し
た後の印字信号Pinの入力により動作する。当然
のことながら、タイマーTMによる一定時間経過
前に印字信号Pinが入力された場合には、タイマ
ーTMはリセツトされて再スタートするのみで、
吐出に何ら影響を与えない。
なお、この印字待機状態からの空吐出は、待機
状態であるため、前記同様にホームポジシヨン位
置のキヤツピング機構PKに向けて行なわれる。
また、モノマルチMM1とモノマルチMM2の基準
温度に対する時間設定は、異なる値に設定してお
き、電源オン時の空吐出と印字待機状態からの空
吐出とでは吐出数が異なり、それぞれの状態に応
じた空吐出とするのが好適である。
状態であるため、前記同様にホームポジシヨン位
置のキヤツピング機構PKに向けて行なわれる。
また、モノマルチMM1とモノマルチMM2の基準
温度に対する時間設定は、異なる値に設定してお
き、電源オン時の空吐出と印字待機状態からの空
吐出とでは吐出数が異なり、それぞれの状態に応
じた空吐出とするのが好適である。
以上から明らかなように、本発明によれば、温
度変化に応じた空吐出制御により、電源オフ状態
での長時間放置後の温度状況に応じた印字や印字
待機状態での温度状況に応じた印字に際して、そ
れぞれの温度に応じた空吐出をホームポジシヨン
位置におけるキヤツピング部分で行ない、粘度上
昇等変化したインクを吐出させ、吐出したインク
をキヤツプ内に収め、以て装置内を汚すことな
く、必要データの印字を確実に行なうことがで
き、印字の字抜けや印字乱れ等の不良印字を防止
し、良好な印字を得ることができる。
度変化に応じた空吐出制御により、電源オフ状態
での長時間放置後の温度状況に応じた印字や印字
待機状態での温度状況に応じた印字に際して、そ
れぞれの温度に応じた空吐出をホームポジシヨン
位置におけるキヤツピング部分で行ない、粘度上
昇等変化したインクを吐出させ、吐出したインク
をキヤツプ内に収め、以て装置内を汚すことな
く、必要データの印字を確実に行なうことがで
き、印字の字抜けや印字乱れ等の不良印字を防止
し、良好な印字を得ることができる。
［効果］
以上詳述した様に、本発明により、検出される
周囲温度が低い場合は、回復処理の為のインクの
吐出の量を前記周囲温度が高い場合より多くすべ
く制御を行い、周囲温度に基づいて、前記制御を
適正に行うことにより、回復処理の為のインクの
吐出が、不十分で、十分にインクの吐出が回復さ
れないまま回復処理が終了してしまうという不都
合を防ぐことが可能となつた。
周囲温度が低い場合は、回復処理の為のインクの
吐出の量を前記周囲温度が高い場合より多くすべ
く制御を行い、周囲温度に基づいて、前記制御を
適正に行うことにより、回復処理の為のインクの
吐出が、不十分で、十分にインクの吐出が回復さ
れないまま回復処理が終了してしまうという不都
合を防ぐことが可能となつた。
以上詳述した様に、本発明により、検出される
周囲温度に基づいて、回復処理の為のインクの吐
出の量を変化させるべく制御を行い、前記周囲温
度が高い場合、回復処理の為のインクの吐出が、
必要以上行われる等の無駄を防ぐことが可能とな
つた。
周囲温度に基づいて、回復処理の為のインクの吐
出の量を変化させるべく制御を行い、前記周囲温
度が高い場合、回復処理の為のインクの吐出が、
必要以上行われる等の無駄を防ぐことが可能とな
つた。
第１図は本発明インクジエツト記録装置の一例
の外観を示す斜視図、第２図は本発明インクジエ
ツト記録装置の電気回路部分の構成の一例を示す
回路図である。 CA……キヤリツジ、Ｎ……インクジエツトノ
ズル、PM……リニアモータ用永久磁石、Y1……
磁性体による底板、Y2……磁性体による摺動軸、
LB……発光ダイオード、PB……ホトトランジス
タ、SB……遮へい板、KP……キヤツピング回復
機構、D1，D2……キヤリツジCAの当接衝撃緩衝
用バツフア、PL……プラテン、SP……ステツピ
ングモータ、G1，G2……歯車、MT……インク
貯蔵用タンク、ST……サブタンク、T1……イン
クチユーブ、Ｐ……チユーブT1の支持部材、SS
……スリツト板、PC……インクノズル制御用プ
リント基板、FL……フレキシブル配線板、PCT
……印字制御部、MF……モータ（キヤリツジ
CA）の順方向駆動信号、MB……モータ（キヤ
リツジCA）の逆方向駆動信号、1，4，P，
TO，PO……信号線、MCT……主制御部、
MM1，MM2……モノステブルマルチバイブレイ
ータ、TC1，TC2……時定数回路、SR1，SR2…
…サーミスタ、AG1，AG2，AG3……アンドゲー
ト、OG1……オアゲート、PG……パルス発生器、
PZD……インクジエツトヘツドドライバー、SW
……スイツチ、TM……タイマ、CPG……クロツ
ク発生器、FF……フリツプフロツプ、Pin……印
字信号、PD……印字出力信号。
の外観を示す斜視図、第２図は本発明インクジエ
ツト記録装置の電気回路部分の構成の一例を示す
回路図である。 CA……キヤリツジ、Ｎ……インクジエツトノ
ズル、PM……リニアモータ用永久磁石、Y1……
磁性体による底板、Y2……磁性体による摺動軸、
LB……発光ダイオード、PB……ホトトランジス
タ、SB……遮へい板、KP……キヤツピング回復
機構、D1，D2……キヤリツジCAの当接衝撃緩衝
用バツフア、PL……プラテン、SP……ステツピ
ングモータ、G1，G2……歯車、MT……インク
貯蔵用タンク、ST……サブタンク、T1……イン
クチユーブ、Ｐ……チユーブT1の支持部材、SS
……スリツト板、PC……インクノズル制御用プ
リント基板、FL……フレキシブル配線板、PCT
……印字制御部、MF……モータ（キヤリツジ
CA）の順方向駆動信号、MB……モータ（キヤ
リツジCA）の逆方向駆動信号、1，4，P，
TO，PO……信号線、MCT……主制御部、
MM1，MM2……モノステブルマルチバイブレイ
ータ、TC1，TC2……時定数回路、SR1，SR2…
…サーミスタ、AG1，AG2，AG3……アンドゲー
ト、OG1……オアゲート、PG……パルス発生器、
PZD……インクジエツトヘツドドライバー、SW
……スイツチ、TM……タイマ、CPG……クロツ
ク発生器、FF……フリツプフロツプ、Pin……印
字信号、PD……印字出力信号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ インク滴によつてドツトにより記録を行う装
置に適用できる回復処理方法であつて、 周囲温度を検出して、 前記検出される周囲温度が低い場合は、回復処
理の為のインクの吐出の量を前記周囲温度が高い
場合より多くすべく制御をおこなうことを特徴と
する回復処理方法。 ２ 前記回復処理は、電源オン時に行われるとを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回復処理
方法。 ３ 前記回復処理は、所定時間の経過毎に行うこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回復
処理方法。 ４ 前記回復処理は、電源オン時或いは所定時間
の経過毎に行われ、それらのインク吐出量は互い
に異なることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の回復処理方法。 ５ 前記回復処理は、記録に無関係なインクの吐
出を、インクを吸引する部材に対向した位置にお
いて行われることを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の回復処理方法。 ６ 前記装置は、記録の為の信号を入力できるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回復
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11552282A JPS597053A (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | 回復処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11552282A JPS597053A (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | 回復処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS597053A JPS597053A (ja) | 1984-01-14 |
| JPH0429547B2 true JPH0429547B2 (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=14664605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11552282A Granted JPS597053A (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | 回復処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597053A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61158462A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | Canon Inc | インクジエツト記録装置 |
| JPS61266250A (ja) * | 1985-05-21 | 1986-11-25 | Canon Inc | インクジエツト記録装置 |
| JPS6219461A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-28 | Canon Inc | インクジエツト記録装置 |
| JP2537032B2 (ja) * | 1985-10-01 | 1996-09-25 | キヤノン株式会社 | インクジエツト記録装置の作動方法 |
| JPH0416016Y2 (ja) * | 1985-11-08 | 1992-04-10 | ||
| JP2741017B2 (ja) * | 1986-02-04 | 1998-04-15 | キヤノン株式会社 | 液体噴射記録装置 |
| JP3281289B2 (ja) | 1997-06-06 | 2002-05-13 | シャープ株式会社 | インクジェットヘッドの乾燥防止装置 |
| JP4590129B2 (ja) | 2001-06-07 | 2010-12-01 | キヤノン株式会社 | 記録装置及び予備吐出制御方法 |
-
1982
- 1982-07-05 JP JP11552282A patent/JPS597053A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS597053A (ja) | 1984-01-14 |
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